漫画 アニメ 小説

佐々木とピーちゃん


ジャンル:異能バトル,

主人公の属性:,

小説

著者:ぶんころり,

出版社:KADOKAWA,

掲載サイト:カクヨム,小説家になろう,

レーベル:MF文庫J,

連載期間:カクヨム:2018年12月4日 - 小説家になろう:2018年12月8日 -,

巻数:既刊8巻,

漫画:佐々木とピーちゃん異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件〜魔法少女がアップを始めたようです〜

原作・原案など:ぶんころり,カントク,

作画:プレジ和尚,

出版社:KADOKAWA,

掲載サイト:少年エースplus,

レーベル:角川コミックス・エース,

発表期間:2021年1月22日 -,

巻数:既刊3巻,

アニメ

原作:ぶんころり,

監督:湊未來,

シリーズ構成:赤尾でこ,

キャラクターデザイン:仲敷沙織,

音楽:藤本コウジ,ササキオサム,

アニメーション制作:SILVER LINK.,

製作:佐々木とピーちゃん,

放送局:AT-X,



以下はWikipediaより引用

要約

『佐々木とピーちゃん』(ささきとピーちゃん)は、ぶんころりによる日本のライトノベル。イラストはカントクが担当している。略称は「ささピー」。

MF文庫J(KADOKAWA)では初となるソフトカバー単行本作品であり、2021年1月から刊行されている。「カクヨム」では2018年12月4日から、「小説家になろう」では同月8日から、『佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 〜魔法少女がアップを始めたようです〜』のタイトルで連載されている。

『少年エースplus』(KADOKAWA)にてプレジ和尚によるコミカライズが2021年1月から連載されている。2024年1月よりテレビアニメが放送中。

第4回カクヨムWeb小説コンテストでは「特別賞(異世界ファンタジー部門)」を受賞。『このライトノベルがすごい!』単行本・ノベルズ部門では2022年版で1位、2023年版で7位を獲得。

あらすじ
原作 第1巻

商社勤めをしている冴えない中年会社員の佐々木は、家族や恋人もおらず金もないことから、社畜となって働いていた。生活に癒しを求めた佐々木はペットショップへ行き、そこで人間の言葉を理解している文鳥「ピーちゃん」を購入する。

実はピーちゃんは、もともと異世界の高名な賢者であり、腐敗貴族たちに闇討ちされた彼は、なぜか文鳥へと転生して日本で暮らしてきたという。佐々木はピーちゃんと契約して「魔力のパス」を接続したことで、魔法を使えるようになる。

ピーちゃんに促された佐々木は日本で商材を買い込んで、異世界の商人マルクに商品を卸して取引を始める。さらに佐々木は、店をクビにされた料理人フレンチを雇って料理店のオーナーとなり、異世界グルメを堪能したり魔法の修行をするなど、異世界でのスローライフを満喫していく。

そんな中、会社からの帰宅途中に怪しげな超能力で女性を襲っている通り魔を目撃した佐々木は、攻撃魔法を使ってその女性・星崎を救う。星崎は「内閣府超常現象対策局」に所属する異能者で、魔法が使えることがバレた佐々木は、対策局の課長・阿久津の意向によって、半ば強制的に対策局に転職することになってしまう。

対策局と対立する「反政府系異能者組織」のアジト捜索に駆り出され、エナジードレインの強力な異能者・二人静によって部隊全滅の危機に陥る。だが、異能の法則から外れた佐々木の魔法に興味を持たれ、二人静に気に入られることになる。

一方、異世界では商人マルクの伝手で、領主ミュラー子爵と懇意になる。しばらくして「子爵の戦死」の報が届き、一人娘であるエルザを巡る跡目争いに佐々木は巻き込まれてしまう。子爵家を巡る諸々の騒動を片付けた佐々木は、アドニス王子を救った功績により「騎士」となり、名目上とはいえアドニス直属としてヘルツ王国に属することとなる。

登場キャラクター

声の項は特記のない限り、テレビアニメ版の声優。なお、佐々木・ピーちゃんはPV・ボイスコミック・テレビアニメの媒体を問わず、声優は共通している。

主人公

佐々木

声 - 杉田智和
本作の主人公であり、会社員(社畜)。癒やしを求めてペットショップで購入した文鳥が異世界の賢者の転生体だったことで人生に大きな転機が訪れることになった。ピーちゃんと名付けた文鳥と共に食っちゃ寝のスローライフを目指す。
ピーちゃんとパスが繋げられたことで魔力を使用できるようなり、障壁や飛行や雷撃を生み出すなどピーちゃんから様々な魔法を教わることとなる。ピーちゃんによると魔法の覚えは良い方とのこと。また、大きな魔力の影響を受けたことで、異世界でいう「上位個体」に分類されるようになり、寿命も変化しているらしい。
異能者と戦っていた星崎を氷の魔法で助けたことで氷を操れる異能者と誤解され、異能者を管理する政府組織「超常現象対策局」への入局が求められ、社畜生活にうんざりしていたこともあって周囲に魔法や異世界のことを隠したまま転職した。
その後は異世界ではヘルツ王国で戦争や政変に巻き込まれつつもスローライフできる環境を守るべく戦う一方で、地球では異能者や、それを狙う魔法少女、天使と悪魔のデスゲーム、異世界産の巨大怪獣、宇宙人などへの対処に奮戦することになる。
著者・ぶんころりは採用されたパターンとは別に著者自身が考えた「眼鏡をかけたイケメンキャラ」もあったというが、検討を重ねた結果著者の考えたパターンは見送られた。また設定が中年になったのは著者のデビュー作の主人公が中年で2作目が少年だったことから、3作目である本作は中年に戻ろうと考えたからであるという。
ピーちゃん

声 - 悠木碧
本作のもう1人の主人公であり、人間の言葉がわかる文鳥。異世界から転生した魔法使いで本名はピエルカルロ。前世では「星の賢者」と呼ばれていた。強力かつ多彩な魔法を操り、異世界とも自在に行き来ができる。ただし文鳥の肉体では絶大な魔力に耐えきれないため、大魔法の行使にはパスを繋げた佐々木を介する必要があり単独で大魔法を連発すると肉体が徐々に崩壊していく。
著者は佐々木と持ちつ持たれつの関係を上手く表現することを意識している。

異世界の住人

ミュラー子爵 / 伯爵

声 - 安元洋貴
異世界にあるヘルツ王国の貴族。生前の星の賢者(ピーちゃん)を崇拝しており、むざむざ死なせてしまったことを悔いている。戦場でアドニス王子を救った功績で子爵から伯爵となる。
エルザ

声 - 富田美憂
ミュラー子爵の娘。髪型から「盛り姫」とも形容される。ややキツイ性格だが、実際は大の父親好きである。ヘルツ王国の政変の影響で国内に留まることが危険となったため、父親の依頼で佐々木が日本で保護することになる。なお、佐々木はあくまでもミュラーへの友情の一環として一時的に預かっただけのつもりだが、父親や本人の意識では佐々木という男性を信頼して貴族令嬢の身を委ねた時点で、(この時点で佐々木がヘルツ王国の爵位を得ていたこともあり)政略結婚に準じて妻もしくは側室として扱われるのが当然と考えている。
セバスチャン

声 - 玄田哲章
ミュラー子爵家に長年仕えている執事。その正体はディートリッヒ伯爵に通じるスパイ。
アドニス王子

声 - 福山潤
ヘルツ王国の第二王子。王の正妻の子であり文武に優れた優秀な人物で、国の行く末を案じる民を思う心も持つ。国を乱すことは本意ではないものの、異母兄であるルイス王子を支持する派閥とは対立が生じている。
ルイス王子

ヘルツ王国の第一王子。王の側室の子であり、数年前までは忌み子として存在自体が隠匿されていたが、現在はアドニス王子と並んで次期王位を争う立場にある。
マルク

声 - 岩田光央
ミュラー子爵家の御用商会であるハーマン商会の副店長。日本の品物を持ち込んだ佐々木と良き関係を築き、ミュラー子爵へと紹介する。なお店長であるハーマンは王都に長期出張のため不在中。
フレンチ

声 - 浪川大輔
異世界の料理人。同僚の嫉妬で店の金を盗んだ冤罪を着せられ店をクビになったところに居合わせた佐々木にスカウトされ、佐々木の出した資金とハーマン商会のサポートで自分の店を持つことになる。そのため佐々木に対して強い恩義を感じており、佐々木が爵位を得て以降は、佐々木領における平民のリーダー格となる。

内閣府超常現象対策局

阿久津

声 - 置鮎龍太郎
超常現象対策局の課長。佐々木の上司になる。
星崎さん

声 - 高橋李依
超常現象対策局の局員。水を操る異能者。佐々木の先輩であり上司にもなる。厚化粧をしているが現役女子高生。家庭環境の影響で金銭に対する執着が強く、当初は佐々木のことを自分の能力と相性がいいサポート要員として見ていたが、何度も危地を救われたことで徐々にツンデレ的反応を見せるようになる。
著者は当初の構想では大人のお姉さんにする予定だったが、年齢相応の落ち着きがないように思えてきたことから後付けで設定を高校生に変更した。
二人静

声 - 大空直美
超常現象対策局と対立する異能者の組織の一人。エナジードレインの異能を持ち、生命力を吸い取ることできる他に常人を超越した身体能力、再生力、寿命を持ち、見た目は年若い少女だが実年齢は三桁と目されるロリババァ。
当初は佐々木と敵対する場面で遭遇したが、そこで異能の法則から外れた佐々木の魔法に圧倒されたことで彼に興味を持ち、局に転職。佐々木と金や物に関する取引の交渉しつつ、弱みを握って支配下に置こうと画策するが、ピーちゃんによって阻止されて敵対すると肉体を蝕まれる呪いを刻まれる。その後も臆することなく飄々とした態度で付き合い、古巣からの襲撃からの救援に現れた佐々木とピーちゃんと正式に取引を結んで超常現象対策局に移籍した。
長い年月を経て得た財力や技術、人脈などを豊富に持ち、佐々木の後輩かつ相棒になった局での仕事でも異世界での交易に関係する物や人との日本での取扱いでも器用かつ周到に動くため、佐々木はすっかり彼女に依存気味になってしまっている。
著者は当初の構想通りのポジションに収まっているとしながらも、便利キャラであることから登場シーンも増え、想定外の活躍をしているという。

非政府系の異能者

アキバ系の人

二人静の元々所属していた組織のリーダー。典型的な痩せ型のオタクにしか見えないが、想像したものを具現化できる数少ないAランク認定の異能者。直接具現化できるものは物体に限られるが、異能を持った人間の複製を作ってその異能を使わせたり、ゲームなどに登場する架空の物品を具現化すれば原作通りの効果を発揮するなど、応用性が異常に高い能力である。

魔法少女

マジカルピンク

声 - 水瀬いのり
女児向けアニメに出てきそうな派手な色の髪と可愛らしい服装だが、全体的に薄汚いホームレスの少女。超常現象対策局に異能者と誤認されたことで起きたトラブル(詳細不明)で家族・友人を殺されたため、所属に関係なく異能者全員を殺すことを目的に動いている。佐々木に関しては彼の能力が異能ではなく魔法であると納得したため、「魔法中年」と呼んで対話ができる関係を構築している。なお、首に巻いている白いマフラーは自分を魔法少女にした妖精の毛皮である(彼女が殺害した)。
マジカルブルー

アメリカの魔法少女。マジカルピンクと異なり、アメリカ政府とは協力的関係を結んでいる。魔法少女同士の関係は良好であり、異能者以外と戦う時は魔法少女によるチームを組んで戦うこともある。

デスゲーム関係者

お隣さん

声 - 鬼頭明里 / 悠木碧(ボイスコミック)
佐々木が暮らすアパートに住み、佐々木の1つ隣の部屋に暮らす中学生。実母からネグレクトを受けており、家の前で放置されている姿に同情した佐々木から、パンやお菓子などを貰っている内に、彼に異常なまでの執着と情愛を寄せるようになったヤンデレ。アバドンの使徒として天使と悪魔のデスゲームに悪魔の側で参加することになる。苗字が「黒須」であることは作中で描写されているが、下の名前は不明。
WEB版では登場せず、書籍版で新たに追加されたキャラクターである。著者はWEB版と書籍版の差別化を図る際に、担当編集者から既出のヒロインの間を考えてみてはどうかと言われたことから、星崎さん(高校生)と魔法少女(小学生)の間をとって中学生の設定となり、ライトノベル界では年の差ラブコメが、漫画界ではデスゲームが流行っていた背景からそれらの要素を取り入れた結果、彼女の立ち位置は決まったという。
アバドン

天使と悪魔の代理戦争に参加している悪魔。悪魔としての真の姿は巨大な醜悪な肉塊だが基本的に金髪の美少年の姿を取っており、使徒であるお隣さん以外からは姿を見えなくなることもできる。お隣さんの内に秘める欲望を気に入り、彼女を自分の使徒としてデスゲームに挑む。長命であるが異能者や魔法少女の存在は知らず、デスゲーム関係者以外にも超常能力の持ち主が大勢いることに驚いていた。

機械生命体

十二式

遥か宇宙の彼方からやってきた高度な技術力を持つ機械生命体が製造した地球人型アンドロイド。地球人を観察した結果、コミュニケーションをとるのに最適な姿として美少女の姿をしている。本体は宇宙船の制御AIであり、アンドロイドは端末の一体に過ぎないが稼働しているのは彼女一人である。辺境宙域の開拓が任務で単独派遣されてきたが、本来感情がないはずなのに「寂しい」という感情を抱くバグが発生したため、地球人と接触して「家族」になろうと要求する。接触した地球人たちがことごとく自分の持つ異星技術目当てだったことにショックを受け地球に攻撃を仕掛けるも、唯一表裏なく家族がいない機械生命体の寂しさに同情を示した星崎に執着するようになる。

用語

異世界
ピーちゃんが元々いた中世ヨーロッパ風の世界。科学技術が発達していない代わりに魔法が存在する。地球とは時間の経過にズレがあり当初は異世界で1日過ごしても日本では1時間ほどだった。しかし時間のズレは徐々に縮まりつつあり、ピーちゃんとは無関係に異世界の生物が地球に出現する異変が起こっている(理由は不明)。
異世界魔法
ピーちゃんのいた世界で普及している魔法は適切な呪文を唱えた上で、脳内に十分なイメージを描くことで発動する。魔力が必要なのはもちろんだが、誰でも習得できる技術ではなく個人的な技能に近いものであり、熟練すれば何度も繰り返し使用することでイメージのみの無詠唱発動が可能になる一方で、イメージを描く素質が無い人間はいくら詠唱しても発動できない。
異能力者
地球において、10万人に1人の割合で発現する超能力「異能」を持つ者。社会の混乱を防ぐために政府によって隠蔽されているため、一般には存在が知られていない。1人の異能力者が使える能力は一種類だけで、大して役に立たないものから絶大な有用性があるものまで千差万別。繰り返し使うことで威力や範囲等が成長する場合もあるが、種類が変わることは無い。日本では異能力者を管理する政府組織「内閣府超常現象対策局」に所属する義務があるが、政府に縛られることを嫌って反政府組織を結成する者もいれば、自分以外の異能力者の存在を知らない野良異能力者も存在するためトラブルが絶えない。
魔法少女
妖精界から地球の小動物に憑依した使者によって魔法を授けられた世界に7人いる少女たち。強力な攻撃魔法マジカルビーム、防御魔法マジカルシールド、飛行魔法マジカルフライ、空間転移マジカルフィールドといった多彩な魔法を使うほか、それぞれが独自の魔法を一つ持つ。同じ魔法であってもピーちゃんの世界の魔法とは別体系であり、詠唱は必要ない。妖精界は何らかの目的のために魔法少女を生み出したらしいが、詳細は不明。
天使と悪魔のデスゲーム
太古から対立している天使と悪魔が全面対決を避けるために行っている代理戦争。前回行われたのは100年ほど前で、終わるのに30年ほどかかったとのこと。天使・悪魔それぞれが一人ずつ選んだ人間「使徒」に自分の分霊を憑依させ、異なる勢力同士の使途が一定の距離まで近づいた時点で時間が静止した「隔離空間」が発生。隔離空間の中では使徒の指示で分霊が戦い、敵の使徒・分霊を殺害すれば隔離空間が消えて、倒された使徒の死体が現実に出現する。分霊が倒されても、本体である天使と悪魔には悪影響はない。使途は隔離空間の外でも分霊の力の一部を利用できるうえに、功績次第では死者蘇生も含めた人知を超えた報酬を与えられる。
隔離空間以外で天使や悪魔が人を殺すのは禁止されているが、使徒以外の人間を雇うなどして殺害することは可能。そのため、使徒であることは秘密にする必要がある。隔離空間の中に入れるのは使徒のみのはずだが、異世界の障壁魔法や魔法少女のマジカルシールドが起動している状態で隔離空間が発生した場合、いっしょに隔離されてしまう。

作風・制作背景

著者はペットを飼いたいと思いつつも飼えなかった経験から、その欲求を文章の上で発散させようと思ったのが本作を執筆するきっかけだったという。

著者は、異世界側ではスローライフ感を出している代わりに現代世界側では緊張感を出せるようなストーリー展開にしたかったという。

既刊一覧
小説
  • ぶんころり(著) / カントク(イラスト) 『佐々木とピーちゃん』 KADOKAWA〈MF文庫J〉、既刊8巻(2024年1月25日現在)
  • 「異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 〜魔法少女がアップを始めたようです〜」2021年1月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065932-9
  • 「異世界の魔法で現代の異能バトルを無双していたら、魔法少女に喧嘩を売られました 〜まさかデスゲームにも参戦するのですか?〜」2021年3月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065933-6
  • 「異世界ファンタジーなら異能バトルも魔法少女もデスゲームも敵ではありません 〜と考えていたら、雲行きが怪しくなってきました〜」2021年5月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065934-3
  • 「異能力者と魔法少女がデスゲーム勢を巻き込んで喧嘩を始めました 〜並びに巨大怪獣が日本来訪のお知らせ〜」2021年11月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-680915-5
  • 「裏切り、謀略、クーデター! 異世界では王家の跡目争いが大決着 〜現代は待望の日常回、ただし、ハードモードの模様〜」2022年5月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-681406-7
  • 「宇宙の彼方より、未確認飛行物体、来襲! 〜人類終了のお知らせ、伝えに訪れた地球外生命体は、どうやら地雷のようです〜」2022年11月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-682034-1
  • 「疑似家族、結成! 〜温かな家庭を夢見る末娘と、てんでバラバラな家人たち〜」2023年5月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-682035-8
  • 「巡り巡って舞台は学校、みんなで仲良くラブコメ回 〜真実の愛を手にするのは誰だ?〜」2024年1月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-682036-5
漫画
  • ぶんころり(原作) / カントク(キャラクター原案) / プレジ和尚(作画) 『佐々木とピーちゃん 異世界でスローライフを楽しもうとしたら、現代で異能バトルに巻き込まれた件 〜魔法少女がアップを始めたようです〜』 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、既刊3巻(2023年8月25日現在)
  • 2021年6月25日発売、ISBN 978-4-04-111378-3
  • 2022年6月24日発売、ISBN 978-4-04-112119-1
  • 2023年8月25日発売、ISBN 978-4-04-114121-2
テレビアニメ

2024年1月よりAT-Xほかにて放送中。

第1話では「役名のないキャラクター」を10人の佐々木姓の声優が演じたほか、ゲストキャストとして元プロレスラーの夫妻・佐々木健介と佐々木久子(北斗晶)が出演したことで、その徹底した「佐々木縛り」のこだわりから話題になった。

スタッフ
  • 原作 - ぶんころり
  • キャラクター原案 - カントク
  • 監督 - 湊未來
  • 助監督 - 伊部勇志(3話~)
  • シリーズ構成 - 赤尾でこ
  • キャラクターデザイン - 仲敷沙織
  • 色彩設計 - 水本志保
  • 美術監督 - 新城湧基
  • 美術設定 - 前田実
  • プロップデザイン - レコメンデーション
  • 3D監督 - 北村浩久
  • 撮影監督 - 菊池優太郎
  • 編集 - 木村勝宏
  • 音響監督 - 阿部信行
  • 音楽 - 日本コロムビア
  • 音楽プロデューサー - 金子逸人
  • 音楽制作 - 藤本コウジ、ササキオサム
  • プロデューサー - 新井孝介、大類瞬、成田明浩、西前朱加、桑山ゆかり、徳村憲一、金子逸人、植村俊一
  • アニメーションプロデューサー - 原田大資
  • アニメーション制作 - SILVER LINK.
  • 製作 - 佐々木とピーちゃん
主題歌

「FLY」
MADKIDによるオープニングテーマ。作詞はLIN、YUKI、作曲はpw.a、Yuka Niiyama、編曲はpw.a。
「曖昧ガール」
大西亜玖璃によるエンディングテーマ。作詞は佐野仁美、作曲は佐野と渡邉俊哉、編曲は渡邉。

各話リスト

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督総作画監督初放送日
第①話現代と異世界 赤尾でこ
  • 湊未來
  • 沖田宮奈
  • 湊未來
  • 伊部勇志
  • 大内大和
  • 廣田陽香
  • 澤入祐樹
  • 前嶋弘史
  • 井上美香
  • 永田正美
  • 和田祐二
  • Beep
  • シード
  • Vista
  • Rad Plus
  • ワン・オーダー
  • グレーン
  • GK セールス
  • 暁・火鳥動画制作集団
  • BigOwl
  • 株式会社 星律
仲敷沙織2024年
1月5日
第②話初仕事とパートナー 沖田宮奈伊部勇志
  • 坪田慎太郎
  • 工藤公聖
  • 木下由美子
  • 西島圭祐
  • BEEP
  • スタジオグラム
  • GK セールス
  • スタジオCL
  • スタジオミュウ
  • グレーン
  • VISTA
  • 暁・火鳥動画制作集団
  • 仲敷沙織
  • 山吉一幸
1月12日
第③話いくさとお嬢様 澤井幸次菱川直樹
  • 永田有香
  • 村上真紀
  • 株式会社 星律
  • 24FPS
  • Studio EverGreen
  • スタジオミュウ
  • BigOwl
仲敷沙織1月19日

放送局

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 備考
2024年1月5日 - 金曜 21:00 - 21:30 AT-X 日本全域 製作参加 / CS放送 / リピート放送あり
金曜 22:30 - 23:00 TOKYO MX 東京都
2024年1月6日 - 土曜 0:00 - 0:30(金曜深夜) サンテレビ 兵庫県
土曜 23:00 - 23:30 BS日テレ 日本全域 BS/BS4K放送 / 『アニメにむちゅ〜』枠
土曜 23:30 - 日曜 0:00 KBS京都 京都府
初回(第1話)は1時間スペシャルとして放送。

日本国内 インターネット / 配信期間および配信時間
配信開始日 配信時間 配信サイト
2024年1月5日 金曜 22:00 更新 Amazon Prime Video
2024年1月10日 水曜 22:00 以降順次更新

BD / DVD

発売日 収録話 規格品番
BD DVD
1 2024年3月27日予定 第1話 - 第4話 KAXA-8781 KABA-11511
2 2024年4月24日予定 第5話 - 第8話 KAXA-8782 KABA-11512
3 2024年5月29日予定 第9話 - 第12話 KAXA-8783 KABA-11513

WEBラジオ

『佐々木とピーちゃんとラジオ』が、2024年1月5日よりインターネットラジオステーション「音泉」にて配信中。パーソナリティは佐々木役の杉田智和が担当した。

参考文献
  • 『このライトノベルがすごい!』編集部『このライトノベルがすごい!2022』宝島社、2021年12月9日。ISBN 978-4-299-02264-6。 
  • 『このライトノベルがすごい!』編集部『このライトノベルがすごい!2023』宝島社、2022年12月10日。ISBN 978-4-299-03647-6。