異世界でカフェを開店しました。
以下はWikipediaより引用
要約
『異世界でカフェを開店しました。』(いせかいでカフェをかいてんしました)は、甘沢林檎による日本のライトノベル。イラストは⑪(トイチ)が担当。2012年からレジーナブックスより順次刊行されている。書き下ろし短編を追加した文庫本版も刊行中のほか、漫画化やゲーム化などのメディアミックスも展開されている。2022年11月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は190万部を突破している。
あらすじ
料理と食べ歩きが趣味の黒川理沙は、都会でOLとして働きながら、自身や友人のためにその料理の腕前をふるっていた。しかしある日突然、その料理の腕を異世界の女神に見込まれた彼女は、就寝中に異世界へと転移させられてしまう。リサが辿り着いたのは、フェリフォミア王国という、文明の代わりに魔法が発達した世界だった。女神の命でリサの転移を確認しに来た精霊と(ちなみにリサは異世界でも珍しいという精霊視のスキルを持っていたため精霊が見えた)、その導きでリサを発見した筆頭王宮魔術師のギルフォード・クロードから、元の世界に帰ることはできないと聞かされた彼女は、徐々にではあるが異世界に馴染んでいくことにする。
しかし、転移してきたこの世界にはひとつの問題があった。なまじ食材が豊富であるがゆえに「美味しく食べよう」という意識がなく、調理方法が発達しなかったせいで食事が不味かったのである。ついにある日、食事に対しての不満を爆発させてしまったリサは、元の世界で習い覚えた料理をこの世界に広めることを決意し、その手段として自身でカフェを開店することにした。しかし、異世界では身寄りも戸籍すら存在しない彼女には、簡単に店を持つことなどできなかった。そこで、子供に恵まれなかったギルフォードと妻のアナスタシアは、リサをクロード家の養女として迎え、晴れて精霊がたくさん住まう古い路地の一角に、「カフェおむすび」を開店したのだった。
最初は一人で店を切り盛りしていた彼女だったが、リサの焼くパンのおいしさが評判となることで、徐々に来店客が増えてきた。そんなある日、来店した酔っ払いを追い払ってくれたのが、町の騎士団に勤め、将来の騎士団長とも目されていたジーク・ブラウンだった。リサは以前ジークにぶつかって制服を汚してしまったことがあり、その詫びにと手作りのクッキーを渡したことがあったが、そのクッキーおいしさに、食事の持つ可能性に気づいたジークは、リサとの再会を機会に、騎士団を退職し彼女に弟子入りしたいと願い出る。
ジークが接客することで、パンだけではなく、徐々に食事に訪れる客も増えていったある日、店に対して嫌がらせが始まった。犯人は、リサのパンが売れることで、王室御用達のパン屋である自分の家を貶められたように感じたヘレナ・チェスターだった。パンの売り上げが伸びてきたことで、本来のカフェの営業に支障をきたすようになっていたリサは、ヘレナの謝罪を受け入れて、ヘレナには損害の賠償分を従業員として働くこと、そして父親にはカフェおむすびと同品質のパンを毎日納入することを条件として提示した。
カフェおむすびの料理は口コミで広がり、国内だけではなく近隣諸国にもその噂は広がっていた。そんな中で、各国の王族が一堂に会する世界王室会議がフェリフォミア王国で開催されることとなる。隣国エンゲルドから、会議の晩餐会でカフェおむすびの料理が饗されるかどうかの問い合わせがあり、王国の威信を掛けて、リサの料理で晩餐会を成功させることとなった。そこで、リサとジークは、王宮の厨房へ料理の指導へ行くこととなる。
世界王室会議の晩餐会を成功させたリサに、国立学院に新設する料理科の顧問への就任が打診された。悩んだ末にリサは引き受けることとしたが、ある日リサに、エドガー王太子との縁談話が持ち上がる。これはフェリフォミア王の勇み足によるものだったが、世間からの自分を見る目が変わってしまったことで、リサは自分のためにしていた料理に、いつの間にか自分自身が縛られてしまっていたことに気づくこととなり、体調を崩してしまう。
リサが体調を崩している間、今まで以上にお互いのことを考えたリサとジークは、ふたりとも相手に対して師匠と弟子以上の感情を持っていることに気づき、リサが復調してから恋人としても付き合い始めることとなった。
料理科新設へ向けた準備と、さらに開講後は教師としての時間も必要となるため、リサとジークがおむすびで働く時間は少なくなる。そこで新たな従業員を雇い入れる必要が出たが、簡単には見つからない。そんなある日、王宮厨房でジークの菓子作りの手際に感銘を受けたアラン・トレイルは、料理長マキニスに紹介状をもらって退職し、カフェおむすびを訪れジークに弟子入りを志願する。時をほぼ同じくして、街中でリサが体調不良で倒れた際に居合わせて世話をしてくれたオリヴィア・シャーレインが店を訪れる。夫を失った後息子と離れ離れとなった生活を送っていることを聞いたリサは、カフェおむすびで働くことを提案し、カフェおむすびに新たにアランとオリヴィアが従業員として加わることとなった。
2年の月日が流れ、いよいよ国立学院に料理科が新設された。リサをはじめとして、ジーク、王宮厨房の副料理長だったキース・デリンジェイル、そして動植物学者のセビリア・コルンの4人を講師として、20名の料理科一期生とともに、暗中模索の授業が開始された。
漫画版
野口芽衣の作画により2014年10月より漫画化され、2015年8月より刊行されている。 原作には無かったエピソードが挿入されている、原作とは異なる流れのエピソードがある、等の違いがある他、巻末にミニレシピが記載されている。2021年5月現在、アルファポリスのサイト上にて連載中。
アプリ版
スマートフォン(Android / iOS)向けゲームアプリとして2017年4月13日サービス開始。開発・運営はアルファゲームス。基本プレイ無料(アイテム課金制)。
リサのキャラ紹介ページにも『妹のように』とあるように、プレイヤーは女性である設定の、ストーリー面ではいわゆる乙女ゲームに分類されるが、パズルゲーム要素をこなし、店を繁盛させるシミュレーションゲームでもある。
2018年6月29日をもってサービスを終了した。
登場人物
「声」はゲーム版の声優。
クロード家の人々
リサ・クロカワ・クロード(黒川理沙)
声 - 今村彩夏
主人公。初登場時22歳。日本にいたころの名前が黒川理沙で、異世界に転移後の名前がリサ・クロード、正式名がリサ・クロカワ・クロードである。これは異世界に転移したが故に戸籍が無い彼女がカフェを開業する際に、クロード家の養女となったため。
田舎農家の四人兄弟の末っ子として生を受け、自給自足の家庭で育った。そのため料理が得意であり、友人から『いつでも嫁にいける』と言われたり、料理人にならないのかと聞かれたりするほどの腕前を持つ。
『思い込んだら一直線』なところがあり、それにより迷走することもあった。
ジークとは、カフェを運営していく過程で惹かれあって恋人となり、数年後プロポーズを受けて結婚し、クッキングコンテスト後に妊娠が発覚、最終巻のある出来事後に出産した。
ギルフォード・ハイド・クロード
アナスタシア・アシュリー・クロード
マリー
カフェ・おむすびの従業員
ジーク・ブラウン → ジーク・ブラウン・クロード
声 - 梶裕貴
初登場時18歳。騎士団の新鋭であり、将来の騎士団長候補として期待されていた。食事は必要な栄養を補給するためのもので、ただ空腹が満たされればよいと考えていた。しかし、リサと彼女の作るスイーツとの出会いに衝撃を受け、騎士を退職。リサの一番弟子として、腕を磨くことになる。クールで無表情なため感情の起伏や考えが分かりづらい。イケメンであり、彼目当てで来店したり従業員として応募してくる女性客も少なくない。3人兄弟で、兄と妹がいる。
当初はリサを師匠として尊敬していただけだったが、カフェを運営していく過程で惹かれあい、恋人となった。そして数年後には、プロポーズして結婚。クロード家に婿入りすることとなった。
ヘレナ・チェスター
王室御用達のパン屋の娘だが、カフェ・おむすびで売り出したパンによって客足が激減。そのことを逆恨みして嫌がらせを繰り返した末にボヤ騒ぎを起こしてしまう。その償いとしておむすびで働くこととなった。なお、実家のパン屋にはパンの製法を指導して製造を委託し、おむすびに毎日パンを卸してもらうこととなった。賠償を払い終えた後も店に残りたいと申し出て、カフェ・おむすびの正式スタッフとなる。接客スタッフとして働いていたが、とある出来事が切っ掛けでコーヒーの淹れ方にハマってバリスタとなる。
年齢はジークの2歳下。結婚も考えていた恋人がいたが、相手も家業を持っていたためパン屋の経営が傾いた際「店が潰れたなら嫁に来てくれるよな?」という一言がきっかけで別れている。
アラン・トレイル
町の人々
ガント・サイラス
アンジェリカ・サイラス
ポール・チェスター
アレクシス・ジゼル・アシュリー
ラインハルト・ハウエル
王宮関係者
エドガー王太子
声 - 桜田通
フルネームは、エドガー・アシリング・フェリス・フェリフォミアで、フェリフォミア王国の王太子。気さくで温和な人物。一度はリサとの縁談話が持ち上がるものの、彼には曰くのある思い人がいることをリサに告げ安心させる。リサの料理では、ハンバーグが好物。
アデリシア王妃
イアン・マキニス
キース・デリンジェイル
声 - 羽多野渉
王宮の副料理長を務める。チャラい言動も取るが、料理の研究には熱心であり、アシュリー商会で販売されている、リサのレシピ集も購入し研究している。リサが王宮の料理指導を行うことになった際には、彼女が厨房の人間に認められるよう、料理長との料理対決を提案したりもした。ジークと張り合うことが多く、お互いにライバルだと思っている。孤児で、成人後は荒れた生活をしていたがマキニスに拾われた。料理人になってからは元居た孤児院にも顔を出すようになり、美味しい料理を作れるようになってからは殊更歓迎されるようになった。
リサが国立学院に料理科を新設する際には、調理担当の講師として手伝うこととなった。
料理科関係者
他国の人達
スーザノウル
クリフ&マリア夫妻
カフェ・おむすび一行がバカンスで宿泊した、海風亭の主人夫婦。ナタリアとジェイミーという姉弟の子供がいる。ゲルドフ子爵の嫌がらせで、店を畳まなければならない事態に陥っていた。
ウィルフレッド・スーザノウル・マスグレイブ
カフェ・おむすび一行が訪れた、リゾートビーチを含むマスグレイブ領の領主で、スーザノウルの公爵。現国王の弟であり、自由奔放すぎる人物。予定されたスケジュールよりも、自分の関心のあることを優先しようとし、側近のニコラスに苦言を呈されることもしばしば。ビーチを訪れたときに食事をしようと海風邸を偶然に訪れ、そのピンチを救った。
何度目かのフェリフォミア来訪の際、リサの妊娠による体調の変化にいち早く気付いた人物。
〔ただし、彼自身はリサが妊娠していると言う事には気付いておらず「雰囲気が丸くなった」と言う表現をしてしまった為、それを聞いたリサ達に太った発言したと思われてニコラスに責められた。〕
ウィルフレッド・スーザノウル・マスグレイブ
エンゲルド
メルディアルア・ドネ・エンゲルド
エドガー王太子の思い人。
当初エドガー王太子の父親に結婚を猛反対されていたが、実はその理由がとんでもなくくっだらない物だったのでリサが機転を効かせ二人の味方を増やした(主に中立だったエドガーの母親をこっち側に引き込んだ)お陰で結婚が成立。
エンゲルドは島国で、フェリフォミアからかなりの距離があるため嫁ぐ形となった。
お茶会や結婚式用にとマレナ茶を振る舞う。
結婚式の準備中に疲れから発熱して倒れ、食欲が無かった際もマレナ茶を使ったクッキーだけは食していた。
それを食べきった際にエドガー王太子が作ったハート形のマレナ茶入りクッキーをプレゼントされる。
のんびりと言うかどこか抜けている弟がおり、フェリフォミアに一人で来て行き倒れていたと知らされ怒鳴り付ける所をリサに見られている。
ニーゲンシュトック
ロディオン・エイゼンシュテイン
ニーゲンシュトック騎士団の総帥で、リサがフェリフォミアの騎士団に調理指導をしている際視察に来る。
フェリフォミアの騎士団に娘、ヴィルナが留学しており、初登場時はからかうことで周囲から『娘に構いたい父と反抗期な娘の図』と認識された。
その後リサの料理や機転(パンを使って器のスープを拭う事で水の節約)に感銘を受けフライングでスカウトするが即座にストップを入れられ、その後ヴェルナを通してニーゲンシュトックの皇家の紋章入りのペンダントトップをリサに送った。
因みに娘であるヴェルナを溺愛しているのか、ヴィルナと婚約者であるリクハルドが言い争いでうっかり“婚約解消”を口にし、それを聞いたある人物(詳細は不明)がヴィルナへ結婚の申し込みをした事でそれを知った彼は、二人が仲直りした後に屋敷へ乗り込んでリクハルドを「歯ぁ食いしばれ!」と叫んで右手で殴り飛ばすと言う暴挙を起こした。
リクハルドはロディオンの部下だが、彼は騎士団総帥としてではなく、一人の娘を持つ父親として殴ったとの事。
一応情けをかけ利き腕とは逆で殴った(つまり利き腕は左)と発言していたが、副官であるスヴェンによると、ロディオンは常に鍛えている為両利きと変わらないくらい右腕の力も強いらしい。
その後あるパーティーの料理準備の際、野次馬としてしれっと交ざっていた。
総帥として料理の確認をしに来たと発言していたが、その後「つまみ食いしに来たわけではないぞ!」と続けた為その場にいた全員から『つまみ食いしに来たんだ・・・』と思われた。
その後巻き舌+どすの利いた声のスヴェンに叱られつつも退場した為、その後の厨房は嵐が去ったあとのような静けさに包まれたと言う。
両世界における食品・食材の対応
リサを転移させた女神によれば、こちらの世界の食材と似たものが、異世界にもあるとのこと。(以下異界世界における名前の50音順)
アッガー
アメルケティの種
カムネ
クレアラ
ケール
コグル
米
クロード領で作られた米は独特の粘り気がありもち米に近く、粉にする事で団子の材料にもなる。
サニーチェ
ザラナ
シューゼット
シュローム
スィズ
カフェ・おむすびではシロップにしたり、梅干しにしておむすびの具にしたりしている。
タマゴ
トリ肉
泥麦
ナツァナ
スーザノウルの特産品。
酸味と甘味がある果実で、ソースの味をまろやかにしたり、お肉を柔らかくする効果もある為、スイーツだけでなく料理にも使われている。
ナナット芋
ニオル
バイレ
パニップ
パルゥシャ
濃厚な甘みがあるが、限度を超えて熟すと柔らかくなりすぎてしまう。
ナツァナ同様スーザノウルの特産品。
カフェ・おむすびではプリンやタルト等のスイーツに使われ、スーザノウルフェアの目玉になった。
パン
ブブロン
ケーキやご飯、甘露煮にして茶碗蒸しの中に入っていたりする。
プルエ
ペルテン(黄)
ペルテン(赤)
ポルーボ
生のポルーボはぬめりがすごく、生臭さもある。
タコに似た食材。
マレナ茶
緑色の粉末をボウルのような器に入れお湯に溶かし、小さな箒のような道具で泡立たせた方法で飲む。独特の苦味があるため苦手な人も多い。
抹茶と同じ香りと味らしく、その後クッキーやマレナ塩等にも使われている。
リサが教えるまで溶かして飲む以外の方法は無かった。
マロー
ミルク
ムシャロム
ムム芋
メイチ
モルモロ
皮が硬いが加熱すると中がとろっとする事から、ナスに似た野菜。
クロード領で夏頃に採れる。
ラムル
リッケロ
リューミ
カフェ・おむすびではシャーベットにもして提供している。
リル
リンツの実
オリーブオイルならぬリンツ油が存在する。
リサが最初王宮の料理長のマニキスと料理対決をした際、マニキスはリンツ油を多く使いムニエルを作った。
ルベル
組織や施設
フェリフォミア王国
カフェ・おむすび
アシュリー商会
フェリフォミア国立総合魔術学院
聖イシドールス初等学院
イシドール第2孤児院
クロード領(領都クローデル)
リサを養子にしたギルフォードの兄が領主を勤めている。
比較的王都に近いが、冬の間は王都と行き来する人が少ない為、春になると新しいものや情報が一気に入り景気づくらしい。
特産は装飾品で、宝石や金属がたくさん採れるため加工技術もフェリフォミア随一らしい。
エンゲルド
後にエンゲルドは島国だと表記されていたので、海を挟んだ隣国と思われる。
スーザノウル
ニーゲンシュトック
既刊一覧
単行本
- 甘沢林檎(著) / ⑪(トイチ)(イラスト) 『異世界でカフェを開店しました。』 アルファポリス〈レジーナブックス〉、全13巻。
- 2012年11月30日初版発行、ISBN 978-4-434-17372-1
- 2013年9月30日初版発行、ISBN 978-4-434-18354-6
- 2014年6月30日初版発行、ISBN 978-4-434-19295-1
- 2014年11月30日初版発行、ISBN 978-4-434-19977-6
- 2015年3月31日初版発行、ISBN 978-4-434-20440-1
- 2015年8月31日初版発行、ISBN 978-4-434-20987-1
- 2016年2月4日初版発行、ISBN 978-4-434-21587-2
- 2016年12月31日初版発行、ISBN 978-4-434-22094-4
- 2016年12月31日初版発行、ISBN 978-4-434-22772-1
- 2017年8月3日初版発行、ISBN 978-4-434-23588-7
- 2018年3月5日初版発行、ISBN 978-4-434-24350-9
- 2018年11月5日初版発行、ISBN 978-4-434-25273-0
- 2019年8月5日初版発行、ISBN 978-4-434-26282-1
文庫版
- 甘沢林檎(著) / ⑪(トイチ)(イラスト) 『異世界でカフェを開店しました。』 アルファポリス〈レジーナ文庫〉、全13巻。
- 2017年3月20日初版発行、ISBN 978-4-434-22999-2
- 2017年6月20日初版発行、ISBN 978-4-434-23305-0
- 2017年9月20日初版発行、ISBN 978-4-434-23706-5
- 2017年12月20日初版発行、ISBN 978-4-434-23973-1
- 2018年3月20日初版発行、ISBN 978-4-434-24361-5
- 2018年6月20日初版発行、ISBN 978-4-434-24697-5
- 2018年9月20日初版発行、ISBN 978-4-434-25078-1
- 2018年12月20日初版発行、ISBN 978-4-434-25358-4
- 2019年3月20日初版発行、ISBN 978-4-434-25736-0
- 2019年9月20日初版発行、ISBN 978-4-434-26261-6
- 2020年7月20日初版発行、ISBN 978-4-434-27508-1
- 2020年12月20日初版発行、ISBN 978-4-434-28223-2
- 2021年4月9日初版発行、ISBN 978-4-434-28768-8
- 甘沢林檎(著) / ⑪(トイチ)(イラスト) 『異世界でカフェを開店しました。』 アルファポリス〈きずな文庫〉、2022年10月15日初版発行、ISBN 978-4-434-30986-1
漫画版
- 甘沢林檎(原作) / 野口芽衣(作画) 『異世界でカフェを開店しました。』 アルファポリス発行 / 星雲社発売〈レジーナCOMICS〉、既刊12巻(2022年11月30日現在)
- 2015年8月31日初版発行、ISBN 978-4-434-20842-3
- 2016年3月31日初版発行、ISBN 978-4-434-21675-6
- 2016年11月30日初版発行、ISBN 978-4-434-22546-8
- 2017年7月4日初版発行、ISBN 978-4-434-23294-7
- 2018年3月5日初版発行、ISBN 978-4-434-24182-6
- 2018年11月5日初版発行、ISBN 978-4-434-25127-6
- 2019年6月5日初版発行、ISBN 978-4-434-25928-9
- 2020年3月5日初版発行、ISBN 978-4-434-27005-5
- 2020年9月5日初版発行、ISBN 978-4-434-27794-8
- 2021年6月5日初版発行、ISBN 978-4-434-28900-2
- 2022年3月5日初版発行、ISBN 978-4-434-30003-5
- 2022年12月5日初版発行、ISBN 978-4-434-31177-2