月夜のでんしんばしら
以下はWikipediaより引用
要約
「月夜のでんしんばしら」(つきよのでんしんばしら)は、宮沢賢治の童話のひとつ。童話集『注文の多い料理店』に収録されている。
どこまでも続く電信柱の列を軍隊行進になぞらえ、また電気・通信の黎明期らしいエピソードが興味深い寓話である。21世紀になって、石川啄木の短歌「かぞえたる子なし一列驀地(ましぐら)に北に走れる電柱の数」や、執筆当時のシベリア出兵との関連が指摘されている。
あらすじ
ある夜、恭一少年は鉄道線路の横を歩いていた。すると彼は信じられない光景に出くわす。「ドッテテ、ドッテテ、ドッテテド」というリズミカルな歌が聞こえたきたかと思うと、線路に沿って立つ何千本と並ぶ電信柱が一斉に行進を始めたのだ。様々な姿形の電信柱が通り過ぎる中、やがて彼らに号令をかける老人が歩いてくる。それは「電気総長」と名乗る人物だった。
作者による関連作品
賢治自身が本作を題材にした創作を複数残している。
水彩画
楽曲