月が導く異世界道中
題材:異世界への転生・転移,
以下はWikipediaより引用
要約
『月が導く異世界道中』(つきがみちびくいせかいどうちゅう)は、あずみ圭による日本のライトノベル。イラストはマツモトミツアキ。略称は「ツキミチ」。
2012年に「小説家になろう」で発表され、同年にアルファポリス「第5回ファンタジー小説大賞」読者賞を受賞し、同社から書籍版も発行された。小説家になろうとアルファポリスの書籍で同時執筆していたが、2016年時の小説家になろうの規約変更により、ウェブ版の執筆を停止し、アルファポリスでの書籍版の連載に注力する。2023年12月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は360万部を突破している。
あらすじ
一男二女というごく平凡な五人家族の高校生「深澄真」は、突如として日本から異世界へヒューマン(異世界における一般的な人間とほぼ同意)を救う勇者として召喚される、はずがその異世界の唯一神である女神の「顔が醜いから」というあまりにも個人的かつ身勝手の過ぎる我儘からヒューマンと交わること(交流及び結婚)を禁じられ、勇者としてではなく、汚くて忌わしいゴミとしてこの異世界の果てに捨てられた。
その女神に立ち会う前に出会った真のいた世界の三貴神の一柱、「月読命」の説明によると、真の両親が異世界出身という出自、日本へ向かう際の女神との契約として両親の大切なものをささげるという取り決めがされていたことを知る。女神の横暴さを知っていた月読命よりあらかじめ加護として、女神に与えられるより上回る能力を与えられ、勇者の役割をはく奪されたことで転移先の世界で責務を負うことなく自由に生きる許可まで月読命に与えられた。
月読命の話では、真の元いた世界では神々の加護すら届かず肉体的にも魔力的にも負荷を受けて知らずに鍛錬するような生活を送っていたため、その負荷から解放された異世界では超人とも言うべき能力を発揮できることを保証されているが、同時に無敵ではないという注意もされている。
降りた異世界はまさしく「世界の果て」と呼ばれる荒野であり、人どころか動物、魔獣にさえ会えなかったが、やっとのことで魔獣に襲われたオークの娘に会ったことがきっかけで異世界人との交流が始まる。真の解放された身体能力と、月読命から与えられた加護により、異世界での強大な亜人、魔族、上位竜、魔物に立ち向かい、真の力を認めた上位竜・巴(旧名:蜃)、災厄の黒蜘蛛・澪、リッチ・識と主従契約を結び、主従契約時の変化の法則に従い彼らは真と同じく人(ヒューマン)の姿となる。最初に主従を結んだ巴との契約によって出来た亜空(霧の結界)の中に、真を尊敬し、崇める亜人(オーク、ドワーフ、リザードマン、半人半蜘蛛)を招いて、元の異世界の荒野とは対照的な環境で村を作って発展、一癖も二癖もある主従を結んだ者たちに振り回されながら、異世界での生活を送っていく。
真は続いて、出身地である両親の軌跡を求めて荒野の中の何処かにあるヒューマンの街を探査、人恋しさも相まってヒューマンとの交流を図る。ところが、異世界の価値観ではヒューマンと思えないほどとされている醜い顔と漏れ出す強大な魔力、さらにヒューマンとの共通言語を知らず意思疎通ができないため、ヒューマンの多くは真を恐れており、真の印象隠ぺいを講じた上でヒューマン化した従者を伴った行商として挑むことに。戦争による異常な物価を感じながらその後、一部のヒューマンとは友好を結ぶが、それでも女神の持つヒューマン第一主義が蔓延っているため、ヒューマン以外の亜人は家畜か道具という考えが根強く、ヒューマンと亜人、特に魔族との友好などは難しい状況であった。
ヒューマン偏重主義を端に発した戦争が続く荒廃した異世界で、荒野にたたずむ街と、自然豊かな亜空を行き来しながら、真一同は巻き込まれるように世直しの旅をしていく。
登場人物
声の項はテレビアニメ版の声優。
主人公
深澄 真(みすみ まこと) / クズノハ・ライドウ / マコト=クズノハ(コミック版)
声 - 花江夏樹
異世界に来る前は、弓道部副部長の高校二年(17歳)。両親と姉・妹の五人家族で、両親は異世界のケリュネオンという国の貴族と神官であった。両親が結んでいた契約により異世界に呼ばれるも、その容姿から最低限の加護のみ付与され、異世界に放逐されるが、それより前に月読命の加護で補助を施されている。
元々異世界出身者(ヒューマン)の血を引き、それなりの鍛練を積んでいた真は、異世界では一切の負荷から解放された超人クラスの力(巴曰く、魔力だけでも「魔王数人分」)を持ち、風属性を除いた五属性の魔法を使えるが、自身が受けるのも含めて回復魔法に関する適性がまったくない。冒険者ギルドのレベルは1だが、これは前述の通り、基本的なステータスが大きすぎるためで、得意の弓でも当初は射た際に的を破壊してしまっていた。その魔力は弓の鍛錬に際しての集中法による「意識の拡散と再構成」によって増大を繰り返している。本来生まれもった上限に支配される魔力容量だが、真のように意識を拡散させ再構成するなどという鍛錬は常識の範疇外らしい。幼少時は両親からヒューマンとしての形質を引き継いだ虚弱な身体で、常に死の恐怖が側にあったが、地球世界の魔術士の女性と出会い、魔法属性のラインを繋ぎ直し補強することで回復と風の適性を失くした代わりに身体を強化する道筋を得た。そのような経験から口では痛みや死を忌避しながらも達観した部分がある。
異世界ではヒューマンに不信を与えないように、クズノハ(葛葉)商会の代表のライドウという通り名でギルドに登録している。蜃気楼都市・亜空の所有者で住人からは若様の呼称で、クズノハ商会の従業員の何人かからは旦那の呼称で呼ばれる。学園都市の非常勤講師として戦闘技術実技を教え、教え子たち七人は学園のトップ7に入る実力に成長させている。
異世界に来て以来、ヒューマンから人間扱いされないながらも、ヒューマン共通語を覚えたり、魔力を抑える努力をしたり、顔をマスクで隠したりと、ヒューマンの悪意のある出来事に遭遇しながらどうにか平和的に過ごしていこうとしたが、緊急避難的に亜空に移動させていたヒューマンが手前勝手な理屈で廃棄予定の武器を奪い、ドラウプニルによる暴発事故まで起こして亜空の民に損害を出してもまったく悪びれることもなく逆に自分を非難したことで、自身の見通しが甘すぎたことを自覚。それ以来、直接関わって信を得た者を除いてヒューマンには極めて事務的に接するようになり、魔族とヒューマンの戦争も第三者として傍観し、物資が不足して困っているなら種族に関係なく商売するとしている。これによって戦争がより深刻化したとしても、それでヒューマンと魔族が滅びるなら自分と関わりのある者たちだけを亜空に保護して放置しようと考えている。
界(かい)
ドラウプニル
真の従者
深澄 巴(みすみ ともえ)
声 - 佐倉綾音
真の第一の従者で正体は「無敵」の二つ名を持つ上位竜・「蜃」。霧に関する能力を持ち霧の結界の能力の一つとして、相手の記憶を直接閲覧したり物理的に保存できる。真の記憶から時代劇、特に水戸黄門を好み、従者としての服装や武器の趣向もそれらに由来する。真を黄門様、自分を格さんに見立てて行動したがるが、そのあまりの強さから真からは「核さん」と例えられたり、その言動が「悪代官巴」や「悪商人巴屋主人」であるとみられることもしばしばある。ただし記憶閲覧の能力から、相手の真意で行動を起こす役割も併せ持つ。冒険者ギルドのレベルは1,320(2回目は1,340)。
また、その同じく能力の一つである亜空は元々蜃の物で、真との契約で日本の要素を含む村的な物に変化。そこへ、真を慕う亜人を招き、村(蜃気楼都市)を作ることを主導する。眷属のミスティオリザードマン108名も蜃気楼都市の初期参加者。
分体(トモエミニ)
深澄 澪(みすみ みお)
声 - 鬼頭明里
真の第二の従者で正体は「災厄の黒蜘蛛」と呼ばれる魔獣。捕食という形で空間を削り取る能力を有し、真の従者となるまで空腹からあらゆる物を食い続け恐れられていた。後に、巴が保存していた真の記憶から、アニメや特撮に興味を持つ。好戦的な巴に対し、真との連携で切り開く頭脳派。冒険者ギルドのレベルは1,500。
エルダードワーフを追って亜空へ侵入した際、迎撃してきた真の痛撃に快感を覚え、真の血に甘露を感じる。そのことに嫌悪を感じた真により戦闘不能にされるが、真も気絶。蜃の提案で、気を失っている真と勝手に主従契約を結ばせた。この契約で亜空が広がり黒い森や川ができる。過去において、蜃、魔将コンビ、勇者パーティ等に撃退はされているが、食欲がある程度満たされたことで食事を止めて別方向に移動したに過ぎず、本当の意味で敗れたのは真が初めて。眷属の半人半蜘蛛のアルケー4名も蜃気楼都市の初期参加者。食べる事は今でも好きだが、かつての量第一から質が重要に変わる。自身の手料理を真に食べさせることが生きがいになっており、勇者・響から日本料理の手ほどきを受けた。ただし、勇者とは知らず、自分が撃退された時の記憶もなく、真により満足を覚える前の記憶は、空腹であったことのみでそれ以外は記憶していない。
深澄 識(みすみ しき)
声 - 津田健次郎
真の第三の従者で正体は自ら研究のためアンデッドになった元ヒューマンの「リッチ」。アンデッドになった頃或いはその前の記憶は失われている。森鬼に憑依して、樹刑の力を与えていたが、真に取り憑こうとして敗れる。ヒューマンの上位種と呼ばれ世界を渡ることが出来るといわれる存在「グラント」になろうと願っていたが、巴に真実を告げられる。本来の格としては、主従どころか餌-捕食者の契約でしかなれない存在であったが、真の一時的能力低下の詐術と真の魔力を蓄えた指輪13個を手にすることで、上げ底ながら主従契約を結ぶ。学園都市には、真の助手として授業に参加。真の意向で真が厳しくする役に対して、慰め役を担当。その影響か生徒の能力評価・対応が甘くなっている。
神々
女神
声 - 上田麗奈
この世界の唯一の神たる女神。黄金を背景にし、美に偏執した性格に、月に関連した処女神の記載がある。後者よりアルテミス、ヘカテ―、ルナ辺りに該当する可能性はあるが、言及はされていない。
容姿こそ美しいが、性格は高慢ちきかつ独善的で、美しい物のみを絶対とし、それ以外の者に関しては毛程の価値も見出さない常軌を逸した差別思考の持ち主。創造を行った神である自身に酔いしれ、他の神を見下しているが、一から世界を創った訳では無く、巴によると上位竜や魔獣といった先住者と交渉して「既に存在していた世界」に人間(後のヒューマン種)の住む環境を後から整えたに過ぎないとの事で、「間借り人」か「管理委託人」という方が適切である。神の格としても他神に一段劣るような描写だが、一番の問題である酷すぎる性格や行動により、他神はもとより一部のヒューマン達からすら見限られ始めている。
10年眠って起きたら加護するヒューマンがピンチであったので月読に協力してもらう形で勇者を召喚するのだが、契約によって召喚する予定となっていた真を「容姿が気に食わない」という理由だけで、ヒューマン以外の種族とだけ会話出来る能力だけを与え地の果てに捨ててしまうそして、それに並行して日本から自分の好みに合う容姿の美形2名を誘拐も同然で連れ去って勝手に勇者に任命。彼等には自身の加護を惜しみなく与えた上で、伝言メモのような言葉と追加の一言で、それぞれ筆頭の二大国に渡している。
本来勇者にする予定だった真に対する態度は初対面より「辛辣」かつ「最悪」の一言に尽き、「不細工」、「白鳥成分ゼロのみにくいアヒルの子」と侮蔑した上で、「自分の世界を汚さないよう世界の果てでじっとしていろ」と言い渡し、捨てる直前には「ヒューマンと交わったら殺す」という脅しまでかけている。その癖、自らの寵愛する勇者達が危機に陥ると、自分から関わるなと言っていながら真を探し出し、本人の意思などお構いも無しに無理矢理召喚しては、生き延びる為に戦わざるを得ないよう仕向ける等、完全に使い捨ての便利屋扱いしている。当然、その身勝手極まりない横暴の数々から、最も振り回されている真には忌み嫌われ、当初は「くそ女神」だったが、後に「虫」としか呼ばれなくなっている程。また、かつての上司である月読の事も軽んじている無礼な姿勢もあってか、他の神々からもかなり嫌われているらしく、月読を騙して勝手に自分好みの人間(性格・品性は問わない)を勇者にしただけでは飽き足らず、本来の契約相手であった真に対して行った無責任な仕打ちについても大きく問題視される事になっている。
自らの世界にはヒューマンのみに加護を与え、かつヒューマン同士なら道理より美しい方に加護を与えるという容姿差別を当たり前に思っているだけでなく、魔族や亜人には加護を与えず奴隷・家畜扱いするのは「醜いんだから当然の事」程度にしか思っておらず、その差別思考はヒューマン全体の思想にも悪影響を与えている。異世界において女神の美的基準のみに従って調製されたヒューマンは、善人だろうが悪人だろうが、バカでもダメ人間でも真視点から見ると呆れかえるくらいに美形揃いである。また、基本的に前述の女神による加護を当てにしている為、最低限の戦術もなく過剰なまでにステータスを重視した正面攻撃しか行わない悪癖もある。一方で、ヒューマンから勇者を出さず、外部からわざわざ勇者を召喚している点も含めて自世界の住人が力を付けることを嫌っている面もある等、担当する世界に対し、只管自らの個人的な価値観やエゴを押し付ける事しかやろうとしておらず、結果的にヒューマンとそれ以外の種族達との軋轢は引っ込みがつかなくなるまでに深刻化し、泥沼状態となってしまっている。この為、自らが個人的に選抜した勇者の一人である響からは、そのやり方を完全に疑問視されている。
月読命
声 - 前野智昭
真の召喚に先立ち、真へ事前に説明を行った三貴神の一柱。女神と真の両親との契約上、召喚されるのが真でなければ契約内容に該当する真の姉妹のどちらかに話は通しているだろうと言い、真は自分が異世界に行くことに納得し決意する。女神が少しではなく色々問題のあることを事前に告げてはいたものの、真に対する女神のあまりの横暴と仕打ち(同時に、断りも無くこちらの人間2人を連れ去った不作法)に怒り、真に女神を超えると自負する加護を与える。だが、加護を与えた上に、異世界へ送られた真へ交信という無理をしたため、数百年の眠りにつくだろう事と他の神々に真のことを頼んでおくと伝え、連絡は途切れてしまう。
スサノオに女神の不正を伝えることにはどうにか成功しており、これが後に神々の間で大問題を引き起こすこととなる。
大黒天(シヴァ)
アテナ
亜空の住人
エマ
声 - 早見沙織
ハイランドオークの娘(17歳)。初対面で真に助けられ、最初に真と話した亜人。魔法の才能があり、初歩の魔法ブリットを真に伝授した。蜃への生贄に決定されていたが、真が蜃を打ち負かして以降、他のハイランドオークの住人ともども真に従える。親からは真へ嫁がせるつもりでいるが、真としては回避したい意向。後に、亜空へ移住すると官僚的な亜空の指導者の一人となり、自由人である巴ですら従うほどとなる。真の従者である上位亜人と比較すると温厚で対等に接してくれている。
ベレン
声 - 辻親八
鍛冶に長け、伝説・神話級の作品を作ったという伝承を持つエルダードワーフの一族で、その中でも腕の良い部類に入る。ヒューマンによる略奪・搾取を避けるために、ヒューマンが容易に近づけない荒野に住むが、鍛冶の材料や食料の入手、更には外敵に襲われる等の苦労をしている。基本的にヒューマン、女神や魔族に対しては関わりを持ちたくないと考える。災厄の黒蜘蛛に襲われ、ある意味芸術品ともいえる武器類も喰われ、絶体絶命のところを、真、蜃に助けられる。巴が日本刀を作らせたいという私情もあったが、亜空と云う安全な土地を提示され、同族の長老を説得し、一族をあげて亜空へ移住する。当初は真の従者を見て真は女神が使わした存在かと長老が意見したが、真が猛烈に否定したため信頼を得る。巴の二本差し、ライムの日本刀、識の杖など取り敢えず使えるレベルの物は作るが、将来真や巴の実力に見合う業物を冶つのが夢。
ルグイ
ハルナ、アキナ、ホクト、ミナト
アクア、エリス
モンド
リディ、マーサ
クズノハ従業員
ライム・ラテ
声 - 八代拓
ヒューマン。元ツィーゲの筆頭冒険者でレベル201。冒険者たちの兄貴分として、駆け出し冒険者の仕事を囲い込んでしまうレンブラント商会への嫌がらせのため、その妻子に呪病を掛ける者と手を組む。薬の材料を調達した商会の二人を襲撃したが、短剣を折られ配下ともども巴に一蹴される。ライム本人は呪いは数年眠り込む程度のものと騙されていたこともあり、許されて冒険者を引退することでレンブラントとも和解する。後にその時折った短剣の代わりに日本刀(エルドワ製試作品)を預けられ、巴に鍛えられることで隠密(弥七か飛び猿ポジション)になることを承諾し、表向きにはクズノハ従業員になることを受諾する。
グリトニアの勇者・岩橋智樹の「魅了」に惑わされて不覚を取り、肩を貫かれた際に巴の血肉を分け与えられ、彼女の眷属となる。調査の過程でリミアの勇者・音無響のパーティに協力し、一定の信頼を得ている。
真の友好者
パトリック=レンブラント
声 - 井上和彦
ツィーゲ随一の商会・レンブラント商会の代表にして、実質的ツィーゲの支配者。親馬鹿、夫馬鹿で妻子には甘い。かつては外道鬼畜の類で、金、恫喝、殺戮等あらゆる非道な手段を駆使してツィーゲの支配者となった。娘シフ、そしてユーノが生まれてからはやや丸くなったものの、金、恫喝等は今でも普通の手段としている。真に対しては、新しくできた(末の)息子のように見守りつつ、真に本当に敵対する者には容赦しないつもりでいる。記憶を巴に覗かれ、過去の殺戮、呪術者の殺害やその関連を知られているが、巴が誰にも話さないため、知られたという事実もレンブラントは知らない。
モリス
声 - 佐藤正治
レンブラント家の執事で真が羨むほど有能である。元冒険者で、レンブラント商会の裏仕事を実行していた。今は家中の事を主に行っているが、裏仕事の采配もしているパトリックの腹心。
老化による視力の衰えが原因で、真を学生ではなく非常勤講師として推薦状を作ってしまった。
リサ=レンブラント
シフ=レンブラント
声 - 花守ゆみり
レンブラントの夫妻の長女。
レベル8の呪病に侵されてロッツガルドの学園を休学中に、母共々真が提供した素材で作った秘薬で救われる。その際に異世界の美意識において最低と言えるほど外見が変わった経験もあって、見た目よりも内面を意識するようになる。学園復学後には真の講義を受け急成長し、学園祭では覇者(個人総合優勝)となるほどの魔術師となる。
ユーノ=レンブラント
声 - 稗田寧々
レンブラントの夫妻の次女。
レベル8の呪病に侵されてロッツガルドの学園を休学中に、母姉共々真が提供した素材で作った秘薬で救われる。その際に異世界の美意識において最低と言えるほど外見が変わった経験もあって、見た目よりも内面を意識するようになる。学園復学後には真の講義を受け学園屈指の実力者に急成長するが、学園祭では真の教え子同士を当てられた為一回戦敗退。後に澪主導の特撮スーツを着て前衛としての能力を身に着ける。
リノン
声 - 二ノ宮愛子
姉のトアに連れられベース・絶野に住んでいる少女(10歳)。姉が冒険者として稼げなくなり借金から娼婦にされたため、どうにかしようとしていた所を付け込まれて筆頭冒険者のスパイとなり、盗みなどの悪事を働かされていた。姉と違って家の復興等はあまり積極的でない。
漫画版では真から家計簿など効率的な計算を習い、金にルーズな姉に代わって家の財布を握り、ツィーゲにパーティのホームを購入する計画を立てている。
トア
声 - 久保ユリカ
絶野ベースに住む冒険者。職業は「闇盗賊」。容姿は真の高校弓道部の後輩「長谷川温深(はせがわ ぬくみ)」に髪・瞳の色以外はそっくりの容姿。国ではそこそこの実力(レベル120)であったが、強さの次元が違う荒野では通用せず、仲間や武器・防具を失いつつも何とか依頼をこなせる事もある駆け出し程度の冒険者だった。かつて先祖が「無敵」のふたつ名をもつ上位竜・蜃に挑んださいに携えていた神器と謳われた短剣を取り戻し、一族の名誉を挽回するために世界の果てと呼ばれる荒野に来た。借金で武器・防具を整えて荒野にはいったが、武器・防具を失い借金を返す当ての依頼も未達成で首が回らなくなる。借金のかたとして薬漬けの娼婦にされ荒くれ者達の玩具となったが、扱いの過酷さに早々に壊れて使い物にならなくなり、最後は非道な実験のモルモットとするため薬で動く事も出来なくされていた。真達に助けられた際に澪によって回復され、薬漬けだった身体は元に戻った。その際に壊滅した絶野からツィーゲへと移ることになり、巴らの戦闘技術指導の修行がてら荒野で冒険者の依頼をこなすことで、ヒューマンに蔓延するステータス頼りなただの力押し一辺倒の戦い方から脱却。パーティーはツィーゲ筆頭の存在となる。
漫画版では金にルーズで何かと無駄遣いが多いところが描かれている。
ハザル、ルイザ、ラニーナ
ジン=ロアン、イズモ=イクサベ、アベリア=ホープレイズ、ミスラ=カズパー、ダエナ=セブルス
真たちの敵対者
ミルス=エース
デレク
復讐の呪術師
声 - 虎島貴明
ライムを半ば騙した形で手を組み、レンブラントの妻子をレベル8の呪病に掛ける。パトリックに捕らわれ拷問死となるが、得られた情報は入手困難な特効薬によってしか救えない事実を残す。更には、特効薬の匂いを嗅ぐと被術者は狂暴化しそれを破壊しかねないという念の入りようであった。その理由は、20年程前に恋人であった女性が、ツィーゲのハンザ商会代表を継ぐために彼と別れた。その女性は寂しさからもあり、格下であるレンブラント商会の代表パトリックと恋仲になり、男女の関係を持つ。だがパトリックにとっては、男女の関係は持っていても、彼女は自分がのし上がるための踏み台でしかなく、折をみて彼女と共に旅程にあるハンザ商会一行を全員殺害し、涙を演じながらハンザ商会を吸収合併するという悪辣さを発揮した。それを知った彼は呪術師に転職して復讐を図ったというのが事の始まりにして真相だった。
ソフィア=ブルガ
声 - 沢城みゆき
レベル920のヒューマン筆頭の女性冒険者。「竜殺し」の異名は上位竜・「ランサー」の別名「御剣」を殺したことによる。
本来の目的は自分の能力(ヒューマン扱いされない)の元になった先祖である上位竜ルトへの復讐である。そのため一時的に魔族側に付いたが、突然現れた真に重傷を負わせ、ランサーと共に真と闘うが、真が抑えていた魔力を全開にしたことで途中からダメージを与えられなくなる。高空からの墜落死を狙うが真の反撃(複数の「赤くなったドラウプニル」仕込みの全力ブリット)により周辺の両軍ごと壊滅的な被害を受けて痛み分けとなる。
イルムガンド=ホープレイズ
声 - 伊東健人
リミア王国貴族の次男坊。ふとした行き違いからライドウ(真)に反感を持つようになり、学園祭のトーナメントにて裏工作を行うも、あえなく敗退。ロナがばら撒いた「薬」を服用していたことによって変異体となり暴走。ジンたち7人に倒された際に不定形の肉塊になりながらも正気を取り戻すが、それを知られないうちに澪に処分された。
ツィーゲの街
イレイン
声 - 前田玲奈
ツィーゲの街で娼婦の恰好で真(ライドウ)に接触し篭絡しようとしていた冒険者。彼に接触したのも彼経由で澪や巴に取り入り澪たちのPTとして絶野の素材を手に入れ、それを換金し良い装備を揃えて剰えそれに伴うレベルアップまで画策をしていた。その後も真達を付けていたためアンブロシアに関わるひと騒動に巻き込まれる形で、蜃気楼都市に入る。そこでエルダードワーフ達が保管していたドラウプニルを含めた廃棄予定の武器(エルドワ視点では失敗作)を盗んだことによりドラウプニルが爆発し同じく案内されたヒューマンの中で唯一生き残り、最後は真が初めて直接手を下し死亡する。彼女らが起こした爆発事故が真のヒューマン嫌いの原因になる。
マルコム
ネリエ
ティナラクの森
勇者
契約によって召喚された真に容姿を理由に徹底的なダメ出し(という名の侮蔑と扱き下ろし)をした女神が、好みの容姿だからと勝手に召喚した日本人。魔獣と戦える体、魔族を凌ぐ魔力を始めとした特典を与えたというが、真の例でも分かる通り地球世界で育った者は異世界では全ての負荷から解放され高いステータスを発揮するため、実際には大した加護は与えられていない。
音無 響(おとなし ひびき)
声 - 加隈亜衣
真の高校の3年生で剣道部に所属する少女。容姿端麗。成績、部活は全国レベル、満場一致で生徒会長に選出されるなど優秀だが、当の本人は何でもできてつまらないと感じていた。勇者として女神によりリミア王国に召喚される。魔獣と戦える体、魔族を凌ぐ魔力、人を惹きつけるカリスマ、闇を退け魔力を高める作用も持つ銀帯を与えられた。
勇者として智樹よりは真っ当に活動しており、ヒューマンの差別意識の是正なども提言しているが、一朝一夕に解決する問題でもないため、実際には放置状態。直接かかわった相手はともかく、ヒューマンという種族自体には好意的ではない真を危険視している。女神に対して疑念を持ち、魔族における戦争も迫害に対しての抵抗であると理解しつつも、「地道な権利獲得ではなく、戦争にまで至ったのは魔族の短絡・自己責任」と冷淡に断じており、仲間を魔族に殺されたことから復讐の念に囚われていることを本人も自覚している。巴には「本人の才覚と若さもあって努力すればこの世界では何でもできる、できないのは当人の努力不足と考えるなど視野が狭い。努力ではどうしようもない環境や才能のない者に対して無理解」と評されている。ウェブ版補足の「extra」では真の師匠筋の剣術家にも「自身の強さ(個人の武力)に価値を見出しておらず、自分より強い相手とは戦おうと(正確には自分の力で勝とうと)しない」と言われた。また、武道界に影響を持つ人物によって真の部活仲間(息吹正宗)の許婚にされかかっていた。
岩橋 智樹(いわはし ともき)
声 - 新井良平
中学3年生で運動は中の中、成績は特に努力することもなく中の上。女神が召喚した勇者ではあるが、行動・実力共に(笑)と付けられる程度の存在。日本人ながら非常にすぐれた容姿で親の頼みでモデルのバイトをしており、そのため女子にはモテ、男子にはやっかまれていた。本人は自分の容姿や才能に無自覚で、気安く付き合える友人を大事にしていた。しかし、数少ない友人との間に齟齬が生じて落ち込んでいる時に勇者として女神によりグリトニア帝国に召喚される。魔獣と戦える体、魔族を凌ぐ魔力、人を虜にする魔眼(魅了)、空を駆け癒しを与える銀靴を与えられ、(帝国にある)あらゆるレベルの武器を使いこなす。更に召喚の際の折衝で、銀髪に金銀妖瞳の容姿や夜(月の出ている間)には死なない効果を追加で得る。魅了した女性やリリ皇女と関係を持つが、元々のメンタルの弱さから落とした女性も大半は道具扱いしている。魅了の力も響やローレル連邦の巫女、巴に対しては効かず、むしろそれにより彼女らに悪印象を与えている。普段の言動も支離滅裂であり、女神の加護無しでは自ら戦おうという気概もなく無能を晒している。
リミア王国
ベルダ=ノースト=リミア
ウーディ
ナバール
ヨシュア
声 - 木南亜莉沙
対外的には第2王子とされているが、実は女性で母は平民。兄であるベルダからも「自分よりも王に向いている」と言われているが、出自ゆえに王位に就くことはない。学園祭の際にライドウ(真)に女性と知られるが、口約束の秘密を守ったライドウには一定の信用を持っている。
アルグリオ=ホープレイズ
グリトニア帝国
ローレル連邦
チヤ=ハヅキ
声 - 田村奈央
ローレルにて重要な立場である「巫女」。幼いながら高レベルの結界と治癒魔法の使い手。響のパーティの一員。対象の本質的な部分を観通す能力を持つが、ライドウのあまりに異質な内面に恐怖してしまう。その後呪われた土地の調査を経て自分だけが見えるものに捕らわれていたことを反省した。
上位竜
ルト
ランサー
リュカ
魔族
ゼフ
ロナ
イオ
設定・用語
国・地域
魔族支配領域、四大国、地の果ては日本の本州から九州に類似した形を持つ。 ただし、瀬戸内海はほぼ山脈を形成し、地の果てである九州は南部はどこまで続くか確認が取れていない。
亜空
緊急避難で呼び込んだヒューマンが事故を起こしてからは隔離した区画内に来訪者を呼び込む形になり、接触する者も一定以上の実力者のみに限定した。
スサノオ、大黒天、アテナの3柱は自力でこの亜空に入り、真と友好的に話し歓待を受ける。
魔族支配領域
リミア王国
グリトニア帝国
アイオン王国
ローレル連邦
ロッツガルト
エリュシオン
ケリュネオン
地の果て(荒野)
言語
共通語
理解
真は共通語の読み書きまでは習得したが発音だけはできなかったため、言霊の極みを得るまで共通語は「筆談(魔術で空中に文字を書く)」でコミュニケーションを取っていた。
言霊の極み
大黒天曰く、本来は限られた聖人にのみ与えられる「悟り」に相当する物で、本来は俗人に与えられる物ではないが、女神は一部を削除することで真に押し込んだ。与えられた時点でも真の受け入れることのできる限界ギリギリの容量だったが魔力容量を増やすことで解決可能とのこと。
コモンチャント
ノーブルチャント
グラフチャント
ウェアードチャント
フォルカチャント
ロストチャント
制作背景
著者は『異世界迷宮でハーレムを』『理想のヒモ生活』など「小説家になろう」に投稿された作品を読み、それらのいいとこどりをしながら本作を執筆している。また、『アルカナ・オンライン』などのデスゲームものやVRMMORPGものからも影響を受けているという。
著者が本作を執筆しようと考えていたころには未来的な題材を扱った作品が多かったことから、それに逆行して「古さ」を取り入れるために自身が学生時代に読んでいた「GS美神 極楽大作戦!!」のようなギャグとシリアスを織り混ぜつつ、横島忠夫のような美形ではないキャラクターを活躍させたいという考えから、真が不細工として扱われる設定となった。また、本作の構想は前述の「古さ」を取り入れるという発想から膨らませていったが、その過程で著者自身が時代劇が好きだったことから、時代劇が好きなキャラクターを作ろうと考えた。ただ、高校生に時代劇を趣味とさせるのは厳しいので異世界ヒロインの趣味とすれば問題ないと考えから巴の設定が誕生し、「巴をヒロインとして出せば話が書けそうだ」と思ったという。
既刊一覧
小説
- あずみ圭(著) / マツモトミツアキ(イラスト) 『月が導く異世界道中』 アルファポリス、既刊20巻(2023年12月15日現在)
- 1. 2013年5月28日初版発行、ISBN 978-4-434-17953-2
- 2. 2013年10月3日初版発行、ISBN 978-4-434-18369-0
- 3. 2014年2月4日初版発行、ISBN 978-4-434-18860-2
- 4. 2014年6月2日初版発行、ISBN 978-4-434-19324-8
- 5. 2015年2月10日初版発行、ISBN 978-4-434-19771-0
- 6. 2015年5月30日初版発行、ISBN 978-4-434-20673-3
- 7. 2015年9月3日初版発行、ISBN 978-4-434-20960-4
- 8. 2015年12月12日初版発行、ISBN 978-4-434-21315-1
- 8.5. 2016年3月28日初版発行、ISBN 978-4-434-21772-2(番外編)
- 9. 2016年7月29日初版発行、ISBN 978-4-434-22262-7
- 10. 2016年11月30日初版発行、ISBN 978-4-434-22683-0
- 11. 2017年3月31日初版発行、ISBN 978-4-434-23157-5
- 12. 2017年7月21日初版発行、ISBN 978-4-434-23597-9
- 13. 2017年11月30日初版発行、ISBN 978-4-434-24023-2
- 14. 2018年3月1日初版発行、ISBN 978-4-434-24446-9
- 15. 2020年10月30日初版発行、ISBN 978-4-434-24921-1
- 16. 2021年6月30日初版発行、ISBN 978-4-434-24921-1
- 17. 2021年9月30日初版発行、ISBN 978-4-434-29400-6
- 18. 2022年8月5日初版発行、ISBN 978-4-434-30753-9
- 19. 2023年12月31日初版発行、ISBN 978-4-434-32314-0
- 1. 2013年5月28日初版発行、ISBN 978-4-434-17953-2
- 2. 2013年10月3日初版発行、ISBN 978-4-434-18369-0
- 3. 2014年2月4日初版発行、ISBN 978-4-434-18860-2
- 4. 2014年6月2日初版発行、ISBN 978-4-434-19324-8
- 5. 2015年2月10日初版発行、ISBN 978-4-434-19771-0
- 6. 2015年5月30日初版発行、ISBN 978-4-434-20673-3
- 7. 2015年9月3日初版発行、ISBN 978-4-434-20960-4
- 8. 2015年12月12日初版発行、ISBN 978-4-434-21315-1
- 8.5. 2016年3月28日初版発行、ISBN 978-4-434-21772-2(番外編)
- 9. 2016年7月29日初版発行、ISBN 978-4-434-22262-7
- 10. 2016年11月30日初版発行、ISBN 978-4-434-22683-0
- 11. 2017年3月31日初版発行、ISBN 978-4-434-23157-5
- 12. 2017年7月21日初版発行、ISBN 978-4-434-23597-9
- 13. 2017年11月30日初版発行、ISBN 978-4-434-24023-2
- 14. 2018年3月1日初版発行、ISBN 978-4-434-24446-9
- 15. 2020年10月30日初版発行、ISBN 978-4-434-24921-1
- 16. 2021年6月30日初版発行、ISBN 978-4-434-24921-1
- 17. 2021年9月30日初版発行、ISBN 978-4-434-29400-6
- 18. 2022年8月5日初版発行、ISBN 978-4-434-30753-9
- 19. 2023年12月31日初版発行、ISBN 978-4-434-32314-0
漫画
2015年6月10日より、木野コトラの作画によるコミカライズが『アルファポリス - 電網浮遊都市 -』(アルファポリスの公式サイト)で連載中。コミックスは同レーベルより刊行。
- あずみ圭(原作) / 木野コトラ(作画) 『月が導く異世界道中』 アルファポリス〈アルファポリスCOMICS〉、既刊13巻(2023年12月18日現在)
- 2016年2月29日初版発行、ISBN 978-4-434-21604-6
- 2016年10月31日初版発行、ISBN 978-4-434-22470-6
- 2017年6月23日初版発行、ISBN 978-4-434-23287-9
- 2018年2月1日初版発行、ISBN 978-4-434-24184-0
- 2018年10月1日初版発行、ISBN 978-4-434-25105-4
- 2019年6月30日初版発行、ISBN 978-4-434-25990-6
- 2020年2月29日初版発行、ISBN 978-4-434-27015-4
- 2020年10月31日初版発行、ISBN 978-4-434-28011-5
- 2021年6月24日初版発行、ISBN 978-4-434-29014-5
- 2022年2月22日初版発行、ISBN 978-4-434-29999-5
- 2022年10月31日初版発行、ISBN 978-4-434-31025-6
- 2023年7月31日初版発行、ISBN 978-4-434-32322-5
- 2023年12月31日初版発行、ISBN 978-4-434-33120-6
ゲーム
アルファポリスがPC向けブラウザゲームとして配信したシミュレーションRPG。2017年4月28日に提供が開始され、2018年3月19日にサービスを終了した。
イメージソング
- 「月下流進」
- 作詞・歌:KOTOKO、作曲・編曲:青木宏憲
- 作詞・歌:KOTOKO、作曲・編曲:青木宏憲
テレビアニメ
第1期は2021年7月から9月までTOKYO MXほかにて放送された。
第2期『月が導く異世界道中 第二幕』は2024年1月より、TOKYO MXほかにて連続2クールで放送中。
第1期は日本テレビ史上最高金額で海外セールスされた。
スタッフ
第1期 | 第2期 | |
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原作 | あずみ圭 | |
原作イラスト | マツモトミツアキ | |
漫画 | 木野コトラ | |
監督・絵コンテ | 石平信司 | |
助監督 | 清水一伸 | |
シリーズ構成・脚本 | 猪原健太 | |
キャラクターデザイン | 鈴木幸江 | |
アクションディレクター | 鈴木勇士 | |
レイアウト監修 | 池下博紀 | |
モンスターデザイン | 有澤寛 | |
キーアニメーター | 高木有詩、芳賀亮 | |
色彩設計 | 高木雅人 | 安藤智美 |
美術監督・設定 | 佐藤正浩 | 丹伊田輝彦 |
プロップデザイン | 永富浩司、今田茜、たなべようこ | |
撮影監督 | 小野寺正明 | 青柳風香 |
編集 | 定松剛 | 後藤正浩 |
音響監督 | はたしょう二 | |
音楽 | 高梨康治 | |
音楽プロデューサー | 青井宏之 | |
水田大介 | ||
音楽制作 | 日音 | ミリカ・ミュージック |
プロデューサー | 青井宏之、曹聡、太田鉄平、前田吉輝、中川岳 | |
大路菜央、野見山展、澤田愛理 金子広孝、丸山創、伊藤拓己 |
平原唯灯、田村令、柿崎大輝 山岡実菜、鈴木和花、石渡章博 | |
アニメーション プロデューサー |
島田洋輔、佃昇平 | 鈴木薫 |
アニメーション制作 | C2C | J.C.STAFF |
製作 | 月が導く異世界道中製作委員会 | 月が導く異世界道中第二幕製作委員会 |
主題歌
「ギャンブル」
「ああ人生に涙あり」
第1期第1話は深澄真(花江夏樹)の歌唱、編曲はJohannes Nilsson。第1期第4話は巴(佐倉綾音)・澪(鬼頭明里)の歌唱、編曲は高梨康治。第2期第1話は深澄真(花江夏樹)・識(津田健次郎)の歌唱、編曲はJohannes Nilsson。
「ビューティフル・ドリーマー」
「ユートピア」
「My Factor」
各話リスト
話数 | サブタイトル | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 | |||||||||||||||||||
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第1期 | ||||||||||||||||||||||||
第一夜 | 勇者…失格 | 清水一伸 | 北尾勝 | 鈴木幸江 | 2021年 7月7日 |
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第二夜 | 災害の黒蜘蛛 | 鈴木勇士 | 壽恵理子 |
| 7月14日 | |||||||||||||||||||
第三夜 | ヒューマンショック | 辻橋綾佳 |
| 鈴木幸江 | 7月21日 | |||||||||||||||||||
第四夜 | あとのまつり | 大木比呂 |
| 中村佑美子 | 7月28日 | |||||||||||||||||||
第五夜 | よくばり馬車の旅 | 秦義人 |
| 鈴木幸江 | 8月4日 | |||||||||||||||||||
第六夜 | ヒナイスミドルの憂鬱 | 清水一伸 |
| 中村佑美子 | 8月11日 | |||||||||||||||||||
第七夜 | 秘薬精製 | 小野田雄亮 |
| 鈴木幸江 | 8月18日 | |||||||||||||||||||
第八夜 | 亜空ランキング | 鈴木勇士 |
| サトウミチオ | 8月25日 | |||||||||||||||||||
第九夜 | 喰うか喰われるか | 宇和野歩 |
| 中村佑美子 | 9月1日 | |||||||||||||||||||
第十夜 | 鬼の隠れ里 | 辻橋綾佳 |
| 鈴木幸江 | 9月8日 | |||||||||||||||||||
第十一夜 | さようなら | 大木比呂 |
| 小田武士 | 9月15日 | |||||||||||||||||||
第十二夜 | 月が導く… | 清水一伸 |
|
| 9月22日 | |||||||||||||||||||
第2期『第二幕』 | ||||||||||||||||||||||||
第一夜 | え?荒城の月? | 清水一伸 |
| 鈴木幸江 | 2024年 1月8日 |
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第二夜 | 二人の勇者は美男美女 |
|
| 1月15日 | ||||||||||||||||||||
第三夜 | ステラ・ウォーズ | 桜美かつし |
| 1月22日 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2021年7月7日 - 9月22日 | 水曜 23:00 - 23:30 | TOKYO MX | 東京都 | 製作参加 / リピート放送あり |
2021年7月8日 - 9月23日 | 木曜 0:00 - 0:30(水曜深夜) | BS日テレ | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 / 『アニメにむちゅ〜』枠 |
2021年7月9日 - 9月24日 | 金曜 2:30 - 3:00(木曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 製作参加 |
金曜 22:00 - 22:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / 字幕放送 / リピート放送あり | |
2021年7月10日 - 9月25日 | 土曜 1:00 - 1:30(金曜深夜) | J:COMテレビ | 日本国内 | CATV / 『アニおび』枠 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
---|---|---|
2021年7月7日 | 水曜 23:30 更新 | |
2021年7月12日 | 月曜 0:00 更新 |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2024年1月8日 - | 月曜 23:00 - 23:30 | TOKYO MX | 東京都 | 製作参加 |
BS日テレ | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 / 『アニメにむちゅ〜』枠 | ||
2024年1月10日 - | 水曜 3:00 - 3:30(火曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 製作参加 / 『アニメ特区』第2部 |
2024年1月12日 - | 金曜 23:00 - 23:30 | AT-X | 日本全域 | CS放送 / 字幕放送 / リピート放送あり |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2024年1月8日 | 月曜 23:00 更新 |
| 地上波同時・最速先行配信 |
2024年1月11日 | 木曜 23:00 以降順次更新 |
| |
2024年1月13日 | 土曜 23:00 以降順次更新 |
| 見放題配信 |
| 都度課金配信 |