ロックマン (漫画)
以下はWikipediaより引用
要約
『ロックマン』はCAPCOMのアクションゲーム、ロックマンシリーズを原作とする池原しげとの漫画作品。講談社のコミックボンボン増刊号での短編掲載を経てボンボン本誌及びデラックスボンボンにて連載された。
概要
ファミコン風雲児、ロックンゲームボーイといったゲーム漫画を『コミックボンボン』誌上で連載し人気を博してきた池原が、『コミックボンボン』1991年夏増刊号の「ロックマンワールド」、1992年春増刊号の「ロックマンワールド2」の短編漫画化を手掛けた後、『コミックボンボン』1992年1月号より「ロックマン4」の連載をスタートさせ以降約4年間に渡る連載作品となった。
作品の特徴としてはゲーム版の展開を大筋でなぞった忠実な作風が持ち味ではあるが、作品を重ねるごとに池原なりのキャラクターの掘り下げを行ったり、オリジナルストーリーである甦るブルースを執筆した事もある。また、各作品での最終面における8大ボスとの総当たり戦の際に、何故かロックマンが全てのボス(初戦において弱点武器を持っていなかった筈のボスも含む)の弱点武器を把握しているというのも特徴。
池原が描くロックマンは、初期は瞳の部分などが師匠である手塚治虫の鉄腕アトムに酷似していたが、「Dr.ワイリーの陰謀」以降の作品では「カプコンのイメージ統一」との依頼により元のゲームと同じ意匠に変更されている。
なお、『ロックマン3』のみ漫画化されなかったが、漫画版『ロックマン4』のプロローグで『3』の8ボスは登場している。
作品紹介
ロックマンワールド
ゲームボーイ用ソフトとして発売された同タイトルの漫画化。『コミックボンボン』1991年夏増刊号掲載。
大筋でゲームの内容に沿うがロックマンキラーであるエンカーは登場しない。但し当時『ボンボン』本誌で連載していた「ロックンゲームボーイ」で『ロックマンワールド』が扱われた際には主人公の南波一の兄である南波翔扮するエンカーが登場している。
次回作である『ロックマンワールド2』と共に一冊にまとめられた単行本は、ゲーム版『ロックマンワールド』、『ロックマンワールド2』の攻略記事も掲載されている。
登場キャラクター
カットマン
エレキマン
ファイアーマン
アイスマン
フラッシュマン
クイックマン
ヒートマン
バブルマン
ロックマンワールド2
ゲームボーイ用ソフトとして発売された同タイトルの漫画化。『コミックボンボン』1992年春増刊号掲載。
『ロックマンワールド』同様に殆どゲームの展開に沿ったストーリーだが、クイントがロックマンに破壊されたように描写されている等の相違がある。
登場キャラクター
クラッシュマン
メタルマン
ウッドマン
エアーマン
ニードルマン
マグネットマン
ハードマン
タップマン
クイント
ロックマン4
ファミコン用ソフトとして発売された同タイトルを漫画化した、初の連載作品としてのロックマン作品。『コミックボンボン』1992年1月 - 5月号連載。
プロローグ部分に『ロックマン3』のボス達が登場する。
ストーリーはゲーム版の展開にほぼ忠実であるが、コックローチツインやワイリーカプセルとの戦いは省かれている。
コサックが元は悪人ではない為か、スピンオフ作品の「蘇るブルース」ではコサックのロボットのうちダイブマンとダストマンとファラオマンとリングマンが強敵に挑むロックマンを手助けしているが、何故かトードマンは敵側にいた。
登場キャラクター
トードマン
ブライトマン
ファラオマン
ダイブマン
ダストマン
スカルマン
なお原作ではダストクラッシャーにはスカルバリアーを貫通、破壊する効果はない。
ドリルマン
リングマン
ロックマン
ロックマンシリーズ初代作品の漫画化作品。『コミックボンボン』1992年6月 - 10月号連載。
『ロックマン4』オープニングや非売品小冊子「ロックマンキャラクターコレクション」で描かれたロックマン誕生秘話を踏まえた設定で因縁の仇敵となるDr. ワイリーとの最初の戦いが描かれる。
登場キャラクター
ガッツマン
カットマン
エレキマン
アイスマン
なお、この作品では武器名が「アイスクラッシャー」となっている。
ファイアーマン
ボンバーマン
ロックマン5
前作を上回るボリュームで連載展開されたファミコン用同タイトルの漫画化。『コミックボンボン』1992年11月 - 1993年9月号連載。単行本も全二巻に分かれ一巻には「8大ボス激闘編」、二巻には「ブルースの罠編」という副題が付けられている。
約一年弱の連載期間で『ロックマン5』の内容をほぼ完全に漫画化している。
『コミックボンボン』本誌連載作品の中では最後にいわゆる「アトム顔」のロックマンが登場した作品でもある。
登場キャラクター
ウェーブマン
ナパームマン
チャージマン
ジャイロマン
クリスタルマン
グラビティーマン
ストーンマン
スターマン
ダークマンシリーズ(1~4号)
なお、ブルースが登場する際、口笛ではなく笛を吹いている。
ロックマンワールド3
『ボンボン』本誌の連載と平行して展開された『デラックスボンボン』誌上における初の連載作品。『デラックスボンボン』1993年1月 - 5月号連載。
ストーリー展開は過去の例に漏れずゲーム版の展開を完全になぞったものだが、パンクのキャラ解釈に特徴がある。
いわゆる「アトム顔」としてロックマンが描かれた最後の作品でもある。
登場キャラクター
スネークマン
ジェミニマン
シャドーマン
スパークマン
スカルマン
ドリルマン
ダストマン
ダイブマン
パンク
ロックマン Dr.ワイリーの陰謀
『デラックスボンボン』誌上にて連載された『ロックマン2』の改題作品。『デラックスボンボン』1993年6月 - 1994年1月号連載。
タイトルこそオリジナルだがストーリー自体はロックマン2のそれを踏襲したものである。
この作品からカプコン公式イラストで描かれるロックマンと同様の意匠でロックマンの顔が描かれるようになった。
登場キャラクター
メタルマン
ウッドマン
バブルマン
エアーマン
ヒートマン
クラッシュマン
フラッシュマン
クイックマン
ロックマン6 史上最大の戦い!!
『ロックマン6』の漫画化。『コミックボンボン』1993年10月号 - 1994年12月号連載。
公式絵に合わせた新デザインのロックマンが『ボンボン』本誌に登場した最初の作品でもある。
オリジナルロボットの登場やケンタウロスマンが女性であるなど、これまでに無く独自の解釈が加えられている。
なお、この作品と次回作である7のみゲーム版と同じサブタイトルが付く。
ちなみにロボット達の一人称はブリザードマンとフレイムマンを除いて皆「私」である。
登場キャラクター
ブリザードマン
プラントマン
フレイムマン
トマホークマン
ヤマトマン
ナイトマン
ケンタウロスマン
ウインドマン
KARATE003号
なお、有賀ヒトシの漫画『ロックマンメガミックス』の「史上最強の敵」(『ロックマン6』の設定を元にしたエピソード)にモブキャラとして登場している。
メットール(リーダー)
ロックマン 甦るブルース
オリジナルストーリーで展開される無印ロックマン作品。『デラックスボンボン』1994年2月 - 6月号連載。
ロックマン7 宿命の対決!
池原執筆による最後の無印ロックマン作品。『コミックボンボン』1995年3月 - 1996年8月号連載。
前作『ロックマン6』程にはストーリー面でのアレンジは見られない。それでも初期連載作品に比べれば(研究好きなバーストマン、自分の容姿にコンプレックスを持つジャンクマン等)各ボスキャラクターの人物像に独自のアレンジ解釈が見られる他、ライトとワイリーの立場が逆転した「ワイリーマン」なるゲームをワイリーがプレイしているなど漫画ならではのお遊び的要素は随所に見られる。
登場キャラクター
フリーズマン
バーストマン
クラウドマン
ジャンクマン
スラッシュマン
スプリングマン
シェードマン
ターボマン
単行本
- ロックマンワールド ISBN 978-4063193022
- ロックマンワールド2
- ロックマン4 ISBN 978-4063216516
- ロックマン ISBN 978-4063216585
- ロックマン5
- ISBN 978-4063216653
- ISBN 978-4063216820
- ロックマンワールド3 ISBN 978-4063216738
- ロックマン Dr.ワイリーの陰謀 ISBN 978-4063194449
- ロックマン6 史上最大の戦い!!
- ISBN 978-4063216967
- ISBN 978-4063217179
- ISBN 978-4063217346
- ロックマン 甦るブルース ISBN 978-4063217070
- ロックマン7 宿命の対決!
- ISBN 978-4063217513
- ISBN 978-4063217674
- ISBN 978-4063217810
- 新装版 ロックマン ロックマン1&2編 ISBN 978-4063771084
- 新装版 ロックマン7(ウェッジホールディングス)
- ISBN 978-4904293492
- ISBN 978-4904293508
- ロックマンワールド2
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