機動戦士ガンダム ピューリッツァー -アムロ・レイは極光の彼方へ-
以下はWikipediaより引用
要約
『機動戦士ガンダム ピューリッツァー -アムロ・レイは極光の彼方へ-』(きどうせんしガンダム ピューリッツァー アムロ・レイはきょっこうのかなたへ)は、矢立肇・富野由悠季原案、大脇千尋脚本、才谷ウメタロウ作画による漫画作品。『月刊ガンダムエース』 (KADOKAWA)にて2021年10月号より連載中。
『機動戦士ガンダム』の登場人物であるキッカ・コバヤシ(旧姓キタモト)を主人公として、宇宙世紀0094年を舞台にキッカが伝記執筆のためにアムロ・レイの足跡を追い、関係者から話を聞くストーリーである。
2巻の発売にあたって、カイ・シデン(声 - 古川登志夫)がキッカにエールを送る内容のPVが2023年7月25日から同年10月25日の期間限定で、YouTubeのKADOKAWAanimeチャンネルにて公開された。
あらすじ
宇宙世紀0094年。第二次ネオ・ジオン抗争で行方不明とされていたアムロ・レイの戦死が確定され、サイド1のロンデニオンで開催される「第二次ネオ・ジオン抗争戦没者追悼式典」にはアムロの名も刻まれることになった。
キッカ・コバヤシは月のセント・ジョセフ大学に在学。宇宙世紀0093年にマウント・フジ出版の新人賞を獲得し、在学中にファンタジー小説の作家デビューを果たしていた。世に出回っているアムロを題材とした小説、伝記に違和感を覚えるキッカは、「英雄ではないアムロ像」を自ら執筆すべく取材を行う。
主な登場人物
キッカ・コバヤシ
フラウ・コバヤシ
カイ・シデン
元ホワイトベース隊のMSパイロット。現在はジャーナリストとして名を馳せており、その動向はブライトやセイラと同等に連邦からも注視されている。アムロの足跡を取材するキッカに元ホワイトベース隊や様々な関係者といった人たちの現在の連絡先などを教える。アジア地区で直接通話で会話した際に彼なりにアムロとの関係にけじめをつける意図があったと知らされる。
キッカは最初に連絡のメールを送った際、畏まり過ぎた文面から「一年戦争当時(15年前)の自分が、居住まいを正している姿を同様に当時のカイに大笑いされている姿」を想像していた。
当初は連絡リストや一部の取材パスの手配以上の干渉はしないつもりだったが、ルオ商会がサイコフレームに関して食指を動かしている情報をオスカから聞くことになる。
ジョブ・ジョン
オムル・ハング
元ホワイトベースのメカニック。グリプス戦役ではカラバに参加したが終結後に退役。宇宙世紀0095年時点ではサナリィに所属しており、ジョブに会おうとしていたが、カイからキッカが取材のために当のジョブの元に向かっていることを聞いて、ラサにやって来た。
アムロがほとんど独力でMSシミュレーターを組み上げ、鹵獲したザクの出力性能を調査してシミュレーターの精度を上げたり、ガンダムの整備にもアムロが携わっていたことを証言する。メカニックとしては整備に熱心なのは有難かったが、最終的に反応炉の設定まで指定してくる要求のシビアさ細かさには呆れることもあったという。
サナリィの企画準備室長という肩書で人材集めをしており、サイド4に設立予定の支社にジョブ・ジョンを勧誘する。
オスカ・ダブリン
カマリア・レイ
ステファニー・ルオ
セイラ・マス
ベルトーチカ・イルマ
書誌情報
- 矢立肇・富野由悠季(原案)、大脇千尋(脚本)、才谷ウメタロウ(漫画) 『機動戦士ガンダム ピューリッツァー -アムロ・レイは極光の彼方へ-』 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、既刊2巻(2023年7月25日現在)
- 2022年8月26日発売、ISBN 978-4-04-112925-8
- 2023年7月25日発売、ISBN 978-4-04-113964-6