くまみこ
以下はWikipediaより引用
要約
『くまみこ』(英: Kuma Miko: Girl Meets Bear)は、吉元ますめによる日本の漫画作品。『月刊コミックフラッパー』(KADOKAWA)において、2013年5月号から2024年1月号まで連載。クマを奉る神社に巫女として仕える中学生の少女まちと、人間の言葉を話すヒグマのナツの交流を描く。
2014年3月よりKADOKAWAが運営するWebコミックサービス・ComicWalkerにおいても第1話と数話が無料で読める。
2015年10月9日、テレビアニメ化が発表され、2016年4月から6月まで放送された。
本項では漫画のほか、テレビアニメ版とWebラジオ『熊出村 村おこし放送』についても記述する。
あらすじ
東北地方の山奥にある熊出村。その山の上にある熊出神社の巫女として仕える中学生の少女・まちは、都会の高校に進学することを決意する。しかし、ずっと山奥で暮らしていたために田舎コンプレックスを抱え、さらに極度の機械オンチであるため、クマのナツは反対する。まちは都会へ出るためにナツが与える試練へ挑戦しつつ、熊出村で巫女としての役目を果たして行く。少し変わった非日常的な田舎暮らしの日々を描く、スローライフストーリー。
登場人物
声優は特記がない限りアニメ。
文中の話数はアニメではなく、原作準拠(なお、話数は原作では漢数字だが、本稿では洋数字で表記する)。
雨宿 まち(あまやどり まち)
声 - 日岡なつみ / 花澤香菜(2014年テレビCM)
本作の主人公。14歳の中学3年生 → 高校1年生(第97話より)。熊出神社に巫女として仕えている。都会に憧れており、都会の高校への進学を決意するものの、長年の村暮らしから田舎コンプレックスを抱えており、現代的な物事に馴染めていない。
ナツに正論を言われたり指摘されるとムキになって泣きながら怒り、嬉しい時や機嫌の良いときは笑顔を見せるなど喜怒哀楽がはっきりしている。ナツや良夫のような親しい人物、熊にはワガママを言ったりして、自分の思い通りにならないと暴力的になる一面があり(良夫の場合は着替えを覗くなどの度が過ぎた行為などへの自己防衛)、それ以外の人には恥ずかしがる傾向があって無口になるなど内弁慶である。
巫女装束にアイヌ風の刺繍が施された羽織(アットゥシ)や額飾り(マタンプシ)を着用し、首から銅鏡や曲玉を連ねた首飾り(シトキ)を下げている。基本的にこの巫女装束か、学校の制服&体操服のみで過ごしており、中学生になってから2年間、響にしまむら(アニメでは「しもむら」)に連れられるまで私服(UNIQLOの時は服ではなく、下着のヒートテックである)を買ったことがなかった。
極度の機械音痴で、炊飯器およびパソコン2台(ナツと良夫の物)を壊しており、「災厄の破壊巫女」(アニメ第7話では「災厄の娘」)を自称する。地理的な問題で家にプロパンガスが運送できない事情もあり、普段の炊事はかまどで行っている。第22話で自分の携帯電話を落として壊したと思い込み、第24話までずっと落ち込んでいたこともある。水濡れしたパソコンを炙って乾かそうとするなど、そもそも電子機器に関する知識がスッポリ抜け落ちているが、携帯電話やTwitterなど、まちがやる気を持って学び、周囲の人間がしっかり教えてくれたものは使いこなしており、件のパソコンもナツと一緒に使う分には問題ない。最終話では、スマートフォンを使って今井とメールのやり取りをしていた。
やる気はあっても根気がなく、極度の人見知りで同年代の友人がおらず引きこもりに近い生活をしているため、このままでは村の外で生きていけなくなってしまうのではないかという危機感は持っている。第28話ではそれを心配したナツが「煮物を届けるついでに、響と女子トークしてくること」との課題を出し、続く第29話では女子トーク修行にのめり込み過ぎて、響役として修行相手になったナツが響に見える幻覚すら見てしまった。
コミュ障を直すべく、第29話ではシルバニアファミリーポケットバッグを用いて、響とボードゲームを行っている。
学校などで嫌なことがあると雨に打たれながらエンヤ(アニメでは「ソイヤ」)の曲を聴く癖がある。
神楽と称してコアリズムを踊る、祝詞を上げるナツに即興で書いたカンペを渡したり自分の出番が無いからとお絵描きに興じるなど、神事に関しては若干不真面目な傾向がある。
本人は「巫力だとかそういったものは一切ない一般人」と言うが、神通力と思しき力は多少なりとも持っている模様。小さいころは潜在能力がかなり高かったようで、後のきゃりーぱみゅぱみゅのことを予測したり、埋蔵金事件や山崩れ事件とか起こしていたらしい。現在でも神楽のついでにダイエットしようとして、山神を怒らせ雷雨を呼んだり(アニメ第3話では小規模な山火事も)している。
お洒落な都会的なショッピングはまるで駄目だが、庶民的なホームセンターなどは平気(UNIQLOをホームセンターと勘違い)で、響に「しまむらマスター」になれるのではと期待されている。
普段の雨宿家の台所を預かっており、第15話で水かけごはんに南蛮味噌などを添えたアレンジレシピを披露し、ナツに「いいお嫁さんになれる」と絶賛された。
見た目とは裏腹に体力・腕力があり、パンチを繰り出すとナツや良夫に深刻なダメージを与える。制服姿で山越えしたり、斧で太い木を平然と切り倒したりもしている。薪割りも上段の構えからの鉞の振り下ろしと豪快そのもの。
良夫に言いくるめられ熊出村のご当地アイドルとしてデビューするが、仙台公演の直前に仙台市民に石を投げられる悪夢を見て、ご当地アイドルだけでなく都会の高校行きまでも断念しかけていたが、最近のナツの活躍を見て、それでも思い通り、都会で自由自在に生きたいとの願いを取り戻した。
なお、劇中では両親の存在に関しては触れられておらず、その生死や消息は不明。
マーメイドルフィン
第37話に登場。三須ッ田駅で記憶喪失になり、その後保護してくれた夫婦が営む魚屋で働くまちが、いるか神社の巫女になり邪神と戦うために変身した姿、と設定されたキャラクター。コスチュームは袖無しレオタード、イルカのヒレ付き燕尾服、ブーツまたはフィンを履き、サンバイザーとインカムを装備、となっている。変身アイテムは二枚貝型コンパクト。変身呪文は「CONCENT RATION(コンセントレーション)、魚介新鮮、マーメイドルフィン」。武器は魚型をした水鉄砲風のピストル(何を発射するのかは不明)。必殺技は「あら汁スプラツシュ」らしい(劇中未使用なので、技の詳細は不明)。
実際のところは、三須ッ田駅で気絶してしまったところを保護され、その姿を見て「これは売れる!」とまちをモチーフにしたマーメイドルフィンを主人公にしたアニメを作りたい、と迎えに来た良夫に熱心にプレゼンした三須ッ田駅界隈の住民である魚屋の大将による作り話。良夫がハッキリと「ダメです!」と拒絶したところ危うく監禁されそうになったので、良夫は気絶したままのまちを抱えて慌てて逃げた。
クマ井 ナツ(クマい ナツ)
声 - 安元洋貴 / 山下誠一郎(2014年テレビCM)
オスのヒグマ(自己申告では去勢済みとのこと。ただし、熊耳・熊尻尾を付けたまちを見て猛りだしたり、ナツを諦めきれないほのかが確認させろと迫ると、強く嫌がり逃げ出す)。クマ井の熊の代表かつ、まちの後見人として幼少の時からまちやフチと共に暮らしている。まちにはワガママを言われたり、暴力を振るわれることもあるが、お風呂に一緒に入るほど仲が良く、いつも一緒にいる。
好きな食べ物は寿司、苦手な食べ物は生クリーム。焼酎の匂いも弱点で、嗅がされた際に気持ちが悪くなってひっくり返っていた。
何かあると「クマーン!」と叫ぶ癖がある。夢は熊出村に古民家カフェを作ること。
人間との会話や道具の使用も可能で、文字も理解しており、タブレットPCを使いこなし、インターネットショッピングでスイーツをお取り寄せするなどまち以上に現代社会に馴染んでいる。体はクマそのものなので(人間基準では)手先が不器用。そのため包丁の扱いは苦手だが料理の腕は決して悪いわけではなく、第15話で水かけごはんのイタリア風アレンジレシピを披露した。タブレットPCのタッチパネルは爪にタッチペンを装着して操作している。
田舎コンプレックス・人見知り・機械音痴のため都会では馴染めないとしてまちの都会行きを反対しているが、まちの懇願により都会行きの条件として、様々な試練(一部ナツのおつかいを兼ねている)をまちに与える。
その一方で、本心では都会に行くことにより、まちと離れ離れになってしまうことを恐れているため、このまま村の外では生きられないようになればいいと考えている。
スティーブに人語を喋っているところを目撃されてしまったことを機に「クマ井のナっちゃん」として熊出村のゆるキャラデビューし、大乱闘ゆるキャラ合戦にて優勝した。ゆるキャラとしての決め台詞は小首をかしげて「モキュ?」と鳴くこと。
ゆるキャラデビューしたことで自由に村内を歩けるようになった。また、東京方面への出張もしばしば行うようになり、まちを羨ましがらせている。
毎年冬眠していたが、まちが毎年寂しがって泣くので冬眠するのを止めた。実家(山)に帰るのは、大自然を満喫したいとき以外は気が進まないようで、婦人会の呼び出しなど帰らなければならない場合も、無視したり、理由をつけて先延ばしにしたりしている。
雨宿 良夫(あまやどり よしお)
声 - 興津和幸
まちの従兄。25歳。名は「よしお」と平仮名で書かれる方が多い。作中には登場しないが、兄がいる。最終話で響と結婚することにし、挙式した。
熊出村役場健康課いきいき係所属の地方公務員。警察官の採用試験を受けようとしたがフチに止められた過去があり、今でもパトカーや警察官の制服に憧れを持っている。
まちとは対照的におしゃべりで前向きな性格の持ち主で、試食販売の声掛けやまちのアイドルステージの司会も難なくこなす。
本人曰く「巫女様(まち)の世話役」で、時折まち達の元を訪れては差し入れを持ってくる。またナツのために蔵の鍵をキーレスエントリー化するなどしている。車の免許を持っており、UNIQLOや熊渡谷駅へ行く際にまちを送迎している。
幼いころから一緒だったのでまちを子供としてみており、着替え現場に踏み込んだり、巫女装束を着せるために無理やり制服を脱がせようとするなどデリカシーがない。そのことでまちに殴られたり、「他人から見たら完全な変質者」だと響に怒られている。
熊出村に対する愛着は人一倍強いようで、上司から特命を受け熊出村の村おこし担当となり、まちを言いくるめて村の特産品であるなめこの試食販売をさせたりご当地アイドルとしてプロデュースしたりする。また、スティーブに喋るナツを目撃されたのを逆手に取り、熊出村のゆるキャラとしてナツを売り出すことを決意する。この際、所属が熊出村わくわく観光課へ配置換えになった模様。
熊出村に観光名所がないのを気にしており、ナツの人気が続く内に新名所を立ち上げようと画策している。
第43話では熊出村の素晴らしさを説く、泰孝の父と意気投合して涙を浮かべて感動し、第46話では自ら村の案内役も買って出ている。
アニメ第11話ではコンタクトレンズの使用者との設定が出ている。
雨宿 エツ子(あまやどり エツこ)
声 - 南一恵
良夫の母。54歳。フチの娘で、まちの叔母でもある。マイペース。巫女装束デザインコンペにも出展したり、ベッカン刑事のパトカーに群がる子供たちに警告を与えたりしている。
また、響と共にゆるキャラ合戦の会場に駆けつけて本選を見守っている。
デザインコンペに見られるように裁縫が得意で、第41話ではまちや響の浴衣を縫ったり、アニメ第11話ではアイドルコンテスト用の巫女装束を制作している。
雨宿 フチ(あまやどり フチ)
声 - 谷育子
まちと良夫の祖母。まちとナツとの3人で同居しているのだが、作中では当初からシルエットもしくは後ろ姿や手足などの末端でしか姿を見せず、長らく顔は不明であったが、第104話で初めて顔を晒した。元熊の巫女で、まちに巫女としての儀式他を教え込んだ。
酒田 響(さかた ひびき)
声 - 喜多村英梨
良夫の幼馴染み。24歳。パチンコ店勤務。いわゆるヤンキーであり、子供のころは村の独房に何度も入れられていた。すぐ手が出る癖があるが、根は悪くない。まちとは顔なじみだが、脅すような口調と態度でまちに泣き出されてしまう。
女性ライダーであり、まちをバイク(スズキGS400E)でしまむらに連れて行ったことをきっかけに、まちの友人となる。その後、まちのご当地アイドル化に際してまちのマネージャーという形で巻き込まれる。
ナツとは本を貸し借りする仲。ナツからはまちの世間付き合いに関する練習相手にさせられている他、まちの試食販売の際にはサクラになったり、まち襲撃犯の冤罪を被ったりと、なんだかんだ言って面倒見が良い。
良夫からは「ひー子」と呼ばれている。中学時代から良夫に好意を抱いているが冷たく接してしまう、いわゆるツンデレ。しかし最後は「ツンデレはやめた!」と良夫に対して好意を隠さなくなり、最終話で結婚した。
父の名は蔵六(ぞうろく)。常にサングラス姿。母はいない。エツ子には昔、色々迷惑を掛けたとして弱いらしく、浴衣を着せられたり、ゆるキャラ合戦の本選でナツと良夫を見届けるため、エツ子と一緒に会場にまで見物しに行っていた。
河童追い祭りではビキニ姿で子供達の監視役に回っていたが、色仕掛けで河童役の松さんを誘き出す囮としてまち達に懇願され、渋々役を引き受ける。
松(まつ)さん
声 - 内藤玲
苗字は小松。釣りとどぶろくの自家醸造が趣味で、いつも酔っ払っている。豪放でデリカシーの欠片も無いオッサンだが、それでもまちよりは時流に明るい。国際結婚であり、妻のソフィは南米の出身。「マツー!」と呼ばれており、愛されるがあまり妻からの束縛もきつい。
第48話では河童追い祭りの河童役を担当。最高にやる気のないクオリティであったが、まち曰く「今年の河童はイキがいい」と評価され、難敵認定されていた。
原作で軽バンを運転しているが、アニメ第12話でも(シラフの状態で)軽トラックを運転してナツを仙台付近まで送り届けている。
保田 清里(やすだ きより)
声 - 真中琴与
熊出村役場勤務の良夫の同僚。独身。地味で暗い女性。27歳。基本的に目立つこととセクハラが嫌い。フレームレスの眼鏡を掛けているが、この眼鏡は入浴・就寝時にもなぜか外すことがなく、また眼鏡を通しての目も描かれていないため、素顔は不明。
後に「よってけ」で行われた、「クマ井のナッちゃん」デビューの際には司会を行っている。
ある手違いによって熊出村作物泥棒撲滅キャンペーンガールの衣装を持ち帰ってしまい、コスプレに開眼する。
その後、海に行った際には巨乳もあらわなビキニにサングラス姿で良夫の前に現れ、普段では考えられない「ピュアネスアイ」のコスプレ時級のセクシー発言を連発して、良夫と響をパニックに陥れた。どうも人前で脱ぐとおかしくなるらしい。
愛と正義の使者「KIYORI」(あいとせいぎのししゃ「きより」)
第35話で清里がコスプレした姿。コスプレした際に、普段は描かれることのない目が、一瞬だけアイマスク越しに大きく輝いて見えた。ラ・セーヌの星か美少女仮面ポワトリン風のひさし付きベレー帽、マスカレード仮面、マフラー、ミニスカート、ロングブーツ姿でヘソ出しスタイルになる。名前は「くまレディポリス」と「ピュアネスアイ」の二種あったが、第41話で「ピュアネスアイ」に確定した模様。コスプレで村を徘徊中に用水路にはまった松さんを助けて、「村の平和のためパトロール中」を言い訳として正体を隠したまま良夫たちの前に姿を現すが、そのまま去る。
普段の清里らしくないが、本人曰く「きっともう一人の私」として納得している。その後、第41話で深夜の樹上に再登場するが、言動とコスチュームのセクシーさが上がっている。
第51話でも登場するが、その時、ピュアネスアイが「自分の求める理想の姿」であることに覚醒する。第65話では泥酔した良夫達にリアカーを提供して、ノリとツッコミを覚えている。
愛と正義の使者「KIYORI」(あいとせいぎのししゃ「きより」)
第35話で清里がコスプレした姿。コスプレした際に、普段は描かれることのない目が、一瞬だけアイマスク越しに大きく輝いて見えた。ラ・セーヌの星か美少女仮面ポワトリン風のひさし付きベレー帽、マスカレード仮面、マフラー、ミニスカート、ロングブーツ姿でヘソ出しスタイルになる。名前は「くまレディポリス」と「ピュアネスアイ」の二種あったが、第41話で「ピュアネスアイ」に確定した模様。コスプレで村を徘徊中に用水路にはまった松さんを助けて、「村の平和のためパトロール中」を言い訳として正体を隠したまま良夫たちの前に姿を現すが、そのまま去る。
普段の清里らしくないが、本人曰く「きっともう一人の私」として納得している。その後、第41話で深夜の樹上に再登場するが、言動とコスチュームのセクシーさが上がっている。
第51話でも登場するが、その時、ピュアネスアイが「自分の求める理想の姿」であることに覚醒する。第65話では泥酔した良夫達にリアカーを提供して、ノリとツッコミを覚えている。
清里の母(きよりのはは)
熊出村の子供たち
第2話にてクマ井の熊の伝説の真実を良夫から教えられた、熊出村在住の3人の子供たち。9歳。3人ともまちより先に携帯電話を持っていた。
中原 将太(なかはら しょうた)
声 - 朝井彩加
野球帽、スタジャン、半ズボンを着ている男の子。第13話ではクマ井の洞窟で一晩反省させられ、恐怖のあまり気絶する。
第48話の河童追い祭りでは響に色仕掛けを提案するが、響の身体に参ってしまい鼻血を出して逃げ出した。原作67話で苗字が判明した。
かおり
澤石 たもつ(澤石 たもつ)
以下の村田トモイ変死事件関係はアニメ第10話で登場した田村キヨを除き、アニメには登場しない。
田村 キヨ(たむら キヨ)
声 - 片岡富枝
老人ホームを抜け出して買い食いする設定がある田村村在住の老女。86歳。「田村のババア」の名で通る地元の有名人。道の駅で「熊出村は獣に取り憑かれて呪われている」と呟き、周囲を戦慄させた。トモイの遺体の第一発見者。
村田 トモイ(むらた トモイ)
別所 貫一(べっしょ かんいち)
スティーブ
田村 キヨ(たむら キヨ)
声 - 片岡富枝
老人ホームを抜け出して買い食いする設定がある田村村在住の老女。86歳。「田村のババア」の名で通る地元の有名人。道の駅で「熊出村は獣に取り憑かれて呪われている」と呟き、周囲を戦慄させた。トモイの遺体の第一発見者。
村田 トモイ(むらた トモイ)
別所 貫一(べっしょ かんいち)
スティーブ
田村 キヨ(たむら キヨ)
声 - 片岡富枝
老人ホームを抜け出して買い食いする設定がある田村村在住の老女。86歳。「田村のババア」の名で通る地元の有名人。道の駅で「熊出村は獣に取り憑かれて呪われている」と呟き、周囲を戦慄させた。トモイの遺体の第一発見者。
村田 トモイ(むらた トモイ)
別所 貫一(べっしょ かんいち)
スティーブ
田村 キヨ(たむら キヨ)
声 - 片岡富枝
老人ホームを抜け出して買い食いする設定がある田村村在住の老女。86歳。「田村のババア」の名で通る地元の有名人。道の駅で「熊出村は獣に取り憑かれて呪われている」と呟き、周囲を戦慄させた。トモイの遺体の第一発見者。
村田 トモイ(むらた トモイ)
別所 貫一(べっしょ かんいち)
スティーブ
婦人会(ふじんかい)
橋田(はしだ)のおじいちゃん
ほのか
第30話から登場。ナツを伴侶に狙うクマ井の雌熊。ナツとは幼馴染み。まちからは「ほのちゃん」と呼ばれ、とても懐かれているが、本人は先代清吾郎から与えられた「ムサシアブミ」なる別名があり、まちに「ほのちゃん」と呼ばれるのを嫌うものの、抗議しても改善される見込みがないので諦めている。体色は灰色(モノクロ頁では黒色)であちこちが傷だらけである。子熊のころから胸にX字の白毛がるため、彼女も婦人会と同じツキノワグマと思われるが、身体はヒグマであるナツに匹敵するほど大きい。声は渋めで銀河ボイス。
「力こそ全て」が信条でことあるごとにナツに勝負を仕掛けている。熊の間では結構モテるのだが、ほのか自身はナツ以外の雄熊を「蚊のような雄」と相手にしていない。自分より強い雄しか相手には認めないため、ナナカマドは眼中にない。
第42話では面倒くさがりながら、山で遭難した泰孝の父を救出している。
ナナカマド
臼井(うすい)
声 - 名取幸政
熊出村の老人。
原作では目立たぬ一村民であるが、アニメ第9話では若いころに映画監督を目指していたとされ、是非とも自分にとのアピールでコマーシャルフィルムの監督に抜擢された。わざわざ退院して点滴を吊りながら車椅子でメガホンを取り、撮影では黒澤明監督並みのこだわりを見せるが、改変された完成品の出来映えに対して「これは自分の作品では無い」と卒倒してしまう。
将太の父(しょうたのちち)
田中(たなか)
鈴木、千野、亀井(すずき、せんの、かめい)
店主(てんしゅ)
魚介の夫婦(うおすけのふうふ)
今井 泰孝(いまい やすたか)
声 - 代永翼
東京出身の少年だが、山ごもりが趣味などサバイバル系の特技を持ち、イナゴの佃煮などの昆虫食も平気である。
初登場はイオンのエスカレーターでまちを助ける第9話だが、フルネームが判明したのは第45話で、それまでは第39〜41話などで突然、まちの前に現れて姿を消すなどの謎の人物だった。
東京に引き上げた後、モノがぶつかったショックで熊出村やまちらの記憶が飛んでしまい、一時的に熊出村のことが記憶喪失となる。高校進学の際に再び田舎に越してまちが通う高校の近くの別の高校に進学した。偶然に通学途中の電車で今井も乗っていることを知ったまちは接触を試みるも、記憶喪失の影響で一時的にまちの存在を忘れており、久しぶりに再会した時は怪訝な表情をした。その後、記憶が戻りまちのことを思い出したので、まちに直接詫びを入れた。熊出村の民からはまちのムコ候補に挙げられている。
泰孝の父(やすたかのちち)
「河童追い祭り」の参加者達。初登場時はいずれも名は不明で、作中でも「新ロリ」「新ショタ」などのテロップで紹介されるのみだったが、第62話以降、名前が正式に命名された。
新ロリ/熊井瑞希(くまい みずき)
新ショタ/石塚真幌(いしづか まほろ)
新ロリ/熊井瑞希(くまい みずき)
新ショタ/石塚真幌(いしづか まほろ)
キヌばあちゃん
町田 頼(まちだ より)
アニメオリジナルキャラクター
徳山(とくやま)のばあさん
声 - 青木和代
アニメ第9話に登場。徳山時計眼鏡店の店主でマチ子の祖母。下の名前は不明。響の話によると家の仏壇の裏に小銭をため込んでいると噂があるという。熊出村のテレビCMを流すプロジェクトを良夫に持ち掛けられ出資を快諾するが、CMで店の宣伝と孫のマチ子を出演させる条件を提示し、美味しいところだけ持って行ったふてぶてしさがある。
アイキャッチでは、どことなく妖怪風の描写がされていた。
徳山マチ子(とくやま マチこ)
『東北アイドル自慢コンテスト』第一次審査候補者たち
アニメ第11-12話に登場のキャラクターたち。ここではまちと同組の審査後半戦のエントリー11から17番の少女たちを紹介する。
安東アキ(あんどう アキ)
声 - 花谷麻妃
秋田県名産きりたんぽの生まれ変わりアイドルとの設定ゆえ、腰にきりたんぽをずらりと吊して頭にきりたんぽの冠り物を載せている。語尾に「ぽ」「きり」が付く。
アイドルコンテストのエントリーナンバーは11番。
のんのん/のん(アニメEDのクレジットでは「のん」と表記)
声 - 小松崎夕楠
男鹿市(?)から来たなまはげのアイドルとの設定ゆえ、ヘソ出しの蓑と腰蓑をまとい、前頭部になまはげの面を付けている。本番では両手に角鉈を持っていた。
アイドルコンテストのエントリーナンバーは15番。リハーサルで16番であるまちに出番を教えてくれた。言葉に東北弁訛りがある。
ゆき
用語
熊出村(くまでむら)
行政区分上は近隣の村と合併し「北島郡吉幾町」の一部となっており、旧村役場は「吉幾町役場 熊出出張所」として利用されている。
まち曰く「電波は届かない、電車は来ない」「人がいない、猿しかいない」「店がない、開いていない」「コンビニが24時間やってない」「アスファルトがない、標識もない」「電灯がない」「村人仲良くない」「イベントない、地域振興やる気がない」と酷い言われようであるが、幾分誇張も混じっているようである。
村内に携帯電話の電波は「無慈悲な程に」届かない。泰孝の父曰く「手つかずの大自然。ウシガエル、カジカガエルの鳴く川。廃止になったバス路線。色あせた看板。何も無い風景」など、まさに秘境だと評されている。他に廃トンネルや男根信奉の社なども存在する。
村の成り立ちにアイヌの集落が関係している可能性があるが、フチ達が民俗学者を村に入れたがらないため、詳しいことは分かっていない。
クマ井の熊(クマいのくま)
クマ井の熊の存在は村の機密事項とされており、村のしきたりとして9歳になるとその存在を教えられるが、村外に漏らしたものはおしおきとして村八分にされるという。
「きかん坊はクマに食わす」と言われ、悪事を働いた子供はクマ井の熊の代表と共に村の独房(洞窟)に入れられるという伝統がある。
熊出神社(くまでじんじゃ)
本殿と拝殿はあるが、舞殿(神楽殿)はない。鳥居は赤い明神鳥居。手水舎と物置がある。社務所の有無や配置は不明(まち達が住む家は神社の隣にあり、神社で寝泊まりしている訳ではない)。電気は通っているが、谷川に架かる橋が丸木橋のためにプロパンガスが運べないのでガスはなく、かまどを使っている。
巫女装束デザインコンペ(みこしょうぞくデザインコンペ)
最終的には巫女部門3・アイドル部門2の5着の応募があり、第6話にて、
エントリー1番、熊井 フミ(86)デザイン。月桂冠を頭に載せ、紗の千早を羽織った巫女装束。目尻には紅を引く。第11話で実際の夏祭りに使用された。
エントリー2番、熊井 みずき(7)デザイン。大きなリボン、縞々ニーソ、クマ耳、クマしっぽがついたミニ緋袴の「地下アイドルっぽい」巫女装束。髪型はツインテール。
第17話ではまちのご当地アイドル化に際して衣装として使われたが、背中側の緋袴が一部省かれてパニエを覗かせているなど、コンペ時と若干デザインが異なる。アニメでは緋袴の色は淡い桃色。
第63-64話では本当のデザイン主、真幌が着用して男の娘になっている。
エントリー3番、雨宿 エツ子(54)デザイン。麦わら帽子にワンピースの組み合わせ。
エントリー4番、熊井 一二夫(91)デザイン。ノースリーブで背中が大胆に開いたローバックの巫女装束。髪型はポニーテール。第11話で雨に濡れた1番の装束に代わって着用された。第37話のいるか神社でもまちが着ており、第52話での悩み相談の現場でも着用している。さらに『魔法少女MACHI』でもこれを着て新宿に赴いているが、この時の髪型はツーテールである。
アニメでは緋袴のヒダはボックスプリーツ(英語版)。チアスカート風にプリーツ内側は白になっている。
エントリー5番、雨宿 良夫(25)デザイン。タータンチェックのミニスカート。
番外、アイドルコンテスト衣装、雨宿 エツ子(54)デザイン。アニメ第11-12話に登場。白衣に緋袴の正統派巫女装束に千早、前天冠を加えたもの。本番では神楽鈴も装備。
県立双葉高校(けんりつふたばこうこう)
実在する福島県立双葉高等学校との兼ね合いからか、アニメでは三葉高校「みつばこうこう」に名が変更されている。
スーパーマーケッツ
まちが買い出しに行くスーパーでもあり、大好物のぷツんこプリンBigがたまに売っている他、まちが初アルバイトに挑戦し、「なめこ」の試食販売を行った場所でもある。
ドサンコラーメン
店名が「どさん娘ラーメン」なのか、「どさん子ラーメン」なのかははっきりしない。
道の駅「よってけ」(みちのえき「よってけ」)
田村村(たむらむら)
Cafe SUANA(カフェ スアナ)
第61話ではキヌばあちゃんの古民家が譲られ、開店した模様が(夢の中であった想像だが)描かれた。コピ・ルアクが提供され、「萌え萌え、キュン!」を叫ぶウェイトレス(まちとほのか)が配置されるらしい。
鉄道駅(てつどうえき)
熊渡谷駅(ゆうとだにえき)
単行、ワンマン運転のローカル線で駅舎無し、屋根無しホームのみの棒線駅。構内にベンチと自動販売機あり。単線の非電化区間ゆえ、正確には車両は電車ではなくキハ10系に似た両運転台型の気動車である。
アニメ第11話にも登場したが、駅名が表示されないので熊渡谷駅であるのかは不明。単線非電化の棒線駅なのは同様だが、ホームの有効長は原作よりも長く駅舎や屋根も併設されている。気動車も単行だが、外吊式ドアを持った片運転台のキハ35タイプの前面を改造して、レールバスを混ぜたような、原作よりもやや新しいタイプの車両であった。
戸摩羅内駅(とまらないえき)
間田山駅(まだやまえき)
平野部駅(へいやぶえき)、田鱈毛駅、町外麗駅、丸太橋駅、水田町駅
海苔河江駅(のりかええき)
提尼 海苔河江駅(だいに のりかええき)
なお、特急車内では「正椎方駅(ただしいほうえき)はおろか、双葉高校前駅(ふたばこうこうまええき)には絶対行きません」との注意アナウンスがあった。
第37話ではまちがリトライを試みて、誤乗せずに6番線に乗った。
三須ッ田駅(みすッたえき)
なお、第54話に再登場した時は、ローカル線用らしい前照灯ひとつの旧式気動車(架線や集電装置が見当たらない)が登場していた。
毛直駅(もうすぐえき)、割戸駅(つくよえき)
双葉高校前駅(ふたばこうこうまええき)
魚介(うおすけ)
いるか神社(いるかじんじゃ)
河童追い祭り
川原では走らない。石を投げない。河童に暴言を吐かない。とのルールがある。
なお、まち曰く「毎年、この『河童追い』は河童役の大人のやる気によって」難易度が上下するとのこと。
用語(アニメ)
徳山時計眼鏡店(とうやまとけいめがねてん)
東北アイドル自慢コンテスト(とうほくアイドルじまんコンテスト)
良夫がまちをエントリーして予選を突破。第一次予選会場である仙台へ響を入れた3人で赴くこととなる。後に熊出村からナツも駆け付けている。
アニメ第12話では近所で「大乱闘ゆるキャラ合戦」も行われているが、東北祭りの看板や横断幕には同イベントは記されていない。なお、同イベントは新作OVA弐の舞台ともなった。
書誌情報
- 吉元ますめ 『くまみこ』 KADOKAWA〈MFコミックス フラッパーシリーズ〉、全20巻
- 2013年10月31日発行(10月23日発売)、ISBN 978-4-8401-5342-3
- 2014年5月31日発行(5月23日発売)、ISBN 978-4-04-066562-7
- 2014年12月31日発行(12月22日発売)、ISBN 978-4-04-067227-4
- 2015年5月31日発行(5月23日発売)、ISBN 978-4-04-067524-4
- 2015年10月31日発行(10月23日発売)、ISBN 978-4-04-067829-0
- 2016年3月31日発行(3月23日発売)、ISBN 978-4-04-068230-3
- 2016年9月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-068539-7
- 2017年3月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-069114-5
- 2017年11月22日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-069514-3
- 2018年6月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-069893-9
- 2018年12月21日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065349-5
- 2019年6月22日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065774-5
- 2019年12月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-064210-9
- 2020年6月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-064683-1
- 2020年12月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-680051-0
- 2021年6月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-680482-2
- 2022年1月21日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-681045-8
- 2022年9月22日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-681798-3
- 2023年6月22日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-682522-3
- 2024年1月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-683200-9
- 吉元ますめ 『くまみこちゃん』 KADOKAWA〈MFC〉、2016年3月22日発売、ISBN 978-4-04-068146-7 - オールカラー4コマ集。
- 『くまみこ 公式アンソロジー』 KADOKAWA〈MFC〉、2016年3月22日発売、ISBN 978-4-04-068147-4 参加作家 : ころも/博/菅野マナミ(口絵イラスト)/伊藤ハチ/水あさと/フジカワユカ/てっけんとう/須河篤志/森繁拓真/こんがりぱすた/汐村友/吉野貝/ms/林雄一/野上武志/いけだたかし/倫理きよ/大羽快/松本結樹/ひみつ/おーみや/鴻池剛/日岡なつみ/あっと
テレビアニメ
2016年4月から同年6月まで、AT-XやTOKYO MXほかにて放送された。全12話。また、BD / DVD全2巻にOVAが収録されている。第9話を除くCパートでは『マジホンワカ4コマ くまみこちゃん』も放送された。
スタッフ
- 原作 - 吉元ますめ(月刊コミックフラッパー連載/KADOKAWA刊)
- 監督 - 松田清
- 脚本 - ピエール杉浦、池谷雅夫
- キャラクターデザイン - 齊田博之
- プロップデザイン - 伊藤晋之
- 美術監督・美術設定 - 森川篤
- 美術設定 - 大久保知江(第8 - 10話)、菱沼由典(第12話)
- 色彩設計 - 吉村智恵
- 撮影監督 - 鈴木麻子
- CGプロデューサー - 宮原洋平
- 編集 - 定松剛
- 音響監督 - たなかかずや
- 音楽 - 立山秋航
- 音楽プロデューサー - 竹山沙織
- 音楽制作 - KADOKAWA
- プロデューサー - 山下愼平、武本健太郎、飯塚彩、新井恵介
- アニメーションプロデューサー - 福島洋心
- アニメーション制作 - キネマシトラス、EMTスクエアード
- 製作 - 「くまみこ」製作委員会(KADOKAWA、AT-X、キネマシトラス、ソニー・ミュージックコミュニケーションズ)
主題歌
「だって、ギュってして。」
「KUMAMIKO DANCING」
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
第壱話 | クマと少女 お別れの時 | ピエール杉浦 | 松田清 | 伊藤晋之、松尾亜希子 | 齊田博之 | |
第弐話 | 険しき道 | 池谷雅夫 | 松田清 | 所俊克 | 鈴木理彩 | |
第参話 | 伝統を守る者 | 入江泰浩 | 堂川セツム | 武藤京子、保村成 | ||
第四話 | 村の宝物 | ピエール杉浦 | 小島正幸 | 古賀一臣 | いとうまりこ、谷津美弥子 | |
第五話 | ウラハラ | 飯野慎也 | 伊藤晋之、松尾亜希子 | 齊田博之 鈴木理彩 | ||
第六話 | 先駆者の村 | 入江泰浩 | 前屋俊広 | 徳川恵梨、桑島望、永井泰平 安斎佳恵、那須野文、清水恵蔵 | ||
第七話 | キカセ | 池谷雅夫 | 松田清 | 所俊克 | 金田栄二、鎌田均、錦見楽 佐藤綾子、土生良介、白川茉莉 北村淳一、杉山友美 | |
第八話 | ON THE FLOOR | ピエール杉浦 | 入江泰浩 | 博史池畠 | 伊藤晋之、松尾亜希子 | |
第九話 | コマーシャル | 小島正幸 | 北村淳一 | 馬場竜一、大川美穂子 | ||
第拾話 | それってアイドル!? | 池谷雅夫 | 飯野慎也 | 伊藤晋之、松尾亜希子 | ||
第拾壱話 | 都会へGO? | 小島正幸 | まついひとゆき | Lee Duk Ho、佐藤綾子、鎌田均 | ||
第拾弐話 | 決断 | ピエール杉浦 | 松田清 | 伊藤晋之、松尾亜希子、齊田博之 角田桂一、伊藤雅子 | ||
OVA 壱 | 初雪の日 | 池谷雅夫 | 小島正幸 | 松田清 | 松尾亜希子 | - |
OVA 弐 | ナッちゃん、衝撃デビュー! | ピエール杉浦 | 松田清 | 伊藤晋之、松尾亜希子、石川健朝 | 齊田博之 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2016年4月3日 - 6月19日 | 日曜 23:30 - 24:00 | AT-X | 日本全域 | 製作委員会参加 / リピート放送あり |
2016年4月4日 - 6月20日 | 月曜 0:30 - 1:00(日曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
月曜 1:30 - 2:00(日曜深夜) | サンテレビ | 兵庫県 | ||
月曜 2:25 - 2:55(日曜深夜) | 新潟放送 | 新潟県 | 作者の出身地 | |
2016年4月5日 - 6月21日 | 火曜 3:00 - 3:30(月曜深夜) | BS11 | 日本全域 | 『ANIME+』枠 |
2016年4月6日 - 6月21日 | 火曜 2:56 - 3:26(月曜深夜) | 東日本放送 | 宮城県 | 第1話は4月6日 水曜 3:26 - 3:56(火曜深夜)に放送 |
2016年4月6日 - 6月22日 | 水曜 0:30 - 1:00(火曜深夜) | KBS京都 | 京都府 |
BD / DVD
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD | DVD | |||
壱 -くまぼっくす- | 2016年6月24日 | 第1話 - 第6話、OVA 壱 | ZMAZ-10681 | ZMSZ-10691 |
弐 -みこぼっくす- | 2016年8月24日 | 第7話 - 第12話、OVA 弐 | ZMAZ-10682 | ZMSZ-10692 |
Webラジオ
音泉にて『熊出村 村おこし放送』のタイトルで2016年4月1日から6月24日まで毎週金曜日に配信されていた。
パーソナリティ
- 日岡なつみ(雨宿まち 役)
- 安元洋貴(クマ井ナツ 役)
ゲスト
- 第04回:花谷麻妃(オープニング主題歌アーティスト、安東アキ 役)
- 第10回:興津和幸(雨宿良夫 役)
- 第12回:喜多村英梨(酒田響 役)
コーナー
リスナーネームを「村民名」と呼称する。ただし、「村、民名」(ソン、ミンメイ)と発音するのが特徴であった。
村民からのお便り
都会っ子クイズ
ナツの最新ガジェット通信
限界です集落
全力!日本の風習!
最終話の内容を巡る問題
アニメ放送時点で原作が連載中で完結していなかったため、アニメの終盤はオリジナルの展開となった。ただその中で、特に最終話における展開と、それに沿ったキャラクターが発した台詞が視聴者の大きな不評を買ってしまった。
それに加えて原作者である吉元も自身のTumblrにて「私は脚本をチェックするのは断りました」「プロだからお任せしました」「なのでこんなことを言う資格はありませんが」「原作ファンとして感想を言わせて貰えれば」と前置きしたうえで「よしおのあの発言は、酷いなあ と思っています」と作中の特定キャラ描写に苦言を呈しただけでなく、それを複数の大手ネットニュースサイトなどが取り上げたことで、大きな騒動へ発展した(後にTumblr内の該当記事は削除された)。
2016年7月7日にアニメ公式サイトにて本騒動に対するスタッフ側の見解と見られるコメントが公開され、コミックフラッパー編集部の許諾を得たものと釈明した。それと並行して吉元もTumblrを更新し、図らずも本騒動の拡大に関わってしまったことを謝罪した。
その後、2016年8月24日にBD / DVDで発売された『弐 -みこぼっくす-』では、最終話の該当部分における台詞は無難な内容へと修正されている。 脚本家のピエール杉浦は騒動の後、Twitterのアカウントを削除。Facebookの自己紹介項目からも、本作のタイトルは削除されている。
2022年2月22日にピエール杉浦が騒動の裏側と後日談をYoutubeに投稿。騒動後にTwitterのアカウントを削除したのではなく、アニメ放送終了以前から別件で既に削除していたと本人の口から関与を否定している。 しかし視聴者への弁明無しでアカウントを消した行動に対しては「批判や偏見を言われても当然。自分にも原因がある。」と謝罪している。