けんぷファー
小説
著者:築地俊彦,
出版社:メディアファクトリー,
レーベル:MF文庫J,
巻数:全15巻,
漫画
原作・原案など:築地俊彦,
作画:橘由宇,
出版社:メディアファクトリー,
掲載誌:月刊コミックアライブ,
レーベル:MFコミックス アライブシリーズ,
巻数:全10巻,
インターネットラジオ:ラジオ けんぷファー賢二と愛のわくわく臓物ランド
配信期間:2009年9月4日 - 12月25日,
配信サイト:音泉,
配信日:金曜日,
配信回数:17,
配信形式:ストリーミング,
アニメ
原作:築地俊彦,
監督:黒田やすひろ,
シリーズ構成:ふでやすかずゆき,
キャラクターデザイン:藤田まり子,
音楽:加藤達也,
アニメーション制作:NOMAD,
製作:TBSテレビ,
放送局:TBSテレビほか,
話数:全12話,
以下はWikipediaより引用
要約
『けんぷファー』は、築地俊彦による日本のライトノベル。イラストはせんむが担当。MF文庫J(メディアファクトリー)より2006年11月から2010年3月まで刊行された。
『月刊コミックアライブ』2008年4月号から2013年8月号まで橘由宇による漫画作品が連載された(当初は隔月連載で、2008年10月号から毎月連載)。2009年10月から同年12月まで、TBSテレビほかにてテレビアニメが放送され、特別編『けんぷファー für die Liebe』が2011年春に放送された。
あらすじ
ごく普通の男子高生・瀬能ナツルはある朝、突然目が覚めると女になっていた。性転換してしまった事実に愕然とするナツルだが、追い討ちを掛けるように臓物アニマルのハラキリトラから「ケンプファーとして戦え」と告げられる。ナツルは、一切事情が分からないまま、戦いに巻き込まれていく。
登場人物
メインキャラクター(主要人物)
瀬能 ナツル(せのう ナツル)
声 - 井上麻里奈
本作の主人公。容姿、成績、運動神経、共に平均的で、授業は3回に1回は遅刻をする、自他共に認める地味で平凡な男子高校生。好きなテレビ番組はお笑いと海外サッカー。将来の夢は公務員。元美少女研究部特別顧問。視力は両目とも1.2。髪色は青。
ある朝、目覚めると突然青の腕輪のケンプファーとなっていた。「ケンプファーは女性である必要がある」ということから、変身時は女性化する。なお本項では、男性のナツル(本来のナツル)を「ナツル(♂)」、女性のナツル(変身後)を「ナツル(♀)」、両方に共通することなら単に「ナツル」と表記する。
男子部2年4組在籍だが、ケンプファーになって女に変身できるようになった後、病気療養から復学したとして、女子部2年4組にも籍を置かれていた。
楓に一途な想いを寄せるが、彼女が変身前後の自分に違う態度を見せる事に悩んでいる。尚、他の女性には無関心な上に極度の鈍感で、紅音、水琴、雫に好意を寄せられているにも関わらず、彼女達の日頃の振る舞いもあって全く気付いていない。
父親が熊本県に転勤する際、母親も付いて行った為、現在1人暮らし。結果「自由な暮らしと貧弱な食生活」を強いられていたが、水琴の帰国後は3食全てカレーとなっている。
変身後は、アップスタイルの相当な美少女で、背も高く巨乳だが、声だけは変化しないので男の子みたいな声(ハスキーボイス)と言われる。その為、変身中はなるべく喋らないようにしている(アニメ版は変身中でも普通に会話しており、声も女声に変わる)。また、下着と学校の男子用制服だけ自動的に女子用に替わる。アイテムは魔法(ツァウバー)で手から火の玉を打つ。学院内では男女問わず人気で、星鐵の三大美女に加わった。
風呂とトイレはなるべく男の姿で行くようにしているが、楓の家に泊まった際に雫の策略で女のままでシャワーを浴びており、アニメ版では女の姿でトイレに行っている。
現存するケンプファーの中で唯一の男女混在型であり、「戦いの鍵を握る存在」と「白」のケンプファーに言われている。
小説ではよく自分を純情等と言うが彼の視点で物語が進み、心中を事細かに記されているので性悪さや腹黒い描写も多々ある。特に変身後の紅音と水琴のカレーの単語、楓の妄想と雫の悪口は毎章語られ、雫に至っては楓と幼馴染というのを手伝って常に楓と対になる事を言ったり、楓を褒める際に「雫とは大違い」等と力説、豪語する。
主要人物からの呼称は変身前の紅音、楓が「ナツルさん」、変身後の紅音が「ナツル」「相棒」、雫が「瀬能君(女の場合は瀬能さん)」「ナツル」、水琴が「ナツル」。
原作、漫画版の最終話では完全に元の男に戻る。
美嶋 紅音(みしま あかね)
声 - 堀江由衣
2年4組在籍で、ナツルより半年早く青の腕輪のケンプファーとなった少女。茶髪の眼鏡っ子でカチューシャを付けている。
普段はナツル(♂)並みに地味で星鐵学院美少女便覧からも洩れている為に分かりづらいが、ナツルも認める程の美人で女性的な仕草をさせると可愛い。スタイルも悪くはないが少々痩せ過ぎな為、他の女性と比べるとやや劣るものの、変身後はスタイルが良くなるらしい。
図書委員を務めており自身も本好きで読書関係の冗談は一切通じない。アニメも好きでナツル曰く「少女趣味の深夜アニメオタク」。セップククロウサギによると夜中はテレビにかじりついているらしい。しかしその趣味は深夜アニメに限らずかなり広い様子で、ほとんどオタク並み。また美意識に関しては常人と多少ズレており、ナツル(♀)と服を買いに行った際は人格を疑うようなデザインの物ばかり持ってきていた。そのためか性格が正反対のますみと気が合うらしい。また、臓物アニマルの映画にも見入っていた。
ケンプファーに成りたてのナツルにいきなり戦いを挑むが、味方と分かり中断。後でその事を詫びる為ナツルを訊ねるが、彼に「(女物の服選びに)付き合って欲しい」と言われ、恋心を持つようになる。誤解はすぐに解けるも好意は変わらない。ナツルに自分の想いを全く気付いてもらえず、彼が楓の話をする度に不機嫌になる。その為、楓のことが嫌いと勘違いされていたが、ミスコンを機に本当に不仲になる。(アニメ版ではますますナツルとの好感度が上がっていく。特にOVAではナツル(♀)とロッカーの中でお互い裸で抱き合ったという事があった。)
普段は内気な性格だが、妄想癖がある。勉強好きな優等生の為、変身中でも遅刻を嫌がる。
変身後は髪が赤くなり、眼鏡とカチューシャが外れる。また制服着用時は長袖から半袖になる。性格も普段とは反対に好戦的かつ凶暴で口調も乱暴になるが、相当な美人で笑えばナツルすら騙される。アイテムは1丁の銃(ゲヴェアー)自身の意見を強要する際は銃を相手に向け、時には威嚇射撃もするが、恋愛に奥手な所は相変わらず。登場するケンプファーの中で変身前と変身後のギャップが最も激しい。イライラすると口に何か入れないと落ち着かない為、よくポッキーを食べている。
主要人物からの呼称はナツルが変身前は「紅音ちゃん」、変身後は「紅音(ちゃん付けをすると本人が怒るから)」、雫が「美嶋さん」「紅音」、水琴が「紅音ちゃん」、楓が「美嶋さん」。
三郷 雫(さんごう しずく)
声 - 名塚佳織
3年1組在籍の星鐵学院生徒会長。長い黒髪と抜群のスタイルを持つ美女。成績優秀、運動万能、品行方正で、1年生から生徒会長に就任、完全独裁体制で緩みがちだった校内秩序を引き締めたが、生徒の権利を身を挺して守っているので生徒はおろか教師からも人望は厚い。星鐵の二大美女の1人。
赤の腕輪のケンプファー。変身後は髪の内側のみプラチナブロンドになる。アイテムは鎖に付いた2本の短剣(シュヴェアト)。ケンプファーとしてもナツルより2年先輩であり、相当な数の青の腕輪を倒してきた凄腕。初登場時は、力がうまく扱えないナツル、紅音を強襲し優位に立つが油断して敗北。しかしナツルの取引により休戦協定を結んだ。直後、彼女の手続きでナツル(♀)は女子部へ転入されてしまう。
無駄なことは一切しない徹底した合理主義者。ケンプファーになった当初は戦っていれば真実に辿り着けるかもしれないという希望を持っていたが、仲の良かった知人(赤)の消滅や一向に進展しない状況に失望し、ケンプファーやモデレーターの真実に迫るべく色に囚われない独自の行動を始める。しかし、その行動が赤と青の対決を全てとするケンプファーのシステム自体を崩壊させかねない危険分子と判断したモデレーターによって自分達を抹殺するためだけに創られた白の腕輪のケンプファーを送り込まれる事態を招くが、それすら真実に近付ける手段として歓迎しているようである。
ナツルと出会った当初は上記の目的を果たすための道具としか思っていない節があったが、文化祭直前には好意を持つようになった。ミスコン終了直後に体育館の控え室でナツルの隙を突き、強引にキスをした。それ以降もナツルに接近するが、専ら彼を翻弄する為、嫌われている。それでも冷静に愛情表現を示し、ナツル(♂)になら何をされても良いと発言している。ナツルへのアプローチは、彼に好意を寄せる3人のケンプファーの中で最も積極的であり、彼との接触も過激な描写が多い。
幼い頃はこんな人間になりたいとは思っておらず、噺家になりたかったらしい。現在でも落語は好き。
個人情報が謎に包まれている(経歴は全て黒で塗り潰されており、自宅はおろか出身校すら不明)。謎めいた雰囲気も手伝ってかマゾヒズムな男子による「三郷雫様に罵ってもらう会」と言う非合法部活動がある。また都市伝説レベルではあるが、「汚れなき雫様を護るため近寄る連中を皆殺しにする友の会」もあると噂される。
主要人物からの呼称はナツル、変身後の紅音が「会長」「雫」、変身前の紅音、水琴が「会長」「雫(さん)」、楓が「雫ちゃん」。
ちなみに漫画版における第5話では白いシャツと黒いレギンスを履いている。
近堂 水琴(こんどう みこと)
声 - 阿澄佳奈
1年3組在籍でナツルの幼馴染。紅音の友人でもあるが、3人揃うまでナツル、紅音、水琴は互いが知人であったことは知らなかった。両親が学者のため世界各地を飛び回っていて星鐵学院も入学直後に休学していたが、夏頃日本に帰国、復学した。好きなものは爬虫類と得体の知れない虫。髪は茶色で頭から2本アホ毛が飛び出ている。
明るく天真爛漫で、細かいことは気にしない性格。ビザ、パスポート、現金なしで国境を越えることさえ「問題なし」と豪語する。昔からナツル(♂)に好意を寄せているが、彼は全然気付いていない。得意料理および好物はカレーとラーメンで、他人にも強要し中東ではカレー1つで未開の部族を手懐けるなど、彼女に掛かれば戦略兵器と化す。ラーメンは携帯食代わりで茹でずに食べるが、水が欲しくなるのが欠点。
「冒険に必要」とのことで数々の技術を習得しておりナツルの家に入る時はピッキングで入り素手で蛇や蜘蛛を捕まえるが、男の裸は苦手。
女子部にきたナツル(♀)を不審に思い、ますみと一緒に正体を暴こうとする。スタイルはそれほど悪くない(紅音と同じく変身後は良くなるらしい)。
文化祭で入手したチッソクノライヌが喋ったようで気のせいとしていたが、そのチッソクノライヌにより赤い腕輪のケンプファーとなったことを知らされるも、あっさり順応し、面白がっている。ケンプファーとしての能力もかなり高く、ナツル以上の早さで自らの意思で変身できるようになった。
変身後は金髪(アニメは銀髪)になり目つきが若干鋭くなる。制服着用時は色が反転する。ケンプファーとしてのアイテムは日本刀(シュヴェアト)。主な役目は裏切り者・雫の監視のはずだが、本人はナツル(♀)に敵対心を抱き、図書室、銭湯など所構わず襲撃していた(アニメ版はますみと関わる描写はなく、文化祭の最中にナツル(♀)を襲撃した)。その後、ナツル(♀)=ナツル(♂)であることを知らされショックのあまり気絶。以後はなし崩し的に雫達に加担することとなり、白のケンプファーと敵対する形となっている。
主要人物からの呼称はナツル、変身後の紅音が「水琴」、変身前の紅音が「近堂さん」「水琴さん」、雫が「近堂さん」「水琴」、楓が「近堂さん」。
沙倉 楓(さくら かえで)
声 - 中島愛
ナツルが想いを寄せる少女。髪を後ろで結えている緑色のリボンがトレードマーク。雫の幼馴染みで親友。両親は外交官で海外におり、3LDKのマンション(名義は父親)に1人暮らし。クラスは作中に曖昧で、2年1組か2組在籍。
星鐵学院のアイドル的存在で星鐵の二大美女の1人。ナツル(♂)とは中学からの同級生。彼女を口説き落とせれば、東大に受かるという噂がある。
勘違いで襲ってきた紅音に襲われた所を助けられたことからナツル(♀)に一目惚れして告白したが、返事はもらっていない。ナツル(♂)は中学の頃からの友達程度にしか思っていなかったが、雫によってナツル(♀)はナツル(♂)が好きという嘘を鵜呑みにしてしまい、一方的にナツル(♂)にライバル宣言をしている。
臓物アニマルシリーズが好きで心から可愛いと思っている為、ナツル(♂)や紅音、雫にぬいぐるみをプレゼントしている。本人曰く「少しでも仲良くなったらあげるようにしている」とのこと。これまでにかなり大量にばらまいている模様。
二面性が異様に強く、当初は明るく誰にでも優しかったが、徐々に冷酷で腹黒い面が目立ち始める。ナツル(♂)には極度に冷たく、会話自体は「合わせてやっている」に過ぎないが、ナツル(♀)には異常に温厚である。ナツルは彼女について「文学好き」「平和主義」と思い込んでいるが、実際はグロテスクなものが好き。よく読む本は『少年ジャンプ』で男キャラクター同士の如何わしい妄想をしている。
自身が人にあげた臓物アニマルがモデレーターのメッセンジャーとなっている為、雫はモデレーターと何か関係があると断言しており、白のケンプファーとの繋がりを示す描写も見受けられる。
夏休みにテーマパークに行った際、頭が切れて厄介という理由でナツルに雫を好きになるように交渉・命令した。更にナツル(♀)の正体に気づいているような仕草、ナツル達や他4名のアドバイザーに指令を与えるような描写もあった。その数日後、学校でナツル達を襲い、4対1の不利な状況でもナツル達を圧倒、苦戦させた。日本刀と拳銃を同時に使うが、腕輪が無いためケンプファーではない模様。その後再戦するが、以前より少し本気を出すだけで紅音と水琴の武器を破壊し、更にまだ余力を残した状態だった。実は、幼少時の出来事が原因で、モデレーターの人格が宿り、二重人格になっていた。
アニメでは完全に黒幕であり、終盤にかけて様々な策を巡らす。同性愛主義も強調され、普段のナツル(♀)に対する言動の他、配下である白のケンプファーにもその様子が見られ、逆にナツル(♂)には、正体を明かしても異常な拒否反応を示していた(ナツル(♂)本人というより男性自体が嫌いな様子)が、モデレーターとの詳細な関係は最後まで明らかにされなかった。
主要人物からの呼称はナツル、変身前の紅音、水琴が「沙倉さん」、変身後の紅音が「クソアマ」「沙倉」、雫が「楓」。
星鐵学院男子部
東田 幹仁(ひがしだ みきひと)
声 - 川原慶久
ナツル(♂)のクラスメイト。休み時間にはナツルと話そうとするが、相手にされないことが多い。非合法部活動の美少女研究会の会長。女子部に出入りできる方法を知っている唯一の人物。そのことを、ナツル(♂)や紅音に無理矢理吐かせられた。無類の女好きでナンパ癖がある上に女子生徒の盗撮も行っており、学校からマークされている。実はドMの為、変身後の紅音やナツル(♀)に罵られると喜ぶ。また、ナツル(♂)が水琴に抱きつかれているところを見て、激怒していた。ナツルとは誕生日が3日違い で血液型も一緒。
半澤 友一(はんざわ ゆういち)
星鐵学院女子部
葛原 みどり(くずはら みどり)
生徒会役員で赤の腕輪のケンプファー。アイテムは2丁の銃(ゲヴェアー)。ナツル(♀)はナツル(♂)が好きという雫が流したデマを頭から信じ込んだ末、傷心した楓を不憫に想い、その張本人であるナツルに果たし状を送り夜の校舎で襲い掛かったが、ナツル(♀)と紅音によって無力化された挙句、雫に捕縛された。その後雫によって体育館裏に放棄され、翌日には消えていたらしい。
雫の行動を疑問視しており、モデレーターに報告していた。同性愛者で楓のことが好き。そのため、雫にとっては行動を妨げる目障りな存在であったが、味方の彼女を排除することは出来ないため、ナツル(♀)を女子部で彼女と接触させ戦わざるを得ないように仕組んだ。
初登場時は苗字のみ表記されていたが、10巻でフルネームが判明した。
アニメ版は第4話の予告編で名前が出されたものの本編には登場せず、第5話予告では既に倒されたことになっていた。
西乃 ますみ(にしの ますみ)
声 - 三上枝織
1年3組在籍で、紅音と水琴の友人。血液型:B型。20くらいの部にかけ持ちで所属する好奇心旺盛な少女。紅音と同じく異端の趣味を持っている。
以前、ナツル(♀)に会ったことがあるので、それ以来2年の教室を探し回っていた。そのため、新聞部で水琴と一緒になって病気療養から復学したことになっているナツル(♀)の正体を暴こうとする(アニメ版は水琴と共謀する描写はない)。
文化祭ではミスコンの司会を務めていた。
副委員長
声 - 後藤邑子
委員長、会計と行動を共にする少女。「副委員長」の呼び名の由来は、3人の中で1人余ったからであり本当に副委員長を務めているかは不明。右目が前髪で隠れている。享楽的な性格でかなりの匂いフェチである。
委員長
会計
声 - 荒浪和沙
常に電卓を携帯していることからナツルに「会計」と呼ばれている。実際、お金には大変厳しいが、本当に会計を務めているかは不明。ナツル(♀)転校時に悪徳商法を行ったり、何かとつけて彼女を利用してボッタクリを計画したりと、かなりの守銭奴。
白のケンプファー
全員同じ苗字の声優(声優名)がキャスティングされている。
植田 理香(うえだ りか)
声 - 植田佳奈
星鐵学院に通う姉から楓の配っていた臓物アニマルを偶然もらったためにケンプファーになった(アニメ版ではミスコン時に飛んできた臓物アニマルを受け取った)。よって、彼女だけ星鐵学院の生徒ではない。普段はピンクの切りそろえた髪をツーサイドアップにしている。アイテムは鎖鎌(シュヴェアト)。好戦的な性格。楓のマンションを強襲した。
中尾 沙也香(なかお さやか)
声 - 中尾衣里
星鐵学院2年1組在籍。アイテムはサーベル(シュヴェアト)。図書委員ではあるが、変身前は図書委員の仕事に熱心ではなく、ギャルっぽい今時の少女らしいが、変身するとかなり丁寧な性格(アニメ版ではツンデレ)になる。原作では図書室の隣室でナツルに寝返りを交渉、アニメではプールで強襲した。
山川 涼花(やまかわ りょうか)
声 - 山川琴美
星鐵学院2年5組在籍。アイテムはサブマシンガン(ゲヴェアー)(イングラムM10に似ている)。変身前は年相応の典型的なアイドル顔だが、変身するとOLみたいに大人びた外見になる。原作では市立図書館2階、アニメでは沙也香と共にプールに出現。アニメ版では変身後オドオドしながらも物騒なことを口走る。
皆川 瞳美(みながわ ひとみ)
声 - 皆川純子
星鐵学院3年生。アイテムは魔法(ツァウバー)水色の火球。陸上部のエース。変身すると髪が緑色になる。小説では、父親のイタリアンの店にて、アニメでは沙也香、涼花と共にプールでナツル達と戦った。白側のリーダー的存在。アニメ版の一人称は「僕」。
メインキャラクター(臓物アニマル)
某玩具メーカーが一山当てようとして発売した、はらわた(臓物)が飛び出ている動物のぬいぐるみのシリーズ。一部にケンプファーのアドバイザーとして、モデレーターのメッセンジャーが憑いているが、性格はともかく全員口が悪い。
元は「THE ハラワタ」という漫画のキャラクター商品で、後に独自のシリーズとして展開しアニメ化もされている。全然売れないため、在庫が東京湾を埋め立てるくらいあると噂されているが、プラモデル、ゲームソフト、トレーディングカードから皿やコップといった生活用品など様々な分野で展開されている。なお、楓の部屋は臓物アニマルシリーズで埋め尽くされている。ナツルは良い印象を持っていないが、憧れの楓の好きなシリーズなので否定できない。
作者は、動物は重複しても死に様は重複しないよう注意してデザインしているとのこと。
三雲岳斗のライトノベル『アスラクライン』第9巻に、「ストーカー御用達のアイテム」として臓物アニマルが登場している。作者が第5巻のあとがきで触れており、『アスラクライン』側のあとがきでも出典は本作であると明記されている。
後述しているように、アニメ版においては「元になった声優の声」そのままのキャスティングがなされた。
ハラキリトラ
声 - 野村道子
ナツルのアドバイザー。片目にアイパッチをしている。セップククロウサギと仲が良い。
ナツル曰く「昔の静香ちゃん」 のような声で丁寧語を喋る。口が悪い臓物アニマルの中で最も腹黒い。ナツルに毒舌を吐いては、彼にゴミ箱に投げ込まれることも少なくない。
セップククロウサギ
声 - 田村ゆかり
紅音のアドバイザー。充血した目がチャームポイント。非常に口が悪いが、落ち込む紅音を慰めるなど優しい一面もある。ハラキリトラと仲が良い。
声は紅音曰く「口の悪い田村ゆかり声」で、作中には田村が演じる他のアニメキャラの台詞や田村が出演した名前つながりのラジオネタがある。
カンデンヤマネコ
チッソクノライヌ
声 - 能登麻美子
水琴のアドバイザー。縄で自身の首をしめている。楓が投げたブーケの中に入っていた。気弱でボソボソとした喋り方をする。
声は紅音曰く 「能登麻美子さんのような美しい声」とのこと。初登場時に四字熟語でオチをつけたり、「いっぺん死んでみる?」と発言するなど特に声優ネタが多いキャラクター。
その他のキャラクター(臓物アニマル)
ヒアブリライオン
声 - 内海賢二
楓が所持するぬいぐるみ。全身がちりちりになったライオン。
臓物アニマルの最初のキャラクターとされているが、これだけは「THE ハラワタ」のキャラクター商品の扱いらしく、臓物アニマルシリーズではない。楓によればメーカーはすぐに臓物アニマルシリーズに切り替えたため、短期間で販売中止となったようで「ヒアブリライオンは本当に少ない」とのこと。
なぜか楓が昔考えたキャラクターとそっくりらしく、楓はこれを偶然購入したという。
実は最初のメッセンジャーであり、他と同様会話が出来る。ただし、ハラキリトラによれば「人間で言えば80過ぎのおじいちゃんみたいなもの」らしい。やけに渋い声で「洋画の吹き替えをやっている人みたい」。雫に問い詰められてモデレーターの秘密の一端を明かすが、話の途中で寝てしまったために詳細は不明のままである。
ヒキニゲカバ
バクハツペンギン
声 - 釘宮理恵
白のけんぷファー側のアドバイザー。前と後ろから内臓が飛び出ているペンギン。5円玉を使用した催眠術を使う。水琴曰く、性格は「くぎゅうって感じの本物のツンデレ」で声は 「まるで釘宮理恵みたい」とのこと。
その他
モデレーター
作中用語
ケンプファー
変身前と変身後の違いは様々で雫と水琴は髪色が変わる程度だが、紅音は容貌や性格が大きく変わる。変身すると筋力や敏捷性が飛躍的に増加し、超人レベルの行動が可能となる。
変身と解除は最初は制御不能だが、ある程度経験を積むと自力で制御できるようになる。また、周りにケンプファーがいるとつられて変身してしまう(敵が戦う意思を持っている場合は強制的に)。変身を制御できるようになる直前はランダムで変身してしまうことがある。ナツルは2巻の終盤でようやく自力での変身と解除ができるようになった。なお、水琴は成り立てにも関わらずすでに自分の意思で変身を制御できるようでナツルは不審に思っている。
1か所に固まって出現する傾向があるため、残りのケンプファーも星鐵学院に通う可能性が高い。
ケンプファーは右手首に誓約の腕輪をしている(後述)。
雫によると、戦いに敗北するとこの世から消滅してしまう(真偽は不明)。
作中に登場したケンプファーは全員、「メッセンジャー」として(楓から貰った)臓物アニマルを所持している。ケンプファーに選ばれる基準と何らかの関係があるらしい。
ヒアブリライオンによると、ナツル達の世界とは別次元の宇宙で赤と青の勢力が戦争を繰り返しており、終わらない戦いに決着をつけるべく、別世界の生命体をケンプファーにしていたことが明かされた(要は代理戦争)。
モデレーター
自分達の決着に第三者を用いるということから自ら調停者(モデレーター)と名乗っており、自分達が目をつけた地球人からケンプファーを選ぼうとしている。ケンプファーを選ぶための現地協力者として沙倉楓を選び自分達の情報を教え込んでいた。
誓約の腕輪
赤と青の2色があり、この腕輪の色で敵と味方を区別する。しかし、赤い腕輪をした雫と水琴が青い腕輪をしたナツル達と休戦状態に入り協力し始めたことからモデレーターは新たに白い腕輪を作った。
ケンプファーのパワーの源であるらしいが、詳細は不明。
変身する時と元に戻るときに白く発光する。
私立星鐵学院高等学校(しりつせいてつがくいんこうとうがっこう)
10年前に共学になる際、OG(の嫉妬)により男女交際に厳しくなり、校外でも教師が町の中をうろつくほどである。
合法的に相互を行き来するには委員会に所属するか、非常に厳しく複雑な手続きをして証明書を発行してもらわなければならない。しかし非合法ルートがいくつかあり、それを管理する非合法部活動もある。
本文中の表記は「星鐵学院」となっているが、登場人物紹介では「星鐵学園」となっている。
星鐵の二大美女
ミスコン
非合法部活動
教師には秘密であるが、美少女研究会では賄賂をつかませている教師もいる。そして、合法的な部活動は男女別で同じことをする所が2か所もあるために人数不足に悩まされているが、こちらは大反響である。
ケンプファーのアイテム
ケンプファーが戦う際に使用する武器。使用者の意思により出現・消失出来る。ただ、魔法(ツァウバー)はアイテムが無い(ただし、紅音は最初にナツルと交戦した際、「発動アイテムがないとはかなりの手練」と発言している)。壊されても、しばらくしまっておくと復活する。
魔法(ツァウバー)
銃(ゲヴェアー)
剣(シュヴェアト)
既刊一覧
小説
- 築地俊彦(著) / せんむ(イラスト)、メディアファクトリー〈MF文庫J〉、全15巻
- 『けんぷファー 1』2006年11月24日発売、ISBN 4-8401-1749-7
- 『けんぷファー 2』2006年2月25日発売、ISBN 4-8401-1767-5
- 『けんぷファー 3』2007年3月23日発売、ISBN 978-4-8401-1826-2
- 『けんぷファー 4』2007年6月25日発売、ISBN 978-4-8401-1870-5
- 『けんぷファー 5』2007年9月25日発売、ISBN 978-4-8401-2042-5
- 『けんぷファー 6』2008年1月25日発売、ISBN 978-4-8401-2131-6
- 『けんぷファー 7』2008年4月25日発売、ISBN 978-4-8401-2308-2
- 『けんぷファー 8』2008年7月25日発売、ISBN 978-4-8401-2370-9
- 『けんぷファー 8 1/2』2008年10月24日発売、ISBN 978-4-8401-2453-9(番外短編集)
- 『けんぷファー 9』2009年2月25日発売、ISBN 978-4-8401-2668-7
- 『けんぷファー 9 1/2』2009年3月25日発売、ISBN 978-4-8401-2725-7(番外短編集)
- 『けんぷファー 10』2009年7月24日発売、ISBN 978-4-8401-2835-3
- 『けんぷファー 10 1/2』2009年9月25日発売、ISBN 978-4-8401-3030-1(番外短編集)
- 『けんぷファー 11』2009年12月25日発売、ISBN 978-4-8401-3134-6
- 『けんぷファー 12』2010年3月25日発売、ISBN 978-4-8401-3254-1
- 『けんぷファー 1』2006年11月24日発売、ISBN 4-8401-1749-7
- 『けんぷファー 2』2006年2月25日発売、ISBN 4-8401-1767-5
- 『けんぷファー 3』2007年3月23日発売、ISBN 978-4-8401-1826-2
- 『けんぷファー 4』2007年6月25日発売、ISBN 978-4-8401-1870-5
- 『けんぷファー 5』2007年9月25日発売、ISBN 978-4-8401-2042-5
- 『けんぷファー 6』2008年1月25日発売、ISBN 978-4-8401-2131-6
- 『けんぷファー 7』2008年4月25日発売、ISBN 978-4-8401-2308-2
- 『けんぷファー 8』2008年7月25日発売、ISBN 978-4-8401-2370-9
- 『けんぷファー 8 1/2』2008年10月24日発売、ISBN 978-4-8401-2453-9(番外短編集)
- 『けんぷファー 9』2009年2月25日発売、ISBN 978-4-8401-2668-7
- 『けんぷファー 9 1/2』2009年3月25日発売、ISBN 978-4-8401-2725-7(番外短編集)
- 『けんぷファー 10』2009年7月24日発売、ISBN 978-4-8401-2835-3
- 『けんぷファー 10 1/2』2009年9月25日発売、ISBN 978-4-8401-3030-1(番外短編集)
- 『けんぷファー 11』2009年12月25日発売、ISBN 978-4-8401-3134-6
- 『けんぷファー 12』2010年3月25日発売、ISBN 978-4-8401-3254-1
漫画
- 築地俊彦(原作) / せんむ(キャラクター原案) / 橘由宇(作画) 『けんぷファー』 メディアファクトリー〈MFコミックス アライブシリーズ〉、全10巻
- 2008年10月23日発売、ISBN 978-4-8401-2282-5
- 2009年3月23日発売、ISBN 978-4-8401-2548-2
- 2009年9月23日発売、ISBN 978-4-8401-2917-6
- 2010年2月23日発売、ISBN 978-4-8401-2985-5
- 2010年12月31日初版第一刷発行(12月23日発売)、ISBN 978-4-8401-3718-8
- 2011年3月31日初版第一刷発行(3月23日発売)、ISBN 978-4-8401-3774-4
- 2011年10月31日初版第一刷発行(10月22日発売)、ISBN 978-4-8401-4046-1
- 2012年6月30日初版第一刷発行(6月23日発売)、ISBN 978-4-8401-4481-0
- 2013年1月31日初版第一刷発行(1月23日発売)、ISBN 978-4-8401-4782-8
- 2013年7月31日初版第一刷発行(7月23日発売)、ISBN 978-4-8401-5084-2
テレビアニメ
2009年10月から同年12月までTBSテレビほかにて放送された。同時期開始の『にゃんこい!』と同様に、TBS制作深夜アニメ初の全放送局16:9フルサイズ放送である。また、前期や同期のTBS制作深夜アニメと同様に、字幕放送を独立UHF局のサンテレビを除いた地上波各局で実施した。全12話。
原作で声優名が設定されていた一部の登場人物の声には、その声優本人が起用されている。その中でも、野村道子に関しては『ドラえもん』『サザエさん』以降、実に4年ぶりのテレビアニメ出演になる。
内容の所々には、お色気要素(ただし、漫画版に存在したパンチラ描写は無くなっている)や声優ネタなどが原作以上に盛り込まれているうえ、TBSテレビの番組ネタも盛り込まれている。
最終話については同枠で恒例の番外編という作りになっており、ケンプファーと臓物アニマルの声優が各自入れ替わって演じている。
特別編『けんぷファー für die Liebe』(けんぷファー フュア ディ リーヴェ)全2話のうち1話が2011年4月にTBSほかで放送され、2011年3月6日に開催されたイベントでテレビ未放送回が上映された。
スタッフ
- 原作 - 築地俊彦(メディアファクトリーMF文庫J)
- 監督 - 黒田やすひろ
- シリーズ構成 - ふでやすかずゆき
- キャラクター原案→原作イラスト - せんむ
- キャラクターデザイン - 藤田まり子
- 美術監督 - 廣瀬義憲
- 色彩設計 - 梅崎ひろこ
- 撮影監督 - 吉田寛
- 編集 - 武宮むつみ
- 音楽 - 加藤達也
- 音楽プロデューサー - 伊藤善之
- A&R - 関根陽一
- 音楽制作 - ランティス
- 音響監督 - えびなやすのり
- プロデューサー - 田中豪、栗田晃宏、小池克実、髙江勇次
- 宣伝プロデューサー - 金子美里
- アニメーション制作 - NOMAD
- 製作協力 - キングレコード、マックレイ、メディアファクトリー、ランティス、ダックスプロダクション、NOMAD
- 製作 - 臓物アニマルカンパニー、TBS
主題歌
オープニング・エンディング
「あんりある♡パラダイス」
「ワンウェイ両想い」
「Choose my love!」
「妄想少女A」
挿入歌
第4話で使用。全曲ともアルバム『けんぷファー キャラクターソングアルバム』に収録されている。作詞はこだまさおり。
「素顔でフォーリンラブ」
「ダーリンダーリン」
「experiment」
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
#1 | Schicksal 〜選ばれし者〜 | ふでやすかずゆき | 山崎みつえ | 藤田まり子、山内尚樹 | 藤田まり子 | |
#2 | Glühen 〜死闘の開幕〜 | 高村雄太 | 佐藤光 | 馬場絵理、宮崎修治 | 藤田まり子 中村直人 古賀誠 | |
#3 | Lilie 〜秘密の花園〜 | 福田裕子 | 宮崎なぎさ | 嵯峨敏 | 李珠榮、奥野浩行 | 古賀誠 |
#4 | Kriegserklärung 〜戦う乙女たち〜 | あおしまたかし | こでらかつゆき | 浅見松雄 | 大河原晴男 | 古賀誠 藤田まり子 |
#5 | Komödie 〜ファーストキス〜 | 宮崎なぎさ | 飛鳥次郎 | 大田謙治、竹上貴雄 | 古賀誠 | |
#6 | Heimkehr 〜敵か味方か〜 | 福田裕子 | 山崎みつえ | 清水久敏 | 山本真嗣、柳瀬雄之 輿石暁、下川寿士 大田謙治 | |
#7 | Einladen 〜招かれざる客たち〜 | 島津裕行 | 浅見松雄 | 大河原晴男 | ||
#8 | Liebste 〜初めてのデート〜 | ふでやすかずゆき | 内田孝 | 長岡義孝 | 田中正之、内田孝 | |
#9 | Hochsommer 〜恋の熱帯低気圧〜 | あおしまたかし | 菊池聡延 | 竹上貴雄、石井久美 | ||
#10 | Falle 〜ひと夏の経験〜 | 山崎みつえ | 田村正文、輿石暁 馬場絵理 | |||
#11 | Wählen 〜歓喜の歌〜 | ふでやすかずゆき | 坂田純一 | 井上茜 | 大田謙治 | 藤田まり子 古賀誠 |
#12 | Weihnachten 〜臓物たちの奇跡〜 | 福田裕子 | 中山岳洋 | 増田誠治 | 菊池聡延、柳瀬雄之 | 古賀誠 |
けんぷファー für die Liebe(フュア ディ リーヴェ) | ||||||
#13 | Versuchung 〜抜け駆け〜 | ふでやすかずゆき | 菊池聡延 | 佐藤光 | 大田謙治、山崎輝彦 小澤円 |
古賀誠 |
#14 | Jeden Tag Leben 〜けんぷファーのちょっといいとこ見てみたい〜 |
福田裕子 | 山崎みつえ | 上田繁 | 内田孝、柳瀬雄之 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
本編 | |||||
関東広域圏 | TBSテレビ | 2009年10月2日 - 12月18日 | 金曜 1:29 - 1:59(木曜深夜) | TBS系列 | 制作局 |
中京広域圏 | 中部日本放送 | 2009年10月9日 - 2010年1月8日 | 金曜 2:30 - 3:00(木曜深夜) | ||
兵庫県 | サンテレビ | 2009年10月12日 - 12月28日 | 月曜 1:30 - 2:00(日曜深夜) | 独立UHF局 | |
日本全域 | BS-TBS | 2009年11月1日 - 2010年1月24日 | 日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜) | TBS系列 BSデジタル放送 |
|
番外編 (für die Liebe) | |||||
関東広域圏 | TBSテレビ | 2011年4月8日 | 金曜 1:59 - 2:29(木曜深夜) | TBS系列 | 制作局 |
兵庫県 | サンテレビ | 2011年4月12日 | 火曜 1:35 - 2:05(月曜深夜) | 独立UHF局 | |
京都府 | KBS京都 | 2011年4月14日 | 木曜 1:00 - 1:30(水曜深夜) | 本編は未放送 | |
中京広域圏 | 中部日本放送 | 2011年4月15日 | 金曜 2:15 - 2:45(木曜深夜) | TBS系列 | |
日本全域 | BS-TBS | 2011年5月1日 | 日曜 1:00 - 1:30(土曜深夜) | TBS系列 BSデジタル放送 |
関連CD
主題歌
- あんりある♡パラダイス(2009年10月21日、LACM-4657)
- ワンウェイ両想い(2009年11月11日、LACM-4662)
- Choose my love!/妄想少女A(2011年4月20日、LACM-4795)
アルバム
- けんぷファー オリジナルサウンドトラック(2010年1月13日(7月12日再発売)、LACA-5994)
- けんぷファー キャラクターソングアルバム(2010年1月27日(7月26日再発売)、LACA-5988)
- けんぷファー ドラマアルバム(2010年3月10日、LACA-5995)
映像特典
ノンテロップ映像や変身シーン集以外は、いずれのタイトル名もTBSのバラエティ番組が元となっている。
- 第1巻 - 映像特典「ノンテロップED」「ノンテロップOP」、ピクチャードラマ「ぞうもつ奇想天外!」
- 第2巻 - 映像特典「カンデンヤマネコの臓物フレンドパーク」「三郷雫生徒会長を気持ち良くしてあげました(別カメラバージョン)」
- 第3巻 - 映像特典「セップククロウサギの臓物フレンドパーク」「ナツル&紅音 秘密の更衣室 妄想バージョン」
- 第4巻 - 映像特典「ノンクレジットOP ver.2」「チッソクノライヌの臓物フレンドパーク」
- 第5巻 - 映像特典「ハラキリトラの臓物フレンドパーク」
- 第6巻 - 映像特典「ケンプファー変身シーン集:ナツルver.」「ケンプファー変身シーン集:紅音ver.」「ケンプファー変身シーン集:水琴ver.」「ケンプファー変身シーン集:雫ver.」「三郷雫 禁断のシャワールーム」「ヒアブリライオンの臓物フレンドパーク」
ぞうもつ奇想天外!
DVD&BDの第1巻に収録されている、映像特典ピクチャードラマ。元ネタは『どうぶつ奇想天外!』。
スタッフ
臓物フレンドパーク
DVD&BDの第2巻から第6巻までに収録されている、映像特典のオリジナルバラエティー番組。元ネタは『東京フレンドパーク』であるが、番組の進行はtvkの『saku saku』を模したものになっている。
第2巻 カンデンヤマネコの臓物フレンドパーク
第3巻 臓物フレンドパーク セップククロウサギ編
第4巻 臓物フレンドパーク チッソクノライヌ編
第5巻 臓物フレンドパーク ハラキリトラ編
第6巻 臓物フレンドパーク ヒアブリライオン編
おまけ映像
DVD&BDの第3巻と第6巻に収録されている映像特典。メニュー画面で『全編再生』にボタンを合わせ、「上」への操作をすると出てくる臓物アニマルのアイコンを選択し、再生する。
- 第2巻 三郷雫生徒会長を気持ち良くしてあげました(別カメラバージョン)
- 第3巻 ナツル&紅音 秘密の更衣室 妄想バージョン その1/その2
- 第6巻 三郷雫 禁断のシャワールーム
インターネットラジオ
『ラジオ けんぷファー 賢二と愛のわくわく臓物ランド』( - けんじとめぐみのわくわくぞうもつランド)は2009年9月4日から12月25日まで音泉にて毎週金曜日に配信された、テレビアニメと連動するインターネットラジオ番組。全17回。タイトルは、かつてTBSテレビで放送されていた『わくわく動物ランド』のもじり。
パーソナリティーは、沙倉楓役の中島愛とヒアブリライオン役の内海賢二(#12・#13は欠席)。内海はアニラジのメインパーソナリティー初挑戦。配信開始時は内海がヒアブリライオン役であることを秘密にしていたため、12月4日配信分までは番組紹介のページにある役名とキャラの画像が伏せられており、挨拶の時も役名部分がSEの音で伏せられていた。アニメ本編第11話(12月10日)に登場以降は第16回(12月18日配信)から解禁された。
音泉番組紹介のコメントは第3回までは内海本人が書いていたが、第4回以降は「(代筆・愛)」と最終回まで記された。
コーナー
モツオタ
新鮮ハラワタ市場
着五臓六腑
賢プファー
女子になるやいなや
2人揃えば東大だって受かる
コーナー名の由来は、「2人が揃えばリスナー全員が東大に受かるぐらい奇跡だから」ということに因む。
答えが合致するたびにコーナーは「終了」し、次回からは別の大学名で新コーナーとして同じ内容で進行していた。コーナー名の変遷は以下の通り。
2人揃えば東大だって受かる(#1~#3)
2人揃えば東大京大だって受かる(#4~#6)
2人揃えば京大マサチューセッツ工科大学だって受かる(#7~#13)
2人揃えばマサチューセッツ工科大学ソルボンヌ大学だって受かる(#14~#16)
ゲスト
- #8・#9(2009年10月23日・10月30日) 井上麻里奈(瀬能ナツル役)
- #12・#13(11月20日・11月27日) 名塚佳織(三郷雫役) - 内海の代理としてパーソナリティーを担当。
- #16(12月18日) 野村道子(ハラキリトラ役)
TBS 金曜 1:29 - 1:59(木曜深夜) | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
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