漫画 アニメ

僕とロボコ


ジャンル:ギャグ,少年漫画,ギャグ漫画,

題材:未来,自律ロボット,

舞台:小学校,

主人公の属性:ロボット,

漫画

作者:宮崎周平,

出版社:集英社,

掲載誌:週刊少年ジャンプ,

レーベル:ジャンプ コミックス,

発表期間:2020年7月6日 -,

巻数:既刊16巻,

アニメ

原作:宮崎周平,

監督:大地丙太郎,

シリーズ構成:大場小ゆり,

キャラクターデザイン:荏原裕子,

音楽:安部純,武藤星児,

アニメーション制作:ぎゃろっぷ,

製作:僕とロボコ製作委員会,

放送局:テレビ東京系列,

話数:全28話,

映画

原作:宮崎周平,



以下はWikipediaより引用

要約

『僕とロボコ』(ぼくとロボコ)は、宮崎周平による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2020年31号より連載中。2023年2月時点で累計発行部数が100万部を突破している。

概要

ギャグコメディではあるが、登場キャラクターはほぼ全員が善人であり話中にも理不尽な暴力や陰湿なイジメ、失敗を嘲笑ったり過度に非難する、容姿を過剰に貶すなどのことはしないなど、読者が不快になる要素が少ないように配慮されている。これによって結末も悪行に対する報いはあっても最後に悪人が改心する等、いくらか救いがあるものが大半を占める。パロディがふんだんに盛り込まれており、それらの元ネタには1980年代〜90年代における同誌の掲載作品が頻出する。昔の作品に触れたことのない読者でもパロディを楽しむことができるように、現在連載中の作品や担当編集の趣味を反映する配慮がなされている。それに加え、登場キャラクターが『ジャンプ』の愛読者であり、作中で連載作品に対する感想を交わしあう、というSNSが浸透した世情を汲んだメタフィクションも盛り込まれている点も特徴のひとつとなっている。パロディに関しては、当該作品の担当編集者を通じて許可得ていることが作中で語られている。

公言こそされていないものの、登場キャラクターの造形や立ち位置、話作りの骨格といった基本構造が主に『ドラえもん』のパロディとなっていることがしばしば指摘され、その上で現代的なアレンジを加えたオマージュ作品とも評されている。

2022年5月30日発売の2022年26号にて、テレビアニメ化が発表された。

2022年7月11日発売の『週刊少年ジャンプ』32号にて本作が連載2周年を迎えたこととアニメ化の決定により、「ロボコ2大実写化プロジェクト」が始動される。第1弾として、同号にてコスプレイヤーのえなこがロボコのコスプレを行ったグラビアを掲載。このグラビアは少年ジャンプ+でも公開され、その応援コメント欄において、ロボコの膝の再現性が不十分であるという趣旨の指摘が相次ぐ事態となった。

2023年2月13日発売の2023年11号に掲載された次号予告にて、累計発行部数が100万部を突破したと発表された。

2024年1月、「漫道コバヤシ 漫画大賞2023」のグランプリを受賞。

ストーリー

西暦20XX年、超高性能メイド型ロボットOM(オーダーメイド)が爆発的な人気を博し、一般家庭にまで広く普及した世界。平凡人の家には未だにOMがおらず、可愛いOMとの生活に憧れを抱いていた。あくる日、友人達からのOM自慢と生温かいプレッシャーに耐えかねたボンドは、どうにかママを説得し、ついにOMを買ってもらえることになったものの、いざやってきたのは、ユニーク過ぎる容姿とハチャメチャな挙動で、本当にOMなのかどうかも疑わしい「ロボコ」だった。なんやかんやありながらもロボコを迎え入れたボンドには、騒がしくも楽しい日々が待っていたのだった。

登場人物

担当声優は、特筆がない限りはテレビアニメ版での配役。

メインキャラクター
主人公

ロボコ / 平 ロボコ(たいら ロボコ)

声 - 松尾駿チョコレートプラネット) / 天川めぐみ(ボイスコミック版)
本作の主人公の一人。凡人のOM。平家に仕え、ボンドを主人とする。
世間に流通する一般的なOMとあまりにかけ離れたユニークな容姿の持ち主で、長身で筋肉質の本人曰く「愛されボディ」、「ナッパ(ドラゴンボール)」に喩えられるほどの逞しい膝と、困り顔が本人的なチャームポイント。家事の腕前は、料理をさせれば出てくるのはとても料理とは言い難い出来の「押忍!!クソ男飯!!」、掃除や洗濯をさせれば壊してしまう、といった有様のため、専らママから頼まれた雑用をこなす程度しか役に立っていない。立ち振る舞いは御淑やかさの欠片もなく、自由奔放で無軌道、妙なところにはやたらとこだわりを持ち、大体は寝ているかマンガを読んでいるかで、総じて「メイド」としての機能は壊滅的。その一方、酷寒の雪山から宇宙空間に至るまであらゆる環境をものともせず、ぶつかってきたトラックを無傷で逆に破壊してしまうほどの頑強なボディ、桁外れの怪力と運動性能、レーザー光線や謎のエネルギー波「ロボコ砲」といった戦闘アビリティを持つ。その他にも、ツインテールがプロペラ化して飛行する「ロボコプター」となったり、ファミチキが出せたり、腹部には自分でも何が起こるかわからないボタンが付いていたりと、体の各所に様々な機能が備わっている。エネルギーを使い過ぎるとか細く可愛らしい「蚊トンボ膝ロボコ」(声 - 水瀬いのり)へと変化し、家事もそれなりにこなせるようになるが、様々な機能や戦闘力が制限されてしまう。そのため本人的には元のボディが良いらしく、またボンド以外には元の状態とあまり変わっていないように見えている。
行動のエキセントリックさに隠れがちであるが、思考回路は善良であり、特に面倒見は非常に良い。あらゆる行動に良くも悪くも悪気が無く、ドジや騒動を巻き起こしても結果的には周囲を明るくしてしまうため、誰とでも仲良くなることができ、ボンドの周囲にとどまらず、街の人々からも慕われる人気者となっている。ロボコの「善さ」に気付き、受け入れてくれたボンドのことを主人として一途に慕っているが、その一方で、自己顕示欲と承認欲求の塊でもあり、ボンドが他の女の子を褒めていると嫉妬に狂ったり、「乙女」な部分が重過ぎて面倒くさくなったり、騒動の発端となることもしばしば。『ジャンプ』好きのボンドに影響され、同誌のみならず多種多様に亘るパロディネタを容赦なく連発する。また、本作の貴重なパンチラ要員ではあるが、何故かパンツに毎回変わる一言ネタが書いてある。
OMとしては欠陥品であるために返品され続けた過去を持ち、人間に対する憎しみを吐露することもある。そのストレスから一時期は戦場で暴れまわり、その際に残した数々の戦歴を知る者達からは「兵器」と称されているが、それを本人はあだ名でからかわれていると解釈しており、黒歴史として恥ずかしがっている。
ロボコのキャラクター像は、宮崎の読切作である『隣の席の珍子ちゃん』の登場キャラクター・珍子がモデルとなっている。
自称17歳だが実年齢は不明。
自称1月3日生まれ178cm体重は秘密
ボンド / 平 凡人(たいら ぼんど)

声 - 津田美波 / 杉澤摩耶(ボイスコミック版)
本作の主人公の一人。ロボコの主人であり、通称「ボンド」。眼鏡がトレードマーク。10歳(作中で11歳の誕生日を迎えている)。本作のエピソードは主にボンドの視点から描かれる。
バミューダ小学校5年生であり、同校には2年生のころに転校してきている。丸メガネとワークキャップがトレードマークで、コンプレックスの癖毛を隠すために帽子を着用しはじめて以来、すっかり帽子好きになった過去がある。筋金入りの『ジャンプ』大好きっ子であり、同居人とになったロボコに多大な影響を与えている。
基本的には穏やかな人柄ながらロボコを筆頭に周囲に振り回されるため、専らツッコミ役を担っており、何かと気苦労が絶えない立ち位置に陥りがち。学業は赤点の常連、運動も不得意で年相応にスケベ心を覗かせる一面もある。他人からは気付かれづらいが、噂や色眼鏡に囚われずに人と向き合い、その心にある優しさに気付くことができる聡さと、大概のことは「ま、いっか!」の一言で受け入れてしまえる大きな器を持っている。他にも朗らかで親しみやすい性格や、失敗してもあまりめげず、悩んでいたり落ち込んでいる人に声をかけ励ましてあげられる優しさや前向きさや、自分の非はきちんと認め、ズルを良しとしない真っすぐさ等の心根の善さもあわせて、ガチゴリラやモツオとは固い友情を結ぶに至っており、円やルリからは好意を寄せられている。
可愛いOMとの生活に憧れ、期待を膨らませていたあまりに、当初こそロボコのユニーク過ぎる容姿やエキセントリックな一挙手一投足には困惑するばかりだったものの、ロボコに窮地を救われたことでその本質に気付き、家族の一員として迎え入れている。
8月15日生まれ147cm40kg

ボンドの友達

ガチゴリラ / 我知 ゴリラ(がち ゴリラ)

声 - 置鮎龍太郎 / 八鍬忍(ボイスコミック版)
ボンドの親友で、通称「ガチゴリラ」。11歳。
正にゴリラのような外見と口癖「ウホ」が特徴であり、投げられようが埋められようが平然と復活する異常なまでのタフさと、人間としては驚異的な運動能力の持ち主。5人兄妹の長男であり、実家は動物病院を経営している。
世間的には悪童として知られているが、内面は「聖人」と言っても過言でないほどの人格者であり、親孝行で兄妹思い。義理人情や友情に篤く、モラルやマナーを大切にし、弱きを助け強きを挫く漢気を持ち、絶えず世界平和を願っている。
普段はモツオと共にボンドをからかっているが、実際はからかっているように装って、元気のないボンドを励ましたり、ボンドを喜ばせてリアクションを楽しんでいたりする、半ば彼らなりのお約束のコミュニケーションとなっている。ユニーク過ぎるロボコを「可愛い」と評して惚れており、当のロボコからはぞんざいに扱われているが気にしていない。
ボンドが転校してくる以前は、その強さや優しさを気味悪がった同級生の心無い言葉に傷つき、ガキ大将を装い、似たような境遇にあったモツオと共に他者を遠ざけていたが、ボンドと出会ったことで救われ、3人で固い友情を結ぶに至っている。それ以降でも自らが悪者になることで周囲の和を取りなす等、その優しさを表に出さないために理解者は少ないものの、自身の優しさに気付いたアカネからは好意を寄せられている(本人は全く気付いていない)。
5月5日生まれ146cm75kg
モツオ / 金尾 モツオ(かねお モツオ)

声 - 武内駿輔 / やまなか正之(ボイスコミック版)
ボンドの親友で、通称「モツオ」。メイコの主人。11歳。
容姿端麗で頭脳明晰な財閥の子息であり、バミューダ町イケメン金持ち小学生グループ「バミュ4」の一人に名を連ねられている。イヤミなボンボンとして受け取られることもあるが、その内面はガチゴリラにも劣らぬ善人であり、ボンドとガチゴリラとの友情を何よりも重んじ、ふたりと遊ぶ時間を作り出すために、日々過酷な英才教育と闘っている。仕えてくれるOMを家族として大切にしており、父親が新しいOMを無理矢理買い与てくるために用済みとならざるをえなくなったOM達を匿い、いつか自由にさせてあげられるように絶えずメンテナンスを行っている。そうした苦労を表に出さないように努め、頑張っている姿を間近で見ているメイコからは強く深く慕われている。
普段はガチゴリラの腰巾着的な立ち振る舞いをしており、ガチゴリラと共にボンドをからかっているが、からかっているように装って褒め称えていたり、回りくどい表現で励ましていたりする。
ボンドが転校してくる以前は、モツオの境遇を妬む同級生の心無い言葉に傷つき、嫌な奴を装い、似たような境遇にあったガチゴリラと一緒に他者を遠ざけていたが、ボンドと出会ったことで彼のまっすぐさに動かされ、3人で固い友情を結ぶに至っている。
本来は父親(声 - 坂本頼光)の意向で海外の学校に通うはずだったが、親友ふたりと離れたくない一心から「全国模試で1位を取り続けること」を条件に留まることを許されている。卒業後は海外での進学が決まっているため、卒業までに残された日常を何よりも大切にしている。
定期的に見た目が『約束のネバーランド』の登場人物・レイに変化する。
6月2日生まれ151cm39kg
円(まどか)/ 皆友 円(みなとも まどか)

声 - M・A・O / 湯宮由海(ボイスコミック版)
ボンドのクラスメイトで、学校のアイドル的存在。通称「円ちゅわん」。11歳。
読者モデルを務める才色兼備の美少女。流行りのファッションや色恋にも目聡いカリスマガールで、ポニーテールがトレードマーク。
過去にはネットボードゲーム界で「ボドゲの女王マッド」の異名とともに無敵の強さを誇った伝説的存在。ひとたび勝負事となると、性格はおろか顔自体が変わってしまう妙な癖があり、ボードゲームは母親から止められている(しかし、それは幼少期円が毎日パソコンと睨めっこしていた時の話であり、現在は許可されている事を知らなかっただけ)がそれ以外にも食レポ、怪談や肝試し、釣り等、様々なシュチュエーションでも顔が変わってしまっている。
ロボコに興味を持って以来ボンド達とも遊ぶようになり、特にロボコとは親友となるが、その可愛さにロボコに嫉妬を向けられることもある。ボンドの優しい心根やズルを良しとしない真っすぐさを知って以来、密かに好意を寄せている。
将棋が特に好きで現在は母からも応援されている。                  初登場以来長らく名字が不明だったが、163話にて明かされた。
7月7日生まれ147cm39kg
メイコ / 金尾 メイコ(かねお メイコ)

声 - 平塚紗依 / 天川めぐみ(ボイスコミック版)
金尾家に仕える最新式OM。モツオの専属OMとして常に傍に付き添っており、モツオを自慢の主人として強く深く慕っている。
最新式の肩書に相応しい超高性能OMであり、家事万能・清楚貞淑で何よりも可愛らしくOMとして非の打ちどころがないのは勿論、モツオに褒めてもらいたいあまりに無茶をする、自身で状況を分析して好判断を取ることができる、ガチゴリラには本人の希望を汲みタメ口で接するなど、ほぼ人間と変わらないレベルの思考能力と自我を持っている。
OMとしての完璧さゆえにロボコからは頻繁に嫉妬を向けられながらもなんだかんだで仲良くなっており、メイコ自身はモツオを笑顔にし、街の人々にも好かれているロボコに憧れている。
見た目の年齢は17歳。
5月1日生まれ158cm48kg
我知 ルリ(がち ルリ)

声 - 角倉英里子
ガチゴリラの妹であり、我知家の長女。10歳。
母親似の美少女で、ベレー帽がトレードマーク。華奢な外見に反した兄同様の怪力の持ち主で、動揺すると思わずゴリラ口調が口をついてしまう。
幼いころに『ワンピース』を読んで感銘を受け、漫画家を志している。自身が初めて描いた漫画を褒めてくれたボンドに対して周囲にはダダ漏れなほどの好意を抱いているが、当のボンドは全く気付いていない。
やたらとモテる一面を持つロボコを恋愛の師匠と仰ぎ師事する一方、漫画においてはロボコに弟子入りを請われて以来師匠として接している。
6月1日生まれ142cm35kg
浦原アカネ(うらはら アカネ)

ボンドのクラスメイトで、ボーイッシュな少女。
ガチゴリラに好意を寄せており、ガチゴリラのことを「ガチ君」と呼んでいる。またガチゴリラと仲良しなボンドをライバル視しており、さらにその仲良さげな姿がまれにBLのような雰囲気に見えることもある。
オカルト好きな面があり、多少ではあるが黒魔術が使える。
モテ杉シュン(モテすぎ シュン)

ボンドのクラスメイトで、その名の通り女子から絶大な人気を集める美少年。
勉強もスポーツも得意な上、普段は学校に来られないほどの天才子役だがシュン自身はその「子役」としての自分に不満を抱いており、漫画やゲームは低俗だからと過保護な母親から禁止され、外へ遊びに行くことも許されず、空いた時間は遅れを取り戻すための勉強と日に日にストレスを抱えていた。それらをボンドに打ち明けたことで少しずつ心境が変化し、最終的にはガチゴリラやモツオとも友情を深めた。
ボンドと友達になって以来、同性愛に目覚めてしまい、日に日にボンドに対する想いが異常になっている。
三船 千鶴(みふね ちづる)

声 - 種﨑敦美
物語の途中で、ボンドたちのクラスに転校してきた少年。
自分以外の人の心の声を聴くことができる超能力者である。

サブキャラクター
メインキャラクターの家族

ボンドのママ

声 - 三石琴乃 / 福乃愛(ボイスコミック版)
ボンドの母で、本名は不明。大抵の場面で刃物(主に包丁)を持っており、アーマード武者を瞬殺する戦闘技術を持つ。
朗らかかつ温厚で、どうみても普通ではないロボコやニョンタをも平然と迎え入れてしまう並外れた胆力を持つが、細かいことを気にしなさすぎるきらいもあり、ボンドからは「思慮がないのだろうか?」と思われてしまっている。その一方で、息子の思春期の暴走を心配するあまり、「ダークネス」な展開を機敏に察知して「子供は『あやかしトライアングル』までにしときなさい」と阻止してくる。
ニョンタ

声 - 後藤恵里菜
ネコともライオンともつかない独特の容姿をした動物。二本足で歩き、「ニョン」と鳴く。
ロボコが道端で拾い、ママの一声で平家のペットとして迎え入れられる。生存本能と過剰な愛情によるお世話が災いして当初こそロボコを嫌っていたが、マカロンたち野良猫から助けられてからは打ち解けている。
ロボミ

ロボコの妹。ロボコに対して厳しい態度を取っているが、これはロボコがOMの訓練時代から売れない、売れてもすぐに返品されるのを見てきたことから、ロボコが立派なOMになって欲しいと思ってあえて心を鬼にして厳しく振舞っているためである。
我知 ルコ(がち ルコ)

声 - 伊藤かな恵
ガチゴリラの母で、我知動物病院の獣医。ボンドのママとは同級生でバレーボール部の仲間でもあり、彼女からは今でも「ルッコ」とのあだ名で呼ばれている。
家族構成は、夫、長男ゴリラ(11歳)、長女ルリ(10歳)、次男ゴリジ(7歳 / 声 - 安室志穂)、次女ルミ(5歳 / 声 - 藤村花音)、三男ゴリスケ(2歳 / 声 - 齋藤彩夏)。
那須さん(なすさん)

声 - 川﨑万智
動物病院を経営する我知家の医療用OM。
医療用らしく患者受付等の機能を持つが、ガチゴリラの母が調整に失敗した際には好戦的な性格になってしまっている。

その他の登場人物

芹澤 岳(せりざわ がく)

声 - 前田剛
1年の半分を山で暮らすネイチャーライター。眼鏡をかけ、ひげを生やして熟練者の風貌をしているが、年齢は20歳。クマの熊八(声 - 五味洸一)に襲われたところをロボコに助けられて以降、OMのことを見直すようになった。
Dr.モッコス(ドクターモッコス)

声 - 矢部雅史
科学者。カニオの主人でロボコに負けすぎたため精神が崩壊してしまっている。
カニオ

声 - 稲田徹
カニ型ロボット。ロボコをライバル視している。腕は調理すればカニ玉になる。ガチゴリラにパーの手で破壊されたこともある。
アーマード武者(アーマードむしゃ)

声 - 稲田徹
戦闘用ロボット。全ての攻撃をはね返す特殊装甲を持っているが、ロボコに八つ裂きにされた。
絆創膏を張って復活するも、ボンドのママに小刀のような包丁で再び八つ裂きにされた。
B・B(ビー・ビー)

声 - 松山鷹志
全身黒づくめの破壊兵器。
ミリー

声 - 名塚佳織
ロボコの戦場時代の仲間。一人旅立ったロボコが地球でOMをしていることを知り、軍へ連れ戻しに来た。最初は武力による勧誘を行っていたが、ロボコに憧れ可愛さで勝負していくこととなる。
タリー

声 - 竹本英史
ミリーの仲間。ミリーとともにロボコを連れ戻しに地球にやってきたが、可愛さで勝負しているロボコとミリーに呆れてくる。
鳥島 ミユウ(とりしま ミユウ)

声 - 佐藤聡美
ロボコのアイドル仲間。何か困ったことがあったらロボコに相談している。
犬近

犬にかなり近い容姿をしている。色々なことの実況をしていて、犬に絡めた喩えをよく言う。
カナッペ

年長さんで7の段をマスターしている。ロボコの友達。現在は小学一年生。
妙々寺 トゥカサ(みょうみょうじ トゥカサ)

声 - 川島零士
「バミュ4」の1人。ロボコに好意を抱いており、電話番号を交換している。
2年目

集英社ジャンプ編集部の編集者。主にルリの漫画エピソードで登場する。思考がずれており、さらに卑しい性格をしている。死んでも死後強まる「編」で復活する。
ケンコバ先生

声 - ケンドーコバヤシ
ボンドたちのクラスの担任。ケンドーコバヤシによく似ている。
元々はフジテレビ系列のテレビ番組『99人の壁』の賞品としてのゲスト出演であったが、その後もたびたび登場している。
アンミカ姉さん

声 - アンミカ
ロボコが憧れる完璧な女性。ファッションモデルをやっている。
ロボコの前で「アンミカ」と呼び捨てすると怒られる。

用語

OM(オーダーメイド)
ロボコをはじめ、本作で登場するアンドロイド。AI搭載超高性能メイド型ロボット。20XX年に発売されて以降、全世界で普及している。
ロボコなどの例外を除き、主人の命令に忠実である反面、暴力行為など無理な命令をするとフリーズしてしまう。
バミューダ小学校
ボンドたちが通う小学校。

他にもロボコがLINEのようなトークのときに使う「じっちゃけ」や「寝坊之助食五郎」などの言葉が存在する。

関連情報
  • 第1話が掲載された2020年31号の表紙は、ロボコとボンドの周りに同号に連載されている全作品の主人公が、作者の宮崎の手によってロボコ風に描かれて勢揃いした「勝手に全作品集合表紙」となっている。
  • 『呪術廻戦』のパロディをきっかけに『呪術廻戦』アニメエンディング主題歌、ALI「LOST IN PARADISE feat. AKLO」公式コラボレーションPVが制作された。
  • 単行本の表紙デザインも、他作品へのパロディとなっている。
書誌情報
  • 宮崎周平 「僕とロボコ」 集英社〈ジャンプ コミックス〉、既刊16巻(2024年1月4日現在)
  • 「ボンドとロボコ」2020年11月9日発行(2020年11月4日発売)、ISBN 978-4-08-882509-0
  • 「モツオとメイコ」2021年2月4日発行(2021年2月4日発売)、ISBN 978-4-08-882548-9
  • 「ズボンとボンド」2021年4月7日発行(2021年4月2日発売)、ISBN 978-4-08-882595-3
  • 「アイドルとロボコ」2021年7月7日発行(2021年7月2日発売)、ISBN 978-4-08-882708-7
  • 「二人とボンド」2021年10月9日発行(2021年10月4日発売)、ISBN 978-4-08-882760-5
  • 「合併号とボンド」2022年1月9日発行(2022年1月4日発売)、ISBN 978-4-08-882845-9
  • 「恋とロボコ」2022年3月9日発行(2022年3月4日発売)、ISBN 978-4-08-883037-7
  • 「初雪とロボコ」2022年6月8日発行(2022年6月3日発売)、ISBN 978-4-08-883098-8
  • 「花見とロボコ」2022年8月9日発行(2022年8月4日発売)、ISBN 978-4-08-883196-1
  • 「遊園地とロボコ」2022年10月9日発行(2022年10月4日発売)、ISBN 978-4-08-883290-6
  • 「地球滅亡とロボコ」2022年12月7日発行(2022年12月2日発売)、ISBN 978-4-08-883337-8
  • 「入れ替わりとボンド」2023年3月8日発行(2023年3月3日発売)、ISBN 978-4-08-883432-0
  • 「エデンとボンド」2023年6月7日発行(2023年6月2日発売)、ISBN 978-4-08-883554-9
  • 「ババ抜きの円」2023年8月9日発行(2023年8月4日発売)、ISBN 978-4-08-883590-7
  • 「モツオと親友」2023年11月7日発行(2023年11月2日発売)、ISBN 978-4-08-883689-8
  • 「マルチバースとロボコ」2024年1月9日発行(2024年1月4日発売)、ISBN 978-4-08-883796-3
アニメ
テレビアニメ

5分枠のショートアニメとして、2022年12月から2023年6月までテレビ東京系列ほかにて2クール放送された。ナレーションは松山鷹志が担当。2023年8月2日に全28話を収録したBlu-ray BOX (BIXA-1247) が発売された。

スタッフ
  • 原作 - 宮崎周平
  • 監督 - 大地丙太郎
  • 監督補・演出 - 佐藤道拓
  • シリーズ構成・脚本 - 大場小ゆり
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 荏原裕子
  • プロップデザイン - 佐藤よしひろ
  • 美術監督 - 湖山真奈美
  • 色彩設計 - 箕輪綾美
  • 撮影担当 - 谷本玲奈
  • 編集 - 楫野允史
  • 音響監督 - たなかかずや
  • 音楽 - 安部純、武藤星児
  • エグゼクティブプロデューサー - 關口彩香、長渕陽介
  • プロデューサー - 西村修、砂子達也
  • アニメーションプロデューサー - 諸岡光歩
  • アニメーション制作 - ぎゃろっぷ
  • 製作 - 僕とロボコ製作委員会(楽天、テレビ東京)
主題歌

「lol」
GANG PARADEによるテーマソング。作詞はGANG PARADE、作曲・編曲は永井葉子。

各話リスト

話数サブタイトル絵コンテ初放送日
#1ボンドとロボコ 大地丙太郎2022年
12月5日
#2メイコとロボコ 佐藤道拓12月12日
#3あの子とロボコ 12月19日
#4山とロボコ 西田章二12月26日
#5ロボコ?とロボコ 2023年
1月9日
#6ニョンタとロボコ 佐藤道拓1月16日
#7過去とロボコ 大地丙太郎1月23日
#8ゴリラとロボコ 佐藤道拓1月30日
#9秘密とロボコ 山本隆太2月6日
#10ツイッターとロボコ 西田章二2月13日
#11雪とロボコ 須永司2月20日
#12大喰いとボンド 2月27日
#13ママとロボコ 佐藤道拓3月6日
#14カスタムとロボコ 西田章二3月13日
#15モツオとメイコ 須永司3月20日
#16ボタンとボンド 3月27日
#17モツオとゴリラ 西田章二4月3日
#18造語とロボコ 須永司4月10日
#19怪談とロボコ 佐藤道拓4月17日
#20超能力とロボコ 須永司4月24日
#21恋とロボコ 5月1日
#22ズボンとボンド 5月8日
#23写真とボンド 桜井弘明5月15日
#24アイドルとロボコ 佐藤道拓5月22日
#25炎上とロボコ 桜井弘明5月29日
#26ミリーとロボコ 佐藤道拓6月5日
#27理想とロボコ 大地丙太郎6月12日
#28膝とロボコ 6月19日

放送局

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 放送局 対象地域・備考
2022年12月5日 - 2023年6月19日 月曜 0:30 - 0:35(日曜深夜) テレビ東京製作局
ほか系列全6局
北海道関東広域圏愛知県
大阪府岡山県香川県福岡県
2022年12月15日 - 2023年6月22日 木曜 22:10 - 22:16 AT-X CS放送 / リピート放送あり
2023年4月16日 - 日曜 11:45 - 11:50 鹿児島放送 鹿児島県
テレビ東京系列・AT-Xでは字幕放送を実施

インターネットでは、バンダイチャンネル、Hulu、dアニメストア(本店・ニコニコ支店・for Prime Video)、J:COMオンデマンド、みるプラス、TELASA、auスマートパスプレミアム、Paravi、U-NEXT、dTV、アニメタイムズ、DMM TV、Rチャンネル、TVer、ネットもテレ東、Rakuten TV、HAPPY!動画、ビデオマーケット、music.jp、GYAO!ストア、ひかりTV、ニコニコチャンネルにて2022年12月5日より月曜12時以降に順次配信。

テレビ東京系列 月曜 0:30 - 0:35(日曜深夜)
前番組 番組名 次番組
(単発番組)
僕とロボコ
  • ※本番組のみテレビアニメ
(単発番組)

劇場アニメ

テレビアニメ放送終了後に制作が発表された。2024年冬に公開予定。