炎 流れる彼方
以下はWikipediaより引用
要約
『炎 流れる彼方』(ほのお ながれるかなた)は船戸与一による小説である。1990年に集英社より書下ろし長編で刊行された。前半はボクシングの不審なマッチメーキングをめぐるサスペンス、後半はアメリカ西部からカナダまでを縦断する逃走劇となっている。1991年『このミステリーがすごい! '91年版』第3位。
あらすじ
シアトルで少林寺拳法のコーチをしているおれは、運を使い果たした男という皮肉を込めて"ラッキー"と呼ばれていた。そんなおれの友人であるロートルボクサー"ムーニー"に試合が組まれたが、相手は"キラー"と呼ばれる若手選手だった。さしたる実績もない"ムーニー"とは明らかにミスマッチであったが、おれや家族の不安をよそに"ムーニー"は練習と減量にいそしむ。調整のため一家で試合の行われるラスベガスに移ったが、不審な出来事が重なる。ミスマッチな試合の裏には陰謀が秘められているらしいのだが、密かに始めた調査は失敗に終わり、なすすべのないまま日が過ぎ試合のゴングは鳴った。なぜ"ムーニー"は狙われるのか?男の意地と誇りをかけた闘いから一転、謎を秘めたまま必死の逃走が始まった。
主な登場人物
書籍
- 1990年7月 四六上製本 集英社
- 1993年7月 (上下巻) 集英社文庫
- 1997年11月 (新装版) 解説/野崎六助 集英社文庫