X電車で行こう
以下はWikipediaより引用
要約
『X電車で行こう』(エックスでんしゃでいこう)は、山野浩一の短編小説、またそれを表題作とした短編小説集。本項ではOVA化作品である『X電車でいこう』についても解説する。
表題作は山野の処女小説であり、同人誌『宇宙塵』に掲載された後、『S-Fマガジン』1964年7月号に転載された。
収録作
闇に星々
雪の降る時間
消えた街
赤い貨物列車
恐竜
列車
X電車で行こう
書籍情報
- 短編集『X電車で行こう』
- 新書館、1965年。
- 早川書房〈ハヤカワ文庫JA〉、1973年5月。収録作品は新書館版と同じ。
- 新書館、1965年。
- 早川書房〈ハヤカワ文庫JA〉、1973年5月。収録作品は新書館版と同じ。
OVA
本作を原作とするOVA『X電車でいこう 』は、1987年11月6日に発売された。タイトルの元ネタがデューク・エリントンの『A列車で行こう』であることから、劇中の音楽はジャズ・ミュージシャンの山下洋輔が手掛けた。
監督のりんたろうは、マッドハウス側から好きなようにやってもよいと言われ、原作者から許可を取った上で、大胆なストーリーの翻案を行い、画面上に吹き出しを出すといった実験的な演出をとった。 マッドハウス社内で試写を行った際、面白いという意見が出た一方、内容が理解しにくいという意見も出た。
その後、りんはやりたいようにする姿勢をとりつづけ、『風の又三郎』や『ダウンロード 南無阿弥陀仏は愛の詩』といったユニークな作品を発表していった。
あらすじ
日本各地で謎の幽霊列車・X電車が出現するという事件が発生する。 広告代理店で働く青年・西原トオルは、解体を控える中突如姿を消したとされる電気機関車EF5861に出くわし、不思議な運命をたどることになった。
キャスト
- 西原トオル:水島裕
- 落合ディレクター:安原義人
- はせさん治
- 重田千穂子
- 瀬尾礼子
- 山下啓介
- 勝生真沙子
- 沢りつお
- 林一夫
- 丸山真奈美
スタッフ
- 監督:りんたろう
- 原作:山野浩一
- 脚本:浦沢義雄、りんたろう
- キャラクターデザイン・作画監督:兼森義則
- 美術監督:青木勝志
- 撮影監督:石川欣一
- 音楽:山下洋輔
- 主題歌「TAKE THE A TRAIN」
- 歌:矢野顕子
- 編集:尾形治敏
- 効果:渡部健一(東洋音響)
- 録音スタジオ:にっかつスタジオセンター
- 助監督:浦畑達彦
- 設定プロデューサー:丸山正雄
- 制作:マッドハウス(協力:プロジェクトチーム・アルゴス)
- 製作:コナミ工業株式会社
- 歌:矢野顕子
ソフト化
- レーザーディスク
- 1989年1月21日に発売。
1989年1月21日に発売。