天然くるくるパンダ
以下はWikipediaより引用
要約
『天然くるくるパンダ』(てんねんくるくるパンダ)は、結城さわなによる日本の漫画作品。動物をテーマとした4コマ漫画。『デラックスBetsucomi』(小学館)にて、2003年10月号から隔月で掲載後、『Betsucomi』(同)にて2004年3月号から2017年2月号まで連載された。本作の単行本は海外でも出版されている。
概要
- 人語をしゃべる子パンダ笹島さんの毒舌に高校生沢村が静かに突っ込む、公園での2人のやりとりを中心に描いた4コマ漫画。
- 「笹島さん」と呼ぶのは沢村だけであり、他の登場人物からは「笹島」と呼ばれることが多い。
- 基本的に4コマ・8コマからなるが、ごくまれに読みきりストーリー漫画の形で描かれる場合もある。
- タイトルは、漢字・ひらがな・カタカナを使用したいという作者の思いからつけられた。作者自身が呼ばれていた「天然」、作品の主人公である「パンダ」はすぐに決まったが、ひらがなの部分に悩み、頭の中で「ぐるぐる」と考えていたところからひらめいた「くるくる」が組み合わされた。
登場人物
主人公
笹島さん(ささじま さん)
1歳。世界で唯一人間の言葉を話すことが出来るパンダ。生まれた瞬間から人語を理解している。武田のおかげでペラペラ話せるほどに上達したが、知らない言葉も多い。毒舌であるが自覚は無い。文字も書ける。二足歩行も走ることも出来る。作品に歳を取らないサザエさん現象が起きていることを理解している。 人語が話せるのはトップシークレットであるが、公園では気軽に人に話しかけている。相手が酔っ払いや落ち込んでいる人であるためか、問題にはなっていない。飼育員と会話したり園内放送を担当することもあり、園の関係者は彼が人語を話せることは知っている。給料でUFOキャッチャーをするなど、行動は自由。
目は周囲の黒色と同化しており、沢村でさえ目が開いているのかどうか分からず、死んだ魚のような目をしているらしい。第1話でのみ目が描かれていた。近視。
子供が好きではないため、動物園に来た子供たちに大人が見ていないときを狙って暴言を言い、泣かせることが多い。
お菓子が大好きで、特にケーキが無ければ生きていけないとも語っているが、人の食べかけは食べない。お菓子を食べている途中は幸せいっぱいだが、食べた後は絶望的な気分になる。
同僚でも誰かわからないほどの寝癖が全身につく。朝風呂に入って整える。
パンダ
笹島と同じ動物園で生活する同僚で同い歳だが兄弟ではない。全員オスであり、それぞれ目の部分が違う。笹島が病気などで公園に行けないときは、代わりのパンダが公園に行く。行楽シーズンには着ぐるみを着て、他の動物のふりをして動物園に貢献する。給料ももらえる。
燕子(えんし)
雄桂(ゆうけい)
飼育員
同時収録
天然くるくるパンダ
天然くるくるパンダMAX!!
書誌情報
- 結城さわな『天然くるくるパンダ』小学館〈フラワーコミックス〉、2006年6月20日発行、ISBN 4-09-130438-9
- 結城さわな『天然くるくるパンダMAX!!』小学館〈Betsucomiフラワーコミックス〉、2010年5月26日発売、ISBN 978-4-09-133265-3