斬 (漫画)
以下はWikipediaより引用
要約
『斬』(ザン)は、杉田尚による日本の少年漫画作品。連載時の話数の単位は「太刀」である。
あらすじ
現代の日本とは違うもうひとつの「現代の日本」。この日本では男は皆、昔の武士のように刀を所持しており、正当防衛や両者の合意による真剣勝負ならば人を斬っても罪にはならない。厳しい掟が常識として通じる世界で、武士(おとこ)達は己の武と魂を競い合う。
無双(なしふた)市に転校してきた高校生・村山斬は、亡き父のように強い武士になる事を夢見る少年である。だが、剣の腕に覚えはまったくなく、気弱な性格が災いして他人から見下されていた。転校しても友達も出来ず、不良からいじめられていた斬であるが、「研無刀」と共に真剣勝負を挑むことで少しずつ成長していく。
世界観
文明レベルはほとんど現代日本と同じだが、帯刀が禁止されておらず、サラリーマンから学生まで男性は帯刀しているパラレルワールドである。両者合意の上での真剣勝負が認められている。なお、作中では「帯刀」としているが、実際には槍や手裏剣や木槌、さらには格闘技なども禁止されていないので、様々な武器および武術全般を身に付ける事を代表して「帯刀」と表現している。
作中では「侍・武士」などが重要な価値観として存在しているが、牛尾や金蔵のように、真剣勝負の名の下に、戦闘を強要する者も多く描写されている。また、法律で帯刀と真剣勝負が認められているとはいえ、真剣勝負の強さだけが世間の評価に必ずしも繋がるというわけではなく、社会で活躍するためには一般学力なども必要とされている。
本作品の主な舞台は、主人公の斬が通学している無双高等学校(なしふたこうとうがっこう)であり、教育方針が帯刀者を許可しない方向へ向かいつつある。
関連用語
研無刀(けんぶとう)
鋭斬刀(えいざんとう)
無崩篭(むほうごて)
忍武士(しのびぶし)
登場人物
斬とその仲間
村山斬(むらやま ザン)
月島弥生(つきしま やよい)
金蔵一味
金蔵銭太郎(かねくら ぜにたろう)
刺々森鋭次(ささもり えいじ)
討条戒(とうじょう かい)
生徒会関係者
絶山剣舞(たちやま けんぶ)
花咲ユリ(はなさき ゆり)
その他
牛尾(うしお)
木下静夫(きのした しずお)