六花の勇者
以下はWikipediaより引用
要約
『六花の勇者』(ろっかのゆうしゃ)は、山形石雄による日本のライトノベル作品。イラストは宮城。スーパーダッシュ文庫(集英社)より2011年8月から刊行されている。第1回ラノベ好き書店員大賞にて5位を獲得している。『このライトノベルがすごい!』作品部門では2013年版で3位、2014年版で8位を獲得した。2015年6月時点で累計発行部数は30万部を記録している。
『スーパーダッシュ&ゴー!』およびWeb公式サイトにて作画・戸流ケイによる漫画版が連載された。
2015年7月より9月までテレビアニメが放送された。
あらすじ
1千年前、世界を破滅に追いやった魔神と呼ばれる存在が、一輪の花を武器とした聖者によって封じられた。一輪の花の聖者は「いつか魔神は蘇るが、そのとき自分の力を受け継いだ六人の勇者が現れて魔神を封じるだろう」と予言を残した。その予言通り過去二度に渡って魔神が目覚めたが、運命の神に選ばれた6人の勇者により復活は阻止された。
そして今、三度目の魔神復活を前に、勇者たちが集結する。だが、その体に六花の紋章が浮かび上がった勇者はなぜか、7人存在した。しかも勇者たちを狙う敵を妨害するための霧幻結界を悪用され、7人全員が森に閉じ込められてしまう。7人の中の誰かが敵であることに気付いた勇者たちは、互いに疑心暗鬼に陥る。
勇者の1人、地上最強を自称する少年アドレットは、密室状態だった結界を起動する仕掛けに唯一触れられたことから、最有力の容疑者となってしまう。本来は仲間であるはずの6人から追われながら、アドレットは7人目の策略の解明に挑む。
登場人物
六花の勇者
アドレット・マイア
声 - 斉藤壮馬、沢城みゆき(幼少期)
本作の主人公。「地上最強の男」を自称する18歳の少年。ストーリー上における探偵役を務める。
テグネウの策略により村を滅ぼされ友と姉を失って、アトロ・スパイカーに弟子入りして過酷な修業に明け暮れ、ただ一人アトロの修業をやり遂げた。不意打ちを主体とした剣術と自作の秘密道具を組み合わせた戦技と、類まれなる頭脳と機転を武器に窮地を脱出する。しかしその邪道ともいえる戦闘法では、ルールのあるピエナ神前武闘会では勝てないと判断して武闘会に乱入することで運命神に自らの力を示すが、それにより「卑劣戦士」と呼ばれるようになる。
戦闘の才能はアトロの弟子の中でも最も劣っていて、まともに戦えば他の六花の勇者に大きく劣る。「地上最強」を口にするのはそれでも諦めない決意のようなものでフレミーからは「不安になると自分は地上最強だと言い出す」と指摘されている。
自分が六花の勇者であることを信じていたが、実はテグネウが7つ目の紋章を制御する道具を使って用意した偽の勇者である。幼少の段階でテグネウから自分の計画を遂行するにふさわしい人間と目をつけられてしまっていた。村を滅ぼされたのも凶魔を憎み六花の勇者を目指して修業するような人間として育つよう促すためだった。紋章はテグネウが一輪の聖者から奪ったものであり、六花の勇者のものとは別の目的で造られた紋章。ナッシェタニアのものと違い時間が停止していないため六花の勇者が死亡すると花弁が欠ける機能もある。現在の性格もテグネウの洗脳の影響で形成されたものに過ぎず、本来は村を滅ぼされた復讐以外に興味はなく、その障害となるなら誰であろうと排除する凶暴な人格の持ち主。
テグネウから、師であるアトロ・スパイカーも含め自分が知らず知らずのうちに手駒になっていたこと、さらに「人間の愛を操る力」によりフレミーを愛するよう仕向けられ、さらには姉シェトラの命を奪ったのがフレミーであったことを知りフレミーから気持ちが離れる。
著者・山形石雄は構想の段階で「弱い主人公」と決めており、弱いのであればそれと反対方向に特徴をつけるために「自称地上最強」を名乗る設定にした。なお、当初は悪いキャラクターにする予定だったとのこと。
ナッシェタニア・ルーイ・ピエナ・アウグストラ
声 - 日笠陽子
「刃」の神の力を持つ聖者。ピエナ王国の第一王女にしてピエナ最強の剣士。虚空から刃を召喚することができる。武器は細剣で兎を模した兜と白い鎧に身を包む。自由奔放でいたずら好きだが、強いカリスマ性の持ち主。しかしその正体は偽の勇者にしてドズーの同志。2代目の六花の勇者であったハユハ・プレッシオは時を止める能力で自分の紋章の時間を止めドズーに与えていたため、この紋章を使って偽の勇者になることができた。ドズーと結託し50万人の人間の犠牲と引き換えに凶魔との共存を目指している。凶魔と融合しているため、姿が消えたように錯覚させる見隠しの能力を使うことが可能。性格は身勝手で自分の裏切りを棚に上げて人を非難し、相手の気持ちを全く考えず利己的な発言が多く、モーラからは「冷酷なうえに恐ろしく身勝手」と評されている。アドレットが最初に疑われるよう仕組んだ張本人であり、「太陽」の聖者リウラを利用して神殿の結界が起動したように偽装しアドレットが偽の勇者であるかのように仕立て上げようとしていた。アドレットにより結界のトリックを暴かれ、ハンスとチャモによって自身の正体も明かされてしまい失敗。「50万人の犠牲で人類と凶魔を和睦させる」と目的を明かすが、六花の勇者たちには受け入れられず撤退する。ドズーと合流した後にカーグイックの配下と戦い手駒となる配下の凶魔を全て失う。自身もテグネウに捕まって左腕を失うが、ゴルドフの救援によりテグネウとカーグイックを倒すまでは六花の勇者と共闘することになる。
著者は構想当初から王族が敵だったという展開を考えており、担当編集者との打ち合わせでその敵が少女であればインパクトがあるということからナッシェタニアが誕生した。
フレミー・スピッドロウ
声 - 悠木碧
本作のヒロイン。「火薬」の神の力を持つ聖者。白髪に右目が桃色で左目が青のヘテロクロミアの儚げな少女。武装は銃と爆弾。凶魔の母と人間の父とのハーフで、元々はテグネウの命令で六花の勇者の候補者を殺害していた。しかしチャモに負けたことで用済みになり、母親を含めた凶魔たちに殺されそうになったため、復讐のため魔神を倒すことを決意する。他者を寄せ付けない刺々しい気性の持ち主だが、アドレットに同行するうちに彼に対して強い信頼と想いを抱く。弾丸となる金属球を手に持つことで、それに薬莢と火薬を組み合わせた「銃弾」へと変えることができる。テグネウの「人間の愛を操る力」が解除され、アドレットから「フレミーを殺せば簡単に勝てた」という言葉を聞き、気持ちがもう自分にはないことを知る。父親はフレミーが産まれてすぐに用済みという理由で凶魔に殺されており、彼女自身はそれを母親や周囲から聞かされている。
テグネウの切り札「黒の徒花」でもあり、六花の紋章を含めた一輪の聖者の力を吸収する聖具でもある。凶魔を憎み本物の六花の勇者になるように仕向けられたのは、聖具としての能力発動には六花と接触する必要があったためである。
ハンス・ハンプティ
声 - 鈴村健一
猫の動きを真似た特殊な剣術を使う殺し屋。武器は鉈のような2本の剣。知力・戦闘能力共に六花の勇者の中でもトップクラスで、アドレットを始めとした味方や敵からも実力を認められている。なまりに猫口調がまざった不思議なしゃべり方で、普段はふざけた態度をとっているが、時折戦闘を好む冷酷な一面を見せる。しかし、自分勝手な六花の勇者たちのなかでは他者を気遣うなど人情家な面もある。
著者の中では構想当初から強いキャラクターであることが大前提であった。そこで猫は実際は「肉食で優秀なハンター」であることから、猫の鳴きまねをしながら戦う剣士という設定が誕生した。
モーラ・チェスター
声 - 佐藤利奈
「山」の神の力を持つ聖者。聖者を統括する万天神殿の長。武装は鉄甲。千里眼や山の精気を使った傷の治療、やまびこで声を遠方に届けるなどの能力を持つ。文武両道で経験と実力も豊富な年長の勇者だが、生真面目に過ぎる性格と一度思い込んだらなかなか修正が利かない頑固さが欠点。
著者は最初に勇者の中で仮リーダーが必要だと考え、どのようなキャラクターにすべきかと考えていった結果最終的にモーラが誕生した。
チャモ・ロッソ
声 - 加隈亜衣
「沼」の神の力を持つ聖者。14歳の最年少ながら一輪の聖者を除けば史上最強とも言われる実力者だが、性格は傲慢で、協調性がない子供そのもの。加えて子供特有の残酷さを持ち、破壊と殺戮に対してなんの躊躇いも持っていない。自らの体内に水棲の凶魔を飼いならし使役する。かつてフレミーと戦い勝利するが、殺し損ねたことに腹を立てており、ことあるごとにフレミーが七人目だと主張する。
著者はギャップをかなり狙ったキャラとして挙げており、能力を考えた後にその能力を少女が使ったら面白いと思ったことから最終的にチャモが誕生した。
ゴルドフ・アウオーラ
声 - 内山昂輝
ピエナ王国軍黒角騎士団随一の騎士。16歳という若さに似合わない屈強な肉体と厳しい顔立ちをした槍戦士で羊を模した兜と黒い鎧に身を包む。ナッシェタニアでさえ未だに勝ったことがないほどの実力を有するピエナ最強の騎士だが、精神面は未熟なところがある。ナッシェタニアに強い忠誠を誓う。
ロロニア・マンチェッタ
声 - 金元寿子
「鮮血」の神の力を持つ聖者。自身の血液を染み込ませた鞭を自在に操るほか、血液操作による治癒力の増幅や血液をなめた相手の情報を得るなどの能力を持つ。常にオドオドしている気弱な少女なため、戦闘の際は言葉遣いを荒らげて自らを奮い立たせる。元々は「鮮血」の神殿で下働きをしていた孤児だったが、聖者に選ばれて才能を見出したモーラから指導を受けていた。一時期アトロのもとで指導を受けていたことがありアドレットとは知り合い。
その他の人間
アトロ・スパイカー
声 - 大木民夫
アドレットの師匠。人里離れた洞窟に住み、凶魔への対抗手段として、様々な武器・防具・道具などの発明に収まらず、剣術・武術・科学など幅広く研究をしている。凶魔退治の専門家として有名で国王などから命じられて弟子入りする者は多いが、あまりの修業の過酷さから、数か月持たずに去っていくという。修業をやり遂げた者は、アドレットただ一人である。非常に博識であり、凶魔の弱点などにも精通しているなど、作中で何度も語られるように非常に謎の多い人物である。
ウィロン・コート
ハユハ・プレッシオ
統率者
最も強大な力と知性を持つ3体の凶魔。元々は友人関係でお互いに名前を付け、協力して2代目の六花の勇者と戦ったが、魔神が封印されて敗北した後、ハユハと共に魔神について調べ、魔神の正体を知ったことで意見が合わなくなり、現在は敵対関係にある。六花の勇者を最も多く倒した者に他の2体は従う契約を交わしている。
テグネウ
声 - 石田彰
凶魔を率いる統領の一体。非常に狡猾な策略家で、凶魔全体の4割を掌握している。思考が極めて独特であり、とらえどころがない。この世で最も強い力は「愛」が持論で、愛情を利用した策を好んで立てる。自分以外は道具と考え、配下は駒扱いで死んでも気にせず、人間を利用して奴隷として扱うほか、部下に人間とのハーフであるフレミーを産ませるなどしているが、この方針からカーグイックと対立している。正体はイチヂクの凶魔であるが、普段は配下である凶魔を操り三枚羽の蜥蜴として生活している。自身を食べた凶魔を強化し操る能力と人間の愛情を操る能力を持つ。産まれた時から魔神に対する忠誠心を一切持たない異形の凶魔で、自分の存在理由が分からず苦悩し、他者を愛する心を手に入れようと他の凶魔を愛するカーグイックとドズーともに行動していたが愛情を手に入れることはできず、いつしか他者を愛することができる存在を憎むようになってしまう。2代目の六花の勇者との戦いにも参加しており、敗北し嘆き悲しむ凶魔たちを見たことで愛情を踏みにじることに快感を覚えるようになった。六花の勇者数人と渡り合える凶魔たちを配下にしている。
カーグイック
ドズー
凶魔を率いる統領の一体。柔かい毛並とつぶらな瞳を持つリスを掛け合わせたような犬の凶魔。200年前に魔神から離反した反逆者でテグネウとカーグイックから敵視されており、魔哭領を離れ少数の配下と共に人間社会に潜伏している。魔神を代替わりさせて新しい魔神を使って人間の世界へ侵攻して世界を一つにまとめ人間と凶魔が共存する世界を造ろうとしている。
口調は丁寧で礼儀正しいが、目的のためには手段も犠牲も問わない。雷撃を操る力と姿を自在に変える力を持ち戦闘能力はハンスと互角で並みの凶魔よりはるかに強いが、元々は雑魚凶魔だったためか他の統領と比べると見劣りし「相変わらず弱い」とテグネウから馬鹿にされている。他の凶魔を愛する感情を持つ稀有な凶魔で、かつては同じように凶魔を愛するカーグイック、テグネウと友人関係となり協力して二代目の六花の勇者と戦ったが、敗北後に六花の勇者の一人だったハユハと共に魔神の正体を調べることになり、魔神の正体を知ったことで魔神に対する忠誠心を失い「醜く狂った化け物」と嫌悪するようになった。カーグイック、テグネウと対立しており、現在では六花の勇者を最も多く殺害したものに他の二者は従う契約を結んでいる。ハユハから受け取った六花の紋章を同志のナッシェタニアに与え、六花の勇者を殺害させる計画を立てるが失敗。その後はカーグイックの配下に手勢を全滅させられてしまい窮地に陥る。カーグイック、テグネウを倒すまでという条件で六花の勇者と手を組むことになるが、テグネウとの戦闘の最中に六花の勇者を裏切ることも真剣に考えており、六花の勇者は手駒としか考えていない。
特質凶具
テグネウの指示の下で自らを進化させ独自の能力を手に入れた凶魔。名前は付けられず番号で呼ばれる。
六番
用語
六花の勇者
聖者
凶魔
魔哭領
制作背景
著者・山形石雄は自身の前作『戦う司書』が人間が数多く死ぬ物語だったため、次回作では明るい物語を書きたいという思いから本作の執筆を始めた。「6人いるはずの勇者が7人いる」という発想は萩尾望都による『11人いる!』や小松左京による『十一人』から影響を受けており、本作のミステリー要素は東野圭吾による『聖女の救済』から特に影響を受けているという。
既刊一覧
小説
- 山形石雄(著) / 宮城(イラスト)、集英社〈スーパーダッシュ文庫→ダッシュエックス文庫〉、既刊7巻(2016年3月25日現在)
- 『六花の勇者』2011年8月30日第1刷発行(8月25日発売)、ISBN 978-4-08-630633-1
- 『六花の勇者2』2012年4月30日第1刷発行(4月25日発売)、ISBN 978-4-08-630671-3
- 『六花の勇者3』2012年11月27日第1刷発行(11月22日発売)、ISBN 978-4-08-630710-9
- 『六花の勇者4』2013年7月30日第1刷発行(7月25日発売)、ISBN 978-4-08-630745-1
- 『六花の勇者5』2014年11月26日第1刷発行(11月21日発売)、ISBN 978-4-08-631008-6
- 『六花の勇者6』2015年7月29日第1刷発行(7月24日発売)、ISBN 978-4-08-631056-7
- 『六花の勇者 Archive1 Don't pray to the flower』2016年3月30日第1刷発行(3月25日発売)、ISBN 978-4-08-631105-2
- 『六花の勇者』2011年8月30日第1刷発行(8月25日発売)、ISBN 978-4-08-630633-1
- 『六花の勇者2』2012年4月30日第1刷発行(4月25日発売)、ISBN 978-4-08-630671-3
- 『六花の勇者3』2012年11月27日第1刷発行(11月22日発売)、ISBN 978-4-08-630710-9
- 『六花の勇者4』2013年7月30日第1刷発行(7月25日発売)、ISBN 978-4-08-630745-1
- 『六花の勇者5』2014年11月26日第1刷発行(11月21日発売)、ISBN 978-4-08-631008-6
- 『六花の勇者6』2015年7月29日第1刷発行(7月24日発売)、ISBN 978-4-08-631056-7
- 『六花の勇者 Archive1 Don't pray to the flower』2016年3月30日第1刷発行(3月25日発売)、ISBN 978-4-08-631105-2
漫画
- 山形石雄(原作) / 宮城(キャラクター原案) / 戸流ケイ(作画) 『六花の勇者』 集英社〈スーパーダッシュ&ゴー!〉、全4巻
- 2012年10月25日発売、ISBN 978-4-08-782468-1
- 2013年7月25日発売、ISBN 978-4-08-782656-2
- 2014年11月21日発売、ISBN 978-4-08-782798-9
- 2015年7月24日発売、ISBN 978-4-08-782853-5
テレビアニメ
2015年7月より9月までMBS、TOKYO MX、AT-X、BS11にて放送された。原作第2巻冒頭部までを描く。
スタッフ
- 原作 - 山形石雄「六花の勇者」(集英社「ダッシュエックス文庫」刊)
- 原作イラスト - 宮城
- 監督 - 高橋丈夫
- 助監督 - さんぺい聖
- 構成・脚本 - 浦畑達彦
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 小磯沙矢香
- サブキャラクターデザイン・総作画監督 - 石原恵治、桜井正明
- プロップデザイン - 岩永悦宜
- モンスターデザイン・コンセプトデザイン - 福島達也
- 美術設定 - 加藤浩
- 美術監督 - 栫ヒロツグ
- 色彩設計 - 佐野ひとみ
- CGプロデューサー - 井野元英二
- 撮影監督 - 井上洋志
- 編集 - 塚常真理子
- 音響監督 - 岩浪美和
- 音楽 - 大島ミチル
- 音楽制作 - ポニーキャニオン
- 音楽プロデューサー - 高畑裕一郎
- エグゼクティブプロデューサー - 笹木孝弘、足立聡史、麻生一宏
- プロデューサー - 石黒達也、高野貴志、矢崎史、藤田敏
- アニメーションプロデューサー - 林瑛介
- アニメーション制作 - パッショーネ
- 製作 - 「六花の勇者」製作委員会
主題歌
オープニングテーマ
「Cry for the Truth」(第1話 - 第4話、第12話)
「Black Swallowtail」(第5話 - 第11話)
エンディングテーマ
「Secret Sky」(第1話 - 第3話、第8話、第12話)
「Dance in the Fake」(第4話 - 第5話、第10話)
「Nameless Heart」(第6話 - 第7話、第9話、第11話)
評価
アメリカのアニメ評価サイト「Anime Trending」が主催した「第2回 Anime Trending Awards」での結果は以下の通り。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
第一話 | 地上最強の男 | 高橋丈夫 | さんぺい聖 重原克也 末田宜史 |
石原恵治、近藤源一郎、橋本英樹 小野田貴之、佐藤麻里那 |
小磯沙矢香 |
第二話 | 初めての旅 | 高橋成世 | 浅利藤彰 | 坂本龍典、羽野宏明、岩井優器 冨澤佳也乃、佐野陽子 |
桜井正明 |
第三話 | 六花殺しの少女 | 島津裕行 | 関暁子 | 小嶌エリナ | 石原恵治 |
第四話 | 勇者集結 | 末田宜史 高橋成世 |
中邑正 弓越多来頭 |
橋本英樹、小野田貴之、松岡謙治 岡本達明、勝亦祥視 |
近藤源一郎 桜井正明 |
第五話 | 七人目の勇者 | 高橋丈夫 | 末田宜史 | 阿部恒 | 小磯沙矢香 |
第六話 | 罠と潰走 | 小島正幸 | 重原克也 | 橋本英樹、近藤源一郎、常盤健太郎 坂本龍典、滝川和男、青野厚司 中村慎吾、柳瀬譲二 |
小磯沙矢香 うのまこと 石原恵治 |
第七話 | 二人の理由 | 島津裕行 | 伊藤史夫 重原克也 末田宜史 |
柴田志郎、服部憲知、飯飼一幸 | 小磯沙矢香 桜井正明 近藤源一郎 |
第八話 | 凡人と天才 | 迫井政行 | 浅利藤彰 高橋成世 |
小林明美、橋本英樹、後藤圭祐 常盤健太郎、中村慎吾、柳瀬譲二 小野田貴之、依田正彦 満若高代、櫻井祐哉 |
小磯沙矢香 石原恵治 うのまこと |
第九話 | 疑惑の蕾 | 高橋成世 | 喜多幡徹 森義博 |
小林利充、謝宛倩、糸島雅彦 吉崎雅博、石井ゆみこ、木下由美子 |
小磯沙矢香 桜井正明 近藤源一郎 |
第十話 | 絶体絶命 | 中野典克 | 間島崇宏 | 小島彰、石井かおり、越後光崇 安田祥子、LEE SANG-MIN |
小磯沙矢香 石原恵治 桜井正明 |
第十一話 | 反攻 | 紅優 鵜飼ゆうき |
末田宜史 重原克也 |
柳瀬譲二、北尾勝、依田正彦 常盤健太郎、満若高代、櫻井祐哉 中村真悟、杉山了蔵、高乗陽子 阿部可奈子、櫻井拓郎 藤原利恵、萩原省智 |
小磯沙矢香 石原恵治 桜井正明 近藤源一郎 |
第十二話 | 解明の時 | 川尻善昭 | 浅利藤彰 中邑正 |
近藤源一郎、常盤健太郎、岡本達明 後藤圭祐、満若高代、櫻井祐哉 小林しほ子、柳瀬譲二 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2015年7月5日 - 9月20日 | 日曜 2:58 - 3:28(土曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 『アニメシャワー』第3部 |
日曜 17:00 - 17:30 | AT-X | 日本全域 | 製作委員会参加/ リピート放送あり | |
2015年7月8日 - 9月23日 | 水曜 23:30 - 木曜 0:00 | TOKYO MX | 東京都 | |
2015年7月11日 - 9月26日 | 土曜 23:00 - 23:30 | BS11 | 日本全域 | 『ANIME+』枠 |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2015年7月9日 - 9月24日 | 木曜 0:00 - 0:30(水曜深夜) | ニコニコ生放送 | |
木曜 0:00(水曜深夜) 更新 | GYAO! | 第1話無料、第2話以降1週間無料 | |
木曜 0:30(水曜深夜) 更新 | ニコニコチャンネル | 第1話無料、第2話以降1週間無料 | |
2015年7月10日 - 9月25日 | 金曜 0:00(木曜深夜) 更新 | バンダイチャンネル | 第1話無料、第2話以降1週間無料 |
金曜 12:00 更新 | dアニメストア | ||
2015年7月11日 - | 土曜 12:00 更新 | アニメ放題 | |
U-NEXT | |||
2015年7月14日 - | 火曜 12:00 更新 | auアニメパス |
BD / DVD
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD | DVD | |||
1 | 2015年9月16日 | 第1話 - 第2話 | PCXG-50491 | PCBG-52801 |
2 | 2015年10月21日 | 第3話 - 第4話 | PCXG-50492 | PCBG-52802 |
3 | 2015年11月18日 | 第5話 - 第6話 | PCXG-50493 | PCBG-52803 |
4 | 2015年12月16日 | 第7話 - 第8話 | PCXG-50494 | PCBG-52804 |
5 | 2016年1月6日 | 第9話 - 第10話 | PCXG-50495 | PCBG-52805 |
6 | 2016年2月3日 | 第11話 - 第12話 | PCXG-50496 | PCBG-52806 |
参考文献
- SFマガジン編集部『SFが読みたい! 2012年版』早川書房、2012年2月。ISBN 978-4-15-209275-5。
- 『このライトノベルがすごい!』編集部『このライトノベルがすごい!2012』宝島社、2011年12月3日。ISBN 978-4-7966-8716-4。
- 『このライトノベルがすごい!』編集部『このライトノベルがすごい!2013』宝島社、2012年12月3日。ISBN 978-4-8002-0357-1。
- 『このライトノベルがすごい!』編集部『このライトノベルがすごい!2014』宝島社、2013年12月4日。ISBN 978-4-8002-1954-1。