i・ショウジョ
以下はWikipediaより引用
要約
『i・ショウジョ』(アイ・ショウジョ)は、高山としのりによる日本の漫画作品。
概要
『ケータイショウジョ』のタイトルで『少年ジャンプNEXT!』(集英社)2013 SPRINGと『ジャンプLIVE』(集英社)1号に掲載された読切作品を前身とし、『週刊少年ジャンプ』(集英社)2014年12号から2014年32号まで連載された。その後、ウェブの『ジャンプLIVE』2号に移籍し、2014年7月から9月まで連載、『LIVE』のサービス停止後は『i・ショウジョ+』に改題して『少年ジャンプ+』(集英社)2014年9月22日(創刊日)より2017年4月25日まで連載された。
願い事を叶えてくれるというスマートフォンのアプリ、「魔法のアプリ」の都市伝説が流れる威風音学園で、悩みや願い事を抱えている個性豊かな生徒たちが、不思議な世界にいる少女アイビスから実際に「魔法のアプリ」を与えられ、使いこなしたり振り回されるうちに、成長し、恋愛を成就させる様を描いたラブコメディ作品である。エピソードごとに主人公が変わるオムニバス形式だが、同じ学園を舞台にしているため、多くのキャラクターは他のエピソードでも再登場する。
ほぼ毎回サービスカットが挿入されるお色気漫画であり、『少年ジャンプ+』でウェブ公開されたVer.25は性描写が過激すぎたために、後に公開停止となった。
登場人物
魔法のアプリの説明書
アイビス
エレノラ
「使徒のアプリ」の説明書。Ver.14、Ver.22のメインキャラクター。身長172cm、体重58kg。3サイズB107-W65-H92。
Ver.7でアイビスの前に現れ、説明書としての優劣を競い勝負するが、甲の願いを読み切れずに敗北。以降はアイビスの友人として交流している。決め台詞は「欲望はアナタの掌の中に」。
その正体は「PARMS(パームズ)」がアイビスを基に作った人工のアプリの説明書。Ver.14では経緯は不明だが、パームズから脱走した際に記憶喪失になり、甲の家の庭に落ちてきた所を保護される(記憶を取り戻すまで間、仮の名の「エル」と呼ばれていた)。パームズに追われている最中に記憶を取り戻し「魔法のアプリ」を甲に授け今宮を撤退させた。
威風音学園
Ver.○では主人公及びヒロイン(ヒーロー)として登場と表記しているものは該当エピソードの主要人物を意味しており、他エピソードにもたびたび登場している。
Ver.1で次年度に移っているため、それ以降の学年を記載する。
3年生
岡尻 鉄太(おかじり てった)
3組。銀子とは幼稚園時代からの幼馴染。
Ver.1の主人公として登場。親友から銀子の3サイズを聞くよう依頼されるが、その際、魔法のアプリでアイビスと邂逅する。魔法のアプリ「リンク」をアンインストールするために銀子に3サイズを教わろうと奮起するも、銀子にセクハラする羽目になってしまい逆に怒らせてしまう。銀子に告白したことでアンインストールを果たし銀子と両想いになる。
Ver.7では、欲望のアプリ「グリード」の被害者として登場。銀子とデートしている最中に我波に遭遇。我波の欲望のアプリによって魔法のアプリを再インストールされてしまうが、愛で打ち勝ち、我波の欲望のアプリを削除させた。
Ver.39では二度目の主人公として登場。風邪でダウンした銀子を治したいという想いから魔法のアプリ「ドクター」を手にする。ドクターTとして看病し、バイトで稼いだお金で買った指輪を渡すことで改めて好きだという気持ちを伝えた。
宮尾 銀子(みやび ぎんこ)
3組。身長165cm、体重50kg。3サイズB88-W59-H83→B89-W59-H83。
ボーイッシュな性格で、鉄太とは幼稚園時代からの幼馴染。音痴でもある。
Ver.1ではヒロインとして登場。鉄太を奇異の目で見ていたが、魔法のアプリの能力でセクハラされる羽目に。鉄太に来たメールを読もうとしたことによりセクハラされていたことを知り激怒、スマホを預かり魔法のアプリを消したが、鉄太本人でなければ消せない仕様だったため復元を許してしまう。そのことがきっかけで鉄太に告白され両想いになる。
Ver.7では、欲望のアプリ「グリード」の被害者として登場。鉄太とデートしている最中に我波に遭遇。我波によって鉄太の操り人形と化してしまうが、鉄太の愛がグリードを打ち勝ったことで、我波の欲望のアプリを削除させた。
Ver.20では主人公として登場。風邪でダウンした鉄太を治したいと願ったことで魔法のアプリ「ナースキャップ」を手にする。ナースギンコとして鉄太を看病すると共に本当の想いを口にし、鉄太の風邪を完治させたことでアンインストールを果たす。
木野 大樹(きの だいき)
2組。絵が得意だが引っ込み思案な性格。朱音の事が好きだが、疎遠になっている。
Ver.2では主人公として登場。「朱音にちゃんと気持ちを伝えたい」と願い魔法のアプリ「パフューム」を手にするが、見ず知らずの女性や我波を惚れさせてしまう羽目に。そして、朱音にまで効果が及び人目を避けながらデートすることに。そのことがきっかけで本当の願いを知るが、魔法のアプリの効果で彼女を横取りされた男たちにボコボコにされてしまう。そして、朱音に気持ちを伝えたことでアプリのアンインストールを果たす。後日、朱音が男たちに破かれたスケッチブックを復元したことで両想いになる。
Ver.42ではヒーローとして登場。朱音の誕生日プレゼントをサプライズで用意しようと朱音を避けるようになるが、朱音からの「もっと自分を見て欲しい」という想いを知ったことで目を覚まし、二人の仲は元に戻る。
羽生 朱音(はぶ あかね)
3組。身長149cm、体重42kg。3サイズB76-W52-H79。妹にりんごがいる。
銀子の親友の1人で天然ボケな性格。一部の生徒からは「天然姫」というアダ名で呼ばれている。大樹とは小学校からの同級生人。恋人の大樹が友人からロリコン扱いされるほどの幼児体型。
Ver.2ではヒロインとして登場。大樹の魔法のアプリの効果により人目を避けながらデートすることになる。反省した大樹からアプリの効果を知らされるも、大樹が魔法のアプリの効果によって彼女を横取りされた男たちにボコボコにされるのを目の当たりにする。その際、男たちに破かれた大樹のスケッチブックの破片を拾い復元したことで、大樹と両想いになる。
Ver.42では主人公の一人として登場。大樹が朱音を避けるようになった理由を知りたいと我波・エレノラと一緒に大樹の自宅へ乗り込む。欲望のアプリ「ダイエットEver」の力を借りつつ、もっと自分を見て欲しいという想いを伝えたことで大樹は目を覚まし、二人の仲は元に戻る。
浅瀬 太陽(あさせ たいよう)
深海月夜(ふかみ つくよ) / 亞結夕月(あゆう ゆづき)
3組。身長163cm、体重49kg。3サイズB91-W57-H82。9月15日生まれ。血液型AB型。
「アユユ」こと超絶次元アイドル・亞結夕月として活躍する少女。学校では無口でシャイな性格で通っている。
Ver.5では主人公として登場。「普通の女の子になりたい」と願ったことで太陽と共に魔法のアプリ「クエスト」の世界に迷い込んでしまう。その際、太陽に自分がアユユであることを知られてしまう。そこで魔王がアイビスのアドベンチャーゲームに挑戦。ゲームの世界での冒険を経て普通の女の子らしく振舞うことができたことによりアンインストールを果たし現実世界に戻る。その後のアユユは銀子にも認められるほどに成長した。
Ver.10でも主人公として再度登場。太陽がアユユの新曲見てなかったことがきっかけで再び魔法のアプリ「ゴーグル」を手にする。他の男子の感情を見るが、色欲まがいな感情ばかりで崩壊寸前になる。太陽の感情を見て、アユユになって歌を歌ったが、太陽にキスをしたことで気絶させてしまった。
鏑木 勇美(かぶらぎ いさみ)
安形 次夢(あがた つぐむ)
生田 夏海(いくた なつみ)
右佐 珊瑚(うさ さんご)
園江 花(そのえ はな)
斉藤 紅緒(さいとう べにお)
轟 大弥(とどろき だいや)
志島 透明(しじま とあ)
1組。風紀委員代表。小学生の時に熱中症になるのを心配してリンゴジュースをくれたことがきっかけで轟が好きになり、以降ストーカー行為を行っている。風紀委員となったのも轟に変な虫が付かないようにするため。一人称は「私」もしくは「トアちゃん」。
Ver.48の主人公。ストーカー行為がばれて逃走中にアイビスと邂逅、魔法のアプリ「ニンジャ」を手にする。その後、アプリを悪用し、轟の下宿に侵入、半裸でベッドに入り、服の匂いを嗅ぐなど変態っぷりを発揮するも、全裸状態で暴風雨吹き荒れるベランダに閉じ込められてしまう。最後は透明の服一式が風呂場にあったこと、リンゴジュースのお礼を窓ガラスにアピールしたことで透明の存在に気づき救出され、事なきを得た。
潮路(うしろ)
2年生
平 心(たいら しん)
1組。生徒会副会長。いつも桃華にこき使われているが、かつて桃華に助けられた事があり、思いを寄せている。
Ver.4では主人公として登場。桃華にゆるキャラのデザインを考えるよう言われたことで魔法のアプリ「トランスフォーム」を手にし、自分が考えたゆるキャラに変身してしまう。元に戻ろうとしたが、静電式タッチパネルのせいで戻ることができず、ゆるキャラを捕獲しようとした女子たちに追われてしまう。桃華がスマホに触れたことで元に戻るが制裁をくらってしまい、ゆるキャラを捕獲するよう命じられてしまう。
Ver.18ではヒーローとして再度登場。魔法のアプリ「ドッグ」の力で犬化した桃華と共にスマホケース消失事件の解決に挑む。
Ver.44では二度目の主人公として登場。桃華が持っていたペンダントを探したい想いから魔法のアプリ「シークバー」を手にする。アプリの能力で過去の出来事を再現させ、ペンダントを無事見つける。その後、桃華の好きな男の子は自分よりもっと輝いていることを知り、桃華に対する想いは実らないと思い、告白するが、桃華が好きな男の子は平のことであり、完全にカップルとなる。
乃院 桃華(のいん ももか)
1組。生徒会長。口癖は「マスト」。身長156cm、体重48kg。3サイズB79-W56-H84。
美少女だが大の目立ちたがり屋。強引なところもあり、「独裁会長」「関わりたくない人学園1位」と言われている。
Ver.4ではヒロインとして登場。魔法のアプリ対策としてゆるキャラを作ることを宣言。平にデザインを考えさせるが、魔法のアプリを得た平が女子たちに追われる羽目になった。平が変身したゆるキャラが持っていたスマホを手に取ったことで平がセクハラ同然に出現してしまい、彼を制裁する。その後、平にゆるキャラを捕まえるよう命じる。
ミスコンテストでは決勝まで進出し、あと一歩のところで優勝を逃す。
Ver.18では主人公として再度登場。とにかく目立ちたいという強い想いから魔法のアプリ「ドッグ」を手に入れ、犬化する。平と共にスマホケース消失事件の解決に挑み、犯人を撃退することで目立ちたいという願いが叶い、元に戻る。
戸成 葉留(となり はる)
高遠 青菜(たかとお あおな)
1組。バスケ部所属。身長166cm、体重49kg。3サイズB85-W58-H81。
弟と妹がいる。
Ver.6ではヒロインとして登場。潮路の盗撮を知るも逆に脅されていた。潮路と対決した葉留が盗撮のデータを破壊したことにより潮路を告発し、その後今度は自分自身が魔法のアプリを手にする。その1週間後、入浴中の葉留に助けられたことへの感謝をし告白したことで、「恥ずかしがりの自分を消す」という願いを叶えたことによりアンインストールを果たし、透明化が解除され裸で現れたため葉留を気絶させてしまった。
Ver.36では筧のアプリの力で男子化してしまうが、男子化したことで気軽に話できるということで葉留と一緒にバスケを楽しむ。
我波 灰(がなみ はい)
1組。身長155cm、体重47kg。3サイズB83-W56-H83。初登場はVer.2。美術部に所属する大樹の後輩。小悪魔的な性格で、台詞の最後に括弧書きでその時の感情を示す喋り方をする。
Ver.7では主人公の1人として登場。「帝国を作りたい。」という欲望をエレノラに付け込まれ、欲望のアプリ「グリード」を授けられる。「我波帝」として多数の人間に「グリード」を配布していた所に居合わせた鉄太と銀子にも「グリード」を渡すも、鉄太と銀子の愛に打ち負かされ、欲望のアプリを削除された。
Ver.42では主人公の一人として登場。朱音が大樹から避けられている理由を知るために、欲望のアプリの力を借りつつ、朱音・エレノラと一緒に大樹の自宅へ乗り込む。朱音にサプライズで誕生日プレゼントを用意しようとしていたためにわざと避けていたことを知って安堵する。
都道 世(とどう せい)
1組。陸上部所属。推薦で入った才能ある1年生の雑用係をやらされており、森町緋芽にいびられている。
Ver.9では主人公として登場。素直な後輩だった緋芽が変わってしまい、彼女を止めるために魔法のアプリ「クロノス」を手にする。雑用ばかりで自分の練習ができないことに嫌気がさし、退部届を出そうとしたが、緋芽に奪われてしまい、取り返そうとして時を止めたが、物体は動かせないことを知り失敗。その後、緋芽にセクハラまがいなことをするが、時を止められているため、動じず、変わったのは緋芽じゃなく自分自身だと知り、時を動かして緋芽を助ける。その後、負けても諦めないかつての自分に戻ると決意し、緋芽との関係も良好なものに戻った。
日高 光矢(ひだか こうや)
4組。大女優「日高紅葉」の息子。美男子で女生徒からの人気も高い。
Ver.12では主人公として登場。半ばいじめのような形でコンテストに出場することになった紫織にいら立っていたことで魔法のアプリ「メイク」を手にし、その能力で紫織をイメージチェンジさせる。コンテストで紫織をサポートする内に彼女に惹かれていき、決勝ではあえて魔法のアプリの能力を使用せず、素の紫織で勝負させた結果優勝した。その後、紫織に告白をし、恋人となった。
実は中学時代は眼鏡をかけたオタクで、ゲームやマンガなどやりたいことをやっていたが、紅葉に変えられ、高校に入ってからやりたいこともできず諦めて忘れ去っていた過去を持つ。紫織と付き合ってからは眼鏡に戻した。
御影 紫織(みかげ しおり)
恋緒 京治(こいお きょうじ)
暗木 翼(くらき つばさ)
聖 翡翠(ひじり ひすい)
田嶋 秋雨(たじま しゅうう)
林原 春(はやしばら はる)
右佐 琥珀(うさ こはく)
萩 宗佑(おぎ そうすけ)
犬養 霧子(いぬかい きりこ)
4組。太い体型の少女で、前の学校で豚扱いされる苛めに遭い、威風音学園に転入する。
Ver.40ではヒロインとして登場。転入手続きの時に、愛犬・ミミが道路に飛び出すのを宗佑が助けたことでお礼が言いたくなり、魔法のアプリ「スリム」の力で痩せた姿で宗佑に接触、付き合うようになる。当初、霧子が宗佑に恋心を抱いてはいけない、好きな人の悲しむ顔を見たくないと心に決め、ミミが魔法のアプリの力で変身した姿として宗佑に会い、助けてくれたお礼がしたかったという話にしたかったのだが、宗佑は本当の霧子を見つけ、霧子が自分に興味を持ってくれたように、自分も霧子のことを知りたくなったと告白される。その後はダイエットに成功し、スリムを使った状態と同じ外見となった。
中島 みもざ(なかじま みもざ)
不良少女
1年生
八豆 梅也(やず ばいや)
1組。空手部所属。小学校時代から空手をやっており人気者だったが、大会で多桜に敗北。以来鍛錬を積み多桜と互角程度には強くなり、リベンジの機会を伺っている。
Ver.3では主人公として登場。多桜とのリベンジの機会を得られずにに高校に入学。しかし、多桜に決闘を却下されたことで魔法のアプリ「コピー」を手にする。コピーした多桜と決闘しようとしたが、当の本人が入浴中だったためかひどい目に遭ってしまう。何とか削除した後、間をおいて多桜をコピーし決闘を実現。多桜と互角に戦えたことを実感したことでアンインストールを果たし、翌日本物の多桜に認められた。
Ver.7では、欲望のアプリ「プライド」の被害者として登場。甲の欲望のアプリに洗脳されかかるが、アイビスによって洗脳されずに済み、洗脳された多桜に迫ろうとしたその時、多桜は操り人形じゃないと諭したことで甲の欲望のアプリを削除させる。その後、甲の友達となった。
Ver.34では2度目の主人公として登場。多桜の大事な指輪を見つけたいという想いから魔法のアプリ「サムネイル」を手にする。多桜とコンビネーションを組んでアプリの力で互いに体の大きさを変えることで指輪を発見し、アンインストールを果たす。
六仙 多桜(りくせん たお)
1組。空手部所属。身長153cm、体重45kg。3サイズB82-W55-H81。
小学校時代の空手大会で梅也に勝利したが、逆に彼を強くさせるきっかけを作る。
Ver.3ではヒロインとして登場。高校に入学した後、梅也にリベンジを申し込まれるが却下するも、その翌日黙々と練習する梅也を認めることになった。
Ver.7では、欲望のアプリ「プライド」の被害者として登場。甲の欲望のアプリによって洗脳されるが、アプリの効果が効かなかった梅也によって洗脳が解かれるも、甲がやったことは火に油を注ぐ結果を生んだ。
ミスコンテストでは準決勝まで進出し紫織と熱湯風呂で対決。しかし、急なアクシデントにより敗北。その後、自分を抑えるために梅也にビンタしてしまった。
Ver.34では2度目のヒロインとして登場。祖母に送った指輪を自分が身に付けたが、紛失してしまう。その後、梅也が手に入れた魔法のアプリの力を借りて二人で指輪を発見することに成功する。
穂中 甲(ほなか こう)
1組。小柄で暗い性格で、友達がいない。いつもフードを被っている。両親はアメリカで暮らしており一人暮らし。
Ver.7では主人公の1人として登場。友達がいないことをエレノラに付け込まれ欲望のアプリ「プライド」を授けられ、ゲーム会社の社員をはじめ、ヤンキー女子やクラスメイト達を洗脳するが、梅也には効かず、多桜は操り人形じゃないと諭されたことで、自分の願いを知り、欲望が満たされたと判断され欲望のアプリは削除された。結果、多桜と「拳で語り合う」ぼどの反感を買ってしまい、ボコボコにされた。その直前魔法のアプリ「ツイート」を授けられ、「友達がほしい」という願いがかないアンインストールを果たしていた。その後、梅也、朱雀、筧と友達になった。
Ver.14でも主人公として再度登場。エレノラを保護し、名前も思い出せずにいた彼女に「エル」と仮の名を付けた。エレノラを負ってきた組織から彼女を助けるため、記憶が戻った彼女に欲望のアプリ「プリクラ」を授けられ追手を退けた。
森町 緋芽(もりまち ひめ)
三国 喜平(みくに きへい)
2組。関西からの転校生。お笑い芸人を目指しているが、いつもスベっているが、それが持ち味となり、むしろ楽しませることもある。
Ver.11では主人公として登場。真白に奇異の目で見られたことで魔法のアプリを手にするが、魔法のアプリ「マグネット」の能力で真白とくっついてしまい、真白に解除させるはめになったが、彼女の願いを知り、白兎が入院している病院へ向かい、痛い思いをするのを嫌う白兎と直してほしいと願う真白の絆を取り戻させたことでアンインストールを果たした。
Ver.47では主人公の一人として登場。魔法のアプリ「ダークサイド」の力で変異した真白を元に戻すため、笑顔にさせるため、寒いギャグを連発、必死の想いで告白し、元に戻した。
四央寺 真白(しおうじ ましろ)
2組。文芸部所属。学園でも有数の美少女でファンが多いほどの人気者だが、入学してから笑ったことがないため、生徒からは「氷の女王」の異名を持っている。
Ver.11ではヒロインとして登場。魔法のアプリの能力で喜平とくっついてしまうが、喜平のスマホを貸して魔法のアプリの能力を解除し、彼の目の前から去った。実は弟の白兎が心臓の病気で入院しているため笑顔を見せなかった。彼女の真意を知った喜平によって絆を取り戻した。
Ver.26では主人公として再登場。泳げなくて悩んでいる白兎を助けたいという想いから魔法のアプリ「ウォーター」を手にする。体育館を使って魔法の水を溜め、他のヒロイン達や白兎と一緒に水泳を教えてもらうことを決意する。
Ver.47ではヒロインの一人として登場。白兎が手にした魔法のアプリ「ダークサイド」によって「まくろん」と変異する。寒いギャグばかり出してくる喜平をあしらうも、好きな女の子を笑顔にさせるという喜平の告白によって元に戻る。
愛沢 黄咲(あいざわ きさき)
山田 風介(やまだ ふうすけ)
田井中 水希(たいなか みずき)
2組。スキー大会で6位入賞するほどの実力者。自称・色白ギャル。
Ver.15ではヒロインとして登場。風介とのスキー勝負の最中、コースを逸れてしまい、風介に助けられるも結局遭難。近くの山小屋で助けを求めるが、徐々に衰弱し風介の魔法のアプリの力でみんなと合流できたが、風介をダサいと非難するも、彼を認めることになった。
Ver.41では二度目のヒロインとして登場。ライバルである横千家マネに球技大会で裸一周を賭けた勝負をする。が、マネのチームのメンバーの大半を彼女の執事に変えたことで絶体絶命に追い込まれ、自分のせいで風介を馬鹿にされたくない、勝ちたいという想いから魔法のアプリ「チャージ」を手にする。アプリの力で何とか1点差まで追いつき、緋芽の策略でアプリが入ったスマホを取り上げられながらも、風介からの愛の力で逆転勝ちを収める。その後、互いに告白し、付き合うようになる。
朱雀 煉十郎(すざく れんじゅうろう)
1組。パソコン部所属。肥満ぎみで欲望に忠実なオタク。変態の気がある一方で、それなりに思いやりもある性格。
初登場はVer.7であるが、その時は名前がない状態で登場。三度目の登場であるVer.15で名前が判明する。Ver.15の時は梅也や甲らを巻き込む形でスキー合宿で泊っていた旅館の女風呂を覗きたいという欲望に突っ走るが、魔法のアプリの力によって阻止、女生徒らに撃退される。
Ver.23では主人公として登場。リア充になりたいという欲望でアイビスを呼び出し、半ば強引に魔法のアプリ「デスティニー」を手にする。朱雀に興味がある女性を呼び出し、オーディションを行う。そこで「朱雀が不良から助けてくれた」と語る少女と出会うも、それは少女の幼馴染がやった事だと真相を伝え、勘違いで幼馴染との関係が断たれてはダメだと記憶だけ残すことにし、アンインストールを果たす。
Ver.36では主人公の一人として登場。筧が手にしたアプリの力で女体化する。最初は女体化を楽しんでいたが、脳が女性化しつつあることと元に戻す方法がわからないことでパニックになる。そんな最中、アプリの影響で男子化した青菜と葉留が一緒にバスケをする姿を見て、「好きな女の子のために頑張る男と比べるとモテないはずだ」と筧と一緒に気づき、アプリがアンインストールされたことで元の姿に戻る。
Ver.43では二度目の主人公として登場。秋葉原へエロ本を買いに行っていた時にニケと出会い、執事に責められていた彼女をオタク狩りの被害者の少年と勘違いし救出、エロ本を諦め秋葉原を案内する。別れ際に朱雀に惚れたニケから一緒に来て欲しいと誘われるが、「モノで人を動かすことはできない」と断る。
筧 遊(かけい ゆう)
1組。ギャンブル系の遊びが得意。
初登場はVer.7であるが、その時は名前がない状態で登場。三度目の登場であるVer.15で名前が判明する。朱雀の「女風呂を覗きたい」という欲望に巻き込まれ、魔法のアプリの力によって阻止、女生徒らに撃退される。
Ver.36では主人公の一人として登場。「朱雀に女子と触れ合えるように」という願いから魔法のアプリ「TS」を手にするが、朱雀共々アプリの力で女体化する。最初は女体化を楽しんでいたが、脳が女性化しつつあることと元に戻す方法がわからないことでパニックになり、さらにアプリが入ったスマホが青菜の手に渡り、外に投げ出され、他の生徒や教師を性転換させる被害を拡大させてしまう。そんな最中、アプリの影響で男子化した青菜と葉留が一緒にバスケをする姿を見て、「好きな女の子のために頑張る男と比べるとモテないはずだ」と気づき、アンインストールを果たし元の姿に戻る。
上木 修(うえき しゅう)
真田 忠(さなだ ただし)
五朗藤 嵐(ごろうとう あらし)
七星 みかん(ななほし みかん)
東 行人(あずま いくと)
鬼ヶ島 賀太郎(おにがしま がたろう)
3組。金持ちの家に生まれた自称・生まれついての成功者だが、マヌケな一面も持つ。きなこをライバル視しているが、好意の裏返しでもある。
Ver.33では主人公として登場。きなこの実家が経営しているラーメン屋が閉店の危機に立たされているのを見て、彼女を助けたい、彼女の笑顔が見たいという想いで魔法のアプリ「ジョブス」を手にする。アプリの力で生み出したアイディアによって彼女の店だけでなく商店街の活性化に成功するも、きなこが砂原豹に誘拐される。砂原の目的がアプリにあること、きなこを助けることが自分の願いであることを再認識した後、アプリを放棄することできなこを無事救出することに成功する。その後はきなこに告白し、恋人となった。
Ver.49では主人公として再度登場。プチケモtryにハマっているきなこの笑顔が見たいという想いから魔法のアプリ「エレキ」を手にする。「電気あんま」という本来とは異なる使い方で自分のスマホをフル充電するが、ゲットしたケモノの名前が衝撃的過ぎたため、きなこに成敗される。
持田 きなこ(もちだ きなこ)
3組。学級委員長。しっかりした性格で、実家は商店街でラーメン屋をしており、それを手伝っている。賀太郎とはいつも喧嘩をしている。
Ver.33ではヒロインとして登場。実家がラーメン屋で手伝いをしていたが、閉店の危機に立たされていた。そんな中、賀太郎のアプリの力で生み出したアイディアによって店と商店街が立ち直るも、賀太郎のアプリを手に入れようとした砂原豹によって誘拐される。その後、賀太郎によって救出される。その後は賀太郎の告白を受け入れ、父親と賀太郎と一緒にラーメン屋を支え続ける。
Ver.49ではヒロインとして再登場。お気に入りのケモノをゲットするため、賀太郎に電気あんまを味わわせることでアプリの力でスマホを充電させた。
卜部 シエナ(うらべ しえな)
4組。読者モデルを務めている。かなりの高慢な性格であり、修が極度の口下手になった元凶である。
初登場はVer.24。取り巻きを連れていた途中、葉子とぶつかり、因縁を付けたが、その場で本性を見た取り巻き達が離れてしまう。
Ver.35ではヒロインとして登場。上記の事件でクラスから孤立してしまった。話しかけてきた新聞部の女の子にも邪険にしてしまい、自慢できる、大切にしてくれる友達が欲しいという願いから魔法のアプリ「M フレンド」を手にする。アプリの力で黒い化け物が出現し、シエナにくっついてくるのを見て、己のステップアップの踏み台として利用しようとするが、返り討ちに遭う。実は黒い化け物ことMOAはシエナ自身の姿であり、MOAの横暴っぷりを見て改心し、アンインストールを果たす。その後は新聞部の女の子と友達になった。
更田 とまと(さらだ とまと)
坪井 カナリア(つぼい カナリア)
横千家 マネ(よこせんけ マネ)
島川 曲(しまかわ まがる)
「ライト」の女の子
その他生徒
輪動(わどう)
デカオ
卒業生
安形 次代(あがた じだい)
砂原 豹(すなはら ひょう)
剣崎 秀五(けんざき しゅうご)
23歳。アプリゲーム制作会社に勤めるプログラマー。在学中はパソコン部に所属で盾井とは友人。成績優秀で万能であり、ゲームクリエイターになることを夢見ていたが、大学受験に失敗したことで挫折から抜け出せず、会社でも上司から罵られ、こき使われる毎日を強いられていた。
Ver.47では主人公として登場。精神的に疲弊していた彼から「昔のように熱中できるゲームをしたい」という願いを知ったアイビスは彼の仕事用のスマホに「パチケモtry」というアプリをインストールする。パチケモ図鑑を完成させないとスマホが使えないことを知った秀五は、ケモノを集めていき、威風音学園に辿り着く。そこでパソコン部で一緒に活動していた盾井と再会、卒業式の日にできなかった告白をすることでアンインストールを果たす。その後、退職願を出し、盾井と一緒にゲーム作りをしている。
その他の人物
四央寺 白兎(しおうじ びゃくと)
今宮 通(いまみや とおる)
丸井 あずき(まるい あずき)
北見 沙雪(きたみ さゆき)
魔法のアプリ
リンク
パフューム
コピー
トランスフォーム
クエスト
インビジブル
ツイート
アイビス
エレノラも同種のアプリを持っており、現実世界で活動する際に使用している。
クロノス
ゴーグル
マグネット
メイク
クイーンメーカー
トレース
ライト
チョコレート
キー
ドッグ
シンデレラ
ナースキャップ
ナイトメア
デスティニー
ツイート
リブラ
ウォーター
キャラクリ
ウォールバン
ファントム
ソーリー
ジョブス
サムネイル
M フレンド
TS
イルカ
ドクター
スリム
チャージ
通訳のアプリ
シークバー
ダークサイド
パチケモtry
ニンジャ
使徒のアプリ
グリード
プライド
プリクラ
エレノラが保有する使徒のアプリ名で唯一七つの大罪の英語名から来ていない。
ドリーム
スカウター
ダイエットEver
読切版
『ケータイショウジョ』
あらすじ
クラスメイトの鍵爪寧依に恋心を寄せる遠坂数多は、好きな女の子の前では素直になれないことに強く悩んでいた。 そんなある日の雨が降る中、どこかへ雨宿りしようとした数多は不思議な神社を見つけ、素直になれるようお参りしたその時、ケータイ恋人アプリを手にする。
登場人物(読切版)
遠坂 数多(とおさか あまた)
鍵爪 寧依(かぎつめ ねい)
書誌情報
高山としのり集英社〈ジャンプ・コミックス〉
- 『i・ショウジョ』 全3巻
- 「悪魔のアプリ」2014年7月9日発行(7月4日発売)、ISBN 978-4-08-880149-0
- 「クエスト」2014年8月9日発行(8月4日発売)、ISBN 978-4-08-880248-0
- 「アイビス」2014年11月9日発行(11月4日発売)、ISBN 978-4-08-880270-1
- 『i・ショウジョ+』 、全14巻
- 2015年2月9日発行(2月4日発売)、ISBN 978-4-08-880271-8
- 2015年4月8日発行(4月3日発売)、ISBN 978-4-08-880346-3
- 2015年7月8日発行(7月3日発売)、ISBN 978-4-08-880438-5
- 2015年9月9日発行(9月4日発売)、ISBN 978-4-08-880479-8
- 2015年12月9日発行(12月4日発売)、ISBN 978-4-08-880520-7
- 2016年2月9日発行(2月4日発売)、ISBN 978-4-08-880613-6
- 2016年5月7日発行(5月2日発売)、ISBN 978-4-08-880680-8
- 2016年8月9日発行(8月4日発売)、ISBN 978-4-08-880851-2
- 2016年10月9日発行(10月4日発売)、ISBN 978-4-08-880852-9
- 2016年12月7日発行(12月2日発売)、ISBN 978-4-08-880853-6
- 2017年2月8日発行(2月3日発売)、ISBN 978-4-08-881015-7
- 2017年4月9日発行(4月4日発売)、ISBN 978-4-08-881064-5
- 2017年6月7日発行(6月2日発売)、ISBN 978-4-08-881118-5
- 2017年7月9日発行(7月4日発売)、ISBN 978-4-08-881240-3