パラソルヘンべえ
ジャンル:ギャグ,
漫画
作者:藤子不二雄Ⓐ,
出版社:講談社,
掲載誌:月刊ヒーローマガジン,
レーベル:コミックスボンボン,
巻数:全2巻,
アニメ
原作:藤子不二雄Ⓐ,
監督:樋口雅一,
音楽:小六禮次郎,
アニメーション制作:C&Dディストリビューション,
製作:NHK,NHKエンタープライズ,NHKサービスセンター,
放送局:NHK総合テレビジョン,
話数:全200話,
以下はWikipediaより引用
要約
『パラソルヘンべえ』は、藤子不二雄Ⓐによる日本の漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメ作品。「ヘン」の字は、漫画版・テレビアニメ版ともにカタカナ表記である。
概要
元々NHKのアニメとして企画されていたもので、テレビアニメ版に先駆けて藤子不二雄Ⓐ本人による漫画作品が講談社の『月刊ヒーローマガジン』に連載された。連載は同誌創刊号の1989年10月号から最終号の1991年1月号まで通して続けられ、単行本はコミックスボンボン(ボンボンKC)レーベルで発売された。単行本は全2巻。
テレビアニメ版は、1989年10月2日から1991年1月12日までNHK総合テレビジョンで放送。全200話。放送時間は毎週月曜 - 金曜 17:50 - 18:00(日本標準時)で、最終話のみ土曜 17:50 - 18:00に放送された。
これらと並行してキャラクターグッズの展開もされており、後述のゲームソフトをはじめ、絵本、ソフビ人形、箸箱、パチンコ(玩具)、目覚まし時計などが発売された。
NHKエンタープライズからは、テレビアニメ版を収録したVHSビデオやレーザーディスクがNHK VOOKブランドで発売されたが、これらは傑作選であり全話収録の完全版ではない。
藤子Ⓐの母は生前に本作を大変気に入っており、墓石にヘンべえがさりげなく彫られている。2022年(令和4年)8月27日には、藤子Ⓐの出身地である富山県氷見市にヘンべえの像が『ウルトラB』『ビリ犬』の像と共に設置された。
あらすじ
パラソルワールドの男の子ヘンべえは、1人で遊んでいるうちにうっかりして川に流されてしまい、不思議のトンネルをくぐって小学生の男の子・内木メゲルの部屋のクローゼットから飛び出してしまう。トンネルは閉じてしまいヘンべえは帰れなくなるが、メゲルとすぐに友達になり、しばらくメゲルの家でお世話になることに。
パラソルで空を飛んだり、不思議な力を使うことができるヘンべえは、その力でみんなに夢を与えていく。時々パラソルワールドへのトンネルが開くことがあり、動物や友達がやってきたりすることもある。ヘンべえは帰ることもできるが、メゲルとの友情ゆえに躊躇してしまう。
物語の終盤では、メゲルたちと一緒にパラソルワールドへの冒険の旅に出かける。
登場人物
ヘンべえ
声 - 中村メイコ
本作の主人公。パラソルワールドの川に落ち、不思議のトンネルをくぐってメゲルの部屋のクローゼットから出てきた。原作のみ、語尾に「〜れす」「〜ら」が付く。モデルは、作者の過去の作品『マボロシ変太夫』の変太夫。好物はアイスクリーム。
内木メゲル
声 - 日髙のり子
心の優しい小学生男子ですぐ人に一目ぼれをしてしまう。服装は白地に赤ラインのシャツを着用し、格子柄の入った緑の半ズボンと白のソックスを履いているが、第17話でお気に入りのTシャツがある事が判明。遅刻最高記録は5回。
いずみ
可愛
ゴリ太
声 - 玄田哲章
ガキ大将だが、家出したのにもかかわらず、暗くなると泣きながら「帰りたいよー」と発言するなど、結構小心者。また、メゲルやメモスケなどから行動を馬鹿にされることも多い。藤子アニメのガキ大将では珍しく半ズボンを履いている。
メモスケ
丸子
カネヒコ / トビケン
カタブツ
ブラックホール爺さん
トンべえ
チンべえ
カンべえ
センべえ
パパ(内木童太)
ママ(内木陽子)
茜先生
校長先生
テレビアニメ
スタッフ
- 原作 - 藤子不二雄Ⓐ
- 音楽 - 小六禮次郎
- 美術 - 吉原一輔
- 音響監督 - 山田悦司
- 監督 - 樋口雅一
- 脚本 - 杉原めぐみ、狭山太郎、久島一仁、あかほりさとる、池野みのり、笠原邦暁、小池修一、棚谷俊文、松井亜弥、山城桜子
- 絵コンテ - 矢沢則夫、古川政美、山口頼房 ほか
- 演出 - 古川政美、山口頼房、藤川茂、熊坂礼次、井上修、日巻裕二、水谷貴哉、殿河内勝、首藤行朝、渡辺慎一、篠原俊哉
- 協力 - 81プロデュース
- キャラクター監修 - 鈴木伸一
- 作画監督 - 香西隆男
- 背景 - みにあーと、小板橋かよこ ほか
- 撮影 - ティ・ニシムラ
- 編集 - タバック編集室(千蔵豊、西山茂) → 井上編集室 ※フィルム上ではノンクレジット
- 音響効果 - 小川勝男
- アニメーション制作 - C&Dディストリビューション
- 録音スタジオ、音響制作 - プロセンスタジオ
- 制作 - 藤田克彦
- 企画・制作 - NHK
- 共同制作 - NHKエンタープライズ、NHKサービスセンター
主題歌
オープニングテーマ「マジカルミステリーボーイ」
第13話まではオープニング映像に歌詞スーパー(歌詞テロップ)が無く、第14話から入るようになった。また第39話からは、オープニングにヘンべえ役の中村メイコによるタイトルコールが入るようになった。
エンディングテーマ「夢で逢いましょう」
レコード - 東芝EMI(SCD-No. - TODT-2454 / カセットNo. - TOST-2454) / 発売日 - 1989年12月13日 / 音楽出版社 - サンミュージック出版
各話リスト
ゲーム
いずれも横スクロールタイプのアクションゲームとなっている。ゲームソフトとして極度のマイナー作品になってしまったのは、NHKのアニメで本作のCMを放送できなかったためという分析もある。
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