黒書院の六兵衛
以下はWikipediaより引用
要約
『黒書院の六兵衛』(くろしょいんのろくべえ)は、浅田次郎による日本の時代小説である。
江戸城不戦開城の史実を舞台にしたフィクション時代小説で、一切口を利かぬまま江戸城内に居座り続ける御書院番士・的矢六兵衛と、六兵衛排除を任じられた官軍側尾張藩下級藩士・加倉井隼人との交情を描いた。
2012年5月14日から2013年4月17日まで日本経済新聞朝刊に連載小説として掲載され、2013年10月23日に日本経済新聞出版社より単行本が上下巻で発売された。2017年1月6日には文藝春秋より文春文庫版が発売された 。
2018年に、WOWOW「連続ドラマW」でテレビドラマ化された。
あらすじ
慶応4年(1868年)3月、勝海舟が西郷隆盛に談判し、江戸城の明け渡しが決まった。期日が迫る中、尾張徳川家江戸定府徒組頭の加倉井隼人は、開城のため官軍の先鋒隊長として送り込まれた。
勝海舟に伴われ御書院番の宿直部屋で見たのは、無言で居座る御書院番士・的矢六兵衛の姿だった。
隼人は勝海舟から、御城明け渡しの勅使が到着するまでに六兵衛を城の外に出すように頼まれる。西郷との約束で、城内で些細な悶着も起こすことはできない。力ずくで六兵衛を引きずり出すと江戸城が戦になるため、隼人はあの手この手の策を講じて説得を試みる。
しかし六兵衛は、日を追うごとに城の中枢部へと居座る部屋を移していく。
登場人物
的矢六兵衛(まとや ろくべえ)
書籍情報
- 単行本:2013年10月23日発売、日本経済新聞出版社、ISBN 978-4-532-17123-0(上) / ISBN 978-4-532-17124-7(下)
- 文庫本:2017年1月6日発売、文春文庫、ISBN 978-4-16-790766-2(上) / ISBN 978-4-16-790767-9(下)
テレビドラマ
2018年7月22日から8月26日まで毎週日曜 22時 - 23時にWOWOWプライムの「連続ドラマW」で放送された。全6話。主演は吉川晃司。
音楽はアコーディオニストのcobaが手がけ、ほぼ全曲フルオーケストラでのアレンジが行われた。
キャスト
的矢家
尾張藩
新政府軍
旧幕府
彰義隊
その他
スタッフ
- 原作 - 浅田次郎『黒書院の六兵衛』(文春文庫)
- 脚本 - 牧野圭祐
- 音楽 - coba
- チーフプロデューサー - 武田吉孝
- 監督 - 李闘士男
- 制作プロダクション - リーライダーす
- 制作協力 - セディックドゥ、東映京都撮影所
- 製作著作 - WOWOW
放送日
放送回 | 放送日 |
---|---|
第一話 | 7月22日 |
第二話 | 7月29日 |
第三話 | 8月 | 5日
第四話 | 8月12日 |
第五話 | 8月19日 |
最終話 | 8月26日 |
関連商品
- DVD-BOX:連続ドラマW 黒書院の六兵衛 DVD-BOX、TCエンタテインメント、2019年3月、JAN 4562474201568
- CD:「黒書院の六兵衛」 オリジナル・サウンドトラック、CALMOLA BOSCONE、2018年8月、JAN 4589892460452
WOWOW 連続ドラマW 日曜オリジナルドラマ | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
不発弾 〜ブラックマネーを操る男〜
(2018年6月10日 - 7月15日) |
黒書院の六兵衛
(2018年7月22日 - 8月26日) |
真犯人
(2018年9月23日 - 10月21日) |
2008年 | |
---|---|
2009年 | |
2010年 | |
2011年 | |
2012年 | |
2013年 | |
2014年 |
2014年 | |
---|---|
2015年 | |
2016年 | |
2017年 | |
2018年 | |
2019年 | |
2020年 | |
2021年 | |
2022年 |
2014年 | |
---|---|
2015年 | |
2016年 | |
2017年 | |
2018年 | |
2019年 | |
2020年 | |
2021年 | |
2022年 | |
2023年 | |
2024年 |