プロゴルファー猿
漫画
作者:藤子不二雄,
出版社:小学館,
掲載誌:週刊少年サンデー,
レーベル:少年サンデーコミックス,
巻数:19,
漫画:(新)プロゴルファー猿
作者:藤子不二雄Ⓐ,
出版社:小学館,
掲載誌:コロコロコミック,
発表期間:1982 - 1988,
漫画:プロゴルファー猿 FOREVER
作者:藤子不二雄Ⓐ,
出版社:小学館,
掲載誌:少年サンデー,
漫画:サル(SARU)
作者:藤子不二雄Ⓐ,
出版社:小学館,
掲載誌:ビッグコミック,
レーベル:ビッグコミックス,
巻数:5,
話数:37,
アニメ:プロゴルファー猿(特番)
原作:藤子不二雄,
監督:福冨博,
キャラクターデザイン:鈴木伸一,
音楽:筒井広志,
アニメーション制作:シンエイ動画,
製作:テレビ朝日,
放送局:テレビ朝日系列,
話数:全1話,
アニメ:プロゴルファー猿(第1期)新プロゴルファー猿(第2期)
原作:藤子不二雄,
シリーズ構成:松岡清治,
キャラクターデザイン:本橋秀之,
音楽:筒井広志,
アニメーション制作:スタジオディーン,
製作:テレビ朝日、シンエイ動画,
放送局:テレビ朝日系列,
話数:第1期:全143話+SP1話第2期:全10話,
以下はWikipediaより引用
要約
- 藤子不二雄(連載) > 藤子不二雄Ⓐ > プロゴルファー猿
- 藤子不二雄 > アニメ > プロゴルファー猿
『プロゴルファー猿』(プロゴルファーさる)は、藤子不二雄Ⓐによる日本のゴルフ漫画作品、またはそれを原作とするテレビアニメ、アニメ映画である。
概要
1974年 - 1980年に『少年サンデー』(週刊、増刊)で連載された。少年漫画初のゴルフ漫画であり、賭けゴルフを生業とする野生児「猿丸」が様々なゴルファーとの対決を繰り広げた末にプロテストに合格するまでを描いている。
本作における世界には、現実世界には存在しない「裏のゴルフ界」があり、現実離れした荒唐無稽のキャラクターや技、ゴルフコースも多く登場するが、風速・残り距離・芝目などといった基本情報はしっかり描き込まれている。
また、1982年 - 1988年に『コロコロコミック』(月刊、別冊)にて内容をより低年齢向けとした『新プロゴルファー猿』が連載された。前作で本物のプロゴルファーとなった猿丸を描いているが、内容としては前作と同様に裏のゴルフ界からの刺客との対決がメインである。1982年に2時間スペシャルで、1985年 - 1988年にシリーズとしてテレビアニメ化された。
1999年には、『ビッグコミック』で20年振りの新作『サル』が不定期連載された。『新』とはパラレルとなる物語であり、旧作で受けたプロテストが無効になったためプロになることを放棄した猿丸が、アメリカに渡りゴルフ試合を繰り広げるストーリーとなった。
登場人物
猿谷家
猿谷 猿丸(さるたに さるまる)
声 - 頓宮恭子、野沢雅子(特番)
主人公。通称「猿(サル)」。猿谷家の長男。名の通り猿そっくりの野生児だが、実は天才少年ゴルファー。昭和38年3月10日生まれ、H県奥山市深森区猿ヶ瀬に住んでいる。6歳でゴルフを始める。アマチュアであるが、自称「プロゴルファー」(賭けゴルファー)として活躍している。関西弁交じりで話す。
自慢の手作りの木製クラブで日夜勝負を繰広げている。並外れたショットの腕前を持ち、「旗つつみ」など数多くの必殺技を編み出した。また、記憶力にも優れ、自身が持っている猿谷ゴルフ場のコースにて目をつぶっていても確実にショットを打つ自信があり、ゴルフ特訓道場でも筆記試験にて早朝マラソンで回ったコースのグリーンに立てられたピンの位置まで全部正確に答えた程である。反面、女性に弱く褒められるとだらしなくなる。初期の頃は勝つことしか考えておらず、自意識過剰が激しい面があり、常に勝利しか見えない。剣崎にもその点を指摘されている。
「わいはプロや」と常に叫んでいる。剣崎との試合でも「わいはプロであんたはアマチュア、アマチュアがプロに勝つわけはないんや」などと自意識過剰が目立つ。初めて黄金仮面のときに敗北を味わう。
また、賞金の話になると金に目がくらみ、獲得した貯金に執着し(木の切り株に穴の開いたものを貯金箱にし、常にそこに賞金〈現金〉を詰め込んでいるが、ネズミに襲われて二十五万円分をかじられた事がある〈かじられた分のお札を換金した際に損をした分は、銀行強盗を撃退したお礼で埋め合わせをした〉。一千万円を目標に賞金稼ぎに励んだ末、最終的には三千万円以上になった)、兄弟にはお小遣いをあげない(ただし、パットの試合で優勝した小丸に千円を贈呈している)ほど、金にはがめつい。一方、母親にはデパートで高級なドレスを買ってあげたり、海浜温泉市に温泉旅行に連れて行ったりと、親孝行の面を見せる。
ゴルフの腕は確かだが、インプレー中の球を触ろうとしてペナルティを受けかけたり(紅蜂の注意で未遂になった)ウォーターハザードでソールしたら2打罰ということや、体にボールが当たったら2打罰ということを知らなかったり、2度打ちを指摘され驚いたり、動いている球をプレイしたら2打罰を知らなかったり(特別ルールにより事なきを経た)とルールには疎い(なお2019年のルール改正によりボールが当たったのと2度打ちは故意でなければペナルティの対象にならなくなったため猿の場合は不可抗力がはっきりしているため無罰となるようになった)。
中学生という設定だが、学校にはほとんど行かずゴルフに明け暮れる。猿谷(さるだに)が自分の庭同然で練習場でもあり、棲んでいるサルとも親しみを感じている。市販の薬が体質に合わない代わりに、野草の知識に長けており、雪の奥山カントリークラブでおっちゃんとの試合で足に傷を負った後に、傷を治すユキノシタや、プロテスト一日目終了後の食べすぎが祟った事による腹痛に効くゲンノショウコを見つけ出す。
ゴルフクラブは主に自作のもの(ドライバーの他に中丸が作っているクリークやウッドウェッジ、左甚五斎の「正宗」)を用いるが、市販のクラブにも関心を持っている。ただし、自分で購入した事がなく、アイアンに関しても角丸デパートでの試打や、『サル』第17話「タイガーを追って」の例外があるだけにすぎない。
市販の道具は合わないせいか、「ブラックシャフト」など、市販のクラブではまともに打てない事を指摘され、ゴルフ道場に入門する事になる。
アマチュアゴルフ選手権で優勝した後にゴルフ特訓道場で受験資格を得たうえでプロテストを受けて合格し、『新プロゴルファー猿』では正真正銘のプロゴルファーとなる。
しかし、続編の『サル』では正式のプロではない。猿丸が受験したプロテストは、悪天候で合格者が猿丸だけだったため他のテスト生からクレームが出て結果、猿丸の合格まで取り消されてしまう。救済措置で再試験が行われるのだが、全力を使い果たして一度プロの資格を得た猿にとっては屈辱的であり、改めてプロテストを受けなおす気は起きず、日本を離れる事になった。渡米後の猿丸は長髪を紐で後ろに結んでおり、また、大の酒好きで「アルコールには目がない」と自ら語るほど。
なお、連載当時はプロとなるにはプロテスト合格が必須だったが、現在はツアー競技に参加する、いわゆるツアープロの場合、制度が変わっている。詳細はリンク先参照。
猿谷 中丸(さるたに なかまる)
声 - 高木早苗、菅谷政子(特番)
次男。瞳が透けて見えないほどの度の強い眼鏡をかけている。兄弟間では一番の賢さで、猿丸のキャディ兼ブレーン役。パッティングが得意で、モップの柄で作ったパターをサム・スニードの得意とする「サイドサドルスタイル」で使いこなす。また、猿丸にサンドウェッジ、小丸にクリークを作成する等、猿丸のクラブ製作技術と同等の手先の器用さがある。猿丸のことは「猿丸兄さん」と呼び丁寧語、敬語で話す。試合の日が迫っている時などには猿丸に対して厳しい態度で臨む。竜との対戦では猿丸に留守番を頼まれた代わりに、試合での心の助けとなる「ポケット版ゴルフ金言集」を託している。東京タワーでのドライビングではあまりの高さに恐縮し、猿丸の打球を見ていないほどの高所恐怖症でもある。
続編の『サル』では己の知識の元で育て上げたゴルファーと、猿のどちらが優れたゴルファーか競うために猿の敵となり現れる。
猿谷 大丸(さるたに だいまる)
声 - 峰あつ子、青木和代(特番)
三男。大柄でのんびり屋。猿丸のことを「猿丸(の)あんちゃん」と呼ぶ。少々頭が良くないが、ゴルフの腕は良い。特にカップまでの目算に優れる。木の枝を削って作ったパターを所持。力持ちで、ドライバーの材料となる木の根を引き抜き、猿谷家の庭の専用グリーンの施工も手がけた。中丸が仕込んだジャック・ニクラウスのスタイルを体得している。物語序盤では「おおまる」と読み仮名が振られていた。竜との対戦で出発前にニューボールを猿丸に渡した。後述のおっちゃんにゴルフの腕を見込まれ、自身が果たせない猿丸へのゴルフでの勝利を大丸で果たそうと、地元の奥山カントリークラブの会員登録の必要料金を払い、本格的な高級ゴルフクラブセット、その他を買い与えられる等大きく援助を受け、猿丸がゴルフ特訓道場にいる間に中丸のアドバイスにより見違えるほどのゴルフの腕を磨き、猿丸がプロを目指すためのスパーリング・パートナーとして任命された。猿丸は実家に帰郷した後、大丸の他に剣崎や神楽と賞金を懸けて試合をした。
猿谷 小丸(さるたに こまる)
声 - 原えりこ、千々松幸子(特番)
四男の末っ子。幼児のくせにいつも一升瓶を抱えて酒を飲んで酔っ払っている。彼の酒は左甚五斎によると、辛口の高級日本酒(白雪)とのこと。アニメ版では瓶の中身がラジウム鉱泉入りのミネラルウォーターに変更された。兄達を「あんにゃー」と呼ぶ。たまに一升瓶で殴りかかろうとしたり、ひざに蹴りを入れたり(ミスターXに対しても)と反抗する事もある。傘の柄を改造したパター(3パットメンには中丸たち三兄弟で挑んで敗れ、再試合では、猿丸が加わったために仲間外れにされた代わりに、小丸のパターを中丸に貸した)と、猿丸のドライバーと同じ方法で中丸が作ったクリークを所持。ゴルフの腕前としては、猿谷家のグリーンのパットは必ず1パットで決めるが、ショットには自信が無く、板塀の向こうのタライに5発とも入らない(中丸も同様)。試合中のトラブルの原因にもなっており、アマチュアゴルフ選手権では突然姿をくらましキャディとしてクラブを担いでいる大丸に迷惑をかけたり、シャドウ・アイランドでのキング・シーザーとの対戦で、猿丸の後ろでアドレス中に突然喚き、グリーンに乗り損ねるミスをさせたりした。ただし、一度猿丸は怒ったが、いかなるシチュエーションでも怯まないようにという、小丸の心遣いから猿丸は憎まずに冷静になった(ニクラウスも近くで火事が発生しても気づかずに冷静にプレイした)。
母
姉
声 - 鵜飼るみ子
長女で猿丸の姉。家計を支えるために、剣崎のゴルフ場でキャディをしている。アニメ版では『デパート HIKARI』で働いている。また、新しいドライバー作りに熱中する猿丸に夜食のおにぎりを作ってあげている。
ゴエモン
カンクロウ
声 - 田中真弓
猿谷家周辺に生息するカラスでいたずら好きの一方、他のカラスの例にもれずよく狙われる。映画化に伴い、コミック版で初登場。近所のゴルフ場などでロストボールを集めるのが趣味。時折ゴエモンと対立するが仲はいい。おっちゃんのショットをからかっては楽しんでいるようである。
猿を取り巻く人達
おっちゃん
声 - 富田耕生
猿との賭けゴルフで、いつも負けている中年の友人。ゴルフは下手(1ラウンドのスコアで100を切った事がない)だが、対戦で2度勝っている。1度目はアニメ版で紅蜂に傷つけられたドライバーと、メタルウッドのおっちゃんのドライバーでドライビング競技をした時。2度目は雪のコースで猿の不調(小丸の酒。アニメ版ではおっちゃんが酒を混ぜた紅茶で酔っ払った事が遠因)により勝利するが、後に紅蜂と対戦して敗れ、猿に賞金を返すように言われる。金製のパターを持つ、最新のゴルフ機器で良いと思ったものは発売後すぐに導入するなど、資産家であることを伺わせる描写もある。アマチュアゴルフ選手権では予選の2番ホールのバンカーで大叩きした末に棄権した。マスターズ・トーナメントの試合を生で観戦した事もあり、入場券まで持っている。また、前述のように猿丸への勝利の執念から、ジェロニモのスポンサーを務めて猿に勝負をけしかけたり、大丸をゴルフ関連の金銭面その他で大きく援助している。アニメ版では猿をライバル視しつつも原作よりも好意的な人物であり、猿の良き相棒としての側面が強調されている。猿谷ゴルフ場の特別会員。
若葉(わかば)
声 - 堀江美都子
おっちゃんの娘で、父親とは似つかぬ美少女。天然ボケの一面がある。猿丸に好意を抱いている。後にイギリスに留学。アニメ化に伴い、コミック版の「影のスペシャリスト編」より登場。当初はゴルフに興味がなかったが、後に父のお古のゴルフ道具を使用してゴルフをするようになる。
キャディ
声 - 片岡富枝、矢崎えりい、星野美奈子、平山せい
ゴルフ場でクラブの入ったバッグを運んだり、コースの距離等の案内をする役割を持つ。猿のキャディは、弟たちが担う事が多い(ゴルフ場専属のキャディを付けるとキャディ・フィという手数料を支払う事になるため)。黄金仮面と最初に対戦した時には、猿丸が林へ打ち込んだボールを捜そうとして、大丸がドライバーを放り出してしまい、雨で濡れたグリップによるショットが元でミスを重ねて敗れた。紅蜂との試合では小丸がクリークを担ぎ、勝利を決めるショットのために猿丸に渡した。アニメ版で猿が紅蜂とラウンドを回る時に、大丸と小丸は彼女のクラブを持っている。竜と対戦した時には中丸たちが来ない代わりに紅蜂がキャディを務め、キャディの本分の他に中丸が託した金言集による助言を猿にしたり、ストレスで気持ちが荒んだ猿を慰めたりもした。アマチュアゴルフ選手権では決勝の4番ホールでのロングパットで、猿が芝目で迷っている時に、大丸はまっすぐ打ったほうが良いというアドバイスで4連続バーディを達成したが、後に大丸はいなくなった小丸を探す事に気を取られ、パット等の肝心な時に猿丸にクラブを渡す事ができなかった。小丸は捻挫をした大丸の代わりに正宗とクリークを猿丸に渡すように使いとして頼まれたが、途中で正宗を紛失し、猿丸にはクリークだけ届けて大丸たちの方へ戻っていった。後に正宗が見つかると、大丸たちはクラブハウスへ戻って、中丸は正宗を持って猿丸の方へ急ぎ、キャディとして合流した。ゴルフ特訓道場の最終テストで鷹巣との試合では、自分のクラブを鷹巣に預けている。プロテストでは、関係者以外はホールをまわる事を禁じている代わりに専門のキャディが付いており、最終日の18番ホールでは猿が西郷のミスショットの直撃を額に受けて意識が朦朧としている中、キャディの助言で2打目をカップインしてプロテスト合格を果たした。『プロゴルファー猿FOREVER』ならびに続編の『サル』では猿自らキャディを務めた事もある。
左 甚五斎(ひだり じんごさい)
声 - 峰恵研
パター(特に木製・竹製パター)製作の名人で酒好きでもある。彼の製作したパターは、登場したものはいずれもショットの際に何らかの音を発する。弟子の闇兵衛に「村正」を持ち出されるが、その後猿に病で苦しんでいて助けてくれたお礼に、「正宗」を授ける。アニメ版では猿専用のグリーンの造成を指導し、後に鷹巣に超ロングドライバーと名作パター「虎鉄(こてつ)」を授ける。
鹿島大造(かしま だいぞう/たいぞう《アニメ版》)
声 - 渡部猛
大海浜カントリークラブの最高責任者で、かつアマチュアゴルフ選手権の大会委員長。自身も早朝に1ラウンド回る。猿直々にレッスンを受ける(鹿島は猿に授業料を払う)などしてプロとしての才能を見抜く。しかし、アマチュアゴルフ選手権に出場した猿が金銭を得たプロの仕事をした事がアマチュアとしての規定に反している事を知り、優勝カップを渡すべきか迷うが、最終的にゴルフに対する純粋な姿勢を評価し、猿に優勝カップを手渡した。死神に命を狙われたり、プロテスト一日目トップを祝って、舟盛りを振る舞ったりした。また、ミスターXのスポンサーの誘いに関しても危険な取引だと忠告もした他、Xとは犬猿の仲。
安古(あご)
声 - 徳丸完
サクラテレビのディレクター。アーノルド・パーマーがパリのエッフェル塔の上からドライバーショットを繰り出し、どの位遠くへ飛ばせるかの実験を行った記事から、東京でも同様の企画ができないか猿に白羽の矢を立てたが、同業他局の鍋島ディレクターも類似の企画を立てていた。そこでドラコンで飛距離を競い、勝った方の番組に出演する事にした。安古自身はゴルフは一度もやった事がないが、3回目のまぐれ当たりで鍋島のボールを抜いて勝利し、東京タワーから猿がショットを打つ事になった。
鍋島(なべしま)
パーマン / ホットマン※アニメ版
富士城カントリーの支配人
大岩巖造(おおいわ がんぞう)
大岩 緑(おおいわ みどり)
鬼淵(おにふち)
蟹沢九郎(かにざわ くろう)
声 - 稲葉実
猿・鷹巣たち一回生を担当している教官。名前・口癖から「カニ」と呼ばれている。猿が二回生と起こしたトラブルが元で、鬼淵教官と対立する。最終テストで鷹巣が猿の腕前でうろたえそうになった時に鷹巣を拳で殴り、叱責した。
鬼頭四郎(きとう しろう)
鬼頭球一郎(きとう きゅういちろう)、鹿島球一郎(かしま きゅういちろう)※アニメ版
蝶 可憐(ちょう かれん)
声 - 鶴ひろみ
美少女で、最年少でプロテストに合格。ツインテールで黄色いリボンを付けている。田舎には弟妹が四人もいる。コミック版では猿が片思いをするが、アニメ版では台湾出身の設定で猿はおっちゃんと恋敵になる。蝶が舞うような可憐なショットを放つ。とあるゴルフ練習場(アニメ版では後述の「しんかいゴルフ」)の人気者であり、女子プロの月例会に来ていた猿も惚れてデート気分で一緒に1ラウンドを回る。ミスターXに影の組織に誘われるところを猿に阻止される。
レフティー
黒原金兵エ(くろはら きんべえ)
安孫子素雄(藤子不二雄Ⓐ)
地主
Mr.オイルダラー
デイジー
骨董屋
和尚
ライバルたち
剣崎 健(けんざき けん)
声 - 井上和彦、石丸博也(特番)
連載初期からのライバルで、将来を有望視されるアマチュアゴルファー。シングルの腕前で県大会で優勝した事もある。初登場時は中学生である。
猿の自宅近くにあるゴルフコース「奥山カントリークラブ」の御曹司。
風向きを利用したストレートと右方向のスライスの中間のショットを得意とする。
アマチュアゴルフ選手権では県大会で優勝した実績が認められ、予選を免除されている。決勝では猿たちと死闘を繰り広げたが、準優勝に終わった。
後にアメリカへ渡り、オハイオ州立大学のゴルフ部に入部し、逆C打法を身に付けた。プロテストを受験している。
挑発されるとカッカとする性格があり、猿とクラブ一本で勝負したことがある。紅にもオーバードライブされて結局負けている。
猿谷ゴルフ場に奥山カントリークラブの芝生を提供する代替に、練習させてくれと懇願し、猿谷ゴルフ場の会員になる。
猿vsコング拳との勝負には猿の賞金を肩代わりし、猿勝利時は賞金の半分貰うというスポンサー活動もしている。
大神 猛(おおがみ たけし)
声 - 鈴置洋孝
大海浜カントリークラブでのアマチュア選手権で登場。狼のような髪型をしている。
海浜高校野球部から転向したゴルファーで、出で立ちも黒の野球ユニフォームで固めている。元高校球児だっただけに、打球の飛距離も並ではない。野球部の強打者からゴルファーに転向したことを受けて、しばしば地元のマスコミが押しかけてくる。予選では2アンダーの第2位で決勝は猿と同じ組。決勝の4番ホールではOBの打ち直しのティーショットが一気にグリーンにオンしたほどである。
得技は、右翼(ライト)打ちや、バンカーからボールを砂でくるんで打ち上げ、正確にグリーンに止める「砂爆弾」。
アマチュアゴルフ選手権ではよくバンカーにボールを落とすが、砂浜で常にショットの練習をしている彼にとっては苦にならず、脱出はお手の物である。決勝の16番ホールのアリソン・バンカーではアイアンをへし折るほどの強烈なショットを放った。10番ホールでの猿のルール違反を指摘し、猿の断トツのスコアトップからの転落の引き金となった。18番ホールでは猿と同じようにOBを出し、3打目で海越えを達成したが、最後のカップインを逃し、3位に終わった。
後に大海浜カントリークラブでプロテスト受験を目指し、専属プロの剛田の指導の元、研修生を務めている。
日影(ひかげ)
声 - 広瀬正志
大海浜カントリークラブでのアマチュア選手権で登場。周囲に流されないパープレイが信条。一方、スコアを引き離そうとする猿にとって、ひたひたとスコアを接しているそうした姿勢がむしろ不気味に感じたほどである。シャフトの短いクラブを用い、ダグ・サンダースが編み出した電話(テレホン)ボックススイングを得意技とする。予選は猿やおっちゃんと回り、イーブンパーの3位で通過し、決勝で猿たちと対戦する。死神に扮していて、ミスターXの刺客として猿の選手生命に止めを刺す目的で送り込まれたが、猿たちとプレーをしていくうちに、かつての自分がプロを目指していた時の本能に目覚め、ゴルファーとしての自覚を戻しつつあった。
元々はフェアプレー精神の持ち主であり、予選をホールアウトして猿がスコアカードを提出する際、1番ホールで誤記をしたままスコアカードを提出した時、慌ててスコア記入のミスを猿に知らせた。決勝では4番ホールでイーグル、8番ホールでバーディになり、10番ホールでの猿の自滅によりスコアはタイになったが、16番ホールでのアクシデントにより棄権。
その後、死神として崩山カントリーに猿を呼び出す。猿がちょうど視察に来た鹿島大造にゴルフレッスンしている際、鹿島を襲撃するが失敗。猿たちの前に姿を現し、猿と1対1で賞金をかけ対決をするが、当初から対決の意思はなく猿の隙を突いて、毒針の付いたゴルフボールを当て殺そうとする。ボールを打つ瞬間、蛇に足をかまれ、誤って打った打球が木にはね返り、自らのこめかみに刺さる。そこで猿に正体がばれ、自らの過去を明かしたうえで日本一のプロゴルファーになる夢を猿に託し絶命した。
アニメ版では打球の事故で死ぬことはなく、アマチュア選手権後、修羅球寺に出家して球心に師事し、道心を名乗る。
ベン・ニコルス
声 - 銀河万丈
ゴールデン・ジャック、マイク・ピート、クレーム・トワソンら24名と共に賞金稼ぎのために日本のビッグ・トーナメントに挑むプロゴルファーたちの一人。新東京国際空港でミスターXが送り込んだ竜と対戦し敗れた。後に芝ゴルフ場で猿と出会い、賞金をかけたニアピン対決を行うが、引き分けに終わった。闇兵衛以上の正確無比な目隠しショットが得意で、距離の看板が違う事にクレームを付けている。アニメ版ではサム・フォードという名前になっている。
四蛾(しが)
同面左近 / 右近(どうめん さこん / うこん)
岩餅鉄郎(いわもち てつろう)
声 - 塩屋浩三
同3番ホールでの対戦相手。日の丸に必勝の鉢巻をした上半身裸の太った男。略して岩鉄(がんてつ)。九州弁を話す。普段は無口だが、ホールアウトした後に雄弁になる。パターを使ってティーショットをする。アニメ版ではゴルフ特訓道場の研修生になっていて、猿との試合の際に禁じ手を使ったため道場を去り、シャドウ・トレーニング・センターで訓練を受けて影プロ「岩の坊弁慶」として猿に対戦を挑んだ。
二宅美良(にやけ みりょう)
声 - 橋本晃一
同4番ホールでの対戦相手。眼鏡からシューズ、ゴルフクラブに至るまで一流ブランドを身に付けたプレーボーイで付き添いのキャディを口説いている。女性のような話し方をし、話術で猿でさえ魅了される。しかしクラブを持つと真剣な表情になる。原作では二宅らアシスタント軍団の一員が各ホールで猿と対戦したが、アニメ版では彼と岩餅と球斉しか登場しない。
白鳥水枝(しらとり みずえ)
柳生球斉(やぎゅう きゅうさい)
声 - あずさ欣平
元日本プロの優勝選手で、富士城カントリーでアシスタント・プロの指導を請け負っており、同7番ホールでの対戦相手。隻手隻眼(せきしゅせきがん)でありながら、200メートル先の標的にボールを命中させる腕前があり、猿も顔負けの強靭な脚力を持つ。初対面で猿に引き続き、ホールインワンを出す。後に鹿島会長に頼まれ、プロテストに進むためのゴルフ特訓道場を紹介する。蛭田という弟子を持っていたが素行不良が元で後に破門の扱いとなった。アニメ版では犬を引き連れ、猿と二宅の勝負を見届けた後、突如猿の前に現れ、勝負した後に紅蜂を紹介する。
ジェロニモ
神楽一八(かぐら いっぱち)
鷹巣 一雄(たかす かずお)
声 - 塩屋翼
ゴルフ特訓道場の一回生で、後にプロテスト受験資格を猿と争ったゴルファー。普段は優しく親切だが、プロテストをかけた勝負や秘技を見られるなどのプレーヤ生命に関わるような事態の場合は人格が変わったように恐ろしい表情を見せる。東コースの早朝マラソンでは、他の一回生と同じように15kgの砂袋を背負ったにもかかわらず、かつてトレーニングで小丸をおんぶしながら猿谷を走り回った猿の驚異的なスタミナに圧倒され、大きく突き放される。時々、ショットが大きく左に切れる「ヒッカケ病」に悩まされ、二回生との試合でOBを出した事もある。アニメ版では猿との最終テストに向けて左甚五斎の下で修業をし、ロングドライバーと猿の持っているパターの『正宗』に対する『虎鉄』を授かった。
切り札「フラミンゴ打法(一本足打法)」で、本来のゴルフクラブの飛距離以上に距離を伸ばすことができる。本来は秘密にしていた技で、盗み見していた猿にも他言を禁じていた程であったが、最終テストのティー・ショットで披露した事で他の研修生の知る所となり、猿も受験資格取得後に一時使った。大岩緑が密かに彼を好きになっている。
蛭田史朗(ひるた しろう)
声 - 目黒裕一
ゴルフ特訓道場の二回生。ヒルのようにねちっこく、ほとんど曲げないショットが取り得。アプローチでもグリーンのピンそばへ上手い具合に寄せる。力戸と組んだ時は作戦の違いでよく対立する。4番ホールのグリーンで2パットをしてわずかにカップに届かず、足踏みでカップに入れた所を猿に指摘された時点で、教官の鬼淵が負けを認めざるをえなくなる。最終テストではスタート地点で猿たちを応援する。アニメ版では影の組織との内通者として働き、猿の道場からの追放を企んでいる。
力戸剛(りきど ごう)
塚内留造(つかない とめぞう)
声 - 沢木郁也
プロテストで猿と同じ第6組。妻子持ちで9回目のプロテスト受験に臨み、これに不合格になったら、ゴルフから足を洗う決意をしている。妻子もコースのスタートと最後に見物に来ている。最終日の13番ホール以降、合格圏より下位に低迷のまま18番ホールを迎えた。2打目のプロテスト合格を狙うショットを外し、プロになる夢は潰えた。
西郷大八(さいごう だいはち)
声 - 竹村拓
プロテストで猿と同じ第6組。西郷隆盛のような鹿児島弁を話す。ドラコンで400メートルも飛ばし、「マンモス西郷」のあだ名を持つ。1日目のスコアは猿がダントツだったが、猿の試合直後の食べ過ぎによる体調不良で、2日目は西郷が有利に立った。プロテストの合格者には入っていない。
三日月星四郎(みかづき せいしろう)
声 - 中田譲治
時間にシビアな性格。ウォーターマッシーと呼ばれるクラブで池からボールを掬い上げる。賞金をかけてイーグルを狙おうとしたがOBでフイになった。アニメ版では影のプロゴルファーとして登場し、風貌も原作とは大きく異なる。
堅井(かたい)プロ
蛭田(ひるた)
3パットメン(スリーパットマン)
声 - 大塚芳忠
三人同時にパットできる三連パターを使いこなす。眼鏡をかけている一郎、サングラスの次郎、裸眼の三郎の三人兄弟で、全国のゴルフ場を回り、行く先々で相手に勝負を挑んでくる。おっちゃんから18金のパターを勝ち取り、中丸たちが試合を挑んだものの、三連パットの前に敗退し、100万円の借りを作ることになる。その後蛇の巣カントリーで猿丸たちが彼らに挑戦し、中丸の最後のパットで勝利を収めた。
黒魔霊死郎(こくま れいしろう)
シルバー・ジョーズ
ボギー
ゴルフ道具のセールスマン
天狗
声 - 上田敏也
アニメ版に登場。ゴルフで勝ってテングになりきっているゴルファーに勝負を挑む天狗。おっちゃんが天狗に勝負を挑んで敗れ、猿が仇を取るために勝負を挑んだ。鼻を使って風向きを調べ、得意技の「天狗流・団扇打ち」で猿のボールをオーバードライブした。正体は人間ではなく天狗山に棲む天狗。
敵サイド
ミスターXを中心に関係する人物や影のプロゴルファーたちについて記述する。影ゴルファーはXの組織に属する非公式、非合法的な選手たち。様々な事情で表社会(ゴルフ界やスポーツ界に限らない)に居られなくなった者、背を向けた者たちが元プロ、アマチュア問わず集まっており、Xの指示と命令によって非合法のゴルフ勝負を繰り返している。常識的なゴルフでは考えられない風貌やプレイスタイルの者が多い。
ミスターX
声 - 内海賢二、若山弦蔵(特番)
いつも覆面に黒いサングラスをしている、正体不明の影のプロゴルファー組織のボス。常に行動が不気味で、暗躍している。猿丸に直接会話するときは「猿君」と呼び、つぶやきや他人と会話する際には呼び捨てで「猿」と言う。猿丸を常に陰からマークし、付け狙うように尾行したりする。次々と部下や組織のゴルファー、世界のゴルファーたちを多額の金や違法的な契約で契約させ、刺客のようにけしかけてくる。作中の言動や行動から相当な財力を有していることが伺え、社会的なステイタスも高い(原作ではテレビ出演していたこともある)。帽子やグローブ、愛車のエンブレムには鉤十字に蛇の輪郭をあしらったマークがある(このマークが付いたボールはミスターXをはじめ、多くの影プロが使用している)。
猿のゴルフの腕に目を付け、執拗に組織への引き込みを図る。影の組織の首領らしく冷徹な男ではあるが、ときに猿に対し不思議な優しさを見せることもあり、映画版(『スーパーゴルフワールドへの挑戦』)では猿に直接猿の腕前を見込んで協力を要請してくる。猿と交わした契約は律儀に守る紳士的な面もある。猿のアマチュア選手権への出場許可証を手配した一方、賞金を受け取る事がアマチュアの規定に反する事を知りながら、鹿島の見ている前で猿に賭けゴルフを申し込むなどの罠を仕掛けることもある。サドンデスによるデスマッチ形式の試合方法を好む。原作ではマッド・マッスル戦を最後に実質的な出番は終了。その後の登場は猿の見た悪夢と最終回の扉絵及び最終ページのみである。鹿島とは不仲。
アニメ版では、プロテスト最終日を描いた第1シリーズ最終話まで登場。原作同様の冷酷漢だが、終盤では組織の目的よりも部下の生命を優先するなど、より人間らしい内面がクローズアップされている。最終話ラストでは、絶望的な状況下で見事にプロテストを征した猿の不屈のプレーを心から称賛。猿との将来の再会を夢見つつ、長きにわたる猿への挑戦から手を引いた(素顔や正体に関しては最後まで明かされることがなく謎のままである、このことは組織のものですら一切知らなかった)。
忍者
氷川
声 - 納谷六朗
ゴルフロボット「タイタン(声 - 二又一成)」を開発した。『機械こそ完全である』という持論を展開し、猿は激しく反発した。方向や角度・距離を設定するだけでどんなショットもこなす事ができ、設定次第で300メートル以上を飛ばせる性能を持つ。生身の人間と異なり、心理的プレッシャーは皆無でミスを起こす事はない。しかし、天候の影響を考慮していなかったため、猿との試合で3球目を外し、敗北した。
劇場版の原作『スーパーGOLFワールドへの挑戦!!』にGOLFワールドのシステムコンピュータの設計者として再登場。機能も強化され言葉を喋るようになっていたが、猿と勝負をしている間に野心が目覚めたのか、氷川やXを裏切り反乱を起こす事もあった。アニメ版では喋る機能は最初から搭載されている。打球勝負では猿に勝利したが、ラウンド勝負に敗れ、氷川博士に壊された。その後、前述の劇場版にて「タイタンII」として再登場。さらに後のテレビアニメではゴルフ用強化スーツ「タイタンIII」が登場しており、氷川自らがこれを装備し猿に挑むという展開を見せた。
組織内では、タイタン以外にも組織によるゴルフコースやシャドウトレーニングセンターの建設・開発にも関わっている重要人物でもあり、ある場面で部下の失態の連帯責任を取ろうとした際に、紅の擁護もあったが業績に免じて不問になった程で、相当な貢献をしていることが伺える。
コング・拳(コング・けん)
声 - 西尾徳
怪力を誇る元野球選手だったが、シーズンオフのゴルフ中に人身事故を起こし引退。姿をくらましXの組織に入った。猿とのドライビング競争の刺客となる。野球バットでゴルフボールを打つ豪快なドライビングショットは300ヤードを優に超える。猿との勝負の後は主に影プロ側のキャディやXの運転手として頻繁に登場している。原作連載当時の名称は「フラン拳」。『スーパーGOLFワールドへの挑戦!!』で対戦相手として再登場。
闇兵衛(やみべえ)
声 - 中尾隆聖
盲目のパット名人(アニメ版では目隠しで勝負に挑んだ)にして影のプロ組織第2の刺客。パター職人・左甚五斎の弟子だったが、ある時、師の傑作の一つ「村正(後述の『正宗』と対を成す漆黒のパター。スィートスポットに当たると刀で斬ったような共鳴音を発する)」を持ち逃げした。原作での名称は「闇の市」。アニメ版では猿に初の黒星をつけた。『スーパーGOLFワールドへの挑戦!!』で対戦相手として再登場。
キャプテン・イーグル
声 - 原田一夫
「黄金仮面」として冷静なプレーで猿を初めて破った。アルコール中毒で選手生命を絶たれた元全米プロで剣崎のコーチ。1930年生まれで1953年プロに転向し1958年にマスターズ・トーナメントに出場、フェード・ボールを得意とする(アニメ版では1934年12月24日生まれとある)。猿に「敗戦から学ぶ事が多い」とアドバイスし、飛ばしっこでもわざと負け、黄金仮面に再挑戦する様にアドバイスする。
アニメ版では後に断酒し、シャドウ・マスターズにて3回戦で紅蜂に勝利するものの、準決勝でキング・シーザーに敗れた。
紅初子(くれない はつこ)
声 - 平野文、横沢啓子(特番)
容姿端麗だが「恐怖の紅蜂(べにばち)」とも呼ばれ、謎が多い。肩にインコ(後述)が停まっている。主にXの側近として行動し、細身のクラブ『赤い毒針』を愛用する。アニメ版では敵でありながらも猿をはじめ子供たちからは紅蜂さんと呼ばれ、猿に慕われる一面を持つ。猿は憧れており、デレデレとした態度になってしまう。アニメ版では子供たちとの交流が強調され一緒に行動するような場面も多い。子供たちには優しい。ヌンチャクドライバーや猿の作ったクニャクニャドライバーを手にしてすぐ使いこなしたり(曲打ちで変奇プロに対抗できるヒントを与えてくれた)、シャドウマスターズではコブラを圧倒するなどそのセンス、実力ともに並の影プロとは段違いである(3回戦で黄金仮面に敗退)が、イーグルや球心、竜には劣る。正体を明かす前の初対面で、猿丸のドライバーをゴルフ素人の偶然と見せかけてヘッドの根元にヒビを入れたこともあった。中丸は左手首が日焼けをしていないのを見て、左手にグローブをしていたことからゴルフをかなりやっているとにらんだ。猿丸との対戦後は彼に味方するシーンも見受けられ、Xにも助言したり時として逆らうことも。アニメ版では「ミス・スネイク」として猿に敗北後、ゴルフ寺で修行を受けたこともある。猿がドラゴンと対戦した後はXの下を離れ、ドラゴンが修業した寺や球斉の下で修業し、猿と再戦して勝利を収めた。その後はミスターXの所へ戻り、シャドウ・トレーニング・センターの館長として後進の指導をし、影プロを猿の元へ送り込んでいる。連載初期は親も兄弟もいないと言っていたが、実際は妹がいて(コミック版のみ)、「レッド・スコルピオ」を名乗っている。
ドラゴン打ちの竜
声 - 田中秀幸、小林清志(特番)
香港からやってきたXの組織最強の刺客。その実力はとても高く、パワーはもちろんのことテクニックやタフさも兼ね備え、ショットも非常に正確。「ヌンチャクドライバー」「トンファーウエッジ」「三節棍アイアン」などの武器とカンフーを駆使したプレースタイルで猿丸を最後まで苦しめた。武道家のため、勝負に対しては非常にストイックでフェアで馬鹿正直。「運」をも呼び込む猿丸を最大限に評価し、一番の強敵と認めていた。死闘の末に猿は勝利したものの、精魂を使い果たしてコースに倒れ込み、気絶した(眠った)ほどだった。竜は朝日を背に笑顔でその様子を見守っている。
原作では虎大人(前述)に紹介してもらったが、アニメ版ではXが紅蜂と中国大陸を巡幸し、各地でドラゴンと名乗る人物の腕を試しつつ、とある寺院でゴルフや武術の修業に励んでいる目当てのドラゴンを見つけたうえで猿に勝負を挑むべく説得した。
日影(死神)
声 - 広瀬正志
プレー相手を競技中の事故を装って暗殺する事から、フェアウェイの殺し屋『黒い死神』の異名をとる。Xにより、猿に止めを刺す目的で派遣された刺客。自宅の練習場と、アマチュア選手権予選後の1番ホールで練習をしている時の二度も遭遇し、アマチュア選手権優勝後に崩山カントリークラブ(建設中止のコース)で猿と対決。しかし、最終的には自ら打った球で誤って絶命。正体は日影で、元々プロを目指していたが、Xと契約し、影のゴルファーとなった。コーヒーの味にはうるさく、ブラックしか飲まない。喫茶店「ブラニガン」でコーヒーの味が気に入らず、店長にクレームをつけた事もある。
アニメ版では殺し屋の設定は対戦相手が自信を無くしてゴルフを引退するようになるという抑えたものになり、コーヒー通の設定もない。死神としての対決もアマチュア選手権予選後となる。その最後も猿と対戦して敗れた後日に日影として決勝16番ホールで棄権するまでは同じだが死ぬ事はなく、後に修羅球寺に出家して球心に師事し、道心を名乗る。ショットの腕としては死神の鎌に見立てたアイアンを使った「死神殺法」で、猿も死神のスイングの度に眩暈を起こして危うく幻覚症状を起こしそうになる程だった。
スナイパー・ジョー
声 - 仁内建之
SWAT出身でXがアメリカから招聘した。黒い眼帯を着用。クラブにスコープをつける(アニメ版では霧が深くなるとノクトビジョンを装着)。猿谷で旗つつみの練習中にグリーンに落ちているボールを狙い撃ちする(コミック版ではボールを破壊したが、アニメ版では猿のボールを弾いた)。紅蜂と同じく猿には組織に入ってほしくないと思っている。猿との対決で敗れ、「君なら優秀なSWAT隊員になれる」と賞賛して去っていった。シャドウマスターズではベスト8まで勝ち残る他、猿と対決を挑んだ者に辞めておけと忠告している。
魔島豹介(ましま ひょうすけ)、猫介(びょうすけ、アニメ版ではねこすけ)
変奇プロ(へんきプロ)
声 - 塩沢兼人
シャフトが曲がるドライバー「クニャクニャドライバー」や、ハンマーのような形のクラブ「パワーポッド」など、特殊なクラブを使う曲打ちの影プロ。コミック版ではドライビング競争で勝負したが、アニメ版ではホール毎のサドン・デスの試合に変更。『スーパーGOLFワールドへの挑戦!!』で再登場。
球心
声 - 天地麦人
ゴルフ寺こと修羅球寺の住職で師範、自身も凄腕の影プロである人物。アニメ版では失態を重ねゴルフ寺送りになった紅を救い出すためにやってきた猿と勝負する部下に代わって猿と勝負した。得意技は片手で放つ拝み打ち。後に、猿のアドバイザー的役割を果たしたこともある。
小竜鬼(小龍鬼:しょうりゅうき)
声 - つかせのりこ
竜の弟子。ハイジャック犯を「スルジン蛟竜打(琉球古武術のスルジン術による)」で退治した。シャドウ・マスターズの極東地区代表をかけた対戦相手。トンファー・パター等を駆使する。嵐が浜カントリーの9番ホールでショット前に転落し命を落とす。アニメ版では小飛猿(しょうひえん)という名前で、京劇の俳優からゴルファーに転向し、アメリカで訓練をした後に猿と香港で孫悟空の風貌で勝負に挑んだ。最後は海に落ちそうになって縁にしがみついて助かったものの、ショットが海に落ちたため試合を棄権した。
アストロ・ドームにいた影プロたち
声 - 橋本晃一(シャーク)、佐藤正治(コブラ)
クレーゴルフで賞金をかけて猿が勝負に挑む(名前が分っているのは途中で敗退したビッグパパのみ。アニメ版では「シャーク」「コブラ(コミック版の「ビッグパパ」)」が猿との勝負に参加)。
ブラック・エイプ
レッド・スコルピオ
声 - 山本百合子
シャドウ・マスターズの猿の2回戦の相手。砂の中からアメフト選手の格好をして出現。不気味な声を出す。正体は紅の妹で、対戦前夜にも猿に会っている。ただし、勝負と人情は別という意識があり、中丸の見舞いに行く。猿戦は十中八九勝利が確定していたがミスショットにより敗北する。
原作では姉の敵討ちで猿と勝負する。
ビッグ・ミートボール
声 - 加藤治
アメリカからやってきた悪役プロレスラーからの転向者。ゴルフ選手としては肥満だがスピンボールを打つのが得意でニアピンには滅法強い。HIKARIデパートでゴルフ指導していたがロクなのが来ないと憤慨していたが、同デパートで働いている姉が猿丸に教えてやって欲しいと自宅に連れて来る。ツルツルのグリーンや桶の中で止まる球を打つことが出来る。巨体で子煩悩。後に影プロ入団し、コンクリートグリーンで止まる雲丹球を開発して、オンするようになるが、猿の強烈なスピンにより敗れる。
キング・シーザー
シャーク・キラー
トマホーク
ホワイト・マッスル
マッド・マッスル
ホワイト・ベア
声 - 森功至
アニメ版第41話『氷の上の対決』に登場。ミスターXによってリゾート地の開発のために使用できなくなった猿谷ゴルフ場をめぐって対戦。カナダのアイスホッケーチームのキーパーから影のゴルファーに転向。スティックをクラブ代わりにし、鋲のついたスパイクボールを打つ。得意技はスピン打法。
斎明寺高麿(さいみょうじ たかまろ)
影野小次郎(かげのこじろう)
声 - 堀川亮
アニメ版に登場。影の組織の指令により、ゴルフ特訓道場の訓練の合間の休暇で家族で温泉旅行に出かけている猿丸たちに近づく。表の世界ではゴルフのそれなりの実績があり、ロングドライバーで必殺技「つばめ返し」を使って長距離を飛ばし、パットの腕前も優れている。猿丸の姉に好意を抱いている。
ダーティー・ジミー
木花(ミスター・ドンキホーテ)
声 - 大木民夫
かつて影プロとして活躍した老人ゴルファー。影の組織の老人、病人リストに名を連ねていたが、老いてなお気骨あるゴルフは紅蜂に高く評価され、猿への刺客として選ばれた。旗包みと全く同じ「風車打ち」という必殺技を使う。半田(声 - 田原アルノ)という付き人をキャディとして連れている。
流喬四郎(ながれ きょうしろう)
声 - 難波圭一
アニメ版に登場。元々大海浜カントリークラブのキャディを務めていたが、影の組織と契約してシャドウ・トレーニング・センターに入った。後にアメリカでゴルフの修業をし、2年の間に全米アマチュアゴルフ選手権で優勝するなどの実績を積んだ。ミスターXの指示により日本へプロテスト受験のために帰国した。流は猿たちと共に決勝進出を果たした後に、以前から患っていた心臓病による苦痛に耐えながらも、ミスターXが猿と交わした契約と絡めて勝敗を付けることになった。
本作品に登場する著名なゴルファー
※版によっては名前が変えられたか削除されたり、別の人物の名前に置き換えられたものもある。
世界のゴルファー
ジャック・ニクラウス - ゴルフ界の帝王。ベン・ニコルス(ベン・クレンショー)が竜と対戦して敗れた時、ミスターXに1万ドルの小切手を手渡した。アマチュアゴルフ選手権で優勝(カップと名誉が得られるだけで賞金はなし)した猿が、ワールドシリーズで優勝して10万ドル(連載当時のレートで約3,000万円)を獲得した彼の記事を読んで羨ましがり、アマチュアから賞金稼ぎのプロに転向する決意をした。
トム・ワトソン - 1977年のマスターズ・トーナメントでニクラウスを下し優勝。この試合をテレビで見た猿は、将来マスターズに出場する事を宣言した。ゴルフ特訓道場での最終テストにおいて、猿の最高のショットを決めながら勝負をしたいという言葉に刺激された鷹巣は、以前テレビで観た全英オープンの試合にてトムに敗れたニクラウスの「自分は最高のプレーをしながら敗れたのだから悔いはない!」とトムを賞賛した事を思い出し、共に悔いを残さない勝負に勤しむ決心をした。
セベ・バレステロス - 1980年のマスターズ・トーナメントでジャック・ニクラスの23歳2ヶ月を更新する史上最年少の23歳4日 で優勝(現在はタイガー・ウッズの21歳3ヶ月が最年少記録)。猿がボールに彼の写真を貼り付けてショットを打った事がある。猿がマスターズ・トーナメント開催期間中の練習日の16番ホールで賞金をかけて勝負を挑み、パターを使った驚くべきショットで勝利を収めた。
ハル・サットン(英語版) - ニクラウス2世と呼ばれた人物。オール・アメリカン・カントリークラブで猿と同じカートに同乗していたのはそっくりの人物。
マーク・オメーラ
ポール・ハン・ジュニア - 曲打ちクラブの名手。
ゲーリー・プレーヤー - 南アの黒豹と呼ばれた。黄金仮面との再試合の勝利の際、「私は、やたらに冒険はしない。しかし、この一打で優勝が決まるというときには、全力をふりしぼってその一打に勝負をかける!!」を猿たちに金言を話した。
デビッド・ウェーバー - 510ヤードを飛ばした記録を持つ。
グラハム・マーシュ(英語版) - 元数学教師の渡り鳥ゴルファー。1974年に日本の3つ(連載時。同年ブリヂストンオープンゴルフトーナメントでも優勝)のトーナメント(フジサンケイクラシック、ダンロップゴルフトーナメント、ペプシトーナメント)で優勝。※この箇所は後の版ではページごとカットされている。その後も名前が登場する。
呂良煥(英語版) - 1974年春の総武国際オープン・トーナメントで、激しい風雨に見舞われながらも優勝を飾った。※後の版ではページごとカットされている。
ボビー・ジョーンズ - 球聖と呼ばれている。黄金仮面との初の敗北「勝った試合からは何も得るものはないが、負けた試合からは多くのことを学ぶ!!(アニメ版では若葉に黄金仮面からの受け売りの言葉として説明した)」と、竜との対戦で負けが込んだとき「私は機械ではないから、一ラウンドに、ミスを二つか、三つは必ずすることを覚悟している!!だからミスをしても、くさったり勝負をあきらめたりしない!!むしろ、そのミスが私の闘志を燃やし、ベストのゴルフをするようにかりたててくれるのだ!!」、そしてプロテストの合格「ゴルフで最大の味方は自分であるが、最大の敵もまた自分である!」の計三回、格言が登場する。
アーノルド・パーマー - かつてマスターズ・トーナメントで前述するキャプテン・イーグルと肉薄する腕前を持ったプロゴルファー。竜との対戦で中丸が託した「ポケットゴルフ金言集」により、9番ホールの2打目をミスした時の「いかなる時も、けっしてゲームを捨てるな!! 最後のパットをカップ・インするまで攻撃(チャージ)せよ!!」を忘れずに最後のパットをカップインして竜との死闘に勝利した。
ローラ・ボー - 「グリーンの妖精」と呼ばれた美少女プロゴルファー。猿丸がポスターにキスしようとして大丸たちにクラブで殴られる。
ジョニー・ミラー - 富士城カントリーの4番ホールの対戦相手の二宅のフォームがジョニー・ミラーそっくりに見えた。その他にも間違ったトレーニングが原因で不調に陥った選手の例としても語られた。
トム・ワイスコフ(英語版)
ミラー・バーバー(英語版)
ベン・クレンショー(英語版) - ライバル達(前述)の項目を参照。
リー・トレビノ - トップ・プロになる前は、5番アイアン一本で賭けゴルフをしたハスラーだった。
デイブ・ストックトン(英語版)
ウォルター・ヘーゲン - 竜との対戦で猿が4番ホールの一打目でOBになりかけ、崖っぷちで一つ間違えれば転落死は免れない危険な位置にあるボールを打つ際に、一度は紅蜂やミスターXに止められたが、「ゴルフには勇気が必要だ!!特に勝つためには、時には不可能とも思われるショットに挑戦しなければならない!!」の中丸が託した金言集の台詞をミスターXたちに提示した。
サム・スニード - 独自のパットスタイルを編み出し、中丸もこれに倣った。竜も猿の試合で、7番ホールで猿の不振に伴い、勝てると意気込んでいたものの、下りのパットが転がり次第でカップからさらに遠ざかる事で、いかに危険だということを格言「私がゴルフで最も恐れるのは、下りのパットである!!」により思い知らされ、3パットをして猿とスコアが並んだ。富士城カントリーの1番ホールでアシスタント軍団の四蛾と対戦したときには、四蛾が2連続OBを出した場面でも「練習場で、いくらナイス・ショットを打っても、それをコースで生かさなければ意味がない!!」の格言が登場する。
ダグ・サンダース(英語版) - 電話ボックス内でもできる位のコンパクトなスイングにより、正確なショットを狙える電話(テレホン)ボックス・スイングを編み出した。
ジョー・ドブソン - 1958年に6歳3ヶ月1日で最年少のホールインワンを獲得(現在の最年少記録は1997年6月17日に達成したマット・ドレイパーの5歳212日)。
クロード・ハーモン(英語版) - 1931年に8連続バーディ・9番ホールはイーグルと9ホール連続アンダー・パーで世界記録を樹立。
ビリー・キャスパー - アーノルド・パーマーに大差を付けられつつも、最終的には逆転優勝を遂げた人物。
トニー・ジャクリン(英語版) - カナダの38階建ての超高層ビルから356メートルを飛ばした。
ヒューバート・グリーン
トニー・レマ(英語版) - 「俺が勝ったらシャンペンを奢るよ」と豪語した事で「シャンペン・トニー」のあだ名が付いた。無名の時代にとあるスポンサーと契約したが、試合に勝つごとに莫大な配当金を要求され、後にスポンサーとの契約を打ち切るために天文学的な違約金を支払う事になった。猿が真のプロになるためのミスターXによる好条件の援助を受けようとした時に、紅蜂の忠告に加え、鹿島会長がトニーの例を引き合いに出し、猿に安易に契約を結ぶ事の危険性を告げた。なお、トニーは自家用機の墜落により、32歳の若さで亡くなった。アニメ版では竜との対戦で中丸が提示したトニーの金言「トラブルに向かって打て」により、崖を越えるための鉄則を猿丸は誓った。これに対して竜は「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と自国の諺を例えた。
ボブ・チャールズ - 左利きで初めて全英オープンに優勝した。
エバン・ウィリアムス - 世界一の飛ばし屋プロだが、飛ばしすぎでコースへ出てもスコアがまとまらないのが悩みの種。
トム・カイト(英語版)
ヘイル・アーウィン
リック・マッセンゲール(英語版)
レイ・フロイド(英語版)
ジーン・サラゼン - 猿がジャック・ニクラウスとの対戦を夢み、マスターズ・トーナメントの15番ホールでダブルイーグルを記録した彼のシーンと重ね合わせた。
グレッグ・ノーマン
ベン・アルダ
アンディ・フランクス - アメリカで開催されたドライバーショットのNo.1を決めるコンテストで317メートルを記録した。
カルビン・ピート(英語版) - 練習日にセベ・バレステロスたちと1ラウンドを回った。黒人でUSAツアープロのNo.1。
クレイグ・スタドラー - 顔・体躯から「セイウチ」のニックネームを持つ。1982年に賞金王に輝く。
クレイグ・ウッド(英語版) - 1935年のマスターズ・トーナメントでジーン・サラゼンに3打差をつけたが、ジーンのダブルイーグルによってプレーオフに持ち越され、ジーンが勝利した。
ジョー・カークウッド(英語版) - オーストラリア出身のプロゴルファー。1923~1933年にかけて13度もPGAツアー大会で優勝。日本には1938年に来訪している。アニメ版の竜との対戦で、3番ホールの「竜の爪」で爪の間を通そうとする猿丸に対し、中丸は「一番難しいのは真っすぐ飛ぶボールである」とジョーの金言を説明し、危険を避けるべきだと諭したが、猿丸は相手と同じことをしたら負けだと自分のやり方を貫いた。
日本人ゴルファー
コンコルド青木 - 剣崎健と同様、フェードボールのショットを得意としたゴルファー。
ジャンボ尾崎
リトル河野
島田幸作
前田新作
尾崎直道
尾崎健夫
新井規矩雄
中村通
中島常幸 - 猿丸のアマチュアゴルフ選手権出場が決まると、すっかり優勝を取った気になっている猿丸に、中丸は中島が猛練習を積んで念願のプロを勝ち取るまでの軌跡を長々と説明し、影響を受けた猿丸は予選の日までに猿谷にこもって猛練習に励んだ。※中島プロについての説明は後の版で全てカットされている。
1978年のマスターズ・トーナメントの13番ホールで中島プロが13打を叩いたことを想起させるように、猿もプロテストの2日目の13番ホールにて数々のミスを重ね、11打でホールアウトした。
安田春雄 - パット病に悩まされて優勝争いに加われなかった時期があった(本人の説明は後の版では他の文章に置き換えられている)。
倉本昌弘
村上隆 - 寄せの魔術師と呼ばれている。
杉原輝雄 - フェアウェイの運び屋と呼ばれる。
内田繁 - 1973年の総武国際オープン・トーナメントで尾崎将司と同スコアでプレー・オフになった後にサドン・デス(ホールのスコアが少ない選手が勝利)の18番ホールでイーグルを決めて優勝。
小針春芳 - 10センチ以上の背の高いティーでショットを打った。
中山徹 - プロボウラー中山りつ子の弟。
中村寅吉 - パター一本でティーショットからパットに至るまで1ラウンドを回り、アンダー・パーを獲得した実績を持つ。
藤木三郎 - 中丸が一回目のプロテストで不合格になった藤木の例を引き合いに出したうえで、猿丸にプロになってもらうように檄を飛ばした。
白井吉治 - 6回目の受験にしてプロの資格を得る。
樋口久子 - ゴルフ特訓道場へ向かう途中の電車の中で、猿が目を付けたスポーツ新聞に載っていた女子ゴルファー。
金井清一
その他
インコ
ニホンザル
サソリ
ホワイトデビル
猿の用具
裸足
黄金仮面との一度目の対戦時に雨で足を滑らせる不覚を取り(黄金仮面が忠告したように、一般のゴルファーは専用のスパイクを履いているが、猿は裸足で挑んだ事による欠点を指摘される)、それが元で敗戦を喫するが、リターンマッチの際は、松脂をグリップ代わりに足の裏、手元に塗り、その欠点を克服した。
おっちゃんとの試合では雪に埋もれた木の枝が足に突き刺さって怪我をした末におっちゃんに敗れたが、竜との対戦まで練習の他、足の痛みを治癒する必要があり、サルが見つけたユキノシタの湿布や温泉による足湯で対戦当日までに完治した。
ミス・スネークとの対戦では芝生に見立てた針山で当初は痛がる猿だったが、痛みをこらえながらどうにかショットを打った。
シャドウ・マスターズで決着をつけるはずだったキング・シーザーとの再試合にも、ナイアガラの滝に見立てたコースでシーザーが手を滑らせてドライバーを紛失した時に猿は松脂をクラブを持つ手に塗ったが、足に塗るのを忘れてショットの後に滑ってしまい、危うく滝壺に落ちそうになった。
アニメ版でのホワイト・ベアーとの試合では、3番ホールで凍結した急勾配の川で足元が滑る悪条件の中、猿の熱気が足元まで通じて滑らない状態でティーショットを成し遂げた。
『スーパーGOLFワールドへの挑戦!!』では、闇兵衛とのパットの再試合で、見た目は渦巻状のラインだが、足の裏で感じた芝目で、表向きはまやかしのラインで、実際は裏に隠されたラインがある事を認知した。
ドライバー
パター「正宗」を得るまでは、これ1本でティーショットからパットまでこなしていた。これまでに3本登場している。1本目は連載初期から持っていたが、紅蜂に故意に傷つけられ、使い物にならなくなり、山狩りの末2本目を手に入れる。これも後の猿谷での練習の際、崖下に落としてしまい、損傷して使えなくなる。代わりの3本目の材料となる根を引き抜こうとしたがびくともせず、落雷で根元の岩が裂けた事により、「雷電」と名づけられた(全長45インチ)。なお、一度ドライバーを折る夢を見た事もあったが、これは大海浜温泉ホテルでオンボロの客室に移動させられたせいで見た悪夢だった。他にも三節棍に見立てたクニャクニャドライバーで変奇プロに挑んだ。
芝ゴルフ場でベン・ニコルスに出会った際、猿はベンに自分のドライバーを貸してボールを打たせたところ、性能の良さからドライバーの出来を褒められている。
剣崎が所有している高価なブラックシャフト(NASAが開発した炭素繊維による黒いシャフト)を賭けて猿谷ゴルフ場で勝負して手に入れたり、猿がドライバーを破損した際にミスターXから代わりとして、スーパーカーボンヘッドのドライバー(15万円)を一旦譲り受けたりしたが、これらのクラブは試合に使われたことがない。
試合以外では、ゴルフ特訓道場で当番に刃向かった罰として、死打室で二回生らによるショットの制裁を受けた後、腹いせにシャフトの柔らかめのドライバーを借りて一回目は外したものの、シャフトの癖を読んだ猿は二回目で標的のダミーにボールを命中させ、さらに何発もボールを打ち込んでダミーの顔を吹き飛ばしたこともある。
実際は他にも練習用のドライバーや、予備のクラブを何本か持っている(試合に使われているのは本番用)。
番外編ではレフティーのために左利き用のクラブを作った。
なお、実際にミズノ社が「猿のドライバー」を制作し、テレビ番組で青木功が250ヤードを飛ばした事が、文庫版1巻末で語られている。
パター「正宗」
三連パターのようなもの
クリーク
サンドウェッジ
ハンマー
オールマイティ
ティー
アニメ版ではカンクローを狙うためや、シャドウ・マスターズの三回戦でのシャーク・キラーとの対戦ではティーグラウンドがサンゴが生えている岩場になっていてティーが刺せない代わりに、小丸の一升瓶をティー代わりにした。同じようにホワイト・ベアーとの試合でティーグラウンドが凍結した状態で近くにあったツララをへし折ってティー代わりにした。
ボール
バーベル
ローラースケート
タオル
おもり
砂袋
コーラ瓶
草履
猿の技
※これらの技を組み合わせた「あわせ技」もある。
旗つつみ
岩返し
アニメ版にてゴルフ寺での球心との地獄めぐりで直接グリーンを狙えない代わりに、鍾乳石にボールを当ててオンに成功した。
ブレーキ打ち(松葉落とし)
ウォーターショット
試合前夜の練習で、プールの水面に浮かぶ満月を真っ二つにするショットを応用して、牙ヶ池カントリークラブの予備の19番ホールで蓮の葉を割ってどうにかグリーンに乗せたがあえなくイーグルでカップインをし損ねて賞金150万円を獲得しそびれたことがある。
カタパルト打法
一本足打法
モズ落とし(ひばり落とし)
なお、高く打ち上げたが距離が伸びないミスショットは俗に「テンプラ」と呼ばれ、猿も打った事がある。
あばれゴマ、底板破り
脱臼打法
衝撃波
リード・シュート
大風車打ち
背面逆転打ち
水平はらい打ち
低空飛行打ち
旗やぶり
強運
関連事項(実演)
舞台
※コースの距離単位は、作品によりヤードとメートルが混在(併記)している。アニメではメートル表記に統一されている。
奥山カントリークラブ
猿谷(さるだに)ゴルフ場
芝生は剣崎の厚意提供により奥山カントリークラブと同じ物を使用している。
主な会員はおっちゃん、若葉、剣崎など。
奥山山麓の自衛隊演習地
角丸デパート(アニメ版:デパート HIKARI)
大金井カントリークラブ
嵐が山カントリー
蜂の巣カントリークラブ
新東京国際空港(成田空港)
竜ヶ峰カントリークラブ
大海浜カントリークラブ
崩山カントリー
東京タワー
芝ゴルフ場 / ジャンボゴルフ(アニメ版)
ホテル・パシフィック
富士城(ふじじょう)カントリー
ゴルフ特訓道場
日本オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ
アニメ版では「日本アルバトロスシティ ゴルフコース」という名前になっている。ジョーカー、クイーン、キングの3コースがあり、キングはプロテストの会場、クイーンは猿と流の果し合いの舞台として使われた。
妖魔カントリークラブ
牙ヶ池カントリークラブ
嵐が丘カントリー
奇怪カントリークラブ
修羅球寺
恐岳カントリークラブ
嵐が浜カントリー
アストロ・ドーム
シャドウアイランド(ブラッククロス・アイランド)
オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ
オール・アメリカン・クラブ
蛇の巣カントリー
スーパーGOLFワールド(ゴルフワールド)
ミスターXが造った遊園地に見立てたゴルフの遊戯施設。仮想のゴルフコースを体験できるコーナーもある。
ジャパンTPC
妖しの森カントリークラブ
忍び谷ゴルフクラブ
大球カントリー
ワイレアゴルフクラブ
しんかいゴルフ
静(しずか)カントリークラブ
単行本
- 『プロゴルファー猿』 小学館〈少年サンデーコミックス〉 全19巻
- 『新・プロゴルファー猿』小学館〈てんとう虫コミックス〉全11巻
- 『新版 プロゴルファー猿』中央公論社〈藤子不二雄ランド〉全22巻
- 『新・プロゴルファー猿』中央公論社〈藤子不二雄ランド〉全9巻
- 『プロゴルファー猿』中央公論社〈愛蔵版〉全4巻
- 『プロゴルファー猿』中央公論社〈中公文庫コミック〉全13巻
- 『新版 プロゴルファー猿』ブッキング〈藤子不二雄Ⓐランド〉全22巻
- 『新・プロゴルファー猿』ブッキング〈藤子不二雄Ⓐランド〉全9巻
- 『サル』小学館〈ビッグコミックス〉全5巻
- 『プロゴルファー猿』小学館〈My First BIG〉 - コンビニ向けに販売。数話分のシナリオのほか、藤子不二雄Ⓐのコラムや『サル』のシナリオも収録されている。
- 『プロゴルファー猿』コミック小学館ブックス〈藤子不二雄Ⓐセレクション〉 - 電子コミック形式にて少年サンデーコミックス~『別冊コロコロコミック』昭和57年1・3月号の「フェアウェイの戦士編」までの作品を収録(てんとう虫コミックス版未収録の「一球二百万円」は第20巻の巻末に収録)。
- 『新プロゴルファー猿』コミック小学館ブックス〈藤子不二雄Ⓐセレクション〉 - 電子コミック形式にて『別冊コロコロコミック』昭和58年4月号の「シャドウ・マスターズ編」以降の作品を収録。
各話リスト
プロゴルファー猿
話数
タイトル
サブタイトル
備考
1
華麗なる世界の一匹猿(昭和49年13号)
おっちゃんとの出会い、剣崎との試合
2
恐怖!!地獄ゴルフ道場(昭和49年17号)
猿の自作のゴルフコースに剣崎を招待し、ゴルフで対戦
3
魔の曲打ちゴルフ殺法(昭和49年22・23合併号)
変則クラブを使用したコング拳とのドライビング競争
4
不落の渡り鳥プロ!!黄金仮面(昭和49年30〜32号)
第一部・挑戦
ミスターXに黄金仮面との試合を申し込まれる
第二部・敗北
第三部・復活
5
ドライバーは見世物(ショー)!パットは金(マネー)!(昭和49年27号)
闇兵衛とのパット対戦
6
"グリーンの妖精"美少女ゴルファー(昭和49年39号〜43号)
No.1 やってきた美少女
猿の前に現れた謎の美少女ゴルファー。実はミスターXの刺客だった
No.2 紅蜂(レッド・ビー)の針
No.3 山狩り
No.4 にがい勝利
7
恐竜編(野望編、恐竜ドラゴン)(昭和50年3・4合併号〜31号)
No.1 功夫(クン・フー)ゴルファー
ミスターXが呼び寄せた香港の竜と繰り広げられる死闘
No.2 スノー・ゲーム
No.3 竜 対 若獅子(ドラゴン vs ヤングライオン)
No.4 重傷
No.5 爆発(エクスプローション)
No.6 誇り(プライド)
No.7 金!!金!!金!!(マネー!!マネー!!マネー!!)
No.8 蜂と竜と猿(ビー vs ドラゴン vs モンキー)
No.9 猿の薬(モンキーズ・グラス)※薬草
No.10 決戦前夜(ザ・ナイト・ビフォー)
No.11 開始(スタート)
No.12 煙球(スモーク・ボール)
No.13 竜の首(ドラゴンズ・ネック)
No.14 のどぼとけ(アダムズ・アップル)
No.15 1(ワン)パット
No.16 爪の間(ビトウィーン・ザ・クロー)
No.17 追い風(フォロー・ウィンド)
No.18 挑戦(チャレンジ)
No.19 噴煙の中(イン・ザ・スモーク)
No.20 障害(オブスタクルズ)
No.21 向い風(アゲインスト・ウインド)
No.22 強運(グッド・フォーチュン)
No.23 最終(ラスト)ホール
8
風雲編(昭和50年35号〜昭和51年37号)
No.1 目標(ターゲット)
アマチュアゴルフ選手権でライバル達と優勝をかけて悪条件の下に果敢な戦いを繰り広げる
No.2 狼(ウルフ)
No.3 右翼打ち(ライト・ヒッティング)
No.4 アプローチ
No.5 一〇万円(ア・ハンドレッド・サウザンド・エン)
No.6 わな(トラップ)
No.7 死神(ザ・ゴッド・オブ・デス)
No.8 挑戦者(チャレンジャー)
No.9 猛練習(ハード・トレーニング)
No.10 予選(プレリミナリイ)
No.11 電話(テレホン)ボックス・スイング
No.12 ホール・イン・ワン
No.13 棄権(ギブ・アップ)
No.14 小鳥(バーディ)
No.15 最終(ホーム)ホール
No.16 第1位(トップ)
No.17 針の穴(ピン・ホール)
No.18 教習(レッスン)
No.19 パット病(シック)
No.20 四強(ビッグ・フォー)
No.21 砂爆弾(サンド・ボム)
No.22 バーディ攻撃(アタック)
No.23 作戦(タクティクス)
No.24 超能力(エスパー)
No.25 快進撃(ナイス・アタック)
No.26 賭け(ギャンブル)
No.27 一本松の影(シャドウ・オブ・ア・パインツリー)
No.28 危機一髪(クリティカル・モウメント)
No.29 正宗探し(サーチ・フォア・マサムネ)
No.30 直撃(ディレクト・ヒット)
No.31 明暗(ライト・アンド・ダークネス)
No.32 正宗帰る(リターン・オブ・マサムネ)
No.33 水の障害(ザ・ウォーター・ハザード)
No.34 驚異の一打(ミラクル・ショット)
No.35 後半(イン)
No.36 落とし穴(ピットフォール)
No.37 自爆(ブローアップ)
No.38 雨の中の死闘(ザ・フィアレス・ファイト・イン・ザ・レイン)
No.39 芝穴(ディボット)
No.40 クッション・ボール
No.41 ふたつの道(ツー・ウェイ)
No.42 石の弾丸(ア・ストーン・ブレット)
No.43 18番(ラスト)ホール
No.44 大歓声(ザ・ビッグ・ハラーズ)
No.45 栄光(グローリー)
9
星雲編(昭和51年43号〜昭和52年19号)
No.1 死球(デッド・ボール)
アマチュアゴルフ選手権の優勝を足がかりにプロゴルファーへの一歩を踏み出す
No.2 白昼の決闘(デュエル・イン・ザ・サン)
No.3 キャリー・ボール
No.4 岩のカタパルト
No.5 死神の死
No.6 スペシャル番組
No.7 ドライビング競争
No.8 東京タワー
No.9 新記録への挑戦
No.10 窓の少女
No.11 ベン・ニコルス
No.12 ニア・ピン競争
No.13 握手
No.14 ホテル
No.15 再会
No.16 富士城カントリー
No.17 マッチ・プレー
No.18 左きき(サウスポー)
No.19 スイッチ・ヒッター
No.20 パター・ショット
No.21 最短距離
No.22 急降下ボール
No.23 旗竿(ピン)
No.24 怪物(モンスター)
No.25 ドーミー・ホール
10
怒濤編(昭和52年23号〜昭和53年7号)
No.1 マスターズの夢
プロへの道を歩むために柳生球斉のつてを辿り、ゴルフ特訓道場で修業に励む
No.2 ハスラー
No.3 プロテストへの道
No.4 早朝特訓
No.5 球斉名人
No.6 灰皿打ち
No.7 ゴルフ道場
No.8 新入生
No.9 死打室
No.10 人形(ダミー)フランケン/モンスター
No.11 グリーンの女王
No.12 月下の特訓
No.13 独走
No.14 テスト
No.15 球拾い
No.16 ヒッカケ病
No.17 一回生対二回生
No.18 一点狙い
No.19 チームワーク
No.20 魔の四階段
No.21 必殺モズ落とし
No.22 最終テスト
No.23 異常な闘志
No.24 デビル(悪魔)コース
No.25 砂の谷
No.26 戦略(ストラテジー)
No.27 牙の奥
No.28 悔いなき勝負
No.29 敗者の微笑(ほほえみ)
11
閃光編(昭和53年11号〜昭和53年45号)
No.1 帰郷
ゴルフ特訓道場でプロテスト受験の資格を得た猿はついにプロテストの試練に挑む
No.2 底板やぶり
No.3 スパーリング・パートナー
No.4 ニクラウスもどき
No.5 ダウン・ヒル
No.6 よみがえるショット
No.7 ゴルフに賭ける
No.8 アメリカン打法
No.9 執念の一発
No.10 プロテストへの道
No.11 面より点
No.12 ウェッジ
No.13 プロテストの朝
No.14 それぞれの第1球
No.15 チップ・イン
No.16 秘打"あばれゴマ"
No.17 恐怖のグリーン
No.18 噛む
No.19 目標12アンダー
No.20 9番グリーンの歓声
No.21 アーメン・コーナー
No.22 新記録
No.23 食いすぎ
No.24 2日目
No.25 誤球
No.26 ゲンノショウコ
No.27 雨中の死闘
No.28 転落
No.29 水の中
No.30 最後の一球
番外
モンキーゴルフ大騒動(増刊少年サンデー昭和49年9月5日号〈夏休み第2弾号〉)
藤子不二雄ランド『新版プロゴルファー猿』第10巻収録
猿対キングコング(増刊少年サンデー昭和50年9月5日号)
藤子不二雄ランド『新版プロゴルファー猿』第11巻収録
恐怖の難ホールベスト10(週刊少年サンデー昭和53年11号)
藤子不二雄ランド『新版プロゴルファー猿』第17巻収録
プロゴルファー猿FOREVER(少年サンデー30周年記念創刊号平成元年4月10日)
単行本未収録
新プロゴルファー猿
話数
タイトル
サブタイトル
収録号
備考
1
フェアウェイの戦士編
一球二百万円
増刊少年サンデー昭和54年10月号
てんコミ版未収録電子コミックス版の20巻に収録
2
衝撃の400メートルショット
同昭和54年11月号
てんコミ版2巻収録
3
謎の子連れゴルファー
同昭和54年12月号
同1巻収録
4
対決!ミス・スネーク
同昭和55年1月号
同2巻収録
5
挑戦!曲打ち打法
同昭和55年2月号
同1巻収録
6
恐怖!ノンストップグリーン
同昭和55年3月号
同1巻収録
7
激突!ウォーターショット
同昭和55年4月号
同1巻収録
8
バレステロスに負けるな!
同昭和55年5月号
同2巻収録
9
太陽に向かって打て!
同昭和55年6月号
同2巻収録
10
狙撃兵は旗を狙う
別冊コロコロコミック第9号(昭和57年9月1日号)
同1巻収録
11
恐怖のスーパー・ゴルフマシーン
同第10号(昭和57年11月発行号)
同2巻収録
12
迫り来る影の強敵!!
同第11,12号(昭和57年1・3月発行号)
同3巻収録以下略
1
シャドウ・マスターズ編
一打必中2000$!
別冊コロコロコミック昭和58年4月号
2
炎のボール!
同昭和58年5月号
3
椰子の並木を越えて打て!
同昭和58年6月号
4
砂漠の恐怖 レッド・スコルピオ
同昭和58年7月号
てんコミ版は前後巻に分割して収録
5
燃えるカタパルト打法
同昭和58年8月号
6
人面岩上の闘い
同昭和58年9月号
7
影の帝王・シーザー
同昭和58年10月号
8
ニクラスの巨大な影
同昭和58年11月号
9
旗つつみ封じ
同昭和58年12月号
10
驚異のワープボール
同昭和59年1月号
11
怒りの逆転打ち
同昭和59年2月号
12
あの旗を打て!
同昭和59年3月号
1
キングへの挑戦編
路上の一撃
別冊コロコロコミック昭和59年4月号
2
マスターズの一打
同昭和59年5月号
3
"旗つつみ"300メートルへの挑戦
同昭和59年6月号
4
アルカトラズの逆転
同昭和59年7月号
5
エンパイヤステートビルを打て!!
同昭和59年8月号
6
ビルの谷間の死闘!!
同昭和59年9月号
7
"ガラスの門"を打ちぬけ!!
同昭和59年10月号
1
影のスペシャリスト編(てんコミ版には「影のシューター編」のタイトルがついている)
3パットメン
月刊コロコロコミック昭和60年4月号
アニメ版放送に伴い、若葉・ゴエモンが初登場
2
ひとつのカップに3つのライン!!
同昭和60年5月号
3
3パットメンvs3兄弟
同昭和60年6月号
4
魔のスネークライン
同昭和60年7月号
5
毒蛇スネークに光る帯!!
同昭和60年8月号
6
ストレートスネーク!!
同昭和60年9月号
1
スーパーGOLFワールドへの挑戦!!
ホール・シネラマゴルフ
月刊コロコロコミック昭和60年10月号
てんコミ版第7巻収録
2
ジェットコースターゴルフ
同昭和60年11月号
3
揺れるティーグランド
同昭和60年12月号
4
大渦巻きグリーンの決闘
同昭和61年1月号
5
必殺!雨だれ空中旗包み!!
同昭和61年2月号
1
筋肉ゴルファー"マッド・マッスル"編 第一部
プロアマ大会
月刊コロコロコミック昭和61年3月号
てんコミ版第8巻収録(収録順を映画原作の後に変更している)
2
ザ・ゴリラパワー
同昭和61年4月号
3
おっちゃん大健闘!!
同昭和61年5月号
てんコミ版第9巻収録
4
燃えるオーラ!
同昭和61年6月号
5
執念の左逆打ち!!
同昭和61年7月号
6
黒い恐怖!マッド・マッスル
同昭和61年8月号
7
意地をかけたモズ落とし
同昭和61年9月号
次号より映画原作連載のため、この号を持ってシリーズは一時中断
1
甲賀秘境!! 影の忍法ゴルファー参上!
霧の中の忍者!
月刊コロコロコミック昭和61年10月号
てんコミ版第8巻収録
2
カラスの罠!
同昭和61年11月号
3
グリーンにしかけられた罠
同昭和61年12月号
4
影王丸あらわれる!!
同昭和62年1月号
5
祈りのファイヤー・ボール!
同昭和62年2月号
8
筋肉ゴルファー"マッド・マッスル"編 第二部
もうひとつのパワー
同昭和62年3月号
てんコミ版第9巻収録
9
ヘビー・ラフ!
同昭和62年4月号
10
ダブル・イーグル!
同昭和62年5月号
11
ゆずらぬ激闘!!
同昭和62年6月号
てんコミ版第10巻収録
12
よみがえったボール!!
同昭和62年7月号
1
妖怪ゴルファーの挑戦!!編
猿の温泉
月刊コロコロコミック昭和62年8月号
2
バトンタッチ
同昭和62年9月号
3
妖魔の挑発!!
同昭和62年10月号
4
1パーセントの可能性
同昭和62年11月号
5
白鳥の池
同昭和62年12月号
6
霊力打法"紅海"渡り
同昭和63年1月号
7
サタンの肖像
同昭和63年2月号
8
サタンの頭上の決闘!!
同昭和63年3月号
1
ゴルフ神選組の攻撃!編
ドライビング・コンテスト
月刊コロコロコミック昭和63年4・5月号
2
コピー・クラブ
同昭和63年6・7月号
3
マナー
同昭和63年8月号
4
クラシック・パター
同昭和63年9月号
5
背面打法
同昭和63年10月号
6
ロストボール
同昭和63年11月号
7
夢へ打つ!!
同昭和63年12月号
番外
猿・思い出の激闘名コース
てんコミ版第10巻収録
サル(SARU)
話数
タイトル
収録号
備考
1
PRO GOLFER-SARU
ビッグコミック平成11年1月10日号
2
プロ・キャディ・サル
同平成11年2月10日号
3
キャディVSプロ
同3月10日号
4
まぼろしのプロテスト
同4月10日号
5
ミスター・ライツの再生!
同5月10日号
6
信頼の褒賞
同6月10日号
7
ライツ新生!!
同7月10日号
8
危険なハイウェイ
同8月10日号
9
フリーウェイ
同9月10日号
10
マコンデ
同10月10日号
11
絶体絶命!
同11月10日号
12
ツキもゴルフのうち!
同12月10日号
13
消えたボール
同平成12年1月10日号
14
パーマー・チャージ
同2月10日号
15
最終ホールの決闘
同3月10日号
16
果てしなき挑戦!!
同4月10日号
17
タイガーを追って
ビッグコミック増刊平成13年6月17日号
18
コンセントレーション
同8月17日号
19
メンタル・テスト
同10月17日号
20
ワンボール・ツーサム
同12月17日号
21
恍惚の1打!
同平成14年3月17日号
22
V字打法
同6月17日号
23
アドレナリン爆発!
同8月17日号
24
嵐の中の死闘
同10月17日号
25
雷光の一打
同12月17日号
26
新天地へのティーショット!
同平成15年6月17日号
27
メンタル・ゴルフ
同8月17日号
28
ギエン+ナカマル対サル!
同10月27日号
29
ノーマンの悲劇
同12月17日号
30
極致のショット!!
同平成16年3月17日号
31
イーグル舞い降りる!!
同6月17日号
32
ラック!or アンラック!
同8月17日号
33
スネークボール
同10月17日号
34
ハワイアンホリデー
同12月17日号
35
神々の庭園
同平成17年3月17日号
36
ゴルフ皇帝 ゼウス・オデッセイ
同6月17日号
37
皇帝ゼウスVSサル
同8月17日号
アニメ
シンエイ動画が制作。テレ朝チャンネルの「シンエイアニメシアター」にて再放送されている。テレビアニメ化は、藤子不二雄Aからテレビ朝日編成開発部の高橋浩に提案されたもの。
テレビアニメ
- 『プロゴルファー猿』(スペシャル)
- 1982年10月19日にテレビ朝日で放送された2時間スペシャル。監督は福富博、作画監督は本多敏行。本作のみキャストが猿の姉以外すべて異なっており、猿丸を野沢雅子(標準語を話す)、ミスターXを若山弦蔵が演じた。1985年10月1日に放送されたスペシャル(後述各話リスト参照)とは内容が異なり、元々サブタイトルがなかったものの、テレ朝チャンネルの公式サイト等には「野生の天才少年に挑む美少女ゴルファー紅蜂と香港の竜!」とサブタイトルが付けられている。
- 『プロゴルファー猿』(シリーズ)
- 1985年4月2日 - 1988年3月28日に、テレビ朝日系『藤子不二雄ワイド』→『藤子不二雄ワールド』にて放送された。一話15分の全143話+SP1話。前作からキャラクターデザインが大幅に変更され、より細かい物となっている。また、おっちゃんの娘の若葉、猿谷家の飼い犬ゴエモンといった本作オリジナルのキャラクターも登場した。旧原作と『新』を合わせて再構成した内容で、話の展開も原作とは異なる個所がある(ドラゴンとの対戦がシャドウマスターズよりも後になる等)。上記のスペシャル版で採用された原作の話も改めて再アニメ化が行われた。
- 『新プロゴルファー猿』
- 1988年4月11日 - 1988年6月13日にテレビ朝日の『藤子不二雄Ⓐワールド』にて放送された。前作と比べてコメディ色の強い一話完結の作品。全10話。
- 『藤子不二雄劇場』
- パオパオチャンネル内の企画で、アニメの再放送(毎週月曜日)。
- 1982年10月19日にテレビ朝日で放送された2時間スペシャル。監督は福富博、作画監督は本多敏行。本作のみキャストが猿の姉以外すべて異なっており、猿丸を野沢雅子(標準語を話す)、ミスターXを若山弦蔵が演じた。1985年10月1日に放送されたスペシャル(後述各話リスト参照)とは内容が異なり、元々サブタイトルがなかったものの、テレ朝チャンネルの公式サイト等には「野生の天才少年に挑む美少女ゴルファー紅蜂と香港の竜!」とサブタイトルが付けられている。
- 1985年4月2日 - 1988年3月28日に、テレビ朝日系『藤子不二雄ワイド』→『藤子不二雄ワールド』にて放送された。一話15分の全143話+SP1話。前作からキャラクターデザインが大幅に変更され、より細かい物となっている。また、おっちゃんの娘の若葉、猿谷家の飼い犬ゴエモンといった本作オリジナルのキャラクターも登場した。旧原作と『新』を合わせて再構成した内容で、話の展開も原作とは異なる個所がある(ドラゴンとの対戦がシャドウマスターズよりも後になる等)。上記のスペシャル版で採用された原作の話も改めて再アニメ化が行われた。
- 1988年4月11日 - 1988年6月13日にテレビ朝日の『藤子不二雄Ⓐワールド』にて放送された。前作と比べてコメディ色の強い一話完結の作品。全10話。
- パオパオチャンネル内の企画で、アニメの再放送(毎週月曜日)。
スタッフ(特番)
- 原作:藤子不二雄
- 監修:楠部大吉郎、鈴木伸一
- 脚本:城山昇
- レイアウト、作画監督:本多敏行
- キャラクターデザイン:鈴木伸一
- 音楽:筒井広志
- 美術監督:半藤克美
- 美術補:天水勝
- 録音監督:浦上靖夫
- 整音:中戸川次男
- 効果:松田昭彦(フィズサウンド)
- 仕上検査:山口いつ子
- 背景:スタジオユニ
- 撮影監督:小池彰
- 撮影:東京アニメーションフィルム
- 動画チェック:森島格
- タイトル:道川昭
- 演出助手:森脇真琴
- 制作進行:茂木仁史、加藤勝、半沢正幸
- プロデューサー:菅野哲夫(テレビ朝日)、加藤良雄(シンエイ動画)
- 監督:福冨博
- 制作:テレビ朝日、シンエイ動画
スタッフ
- 原作:藤子不二雄(第1期の途中からは藤子不二雄Ⓐ)
- チーフディレクター:西村純二
- 作画監督:本橋秀之
- 美術設定:半藤克美
- 美術監督:土師勝弘
- 撮影監督:高橋明彦→山田廣明
- 録音監督:浦上靖夫、大熊昭→小林克良
- シリーズ構成:松岡清治
- 色指定:土居麻奈美
- 特殊効果:斉藤丈史
- 背景:スタジオユニ
- 撮影:東京アニメーションフィルム
- 音楽:筒井広志
- 効果:松田昭彦(フィズサウンド)
- 文芸:滝原弥生
- 制作事務:古賀真貴子
- 制作チーフ→制作デスク:新開一弥
- プロデューサー:波多野正美(テレビ朝日)、田村正司(シンエイ動画)
- 制作協力:スタジオディーン
- 制作:テレビ朝日、シンエイ動画
主題歌
藤子不二雄ワイド(ワールド)枠内での放送であったため、個別のEDは無し。
夢を勝ちとろう(プロゴルファー猿 OP)
マイウェイ猿丸(新プロゴルファー猿 OP / TVSP、ビデオ版プロゴルファー猿 ED)
各話リスト
- 第3話より、サブタイトルのフォントがゴシック体からファン蘭Eに変わる。また、第6話より、サブタイトルのBGMが変わる(第7話等を除く)。()内の数字は通し話数。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 |
---|---|---|---|---|---|
プロゴルファー猿 | |||||
1 | 1985年 4月2日 |
華麗なる世界の一匹猿 | 城山昇 | 西村純二 | |
2 | 4月9日 | ゴルフ殺法コング拳 | |||
3 | 4月16日 | 天才少年の挑戦状 | 鈴木幸雄 | ||
4 | 4月23日 | 恐怖!!地獄谷ゴルフ場 | 井内秀治 | ||
5 | 4月30日 | 目かくしパットの居合い打ち | 西村純二 | ||
6 | 5月7日 | 対決!!正宗対村正 | |||
7 | 5月14日 | グリーンの妖精紅蜂 | 鈴木幸雄 | ||
8 | 5月21日 | 新しいドライバー | 井内秀治 | ||
9 | 6月4日 | にがい勝利 | 西村純二 | ||
10 | 6月11日 | ミスター黄金仮面 | 鈴木幸雄 | ||
11 | 6月18日 | 恐るべき敵! | 井内秀治 | ||
12 | 6月25日 | 雨の中の決戦 | 西村純二 | ||
13 | 7月2日 | キャプテン・イーグル | 佐々木正光 | ||
14 | 7月9日 | 捨て身の攻撃 | 西村純二 | ||
15 | 7月16日 | ウォーター・ショット! | |||
16 | 7月30日 | 勝負!三日月星四郎 | |||
17 | 8月6日 | 新打法モズ落し | 佐々木正光 | 松岡泰美 | |
18 | 8月13日 | 挑戦!曲打ち打法 | 西村純二 | ||
19 | 8月20日 | 危うし!女子プロ蝶可憐 | 井内秀治 | ||
20 | 8月27日 | 対決!!ミス・スネーク | 今川泰宏 | ||
21 | 9月3日 | ゴルフ寺地獄めぐり | 西村純二 | ||
22 | 9月10日 | 太陽に向って打て! | |||
23 | 9月17日 | 恐怖のスーパーゴルフマシン | 今川泰宏 | ||
24 | 9月24日 | 強敵!ロボット・タイタン | |||
SP | 10月1日 | SARU IN U.S.A 激突!猿VSホーク -ワイルドプロ決定戦- |
西村純二 | ||
25 | 10月8日 | 狙撃手は旗を狙う! | 井内秀治 | ||
26 | 10月15日 | 封じられた旗つつみ | 西村純二 | ||
27 | 10月22日 | 新たなる目標 | 今川泰宏 | ||
28 | 11月5日 | 狙われた四番バッター | 井内秀治 | ||
29 | 11月19日 | ミスターXの罠 | 今川泰宏 | ||
30 | 11月26日 | 死神現わる!! | 西村純二 | ||
31 | 12月3日 | 開幕!アマチュア選手権 | |||
32 | 12月10日 | 決勝への狭き門 | 今川泰宏 | ||
33 | 12月17日 | 必殺!死神殺法 | 西村純二 | ||
34 | 12月24日 | パット病 | 森一浩 | ||
35 | 1986年 1月7日 |
対決!!ビッグ・フォー(四強) | 今川泰宏 | ||
36 | 1月14日 | 消えた正宗!! | 森一浩 | ||
37 | 1月21日 | 落し穴 | 今川泰宏 | ||
38 | 1月28日 | さらば死神! | |||
39 | 2月4日 | 大会委員長の決断! | 西村純二 | ||
40 | 2月11日 | 猿谷ゴルフ場危機一髪! | 森一浩 | ||
41 | 2月18日 | 氷の上の対決 | 今川泰宏 | ||
42 | 2月25日 | 雪の日の勝負 | 松岡清治 | 小華和ためお | 森一浩 |
43 | 3月4日 | おっちゃん大奮闘 | 森一浩 | ||
44 | 3月11日 | 新コース誕生 | 城山昇 | 西村純二 | |
45 | 3月18日 | ゴルフ教師・猿!? | 今川泰宏 | ||
46 | 3月25日 | 執念のドライビング競争 | 松岡清治 | 西村純二 | |
47 | 4月1日 | テレビスター・猿!? | 今川泰宏 | ||
48 | 4月8日 | ヤングプロ サム・フォード | 森一浩 | ||
49 | 4月15日 | ニアピン競争 | 西村純二 | ||
50 | 4月22日 | 謎の子連れゴルファー | 城山昇 | 今川泰宏 | |
51 | 4月29日 | 風の中の父子 | 森一浩 | ||
52 | 5月6日 | ビッグ・ミートボール | 井内秀治 | 森一浩 | |
53 | 5月13日 | ノンストップ グリーン | 井内秀治 | ||
54 | 5月20日 | シャドウマスターズ | 西村純二 | ||
55 | 5月27日 | ブラック・エイプ | 今川泰宏 | ||
56 | 6月3日 | 火の海を越えて撃て! | 森一浩 | ||
57 | 6月10日 | 猿真似ショット | 井内秀治 | ||
58 | 6月17日 | 謎の美少女 | 松岡清治 | 西村純二 | |
59 | 6月24日 | レッド・スコルピオ | 井内秀治 | ||
60 | 7月8日 | 蟻地獄とガラガラ蛇 | 今川泰宏 | ||
61 | 7月15日 | 人面岩の戦い! | 森一浩 | ||
62 | 7月22日 | シャーク・キラー | 城山昇 | 西村純二 | |
63 | 7月29日 | ホワイト・デビル出現 | 今川泰宏 | ||
64 | 8月5日 | 消えるコース!? | |||
65 | 8月12日 | トマホーク | 松岡清治 | 井内秀治 | |
66 | 8月19日 | 密林の恐怖 | 西村純二 | ||
67 | 8月26日 | 夜明けの死闘 | 須永司 | ||
68 | 9月2日 | 闇の帝王キング・シーザー | 城山昇 | 井内秀治 | |
69 | 9月9日 | 1番ホール 化石の森 | 須永司 | ||
70 | 9月16日 | 猿 絶体絶命!! | 西村純二 | ||
71 | 9月23日 | 新打法大風車打ち! | 森一浩 | ||
72 | 10月7日 | 怒りの背面逆転打ち! | 須永司 | ||
73 | 10月14日 | 死闘! マグマ・ホール | 西村純二 | ||
74 | 11月4日 | 香港の猿 小飛猿 | 須永司 | ||
75 | 11月11日 | 対決! 猿対猿 | 森一浩 | ||
76 | 11月18日 | 噂の男 ドラゴン | 西村純二 | ||
77 | 11月25日 | 忍び寄る強敵の影 | 須永司 | ||
78 | 12月2日 | 最強の敵 | 森一浩 | ||
79 | 12月9日 | 風雲!竜ヶ峰コース | 松岡清治 | 須永司 | |
80 | 12月16日 | 未完の大器 雷電! | 西村純二 | ||
81 | 12月23日 | 竜の爪 | 森一浩 | ||
82 | 1987年 1月6日 |
勇気ある決断! | 須永司 | ||
83 | 1月13日 | 雪の日の訪問者 | 城山昇 | 西村純二 | |
84 | 1月20日 | 雷電対拝み打ち | 森一浩 | ||
85 | 1月27日 | 死闘再開!! -中国竜ヶ峰コース- | 須永司 | ||
86 | 2月3日 | 竜の背 | 西村純二 | ||
87 | 2月10日 | 竜の腹 | 森一浩 | ||
88 | 2月17日 | 臍からの脱出 | 須永司 | ||
89 | 2月24日 | 天運はいずれに!? | 西村純二 | ||
90 | 3月3日 | 最終ホール 伝説の死闘 | 森一浩 | ||
91 | 3月10日 | 新たなる伝説 | 須永司 | ||
92 | 3月17日 | ライバルとの再会 | |||
93 | 3月24日 | 影のゴルフ | 森一浩 | ||
94 | 3月31日 | にがい決着 | 須永司 | ||
95 | 4月7日 | ミスターXと鹿島大造 | 松岡清治 | 西村純二 | 青木康直 |
96 | 4月14日 | スッポン沼の勝負! | 須永司 | ||
97 | 4月21日 | 帰って来た紅蜂 | 城山昇 | 森一浩 | |
98 | 4月28日 | 起死回生の一打! | 西村純二 | ||
99 | 5月5日 | 新たなる決意 | 須永司 | ||
100 | 5月12日 | ハスラージェロニモ | 森一浩 | ||
101 | 5月19日 | ゴルフ特訓道場 | 今川泰宏 | 青木康直 | |
102 | 5月26日 | 怒りの新人歓迎会 | 西村純二 | ||
103 | 6月2日 | 岩鉄って誰や!? | |||
104 | 6月9日 | 白熱のナイター勝負 | 須永司 | ||
105 | 6月16日 | 挑戦!無限地獄 | 松岡清治 | 西村純二 | 青木康直 |
106 | 6月23日 | 紅蜂さんからの手紙 | 森一浩 | ||
107 | 6月30日 | 道場破り現わる! | 城山昇 | 西村純二 | 青木康直 |
108 | 7月7日 | 公家打法 毬打ショット | 須永司 | ||
109 | 7月14日 | 激闘! 京都庭園めぐり | 森一浩 | ||
110 | 7月21日 | 蜂ノ巣カントリーへ急げ! | 西村純二 | 青木康直 | |
111 | 8月4日 | 弁慶対猿若丸 | 須永司 | ||
112 | 8月11日 | 弁慶の正体 | 森一浩 | ||
113 | 8月25日 | 旗つつみ対大噴火打ち | 西村純二 | 青木康直 | |
114 | 9月1日 | 一期生対二期生 | 松岡清治 | 須永司 | |
115 | 9月8日 | 魔の四段グリーン | 西村純二 | 青木康直 | |
116 | 9月15日 | 第三ホール 運命の一打 | 森一浩 | ||
117 | 9月22日 | ロング・ドライバー | 城山昇 | 須永司 | |
118 | 10月6日 | 影野小次郎 | 西村純二 | 青木康直 | |
119 | 10月13日 | オーバードライブ | 須永司 | ||
120 | 10月19日 | ハンディキャップ | 森一浩 | ||
121 | 10月26日 | 母ちゃんの助言 | 西村純二 | 青木康直 | |
122 | 11月2日 | ライバルの変身 | 松岡清治 | 須永司 | |
123 | 11月9日 | 正宗対虎徹 | 森一浩 | ||
124 | 11月16日 | 決着!猿対鷹巣 | 西村純二 | 青木康直 | |
125 | 11月23日 | ダーティジミー | 城山昇 | 須永司 | |
126 | 11月30日 | ツキに見離された男 | 森一浩 | ||
127 | 12月7日 | タイタンIII | 西村純二 | 青木康直 | |
128 | 12月14日 | マシン対人間 | 須永司 | ||
129 | 12月21日 | 紅蜂さんの手帳 | 森一浩 | ||
130 | 12月28日 | Mr.ドンキホーテ | 西村純二 | 青木康直 | |
131 | 1988年 1月4日 |
プロテスト前夜 | 松岡清治 | 須永司 | |
132 | 1月11日 | 日本アルバトロスシティ | 森一浩 | ||
133 | 1月18日 | ライバルたち | 西村純二 | 青木康直 | |
134 | 1月25日 | プロテスト予選 第1日 | 須永司 | ||
135 | 2月1日 | 秘打!あばれゴマ | 森一浩 | ||
136 | 2月8日 | 快進撃! | 須永司 | ||
137 | 2月15日 | ミスターXとの契約 | |||
138 | 2月22日 | 流喬四郎 | 城山昇 | 森一浩 | |
139 | 2月29日 | 嵐の中の死闘 | 西村純二 | 青木康直 | |
140 | 3月7日 | 三日目INコース | 須永司 | ||
141 | 3月14日 | 喬四郎の秘密 | 森一浩 | ||
142 | 3月21日 | 10オーバー | 西村純二 | 青木康直 | |
143 | 3月28日 | プロテスト最終日 18番ホール | 須永司 | ||
新プロゴルファー猿 | |||||
1(144) | 4月11日 | ゴルフ場は大混乱 | 城山昇 | 西村純二 | |
2(145) | 4月18日 | 三人のパットメン | 須永司 | ||
3(146) | 4月25日 | 若葉ちゃんと勝負 | 青木康直 | ||
4(147) | 5月2日 | あの鯉のぼりを撃て! | 須永司 | ||
5(148) | 5月9日 | 魔のパター | |||
6(149) | 5月16日 | 猿谷のユーレイ | 松岡清治 | 西村純二 | |
7(150) | 5月23日 | ゴエモン、パットする | 滝原弥生 | 青木康直 | |
8(151) | 5月30日 | 黒いセールスマン | 城山昇 | 西村純二 | 森一浩 |
9(152) | 6月6日 | ゴルフ天狗 | 青木康直 | ||
10(153) | 6月13日 | 芝ドロボーを探せ! | 松岡清治 | 須永司 |
ネット配信
- 2021年9月1日より、YouTubeの「プロゴルファー猿 公式チャンネル」から毎週水曜・金曜・日曜の18:00より無料配信が行われている。
映画
『スーパーGOLFワールドへの挑戦!!』
1986年3月15日から東宝系で公開。
- 同時上映『ドラえもん のび太と鉄人兵団』『オバケのQ太郎・とびだせ!バケバケ大作戦』
ストーリー
ミスターXは、富士山麓(アニメ映画では別の場所で富士山麓に似た山)に長年の悲願だった遊園地を模した大規模なゴルフのアトラクション施設『スーパーGOLFワールド』を完成させ、猿たちに招待状を送った。早速スーパーGOLFワールドでいろんなアトラクションを楽しむが、ふとした事で小丸が誘拐される。小丸の身柄はミスターXに確保され、助けるためにはミスターXの三人の刺客(猿が過去に試合で戦った、コング拳、闇兵衛、変奇プロ0)に勝利しなければならない。かくして猿は三人に勝利したものの、今度はゴルフロボットのタイタンII(タイタンIIはスーパーGOLFワールドのシステムコンピューターとして機能している)がスーパーGOLFワールドのシステムを支配し、猿に新たな試練を課してきた。
キャスト
- ピエロ - 大竹宏
- 父親 - 野島昭生
- 子供 - 安田あきえ
- 氷川博士 - 納谷六朗
- タイタンII - 二又一成
- コング拳 - 西尾徳
- 闇兵衛 - 中尾隆聖
- 変奇プロ - 塩沢兼人
スタッフ
- 原作:藤子不二雄
- 脚本:城山昇
- 作画監督:本橋秀之
- 撮影監督:山田廣明
- 美術設定:半藤克美
- 美術監督:天水勝
- 録音監督:浦上靖夫
- 音楽:筒井広志
- プロデューサー:田村正司、小泉美明、波多野正美
- 監督:西村純二
- 編集:岡安肇、小島俊彦、村井秀明、中葉由美子、田中政行
- 効果:松田昭彦(フィズサウンド)
- 制作協力 - 藤子スタジオ、旭通信社
- 制作 - シンエイ動画、小学館、テレビ朝日
主題歌
OP
作詞 - 藤子不二雄 / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 筒井広志 / 歌 - 水木一郎、堀江美都子
ED
作詞 - 藤子不二雄 / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 筒井広志 / 歌 - 水木一郎
その他
本作ではプロローグとオープニングに『パーマン』や『忍者ハットリくん』のキャラたちと、藤子作品に登場する小池さんが隠れキャラとして登場している。
『甲賀秘境!影の忍法ゴルファー参上!』
1987年3月14日から東宝系で公開。
- 同時上映『ドラえもん・ドラえもん のび太と竜の騎士』『オバケのQ太郎・とびだせ!1/100大作戦』
ストーリー
猿たちは、ミスターXから忍び谷カントリーに招待され、三人の刺客と試合をすることになったが、実は忍び谷の開発行為をめぐって猿に試合を持ち掛ける口実でもあった。三人の刺客との試合に勝利した猿に対し、ミスターXは新たな刺客を送り込んだ。
キャスト
- 霧の大老 - 槐柳二
- トビ丸 - 坂本千夏
- 胡蝶 - 江森浩子
- カラス麻呂 - 青森伸
- 福助 - 増岡弘
- 影王丸 - 三ツ矢雄二
- 銀仮面 - 佐藤正治
- カラス - 柴本浩行、田中真弓
スタッフ
- 原作:藤子不二雄
- 脚本:城山昇
- 作画監督:本橋秀之
- 美術設定:半藤克美
- 美術監督:内田建彦
- 撮影監督:山田廣明
- 録音監督:浦上靖夫
- 音楽:筒井広志
- プロデューサー:田村正司、小泉美明、波多野正美
- 監督:西村純二
- 編集:岡安肇 小島俊彦 村井秀明
- 効果:松田昭彦(フィズサウンド)
- 制作協力 - 藤子スタジオ、旭通信社
- 制作 - シンエイ動画、小学館、テレビ朝日
主題歌
ED
作詞 - 藤子不二雄 / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 筒井広志 / 歌 - 水木一郎
ビデオ・DVD
- VHS
- 『藤子不二雄Aビデオ傑作シリーズ 7~12』 - 全6巻。第1話「華麗なる世界の一匹猿」から第91話「新たなる伝説」までのうち、テーマごとにシナリオをピックアップして収録したものである。
- 『藤子不二雄映画全集』VOL.12 - 『スーパーGOLFワールドへの挑戦!!』を収録(劇場版と異なり、『忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵』と同時収録) ステレオ・カラー・99分。
- 『藤子不二雄映画全集』VOL.15 - 『甲賀秘境!影の忍法ゴルファー参上!』を収録(こちらも劇場版とは異なり、『エスパー魔美・星空のダンシングドール』と同時収録) ステレオ・カラー・81分。
- DVD
- 『プロゴルファー猿Complete BOX』 - 2011年1・2月にDVDボックス全2箱形式で発売された(収録内訳:Vol.1がSP版(1982年)+アニメ版シリーズ前半73話、Vol.2がSP版(1985年)+アニメ版シリーズ後半70話+「新プロゴルファー猿」10話)。
- 『藤子不二雄Aビデオ傑作シリーズ 7~12』 - 全6巻。第1話「華麗なる世界の一匹猿」から第91話「新たなる伝説」までのうち、テーマごとにシナリオをピックアップして収録したものである。
- 『藤子不二雄映画全集』VOL.12 - 『スーパーGOLFワールドへの挑戦!!』を収録(劇場版と異なり、『忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵』と同時収録) ステレオ・カラー・99分。
- 『藤子不二雄映画全集』VOL.15 - 『甲賀秘境!影の忍法ゴルファー参上!』を収録(こちらも劇場版とは異なり、『エスパー魔美・星空のダンシングドール』と同時収録) ステレオ・カラー・81分。
- 『プロゴルファー猿Complete BOX』 - 2011年1・2月にDVDボックス全2箱形式で発売された(収録内訳:Vol.1がSP版(1982年)+アニメ版シリーズ前半73話、Vol.2がSP版(1985年)+アニメ版シリーズ後半70話+「新プロゴルファー猿」10話)。
関連作品
ゲーム
- プロゴルファー猿 驚異の地獄谷(1985年、バンダイ、 LSIゲーム)
- クイズの王様4 プロゴルファー猿の ピンポーン クイズ知っとるケ? (1985年、バンダイ)
- 2〜5人で対戦するクイズゲーム。
- プロゴルファー猿 影のトーナメント(1987年5月25日、バンダイ、ファミリーコンピュータ ディスクシステム)
- プレイヤーは1Pが猿、2Pがドラゴンを操作する。全18ホールのコースは9番までが竜ヶ峰C.C.、10番以降がテクノC.C.を舞台としており、どちらのコースも竜巻や動く壁など様々な仕掛けが施されている。
- 熱闘ゴルフ(2000年10月19日、SEGAドリームキャスト)
- 開発はデータイースト。当初は『ちょーはまるゴルフ』のタイトルで発売される予定だったが、販売元がセガに変更された際に藤子不二雄Aがキャラクターデザインを改めて担当した。漫画に出てくるようなコースや得意技が存在し、プレイを進めると隠しキャラとして猿が登場する。
- プロゴルファー猿(2008年10月23日、バンダイナムコゲームス、Wii)
- 開発はエイティング。ゲーム雑誌『ファミ通』のゲームソフト紹介コーナー「クロスレビュー」にて、過去最低タイ記録の合計12点(4人の評者それぞれが10点満点中3点、最高点3点は単独ワースト記録)という評価を下されている。スタッフロールにはこの作品のプログラマーが3人しか割り当てられていなかったことが示される。『ファミ通』の調べによると、売上本数は720本。
- 2〜5人で対戦するクイズゲーム。
- プレイヤーは1Pが猿、2Pがドラゴンを操作する。全18ホールのコースは9番までが竜ヶ峰C.C.、10番以降がテクノC.C.を舞台としており、どちらのコースも竜巻や動く壁など様々な仕掛けが施されている。
- 開発はデータイースト。当初は『ちょーはまるゴルフ』のタイトルで発売される予定だったが、販売元がセガに変更された際に藤子不二雄Aがキャラクターデザインを改めて担当した。漫画に出てくるようなコースや得意技が存在し、プレイを進めると隠しキャラとして猿が登場する。
- 開発はエイティング。ゲーム雑誌『ファミ通』のゲームソフト紹介コーナー「クロスレビュー」にて、過去最低タイ記録の合計12点(4人の評者それぞれが10点満点中3点、最高点3点は単独ワースト記録)という評価を下されている。スタッフロールにはこの作品のプログラマーが3人しか割り当てられていなかったことが示される。『ファミ通』の調べによると、売上本数は720本。
パチンコ
- CRプロゴルファー猿(2007年、大一商会)
- CRプロゴルファー猿(2011年、タイヨーエレック)
- Pプロゴルファー猿 EMPEROR MODEL(2023年、豊丸産業)
パチスロ
- プロゴルファー猿(2011年、スパイキー)
記念切手
- 『週刊少年漫画50周年I(週刊少年サンデー)』 - 2009年3月18日発売。80円郵便切手シート(10枚)のうち左下隅。2009年5月22日の『週刊少年漫画50周年II』の発売の際には、作品の解説帳なども販売された。
目薬
- こども目薬ジュニアサンテ(1987年、参天製薬) - 目薬のポシェットにキャラクター(猿、若葉、ゴエモン)が描かれている。CMでは実写との合成で放映され、猿丸がゴルフをするシーンのほか、ミスターXによる子供たちとの水泳対決に挑戦し、プールサイドで大丸、中丸、小丸、若葉が応援するシーンもある。
パロディ
いずれもコンビ解消前の藤本によるもの。
- 『ドラえもん』 - 「主役はめこみ機」(初出:『小学五年生』1978年5月号)の回で、ドラえもんが「主役はめこみ機」を使って「プロゴルファー猿」表紙の猿の顔を自身に置き換えている。
- 『パーマン』 - 「タマより弱く」(初出:『月刊コロコロコミック』1983年7月号)の回で、パーマン2号が「プロゴルファーサル」を称してショットを打つ場面があり、数コマだけ作画や擬音が本作を模している。
関連カテゴリ
- 藤子不二雄Aの漫画作品
- 漫画作品 ふ
- 1974年の漫画
- 週刊少年サンデーの漫画作品
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- アニメ作品 ふ
- 1982年のテレビアニメ
- 1985年のテレビアニメ
- 1988年のテレビアニメ
- テレビ朝日系アニメ
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- 藤子不二雄A原作のアニメ作品
- 少年サンデーコミックスのアニメ作品
- ゴルフアニメ
- 幼稚園 (雑誌)
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- 藤子不二雄のコンピュータゲーム
- ゴルフゲーム
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- ディスクシステム用ソフト
- 1987年のコンピュータゲーム
- バンダイナムコエンターテインメントのゲームソフト
- Wii用ソフト
- 2008年のコンピュータゲーム