47歳、V系
以下はWikipediaより引用
要約
『47歳、V系』(よんじゅうななさい、ぶいけい)は、桂明日香による日本の漫画作品。『コミックDAYS』(講談社)にて、2019年11月6日から2022年11月9日まで連載された。
概要
当初は作者が「アイドルものをやろう」というところから構想されたが、作者の桂が「ステレオタイプの美形が苦手」だったため「ダメな美形」が主人公となる設定となった。作者の友人がATOM ON SPHEREのマネージャーであったことから、そこからも取材を行なっている。 中年になったヴィジュアル系ミュージシャンの生き様や苦悩をコメディタッチで描いている。 現在のところ単行本も含め電子書籍のみの刊行。
あらすじ
ヴィジュアル系ヴォーカリスト「美獣鴉琉荊(ミシシ カルケ)」はかつて伝説のV系バンド「ディ・プロフンディス」のカリスマボーカルであり現在はソロとして活動している。47歳になってもなお退廃や暗黒美の世界観を表現する彼ではあるが、自身の加齢や老後について悩む日々を送っていた。
登場人物
美獣鴉琉荊(みしし かるけ)
主人公で47歳のヴィジュアル系ソロ歌手。かつて伝説と謳われたヴィジュアル系バンド「ディ・プロフンディス」で活動しており、カリスマ的な人気を誇っていた。その後ソロに転向、10年ほど沈んでいた時期もあったが金治の後押しなどもあり再浮上してきている。長年退廃や暗黒美路線の表現を貫いており、ファンを「囚人」と呼ぶ。長年のファンの紅玲葉曰く、20代の頃は中性的な美青年だったという。50歳手前になった現在は自身の肉体的な老いや老後の経済を気にしている。
ファンの方も彼の加齢を承知であるため、差し入れに健康食品をもらうことも度々。ただ、筋トレはきちんとやっているので過失でマイクスタンドをへし折るくらいの腕力は実はある。
もともと食に執着が薄く、作詞に没頭すると食べなくなって痩せてしまいがちになる。若い頃は業界関係者に「孤独思考の気難し屋」と言われるほどだったが、年を取ってからは寂しさが堪えるようで所属事務所に入り浸ってそこでデイトレーダーをやっていたりする。
園宮育男(そのみや いくお)
辺寿 宇真(へんず うま)
22歳のベーシストで、園宮の大学の同級生の息子。以前のベーシストだった50歳の米須が親の介護で帰郷を余儀なくされて辞めたため、園宮の紹介で美獣のサポートメンバーとして加わった。演奏力は優れているが他人とのコミュニケーションにはかなり難がある。少年時代「中二病」と揶揄されがちな趣味の傾向で孤立していたが、美獣の存在で救われたため彼を崇拝している。
KIYU(きゆ)
部良戸(ぶらど)
年光善
紅玲葉(くれは)