クリスティ・ハイテンション
漫画
作者:新谷かおる,
出版社:メディアファクトリー,
掲載誌:コミックフラッパー,
レーベル:MFコミックス,
発表期間:8月5日,
巻数:全7巻全5巻,
話数:全13章+ Extraエピソード1話,
以下はWikipediaより引用
要約
『クリスティ・ハイテンション』(Christie HIGH TENSION)は、新谷かおるによる日本の漫画作品である。本項では続編の『クリスティ・ロンドンマッシブ』(Christie LONDON MASSIVE)についても併せて解説する。
両作品は、日本においては『コミックフラッパー』(メディアファクトリー)において連載され、単行本はMFコミックスより刊行されている。日本国外においても翻訳版が刊行されている。
以下の記述では特に使い分けを行う場合を除き、両者を併せて「本作」と表記する。また、記述の簡略化のため『クリスティ・ハイテンション』をHT、『クリスティ・ロンドンマッシブ』をLMと省略する。
概要
本作は、アーサー・コナン・ドイルによるシャーロック・ホームズの冒険譚を基に、ホームズの姪クリスティを主人公に設定し、時に伯父と協力し時に独力で難事件を解決するスタイルに翻案した作品(シャーロック・ホームズ・パスティーシュの1つ)である。作中におけるアレンジとしての具体例としては、ホームズ冒険譚の一部改変とエピソードの追加、登場人物について新谷の過去作品からのスター・システム出演などがある。
また、『クリスティ・ハイテンション』ストーリー開始当初のクリスティの目的は「事件を自分の手で解決に導いて伯父に認められたい」という1点にほぼ限られていたが、ストーリーが進行するにつれて「ホープ家の使用人の引退後に備えて年金の原資を創る」・「財政的に苦境にあるサーカスにスポンサーをつけることを提案する」・「(単に使われる立場から脱却するために)スマトラの海賊に対してイギリスに留学を勧める」といった行動も併せて取るように描写されている。『クリスティ・ロンドンマッシブ』においては、自ら出資を行ってのメイド養成学校、女性向け既製品下着の製造販売事業といった事業の立ち上げなど、大局的な見地からの行動がより描写されている。
『クリスティ・ハイテンション』(HT)は『コミックフラッパー』(メディアファクトリー)において2006年9月号から2011年10月号まで連載された。単行本は全7巻がMFコミックス フラッパーシリーズより刊行されている。また、日本国外においても北米地区においてSeven Seas Entertainmentより『Young Miss Holmes』のタイトルで翻訳版が刊行されている。
『クリスティ・ロンドンマッシブ』(LM)は『コミックフラッパー』にて、2011年12月号から2017年6月号まで連載。『クリスティ・ハイテンション』終了後6年経過後のロンドンが舞台となっており、時間経過に伴い登場人物の設定にも変更がある。また、新谷は66歳の誕生日を迎えたことと、LM最終回の脱稿を期して休筆を宣言している。単行本は同じくMFコミックス フラッパーシリーズより刊行されている。
あらすじ
クリスティ・ハイテンション
クリスティ・ロンドンマッシブ
登場人物
シャーロック・ホームズの冒険譚に登場する人物および実在した人物については、適宜当該人物の個別記事も参照のこと。
ホープ家
HTにおいて、架空のイギリス貴族ルートン公爵家の次期当主であるアレクサンダー・ホープ伯爵を当主とする一家。クリスティの伯父ウィリアムが住むベーカー街から1ブロックほどの場所に屋敷があり、他にハンプシャー州にも別荘がある旨が作中で描写されている。
LMにおいては、HT最終エピソードにおいて屋敷が失われたため、ロンドン郊外のハムステッドに移っている。また公爵となったアレキサンダーは夫妻で領地のルートンに移っている。
クリスティ・クリスタル・マーガレット・ホープ(作中略称 クリスティ)
本作の主人公で、ホームズの姪の少女。HT開始時において10歳である。幼いころから所蔵の図書や公文書を読破しており、基礎学力はおろか物理学・自然科学・幾何学などの知識はケンブリッジやオックスフォードにすぐにでも入れるレベルで、ラテン語の読み書きもできる。その反面、音楽やダンス・刺繍などのレディの嗜みはまるでダメ。
両親がインドに赴任しており、一人残された寂しさから近在の伯父ホームズに認められたいと思っており知識欲は旺盛だが、主に経験の少なさなどからそれらを体系的に組み合わせることが上手くできないことが多いため、もどかしい思いをすることもしばしばある。自分の行動を他人から否定されたり自分にわからない事があると、非常に機嫌が悪くなる。
伯父ウィリアムと同じく非常に長命であり、なんと21世紀初頭まで生きたと言う。
LMにおいては、インドからの帰国後しばらくしてハムステッドから領地のルートンに移った父公爵の名代としての役割も果たしている。LMストーリー開始時における年齢は17歳。社会的な責任を求められる年齢に達しつつあるが、ホームズと違って依頼を受けた訳でもない事件に首を突っ込むことの危険性を周囲に危惧されている。
ネルソン
ドードー
アレクサンダー・ホープ伯爵(公爵)
クリスティの父。ヴィクトリア女王の最後の子として設定されており、王配殿下アルバート公がなくなった年(史実通りであれば1862年ごろ)に生まれ、跡継ぎに恵まれなかったホープ家(ルートン公爵家)の養子となる。HTのストーリー時においては、政府の役人として妻セシリアともどもインドに赴任していた。性格的には温和な反面、理想の為に実利を取る一面もある人物で、領地で狐狩りをしていた際に狩り場に紛れ込んでいたノーラを拾い、ホープ家のメイドに迎えた他、捕らえた海賊を英国海軍予備隊として雇い入れたりもしている。
LMにおいては、インドからの帰国後ルートン公爵となり、クリスティをハムステッドに残して夫妻で領地のルートンに移った。
セシリア
コネリー夫人
アンヌマリー・ホプキンス
HTにおけるホープ家のメイド長で、クリスティの侍女。その立場から、時に暴走しがちなクリスティとノーラのストッパーとして2人に振り回されがちであるが、二丁拳銃使いの一面も見せ、いざと言う時には冷徹に障害を排除することを厭わない。
自身曰く「法が施行されないところ」の出身であり、その生い立ちから寝る時も枕の下に銃を置いて離さない。アメリカ合衆国南部ジョージア州アトランタ近郊のゲインズビル生まれで、父は宣教師、母は日曜学校の教師である。生家の周囲にコヨーテがよく出没したため、幼少時より銃の扱いに慣れていた。少女期(1869年ごろ)に両親をKKKの襲撃により亡くしており、彼女1人で復讐を果たした過去がある。この出来事は現在でも彼女の心的外傷になっており、オレンジの種を見ただけで正体を失ってしまうほどである。
ガンフリークの傾向もあり、ワトソンから借りたカートリッジ式リボルバーを使った際には感激していた。
LM開始時においては、ホープ家を辞しデクスター刑事(LMストーリー開始前に警部補に昇進)と結婚、1児(女児)の母となっている。2人目の子供も身ごもっており、『The Adventure of The crutch of aluminium』ラストで息子・ヘンリーを出産。『The Adventure Pattem of Truth』ではさらに3人目を懐妊した。アンヌマリー本人はまだまだ産むつもりで手狭になった店は専任の店長に任せて経営に専念したい模様。また、クリスティがオーナーの女性用下着の既製品販売会社「エンジェル・フェザー」の経営を任されている。
『砂の薔薇』に登場した真理子・ローズバンクとヘルガ・ミッターマイヤーを基にしたスター・システムキャラである。
ノーラ
HTにおけるホープ家のメイド。育ちが余り良くないため読み書きができず、はすっぱな物言いをするが、クリスティへの忠誠心は強く努力家の一面も見せる(後にグレースの指導により、書物や新聞の読みに関してはある程度できる様になった)。クリスティとは姉妹のように仲が良く「お嬢」と呼ぶことが多い。
スネークタン(蛇の舌)と呼ぶ、先端が二股に割れた対人用の鞭(フルグラム)の使い手で、寝るとき以外は手元から離さない。
幼少時、孤児だった所を流れ者の一家に拾われ、盗みを覚えさせられこき使われる。鞭の技を取得したのは一家が暴徒の手で皆殺しにされて以降である。少女期に、ホープ家の敷地内で許可なく猟をしていた所をクリスティの両親と出会った事がきっかけでホープ家のメイドに迎えられ、現在に至る。好みの男性はホームズらしい。
LMにおいては、アンヌマリーに替わってハムステッドのホープ家のメイド長として、バーサ・グラディス・アネットらLMから登場したメイドを含め総勢8名のメイドを束ねる立場となっている。
『砂の薔薇』に登場したアイリーン・サンダースを基にしたスター・システムキャラである。
グレース・アメリア・ダンバー
HT第2章にて容疑者として初登場。HT第3章にてホープ家のガヴァネス(住み込み家庭教師)の職を紹介されて以降はホープ家の一員としてレギュラーの登場人物となる。
クリスティのガヴァネスという立場であるが、知識については教えることは何もないので当惑している。しかし、クリスティが経験の不足から未だ身に着けていない、豊富な知識を如何に効果的に組み合わせていくかなど、思考方法についての助言を与えている。音楽や刺繍などクリスティが不得手としている部分については、それらは職業化されているので不得手なクリスティ自身が嗜む必要は必ずしもないと発言するなど、物語の当時としては先進的な考えの持ち主として描写されている。穏やかで温和な性格であると同時にしっかり者の一面も見せ、アンヌマリーと共に、時に暴走しがちなクリスティとノーラを抑える役割も担う。
LMにおいては、ホープ家を離れヴィクトリア女王の秘書官となっている。
『クレオパトラD.C.』に登場したティナ・バダムを基にしたスター・システムキャラである。
エイミー・ビリンガム
バーサ
グラディス
アネット
ベーカー街
ウィリアム・シャーロック・スコット・ホームズ(作中略称 ウィル)
スコットランド・ヤード(ロンドン警視庁)
グレグスン警部 (警視)
アーサー・デクスター刑事(警部補・警部)
HT第6章『The Hound of the BaskerVilles』より登場。刑事課所属。ケンブリッジ卒だが、政治も商売も司法も性に合わなかったため警察官になったという変わり者。ヤード資料室からクリスティをホープ家に送る役目をグレグスンから言い付かるが、その際出合ったアンヌマリーが気になる様子。デクスターについては「スコットランド・ヤードの刑事の中ではかなり筋がよい」旨をホームズが評している。
LM開始時においてはアンヌマリーと結婚し1児の父となっている。またLMストーリー開始時の前週に警部補に昇進した旨をワトソンが語っている。『The Adventure of The crutch of aluminium』ラストで2児の父になった。またLM『The Adventure of Poker Scandal』にて警部の階級で呼ばれている。
その他複数話に登場する人物
アマンダ・チェルシー・ハリエット
ハリエット子爵の三女。クリスティと同年である。当時の貴族子女としてオーソドックスな感性の持ち主。型破りなクリスティを揶揄しながらも社交に興味を持たないクリスティをなにかと気をかけているが、クリスティにとっては大きなお世話になることが多い。
HT第4章『The Adventure of the Sussex Vampire』にて初登場。自邸でパーティを主催し、クリスティを招待する。パーティにはミナ・ヴラドも招待されており、クリスティとミナが出会うきっかけを作った形となった。
また、HT番外4『The Adventure of the Famous Trainer』では自邸でカナリアをクリスティら女の子に披露しており、ウィルソンのカナリア店の存在をクリスティに紹介する形となっている。HT番外5『The Adventure of the Giant Rat of Sumatra』では、カナリアに替えて飼い始めたドードー鳥をクリスティにプレゼントしている。
一時期はパリに移り住んでいたが、LM『The Adventure of Poker Scandal』にてロンドンに戻ってきた旨が描写されている。
マイクロフト・ホームズ
ジェームズ・モリアーティ
オックスフォード・クライスト・チャーチ・カレッジの数学教授であり、通称も「教授(プロフェッサー)」である。
ウィリアムとは以前より探偵と犯罪者というライバル関係にある。かなりの知力・組織力・そして行動力を持つ人物であり、LM第1章『The Adventure of Russian Old Woman』では自らロシア人の老婆に変装して行動し、クリスティより先に三人の変死事件の真相を見抜くが、それを国家規模の恐喝の種に使っているほか、儲け話を持ちかけておいて、欲を掻き自滅した連中の資産を横取りしている。また、仕込み杖を用いた剣術の達人でもあり、個人的な武勇においても死角はない。
上記の一連の過程において犯人一味の手に落ちていたクリスティを助けたりする言動、さらにはモリアーティがイーアンを助けたエピソードなどを踏まえて、クリスティはモリアーティについて「(犯罪者ではあるが)根っからの悪人とも言い切れない」という印象を抱いているよう作中では描写されている。
「ジェームズ・モリアーティ」を参照
イーアン
ランサー・ガスト
ジョージ・グラハム・ハート
HT第7章『The Adventure of the Six Napoleons』に登場した青年。ダンス教室で、クリスティのパートナーとなる。イートンに通う秀才だが、ワルツを踊りながら幼女相手に遺伝学や関数や世間を騒がす犯罪について語る変わり者。ダンス教室の校長とバーニカット医師は父の友人。ミナ・ヴラドが21世紀の横浜で出遭ったクリスティの曾孫と姓が同じであり、ハート家の名は作者の既作品『ジェントル萬』にもイギリスを代表する銀行を中心とした事業を展開する財閥として登場している。
LM第2章『The Adventure of The crutch of aluminium』から再登場。ロンドン大学の医学部に在学している学生。
コルセットの締め過ぎで酸欠状態となったクリスティを介抱する(この際、医学的見解としてコルセットの締めすぎは身体に悪いと発言している)、証拠品探しのためのゴミ漁りに付き合わされるなど、クリスティの行動に振り回されているが、本人はさほどそのことを気にしている様子はなく、クリスティとは数学など色気のない会話で盛り上がっている。クリスティの行動力と頭脳を評価しつつそのリスクを危ぶみながらも、彼女と共に生きていくことを決意し最終話でプロポーズ・結婚に至った。
各話の登場人物
各話タイトルとともに、正典の一般的な日本語タイトルを併記する(但し、本作の呼称とは必ずしも一致しない場合がある)。『The Adventure of the Famous Trailer』以降のエピソードは、いわゆる語られざる事件が題材となっている。
『Mazarin Stone』
『The Probrem of Thor Bridge』
(HT第2章『ソア橋』)
『Red-Headed League』
(HT第3章『赤毛組合』)
『The Adventure of the Sussex Vampire』
(HT第4章『サセックスの吸血鬼』)
ミナ・ヴラド(ミナ・ツェペッシュ)
『The Epilogue of the Sussex Vampire』
(HT Extraエピソード) 21世紀初頭。バンドへの船旅の途中、横浜に入港しようとする船上で、ミナはクリスティそっくりの曾孫と出会う。
『The Adventure of the Sussex Vampire』の後日談。新谷と環の共同作画により、単行本2巻巻末に書き下ろし収録。本編は環のキャラも新谷が作画しているが、今話は主に環が作画、「クリスティ」のみ新谷が作画している。
『The Adventure of the Dancing Men』
『The Hound of the BaskerVilles』
(HT第6章『バスカヴィル家の犬』)
ヘンリー・バスカヴィル
『The Adventure of the Six Napoleons』
(HT第7章『六つのナポレオン』)
ヴェッポ
『The Memories of Nora』
『The Five Orange Pips』
(HT第8章『オレンジの種五つ』)
イライアス・オープンショウ
『The Adventure of the Solitary Cyclist』
『The Adventure of the Dying Message』
『The Adventure of the Flying Dancer』
『The Adventure of the Famous Trainer』
『The Adventure of the Giant Rat of Sumatra』
(HT番外5『スマトラの大鼠』)
カイルハーン
ナーダ
『The Adventure of Russian Old Woman』
『The Strongest Maid』
(LM番外1『最強のメイド』)
本エピソードの主な登場人物はすべてホープ家の節にて触れられているためそちらを参照。
『The Adventure of The crutch of aluminium』
『The Adventure of Poker Scandal』
『The Adventure of Two Princesses』
(LM第4章『二人のプリンセス』)
『The London Irregulars』
(LM第x章『ロンドン・イレギュラーズ』)
キャロライン・デクスター
『The Adventure Pattem of Truth』
(LM第5章『真実の紋様』)
既刊一覧
日本においては、『クリスティ・ハイテンション』・『クリスティ・ロンドンマッシブ』ともMFコミックス フラッパーシリーズより刊行されている。
日本国外においては、『クリスティ・ハイテンション』について、北米地区にて『Young Miss Holmes』のタイトルでSeven Seas Entertainmentより翻訳版が刊行されている。
クリスティ・ハイテンション | |||||
---|---|---|---|---|---|
タイトル | 初版発売日 | 初版発行日 | ISBN | 収録作品 | |
1 | クリスティ・ハイテンション1 | 2007年6月23日 | 2007年6月30日 | ISBN 978-4-8401-1918-4 | 『Mazarin Stone』 『The Probrem of Thor Bridge』 『Red-Headed League』 |
2 | クリスティ・ハイテンション2 | 2008年2月23日 | 2008年2月29日 | ISBN 978-4-8401-1996-2 | 『The Adventure of the Sussex Vampire』 『The Adventure of the Dancing Men』 『The Epilogue of the Sussex Vampire』 |
3 | クリスティ・ハイテンション3 | 2008年10月23日 | 2008年10月31日 | ISBN 978-4-8401-2277-1 | 『The Hound of the BaskerVilles』 |
4 | クリスティ・ハイテンション4 | 2009年6月23日 | 2009年6月30日 | ISBN 978-4-8401-2575-8 | 『The Adventure of the Six Napoleons』 『The Memories of Nora』 『The Five Orange Pips』 |
5 | クリスティ・ハイテンション5 | 2010年3月23日 | 2010年3月31日 | ISBN 978-4-8401-2990-9 | 『The Adventure of the Solitary Cyclist』 『The Adventure of the Dying Message』 |
6 | クリスティ・ハイテンション6 | 2011年2月23日 | 2011年2月28日 | ISBN 978-4-8401-3762-1 | 『The Adventure of the Flying Dancer』 『The Adventure of the Famous Trainer』 |
7 | クリスティ・ハイテンション7 | 2011年10月22日 | 2011年10月31日 | ISBN 978-4-8401-4053-9 | 『The Adventure of the Giant Rat of Sumatra』 |
クリスティ・ロンドンマッシブ | |||||
タイトル | 初版発売日 | 初版発行日 | ISBN | 収録作品 | |
1 | クリスティ・ロンドンマッシブ1 | 2012年6月23日 | 2012年6月30日 | ISBN 978-4-8401-4488-9 | 『The Adventure of Russian Old Woman』 『The Strongest Maid』 |
2 | クリスティ・ロンドンマッシブ2 | 2013年3月23日 | 2013年3月31日 | ISBN 978-4-8401-5036-1 | 『The Adventure of The crutch of aluminium』 |
3 | クリスティ・ロンドンマッシブ3 | 2014年2月22日 | 2014年2月28日 | ISBN 978-4-04-066282-4 | 『The Adventure of Poker Scandal』 |
4 | クリスティ・ロンドンマッシブ4 | 2015年2月23日 | 2015年2月28日 | ISBN 978-4-04-067267-0 | 『The Adventure of Two Princesses』 『The London Irregulars』 |
5 | クリスティ・ロンドンマッシブ5 | 2017年7月22日 | 2017年7月22日 | ISBN 978-4-04-067881-8 | 『The Adventure of Pattern of Truth』 |