デラシネマ
以下はWikipediaより引用
要約
『デラシネマ』は、星野泰視による日本の漫画。講談社の『モーニング』で2011年1号から2012年37・38合併号まで連載された。戦後の日本映画を題材とした作品。「デラシネ」とは、フランス語で根無し草のことで、本作では満州から引き上げてきた主人公2人を指す。題名の「デラシネマ」は、この語と「シネマ」(映画)のかばん語である。
登場人物
主人公
宮藤 武晴(くどう たけはる)
日映京都撮影所の主な俳優
市岡 歌蔵(いちおか うたぞう)
「御大(おんたい)」と呼ばれる日映京都撮影所の看板スター。「流浪剣」シリーズや『如来峠』『地獄傘』その他単発も含め、出演作は年15本におよぶ。出す映画は必ずヒット。いつも大勢の弟子らを伴いスタジオ入りする。美しい立ち回りをするが、その裏には事情があった。楽屋は洋室。葉巻を吸う。
立ち回りで本気を出すと、武晴ら若手さえしのぐ、疾さと力強い剣で圧倒。相当な鍛錬をしている。
市岡 光春(いちおか みつはる)
日映京都撮影所の大部屋俳優
奥村(おくむら)
日映京都撮影所の女優
加倉井 千鶴(かくらい ちづる)
日映京都撮影所の監督・助監督
笹木 多可矢(ささき たかや)
高羽 実行(たかば さねゆき)
日映期待の新鋭監督。急遽、大沢監督の代理として、御大、光春出演の『双月記』の監督になる。俊一郎を助監督として引っ張り込む。新しい時代劇を目指し、カット割りをした際に御大に一度拒絶されるが、カット割りに加え台本の加筆修正内容が御大に認められ、説得成功。明るい性格。ズボンのサスペンダーを両胸のあたりで延ばしてパッチンする癖がある。
師岡 大善(もろおか だいぜん)
日映京都撮影所の裏方・経営陣
鮫嶋(さめじま)
単行本
- 講談社〈モーニングKC〉、全8巻
- 2011年4月22日初刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-372995-5
- 2011年7月22日初刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-387027-5
- 2011年10月21日初刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-387051-0
- 2011年12月22日初刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-387068-8
- 2012年3月23日初刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-387094-7
- 2012年6月22日初刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-387120-3
- 2012年9月21日初刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-387143-2
- 2012年12月21日初刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-387171-5