紫乃先生〆切前!
主人公の属性:小説家,
以下はWikipediaより引用
要約
『紫乃先生〆切前!』(しのせんせいしめきりまえ)は、王嶋環による日本の4コマ漫画作品。『まんがホーム』(芳文社)にて『紫乃先生(美)録』(しのせんせいマルびろく)のタイトルで2009年10月号から11月号にかけてゲスト掲載され、2010年1月号より2012年5月号にかけて本格連載、単行本全2巻2011年1月号より、タイトルを現題に改題した。『まんがホーム』以外にも『まんがタイムスペシャル』(芳文社)2010年7月号、および2011年2月号にゲスト掲載されている。
登場人物
敷島家
敷島紫乃(しきしま しの)
ヒロイン。敷島家の長女。小説家であり、そのルックスの良さから地元小倉町の書店やメディア等では「美人小説家」として取り上げられている。そのルックスで男性を中心に人気を博しており、地元の小倉町商店街ではファンクラブもできるほどであるが、一方で心無い者からは「顔だけの小説家」などと揶揄されることもある。しかし本人はそういった評判をほとんど気にしておらず、むしろ自分の美しさを誇っており、その維持のために化粧やエステ等を欠かさず、時には利用する事もある。一方で外面を気にするようなところがあり、少しの外出や急な来客の時でも化粧など身なりを整えないと気が済まない。反面、家族や担当の清野など親しい者の前では眼鏡にジャージ姿という、だらしない姿であり、また部屋も汚い。小説のネタに詰まったりすると逃げたがる悪癖があるが、長年の担当である清野からはことごとく見抜かれており、直前で止められる事も多い。裏表の激しい性格ではあるが、長年の付き合いのある清野には恋愛感情を抱いているためか弱く、清野の何気ない発言にときめいてしまう事もある。現実逃避も多いが小説家としての仕事には真剣で、そういったところを清野や和泉から尊敬されている。
普段はエッセイ等を書いているが、一方で清野シノブ(きよの シノブ)のペンネームを持ち、エッセイ担当の清野の勤める出版社とは別の出版社で成人向け小説を書いており、そちらではシリーズ累計50万部を飛ばすヒットを獲得している。ただしこの事は清野には秘密にしており、秘密を知るのは弟の和泉のみである。
敷島和泉(しきしま いずみ)
敷島家の長男。紫乃の弟。小倉高校に通う高校生。本作品におけるツッコミ役であり、姉の紫乃の奇行にツッコミを入れたりしている。紫乃には自分の過去や秘密をネタに小説を書かれたり、時にはそのネタで脅されて言う事を聞かされたりと頭が上がらない。紫乃に何かとこき使われてはいるが、紫乃への悪口に怒ったり、紫乃が体調を崩した時には心配する事もあり、姉弟の仲は良好である。
高校の同級生や地元の商店街の若い店員達からは紫乃の弟という立場であることを羨ましがられているが、紫乃の裏を知っている和泉はそういった意見に冷ややかである。紫乃の弟だけあって顔は似ており、女物のカツラを被っただけで同級生にときめかれるほど。紫乃に仕込まれた経験から他人には親切であり、潜在的にモテる素養はあるが、本人はそういった点に気付いていない。また美人の姉を間近に見てきたためか、高校の可愛い女子を目の前にしてもさほど興味を示さなかったりするが、一方でエロ本を隠し持っていたり、桜のデート発言にドキドキするなど、思春期の男子高校生らしいところもある。
敷島彰子(しきしま - )※名前の読み不明
その他の人物
清野祥(きよの - )※名前の読み不明
伊勢桜(いせ さくら)
三儀貴子(さんぎ たかこ)
単行本
- 王嶋環『紫乃先生〆切前!』 芳文社〈まんがタイムコミックス〉、全2巻
- 2011年1月22日第1刷発行(2011年1月7日発売)、ISBN 978-4-8322-6926-2
- 2012年6月22日第1刷発行(2012年6月7日発売)、ISBN 978-4-8322-5084-0