GANTZ
漫画
作者:奥浩哉,
出版社:集英社,
掲載誌:週刊ヤングジャンプ,
レーベル:ヤングジャンプ・コミックス,
発表期間:2000年7月13日 - 2013年6月20日,
巻数:全37巻,
話数:全383話,
アニメ
原作:奥浩哉,
監督:板野一郎,
シリーズ構成:十川誠志,
キャラクターデザイン:恩田尚之,
メカニックデザイン:中島利洋,
音楽:高梨康治,
アニメーション制作:GONZO,
製作:GANTZ Partners,
話数:第1期:全11話第2期:全13話,
映画:GANTZ:O
原作:『GANTZ』大阪編,
総監督:さとうけいいち,
監督:川村泰,
音楽:池頼広,
制作:デジタル・フロンティア,
製作:「GANTZ:O」製作委員会,
以下はWikipediaより引用
要約
『GANTZ』(ガンツ)は、奥浩哉による日本の漫画。漫画雑誌『週刊ヤングジャンプ』(集英社)にて2000年7月13日発売の31号から連載を開始、2006年から隔週で連載され、2013年6月20日発売の29号まで連載された。累計発行部数は2,400万部を超える。
概要
奥浩哉の代表作。2004年にテレビアニメ化、2011年に実写映画化、2016年にフル3DCGアニメーション映画化、2018年1月には舞台化され上演された。2021年4月時点でシリーズ累計発行部数は2400万部を突破している。
作者が高校時代から暖めていた、『必殺仕事人』にSFテイストを加えた「夜にみんなで集まって殺しに行く」物語を描いた青年漫画。石森章太郎原作のテレビ番組『がんばれ!!ロボコン』のガンツ先生がGANTZの名称の由来であり、ガンツの採点シーンもガンツ先生がロボコンたちの行動を採点するシチュエーションのパロディである。
「日本人に馴染むSF」を目指した、現実と非現実が交錯する世界観、不条理とも言える死と隣り合わせの緊張感、個性溢れる登場人物などが人気を集めている。作者は「正義とは何なのか?」「正義はあるのか?」というストーリーの図式は『GANTZ』のテーマでもあるという。
前作『01 ZERO ONE』に引き続き、原稿はCGによって制作されており、作者は「3D漫画」と称している。ShadeやPhotoshopなどのグラフィックソフトを駆使して背景や効果が精密に描画されている。作者いわく3D漫画のために顔しか手で描いていないと誤解されることが多かったが、実際にはロボットやスーツなどはスタッフの技術では誰も作れないため、作者が手描きで描いている。大阪編のハードスーツもすべて手描きであり、「一生懸命描いたのにCGだと思われているところはがっくり来ました」と述べている。
カタストロフィ編の展開はハリウッド映画『インデペンデンス・デイ』の影響を受けており、「実は『GANTZ』のカタストロフィ編は『僕なりのインデペンデンス・デイ』をやりたい!という挑戦でもあるのです。僕にとっては、そのくらい理想の映画です」と述べている。
最終回の展開はテレビアニメ『無敵超人ザンボット3』の影響を受けており、同作の最終話へのオマージュとなっている。
あらすじ
ある日、高校1年生の玄野計は地下鉄のホームで小学生時代の親友だった加藤勝を見かける。正義感の強い加藤は線路上に落ちた酔っ払いを助けようとするが1人では抱え上げられず玄野に手伝いを求める。2人はホームに戻り損ね、線路に進入してきた電車に轢かれて死んでしまう。次の瞬間、彼らはマンションの一室にいた。そこには同じように死んだはずの人々が集められていた。部屋の中央にある謎の大きな黒い球。彼らは、その「ガンツ」と呼ばれる球に、理由もわからないまま星人を「やっつける」ように指示され、別の場所へと強制的に転送されていく。
ガンツのミッションを繰り返すうちに玄野はガンツでの戦闘に生き甲斐を感じ始め、加藤は星人を倒すことに躊躇し後手になりながらも参加メンバーの生存を優先する。しかし、そうした2人の行動が結果的に玄野以外全滅という最悪の事態を招く。ただ1人生き延びた玄野は日常で恋人・小島多恵に生き甲斐を見出すようになりガンツからの解放を決意、ミッションでは加藤の意志を反芻しながら参加メンバーを引っ張っていく。次第にメンバー間には協調性が生まれ、情報交換や訓練を経て徐々に生存率も上がっていった。その一方で、ミッションエリアが都市部へと近付くにつれて、星人側にガンツの存在が認知されるようになり、被害はミッションとは無関係な一般市民にも及び、さらにガンツのルールも曖昧になりはじめる。
そしてついに100点獲得者が続出するまでになり、加藤は再生され、玄野はそれまでの活躍からメンバーの後押しもありガンツから解放される。記憶を消されて解放されたことで普通の高校生として再び生き始めた玄野だったが、その存在はガンツの重要人物として星人側にも知られており、自宅を襲撃され殺されてしまう。玄野という精神的支柱を失い、ガンツの仕組みそのものに疑問を抱き始め消極的になっていたメンバーに対して、加藤はミッションに巻き込まれた一般市民の救出に奔走する。弟・歩のもとへ帰るため、そして玄野を再生するために身を挺して戦う加藤に感化されたメンバーの協力もあり、玄野は無事に再生される。玄野の再生に歓喜するのも束の間、ガンツを独自に調べていた西丈一郎から「カタストロフィ」の存在を示唆される。
漠然とした不安を抱えたまま再びマンションに集められると、部屋の明かりは消え、ガンツも故障したかのように様子がおかしくなっていた。転送先では多国籍のチームが混戦を極め、玄野たちも苦戦を強いられるが、半ば強制的にミッションは終了し、ガンツの球には「おわり」の文字が表示される。そして空が赤く染まり「カタストロフィ」が始まる。それは今までの局地的なミッションとは異なり、もはや星人による大規模な侵略戦争だった。一般市民が屠殺や鑑賞用として捕獲されていく中、ガンツメンバーは装備を使って迎え撃つ。玄野は捕らえられた多恵を救う過程で初めて星人と意思疎通を行い、加藤たちガンツメンバーは「真理の部屋」へと転送され、それぞれガンツの真実を知る。
その後、玄野は自爆覚悟の星人から名指しで決闘を挑まれ最後の戦いに向かう。残っていたガンツメンバーの加勢に助けられながら、星人の額に玄野自ら突撃し止めを刺して倒す。しかし残っていた星人が自決し自爆装置を作動させてしまい、転送が間に合わず飛行ユニットで帰還、玄野と加藤は不時着し海を漂流する。浜辺に漂着すると2人は気を失い倒れかけるが玄野は多恵、加藤は歩に抱き支えられる。
登場人物
キャラクターの一部は、実在の有名人や映画の主人公をモデルにしている。以下主要人物の概要を記述する。
玄野 計(くろの けい)
ガンツ
作中の軸となるキーアイテム。世界各地に存在し、その正体、目的が一切不明の直径1mの謎の黒い球体。各地で呼び名が異なり、東京では「ガンツ」、大阪では「黒アメちゃん」、ガンツ制御者たち(通称「財閥チーム」)は「ブラックボール」などと呼ぶ。本項では便宜上「ガンツ」で統一する。
球体内には人工呼吸器に似た器具を取り付けられた全裸の男性が座っており、この人物をガンツと呼称する場合もある。通常の音声会話などのコミュニケーションを取ることは不可能だが、一定の要望に対しては応答が得られることがあり、男に音声で要請し耳孔に指で刺激を加えると、今までの戦死者のリストや100点獲得時の特典などの情報を球体表面に表示させることができる。なお、この男に対する物理的な攻撃は一切の効果を持たない。
死んだ人間・動物を蘇らせ、「星人」と呼ばれる正体不明の怪物と戦う任務(ミッション)に強制的に参加させる。なお、ガンツの招集を受けた人間は、厳密には蘇っているわけではなく、死亡した人間(オリジナル)を元に複製されたコピー体である。ゆえにオリジナルの個体とは別人であり、オリジナルの方は既に死亡している。これはミッションにより死亡・再生した人間も同じである。登場人物の西はこれを「ファックスから出てきた書類」と表現している。ごく稀にオリジナルが生きていて、同一人物が2人存在するという現象が起こる場合もある。
ミッション参加者は「あだ名」で表記される。あだ名は主に身体的特徴や行動、職業、名前や雰囲気で付けられる。
ミッション中、一般人がガンツミッションの存在を感知した場合、その人間を標的とするミッションが新たに追加されることがある。そのミッションで抹殺された人間はメモリーに加えられ、後に再生することもできる。再生した場合、ミッションメンバーだった場合は以降のミッションにメンバーとして加えることができ、ガンツにターゲットとして指定されていた一般人の場合は記憶を消された上で再生させられる。
ガンツに要請することで、世界各地に点在しているガンツを通じ、他の地域で活動しているチームと通信を行うことが可能。互いの同意があれば、他地域へメンバーを転送、もしくは他地域からメンバーを転送させて連れてくることも可能である。
ルール
なお、オニ星人のミッションの途中から、一般人に対する不可視効果と時間制限が解除され、ミッションをクリアするには星人を全滅させることが絶対条件となっている。また、ぬらりひょんのミッション後半ではミッションフィールドが縮小され、それにより敵との交戦が不可避となった。
点数
星人を1体倒す、もしくは転送させるごとに点数が加算される。1体あたりの点数は一定ではなく、種族や個体によって広範な格差がある。累積点が100点に到達すると以下の3つの特典が提示され、100点分の得点と引き換えにいずれかを選ぶことができる。
その場で自宅などに死亡直前の姿で転送され、それまでのミッションや死んだ後の記憶は消去された状態になる
「より強力な武器」が用意され、以降のミッションで使用可能となる。残余得点は繰り越しとなる。
メモリー内の人物から1人を再生する。
ミッションメンバーだった場合は以降のミッションにメンバーとして加えることができるが、記憶は死亡・解放前までさかのぼり、これまでの得点もリセットされた状態でのスタートとなる。ガンツにターゲットとして指定された一般人の場合は記憶を消された上で再生させられる。残余得点は繰り越しとなる。なお、この「再生」は厳密にはガンツのメモリーの中にある死者(オリジナル)のデータを元にした複製に当たるため、存命している人間のコピーを作ることも可能である。
ガンツ文字
ガンツに表示されるメッセージに使われる手法。基本的に丁寧語と乱暴な言葉を繋げている他、「り」「ス」など一部の仮名文字は左右に反転した鏡文字になっていたり、明朝体と手書き文字が混じっていたりする。この手法に使われる法則は以下の通り。
- 「てめえら」と「君達」を合わせた「てめえ達」
- 「それでは」を表す「それぢわ」
- 「-です」ならぬ「-だす」
- 「-ですが」ではなく「-てつが」
- 誤字として、「さ」ではなく「ち」、「め」ではなく「ぬ」が使われている場合が多い。
また、大阪では関西弁表記のメッセージが表示される。
マイエルバッハ
ドイツにある大企業。会長はハインツ・ベルンシュタイン。黒い玉の製造工場を所有し、フリーライターの菊地がこの人物と会見したことにより、ガンツが人間の手によって作られていることが判明した。通訳のセバスチャンが菊池に語ったガンツの概要は、「今まで行われたガンツのミッションは、世界各地の会員(有名な政治家、俳優、王族などがいる)に映像としてリアルタイムで配信され、賭けの対象になっていた」というものであった。ベルンシュタインには脳に障害を持つ娘がおり、3歳まで音を発しなかった。だが、ある日突然謎の数字の羅列を発し始め、ベルンシュタインが学者や暗号解読のプロフェッショナルに解読させたところ、それが1つの言語であることが判明した。ベルンシュタインは傾きかけていた会社を立て直す方法を示していることを見出だし、その後この数式を元に傾いていた会社は危機を脱し、会社の規模を10倍以上へと拡大させていった。そして、娘が示した数式を元に科学者・技術者たちに作らせたものがガンツおよびガンツウェポンであり、それは世界各国の各地に配備された。このガンツやその目的(異星人を迎え撃つため)は隠す必要が無いとしてマスコミに情報を開示したが、CNNと英国放送協会(BBC)が取材に来たものの、CNNは取材をやめ、BBCは「エイプリルフールに流す」と言っていたとのこと。
ガンツの正体
ガンツは巨人族(異星人)の侵略に備え、マイエルバッハの工場で量産製造された兵器のひとつであり、正式名称は単純に「ブラックボール」。この呼称はブラックボールを制御する権限を持つ、世界中の中枢組織(財閥など)に共通する。ブラックボールは日本や世界各国の各地に配備されており、玄野たち東京チームが「ガンツ」と呼んでいる黒い球体は、世界中に多数存在するブラックボールの一個体にすぎない。その未知なるテクノロジーは宇宙の彼方で巨人族の侵略を受け、これを撃退した異星人が地球に向けて発信したメッセージからもたらされたものだった。異星人のメッセージには自分たちが撃退した巨人族が地球に向かっていること、およびそれに立ち向かうための兵器と転送システムの設計図が含まれていた。なお、ガンツ(ブラックボール)の中に入っている人間は全て、そのテクノロジーを地球に発信した異星人の「通訳」として、ランダムに選ばれた人間の複製(クローン)である。
星人
ミッションの標的となる人間以上の身体能力を持つ生命体。ガンツのミッションでは「◯◯星人」という名称が付けられている。言語を解する星人は人間を指して「現地の生物」と呼ぶ。星人の中には吸血鬼たちのように、元は人間だったものも含まれている。星人同士が互いの存在を感知している場合があり、種に関係なく星人間でのコミュニケーションが可能な「共通言語」と呼ばれる音声に依らない特殊な意思疎通法が存在する。また、地球人と同様に人語が使える星人も存在する。普段は地球人に存在が悟られないように体を透明あるいは擬態している。物語の終盤、彼らが他の惑星から地球へ移住して来た本物の宇宙人であることが明かされた。
ねぎ星人編
場所は多摩市一ノ宮。メンバーは10人。そのうち、新メンバーは8人。
ねぎ星人(2体)
田中星人編
場所は板橋区住宅街。メンバーは13人、そのうち、新メンバーは8人。
田中星人(13体)
アニメ版では田中星児への配慮として「鈴木星人」に改名されていた他、好きなものが「とり あまいもの」になっていたり、細かなデザイン(特に幼鳥の体型)が違っていたりする。なお、星人であるにもかかわらず、アパートの近くにあるコンビニの店員には、お菓子を大量に買っていく田中星人の姿が見えている(アニメ版では見えておらず、店員からは幽霊呼ばわりされている)。中の鳥はゲーム版では「トリ」と呼称されている。
ボス田中星人
スーツを着ていない玄野を捕獲し殺そうとするが、呼吸器のチューブを壊されてしまい、怯んだところをXガンの銃撃を受け死亡。
ゲーム版では「大トリ」と呼称されている。
8点
ボス田中星人
スーツを着ていない玄野を捕獲し殺そうとするが、呼吸器のチューブを壊されてしまい、怯んだところをXガンの銃撃を受け死亡。
ゲーム版では「大トリ」と呼称されている。
8点
あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編
場所は文京区羅鼎院(らていいん、実在しない)。メンバーは15人、うち、新メンバーは9人。
あばれんぼう星人(1体)
おこりんぼう星人(1体)
仏像星人(10体)
毘沙門天は近藤に、天燈鬼と龍燈鬼はJJに、風神は岡崎に、ほか5体は東郷の狙撃で倒される。韋駄天は大仏撃破後も逃げ回るが、結局は東郷の狙撃で倒される。
大仏星人(1体)
玄野によって白毫にできた穴から体内へ突入され、内部から頭を銃撃されて倒される。
千手観音を守る仏像星人(4体)
多聞天・増長天・広目天は桜丘に、持国天は加藤に倒される。
千手観音
本ミッションのボス。生体反応を逆行させる円盤形の特殊装置を保有し、身体を粉砕されても装置さえ無事なら瞬時に再生・復活する(その際に相手に触れていれば、そこから相手の体を徐々に消滅させることもできる)。灯篭型の長距離レーザー、水瓶に入った強力な酸、鋭利な剣など様々な武器を駆使し、しかもこれらの武器はスーツの耐久力を無視して効果を発揮する。さらに人間の脳髄を摂食することで対象者の知識や経験を取り込む能力を持つほか、Yガンで捕縛されても転送されている部分を分離して逃れられる。モデルは滋賀県長浜市の向源寺にある国宝の十一面観音立像。
東京チームのメンバーの大半を殺害するが、加藤のYガンに捕獲され転送されかける。その際に中から本体と思われる6本の腕を持つ異形の生物が現れ、死闘の末に自身の剣で首を切断される。本体の戦闘力はさほど高くないが、死ぬ間際に尻尾で加藤の心臓を貫き、相討ちに持ち込む。
なお、作中では初めて玄野が勝てなかった星人であり、点数も不明。
スピンオフである『GANTZ:E』にも登場している。
仏像星人(10体)
毘沙門天は近藤に、天燈鬼と龍燈鬼はJJに、風神は岡崎に、ほか5体は東郷の狙撃で倒される。韋駄天は大仏撃破後も逃げ回るが、結局は東郷の狙撃で倒される。
大仏星人(1体)
玄野によって白毫にできた穴から体内へ突入され、内部から頭を銃撃されて倒される。
千手観音を守る仏像星人(4体)
多聞天・増長天・広目天は桜丘に、持国天は加藤に倒される。
千手観音
本ミッションのボス。生体反応を逆行させる円盤形の特殊装置を保有し、身体を粉砕されても装置さえ無事なら瞬時に再生・復活する(その際に相手に触れていれば、そこから相手の体を徐々に消滅させることもできる)。灯篭型の長距離レーザー、水瓶に入った強力な酸、鋭利な剣など様々な武器を駆使し、しかもこれらの武器はスーツの耐久力を無視して効果を発揮する。さらに人間の脳髄を摂食することで対象者の知識や経験を取り込む能力を持つほか、Yガンで捕縛されても転送されている部分を分離して逃れられる。モデルは滋賀県長浜市の向源寺にある国宝の十一面観音立像。
東京チームのメンバーの大半を殺害するが、加藤のYガンに捕獲され転送されかける。その際に中から本体と思われる6本の腕を持つ異形の生物が現れ、死闘の末に自身の剣で首を切断される。本体の戦闘力はさほど高くないが、死ぬ間際に尻尾で加藤の心臓を貫き、相討ちに持ち込む。
なお、作中では初めて玄野が勝てなかった星人であり、点数も不明。
スピンオフである『GANTZ:E』にも登場している。
チビ星人編
場所は中野区ビル街の屋上。メンバーは1人。
チビ星人(10体)
1体を残して玄野に倒されるも、殺された仲間の仇を討つべく勢綾高校の生徒(「4組の中野」)に擬態してミッション外にも出現。玄野のクラスメートや駆け付けた機動隊を虐殺して回り、多恵をも手にかけようとするが、最後は玄野にXガンで撃たれ死亡する。
なお、作中での描写は無いが、玄野のクラスメートなどの死体も操れるらしい。
ゲーム版でも出演しているが声優は不明。
3点
かっぺ星人編
場所は千葉市美浜区幕張。メンバーは25人、うち、新メンバーは24人。
かっぺ星人(1体)
巨大化して風を圧倒するが、背後から和泉にガンツソードで一刀両断され倒される。
ラプトルサン(43体)
1点
トリケラサン(3体)
3点
チラノサン(3体)
3点
ブラキオサン(2体)
親:30点、子:10点
ラプトルサン(43体)
1点
トリケラサン(3体)
3点
チラノサン(3体)
3点
ブラキオサン(2体)
親:30点、子:10点
ゆびわ星人編
場所は港区六本木ヒルズ。メンバーは15人、そのうち、新メンバーは6人。
ゆびわ星人(8体)
10点
小島多恵編
場所は小島多恵宅近辺。メンバーは14人。ゆびわ星人ミッション完了直後に急遽追加された特殊ミッションで、標的は星人ではない。
小島多恵
オニ星人編
場所は豊島区池袋駅周辺。メンバーは17人、そのうち、新メンバーは5人。本ミッション中盤以降制限時間や一般人に対する透明状態が無効で一般人にガンツメンバーとオニ星人の姿が普通に見えるようになっている。
オニ星人
一般的なオニ星人(多数)
幹部(3人)
火炎属性型の幹部
桜井を焼死させるも直前に視神経と下半身の神経を破壊され、その隙に坂田の超能力で心臓を握り潰され死亡。
不定形属性型の幹部
変身能力を駆使してレイカや稲葉を翻弄するが、上空から襲いかかる玄野にガンツソードで首を切断され即死。
岩石属性型の幹部
風との壮絶な格闘戦の末に倒される。
一般的なオニ星人(多数)
幹部(3人)
火炎属性型の幹部
桜井を焼死させるも直前に視神経と下半身の神経を破壊され、その隙に坂田の超能力で心臓を握り潰され死亡。
不定形属性型の幹部
変身能力を駆使してレイカや稲葉を翻弄するが、上空から襲いかかる玄野にガンツソードで首を切断され即死。
岩石属性型の幹部
風との壮絶な格闘戦の末に倒される。
ボスオニ星人
終始東京チームを圧倒するが、最後は玄野と和泉の共闘によって倒される。
一般的なオニ星人(多数)
幹部(3人)
火炎属性型の幹部
桜井を焼死させるも直前に視神経と下半身の神経を破壊され、その隙に坂田の超能力で心臓を握り潰され死亡。
不定形属性型の幹部
変身能力を駆使してレイカや稲葉を翻弄するが、上空から襲いかかる玄野にガンツソードで首を切断され即死。
岩石属性型の幹部
風との壮絶な格闘戦の末に倒される。
一般的なオニ星人(多数)
幹部(3人)
火炎属性型の幹部
桜井を焼死させるも直前に視神経と下半身の神経を破壊され、その隙に坂田の超能力で心臓を握り潰され死亡。
不定形属性型の幹部
変身能力を駆使してレイカや稲葉を翻弄するが、上空から襲いかかる玄野にガンツソードで首を切断され即死。
岩石属性型の幹部
風との壮絶な格闘戦の末に倒される。
ボスオニ星人
終始東京チームを圧倒するが、最後は玄野と和泉の共闘によって倒される。
ぬらりひょん編(大阪編)
単行本ではぬらりひょん率いる妖怪の宇宙人を星人百鬼夜行と書かれている。場所は大阪市中央区道頓堀。東京メンバーは15人。うち、新メンバーは5人。オニ星人編に続き一般人に対する透明状態が無効で一般人にガンツメンバーと妖怪の姿が普通に見えるようになっている。制限時間は無いが時間経過でエリアが狭まって行き、必然的に宇宙人との交戦を迫られる。第2部最初のミッションであり、また、東京ガンツチーム初の東京近郊以外でのミッションである。伝承などに伝えられる妖怪によく似た姿をしている。作者の奥浩哉によればカタストロフィ編のアイデアが先にあり、世界規模のストーリーに移行する前にワンクッションを置くという意味合いから大阪編が構想された。星人に妖怪が選ばれたのは道頓堀の雰囲気にビジュアルとして妖怪が合いそうだから、という理由による。
ぬらりひょん
なお、ガンツの説明では「ぬらーりひょーん」が口癖であるとされるが、ミッション中は一度も発していない。また、小島多恵と同じく、「○○星人」の形で表示されていない。
天狗
71点
犬神
68点
お歯黒べったり
泥田坊
網切
一本だたら
般若
小面
牛鬼
その他の妖怪(多数)
天狗
71点
犬神
68点
お歯黒べったり
泥田坊
網切
一本だたら
般若
小面
牛鬼
その他の妖怪(多数)
ラストミッション編
最後のミッション。場所はイタリア。東京メンバーは12人。大阪でのミッションと同様、他のガンツチームも参加。外国からの参加チームも多数あり、多国籍入り乱れる乱戦状態となる。ガンツはバグを起こしたように文字化けし、ミッション開始前の音楽もぶつ切り、部屋の電気は消えているなど、今までのミッションとは違う様相を見せる。また、このミッションは最後まで行われず強制終了となる。採点も最後まで行われることは無く、100点クリア者への報酬も途中でガンツがダウンしたため全員には行き渡っていない。
ダヴィデ星人
ダヴィデ
その他の石像たち(多数)
玄野星人編(アニメ版オリジナル)
場所はどこかにある10階立ての雑居ビル。メンバーは7人、そのうち、新メンバーは6人。
玄野星人
『GANTZ/MINUS』(ノベライズ)に登場した星人
特徴などの内容は、基本的に原文からそのまま抜粋して記載する。
しょうとく星人
童子
拳を振り上げただけでスーツ未着用の人間を木端微塵にして殺せるほどの腕力を持っているが、動きは鈍く知能も低いため経験を積んだメンバーにとっては単体だと大きな脅威にならない。しょうとく星人の口から吐き出されることで増殖する。
ボスしょうとく星人
石橋に右肩と頭を、大樹に背中やふくらはぎなどを破壊されてもなお動き続けるが、明里に左足を切断されて倒れかけたところをYガンのワイヤーで何重にも拘束され、転送される。
童子
拳を振り上げただけでスーツ未着用の人間を木端微塵にして殺せるほどの腕力を持っているが、動きは鈍く知能も低いため経験を積んだメンバーにとっては単体だと大きな脅威にならない。しょうとく星人の口から吐き出されることで増殖する。
ボスしょうとく星人
石橋に右肩と頭を、大樹に背中やふくらはぎなどを破壊されてもなお動き続けるが、明里に左足を切断されて倒れかけたところをYガンのワイヤーで何重にも拘束され、転送される。
はなこさん星人
その他の星人
行動もほぼ都市伝説のものを踏襲している。
その他の星人
行動もほぼ都市伝説のものを踏襲している。
トラ星人
その他の星人
その他の星人
ひょうほん星人
知能が高く残忍な性格で、人間を生きたまま解体することを好む。人語を理解している上に、解体した人間の皮膚を被って本人に成りすますことができる。身体能力も高く、XガンやYガンなどのロックオンを無効化する装置まで持っていると隙のない強敵だが、唯一強い光だけは苦手としている。
<鍵>と呼ばれる人物(クロノケイ)を殺すためにガンツメンバーに成りすまそうとしており、たった1体でメンバーのほとんどを殲滅した。当初の目論見通り懐里の皮膚を手に入れるも、それが戦闘で破れてしまったため、代わりに大樹の皮膚を狙う。最後は大樹によってYガンで捕獲・転送された。
未来を見せる能力があり、和泉に「全世界を襲う巨人に立ち向かうガンツメンバー」と「和泉の最期」という2つの未来を見せる。懐里のことを知っていた他、転送される直前には「<カタストロフィ>は迫ッている。神は見ている、この世界を。おまえの勝利など、その前にはなんの意味も持たない」と言い残した。
ジーンズ星人
漫画本編でも和泉の回想シーンに登場している。特徴などのデータは『GANTZ/MANUAL』にて判明。
『GANTZ/EXA』(エクサ)に登場した星人
まんざい星人
おはなばたけ星人
棘や鈎を大量に備えた蔦やハエトリグサのような捕獲器から分泌される消化液など、スーツの防御力も意に介さない多彩な攻撃を仕掛けてくる。
また高度な擬態能力を備えており、人間の心理を読み取って大切な人の姿に化け、獲物をおびき寄せる。
巨大花
花から散弾のように大量の胞子をばら撒き、人間を苗床として繁殖していく。
また下水道には人間の水死体のような見た目をした根が張り巡らされており、地下の人間にも攻撃を仕掛けてくる。この根には異常に肥大化したゴキブリや蛆などの虫が住み着いている。
Xガンによるダメージもほぼ受け付けず胞子によってミッションメンバーや一般人を大量に殺戮したが、最後は堤防の決壊によって工場排水に根を浸され、あっという間に枯れた。
巨大花
花から散弾のように大量の胞子をばら撒き、人間を苗床として繁殖していく。
また下水道には人間の水死体のような見た目をした根が張り巡らされており、地下の人間にも攻撃を仕掛けてくる。この根には異常に肥大化したゴキブリや蛆などの虫が住み着いている。
Xガンによるダメージもほぼ受け付けず胞子によってミッションメンバーや一般人を大量に殺戮したが、最後は堤防の決壊によって工場排水に根を浸され、あっという間に枯れた。
まとりょーしか星人(5体)
本物のマトリョーシカ同様入れ子構造になっており、外殻を破壊される度に一回り小さくなる。外殻はかなり頑丈で、Xガンの連射でやっと破壊できる程度。
最初のうちは何もせずオカマ口調で口うるさく喋っていただけだったが、小さくなる度にすばしっこく、さらに積極的に動きまわるようになり、その巨体で次々とミッションメンバーを押しつぶしていった。
激しく飛び跳ねる、高速で転がりまわる、七転八倒して周囲をめちゃくちゃに破壊するなど、動きは個体によって異なる。
しちふく星人
別の時間軸でナガトモたちが経験したミッションに登場した星人
ほうたい星人
ぎろちん星人
さしみ星人
ムシ星人
らくえん星人
じゅんいち星人
たまご星人
表示された住所と星人の画像はナガトモの妻であるユイのものであり、ユイにもミッションメンバーの姿は見えていたが、実は星人が彼女に寄生していただけだった。
正体はユイの腹帯に描かれていたロゴマークのキャラクターであり、全長はそれぞれ1cmほど。「トぴチョういち」「ランね」など意味不明な鳴き声を上げながらちょこまかと走り回る。
屍食鬼
巨大岸本恵
相当の質量を持ち、地球に接近するだけで異常な潮汐力により海は干上がり、鳥はバランスを失って墜落する。地球に衝突すれば人類の滅亡は免れないのではないかとまで推測されていた。
屍食鬼
巨大岸本恵
相当の質量を持ち、地球に接近するだけで異常な潮汐力により海は干上がり、鳥はバランスを失って墜落する。地球に衝突すれば人類の滅亡は免れないのではないかとまで推測されていた。
実写映画版に登場した星人
カタストロフィ
ラストミッション終了後、空が一面血のように赤く染まり、世界各地に謎の飛行物体が出現。上空から次々と降下する巨大兵器群と空を覆う飛行物体によって、アメリカ合衆国、中国が壊滅する。その脅威は日本にも到来し、東京、大阪、福岡、広島など日本各地で攻撃が始まる。圧倒的な戦力を持つ文明の前に自衛隊も一方的な敗北を喫する。侵略の理由は、彼らの住む惑星が何世代も昔に消滅し、スペースコロニー内の都市での生活を強いられていたため、それを解決するために地球へ移住してきたとされている。カタストロフィとは、彼ら巨人たちによる全世界同時襲撃、すなわち「地球への侵略戦争」のことである。一旦は圧倒的な軍事力で地球を蹂躙し尽すも、ガンツチームが対抗して彼らのコロニーに乗り込んでいる隙に地球人と和解したかのようなプロパガンダを放送し、以後表向きは攻撃しない姿勢を取っている。これにより全ガンツチームは風評被害の的にされ、大多数の地球人をも敵に回すことになってしまう。
巨人族
巨人兵士
下級兵
上級兵
飛行兵器
巨大歩行兵器
なお、コロニー内の空間圧縮施設を守るための戦力として、周辺の海中に多数配備されている。
生物兵器
猟獣
キマイラ
双頭の獣
カマキリ
巨大砲台
スペースコロニー
スペースコロニーの中心に立つ巨大で長い柱が心臓部となっており、そこを破壊されるとスペースコロニーは破壊される。
最終的に玄野がイヴァ・グーンドを殺害した直後に巨人族の上級兵が自ら首を斬りつけ自害し、スペースコロニーに巨人族の一般人が大勢乗っているにもかかわらず、自爆される。
武器とアイテム
標準装備
メンバー全員に無条件で提供される装備で、ガンツスーツ、コントローラー、Xガン、Xショットガン、Yガン、ガンツソードがこれに該当する。ミッション内容の提示がなされた後にガンツ本体の左右と背面が勢いよく開くとそこはウェポンラックとなっており、左右ラックには武器、背面ラックには、そのミッションに召喚された者たちの着用するスーツの入ったアタッシェケースが収納されている。スーツは全員分が用意されているが、武器は全員フル装備で賄えるだけの数は無い。なお、これらのアイテムはミッション終了後にガンツの部屋から持ち出すことが可能だが、ミッションへの転送時に所持していなければ丸裸での戦いを強いられることとなり、それは死を意味する。また日常生活においての使用も、ガンツの機密保持に関わらない限り可能である。銃はいずれもトリガーが2つあり、上のトリガーがロックオン用、下のトリガーは発射用となっている。
ガンツスーツ
ガンツに召喚された人数分だけ用意されており、ケースの名前の主の身体にジャストフィットしている。大腿部にXガンやYガン、ガンツソードのグリップを収められるホルスターを装備可能。
内部は特殊なゲル状の物質で満たされており、筋力や精神力の向上によって機能が発動、その際スーツが盛り上がり、表面に無数の筋が隆起する。岩塊を発泡スチロールのように圧潰させたり、巡航速度で走行中の自動車をも上回るスピードで走ることが可能で、高所から着地する際には脚部から高圧の気体を噴射し衝撃を吸収する。また、衝撃や圧力に対しても自動的に防御効果を発揮、剥き出しである頭部も防護される。超音波や高温の炎などからも人体を保護し、Xガンによる射撃にも耐えるが、後述するように内部的にはダメージが蓄積するようであり、小島多恵編でXガンを連射されたメンバーはスーツが破壊されている。
他にはコントローラーから「ステルスモード」を起動させて透明化する光学迷彩の機能もあり、ガンツメンバーや吸血鬼たちはこれを「周波数を変える」と言っているが、その周波数が何を指し、いかなる原理で透明化しているのかは不明。当初、ガンツメンバーたちはミッションにおいてガンツ側で周波数が設定されており、一般人からは見えず、音さえ聞こえない状態であったが、物理的に接触は可能なため単に存在を秘匿しているだけであり、異次元に消えているわけではない。また、ステルスモードを起動させると一般人やほとんどの星人はもとより、元々ガンツによって不可視化されているガンツメンバーに対しても不可視化されるため、視覚的に捉えられなくする周波数にはいくつかあると考えられる。ステルスモードが解除される際には、スーツ表面にショートしたかのような光が走る。
スーツの耐久性能には限界があり、一定以上のダメージを受けると過負担が掛かって、スーツ各部のレンズ状のポイント(「メーター」)からゲル状の物質が漏出し、機能を失う。メーター自体を破壊されると負荷値と関係なく即座に機能が失われ、ステルスモードを起動させている場合には一気に姿が露呈する。スーツの損傷および蓄積したダメージはガンツの部屋へ転送された際には回復している。機能はメーターのある部位ごとに独立しており、腕部が破損しても脚力のメーターが無傷であればその部位の機能は保持されるため戦闘は続行可能。
なお、老若男女・種族に関係なくオーダーメイドとなっているため、他者のスーツを着用してもスーツの効果は得られない。一見、コスプレのような外見なので、初めてミッションに参加する人間は大抵このスーツを着たがらない。体にぴったりフィットするサイズであり、着用する際には一度全裸になる必要がある。
アニメ版ではただ着用するだけでは力を発揮できず、昂揚や性的興奮などの力が働かなければただの服だという設定にされている。
Xガン
「Xガン」の名称は、透視機能にちなんだレントゲンの「Xレイ」と、発射時の「X型」の形状から加藤が命名する。
Xショットガン
作中では命名されずじまいだった。
Xガン共々大阪編以降はガンツソードや後述の100点メニューの追加装備にポジションを奪われることが多くなり、出番が減少した。
Yガン
作中では命名されず、「捕獲用の銃」と呼ばれている。また、作中では、「上」とは実際にはどこに転送するのか、何のために転送するのか、理由は最後までわからないままだった。
コントローラー
アニメでは長方形に近いシンプルなデザインになっている。
ガンツソード
オニ星人編以降、作中では非常に使用頻度の高い武器となっており、その威力と性能の高さから巨人族との戦闘において最も多用され、標準装備でありながら強化装備のZガンを超える戦果を上げている。
ガンツバイク
追加装備
100点メニューの2を選ぶことで提供される殺傷力や機動性の高い装備。劇中では「より強力な武器」と呼ばれる。
Zガン
飛行ユニット
ハードスーツ
大阪編で初登場し、大阪チームの岡八郎がこれを装備してぬらりひょんと死闘を繰り広げた。しかしぬらりひょんの猛攻を抑え切ることはできず破壊されている。こうした経緯から加藤からは「岡のスーツ」とも呼ばれている(291話)。イタリア編ではハードスーツ装備者の死体を加藤が見つける形で再登場し、東京チームにイタリアミッションの凄絶さを印象付けた。カタストロフィ編では財閥チームの男が腕だけを転送して装備し、巨人下級兵を退けつつ巨人上級兵2人と互角に戦った。コロニー内の戦闘では装備者二組が巨大生物と戦ったものの、そのうちの一人が一撃で倒される結果に終わっている(349話)。玄野と西もこのスーツを装備し、激闘を演じた(364話)。
ガンツロボ
カタストロフィでは岡が使用していたものよりもさらに巨大な上位機種も登場する。頭部がコクピットになっており、ハードスーツを着た操縦者が床に取り付けられた飛行ユニットに座り、自分の意志のみで動かす仕組みとなっている。操縦者には巨大ロボットの視点の高さから送られてくる映像がハードスーツのヘルメット内に映し出されるため、あたかも自分自身が巨大化したような感覚で操作できる。ガンツの制御法に精通していれば遠隔での操縦や自爆も可能であるが、その場合搭乗者の自由行動は制限される。下位機種に比べて耐久力が高いが、コクピットは吹きさらしになっており、外から簡単に侵入されてしまうという弱点がある。
超能力
桜井弘斗・坂田研三が使用する能力。能力は能力者から伝授される形で身につく。謎が多く、作中でもその原理は解明されていない。また、伝授の際には能力者の脳の一部を移植する必要があり、桜井もいつの間にか「視床下部と大脳基底核の一部をちょっぴり」移植されている(坂田の発言より)。
彼らの能力は、手を触れずに対象物を浮遊・移動させたり、Xガンのように対象物の内部を透視・目標部位を破壊するものがある(セバスチャンはこれらの超能力と似た現象を菊池に披露する)。ミッションにおいては星人の心臓を握りつぶし、人間や人型の星人は脳血管を切るなどして倒している。超能力を使う度に鼻などから血が出る描写が多く、超能力を使えば使うほど内臓に負担がかかり、自分の内臓はもはや老人と同じであると坂田が説明している。また、ガンツの転送でも超能力による内臓へのダメージを消去することは出来ない。カタストロフィ編では桜井が巨人への復讐心に燃えるのを皮切りに、ガンツスーツでも防げない巨人の電撃をバリアのようなもので防ぎ、巨人族の巨大な身体をノーモーションで捩じ切り、数人の巨人族を一度に殺害するなど劇的な能力向上を果たす。さらに、巨大ロボットに乗せられた際には、その手を介して敵の巨大歩行兵器をバラバラに破壊している。
書誌情報
漫画
ヤングジャンプコミックス
- 奥浩哉『GANTZ』集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、全37巻
- 2000年12月11日発売、ISBN 4-08-876105-7
- 2001年3月19日発売、ISBN 4-08-876139-1
- 2001年6月19日発売、ISBN 4-08-876163-4
- 2001年10月19日発売、ISBN 4-08-876217-7
- 2002年2月19日発売、ISBN 4-08-876267-3
- 2002年5月17日発売、ISBN 4-08-876293-2
- 2002年9月19日発売、ISBN 4-08-876342-4
- 2003年1月17日発売、ISBN 4-08-876388-2
- 2003年5月19日発売、ISBN 4-08-876442-0
- 2003年8月19日発売、ISBN 4-08-876486-2
- 2003年12月18日発売、ISBN 4-08-876538-9
- 2004年3月19日発売、ISBN 4-08-876578-8
- 2004年5月19日発売、ISBN 4-08-876608-3
- 2004年7月16日発売、ISBN 4-08-876637-7
- 2004年12月17日発売、ISBN 4-08-876717-9
- 2005年4月19日発売、ISBN 4-08-876780-2
- 2005年7月19日発売、ISBN 4-08-876826-4
- 2005年11月18日発売、ISBN 4-08-876881-7
- 2006年6月19日発売、ISBN 4-08-877069-2
- 2006年12月19日発売、ISBN 4-08-877187-7
- 2007年5月18日発売、ISBN 978-4-08-877276-9
- 2007年11月19日発売、ISBN 978-4-08-877349-0
- 2008年5月19日発売、ISBN 978-4-08-877445-9
- 2008年10月17日発売、ISBN 978-4-08-877511-1
- 2009年2月19日発売、ISBN 978-4-08-877597-5
- 2009年6月19日発売、ISBN 978-4-08-877668-2
- レイカ ガンツスーツver.figma付初回限定版が同時発売されている。
- 2009年10月19日発売、ISBN 978-4-08-877721-4
- 2010年5月19日発売、ISBN 978-4-08-877854-9
- 2010年9月17日発売、ISBN 978-4-08-879025-1
- 2011年1月19日発売、ISBN 978-4-08-879088-6
- 2011年4月19日発売、ISBN 978-4-08-879129-6
- 2011年8月19日発売、ISBN 978-4-08-879185-2
- 2012年1月19日発売、ISBN 978-4-08-879255-2
- 2012年5月10日発売、ISBN 978-4-08-879328-3
- 2012年10月19日発売、ISBN 978-4-08-879438-9
- 2013年3月19日発売、ISBN 978-4-08-879588-1
- 2013年8月19日発売、ISBN 978-4-08-879627-7
- レイカ ガンツスーツver.figma付初回限定版が同時発売されている。
GANTZ/OSAKA
- 奥浩哉『GANTZ/OSAKA』集英社〈愛蔵版コミックス〉、全3巻
- 大阪編をヤングジャンプと同じB5版で再録したもの。1巻の冒頭と3巻の巻末に計50ページ分の新規エピソードを追加し、細かい点で加筆修正を施している。
- 2010年10月20日発売、ISBN 978-4-08-782343-1
- 2010年11月19日発売、ISBN 978-4-08-782354-7
- 2010年12月17日発売、ISBN 978-4-08-782355-4
- 大阪編をヤングジャンプと同じB5版で再録したもの。1巻の冒頭と3巻の巻末に計50ページ分の新規エピソードを追加し、細かい点で加筆修正を施している。
集英社文庫(コミック版)
- 奥浩哉『GANTZ』集英社〈集英社漫画文庫〉、全18巻
- 大阪編で追加されたエピソードも含まれている。
- 2015年12月18日発売、ISBN 978-4-08-619596-6
- 2015年12月18日発売、ISBN 978-4-08-619597-3
- 2016年1月15日発売、ISBN 978-4-08-619598-0
- 2016年1月15日発売、ISBN 978-4-08-619599-7
- 2016年2月18日発売、ISBN 978-4-08-619600-0
- 2016年2月18日発売、ISBN 978-4-08-619601-7
- 2016年3月18日発売、ISBN 978-4-08-619602-4
- 2016年3月18日発売、ISBN 978-4-08-619603-1
- 2016年4月15日発売、ISBN 978-4-08-619604-8
- 2016年4月15日発売、ISBN 978-4-08-619605-5
- 2016年5月18日発売、ISBN 978-4-08-619606-2
- 2016年5月18日発売、ISBN 978-4-08-619607-9
- 2016年6月17日発売、ISBN 978-4-08-619608-6
- 2016年6月17日発売、ISBN 978-4-08-619609-3
- 2016年7月15日発売、ISBN 978-4-08-619610-9
- 2016年7月15日発売、ISBN 978-4-08-619611-6
- 2016年8月18日発売、ISBN 978-4-08-619612-3
- 2016年8月18日発売、ISBN 978-4-08-619613-0
- 大阪編で追加されたエピソードも含まれている。
ノベライズ
GANTZ/MINUS
GANTZ/EXA
関連書籍
- 『GANTZ/MANUAL』2004年12月17日発売、ISBN 4-08-876735-7
- GANTZ初の公式ファンブック。原作のキャラクターや星人などの設定、各ミッションや武器のギミック紹介。またアニメの詳細設定も掲載されている。
- 『GANTZなSF映画論』2012年5月10日発売、ISBN 978-4-08-720641-8
- 『GANTZ』に影響を与えたSF映画100本を原作者である奥浩哉が紹介している。
- GANTZ初の公式ファンブック。原作のキャラクターや星人などの設定、各ミッションや武器のギミック紹介。またアニメの詳細設定も掲載されている。
- 『GANTZ』に影響を与えたSF映画100本を原作者である奥浩哉が紹介している。
スピンオフ
実写映画第2作『GANTZ PERFECT ANSWER』公開を記念して西丈一郎を主役にした読み切りスピンオフ作品『GANTZ/NISHI』が2011年5月12日発売の週刊ヤングジャンプ24号に掲載され、『GANTZ PERFECT ANSWER』のDVD・BD版封入特典として本作品を収録したコミックスが封入された。その後『GANTZ:G』がミラクルジャンプにて2015年12月号から2017年3月号まで連載された。原作の奥浩哉がストーリーとネームを描き下ろし、イイヅカケイタが作画を担当。全3巻。
江戸時代を舞台とした『GANTZ:E』が週刊ヤングジャンプにて2020年6・7合併特大号(2020年1月9日発売)から連載開始した。作画は花月仁が担当。『GANTZ』の時代劇とネット上で話題となり、Twitterでトレンド入りした。
デジタルコミック
『週刊ヤングジャンプ』公式サイトにてVOMIC化され、2011年1月17日から順次公開、配信中である。「VOMIC」とは、漫画の絵に画面効果を加えた映像に声優が声をあてたオーディオドラマのことである。
テレビアニメ
2004年に放送され、第1期はネギ星人篇・鈴木星人(田中星人)篇をフジテレビで、第2期は仏像篇とアニメオリジナルストーリーの玄野星人篇をAT-Xで放送した。なお、第2期は放送局を変えて再開されている。監督の意向により、ガンツの方針が変遷してゆくチビ星人編とそれ以降は省かれており、ストーリーの細部を変えつつオリジナルシナリオを追加して締めくくった形となっている。また、原作者の要望により、登場人物たちの内面を掘り下げる試みもなされていて、その点でもストーリーの細部が変えられている。
第1期『GANTZ 〜the first stage〜』は、2004年4月10日から6月22日の間、フジテレビで放送された。全11話。フジテレビの規制により一部シーンがカットされ、本来の13話分を11話に再編集されており、一部、残酷シーンなども修正が施されている。それらはDVD化の際に補完された。DVD版は、全13話ノーカットバージョン。監督の板野はトークショーなどで、「自分の表現したかったことは、DVDを見ればわかる」とコメントしていた。
第2期『GANTZ 〜the 2nd stage〜』は、同年8月26日から同年11月の間、AT-Xで放送された。全13話。残酷描写などが第1期より増えているため視聴年齢制限が掛けられた。
スタッフ (テレビアニメ)
- 監督 - 板野一郎
- シリーズ構成・脚本 - 十川誠志
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 恩田尚之
- メカニカルデザイン - 中島利洋
- 撮影監督 - 林コージロー(第22話/駅員)
- 美術監督 - 池田繁美
- 色彩設計 - 飯島孝枝
- 3DCGディレクター - 加藤泰裕
- 編集 - 廣瀬清志(第22話/ストーカー)
- 音響監督 - 早瀬博雪
- 音楽 - 十川夏樹、高梨康治(第6話 - 第26話)
- プロデューサー - 西村大志、並木俊治、寺嶋博礼、内田康史
- アニメーション制作 - GONZO
- アニメーションプロテューサー - 八田紳作、久田大志、荒井英昌
- 製作 - GANTZ Partners
主題歌 (テレビアニメ)
オープニングテーマ「Super Shooter」
エンディングテーマ「Last Kiss」
各話リスト
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|
ネギ星人篇 | ||||
1 | 新しい朝が来た | 板野一郎 | 山名隆史 | 恩田尚之 |
2 | 人間じゃねぇ | 小林謙一 | 藤原潤 | 福世孝明、うのまこと 田中孝弘 |
3 | 計ちゃん、すっげえ | 西森章 | 濁川敦 | 日向正樹 |
4 | それぢわ、ちいてんをはじぬる | うえだひでひと | 水本葉月 | 山本佐和子 |
5 | っていうことは、あの時 | 佐野隆史 | 小林利充 | |
6 | やったああああっ | 山名隆史 | 崔ふみひで | |
7 | 狙ってるぜ | 西森章 | 濁川敦 | 日向正樹 |
鈴木星人(田中星人)篇 | ||||
8 | やべェ! | 関野昌弘 | うのまこと 福世孝明 | |
9 | ソッコー殺す | 佐野隆史 | 犬川犬夫 | 小林利充 |
10 | 裕三君? | 安彦英二 | 遠藤広隆 | 安彦英二 |
11 | あいつは撃てない | 藤原潤 | 寺尾洋之 | |
12 | 加藤くんは待っていて | 松尾慎 | 濁川敦 | 日向正樹 |
13 | 死んで下ちい | 関野昌弘 | 福世孝明、崔ふみひで うのまこと、藤原潤 |
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|
仏像篇 | ||||
14 | さようなら | 西森章 | 犬川犬夫 | 小林利充 |
15 | 早くイキてぇ! | 須永司 | 小林孝志 | 田中孝弘 |
16 | 俺がやる! | 西森章 | 濁川敦 | 鈴木信吾 日向正樹 |
17 | こいつら撃っていいんだろ? | 大橋誉志光 | 亜蘭澄史 吉沢俊一 |
プリンセスマコ |
18 | おかえり | 須永司 | 大西景介 | 石川健介 |
19 | なんじゃ、ありゃあっ | 関野昌弘 | 犬川犬夫 | 福世孝明 細越裕司 |
20 | 俺を撃てっ! | 小林孝志 | 小林利充 | |
21 | 兄ちゃん? | 西森章 | 筑紫大介 | 桧樫珠子 |
玄野星人篇 | ||||
22 | 二度と言うな! | 佐野隆史 | 濁川敦 | 日向正樹 |
23 | 玄野星人! | 田中孝弘 | 水本葉月 | 田中孝弘 |
24 | 出られない迷宮はないんだ | 鈴木信吾 | 犬川犬夫 | 宇野真、細越裕司 鈴木信吾 |
25 | 生きてかえろうぜ | 関野昌弘 | 福世孝明、羽田浩二 薮野浩二 | |
26 | 生きてくれ | 板野一郎 | 小林孝志 | 小林利充 |
フジテレビ 月曜26:28枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
GANTZ
〜the first stage〜 |
GIRLSブラボー first season
|
備考 (テレビアニメ)
- バンダイチャンネルでも配信されている。なお、内容はほぼDVD版をベースにしている。
ゲーム
GANTZ THE GAME
GANTZ/XAOS(モバイルゲーム)
GREE。ジャンルはソーシャルゲーム。基本プレイ無料のアイテム課金制。メーカーはインデックス(旧法人)→インデックス(旧:セガドリーム)。
パチンコ
CRぱちんこGANTZ(オッケー.)
大当たり確率1/319.7 → 1/75.3、賞球数4&1&3&9&10&15、確変割合65%、時短50回
確変16R大当たり後の「小当たりRUSH」が大好評で、異例の増産が決定した。
ぱちんこGANTZ:2(オッケー.)
大当り確率1/319.7 → 約1/99.9、賞球数4&1&4&5&10&15、確変割合60%、時短20or100回
ぱちんこ GANTZ
2022年8月より稼働開始
実写映画
監督は佐藤信介、玄野計役に二宮和也、加藤勝役に松山ケンイチで実写映画化されている。PART1『GANTZ』が2011年1月29日、PART2『GANTZ PERFECT ANSWER』(ガンツ・パーフェクトアンサー)が2011年4月23日に公開された。
劇場アニメ
『GANTZ:O』(ガンツ オー)は、2016年10月14日に公開されたフル3DCGアニメ映画。本作品は、原作の「大阪編」を中心に描かれる。英語吹替版は第29回東京国際映画祭でのみの上映。興行収入は3億円。
あらすじ(劇場アニメ)
加藤勝は弟の誕生日にバースデーケーキを買って帰る途中、東京・新宿の地下鉄で通り魔事件に遭う。加藤は怪我人を助けようとするが通り魔にめった刺しにされ、気づくとガンツと呼ばれる黒い球が置かれたマンションの一室にいた。そこには死んだものが集まり、制限時間内に異星生物を全滅させるというゲームをさせられるという。黒い球は銃とメンバー用の身体強化スーツが入ったケースを出し、ぬらりひょんをやっつけにいけと命令する。加藤は先にこの部屋に来ていた中学生の西丈一郎や、アイドルのレイカ(下平玲花)や中年男性の鈴木良一から説明を受け、とりあえずスーツを着てこのサバイバルゲームに参加することにする。
加藤たちは大阪の道頓堀に転送される。そこには東京だけでなく大阪のチームもおり、いずれも既にこのゲームをクリアしてより強力な武器や乗り物を手にしている猛者たちであった。一般人が襲われているから助けようとする加藤に対し、レイカと鈴木は危険だから大阪チームに任せようと渋る。加藤は二人の静止を振り切り一般人を助けようとする。それを見た大阪チームの山咲杏から、ギゼンシャ星人とからかわれながらも、加藤は一般人の救出に奔走する。
大阪チームは順調に敵を倒していくが、強力な敵・天狗に室谷信雄が殺され、ボスのぬらりひょんには島木や、大阪チーム最強の男・岡八郎も敵わず殺されてしまい、絶対的なピンチに陥る。ぬらりひょんには、意識外の攻撃(不意打ち)しか効かないと知った生き残りのメンバーは加藤が囮役になり、狙撃する作戦に出る。囮役である加藤は両足を切断され殺されそうになるが、杏がかばって死亡する。西がぬらりひょんの背後から攻撃して意識が西に向かってるうちに、加藤はなんとか力を振り絞り、Zガンを連射してぬらりひょんを倒す。
マンションの一室に再び転送された加藤は、100点を取りガンツのボーナスメニューで杏を生き返らせる。その後レイカや鈴木は加藤が過去に、東京チームで戦っていて100点メニューで一度自由になった参加者であったことを語り、加藤は弟の元へと帰り、物語は幕を下ろす。
キャスト(劇場アニメ)
スタッフ(劇場アニメ)
- 総監督 - さとうけいいち
- 監督 - 川村泰
- 脚本 - 黒岩勉
- 音楽 - 池頼広
- 制作 - デジタル・フロンティア
- 配給 - 東宝映像事業部
- 製作 - 「GANTZ:O」製作委員会(フィールズ、京楽産業ホールディングス、東宝、キングレコード、電通、神南スタジオ、ローソンHMVエンタテイメント)
- 主題歌 - 「人間ビデオ」ドレスコーズ
舞台
『「GANTZ:L」‐ACT&ACTION STAGE‐』のタイトルで舞台化され、2018年1月26日から2月4日まで天王洲 銀河劇場で上演された。
ネギ星人編・あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編・和泉による新宿虐殺までが描かれているが時系列や人物設定はアレンジされており玄野・加藤・和泉は大学生、西は高校3年生の設定になっている。坂本・小池・高橋・矢野は舞台版オリジナルキャラ。メディア化作品の中では初めて和泉紫音が登場する。
キャスト (舞台)
- 玄野計 - 百名ヒロキ
- 加藤勝 - 高橋健介
- 岸本恵 - 浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)
- 西丈一郎 - 佐藤永典
- 坂本実 - 村瀬文宣(30-DELUX)
- 小池修 - 影山達也
- 高橋浩一 - 大原海輝
- 矢野誠 - 藤田玲
- 和泉紫音 - 久保田悠来
- おおきなねぎ星人 - 竹之内景樹
- ジュニアねぎ星人 - 川口莉奈
スタッフ (舞台)
- 演出・脚本 - 鈴木勝秀
- アクション - 清水順二(30-DELUX)
- 協賛 - ポリゴンマジック
- 主催 - 「GANTZ:L」製作委員会