コロッケ!
漫画
作者:樫本学ヴ,
出版社:小学館,
掲載誌:月刊コロコロコミック,
レーベル:てんとう虫コミックス,コロコロアニキコミックス,
巻数:旧版単行本:全15巻新装版:既刊4巻,
話数:全87話,
漫画:コロッケ! BLACK LABEL
作者:樫本学ヴ,
出版社:小学館,
レーベル:コロコロアニキコミックス,
巻数:既刊7巻,
アニメ
原作:樫本学ヴ,
シリーズ構成:冨岡淳広,
キャラクターデザイン:池田裕治,
音楽:渡部チェル,
アニメーション制作:OLM TEAM IGUCHI,
製作:テレビ東京,小学館プロダクション,
放送局:テレビ東京系列,
話数:全104話,
以下はWikipediaより引用
要約
『コロッケ!』は、樫本学ヴによる日本の冒険漫画。『月刊コロコロコミック』(小学館)で2001年4月号から2006年11月号まで連載された。テレビアニメ化、ゲーム化もされた。全15巻。第48回(平成14年度)小学館漫画賞児童部門受賞。
概要
『学級王ヤマザキ』などのギャグ漫画が続いていた作者による冒険漫画作品であり、最も長く連載された作品である。次回作より樫本は原稿をデジタル入稿による作画に移行したため、全編アナログ制作による最後の作品となっている。
タイアップ漫画や一話完結のギャグ漫画が多いコロコロコミックでは非常に珍しい、オリジナルストーリーの漫画であった。
連載終了より11年後、当時の掲載誌であった『月刊コロコロコミック』の大人版である『コロコロアニキ』(同)2018年冬号より、本作品の続編に当たる『コロッケ! BLACK LABEL』が連載開始。第12話の掲載をもって同誌が2021年春号にて紙媒体での展開を終了したため、『コロコロオンライン』(同)に移籍し、2021年5月15日から連載中。移籍後、第13話は新第1話として掲載された。
あらすじ
コロッケは黒マントの男の手にかかって死んだ父を、バン王(キング)によって生き返らせてもらうため、仲間たちと共に禁貨を貯めるために戦う冒険漫画。物語が進むにつれ登場人物の詳細が明らかになってくる。以下は物語を進行順に記述しているが、メディアミックスではオリジナルストーリーを展開している場合があるため原作とは異なる場合(例として『コロッケ!Great』にてカラスミが完全に死んでいる)もある。
バンカーサバイバル
次の王様だ〜れだ大会
アニメではパプリカ島編の次のストーリー。
裏バンカーサバイバル(禁貨ゴーグル編)
ビシソワーズパーティー
BLACK LABEL
アニメ版オリジナルの物語
ドリーム禁貨サバイバル
パプリカ島
生きてるバンク友の会
コンソメバトルトーナメント
サラミッド
登場キャラクター
キャラクターの名称は食べ物の名前から採られている。〔 〕内は名前の由来となった食べ物の名前。『月刊コロコロコミック』にてオリジナルキャラクターの公募を行ったことがある。また、これらのキャラクターはエキストラとして劇中にも登場した。
女性キャラが非常に少なく、原作では6人しか登場しない(ポー、テト、モッツァレラ、ルッコラ、ブーケガルニ、オコゲ師匠)。
コロッケと仲間たち
コロッケ〔コロッケ〕
声 - 加藤奈々絵
本作品の主人公。幼いころ、黒マントの男によって父親のバーグを殺され、以来バン王にバーグを生き返らせてもらうため旅をしている少年。普段は大ボケな性格だが、仲間思いの熱血漢でもあり、また強い相手との戦いを心から楽しむ。一人称は「オレ」(幼少時は「ぼく」で語尾に「でしゅ」をつけていた)。当初は父を亡くしている孤児であった。父子家庭であり、コロッケの母親の存在は意図的に言及されていない。
いつも持ち歩いているハンマーは父親の形見であり、軽々と振り回しているが、実はマンモス3頭分の重さを持ち、このハンマーを手放せばスピードやパワーが格段に上がる。心の優しさ故非情になり切れないところがあり、他人の願い事を素直に引き受けてしまう癖がある。頭を使って考えることも苦手だが、バンカーサバイバル編では、ウスターとのコンビによる「おしっこ作戦」で10人のバンカーの風船を割るなど相手以上にずる賢い一面もある。よく高いところに上っておしっこをする。口癖は禁貨入手時に発する「いただ禁貨!」。
裏バンカーサバイバルでは、仲間同士との戦いを強いられることで一時は激情と怒りに飲まれかけたが、サーディンの叱責や「仲間の思いを無駄にするな」と叱咤するリゾットの精神的な支えによって、リゾットと共に制覇。
レモネードと共にスズキと対決し、彼の素早い動きに翻弄され苦戦。命と引き換えにスズキが放った完・運命ステッキによりとどめを刺されそうになるが、レモネードが自らを犠牲にしたことで勝利した。グランドパーティーにて、実はハンマーにブラック禁貨が隠されていたことが判明。戦闘後、ユバの改心によって地球は助かったためバン王にビシソワーズ家の4人とレモネードを生き返らせてもらう。最終回では、これまでに戦ったバンカーたちが禁貨を出し合いバン王を呼び出したことで、バーグと再会を果たした。最終2話ではヘルメットが外れ、その下の髪型を見ることができた。
誰とでも友達になれる少年であり、それは父の仇のアンチョビも例外ではない。アンチョビの事は当初は父の仇として殺意にも似た憎しみを向けていたが、8巻でカラスミが死んだ事を悲しむアンチョビを見てカラスミを生き返らせる事を提案した為、その時点でアンチョビを赦していた模様。その後、裏バンカーサバイバルはアンチョビの為にカラスミを生き返らせる目的で参加し、12巻、13巻でアンチョビを「仲間」と評しており、アンチョビが死亡した際は涙した。また、ゲーム版『Great』でも29話「アンチョビの思い」でアンチョビを「友達」と評するシーンがある。
続編の『BLACK LABEL』では「この世から禁貨もバンカーも消す」という願いをバン王に叶えてもらって数百年後、大人の姿で復活。父バーグの残した手紙に従い、バーグを殺害するために旅をしており、少年時代とは逆にどこか影を持ったクールな性格となったが、病気を抱えた娘の手術代のために禁貨を売り払おうと命乞いをする父親を見逃すなど、少年時代とは変わらない優しい心を併せ持つ。しかしシャトーブリアンとの死闘でかつての少年の姿に戻り、その原因は復活直後にメンチを守ろうとバーグを阻止しようとしてブレンドの能力で彼と融合していたことと判明し、ウスターに言及されるまで気付かなかった。そして父バーグを必ず生き返らせることと力の強弱関係無く皆が手を取り合える世界を作ることを決意した。シャトーブリアンとの決戦ではリゾットとブレンドし、コロットと化す。7巻では異空間に飛ばされて行方不明になり、少女に転生したダイフクーと対面する。
必殺技は熱せられた鋼鉄のような拳に炎を纏わせて殴る「ハンバーグー」(強化版は全身に炎を纏って殴る)、両手版である「ハンバーガー」(強化版は両手の拳から炎を放出)、リゾットの108マシンガンを参考に作った「108(ワンオーエイト)ハンバーグー」、ハンマーで相手を殴る「ハンマー掌」、ハンマーの柄を伸ばして攻撃する遠距離技の「ハンマー伸」、マグマの噴出の如き大地のエネルギーを拳に集約させ、相手に向かって一気に爆発させる「ウードン」がある。アニメではハンバーグーの一発に力を全て込めた「フルバーストハンバーグー」という技もある。「ウードン」はバーグでも力が抑えきれなかったとされていた最大奥義であるが、オコゲ道場での修行のおかげでコントロールできるようになった。さらにゲーム版では、両腕からウードンを放つ「ローストビーフ」、全身にウードンの力を纏った「ギュードン」という技も使える。おならで相手の隙を作る「ハンバーブー」という小技もある。
メンチ〔メンチカツ〕
声 - 笹本優子
ブタ型のコロッケのバンク。数多くあるバンクの中でも珍しい生きているバンクのひとつ。
バンカーサバイバルで優勝し、コロッケが褒美の禁貨によりバン王を呼び出したときメンチが壊れてしまうが、その時の願いで復活し、「二度と壊れないようになる」というおまけもつけてもらい絆はより強くなる。かつてはバーグも愛用していた。
バーグが殺された時に割られてしまったため、背中には大きな傷があり、セロハンテープのような物で貼り付けてある。
コロッケの子孫であるハムの時代も健在であり、未来ではサングラスをかけている。
バーグ〔ハンバーグ〕
声 - 小山力也 / 少年時代 - 石川静
コロッケの父。黒マントの男(アンチョビ)と戦い、究極体の変身限度3日まで追い詰めたが、当時幼少だったコロッケをアンチョビの攻撃から庇い死亡。一人称は「オレ」。
強さと優しさを兼ね備えているため、憧れているバンカーは多い。また、左目の傷は、弟子のフォンドヴォーを不良バンカーのドブロクから助ける時に付いたものである。また、アイスバイン一味を倒して禁貨ゴーグルをグランシェフ王の下へ返し(その時禁貨ゴーグルのことは「禁貨は自分の力で見つけてこそ価値があるからオレには必要ない」と発言した。)、成り行きにもDr.フォアグラー親子の仇を討っている。
最終回でウスターやプリンプリンをはじめとする、これまでに戦ったバンカーたちがコロッケに内緒で禁貨を出し合って生き返った。
『BLACK LABEL』では悪の心を持って復活し、それを抑えるので精一杯だったためにメンチを壊そうとすることでコロッケに自分を殺させようとし、結果コロッケと融合。「いずれ悪の存在として蘇るのでオレを必ず殺せ」という手紙をメンチの中に残しており、これがコロッケが当初バーグを殺そうとするきっかけとなった。
また、蘇ったコロッケは世界を覆う邪悪な気はバーグのものであると推測していたものの、その原因はコロッケの身体から融合していたバーグの気が原因だった。シャトーブリアンとの死闘でコロッケが瀕死の重傷を負い、悪の心を持ったバーグが身代わりになったことで少年時代のコロッケが復活し、彼に世界の命運を託して昇天していった。
アニメ版では過去にサラミッドを無理矢理上ってしまったために、次元の異常で現代に来てしまい少年のころの姿でコロッケたちと共にサラミッドで戦ったが、光のパルと闇のメザンが呪いでコロッケを消そうとしたため、仲間たちが禁貨を集めて呼び出したバン王によって元の時代に戻された(最初一行はバーグとコロッケの現代での共存を願ったが、タイムパラドックスにより「色んなことが壊れちゃう」のでバン王がその願いを却下したため)。
この時、現代のコロッケが「ハンバーグ」を披露したため、少年バーグがハンバーグを覚えてしまい、この技を伝授したのはコロッケだったことになる。
ゲーム『コロッケ!4 バンクの森の守護神』では、コロッケの帽子を被った姿を見ることができ、『コロッケ!Great』では現代のバーグに近い姿でコロッケ・ハムと共闘した。
必殺技は「ハンバーグー」、「ウードン」。ゲーム版では、ハンバーグーの二連発である「ハンバーグバスター」や、巨大な火柱を起こす「ビッグハンバーグー」という技もある。
ウスター〔ウスターソース〕
声 - 松本保典
コロッケと最初に仲間になったバンカー。猫のような姿をしている。当初は狡猾な性格(ポー曰く「悪知恵ファイター」)で、コロッケを利用して禁貨を集めようとしていたが、彼と行動を共にするうちに友情が芽生え、バンカーサバイバルの中でコロッケの初めての友達となる。一人称は「オレ」。コロッケからは当初は「おっちゃん」と呼ばれていたが、友達になってからは「ウスター」と名前で呼ばれるようになった。
基本的にお調子者だが、友達想いの熱い性格でもあり、ツメがボロボロになりながらも、崖から落ちそうになったリゾットを自分を犠牲にしてまで救った。愛用の靴は高級品だが、度々汚されたりしている。バトルではウソをつき相手の気をそらせて攻撃する騙し討ちを使うことが多い。
女好きで、願いは「世界一のモテモテ男」。アニメでは初恋の人が沢山いる(「初恋」という言葉の定義からするとこれは矛盾だが、ウスター本人曰く「俺の恋は常に初恋」とのこと)が、2人を除いて全員が同じ顔つきをしている。
裏バンカーサバイバルでは第2階戦で、プリンプリンの意を決した不意打ちに遭い敗北、キャベツと共に壁の一部になる。しかしピザの斜塔崩壊で復帰。ビシソワーズパーティーでは、T-ボーンと共にビシソワーズ家のストロガノフと対決し、凶暴化したストロガノフの攻撃に苦しめられるが、マッシュ星を見て変身したT-ボーンが一瞬でストロガノフを撃破したことによって勝利。力を使い果たしたT-ボーンに道を譲られ、グランドパーティーに出場するが、圧倒的な戦闘能力の差から一度はプリンプリンと共に逃げ出そうとする。しかし、自分を信じるコロッケに心を打たれ、世界を守り自分の願いを叶えるために戦うことを決意し、コロッケに纏われたブーケガルニの糸を「ツメトギスラッシュ」で切り裂く活躍を見せた。
『BLACK LABEL』では身体が二頭身の状態で復活。酒場でコロッケと再会し、再び彼の旅に同行する。身体が二頭身になった事と、そのせいで戦闘力が落ちた事を本人は気にしていて、「元の高身長でカッコいい姿になりたい」と願っている。
必殺技は爪で切り裂く「ツメトギスラッシュ」、「ダブルツメトギ」、「ツメトギスラッシュスーパー」。ゲーム版では、ツメトギスラッシュを連続して繰り出す「ツメトギラッシュ」や、車輪のごとく回転しながら敵に突撃する「ツメトギインフェルノ」などのオリジナル技もある。バンクはアタッシュケース型(原作ではバンクを手にもっているが、アニメや『BLACK LABEL』では背負っている)。
モデルは、作者の妻が娘のために描いた「ミッキーマウス」のらくがきだが、ネズミではなくネコに置き換わっている。
リゾット〔リゾット〕
声 - 保志総一朗
グランシェフ王国の王子。カラスミに国を乗っ取られたため、王国を取り返すべくバンカーになった。一人称は「オレ」。
額のバンダナはグランシェフ王国の国旗で、乗っ取られた際に城の上にある旗を捨てられたのを拾った。
クールで真面目な性格の美男子だが、変装の時にプリンプリンの家族から貰った覆面を被り、ブサイクな顔になったこともある。
最初はコロッケの敵だったが、バンカーサバイバルにて協力することになり、決勝トーナメントでコロッケと戦ったことをきっかけに親友となる。国王である両親はカラスミによって殺されたと聞いていたが、実際にはフォンドヴォーがこっそり匿っており生きていたことで、両親と再会を果たした。大会終了後にコロッケを追って裏バンカーサバイバルに参戦し、レモネード、ヤキソバにテトを人質にとられ、不利な状況に追い込まれたが、裏バンカーサバイバルにおける仲間同士での戦いを拒み、激情と怒りに飲まれかけたコロッケを叱咤する精神的な支えとなり、コロッケの協力でヤキソバに捕らわれたテトを救出。決死の思いでレモネードを倒し、コロッケと共に制覇。キャベツと共にビシソワーズ家のユバと対決するが、ユバの邪神アンゴルモアにより敗北してしまう。バンクは王冠型。
実はじゃんけんが得意で一度も負けたことがないが、意図的に負けることも可能で、次の王さまだ〜れだ大会では、コロッケをフォンドヴォーと戦わせるためにじゃんけんで負けている。
『BLACK LABEL』では筋肉質の体格になって復活。シャトーブリアン軍に制圧された故郷を救うために戦い、第2回王様だ~れだ大会に出場。その中でシャトーブリアン同様「本格化」が始まった。
アニメ版ではドリーム禁貨編の終盤で再登場。カマメシ公国にてコロッケと共にコンペイ党と戦った。次の王様だ〜れだ大会編で祖国を取り戻し、自らの夢を叶えたためにコロッケからバンカーを辞めるのかと問われるも、バンカーは続け新たな夢を見つけるために自分探しの旅に出た。その後、コンソメバトルトーナメントでコロッケと再会する。
必殺技は108発の蹴りを数秒間で相手に浴びせる「108(ワンオーエイト)マシンガン」、足から気力のエネルギー体を発射する「魂(ソウル)キャノン」、手のひらから剣形のエネルギー体で敵を切り裂く「王国(キングダム)セイバー」、両手版の「W(ダブル)王国セイバー」。アニメ版では、複数の「魂キャノン」を操る「魂キャノンクラスター」、「108マシンガン」にフェイントを混ぜた「108マシンガン+(プラス)」、1発の蹴りに力を込めた「108マシンガンフルバースト」という技も使う。ゲーム版では、巨大なエネルギー体を発射する「魂(ソウル)バスター」や、空から大量のエネルギー体を流星のように降らす「∞シューティングスター」という技もある。
プリンプリン〔プリン〕
声 - 岩田光央
被ると不細工になる覆面を被ったバンカーで、その素顔は美形。だが極端に背が低く、それにコンプレックスを持っている。
願い事は背を高くしてパーフェクトないい男になること(アニメでは自分好みの武骨な姿になること(「ワイルドでたくましい男」と名乗ることもある))。番外編によると、彼が幼いころに偶然拾った禁貨を狙ったバンカー・チクワブに襲われたところをコロッケに救われたことがバンカーになるきっかけになった(ウンチ棒はコロッケから貰った物)。
スケベで、ウスター同様女好きであり、ポー、テト、モッツァレラ、サーディン(彼女の正体を知らない為)、ブーケガルニなどの美少女達にデレデレしている。しかしルッコラにはそういう面を見せない為、外見が幼い女の子や、姿が人外同然の女の子には興味が無い様である。
手強い相手とは戦おうとはしない卑怯かつ臆病な性格だが、裏バンカーサバイバルで大粒の涙を流しながら心を鬼にしてウスターを倒した時など、真のバンカーとしての顔を見せることも。しかし第3階戦でパンプキンと相打ちとなった。壁の一部になる描写は描かれなかった。後にピザの斜塔崩壊により復帰。ビシソワーズパーティーではダイフクーと共にウズラと対決。ウズラとダイフクーを「トラップウンチ」で置き去りにし、自分だけ逃げようとするも、誤ってグランドパーティへの出口に入ってしまい、強制的にグランドパーティに出場することになり、恐怖心から一度はウスターと共に逃げ出そうとするも、自分を信じるコロッケに心を打たれ、世界を守り自分の夢を叶えるために戦うことを決意し、「トラップウンチ」でユバの動きを封じる活躍を見せた。
バンクはピンク色の小袋。アラモード村出身で、家族(両親と祖母、3人の妹と弟、愛犬)も全員覆面をかぶっており、素顔はみんな美形。身長が低いところも母親以外プリンプリンと同じである。
一人称は初登場の時は「ボク」、バンカーサバイバル2回戦に出場し、コロッケたちのチームに入って以降は「オレ」。
『BLACK LABEL』では頭身の高い仮面を着けた美形に復活するが、逆に素顔がブサイクになってしまった。シャトーブリアンの配下に就き、シャトーブリアン軍の元帥閣下となっている。しかし心からシャトーブリアンに仕えている訳ではなく内心は呼び捨てにしており、彼に代わって成り上がる野心を抱いている。第2回王様だ~れだ大会の進行役を担う一方、部下に脱落者から禁貨を集めさせている。6巻ではシャトーブリアンの側近になったのは禁貨を集めて彼を倒す為であり、テト達も拷問するふりをしてこっそり匿っていたと判明する。高身長にはなれたが素顔が不細工に変貌してしまった事にコンプレックスを抱いており、シャトーブリアンを消す為に集めた禁貨を横取りして「高身長イケメンになる」という願いを叶える事を企んでおり、バン王を呼び出せる量まで禁貨が貯まったが、アクシデントでアブラミーの頭の貯金箱に禁貨が全て入ってしまい、アブラミーの願いが叶えられてしまった為、願いは叶えられなかった。それに絶望するも、コロットの戦いを見て心を入れ替え、再び「シャトーブリアンを倒して世界を救う」為に戦う事を決意した。
ウンチ(アニメでは自身が開発した設定の「ウンチョ」に改名されており、基本的な呼称も「ウンチ→そんな物、あんな物」に変更されている。実は本物のウンチなのかどうかも不明)が刺さったウンチ棒が武器で、ウンチを飛ばす「恐怖の大王(きょうふのだいおう)」、ウンチを積み重ねてウンチの囲いを作る「恐怖の大王バリア」、ウンチの先を鋭く尖らせて敵を貫く「恐怖の大王スピア」、ウンチをドリルのように回転させて地中を掘り進む「恐怖の大王ドリルクラッシャー」が必殺技。一番の得意技は、粘着性が強く一度踏みつけてしまうとベッタリと張り付いてしまいなかなか取れない「トラップウンチ」。
原作第1話のタイトルとセットで描かれたイラストによると、当初は太めで、武器がウンチではなく包丁だった。
フォンドヴォー〔フォン・ド・ヴォー〕
声 - 堀内賢雄
赤い長髪と青い肌を持ち、黒いマントに黒い帽子、黄色いスカーフを着用し、棺桶を背負っているバンカー。一人称は「オレ」。コロッケの父であるバーグの弟子。バンカーサバイバルで初登場した時は、コロッケにバーグを殺した黒マントの男だと思われていたが、その後にバーグの弟子であることが判明する。バーグからは「世話のかかる弟子」と言われつつも「本当の友達」と認められている。アニメ、『BLACK LABEL』によると孤児であり、生まれた時からずっと一人で親も兄弟もいない環境で育っている。
以降もコロッケたちと共にバンカーサバイバルを戦い、その途中で黒マントの男(アンチョビ)に敗れるが、カラスミに助けられた。以後は記憶喪失のフリをしてカラスミの部下となり、カラスミに殺害を命じられた国王夫婦がリゾットの両親であることを知り、殺したと報告してこっそり匿っていた(カラスミの配下だった時の異名は「哀愁のコウモリ」)。その理由はカラスミの持っているブラックキーを奪うチャンスを狙っていたため。王様だ〜れだ大会ではそれをコロッケに明かし、心置きなく、好戦的に戦い彼のハンバーグーをことごとく打ち破るが、決死の思いでコロッケの放った「ウードン」に敗れる。裏バンカーサバイバルでは第1階戦で主催者の怒りを買い、落とされそうになったコロッケを助け、代わりに脱落させられたが、落ちている途中でバンクである巨大な棺桶に入り込んでいたため、壁の一部にされずに済む。その後なんとか壁を這い上がり、ヤキソバの体内から抜け出せたテトと共に斜塔から脱出した。
ビシソワーズパーティーではルッコラ・ヤキソバと共に、ビシソワーズ家のブーケガルニと対決するが、彼女の必殺技「パペット×マスター」で身体を操られ、仲間割れをさせられる。ルッコラの炎で何とか技から逃れ、形勢逆転を果たすものの最後は「ビカ×ビカ」によって敗北する。
『BLACK LABEL』ではT-ボーンと共にコロッケの前に姿を表すも、コロッケがバーグを殺そうとしていることを知ると対立。しかしブリスケットの猛攻からコロッケたちを庇い、溶岩に落ちてしまった。その後第2回王様だ~れだ大会でブイヨンという中年男性の姿で参戦し、コロッケとツナマヨとの戦いで正体を現すも、コロッケたちに非協力的な態度をとる。実は何度死んでも蘇る不死身の能力を得ており、自分とブレンドしたコロッケがシャトーブリアンを倒すと宣言するも、シャトーブリアンに取り込まれてしまう。
何度やられても復活する強運の持ち主。料理上手という一面もあり、特製超ロングフランスパンを焼いたり、鮮やかな手捌きでカレーライス(実はハヤシライス)を作っていた。願いは最強のバンカーになること。ただし、棺桶をそのままバンクに使用しているため、相当な量の禁貨が必要になることが明かされる。また、棺桶はマンモス10頭分の重さを持つ。
なお、アニメではやや出番が少なく、ギャグコロ版のアニメではオープニングには登場しているが、物語には一切登場しない。
必殺技は針状にした髪で攻撃する「赤き閃光」、赤き閃光を大量に発射する「赤き大閃光」、赤き閃光を相手の影に刺して動けなくする「シャドウブレイク」などがあり、そしてコロッケと同じく、バーグ直伝のパンチ「ハンバーグー」が使える。
当初はモブキャラクターとして登場していたが、作者は当時、フォンドヴォーを「棺桶を背負ったドラキュラ風バンカー」くらいにしか思っていなかったため、後に重要なキャラクターとして描くことになるとは思っていなかったと述懐している。
T-ボーン〔T-ボーンステーキ〕
声 - 鈴木千尋
田舎のウェルウェル=ダンダン村出身のバンカー。東北弁に似た田舎訛りな喋り方が特徴。寝ることが好きでかなりの天然ボケな上、知能も低い。骨ヌンチャクという巨大な骨型のヌンチャクを武器に使う。一人称は「オラ」。家族構成は父・母・弟・妹の5人家族。
禁貨はただ綺麗だから集めているだけで、願いは特になく、当初は禁貨を集めると願いが叶うという自体も知らなかった。バンクは骨付き肉型。
満月(満月に似せた風船でも可)を見ると可愛らしい子犬に変身し、人間の時より10倍も強くなる(「お手」をすると元に戻る)。流れ星を見るとゾウにも変身するが、なぜか子犬に変身した時とは逆に弱くなる。アニメでは日食を見るとリスに変身して子犬の時以上に強くなる。裏バンカーサバイバルでは4階戦まで勝ち残り、アンチョビと全力を出して対戦するも自らギブアップし、コロッケたちに全てを託しながら落下していった。壁の一部になる描写は無かった。後に斜塔崩壊で復帰した。ウスターと共に、ビシソワーズ家のストロガノフと対決した時は、マッシュ星を見て宇宙人のような奇妙な生き物に変身し、花を踏まれたことに怒り、ストロガノフを光線で吹き飛ばし、勝利する。ただし彼自身には犬やゾウに変身している間の記憶は一切ない。同じ村に住んでいる自身の家族(両親、弟と妹)や村人たちもほぼ同様の体質を持っているが、満月を見て変身した場合の姿はT-ボーンの家族を除き、犬以外の動物である。
寝ていることが多く、バンカーサバイバルではウスターがそれを利用して不戦勝を狙っていたが、コロッケのせいで失敗に終わった。ビシソワーズパーティ中でもウスターに起こされるまで寝ており、最終回でも地球のピンチであったにもかかわらず眠っていた。
番外編では今は亡き祖母が「最期に満月のように丸くてキラキラしたものが見たい」という願いを叶えるため、バーグの手に入れた禁貨を譲ってもらおうと彼と戦い、満月を見て犬になっての奇襲でバーグに一矢報いて彼から禁貨を譲り受け、祖母にキラキラと輝く禁貨を見せた。
『BLACK LABEL』ではフォンドヴォーと共にコロッケと再会。満月を見ると元の強力かつ愛らしい子犬とは別に巨大な犬にも変身できるようになったが、敵味方の区別がつかなくなっている(コミックス第2巻書き下ろしエピソードでは、一定時間が立つと復活前の愛らしい子犬に変身出来る事が判明。強さは据え置き)。
元々は女性として製作されたが、担当編集者に男だと思い込まれた事から男性キャラクターになった。
アニメではフォンドヴォーほどではないがコロッケ達と別れと再会を繰り返すことが多いため出番は少なく、ギャグコロ版のアニメでは何も知らずにサラミッドに入ってレリーフにされ、コロッケ達に発見された際レリーフの状態で熟睡し、元に戻った際に起床し改めて再会を喜ぶが最終回直前だったため少ししか活躍がなかった。
必殺技は骨ヌンチャクを叩きつける「カルシウムクラッシュ」、それに回転を加えて威力を上げた「カルシウムハリケーン」。また、村一番の穴掘り名人であり、地中に潜って相手に奇襲をかけることも可能。
T-ボーンが変身したときになった犬のモデルは、作者の娘。なお、当初は怖い感じの犬として描く予定だったが、面白さと意外性を考えて現在のデザインになった。
ダイフクー〔大福〕
声 - 中村大樹
長い腕と胴体を持つ白い肌のバンカー。一人称は「オレ」。バンカーサバイバルではプリンプリンに敗れる。その後、次の王様だ〜れだ大会でコロッケたちの戦いを観戦した。裏バンカーサバイバルには参加していないが、ニガリがカラスミの父・Dr.フォアグラーであることが判明した際、コロッケたちに真実を話すべくタロと一緒にピザの斜塔へやってきた。プリンプリンと共にビシソワーズ家のウズラと対決するが、ウズラ共々「トラップウンチ」を仕掛けられ、逃げようとしたプリンプリンが誤ってグランドパーティー会場に入ってしまい、事実上の敗北となる。グランドパーティーではコロッケたちの戦いを見守る中、ウズラに「もち」と呼ばれてこき使われたりなど散々である。バンクは鏡餅型。夢は腕をもっと伸ばすこと。
当初は女の子バンカーが操る背後霊という設定であった(4巻、89ページ参照)。アニメのみの設定として、怒りが頂点まで達すると体が赤くなり角が生え、通常の3倍の強さとなる。
アニメでは原作より出番が多く、特にアニメオリジナルのエピソードにおいてツッコミ役に回ることが多い(その際のボケ役は大抵プリンプリンかウスター)。原作準拠の試合には出られないため不満が溜まっており、自分の夢がかなった幻覚を見た際には当初の願いと異なり主将として試合に出ることであった。ギャグコロ版のアニメでは戦闘シーンが増え大活躍を見せる(コミックスでも作者から「スタッフに愛されてる」とコメントされた)。
身体を自在に伸ばす「伸身弾」が得意技。アニメのみの必殺技として、伸ばした首を叩きつける「ネックインパクト」という技がある(赤い状態では、頭部の角を突き刺す描写がある)。
ギャグコロのワンコーナーでは同時に放送していた『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』のじーさんの声優がダイフクーと同じ中村であるため、モノマネを披露したことがある。
『BLACK LABEL』では7巻終盤(33話)から登場。復活した際、元ネタの女の子バンカーの姿になっており(1巻表紙、4巻89ページなどに登場)、心の性別は変わっていないものの、体の性別に合わせてそれ以来は女性口調で話すようになる。しかし、復活した直後にシャトーブリアンに取り込まれてしまう。33話でコロットをシャトーブリアンの体内に引き込んだのは、その方が安全だと思った為。女の子バンカーとの外見の違いは彼女は金髪だが、転生したダイフクーは銀髪であり、また服(手袋や胸元など)のデザインに一部差異がある。
キャベツ〔キャベツ〕
声 - 本井えみ(GC・PS2版ゲームまで城雅子)
カエルの着ぐるみのような姿をした小柄な少年(ただし本人曰く、カエルの着ぐるみのような服装はあくまでも着ぐるみではないらしく、極度のかなづちであり、自分で泳ぐことはできない)。性格は真面目で、言葉も敬語が多い(語尾に「〜でっす」をつけるのが口癖)。一人称は「ぼく」で、相手の事は基本的にさん付けで呼ぶ。敵に対しては呼び捨てだが、カラスミ(8巻、『BLACK LABEL』では呼び捨て)やアンチョビ(ゲーム『3』『Great』など)はさん付けで呼んでいた。次の王様だ〜れだ大会でコロッケと出会い、仲間(後述)がピロシキに誤って殺されたためウスターの代理として出場し、2回戦でピロシキと戦い、勝利する。メインキャラ7人の中では一番登場が遅く、唯一『次の王様だ~れだ大会』編で登場したキャラである。
裏バンカーサバイバルでは必死にコロッケとの戦いを拒んだが、涙を見せながらも真のバンカーとして非情を貫いたプリンプリンに感化されたことで、勝ち残るためにコロッケと対決。まるで自分の身を犠牲にしたかのように敗北し、安らかな笑みを浮かべながらパセリと共に壁の一部となったが、リゾットは「キャベツは自らを犠牲にしてコロッケに全てを託した」とキャベツの覚悟を見抜いていた。しかしピザの斜塔崩壊により復帰。
ビシソワーズパーティーでは一度スズキにやられながらも、リゾットと共にビシソワーズ家のユバと対決。満身創痍のまま繰り出した最初の一撃が通用せず、消去プロミネンスによって消されかけ、直撃寸前でリゾットに救われるも戦闘不能になる。最後はリゾットと共に、ユバの邪神アンゴルモアにより敗北する。夢は王様になること。
『BLACK LABEL』では頭脳明晰になって復活したが、戦うことに嫌気がさしてバンカーを辞めており、農業を営んでいる。しかし裏では爆弾を開発しており、ピロシキと共にシャトーブリアン軍を倒そうと計画していたが、ピロシキをタンタンメンに殺されたことでこれ以上人が死ぬのを見たくないという理由で自ら家を爆破し、どこかへ逃亡した。その後第2回王様だ~れだ大会の開催を聞き、コロッケの恩義に報いるために参戦。コロッケを守るべく、彼を狙うヌクマムと共に自爆した。
必殺技は丸めた舌を腕の代わりにして相手を殴る「びよーんパンチ」とその発展技「びよーんパンチマグナム」、相手を舌で巻きつけて地面に叩きつける「びよーんトルネード」、頭を膨らませて気球のように浮かび上がる「ぷっくんバルーン」などがある。『BLACK LABEL』では舌で相手の動きを封じる新技「びよーんキャッチ」が登場。
パセリ〔パセリ〕
声 - 村井かずさ
おたまじゃくしのような形をしたキャベツの生きているバンク。最初はコロッケに座布団と間違われる。自力で泳げないキャベツの代わりにもの凄い速さで泳ぐことができる。番外編では「パセリ進化」という技でカエルに成長した姿を見せたが、キャベツをくわえてどこかへと去っていった。また、「ぷっくんバルーン」は、前進する際にパセリが尾を回転させて進む。
タロ〔タロイモ〕
声 - 長島雄一(現 チョー)
ポー・テトの祖父で、だじゃれが大好き。ハゲ頭にツインテールが特徴。しがない占い師を営んでいるが、かつては史上最強と言われたほどの凄腕バンカーで、バーグの師匠でもあった(その時の頭髪は虹色のアフロヘアだった)。
願い事は世界一のダジャレ王になることとされていた(「ダジャレ名人になる」という願いを叶えたはずなのに、そのダジャレは概ね無理やり作られたもので、笑いの壺が低いコロッケ以外には一切ウケていなかった)が、本当の願いはビシソワーズ家を封印することであった。バンクは大きな招き猫型。バンカーをとっくに引退した今でも本気を出せば体がムキムキになる(しかし技を出した際に相手のところに届く前にパワーを使い切ってしまう)。
漫画ではビシソワーズ家のユバやスズキにやられ、テトと共にコロッケたちの戦いを見守った。アニメ版では、中期ごろから前回までのおさらいのナレーションを担当した他、「バンカー・タロのダジャレの花道」という視聴者参加企画も開いていた。
『BLACK LABEL』ではシャトーブリアンによって捕まり、拷問されていたが後に彼に取り込まれた事が判明する。7巻ではアンチョビとカラスミの死闘をフォンドヴォーを制止して共に見守った。その後、美少女バンカーに転生したダイフクーにデレっとしていたが、正体がダイフクーだと知るとがっかりし興味を失くしていた為、真性の上級者ではない様子。
必殺技は両手からエネルギー弾を発射するダジャレ必殺奥義「フトンガフットン弾」。
ポー 〔ポテト〕
声 - 村井かずさ
タロの孫娘で、テトの姉。かなりのコスプレマニアであり、バンカーサバイバル編では様々な衣装に着替えながら大会の進行役を務めていた。腕っ節も強く、バンカーサバイバル決勝戦ではルール説明の際にプリンプリンを蹴り一発でバトルフィールドのゴールに吹き飛ばしている。休憩中のクレーンゲームを試合の抽選に利用するなど、卑怯な一面もある。バンカーでは無いながらも最終回ではバーグを生き返らせるための禁貨を集めた。
『BLACK LABEL』ではタロを救出するためにテトと行動するが返り討ちにあい、コロッケを抹殺するように命じたシャトーブリアン軍に反発したため、タンタンメンに殺されてしまう。
アニメ版ではバンカーの闘技会がある度に司会を務め(「王様だ〜れだ大会」を除く)、「史上最強の司会者」を自称し、さまざまなコスプレで場を盛り上げながらアナウンスする。
テト〔ポテト〕
声 - 笹本優子
ポーの妹。第1話で大切な禁貨型のペンダントをアブラミーに取られそうになったところをコロッケに助けられて以来、タロと共にコロッケたちの戦いを見守っている。原作第1話を除き、常に頭にゴーグルを付けている。裏バンカーサバイバルではリゾットと共にコロッケを探しにピザの斜塔に向かい、BB7に人質にされたが、コロッケとリゾットに救われた。リゾットから想いを寄せられている。
『BLACK LABEL』ではスタイルの良いクールな美女となり復活。さらにはバンカーにもなり、戦闘力が強化している(ただし技名のギャグ交じりは祖父譲り)。シャトーブリアン軍に捕まったタロを救出するためにコロッケの旅に同行し、第2回次の王様だ~れだ大会では互いの利害の一致によりモッツァレラと手を組む。しかし二人を助けられずにプリンプリンから拷問を受けてしまうが、6巻で彼に匿われていた事が判明する。
カラスミとその仲間
カラスミ〔カラスミ〕
声 - 中村大樹(第10話)→小杉十郎太(第42話以降)
アンチョビの兄。一度負けた部下には容赦をしない冷酷な性格であり、弟のアンチョビすら例外ではないが家族や部下に対する思いやりも存在している。一人称は「オレ」。
幼少時は朗らかで優しい性格の少年だったが、ある事件により現在の性格に変わってしまい、「この世は力が全て、力無き者は死あるのみだ」という考えを持つに至った。
グランシェフ王国の侵略をした当初は黒いマントに身を包み、姿が分からなかったが、コロッケの究極奥義ウードンが彼に当たり、マントが焼け落ちて素顔を現した。
「究極武装(アルティメットアームズ)」を巧みに使う。当初は自分の体を自由に軟化させたり、硬化させたりすることが可能であると言っていたが、後に軟化した状態で、リゾットの王国セイバーの熱で蒸発したことにより、しばらくは霧状に漂っていたが、再び復活したことにより、液体・固体・気体に変化させることが判明した。ただしアニメでは気体にならず、肩のトゲが矛のような武器になるなど、原作と設定が違う。
しかし、これらを行うには、かなりの力で変化させなければならないため、やり過ぎると固体の場合は金属疲労を起こしひびが入り、気体・液体は正常な形を保てなくなってしまう。漫画では溶岩に落ちて死にかけたが、溶岩に落ちた時、体を気体にしていたため、九死に一生を得た。グランシェフ王からコロッケや四獣士が彼の為にピザの斜塔に向かったことやDr.フォアグラーの真実を知らされ涙ながらに謝罪し改心する。フォンドヴォーが斜塔から脱出した際初めてギャグ顔が描かれた。ボロボロな状態でピザの斜塔に到着したときは、既に父・Dr.フォアグラー(ニガリ)と弟・アンチョビが死亡しており悲しみに暮れる。コロッケ達と和解したが人々を傷つけてきたことに激しい罪悪感を覚え、コロッケ達に頼らず自力で父と弟を生き返らせると決心する。コロッケに禁貨ゴーグルを返却されるが禁貨ゴーグルを家族を狂わせた元凶とみて自ら破壊して、互いに自力で禁貨を集めることを誓い別れる。最終話では多くのバンカーと共にバーグを生き返らせるために禁貨を集めた。
『BLACK LABEL』では弟と父の蘇生に成功し、家族と共に平和なひと時を過ごしていたが、父と共にバンカーの抗争を止めるために家を飛び出し、二度と帰って来なかった。死亡したと思われていたが、後にシャトーブリアン軍にタロと共に捕らわれ、シャトーブリアンの体内に取り込まれていることが発覚した。7巻ではシャトーブリアンの体内でタロ、フォンドヴォー、アンチョビと再会するが、アンチョビとはバンカーに対しての考え方の違いから一戦交えたが、彼の本心を知り和解した。
アニメではリゾットに敗北した後改心し、アンチョビと四獣士と共に旅に出る。
必殺技は軟化して体を伸ばし、そこから回転しつつ硬化し、相手めがけて突撃する「隕石(メテオ)インパクト」。この他にも、相手の頭を掴んでエネルギー波を流し込み、大ダメージを与える技を持ち、ピロシキに制裁を与える際に使用した。夢は絶対的な力を手に入れること。
アンチョビ〔アンチョビ〕
声 - 日髙のり子
カラスミの弟。子供らしい正装にランドセルを背負っている普通の少年だが、正体は殺人鬼である。1巻1話の表紙ではネクタイがリボンタイになっていた。性格はとても残忍で冷酷だが、家族を失うことを恐れる繊細さも持ち、裏バンカーサバイバル編では他者に対する思いやりも見せるようになった(『次の王様だ~れだ大会編最終話』で、コロッケ一行や観客達がカラスミを生き返らせる為に禁貨を出してくれたのを見てから、彼の中で何かが変わったらしい)。
基本的に自分と自分の家族以外への関心は希薄だが、裏バンカーサバイバルではコロッケ一行(特にコロッケ)の事は気にかけ、助言していた。コロッケ同様父子家庭である。コロッケからは中盤で父を殺された恨みを抜きにして、「真の仲間」として受け入れられているが、アンチョビはバーグやカラスミなどのしがらみのないTボーンの事は13巻で仲間として認めたが、コロッケに対しては「父親やたくさんの人を殺した穢れた自分は、コロッケの仲間にはなれないから」という理由なのか、一度も仲間として認めていない。
その正体はバーグを殺した張本人・黒マントの男(この姿はバンカーサバイバル戦以来、登場していない)。アニメではこの姿では声が加工音声されており、エンディングのクレジットではアンチョビと同一人物と分かるまでは声優名は「???」と表記されていた。アンチョビの正体はバンカーサバイバル編では黒マントの男という設定だったが、裏バンカーサバイバル編ではニガリとの戦闘中に変身が解けた事で小学生姿になった為、現在はこの姿が本来の姿という設定になっている。黒マントの男は変身能力の第2段階に過ぎず究極体は、見た目の可愛らしさとは裏腹に、パワーもスピードも段違いにアップする。特徴として、大きな青い瞳に水色の肌、胸部が緑色で、頭にトゲが生えている宇宙人のような姿。また、究極体の姿では、いくら攻撃されても「完全再生(パーフェクト・リバース)」で脱皮することにより、何度でも元気な姿で復活できる(ゲームやアニメでは複数の種類の究極体を使い分けるがここでは原作に登場したタイプの姿を指す。また『BLACK LABEL』では成長したためか、通常形態でも脱皮出来るようになっていた)。ただし、変身限度が持って三日で、ダメージを受け過ぎると元の姿に戻ってしまい、脱皮の際には一瞬の隙が生まれ、皮膚がボロボロになってしまうと脱皮ができないこともあるなど無敵ではない。王様だ〜れだ大会以降、この姿で、頻繁に登場するようになる。攻撃は基本的に鋭い爪で攻撃する。この他、変身能力を応用して他者の姿になることも可能。
必殺技は光の剣を出す「光剣滅殺(デスライトニング)」、「光剣滅殺G(デスライトニンググレート)」、相手めがけて頭から突撃する「火球爆獄(ヘルロケッティア)」(究極体にならないと使えない可能性がある)など。アニメでは腕を巨大化させて相手を殴る「ギガスマッシュ」、発展版の「108(ワンオーエイト)ギガスマッシュ」や「フルバーストギガスマッシュ」も使う。
バンカーサバイバルにおいてのコロッケとの戦いでは「完全再生」の前に打つ手無しかと思われたが、脚の皮をかた結びにされたため「完全再生」が使えなくなり、その隙に108ハンバーグーに敗れ、その威力でゴールを破壊し海に転落する。その後、サメに食われそうになるも足の皮を噛み千切らせて「完全再生」で回復。生還を果たした。
兄であるカラスミを非常に慕っており、王様だ〜れだ大会に乱入し、リゾットと戦おうとするが、カラスミに「一度敗れた者など必要ない」と言われて捨てられる。しかし、それでもカラスミの役に立とうと大会に再度乱入し(アニメではその際、四獣士と共に止めに入ったコロッケたちと対決し、自身はゲーム版オリジナルの変身形態となって応戦している)、カラスミが死んだと思われた時には大泣きした。
ピザの斜塔では自らの手でカラスミを生き返らせるためサーディンに変装し、度々コロッケを叱責した。第4階戦のT-ボーンとの戦いで正体を明かし、第5階戦でニガリ(Dr.フォアグラー)と相打ちになりニガリを父と知り悲しみながら死亡した。彼の死はカラスミやコロッケやリゾットも悲しみ、タロは生き返らそうとしたカラスミが生きていて今度はアンチョビが死亡したことを皮肉だと悔やんだ。夢は兄と同様絶対的な力を手に入れること。バンクは髑髏型。
前述の『次の王様だ~れだ大会』での一件から、良心や仲間を思う気持ちが芽生えるようになり、仲間の存在を認めるようになる。しかしバーグや色々なバンカーを傷つけて殺した事に罪の意識を感じるには至らず、作中で彼がバーグを殺してコロッケにかつての自分達と同じ苦しみを味わわせた事を悔いる描写は無かった。裏バンカーサバイバルではコロッケに二度「仲間」と言われた時は、バーグを殺した負い目を感じた為か肯定も否定もしなかったが、Tボーンに対しては撃破後に涙を流しながら謝罪し、彼を仲間と認める発言をした(カラスミの部下である四獣士を仲間とカウントした事は一度も無いので、彼にとって四獣士はカラスミを通した関係であり、自身の仲間ではないらしい)。尚、カラスミの弟なのでカラスミ軍団No.2のポジションであり、四獣士の上司に当たる。原作では四獣士と会話したり、名前を呼ぶシーンは無いが、ゲーム版では四獣士からは「アンチョビ様」と敬称で呼ばれている(アニメ版ではモッツァレラからは呼び捨てにされ、敬語を使われていなかった)。コロッケ達の事はコロッケ、リゾット、Tボーン(『BLACK LABEL』ではウスターも)を名前で呼んでいる。
『BLACK LABEL』では青年の姿で復活し、パン屋を営んでいる。女性たちから根強い人気を集める一方で禁貨目当てにやって来たバンカーたちを闇討ちにしてきた。数百年前、カラスミによって父と共に蘇ったが父と兄をバンカーの抗争で失っており、バンカーの存在を嫌悪している。第2回次の王様だ~れだ大会ではニガリに扮して参戦。レモネードに倒されたフリをして逆に彼を下し、シャトーブリアンとコロッケの戦いに乱入してシャトーブリアンを蒸発させる。その後自分に戦いを挑んできたコロッケに挑むも、コロッケの真っ直ぐな気持ちに心を打たれてか自ら命を絶とうとした。しかし僅かながらに生存しており、完全再生に目をつけたシャトーブリアンに取り込まれる。7巻では同じく体内に取り込まれていたタロ、フォンドヴォー、カラスミと再会するが、「バンカーは不幸を呼ぶ、この世界にいらない存在」という考えを持っている為、彼らの脱出を妨害し、「バンカーは世界の平和を守る為に、必要な存在」と考えるカラスミと考え方の違いから衝突し、バンカーの存在意義を懸けた殺し合いとも呼べる死闘になるが、カラスミの言葉に心を打たれた事で、本心を吐露した。しかし、シャトーブリアンに何度も自分の技を使われた影響で消耗し、倒れてしまう。尚、『BLACK LABEL』では究極体にならなくても「完全再生」が使えるようになっており、究極体に変身した事が一度も無い。
アニメでは最後コロッケの「ウードン」で敗北し、その後は改心しカラスミと四獣士と共に旅に出る。
一人称は原作では場合によって「ボク」や「オレ」に変わるが、アニメでは「ボク」に固定されており普段の口調は穏やかになっている。『BLACK LABEL』では一人称は『ボク』で統一されている。
ゲーム版では会話シーンにて負傷したのを表す表情では紫色の血で流血している。ゲーム版2作目は原作の「次の王様だ~れだ大会」連載中に製作された為、原作と矛盾する設定があり、例として本作のアンチョビは原作と異なり、カラスミの蘇生よりも自分の願いを優先している。
アンチョビはカラスミ軍団の一員だが、登場が一番早く他の四獣士とは異なり独立した存在であり、『BLACK LABEL』ではバンカーを殲滅させる為に単独行動をしており、ゲーム『3』ではアンチョビのみ登場している。
サーディン〔サーディン〕
声 - 日髙のり子
アンチョビの新たな第四の姿。裏バンカーサバイバルで頻繁にコロッケたち一行を叱責し、救っている。普段は洋風の傘に、白く長い手袋をしているが、戦う時はアンチョビの時と同じく、尖った爪で攻撃。さらに腕が伸びる。気が強く、かなりセリフが教訓的。第4階戦のT-ボーンとの戦いで正体を現す。一人称は「あたし」。
バンカーサバイバルでプリンプリンが持っていた人形(ルミちゃん)がモデルになっている(12巻、139ページ参照)。実力面では、アンチョビの時より強くなっているのか、変わっていないのかは不明。
四獣士(よんじゅうし)
タンタンメン〔担担麺〕
声 - 遠近孝一、GBA2のみ河野智之
四獣士の一人で、二つ名は「狂喜の荒鷲」(アニメでは「恐怖の荒鷲」)。逆立った赤髪と丁寧な口調が特徴で、戦災孤児である自分たちを救ってくれたカラスミに絶対の忠誠を誓っており、彼が死んだ(と思われた)際にはモッツァレラと共に涙を見せ、生き返らせる為に自分たちの禁貨を差し出している。短気な性格でプライドが高い。普段は丁寧な口調で一人称も「私」だが、感情が昂ると粗暴な口調になり、一人称も「オレ」に変わる。電気が流れる爪と、一瞬のうちにコロッケたちに5人に攻撃出来るほどのスピードが武器。次の王様だ〜れだ大会では1回戦でT-ボーンと対戦。試合開始当初はわざと手を抜き、油断したT-ボーン相手に本気を出して逆襲。一時は満月を見て犬に変身したT-ボーンに爪を破壊されるも、流れ星を見てゾウになり弱体化したことで辛勝した。裏バンカーサバイバルでは大会が始まる前に主催者に逆らい、小形メカの発射した光線で一瞬にして消滅させられ、壁の一部になったが、ピザの斜塔崩壊により復帰。その後はカラスミの生存を知ったかどうかは不明だが、最終話では多くのバンカーと共にバーグを生き返らせるために禁貨を集めた。
『BLACK LABEL』ではシャトーブリアンに捕まったカラスミを救出するために、あえてシャトーブリアン軍の幹部であるプリンプリンの配下となっている。それによりシャトーブリアンに逆らったポーを殺害、キャベツ暗殺に失敗したピロシキすらも手にかけ、自分の手でキャベツを殺そうとするもコロッケに阻まれ、「ハンバーグー」を受け、崖下に落下していった。
必殺技は「スタンガンクロー」と、発展版の「スタンガンクロー・ダンシング」。王様だ〜れだ大会ではT-ボーンに勝利する。バンクは鷲型。夢はカラスミのように超強くなること。
ピロシキ〔ピロシキ〕
声 - 阪口大助
四獣士の一人で、二つ名は「怒号の白熊」一人称は「ぼく」。熊のような覆面を被った巨漢。性格は幼さを醸し出すも残忍さも持つ(モッツァレラいわく「四獣士の中で一番残酷」)が基本的に子供っぽく仲間想いであり、キャベツに負けたことで仲間に罵倒されカラスミに制裁を加えられた際にもそれは変わらず、カラスミが死んだと思われた際には彼を生き返らせるために他の仲間同様に自分の禁貨を差し出している。
次の王様だ〜れだ大会では2回戦でキャベツに負け、死闘を繰り広げた彼と友情が芽生える。口癖は「〜でしゅ」。裏バンカーサバイバルでは第2階戦までは順調だったが、モッツァレラの脱落により仲間がいなくなることに悲しみ、傷付いたモッツァレラを庇って共に落下し、モッツァレラを抱えた体勢で壁の一部になったがピザの斜塔崩壊により復帰。その後はカラスミの生存を知ったかどうかは不明だが、最終話では多くのバンカーと共にバーグを生き返らせるために禁貨を集めた。
『BLACK LABEL』ではシャトーブリアンに捕まったカラスミを救出するために、あえてシャトーブリアン軍の幹部であるプリンプリンの配下となっていたが、密かにキャベツと組みスパイ活動をしていた。キャベツの抹殺を命じられ、実行しようとするも本来の優しい性格ゆえにキャベツを手にかけることが出来ず、裏切り者としてタンタンメンに殺される。
腕っぷしが強く、崖のぼりでは地面から作り上げた小島状の台座を残りの3人を乗せてそのまま登ったり、頂上では掴む際にキャベツの仲間の虫たちを、わざとではないが潰してしまっている。
必殺技は、手のひらから巨大な氷山を出す「ツンドラの接吻」(この技を初めて出した時は、相手の後頭部を掴み、地面に叩きつけていた)、つららを投げる「ツンドラの投げ接吻(キッス)」、腕を牙に変化させて攻撃する「マンモスの牙」、四方八方からパンチを浴びせる「ハムスターの大車輪」など(相手にマンモスとハムスターのどちらが好きかを質問し、その答えに応じて必殺技を繰り出している。また、キャベツは両頬を膨らます「ハムスターの頬ぶくろ」なる必殺技を妄想していた)。技ではないが、「春風の接吻」というどんな荒地でも地面に手を埋めることで花畑にする力もある。(不可抗力で)潰してしまったキャベツの仲間たちの亡骸に使った。好きな動物は象。バンクは可愛い熊型。夢は世界中を花畑で埋め尽くすこと。
モッツァレラ〔モッツァレッラ〕
声 - かないみか
四獣士の紅一点で、二つ名は「悦楽のちょうちんあんこう」(しかし本人はあまりのネーミングの格好悪さに嫌がっている)。一人称は「あたし」。薄紫色の肌ととがった耳が特徴の少女。タンタンメン、ピロシキともに自分らを孤独から救ったカラスミに忠誠を誓っており、彼のためならばどんな悪事をも厭わない覚悟である。次の王様だ〜れだ大会では3回戦でプリンプリンと戦い、だまし討ちの末に勝利する。裏バンカーサバイバルでは第2階戦でルッコラに苦戦したが、ピロシキによってドームが破壊され救出されるも、主催者権限でピロシキ共々落下し、ピロシキに抱えられた体制で壁の一部となったがピザの斜塔崩壊により復帰。その後はカラスミの生存を知ったかどうかは不明だが、最終話では多くのバンカーと共にバーグを生き返らせるために禁貨を集めた。目は暗視ゴーグルのように暗闇でもよく見える。
アニメ版では過去のグランシェフ王国侵略の際に守ろうと立ち塞がったリゾットを倒した。
『BLACK LABEL』ではシャトーブリアンに捕まったカラスミを救出するために、あえてシャトーブリアン軍の幹部であるプリンプリンの配下となっている。第2回次の王様だ~れだ大会では事前に工事関係者を操り、秘密の通路を掘らせたうえでタロを救いたいテトと組む。
必殺技は両目から幻覚を見せる光線を浴びせる「天使のウインク」、前髪を伸ばして相手を切り裂く「黒バラの怒り」など。バンクはちょうちんあんこう型。夢は高級ブランドの服や靴を手に入れること。
フカヒレ〔ふかひれ〕
声 - 森訓久
元四獣士の一人で、鮫のような姿をしている。笑い声は「ゲシシ」。次の王様だ〜れだ大会に出るはずだったが、フォンドヴォーに圧倒されたためカラスミに捨てられる。その後は生まれ故郷の島に戻って漁師として暮らし、結婚して妻子に恵まれている(フォンドヴォーもフカヒレのその後を密かに気にしていた模様)。
必殺技は拳から放つ衝撃波で城壁ですら一瞬にして削り抉る「鮫肌ウエーブ」。夢はもう一度四獣士に戻ること。なお、ゲーム「Great」や「DS」ではフォンドヴォーはコロッケの味方になっているため、フカヒレは正当な四獣士となっている。
BB7(ビービーセブン)
アニメ未登場。7人の極悪バンカー集団。BBは「バンカーバンデット(山賊団)」の略。 裏BS編でニガリはアンチョビと相討ちとなり死亡し、マルゲリータはユバに殺害され、裏BS編終了後はBB7は実質5人となる。ビシソワーズパーティー編では「自分たちが暴れる世界を無くしたくない」という理由でレモネード、ルッコラ、ヤキソバの3人がコロッケの仲間に加わる。 コミックス14巻のキャラクター紹介では、レモネードやヤキソバ、ルッコラに元BB7のメンバーと紹介されていたので、解散した可能性がある。
2023年4月19日頃の作者のツイート(レス)ではビシソワーズパーティー戦にパンプキンとクスクスが参加しなかったのは、マルゲリータを瞬殺した敵に恐れを成した事と、自分達では力不足だと感じた事が原因である。マルゲリータに対する信頼もあったが、元々情で繋がっている一味では無いので、仲間の仇討ちより自身の命の安全を優先したのだと作者はコメントしている。
レモネード〔レモネード〕/ シトロン
声 - 羽多野渉
BB7のメンバー。BB7の中ではとても冷酷で気性が荒い。水の攻撃を得意とする。一人称は「オレ」。
幼少のころ、親がおらずゴミ溜めの生活をしていた時にバンクであるチェリーと出会い、バンカーになることを決意。そのため、チェリーにのみ心を許しており、リゾットとの闘いでチェリーが死んだと思われた時言葉ではチェリーを切り捨てたもののチェリーを失った悲しみに泣き崩れた。次の王様だ~れだ大会終了直後、オコゲを襲撃している途中でコロッケと出会い、圧倒的な実力を見せつける。裏バンカーサバイバルではヤキソバと共にテトを人質にし、リゾットを脅したが第3階戦でコロッケとリゾットの作戦によって失敗する。第2階戦ではBB7のボス・マルゲリータに勝利。第4階戦てはリゾットとの決戦で必殺技・水のドラゴンを発動したが、リゾットの作戦により自ら技をくらい、チェリーを捨ててリゾットと一騎討ちをしたが、敗北。脱落したBB7の中では唯一壁の一部になる描写が描かれた。しかしピザの斜塔崩壊後に復帰。
ビシソワーズパーティーでは非協力的ながらもコロッケと共にビシソワーズ家のスズキと対決。死闘の中、実はビシソワーズ家の一番末の弟・シトロンであったことが判明。憧れていた家族を目の前にして戸惑いを隠せず、共に戦おうとするが、その誘惑に負けることなくスズキを倒し、ビシソワーズ家を裏切る。勝ち抜きを賭けてコロッケと勝負しようとした途端、瀕死のスズキが繰り出した最後の攻撃からチェリーとコロッケを庇い、チェリーに「今まで楽しかったぜ」と遺し死亡する。その後、バン王によって生き返った。
『BLACK LABEL』では単行本1巻の書き下ろしで初登場。数百年後の世界で突然の復活に戸惑っていたが、偶然にも他のバンカーたちの復活を知りチェリーと共に旅立ち、第2回次の王様だ~れだ大会に参戦。しかしニガリに扮したアンチョビの騙し討ちの前に敗れ去る。
必殺技は手で銃の形を作り水の弾丸を相手に打つ「水のリボルバー」、その発展形で両手で水のリボルバーを放つ「W(ダブル)・水のリボルバー」、光線で相手を貫く「水のレーザー」、チェリーが巨大な水の龍になり攻撃する「水のドラゴン」。水の剣を出すこともできる。モデルは水曜日。
チェリー〔チェリー〕
ニガリ〔にがり〕
声 - 西本理一
Dr.フォアグラーの仮の姿。バンカーをピザの斜塔に誘い込むためにBB7に入り込んでいた。顔は仮面であり、仮面には裏バンカーサバイバルを監視するための目玉ロボを操るセンサーが仕込まれている。
『BLACK LABEL』ではアンチョビの変装として登場した。
侍のような格好をしており、必殺技は刀を素早く振り回す「円月斬」と、憎しみの力を電気エネルギーに変えて刀に帯電させて攻撃する「秘剣・覇月」。バンクは刀。モデルは月曜日。
Dr.フォアグラー〔フォアグラ〕
声 - 西本理一
現世界なかよし協会の黒幕。カラスミとアンチョビの父親である天才科学者。一人称は「私」。
昔は穏やかで優しい父親であったが、バンカー同士の争いを無くすために自ら開発した「禁貨ゴーグル」を奪うために襲ってきたバンカー、アイスバイン一味に襲われ、カラスミとアンチョビを殺されたと思い込み、ショックで「家族の命をバンカーに奪われた」ということ以外の記憶を全て失ってピザの斜塔を利用してバンカーを滅ぼそうと、ニガリとしてBB7に潜入していた。裏バンカーサバイバルでアンチョビとの死闘の末に記憶を取り戻すが相打ちになり、相手を息子と知り悲しみ「会いたかった」と言い残し死亡。
『BLACK LABEL』ではカラスミがバン王に願ったことでアンチョビと共に復活し、家族と共に平和なひと時を過ごしていたが、悪のバンカーの争いを止めるためにカラスミと共に旅立ち、帰ってこなかった。カラスミとは異なり、現時点では生死については不明。
ルッコラ〔ルッコラ〕
声 - 石原絵理子(Great)、望月久代(DS)
BB7の紅一点。二頭身の小柄な体格。ヤキソバと仲が良く、戦闘時以外はいつも肩の上に乗っている。大好物は花(花を食べるのが好き)。一人称は「あたい」。
必殺技は口から火を吹く「爆炎(フレア)ブレス」、自分を爆弾化して爆発した後無数の分身を創り出す「ファイヤーチルド連」。裏バンカーサバイバル2回戦ではモッツァレラに勝利。3回戦では分身でコロッケを攪乱し、その隙に禁カブトを奪取。4回戦では主催者であるニガリ(Dr.フォアグラー)を対戦相手に選んでしまい、脱落した。しかし、その後ピザの斜塔崩壊後に復帰。
ビシソワーズパーティーではフォンドヴォーと同じヤキソバと共にビシソワーズ家のブーケガルニと対決するが、操られたフォンドヴォーにヤキソバを傷つけられ怒りが爆発、仲間割れをさせられる。偶然彼を解放することに成功するも残りの2人と共に敗北した。その後ヤキソバを応急処置しコロッケ達の最後の戦いを見守る。バンクはマッチ棒型。モデルは火曜日。
ヤキソバ〔焼きそば〕
声 - 酒井敬幸
木のような外見をした巨人。ルッコラと仲が良く、戦闘時以外はいつも肩の上に乗せている。一人称は「オイラ」。裏バンカーサバイバル編では腹部の扉を開いて相手を体内の異空間に引きずり込む必殺技「ウロ地獄」でテトを体内に閉じ込めて人質にしていたが、3回戦でコロッケとリゾットの作戦によってテトを奪還され倒される。その後ピザの斜塔崩壊後に復帰。その他の必殺技は肩から突進する「丸太ックル」。
ビシソワーズパーティーではフォンドヴォーと同じBB7のルッコラと共にビシソワーズ家のブーケガルニと対決するが敗北し重傷を負い、ルッコラに応急処置をされ一命を取り留める。バンクは木の巣箱型。リゾット曰く「木でできたデクノボウ」。モデルは木曜日。
クスクス〔クスクス〕
マルゲリータ〔マルゲリータピザ〕
声 - 河本邦弘
BB7のリーダー。小柄で兜を被った一つ目の人物だが、マントで覆ったその身体はサイボーグ。漫画では普通の口調だが、ゲームでは宇宙人かロボットのような声・喋り方である。一人称は「私」。
裏バンカーサバイバルでは、第2階戦の時、同じBB7のレモネードと戦ったが、小さいドーム内に水が溜まり窒息して敗北した。しかしピザの斜塔崩壊により復帰。その直後、封印から復活したビシソワーズ家のユバをBB7に誘おうとしたが、あっけなく消去プロミネンスの餌食になり消える。バンクは太陽をイメージした不思議な形。主な必殺技は、体から莫大なエネルギーを出す「混沌(カオス)フレア」。モデルは日曜日。
本編での戦闘描写が少なかったが、ゲームではマントの中からチェーンソーなどの武器を展開したり、自らを大砲に変形させて「混沌(カオス)フレア」を高速連射するといった、サイボーグである事を活かした戦い方を行う。
パンプキン〔カボチャ〕
声 - 太田哲治
BB7のメンバー。パンダのような外見をしている。プリンプリンと同じく覆面を被っており、下の素顔は美形だが体型はデブである。
プリンプリンを目の敵にしていたが、裏バンカーサバイバルでは第3階戦でお互いの悩みに同情・意気投合しつつも、お互いの仕掛けた爆弾の爆発により相打ちになり、脱落した。その後、ピザの斜塔崩壊後に復帰。クスクス同様マルゲリータの死を目のあたりにし驚愕したところを最後に登場を終える。必殺技は手にエネルギーを集中させて相手を殴る「黄金(フラッシュ)ダンク」、カボチャ形の爆弾を設置する「パンプキンバクダン」。またラッパー口調で話し、「YO!」・「NA!」が口癖。夢はデブを直し、パーフェクトなルックスを手に入れること(マルゲリータいわく「下らない」)。ゲームでは格闘技は使わずお札で相手を叩きつけたり口から黄金のビームを発したりする。マルゲリータを「マルゲリータ様」と呼んでいる。ゲーム版『Great』ではラッパー口調ではなかったが、DS版ではラッパー口調になっている。モデルは金曜日。バンクはバスケットボール型。
マッシュ星人
アニメ未登場。ビシソワーズパーティー編に登場する本作のラストボス集団。ゲームDS版では、ストーリーに関わらない隠しキャラとして登場し、設定も原作とは大幅に異なる。
マッシュ王〔マッシュルーム〕
ビシソワーズ家
ビシソワーズ家の兄弟は、地球の外の天体マッシュ星からやって来た地球外生命体である。彼らのマッシュ星と地球の軌道がぶつかっていて、衝突を回避するため、地球を破壊しにやって来た。また、彼らは本当の兄弟ではなく、マッシュ星の各地から集められたエリート集団である。ウズラ以外は全員死亡するがコロッケの呼び出していたバン王によって生き返った。
ユバ〔ゆば〕
声 - 羽多野渉
ビシソワーズ家の兄弟のリーダー的存在。物腰が柔らかい金髪長身の青年。一人称は「ボク」。昔、バーグと若きタロによってピザの斜塔に一家全員封印されたが、ピザの斜塔崩壊により復活。バンクに入れると地球を消滅させてしまうというブラック禁貨(地球のバンクに入れた場合のみ。マッシュ星のバンクに入れるとマッシュ星が消滅する)を狙っている。アイスピック山の頂に館を構えている。
必殺技は手から直撃すると相手が蒸発してしまうほどの威力を持つ光線を放つ「消去(デリート)プロミネンス」と、背中のとげから発するエネルギーにより発生する隕石を敵にぶつける「邪神(キング)アンゴルモア」(その破壊力は山1つ吹き飛ばすほど)を持っている。
漫画ではリゾット・キャベツと対決し、彼らを破って勝利した。グランドパーティーではブーケガルニとともにコロッケ・ウスター・プリンプリンと対決し、コロッケのウードンをもスーツのとげで止めるなど圧倒的な強さを見せる。死闘の末、遂にブラック禁貨を手に入れた直後、マッシュ王がマッシュ星の民を全員抹殺し、自分らを捨て駒扱いしていたという事実を知ってしまうが、ここで任務を中止すれば今までの自分の人生を否定することになると考え、王の命令に従うことを決意し、自分を止めようとしたブーケガルニを殺害。そのことでコロッケの怒りを買いハンバーガーで大ダメージを受け、お返しにと放った「邪神アンゴルモア」も、仲間たちの思いを受けて威力が上がった超極大のハンバーグーの前に砕かれ、ついに敗北。王の本性を知ったことには密かに王に対して憤りを覚え、最終的に命令に背いてチェリーにブラック禁貨を入れ、マッシュ星とマッシュ王を消滅させると共に力尽きた。その後、バン王によって生き返った。
ブーケガルニ〔ブーケガルニ〕
声 - 下屋則子
ビシソワーズ家の兄弟の紅一点。赤いツインテールとゴスロリ仕様のファッションが特徴的な虚ろな眼の少女。ブラック禁貨の存在を感知する能力を持っている。ゲーム版ではユバを様付けで呼ぶ。
漫画ではフォンドヴォー・ヤキソバ・ルッコラと対決。フォンドヴォーを操り、仲間同士で戦わせるという非情な戦法で勝利した。指先から伸びる糸で人形や敵を自在に操れる。グランドパーティーでの死闘の末、ブラック禁貨を手に入れるが、マッシュ王がマッシュ星の民を全員抹殺し、自分たちを捨て駒扱いしていたという事実を知り、深い絶望感に駆られる。メンチに入れられる寸前でユバからブラック禁貨を奪い説得を試みるが、消去プロミネンスによって殺害された。その後バン王によって生き返った。必殺技は糸で相手を拘束して操る「パペット×マスター」と、自身のダミー人形から凄まじい威力の破壊光線を放つ「ビカ×ビカ」。
スズキ〔鱸〕
声 - 久嶋志帆
ビシソワーズ家の兄弟の一人。マジシャンの格好をした少年。一人称は「ぼく」。「 - にゃ」が口癖。明るい性格だが本性は残忍な性格で、本性が表に出た時は凶暴な顔に変貌し、目は白目の部分が黒くなり牙を尖らせた顔になる。コロッケがスズキ部屋の温泉を堂々と全裸で泳いでた時に呆れるなどコミカルな一面もある。相手を封印し、一週間で完全に消滅させる力を持つ「魔ジカルハット」と呼ばれる大きなシルクハットを被っており、これをいくらでも出現させる能力を持っている(ただし「魔ジカルハット」は一つだけで、他は普通の帽子)。魔術で何かを出現させる際は「スズキーニャ」と呪文を唱える。
必殺技は手に持っているステッキの動きに合わせて念力のような力で相手を動かす「運命(デスティニー)ステッキ」とステッキの先端を尖らせて相手を突く「串刺し運命(デスティニー)ステッキ」。
漫画ではバン王を捕らえ、ビシソワーズパーティーでコロッケ・レモネードと対決し、弟・シトロンであるレモネードを誘惑しようとするも、水のレーザーに胸を貫かれる。裏切り者の彼を「完(ファイナル)・運命(デスティニー)ステッキ」で殺害すると同時に自身も死亡したが、バン王によって生き返った。
ストロガノフ〔ビーフ・ストロガノフ〕
声 - 三浦博和
ビシソワーズ家の兄弟の一人。かなりの巨漢だが赤ちゃんのような格好をしており、しゃべる代わりに「バブー」と泣いたり(ゲームでは普通に言葉を話しており、一人称は「ボクちゃん」で赤ちゃん言葉で喋る)おしゃぶりを咥えたりよく眠ったりしている。普段はおとなしいが、おしゃぶりが取れると、手が付けられなくなるほど凶暴になる。
漫画ではウスター・T-ボーンと対決し、ウスターにトドメを刺そうとしたところ、花を踏み潰してしまったため、マッシュ星を見て変身したT-ボーンの攻撃によって跡形もなく吹き飛ばされ死亡したが、バン王によって生き返った。
ウズラ〔鶉〕
声 - 鈴木琢磨
ビシソワーズ家の兄弟の一人。一人称は「ワシ」で、広島弁に似た喋り方をする。暗い顔をしたテディベアのような姿をしており、胴体と同じくらいの大きさの壺を背負っている。兄弟の中で一番小柄。タロいわく「ああ見えて一番えげつない攻撃をしてきてつらかった」らしい。ゲーム版ではネガティブな性格で「すいません、すいませ〜ん」などとよく懺悔する。
漫画ではなかなか戦おうとせず炬燵の中でじっとしていたダイフクー・プリンプリンに痺れを切らし襲いかかる。兄弟のユバやブーケガルニに毎回ボコボコにされているという理由でグランドパーティー会場へ行くのを拒んでおり、早く自分に勝って会場に行ってほしいと土下座までしている。 : 部屋から逃げようとしたプリンプリンを巨大化して叩きのめそうとするもトラップウンチに引っかかり、結局、プリンプリンが誤ってグランドパーティ行きの扉をくぐってしまったため、事実上の敗北となる。兄弟の中で唯一死亡しなかった。必殺技は壷からビームを放つ「ハニー砲」(名称はゲーム版より)など。また、全力で戦う際には全身の筋肉が肥大化する。
アブラミーとその手下
アブラミー〔脂身〕
声 - 三宅健太
第1話から登場しているバンカー。一人称は「オレ」。自称「バンカー最強の暴れん坊」で自信過剰な性格で怪力の持ち主だが、実力はコロッケたちには及ばない。コロッケからは「おっさん」と呼ばれていたが、「次の王様だ~れだ大会」(アニメでは「ドリ禁大会」)以降は名前で呼ばれる。劇中では緊張感のある場面でよく登場するが、その度にコロッケやその仲間、第三者に倒される、もしくは返り討ちに遭うなど、所謂やられ役や噛ませ犬として物語の進行役を確立していく。
バンカーサバイバルでは一回戦の最後で転んでしまい風船が破れ、失格。以降は登場するたびに様々なパワーアップを経て各大会に出場するが、いずれにおいても敗れている。裏バンカーサバイバルの時はタンタンメンに追い出されてしまい、自力で斜塔の壁をスージー・ニックと共に這い上がるが、アンチョビの攻撃の巻き添えを食らい落下。タロが埋まったアブラミーを地上に出したとき、彼の首にはまっていた鎖によりピザの斜塔が崩壊した。
『BLACK LABEL』ではコミックス2巻の描き下ろしストーリーに登場。善人として復活しており旅館の女将に変装して、かつて敵対関係だったコロッケを応援する立場となっている。7巻ではプリンプリンが集めた禁貨がアクシデントでアブラミーの頭の貯金箱に入り、バン王を呼び出し、「オレ達を助けてくれ」という願いを叶えて貰い、スージー・ニックと共にバン王に救出された。
アニメのドリーム禁貨サバイバルでは、謎の老人(声 - 緒方賢一)(実は詐欺師)から購入した「ハイパーギガスーツ」というスーツを装着して「ハイパーアブラミーギガストライカーモードDA」となって、T-ボーンと対決するが、リスに変身したT-ボーンに敗れる。コンソメバトルトーナメントでは自身の体格を自在に変化させられるようになり、フードを着用した小男に扮して参加。その姿を「弱そう」と判断して自身を対戦相手に選んだプリンプリンと対決し、コロッケのハンマーと同じマンモス3頭分の重さの手鍋を武器に使うが、敗れる。凹んだヘルメット型バンクを持つ(凹みはコロッケやリゾットの攻撃によるもの)。好物は「脂身ラーメン」という非常に脂っこいラーメン。また、T-ボーンと同じくらい知能が低い。夢は世界征服。
必殺技は相手を地面に押し付け埋める「怒すこいプレス」。
スージー・ニック〔スジ肉〕
声 - 保志総一朗
アブラミーの手下。アブラミーを尊敬しており、アブラミー型バンクを持つ。手からミミズのような縄状の物体を出す「スージーワーム」という技を使う。
原作では初登場時に自身の愛車をコロッケ一行によってグランシェフ王国への移動手段に使われ、自身の車がガソリン不足になったため、コロッケのハンマーで車ごと飛ばされてしまう。裏バンカーサバイバルの時はアブラミーと共に追い出され、壁を這い上がるが攻撃の巻き添えを食い落下したものの、カラスミに救われた。夢はアブラミーの願いをかなえること。原作では準レギュラーだがアニメでは1話限りの登場でアブラミー共々リゾットにあっけなくぶっ飛ばされた。
『BLACK LABEL』ではアブラミーの経営する旅館の従業員として、アブラミーを支えている。
グレートアブラミー軍団
バンカーサバイバル出場者。第一回戦で敗退し、敗者復活をかけて第二回戦でコロッケたちくまさんチームの障害となったが、あっさり敗北した。
ホイコーロー〔回鍋肉〕
声 - 伊崎寿克
グレートアブラミー軍団の一員。自称「リトル魔術師(マジシャン)」で、覆面を被った小柄のバンカー。バンカーサバイバルにおいてはコロッケとウスターによる「おしっこ作戦」の3人目の犠牲者。その後、敗者復活戦のチャンスをつかむもプリンプリンに倒される。枝の杖を持っているが、これはバンク。夢は伝説の杖を手に入れること。
ブロッコリー〔ブロッコリー〕
声 - 坂口候一
グレートアブラミー軍団の一員。自称「南海の破壊王」。バンクはダンベル型。筋肉質で強面のプロレスラー然とした容姿だがコロッケたちにあっけなく倒される。バンカーサバイバルでは戦う前にポーに悪態をついて風船を割られ、中に入っていた特殊な粉を浴びて石像のように固まってしまう。その後の敗者復活戦でもリゾットにあっけなく倒された。
コノワタ〔このわた〕
声 - 土屋利秀
グレートアブラミー軍団の一員。本人いわく「哀愁の52歳」で、中年男性の容姿をしたバンカー。バンカーサバイバル一回戦で早々風船を割られて石になっていた。コロッケたちに発見された際には黒い帽子とマントという出で立ちから黒マントの男に間違われた。その後、敗者復活戦でアブラミーたちと共にコロッケたちを迎え撃ち、その際に歯がギザギザになり手の指が鋭くなっている描写があることから、バンカーとしての実力を示唆したが、フォンドヴォーにあっけなく倒される。最後まで敵だったが最終話では多くのバンカーと共にバーグを生き返らせるために禁貨を集めた。夢は若返って青春を取り戻すこと。バンクは丸顔。
アニメでは観光バスの運転手としてコロッケたちと再会しており、犬になったままのT-ボーンをメス犬と思い、「ピンクちゃん」と名付けて飼っていた。
『BLACK LABEL』3巻の書き下ろしでは顔以外フォンドヴォーに似た容姿で復活した(本人もこの容姿をかなり気に入っている模様)が、第2回王様だ~れだ大会で彼と勘違いしたT-ボーンによって吹き飛ばされる。
ババロア〔ババロア〕
声 - 西村朋紘
グレートアブラミー軍団の一員。カメレオンのような姿をしている。バンカーサバイバルではウスターとコロッケのスキを見て倒そうとしたが、「おしっこ作戦」によりあっけなく惨敗。その際、「3人で協力すれば上手くいく」と仲間入りをしようと命乞いしたが、コロッケに拒否されて風船を割られ石になり、10人目の犠牲者となった。さらに、コロッケに頭の上に乗っかられてそこからオシッコを掛けられるという悲惨な目に遭う。敗者復活戦でもウスターにあっけなく倒された。最後までコロッケと敵対していたが最終話では多くのバンカーと共にバーグを生き返らせるために禁貨を集めた。
アニメでは透明になれる能力を活かしてコロッケを翻弄する健闘を見せた。夢はレストランを経営すること。バンクはパンツの中に入っているガマグチ。必殺技は「七色七変化(なないろしちへんげ)」や「迷彩アタック(めいさいアタック)」。
ホイコーロー〔回鍋肉〕
声 - 伊崎寿克
グレートアブラミー軍団の一員。自称「リトル魔術師(マジシャン)」で、覆面を被った小柄のバンカー。バンカーサバイバルにおいてはコロッケとウスターによる「おしっこ作戦」の3人目の犠牲者。その後、敗者復活戦のチャンスをつかむもプリンプリンに倒される。枝の杖を持っているが、これはバンク。夢は伝説の杖を手に入れること。
ブロッコリー〔ブロッコリー〕
声 - 坂口候一
グレートアブラミー軍団の一員。自称「南海の破壊王」。バンクはダンベル型。筋肉質で強面のプロレスラー然とした容姿だがコロッケたちにあっけなく倒される。バンカーサバイバルでは戦う前にポーに悪態をついて風船を割られ、中に入っていた特殊な粉を浴びて石像のように固まってしまう。その後の敗者復活戦でもリゾットにあっけなく倒された。
コノワタ〔このわた〕
声 - 土屋利秀
グレートアブラミー軍団の一員。本人いわく「哀愁の52歳」で、中年男性の容姿をしたバンカー。バンカーサバイバル一回戦で早々風船を割られて石になっていた。コロッケたちに発見された際には黒い帽子とマントという出で立ちから黒マントの男に間違われた。その後、敗者復活戦でアブラミーたちと共にコロッケたちを迎え撃ち、その際に歯がギザギザになり手の指が鋭くなっている描写があることから、バンカーとしての実力を示唆したが、フォンドヴォーにあっけなく倒される。最後まで敵だったが最終話では多くのバンカーと共にバーグを生き返らせるために禁貨を集めた。夢は若返って青春を取り戻すこと。バンクは丸顔。
アニメでは観光バスの運転手としてコロッケたちと再会しており、犬になったままのT-ボーンをメス犬と思い、「ピンクちゃん」と名付けて飼っていた。
『BLACK LABEL』3巻の書き下ろしでは顔以外フォンドヴォーに似た容姿で復活した(本人もこの容姿をかなり気に入っている模様)が、第2回王様だ~れだ大会で彼と勘違いしたT-ボーンによって吹き飛ばされる。
ババロア〔ババロア〕
声 - 西村朋紘
グレートアブラミー軍団の一員。カメレオンのような姿をしている。バンカーサバイバルではウスターとコロッケのスキを見て倒そうとしたが、「おしっこ作戦」によりあっけなく惨敗。その際、「3人で協力すれば上手くいく」と仲間入りをしようと命乞いしたが、コロッケに拒否されて風船を割られ石になり、10人目の犠牲者となった。さらに、コロッケに頭の上に乗っかられてそこからオシッコを掛けられるという悲惨な目に遭う。敗者復活戦でもウスターにあっけなく倒された。最後までコロッケと敵対していたが最終話では多くのバンカーと共にバーグを生き返らせるために禁貨を集めた。
アニメでは透明になれる能力を活かしてコロッケを翻弄する健闘を見せた。夢はレストランを経営すること。バンクはパンツの中に入っているガマグチ。必殺技は「七色七変化(なないろしちへんげ)」や「迷彩アタック(めいさいアタック)」。
バンカーサバイバル出場者
ドリアン〔ドリアン〕
声 - 園部啓一
体が機械に改造されているバンカー。バンクは爆弾型。必殺技は手のマシンガン攻撃「ドリアン連弾」と、アニメオリジナル技の尻から光線を放つ「ドリアン砲」。ゲーム版では上半身からマシンガンやレーザーを放ち、足の裏からはミサイルを発射する。
原作ではバンカーサバイバルでコロッケが黒マントの男(アンチョビ)に放ったバーグ版「ハンバーグー」の盾にされて重傷を負うが、最終回ではコロッケに力を貸したバンカーの一人として再登場しているため、一命を取り留めたことが示唆されている。アニメでは命を落としかけたのをコロッケに助けられ、大会側が病院に搬送したことにより復活。そのことからコロッケには恩を感じており、再会後はコロッケたち一行を支えるドライバーとなった。自称「ある時は非情なバンカー、またある時はギンギラギンのトラック野郎、その実態はしがない五人の子持ち(妻子は全員ドリアンと同じサングラスをかけている)」。ドリーム禁貨を届けている道中、コロッケたちを援護するため「ドリアン砲」を放ちコンペイドールたちと共に散るが、後に復活。
ギャグコロ版ではコロッケたちをエクレアの館に運び、その後エクレアから生きてるバンクを元の持ち主に返すことにした。
読者投稿のコーナーにて彼の名前の由来を「ドリア」だと勘違いした読者からオリジナルバンカー「グラタン」が投稿されたことがある(夢はドリアンを生き返らせること。当時は死亡したことになっていたため)。
後年発売された新装版2巻『FGVer.』の巻末おまけ漫画によると、アニメスタッフに気に入られたキャラの1人になったことが語られている。その理由をドリアン自身は「自身のヒゲに大人の魅力を感じたのだろうか」と分析していたが、ウスターは上記のアニメで使用した技「ドリアン砲」を例に「面白キャラとして使えるから」と分析していた。そのことを指摘されたドリアン自身にとっては黒歴史として恥じていた。
クシカツ〔串カツ〕
声 - 川島得愛、GBA2版のみ坂口候一
忍者バンカー。バンカーサバイバル1回戦で一人になり、自身の罠に掛かって動けなかったウスターを襲うがコロッケが間一髪のところで助けに入り敗北。風船は割られなかったものの、竹トンボよろしく空の彼方に吹き飛ばされた。後に2回戦で脱落。
原作発表時には大きく書かれていたが、サバイバル以降には番外編にて再登場するも、滝行中に頭にメンチが落ちて倒れる姿以外登場していない。
アニメではその後、行き倒れとなっていたところをマスカットに助けられ、お手伝いとして(無一文だったため)家事をしていた。夢は「忍者学校」の設立。
必殺技はコマのように回転して相手を切り裂く「忍法人間手裏剣(にんぽうにんげんしゅりけん)」。ゲーム版ではクナイや影分身も使う。
オクラー〔オクラ〕
梅にぎり〔梅にぎり〕
声 - 相沢正輝
マッチョなオカマバンカー。相手の顔を引っ張る「梅ちゃんの顔広げ(うめちゃんのかおひろげ)」という技を使う。
原作ではモブキャラクターだったが、アニメではコロッケと対戦しており、コロッケに「オカカニギリ」と名前を間違って覚えられてしまう。オカマ口調だが激昂すると男口調になり一人称は「俺」に変わり「クソ坊主」など汚い言葉も使う。バンクはブラジャーで、夢はステキなお嫁さんになること。
レバニラ〔レバニラ〕
声 - 茂木優
全身が毛皮に覆われている野人風バンカー。バンカーサバイバルで試合前にアンチョビに脳天をかち割られ、敗退。夢はアイドル歌手。両手両足を使った高速移動が得意。アンチョビにやられるシーンでは、当時作者の描き忘れのミスによりフルチンになっており(単行本では描かれている)、『BLACK LABEL』においてネタにされている。
ゲームオリジナルの必殺技は舌で相手を絡め取り、エネルギーを吸収する「アナコンダバキューム」。原作では「ウガ」しか話せていなかったが、アニメや『BLACK LABEL』では人語を話せるようになっている。
『BLACK LABEL』では第2回王様だ~れだ大会でT-ボーンと対決。フォンドヴォーの形見のバンクを馬鹿にされたことに怒ったT-ボーンの攻撃を喰らい、パンツを破かれて逃走した。
ビフテキ〔ビーフステーキ〕
声 - 大西健晴
肉食獣のような姿をしたバンカー。バンカーサバイバル1回戦でコロッケとウスターの「おしっこ作戦」に引っ掛かり脱落。
原作ではモブキャラクターだったが、アニメでは原作のババロアの役回りをほぼ受け継いでおり、2人のおしっこ作戦に引っ掛かった際に仲間になろうと取り入るも、風船を割られ脱落。固まった状態でコロッケに落書きされた。また、「バンカー界一の知恵男」と自称していた。
王様だ〜れだ大会
XO(エックスオー)〔XO醤〕
声 - 鈴木琢磨
次の王様だ〜れだ大会の司会者兼審判。世界平和を掲げながら、裏でニセ禁貨をバラ撒いている「世界なかよし協会」の一員。ハンマーを背負ったコロッケを指一本で持ち上げる怪力の持ち主であり、バンカーとしての実力も伴っているが、後述の理由により小悪党的な行動や、一度は失格扱いにしたコロッケたちに「5人全員でクリアするのが条件」と言いながらポーズを取るなど、コミカルな描写が目立つ。一方で、ウスターが脱落した「リゾットチーム」に加入してチームとして戦うことを嘆願したキャベツの要望を、「国民の期待を裏切らないようにする」というカラスミの要請を受け入れて許可するなど、フェアな一面もある(本人曰く「自分もちゃんと大会を開いて帰らないと、本部の上司に何を言われるかわからない」とのこと)。背中や両足にジェットパックを着用して飛行することもある。
上司の命令で協会の実態がバレないように、グランシェフ王国の次の王様だ〜れだ大会のジャッジとして潜り込み、スキを見て国宝の禁貨ゴーグルを手に入れるも(その際、「禁貨ゴーグルを使って集めた禁貨で世界の王となるなど、好きな願いを叶えられる」と豪語する野心家の一面を見せた)、コロッケに倒され禁貨ゴーグルを取り返される。裏バンカーサバイバル編ではタロ・ダイフクーに捕まり、裏バンカーサバイバルの真実を話すもテトを誘拐し、飛び去っていくがリゾットとフォンドヴォーに倒される。
アニメではそのような設定はなく、国王夫婦が生きていることを知ると大会を中止してその場を去ったなど、司会者として終始公平な立場を貫いていた。
原作では髪の色は緑で服の色は青だが、アニメでは髪が黒で服は白くなっている。
裏バンカーサバイバル出場者
ナゲット〔チキン・ナゲット〕
テバサキ〔手羽先〕
ピカタ〔ピカタ〕
ワタアメ〔綿飴〕
マグロン〔鮪〕
グルテン〔グルテン〕
声 - 柿原徹也
裏バンカーサバイバルに登場したバンカー。どうにか禁カブトを捕まえて第3階戦を突破したものの、他のバンカーが禁カブトを捕まえるのを待っている間にニガリに倒され、脱落した。しかし、ピザの斜塔崩壊で復帰。ナルシストな性格。
本編では戦闘描写が存在しなかったが、ゲームでは肘を変形させてミサイルを発射したり全身から放電するなど、サイボーグである事を示唆するような技を使う。
その他の登場キャラクター
バン王(バンキング)
カッシー
リゾットの父
声 - 長克巳
リゾットの父親で、グランシェフ王国の国王。カラスミらの侵攻によって捕らえられ、妻共々処刑されたかと思われたが、実際は四獣士になった折に彼らの処刑を任されたフォンドヴォーによって密かに匿われていた。
リゾットの母
ドブロク〔濁酒〕
サトウ〔砂糖〕、スパ〔スパゲッティ〕、フライ〔フライ〕、エスカル〔エスカルゴ〕
ポリンポリン、ペリンペリン、ピリンピリン、ムリンムリン
サバミソ〔さばの味噌煮〕
アイスバイン〔アイスバイン〕
ボロネーゼ〔ボロネーゼ〕
パフェパフェ〔パフェ〕
パエリア〔パエリア〕
オコゲ〔お焦げ〕
声 - 巴菁子
バーグに「ウードン」を教えた老婆。ウェルウェル=ダンダン村付近の高い山に住んでいる。「ウードン」を完璧にコントロールすることができる。コロッケに「ウードン」をコントロールできるようにするためのトレーニングをさせ、同時に家事をさせることでキャベツを鍛えた。昼ドラの「愛のカルボナーラ」が大好きで、家事手伝いのキャベツもオコゲと一緒に見て大好きになった。
当初は「ガラムマサラ」と命名されていたが、長いという理由で没となった。また、「愛のカルボナーラ」は作者の前作『学級王ヤマザキ』からきている。
ナカータ
ヤバラちゃん
マヅイ
バラニクー〔バラ肉〕
大ばばさま(おおばばさま)
パン〔パン〕
BLACK LABELからの登場キャラクター
シャトーブリアン軍
シャトーブリアン〔シャトーブリアンステーキ〕
殺人鬼。13歳。シャトーブリアン軍を率いてグランシェフ王国を支配し、バンカー中心の新しい世界を作ろうとしているバンカー。そのためにバンカー含む世界中の人々を納得させるため、第2回次の王様だ~れだ大会を開催し、優勝を目論む。一人称は「オレ」。
自らの体内に他のバンカーを取り込み、その能力を使用できる「王家の烙印(ブランド)」という能力の持ち主。このため大会当初はカラスミの究極武装とタロのダジャレを使いこなし、アンチョビの完全再生とフォンドヴォーの不死身を取り込んだ。
十数年前、グランシェフ王国の王子兼バンカーとして生を受け(そのため、容姿はリゾットと瓜二つ)、母の懇願で普通の人間として育てられたが、怒りを抑えられない悪癖を持ち、5歳のころに優しい心を持つ弟のミスジの方が王に相応しいとされたため、事故に見せかけて母と弟を殺害。父の意向によって後の義父となる庭番と共に遠くで暮らすこととなったが義父は酒に溺れてしまい、バンカーであることを知られた事で罵倒されたため、家もろとも殺害した。
ブリスケット〔ブリスケット〕
第2回次の王様だ~れだ大会選手
ノパル〔ノパル〕
ザワークラウト〔ザワークラウト〕
ツナマヨ〔ツナマヨネーズ〕
ヌクマム〔ヌクマム〕
ポルケッタ〔ポルケッタ〕
その他のBLACK LABELからの登場キャラクター
パイン〔パイン〕
ピンチョス〔ピンチョス〕
シャトーブリアンの父
サフラン〔サフラン〕
ミスジ〔ミスジ〕
アニメオリジナルキャラクター
アニメオリジナルキャラクターのデザインは、基本的に全て作者が手掛けている。『BIACK LABEL』では本編には登場せず、表紙に描かれている。
ドロップ〔ドロップ〕
声 - 清水愛
セミロングの金髪で後ろ髪はカールし、赤いリボンをつけた少女。原作基準のストーリーではただ戦いを観戦するのみだった。
バンカーであることを隠しながら、バンカーに声をかけ、マネージャーと称してそのバンカーが集めた禁貨をこっそりいただくという手を使っていた。当初はラオチュウのマネージャーをしていたが、コロッケと出会って以来は戦闘に参加するようになる。願いは大人になって片思いをしているマロン(後述)と結ばれること。そのため子供扱いされるのを非常に嫌がる。口癖は禁貨入手時に言う「チョッ禁!」。トンコツ曰く、身長は140cm前後。
実家は道場の家系で、門下生の一人であるマロンに密かな想いを寄せているが、彼が姉のクリーム〔クリーム〕と仲が良く、このままでは姉に先を越されてしまうと焦ったことから家を飛び出し、バンカーとなった。
初対面のウィンナーにいち早く声をかけたのも彼女であり、度々ウィンナーに気があるかのような素振りを見せる(ウスターとプリンプリンに冷やかされたこともあった)が、本人はあくまでもウィンナーへの恋愛感情については否定している。
必殺技は手を上に上げ、バレリーナのように回転しながら両足で相手に突っ込む「レインボーパールギャラクシア」、高速回転してブラックホールのようになり、周りのものを吸い込んだり、相手を引き寄せ蹴りを叩き込んだりする「ブラックパールグラビティ」、ブラックパールグラビティで吸収したエネルギーを一気に投げ付ける「エヴォリューションスマッシュ」等がある。
キャンディー〔キャンディ〕
声 - 城雅子
ドロップの持っている生きたバンク。外見はリボンをつけたピンクのワニ。
ドロップにとっては可愛い妹であり、ドロップがバン王に金貨が貯まっても壊れないようにしてほしいと願い、メンチ同様壊れなくなった(同時に特別サービスとして全ての生きたバンクが二度と壊れないようにした)。
シャーベット〔シャーベット〕
声 - 野島健児
生きてるバンク共の会編で初登場。一人称は「私」だが、稀に「俺」になる。小豆色のスーツを身にまとい、髪型は逆立った金髪で、仮面で目元を覆っている。彼の父・ジェラード〔ジェラート〕(声 - 中村秀利)はバーグと張り合うほどの強さであり、コロッケが赤ん坊の時にも会っている。彼のバンク、ハンペンも生きているバンクであり、彼は「仲間はハンペンしかいない」と言っていたが、コロッケたちと出会い絆が生まれる。願いは秘密にしている。
一見強くて頼もしそうだが、アニメ版でのバトルでは苦戦や敗北をすることが多い。そのため、本人が戦闘に出ることは少ない。
戦いの状況や核心を早い段階で把握する洞察力の持ち主で、事態が飲み込めない仲間に解説することが多い。いささか難解な言葉を多用する堅い口調が特徴で、「〜(だ)というのか」が口癖。
必殺技は氷の結晶を円盤状にして投げる「コールスロー」、「ハンバーグー」の氷バージョンのような、腕を凍らせ殴る「アイスブラスト」など。コールスローは巨大化させ上に乗ることもできる。
ハンペン〔はんぺん〕
ウインナー〔ウインナー〕
声 - 皆川純子
ドリーム禁貨編で初登場。髪の色は緑色で、前髪は長く片目を隠し、後ろ髪も極めて長いので首のあたりで黄色い紐で結ってある。
極めて穏やかな性格で、かつ仲間思いの心優しい少年。口調も穏やかで、言葉遣いもかなり丁寧。一人称は「僕」。夢は誰もが仲良く暮らせる「みんなともだちランド」(ゲームやアニメの一部の話では「みんななかよしランド」)を作ること。バンクは本型。飛行船の操縦ができる。
「愛」という言葉を多用したり、相手を説得したり、平気でクサいセリフ(例:「僕は本当の風になる!この谷を吹き抜ける、蒼い、蒼い風にね!」「ドロップ、もしよかったら、その涙のワケを訊いても良いかい?」など)を言う一面がある。また戦いではフェアプレーの精神を大切にし、卑怯な作戦で勝利することを「純真な子供の心を裏切る」ため潔しとしない。プリンプリンとはあまり反りが合わない。
作者が描いた漫画『嵐のJボーイ ぶっとび闘人』に登場したキャラクター「大童陸」がそのままモデルになっている。
風を用いた必殺技を使う。風を集中させて弾丸のようにして放つ「風のエチュード」、竜巻を起こす「風のシンフォニー」、二発の竜巻を発生させる「風のデュエット」、超強力な竜巻を発生させて相手を吹き飛ばすことができるが、使った後著しく体力を消耗する「風のレクイエム」などがある。本人は「風を操るのではなく友達になる」と言っている。また、戦闘において現状を把握する洞察力も優れており、頭脳戦も得意。
ドリーム禁貨編
クサモチ〔草餅〕
ボルシチ〔ボルシチ〕
声 - 梁田清之
1回戦でウィンナーと戦った蜘蛛男。手足の長い中年男性。ウィンナーを苦戦させるが最後はあっけなく「風のシンフォニー第5番」に吹き飛ばされて敗北。夢は世界一のアクションスターになること。
顔のモデルは作者が描いた漫画『やったね!ラモズくん』の主人公、「ラモズ」がモデルになっている。
武器は両手から発射する蜘蛛の糸「デーモンワイヤー」。この蜘蛛の糸で作った棍棒のような武器「デーモンブロー」はダイヤモンドより500倍硬い。
ミルフィーユ〔ミルフィーユ〕
ラクガン〔落雁〕
声 - 屋良有作
スキンヘッドの巨漢。ドリーム禁貨サバイバルの決勝戦でプリンプリンと対決する予定だったが、コロッケたちが勝ち越したので出番はなかった。金平糖を食べることで体を金属状に変化(手を金属状の武器に変化させることも)させたり、巨大化することができる。大会の後にコンペイ党党首であることが判明し、巨大化してコロッケたちと対峙。全力で戦ったコロッケたち一行を大苦戦させた。しかし、空気で膨らんでいただけらしく、プリンプリンを踏み潰そうとするがウンチ棒の先が足に刺さり、空気が抜けて元の大きさに戻ってしまう。「コンペイ党・炎の約束」という信条を持っており、「清く正しく」「いかなる時も情報公開」「人質は取らない」など、所謂正々堂々とした性格で潔癖症。夢はコンペイ党の団員を増やし、友達になることだったが、ウィンナーの説得でコロッケたちと和解し、今は「みんななかよしハウス」にいる。その時「コンペイ党・炎の約束」に「いかなる時も愛を!」を加えた。
カクザトー〔角砂糖〕
声 - 松風雅也
コンペイ党幹部。ドリーム禁貨の奪取のため、コロッケたちを執拗に追い掛け回している。ウィンナーとの戦いで、彼の長い髪が気に入らないと言い、自分の髪型を正当化するほどのキザでナルシストな男。人質を取るなど卑劣な手段でコロッケたちを追い詰めたため、コクトー共々ラクガンからお仕置き(2人で頭ごっつんをされ空高く投げ飛ばされる)された。ラクガンの「コンペイ党、炎の約束!」の掛け声で変なポーズを取る。
必殺技は蔓を伸ばして相手を捕らえる「クリーパービート」、葉っぱを飛ばして攻撃する「レーザーリーフ」、金色に光るリーゼントで攻撃する「ゴールドラッシュ」。ラクガン同様、最後は和解する。
コクトー〔黒糖〕
声 - 桜井敏治
コンペイ党幹部。ドリーム禁貨の奪取のため、コロッケたちを執拗に追い掛け回している。自慢の体脂肪はコロッケのハンバーグーさえ跳ね返してしまう。武器は巨大な飴「ベロリン棒」。ラクガンの「コンペイ党、炎の約束!」の掛け声で変なポーズを取る。ラクガン同様、最後は和解する。夢は食事や運動制限をせずダイエットをすること。
スパム〔スパム〕
マロン〔マロングラッセ〕
生きてるバンク友の会
エクレア〔エクレア〕
声 - こやまきみこ
「生きてるバンク友の会」の会長を務める幼い少女。サバランや会員たちからは「姫」と呼ばれる。バン王を呼び出すために生きているバンクが壊れてしまうのが可哀想なあまり、世界中の生きているバンクたちを会員たちに攫わせ、自分の屋敷に住まわせた。しかし、バン王がバンクを貯めても壊れない設計を全ての生きてるバンクに施したことを知り、バンクたちを全員解放する。自身もペガサス型の生きているバンク・トリュフ〔トリュフ〕を持つ。
実はコンソメバトルトーナメントの主催者で、当初は生きているバンクの保護が目的だったが、上記の件があったからといって中止するわけにはいかず、予定通り開催した。
ツユダク〔つゆだく〕
ネギマ〔ねぎま〕
声 - 菊池正美
「生きてるバンク友の会」の会員。外見と口調から女のように見えるが、実は男。
紅白バンカー合戦で常に(不戦勝で)上位に入賞しているバンカーで、「殺戮の紅孔雀」の異名を持つ。大量の兵器を搭載したド派手な衣装を纏って戦うが、実は見かけ倒しで、あっさりキャベツに敗北。バンクはのし袋。
シバヅケ〔柴漬け〕
声 - 小西克幸
「生きてるバンク友の会」の会員。二つ名はヘルメットとサングラスを装備した別名「粘着の雨降らし」。天気予報風に喋り、「ウェザーブレイカー」という天候を操る技が得意。シャーベットと対戦し、敗北。バンクはショルダーバッグ。
トンコツ〔豚骨ラーメン〕
声 - 立木文彦
「生きてるバンク友の会」の会員。全身筋肉のオタク。女の子の写真を撮るのが趣味で、ネット上では「神の目を持つスナイパー」と呼ばれている。大した技を持たず、全然強くない。ドロップに敗北。バンクは紙袋。敗北後、ドロップが自分のバンクをカバンの中に入れようとした時に携帯で下半身部を盗撮して最終的に彼女を怒らせてしまい、思いっきり蹴り飛ばされ「本物の女の子はこりごりだー!!」と叫んで星になった。
コンソメバトルトーナメント関係者
タルタル〔タルタルステーキ〕
声 - 宮田幸季、小山力也(バーグの姿)
昔バーグに弟子入りしようとした弱小バンカー。だが、下劣な考え方をしていたため断られる。そのことを逆恨みし悪い噂を流そうとするも、バーグの優しさを目の当たりにしていたバンカーたちには通用せず叩き出される。その後、バーグを倒すための強いバンカーを雇うため金を稼ぐがバーグの死を知り、稼いだ金で拵えた強化服の上に人工皮膚を纏ってバーグになりすまし、反則的な戦い方でバーグの評判を落とす。黒薔薇組のリーダーとしてコンソメバトルトーナメントに出場する。その後、乱暴な振る舞いを行い、負けた黒薔薇組メンバーにも制裁を与えた。しかし、決勝戦でコロッケによって正体を暴かれた末敗北。その後、バーグの時と同じように、コロッケを持ち上げ、彼に弟子入りを志願していた。その時、コロッケを「コロッケ様」と呼んでいた。最終的にチームメイトを含めたトーナメント参加者たちの怒りを買い逃亡する。
バーグの姿の時の使用技は、黒い炎を纏ったパンチ「ウェルダンハンバーグー」、コロッケの「ハンバーガー」を参考にして作った技で、両手でウェルダンハンバーグーを繰り出す「ウェルダンハンバーガー」、ウェルダンハンバーグーの炎で攻撃する「ウェルダンハンバーグーバーニング」、マンモス10頭分の重さのハンマーを使う「ハンマーラスト掌」や「ハンマーロンゲスト」、コロッケの「108ハンバーグー」を参考にして作った、216発のパンチで相手を攻撃する「216(ツーワンシックス)ウェルダンハンバーグー」である。強化服の姿の時も「ウェルダンハンバーグー」を使うが、こちらは拳で殴るのではなく、火球を飛ばす。
ワサビ〔ワサビ〕
ガンエン〔岩塩〕
声 - 大竹宏
タルタルの仲間の一人。かなり痩せこけた老人で、黒薔薇組の一員としてコンソメバトルトーナメントに出場。高速で360°回転させることができる首とドリルに変形する帽子を持ち、ドリルのように身体を変形させて戦う。決勝戦ではプリンプリンに勝利し、キャベツに敗北。バーグに憧れており、偽物と知らなかったとはいえ一緒に戦えることに心底感激していた。そのためタルタルの卑屈な行動に軽蔑し、見苦しい言い訳をするタルタルに対して激怒し、逃亡するタルタルを追いかけていった。
レバサシ〔レバさし〕
声 - 檜山修之
カバのような顔をしたバンカー。広島弁で喋る。ヒマワリ組の一員としてコンソメバトルトーナメントに出場するが、黒薔薇組に敗北。バーグにトドメを刺されそうになるが、コロッケに庇われる。超音波攻撃を使う。
ガンモ〔がんも〕
ゴーストバンカー
異界に存在する古代神殿「サラミッド」を守るバンカー。彼らを倒すとゴースト禁貨が手に入り、マフィンクスの口に収めることで次の階層へ進める。逆にゴーストバンカーたちに倒されると、レリーフや門と一体化した番人にされてしまう。
ハラペーニョ〔ハラペーニョ〕
声 - 置鮎龍太郎
サラミッド第1階層のゴーストバンカー。通称「金のハラペーニョ」。語尾に「〜ニョ」を付ける。相手の欲望の対象を具現化させ、敵がそれに夢中になっている間に黄金の像にしてしまう「ゴールドフィンガー」という技を持つ。黄金のウンチョを作り出してプリンプリンを夢中にさせ、彼をあっけなく倒す。続いてコロッケをも敗北直前まで追い込むが、バーグの声援に「父親の声が聞こえた」というコロッケが幻から抜け出して反撃、これに敗北。
ブリトー〔ブリトー〕
声 - 斎賀みつき
サラミッド第2階層のゴーストバンカー。通称「風のブリトー」。羽を武器とし、これを用いて風を起こす。霧を使って幻覚を見せることが可能。ウスターを初恋の記憶に閉じ込めてあっけなく勝利するが、二番手のウィンナーとの戦いで「君の風には、愛が無い!」と彼に指摘され、彼の新技「風のデュエット」をくらい敗北。
カフェラテ〔カフェ・ラッテ〕
声 - 稲田徹
サラミッド第3階層のゴーストバンカー。通称「岩のカフェラテ」。土偶のような風貌で、怒ると顔が怖くなる。胴と下半身を分離することができる。必殺技は岩を飛ばす「岩石ダンダンダン」。ダイフクーと激闘を繰り広げるが、赤くなった彼に巻きつかれて絞め潰され、敗北。
スムージー〔スムージー〕
声 - 愛河里花子
サラミッド第4階層のゴーストバンカー。肥満体形で、覆面を被っている。通称「炎のスムージー」。笑い声は「ヒーヒヒヒ」。大きなマッチ棒と炎が武器で、拍子木を鳴らして炎を操る。得意の炎攻撃でシャーベットの技を次々に破り、一度彼に倒されてもフィールド上の炎から再生し、彼を撃破する。二番手の少年バーグも追い詰めるが、彼のバンカー魂が具現化した炎によって技を見切られた挙句ハンマー掌により倒され、残った炎から再生しようとしたがおしっこにより鎮火され終焉を迎える。
ガレット〔ガレット〕
声 - 関智一
サラミッド第5階層のゴーストバンカー。通称「緑のガレット」。本来は争いを好まない性格で、自然をこよなく愛するが、木々に傷を付けた途端に周囲が見えなくなるほど怒り、自分から木々を痛めつけるという自家撞着的な行為に至る。詩の一節のような言葉を喋りながら、両手の植物を使った攻撃をする。少年バーグを追い詰めるも、ハンバーグーを完成させた彼に敗北。ウィンナー曰く、「彼のポエムには愛がある」。
ラヴィオリ〔ラビオリ〕
声 - 鶴ひろみ
サラミッド第6階層のゴーストバンカー。通称「水のラヴィオリ」。普段はローブを纏っているが、その下には露出度の高いカジュアルな服装をしている。フィールド上の水を使った攻撃をする。いつまでも若くいたいらしく、早く大人になりたいという全く正反対の夢を持つドロップに対し、価値観の違いと若さへの嫉妬心から何かに付けて嫌味を吐き、女同士の激しいバトルが勃発、これに敗北。最後までお互いの意見は衝突し、かみ合うことはなかった。
ポタージュ〔ポタージュ〕
声 - 樫井笙人
サラミッド第7階層のゴーストバンカー。通称「霞のポタージュ」。幽霊のような姿をしている。口癖は「信じなさい!」。相手に乗り移り意のままに操る「ゴーストポゼッション」という技を持ち、コロッケたちの体を乗っ取って操り、ウィンナーを襲わせる。ポタージュを倒すには彼らを攻撃するしかないが、ウィンナーは仲間思いの性格が災いし仲間を傷つけることを拒んでしまったため一方的に痛めつけられ、ポタージュとの共倒れを狙った「風のレクイエム」からも逃げられて自滅。しかし、弱点(憑依した相手の能力を使用することができない)に気付いたダイフクーはポタージュを自身に憑依させ、自身にダメージを与えることで倒した。
光のパル、闇のメザン〔パルメザン〕
声 - 森久保祥太郎(パル)、真殿光昭(メザン)
サラミッド第8階層のゴーストバンカー。パルはカッターのような武器を飛ばして攻撃したり、相手の時間を操って技をかわしたり自分の技を当てに行ったりできる。勝手に第8階層に上がろうとした少年バーグを未来に飛ばした張本人。メザンはパルのもう一人の人格である。
空間を操り、あらゆる物質を断つ剣で攻撃したり、相手との距離の空間を縮める(言い換えれば相手を引き寄せる)ことができるが、その時は一瞬無防備であり目標物と違うものを引き寄せると対処できない。コロッケ、少年バーグと死闘を繰り広げるが、最後はコロッケのウードンとバーグのハンバーグーの合体技「ヤキウードン」(この合体技の名付け親はシャーベット)により撃破される。タッグ戦法は完璧だったが、互いを邪魔者として扱うなどかなり仲が悪かった。
その他のアニメオリジナルキャラクター
カバヤキ〔蒲焼〕
声 - 志賀克也
アニメオリジナルキャラクター。バンクはガマグチ型。コロッケの行く手を阻む爬虫類のようなザコバンカーだが、突然乱入してきたラオチュウに敗れる。夢は不死身の体を手に入れること。
必殺技は両手の爪から相手の体に毒を流し込む「ポイズンクラッシュ」。
ラオチュウ〔老酒〕
声 - 宇垣秀成
アニメオリジナルキャラクター。バンクは酒瓶型で、長い煙管が武器。巨体と怪力を誇るバンカーで、必要以上に喋らない。カバヤキを倒した後コロッケを襲うが、リゾットに一蹴される。その後復活するも、コロッケに倒された。
カンパン〔乾パン〕
マフィンクス〔マフィン〕
マスカット〔マスカット〕
声 - 池田勝
老人のバンカー。空を飛びながら発明品で生計を立てている。行き倒れになっていたクシカツを助けるが無一文であったため、自身が経営するガソリンスタンドで働かせた。作者の前作『学級王ヤマザキ』に登場するおじじ様に酷似している。また、おばば様もゲスト出演している。
ゲームオリジナルキャラクター
作者はゲーム用にキャラを描き下ろしただけでゲームのシナリオには関わっておらず、ゲームは未プレイであり、ゲームオリジナルキャラの性格も把握していないと公言している(『BLACK LABEL』7巻の152ページ、2019年4月17日に投稿された作者のツイート参照)。原作14巻のハムの性格がゲーム版と差異があるのはその為。『BLACK LABEL』ではコロットを除き本編には登場せず、表紙に描かれている。
コロッケ!2
バジル〔バジル〕
声 - 久保田隆
既に滅んだ忍びの一族「オニの一族」の最後の一人。
過去に一族諸共シシカバブーに殺されたが、パパイアによってあの世から呼び戻された挙句洗脳をかけられ、シシカバブーの配下になる。シシカバブー曰く「強大すぎる力が暴走して一族を滅ぼした」とのこと。
コロッケからメンチを奪ったことで彼と対立する。
真エンディングルートでは後に記憶を取り戻し、シシカバブーを見限り、コロッケたちの新たな仲間となる。
最終決戦において、自らの命も消えることを知りつつも世界を救うためにパパイヤを倒し、コロッケに見守られつつ成仏した。彼の末路はコロッケによって皆には「さらに強くなるために修行の旅に出た」と伝えられた。
『コロッケ!DS』ではコロッケ!2とのダブルスロットで使用可能になる。
必殺技は、槍を突き出して猛スピードで突進する「飛竜駆け」。また、槍を使って飛び上がり斜め下へ急降下体当たりをするテンション必殺「下り飛竜」も使用し、最強の奥義は連続で敵を切り裂く「九頭竜刈り」。コロッケ!2ではこれらが必殺技となっているが、DS版ではこれらに加えて2でのジャンプ攻撃「飛び八双」や横攻撃「飛び弧月」、ダッシュ攻撃「疾駆槍撃」が必殺技となっている。
テキーラ〔テキーラ〕
パパイア〔パパイヤ〕
声 - 宇垣秀成
『コロッケ!2』の裏ラスボス。自らを「大天使」と名乗る。頭から下半身まで布を被った青色の体をしているが、裏ボスとして登場する際は真の姿である白色であり、書籍ではこの白いパパイヤは「真パパイヤ」とされている。
大量の禁貨をエサにバンカーたちを誘い、彼らから禁貨を巻き上げていた。
その正体は、邪悪なバン女王の分身であり、闇のバンクの力で世界を支配しようと企むが、裏エンディングではコロッケやバジルに倒され、完全に消滅した。表エンディングでは自身の企みを成就させることができず、シシカバブーとチームを組んでラストバトルを挑んでくる。
マッシブな肉体を活かした攻撃を使用する。必殺技は着用している布で敵を覆いジャンプ後に圧し潰す「シークレットガーデン」。鋭く振り返って強力なアッパーを繰り出す「フルスイングアッパー」も使用。また、裏ラスボスである白色の真パパイヤが繰り出す攻撃スピードは青色よりも格段に速い。通常の青色はお笑い属性(黄)だが、真パパイヤは悪属性(紫)となっている。
シシカバブー〔シシケバブ〕
声 - 宇垣秀成
コロッケ!2の表ラスボス。全身甲冑の悪魔のような姿をしているが、正体は超高齢の男性老人。女好きであり、最強のバンカーになってモテモテになろうとしたが、怪物の姿にされその腹いせで過去にオニの一族を襲撃し、バジルを殺害。現在はバン女王に現在の強さのままモテモテになるため、部下を利用し、ブルーベリー村の娘の拉致と同時に禁貨を集めさせているが、実際はバン女王とパパイアに利用されているに過ぎなかった。
コロッケとの決戦後、バン王によって人間の老人の姿に戻るが、真エンディングではコロッケ一行に敗北後、パパイアに用済みと判断され、手負いとはいえ一撃で消される。
人の世のものとは思えない容姿とボディから繰り出される技も強力。必殺技は斜め上方向に向かって突進し、敵を掴んで下へ突き落す「スレイザドラゴン」で、突進中は完全無敵状態となっている。一つ眼の悪魔の使いを呼び出し敵へ向かって飛ばすテンション必殺の「イモータル」も使用。究極必殺技は敵を捕らえて空中で静止させ、これをバンカーマーク状のクロスに斬り裂いて爆発させる「バンカーオブバンカー」。
コロッケ!3
プラム〔プラム〕
声 - 神田理江
女バンカーで、実はサーロインの娘でゲーム、アニメと共に最後は和解する。赤ん坊のころに母を失い、キンピラに育てられた。母を生き返らせるために魔王ゴーヤを復活させようとしている。ナイフが武器だが、アニメではトンファーになっている。バンクはヤシの実型。
キンピラ〔金平〕
声 - 中博史
プラムの義父の弱小バンカー。ネズミのような外見をしている。ゲームではプラムと共にアンチョビと協力し、ゴーヤを復活させようとしたが、プラムを守るためゴーヤに殺される。その後バン王によって生き返る。アニメでは漁に出た際に引き揚げたアロハシャツを着てしまい、ゴーヤに操られ彼の復活に助力する。正気に戻った後悪事をさせられていたことに罪悪感を覚え島を去ろうとするが、サーロインとプラムの説得で和解した。名前は一般公募で決められた。
サーロイン〔サーロイン〕
メレンゲ〔メレンゲ〕
ゴーヤ〔ゴーヤー〕
声 - 若本規夫
『コロッケ!3』のボスキャラクターで、グラニュー島に封印されし魔王。グラニュー王国を滅ぼした張本人。強さは圧倒的であり、ゲーム版では魔力によって攻撃を受け付けない体を持つがサーロインによってその力は失われ2度の戦いののち倒された。アニメ版では巨大な体で喋るときは口が動かない。バン王の力によって永久に封印された。
『コロッケ!DS』ではコロッケ!3とのダブルスロットで使用可能になる。
コロッケ!バン王の危機を救え
フランク・フルト〔フランクフルト・ソーセージ〕
ライム〔ライム〕
インゲン〔インゲンマメ〕
声 - 平野俊隆
デミグラ教団のエージェントで、ツッパリ風の男。コロッケにおっさんと言われ、怒るところを見ると、そのことについて気にしているようである。ステージ1のボス。必殺技は手を十字にして体当たりする「フライングクロス」、衝撃波で相手を切り裂く「ソニックブーメラン」。
ゴルゴンゾーラ〔ゴルゴンゾーラ〕
アボガド〔アボカド〕
声 - 石野竜三
デミグラ教団のエージェント。卑劣な性格。ずんぐりとした体つきだが動きは速い。口癖は「ちゃんちゃらおかしいぜ」。ステージ4と6のボス。コロッケに負けたフランクをデミグラスの命で殺害するが、コロッケに二度敗北。デミグラスに助けを請うも、用済みと判断され殺される。必殺技は回転して体当たりする「死の輪舞曲(しのロンド)」、相手を氷漬けにする「カッチンブレス」。
デミグラス〔ドミグラスソース〕
声 - 下山吉光
デミグラ教団のボスで、ナメクジのような巨大な姿である。体に色んなものを取り込むことによって強くなることができ、教団員に禁貨を集めさせ、喰らっている。バン王を取り込むことで究極の肉体を手に入れようと企む。
コロッケ!4
マスタード〔マスタード〕
声 - 櫻井孝宏
かつてはバーグの親友だったが、マスタードの正体を知り彼と戦えずに逃げたバーグに裏切られたと信じ込み、バーグを恨んでいる少年。そのため、当時のバーグと同じ髪型をしているコロッケをバーグと勘違いして復讐を企てる。主に稲妻を使った技を使う。
本当はバンク(人間型)で、腕のところに禁貨の入り口がある。ゲーム版ではバーグと再戦すべくメンチを狙い、ハンターと手を組む。ルート次第では悲しい最期を遂げるが、真のエンディングではコロッケたちと和解しバンクの森の復興に協力することになる。
アニメでは偽バーグ(タルタル)とともに黒薔薇組の一員としてコンソメバトルトーナメントに登場。偽バーグ(タルタル)に「本当の息子」と呼ばれ、彼を父さんと呼び慕っていた。夢は人間になること。必殺技はバリア状の「デリート・サンクチュアリ」と体内のオーラをカッター状に変化させて手から飛ばして攻撃する「シャイニングサンダー」。決勝戦ではキャベツに勝利し、コロッケに敗北。最終的に自分が偽バーグ(タルタル)に騙されていたことを知り決別。そしてコロッケと偽バーグの戦いを見た後、コロッケの父、バーグに興味を持つようになる。
『コロッケ!DS』ではコロッケ!4とのダブルスロットで使用可能になる。
ダシマキ〔だし巻き卵〕 - バンク
キャビア〔キャビア〕
声 - 勝生真沙子
ムチを振り回して戦う女ハンターで、大量のサラミ兵・カルパス兵を束ねる。怒ると怖い。背中の子供の名前はニョッキ。必殺技は、巨大化したニョッキが腕を振り回す「ソサエティハード」、ニョッキが泣くことで衝撃波を起こす「リフューズワールド」。
コロッケ!Great
ハム〔ハム〕
声 - 下屋則子
コロッケの子孫で、「ハンバーグー」や「ウードン」が使える。キンダック軍を倒すため、過去のコロッケたちに助力を求める。オリジナル必殺技はハンバーグーのハムandフルバーストバージョン「ミートボール」。真面目で素直な性格で礼儀正しく、敵を除き敬語で話す事がほとんど。仲間に対しても敬語で話し、さん付けで呼ぶ。
『コロッケ!DS』ではコロッケ!Greatとのダブルスロットで使用可能となる。
原作14巻にも登場するが作者がゲームを未プレイの為、ゲーム版と性格に差異があり、当初はコロッケのような「優しさ」を持たず、自信過剰で弱い者いじめを平気でする性格になっていた。しかし、コロッケの優しさと強さをその目で見て、更にウスターら仲間たちに諭され、優しさを理解した。
バンバンジー〔棒々鶏〕
キンダック〔北京ダック〕
声 - 仁科洋平
キンダック軍の総帥。バンバンジー、エビチリ、アンニンの父親で、未来世界の独裁者。一人称は「我輩」。禁貨を得るために過去の世界へと侵攻を企む。
究極変身すると、恐竜のような姿に巨大化する。
コロッケ!DS
ズッキーニ〔ズッキーニ〕
声 - 谷口祐貴
リゾットの幼馴染。過去に関する記憶を失っており、自分の正体について悩んでいる。実は天空人であり、その中でも唯一、エレメンタル禁貨の力を察知できる特殊な力に長けていた。終盤にてエレメンタル禁貨の力により記憶を取り戻したことで、一時期コロッケの敵となる。武器は剣。キンピラ同様、名前は一般公募で決められた。
サイダー〔サイダー〕
タカノツメ〔鷹の爪〕
エスカルゴ〔エスカルゴ〕
合体バンカー
特別編でのみ登場した合体バンカーの名前を挙げる。
用語
禁貨(きんか)
ブラック禁貨
ドリーム禁貨
ゴースト禁貨
貯金箱(バンク)
バンカー
一般人
バンカーサバイバル
一回戦「風船サバイバル」
二回戦「チームサバイバル」
決勝トーナメント
第一試合「ぬいぐるみ争奪バトル」
準決勝「ぬいぐるみ救出ジャックと豆の木大決戦」
決勝戦「開けてビックリ!プレゼント争奪大決戦」
制作背景
制作のきっかけ
前作の『学級王ヤマザキ』に飽きていた樫本は、「次の作品」の制作を考えた。小学館漫画賞に樫本の作品がエントリーされたが、「下品すぎる」「品がない」という理由で落選した経験により、「次の作品」では賞を獲ると樫本は意気込んだ。そこで「新しい冒険もの」を執筆しようと構想する。『ヤマザキ』の連載が終了するころには、「貯金箱にお金か何かを入れたら、願いが叶う」のみしか決定しておらず、「ギリギリの感じで」本作品の制作が開始。最終回の展開だけは決められていた。『ヤマザキ』と作風を変えたことにより、ギャップがすごいと反響があったという。しかし「冒険もの」でストーリーを展開するも、結局下品を登場させてしまったと樫本は話している。
ストーリーについて
本作品は間を空けず、「余計なことを一切しないで、本題に入ろう」と考え、執筆されている。「冒険もの」では途中の街に立ち寄るが、「月刊誌なので余計なことをしてる暇がない」ため、その描写を不要と考え、樫本は描いていない。
樫本はプリンプリンを気に入っていたため、「姑息で意地汚い」が「本当は頑張るやつ」であることを伝えるため、力を入れて描いた話があった。それによりこども(読者)から人気が出るだろうと考えた樫本であったが、プリンプリンの人気は出なかったため、「かっこいいやつが一番人気出る」と樫本は知った。
『コロッケ!BLACK LABEL』について
本作品の続編について、2017年の夏ごろまで構想していなかった樫本は、オファーがあっても断り続けていた。「綺麗に最後が完結した作品」であったため、「いじりようがない」と考えていたからである。描くとしてもサイドストーリー程度に考えていた。しかし人事異動により『ヤマザキ』や『コロッケ!』時代の担当編集者が『コロコロコミック』に帰還し、いきなり本作品の続編を提案。その担当編集者とまた仕事をしたいと考えた樫本は、「本当にやりたい」と意欲が湧いた。「ダークヒーロー」というテーマは担当編集者による提案で、当初樫本は「イメージが全然湧かなかった」という。そこで担当編集者がリゾットが初登場した時のイメージ、というアドバイスをしたところ、一気にイメージが湧き、「やりたい」と樫本は考えた。樫本の読者やファンは本作品のファンが多いと考え、腹をくくるつもりでいた樫本であったが、「やりたい気持ち」が勝ってしまったという。樫本は先を考えないスタイルで制作するが、『コロッケ!BLACK LABEL』についてはある程度の展開が構想されている。「読者の期待をいい意味で裏切って」いきたいと考えて執筆されている。
書籍
単行本
- 樫本学ヴ『コロッケ!』、小学館〈てんとう虫コミックス〉、全15巻
- 2001年8月28日発売、ISBN 978-4-09-142773-1
- 2002年1月19日発売、ISBN 978-4-09-142774-8
- 2002年7月27日発売、ISBN 978-4-09-142775-5
- 2002年12月25日発売、ISBN 978-4-09-142776-2
- 2003年4月28日発売、ISBN 978-4-09-142777-9
- 2003年8月28日発売、ISBN 978-4-09-142778-6
- 2003年12月18日発売、ISBN 978-4-09-142779-3
- 2004年4月27日発売、ISBN 978-4-09-142780-9
- 2004年8月27日発売、ISBN 978-4-09-142799-1
- 2004年12月24日発売、ISBN 978-4-09-142800-4
- 2005年5月27日発売、ISBN 978-4-09-143331-2
- 2005年11月28日発売、ISBN 978-4-09-143332-9
- 2006年3月28日発売、ISBN 978-4-09-140120-5
- 2006年7月28日発売、ISBN 978-4-09-140178-6
- 2006年11月28日発売、ISBN 978-4-09-140240-0
- 樫本学ヴ『コロッケ!』、小学館〈コロコロアニキコミックス〉、既刊4巻(2020年3月12日現在)
- 『コロッケ! BSVer.』2018年3月12日発売、ISBN 978-4-09142675-8
- 『コロッケ! FGVer.』2018年6月12日発売、ISBN 978-4-09142747-2
- 『コロッケ! NKVer.』2019年10月11日発売、ISBN 978-4-09143118-9
- 『コロッケ! LBVer.』2020年3月12日発売、ISBN 978-4-09143165-3
- 樫本学ヴ『コロッケ! BLACK LABEL』、小学館〈コロコロアニキコミックス〉、既刊7巻(2023年12月27日現在)
- 2018年12月12日発売、ISBN 978-4-09-142869-1
- 2019年11月12日発売、ISBN 978-4-09-143120-2
- 2020年11月12日発売、ISBN 978-4-09-143236-0
- 2021年11月12日発売、ISBN 978-4-09-143360-2
- 2022年9月28日発売、ISBN 978-4-09-143545-3
- 2023年6月28日発売、ISBN 978-4-09-143617-7
- 2023年12月27日発売、ISBN 978-4-09-143668-9
公式ファンブック
公式ファンBOOK1
公式ファンBOOK2
公式ファンBOOK3
公式ファンBOOK4
テレビアニメ
2003年4月7日から2005年3月27日までテレビ東京系列にて放送された。30分時代は原作8巻3話までをオリジナルストーリーを混ぜつつアニメ化。ギャグコロ版は完全オリジナルストーリーとなっている。 放送の約半年前に発売されたゲーム版『夢のバンカーサバイバル!』で原作ではモブキャラクターだったバンカーで参戦していた者(ババロア、レバニラ等)では活躍が増えていたり扱いも良い方になっている。 表現規制としては原作やゲーム版にあった流血シーンは全て削除されており、過激なセリフも「勝手に殺すな→勝手に負けにするな」「死ぬ→やられる」等に変更されている。また、原作2巻のコロッケの回想でバーグが幼かったコロッケ(ハンバーグー習得前なので、当時は2歳と思われる)を殴って叱るシーンがあるが、児童虐待を連想させる為かアニメでは殴らず、叱るだけに変更されている。
2017年9月23日より「コロコロコミック40周年記念」と銘打って、AbemaTVの家族アニメチャンネルにて再放送される。
放送時間
出典は個別に提示されているもの以外は、右記のものを使用。
放送地域 | 放送局 | 放送日時 | 系列 |
---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京 | 月曜 18:30 - 19:00 日曜 10:00 - 10:30 |
テレビ東京系列 |
北海道 | テレビ北海道 | ||
愛知県 | テレビ愛知 | ||
大阪府 | テレビ大阪 | ||
岡山県・香川県 | テレビせとうち | ||
福岡県 | TVQ九州放送 | ||
日本全域 | BSジャパン | 木曜 19:25 - 19:55 | BSデジタル放送 |
青森県 | 青森朝日放送 | 月曜 16:00 - 16:30 | テレビ朝日系列 |
岩手県 | 岩手めんこいテレビ | 木曜 17:24 - 17:54 | フジテレビ系列 |
宮城県 | 東日本放送 | 水曜 16:00 - 16:30 | テレビ朝日系列 |
秋田県 | 秋田テレビ | 火曜 16:29 - 16:59 | フジテレビ系列 |
富山県 | チューリップテレビ | 月曜 16:20 - 16:55 →月曜 16:24 - 16:54 |
TBS系列 |
長野県 | 長野放送 | 水曜 15:00 - 15:30(2003年11月26日まで) 水曜 16:00 - 16:30(2003年12月3日以降) |
フジテレビ系列 |
静岡県 | 静岡朝日テレビ | 日曜 12:00 - 12:27 月曜 - 木曜 9:55 - 10:22 |
テレビ朝日系列 |
岐阜県 | 岐阜放送 | 日曜 8:00 - 8:30 | 独立局 |
滋賀県 | びわ湖放送 | 金曜 8:00 - 8:30 | |
広島県 | 広島ホームテレビ | 火曜 15:50 - 16:20 | テレビ朝日系列 |
山口県 | テレビ山口 | 金曜 15:50 - 16:20 | TBS系列 |
愛媛県 | 南海放送 | 木曜 16:55 - 17:25 | 日本テレビ系列 |
スタッフ
- 原作 - 樫本学ヴ
- スーパーバイザー - 佐上靖之、新井利幸、加治屋文祥→石関暁(ギャグコロ版)
- プロデューサー - 東不可止、笹村武史(ギャグコロ版)、古市直彦
- シリーズ構成 - 冨岡淳広
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 池田裕治
- 色彩設計 - 大槻浩司
- 美術監督 - 東潤一
- 美術設定 - 小林徳光
- 撮影監督 - 吉田光伸
- 編集 - 板部浩章
- 編集助手 - 今井大介
- キャラクターデザイン補佐 - 板垣敦→本田隆(ギャグコロ版)
- 音響監督 - 渡辺淳
- 音響効果 - 今野康之、和田俊也(ギャグコロ版)
- 音楽 - 渡部チェル
- アニメーションプロデューサー - 奥野敏聡、神田修吉
- アシスタントプロデューサー - 山本愼仁
- 制作担当 - 井口憲明
- 制作デスク - 井上たかし
- アニメーション制作 - OLM TEAM IGUCHI
- 製作 - テレビ東京、小学館プロダクション
主題歌
オープニング(30分時代)
「ミラクル・ハイテンション!」
オープニング(ギャグコロ版)
「情熱の彼方に」
エンディング(30分時代・前期)
「VISITOR」
エンディング(30分時代・後期)
「Over」
ギャグコロ版はエンディングなし。
コーナー
「バンカー・タロのダジャレの花道」(第35話~第52話)
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | オレはバンカー・コロッケ! | 冨岡淳広 | 高橋ナオヒト | 樫山聡之 | 松坂定俊 | 2003年 4月7日 |
2 | 謎のバンカー・リゾット! | えがみきよし | 井上修 | 菅井嘉浩 | 4月14日 | |
3 | 大乱戦! 船上のバンカーバトル!! | 大橋志吉 | 矢崎しげる | 梶浦紳一郎 LEE JONG-HYUN |
4月21日 | |
4 | 激スタート! バンカーサバイバル!! | 米村正二 | 吉田浩 | 岡田宇啓 | 小林勝利 | 4月28日 |
5 | 恐怖の覆面バンカー・プリンプリン!! | 十川誠志 | 桝井剛 | 進藤満尾 | 5月5日 | |
6 | 最強最悪!? くまさんチーム!! | 植田浩二 | 牧野行洋 | 栗井重紀 | 梶原賢二 木下和栄 |
5月12日 |
7 | 復活! 地獄のアブラミー軍団!! | 中瀬理香 | 樫山聡之 | 松坂定俊 | 5月19日 | |
8 | 悪夢再び! 黒マントの男!! | 大橋志吉 | 里見良明 | 井上修 | 菅井嘉浩 | 5月26日 |
9 | 超決定! ベスト8!! | 米村正二 | もんだいおさむ | 矢崎しげる | 重松しんいち LEE JONG-HYUN |
6月2日 |
10 | 激突! コロッケvsリゾット!! | 冨岡淳広 | 吉田浩 | 岡田宇啓 | 小林勝利 | 6月9日 |
11 | 爆・さく裂! ソウルキャノン!! | 十川誠志 | 大庭秀昭 | 福本潔 | 山沢実 進藤満尾 |
6月16日 |
12 | 激闘! 伸身弾vs恐怖の大王!! | 植田浩二 | 牧野行洋 | 栗井重紀 | 梶原賢二 木下和栄 |
6月23日 |
13 | 驚がく! 満月の野獣!! | 中瀬理香 | 志村錠児 | 玉川達文 | 松崎一 | 6月30日 |
14 | 恐怖の戦い! 魔のカード!! | 大橋志吉 | 里見良明 | 井上修 | 菅井嘉浩 | 7月7日 |
15 | 激・上空! 1万メートルの死闘!! | 米村正二 | 樫山聡之 | 松坂定俊 | 7月14日 | |
16 | 爆闘! コロッケvsT-ボーン?! | 十川誠志 | もんだいおさむ | 矢崎しげる | LEE JONG-HYUN | 7月21日 |
17 | 決戦! コロッケvsアンチョビ!! | 植田浩二 | 矢野博之 | 山崎友正 | 小林勝利 | 7月28日 |
18 | 激震! 無敵の完全再生(パーフェクトリバース)!! | 中瀬理香 | 大庭秀昭 | 大宅光子 | 梶原賢二 木下和栄 |
8月4日 |
19 | 大決着! バンカーサバイバル!! | 冨岡淳広 | 牧野行洋 | 秋比呂 | 太田純一 | 8月11日 |
20 | 出た! これが・バンキングだ!! | 矢野博之 | 玉川達文 | 松崎一 | 8月18日 | |
21 | 登場! 風のバンカー・ウィンナー!! | 里見良明 | 井上修 | 菅井嘉浩 | 8月25日 | |
22 | 開幕! ドリ禁大会!! | 中瀬理香 | 樫山聡之 | 松坂定俊 | 9月1日 | |
23 | 逆襲のアブラミー!! | 植田浩二 | 牧野行洋 | 佐々木一郎 | 梶原賢二 木下和栄 牛島勇二 |
9月8日 |
24 | コロッケvsリゾット! 再び!! | 米村正二 | 深沢幸司 | 山崎友正 | 小林勝利 | 9月15日 |
25 | 秘密のバンカー・ミルフィーユ!! | 大橋志吉 | もんだいおさむ | 矢崎しげる | LEE JONG-HYUN | 9月22日 |
26 | 決着! 新たなる旅立ち!! | 山口宏 | 大宅光子 | 木下和栄 | 9月29日 | |
27 | 悪の秘密結社・コンペイ党!! | 大橋志吉 | 辻初樹 | 深沢幸司 | 海老原雅夫 | 10月6日 |
28 | 裏切り者・プリンプリン!! | 植田浩二 | マサユキ | 井上修 | 菅井嘉浩 | 10月13日 |
29 | 温泉! ドロップの真実!! | 米村正二 | 牧野行洋 | 山内東生雄 | 梶原賢二 木下和栄 |
10月20日 |
30 | デンジャラス! バンカーじいさん!! | 中瀬理香 | 樫山聡之 | 松坂定俊 | 11月3日 | |
31 | 謎のネコ耳! カマンベール!! | 十川誠志 | 矢野博之 | 山崎友正 | 小林勝利 | 11月10日 |
32 | ウィンナー、風の中で・・・・ | 山口宏 | 深沢幸司 | 海老原雅夫 | 11月17日 | |
33 | 再会 | 冨岡淳広 | 大宅光子 | 木下和栄 | 11月24日 | |
34 | ドリーム禁貨よ永遠に! | もんだいおさむ | 藤原良二 | LEE JONG-HYUN | 12月1日 | |
35 | 禁貨ザクザク? パプリカ島 | 十川誠志 | 中村憲由 | 井上修 | 菅井嘉浩 | 12月8日 |
36 | キンピラ・プラム・サーロイン!! | 大橋志吉 | 牧野行洋 | 山内東生雄 | 梶原賢二 加野晃 飯野利明 |
12月15日 |
37 | 裏切り者・プリンプリン再び!! | 植田浩二 | 樫山聡之 | 松坂定俊 | 12月22日 | |
38 | 罠がいっぱい! 禁貨がいっぱい! | 山口宏 | 中村憲由 | 宮原秀二 | 小林勝利 | 12月30日 |
39 | 復活! 大魔王ゴーヤ!! | 中瀬理香 | 深沢幸司 | 松崎一 | ||
40 | 出るのか!? バンキング!! | まつもとよしひさ | 松浦錠平 | JI DONG JAE | 2004年 1月5日 | |
41 | 風雲! 次の王様だ〜れだ大会!! | 冨岡淳広 | 中村憲由 | 井上修 | 菅井嘉浩 大塚隆司 |
1月12日 |
42 | 新しい仲間! キャベツでっす! | 米村正二 | 樫山聡之 | 松坂定俊 | 1月19日 | |
43 | 恐怖の荒鷲! タンタンメン!! | 大橋志吉 | 大宅光子 | 牧野行洋 | 1月26日 | |
44 | 水中バトル! キャベツvsピロシキ!! | 冨岡淳広 | 矢野博之 | 山崎友正 | 小林勝利 | 2月2日 |
45 | 愛の戦士! プリンプリン!! | 植田浩二 | まつもとよしひさ | JI DONG JAE | 2月9日 | |
46 | プリンプリンがいっぱい!! | 山口宏 | 深沢幸司 | 板垣敦 | 2月16日 | |
47 | 激突! ハンバーグーvsハンバーグー | 古川政美 | 井上修 | 菅井嘉浩 | 2月23日 | |
48 | 最大奥義! ウードン!! | 大橋志吉 | 大宅光子 | 梶原賢二 牧野行洋 |
3月1日 | |
49 | 頂上決戦! リゾットvsカラスミ!! | 十川誠志 | 樫山聡之 | 松坂定俊 | 3月8日 | |
50 | 超究極体! アンチョビの逆襲!! | 米村正二 | 矢野博之 | 山崎友正 | 小林勝利 | 3月15日 |
51 | うなれ! 怒りの王国(キングダム)セイバー!! | 冨岡淳広 | 松浦錠平 | JI DONG JAE | 3月22日 | |
52 | 王様はオレだ!! | 深沢幸司 | 板垣敦 | 3月29日 | ||
53 | 謎の軍団現る!! | 伊藤真朱 | 樫山聡之 | 松坂定俊 | 4月4日 | |
54 | 仮面のバンカー・シャーベット!! | 4月11日 | ||||
55 | 突入!! エクレア城!! | 山口宏 | 牧野行洋 | 木下和栄 | 4月18日 | |
56 | ドロップ! 怒りの新技発動!! | 4月25日 | ||||
57 | キャベツ! 史上最大の危機!! | 植田浩二 | 菊池一仁 | 佐々木皓一 | 飯飼一幸 | 5月2日 |
58 | シャーベット! 悪夢の天気予報!! | 5月9日 | ||||
59 | 激突! コロッケvsツユダク!! | 中瀬理香 | まつもとよしひさ | 松浦錠平 | JI DONG JAE | 5月16日 |
60 | 大ピンチ! ドリアン参上!! | 5月23日 | ||||
61 | 生きていたバーグ!! | 冨岡淳広 | 伊藤真朱 | 松坂定俊 | 5月30日 | |
62 | 参戦! リゾット&シャーベット!! | 6月6日 | ||||
63 | 燃えろ! プリンプリンvsアブラミー!! | 山口宏 | 牧野行洋 | 木下和栄 | 6月13日 | |
64 | 仁義なきバンカー・バーグ! | 6月20日 | ||||
65 | 準決勝! メンチも戦うの?! | 植田浩二 | 菊池一仁 | 佐々木皓一 | 樋口善法 | 6月27日 |
66 | 戦えメンチ! 君が主役だ!! | 7月4日 | ||||
67 | 輝ける暗黒! マスタード!! | 冨岡淳広 | 松浦錠平 | JI DONG JAE | 7月11日 | |
68 | 真紅のダイフクー!! | 7月18日 | ||||
69 | 決勝戦! 恐怖の電話ボックス?! | 伊藤真朱 | 松坂定俊 | 7月25日 | ||
70 | ウスターのじゃんけんは命がけ!! | 8月1日 | ||||
71 | 死なないで、プリンプリン!! | 植田浩二 | 牧野行洋 | 木下和栄 | 8月8日 | |
72 | 新必殺技! 華麗なるウンチョ戦法!! | 8月15日 | ||||
73 | ハッスル! キャベツvsマスタード!! | 中瀬理香 | 小林一三 | 佐々木皓一 | 穐本ゆかり | 8月22日 |
74 | コロッケvsマスタード! 衝撃の結末!! | 8月29日 | ||||
75 | 激ファイト! コロッケvsバーグ!! | 山口宏 | もんだいおさむ | 松浦錠平 | JI DONG JAE | 9月5日 |
76 | 壮絶! バーグの正体!! | 9月12日 | ||||
77 | これがハンバーグーだ!! | 冨岡淳広 | 牧野行洋 | 長尾粛 | 松坂定俊 | 9月19日 |
78 | なぜだ!? コロッケvsキャベツ!! | 9月26日 | ||||
79 | 呪いの古代神殿サラミッド!! | 牧野行洋 | 10月3日 | |||
80 | T-ボーンがいた!? | 10月10日 | ||||
81 | 黄金ウンチョを持つ男!! | 植田浩二 | 小林一三 | 佐々木皓一 | 穐本ゆかり | 10月17日 |
82 | 黄金の小便小僧! コロッケ!! | 10月24日 | ||||
83 | 世界の危機!? バーグ、衝撃の謎!! | 山口宏 | 田部伸一 | 布施康之 | 木下和栄 | 10月31日 |
84 | 世界名作・ウスター初恋物語 | 11月7日 | ||||
85 | 風対決! ウィンナーvsブリトー!! | 中瀬理香 | 松浦錠平 | JI DONG JAE | 11月14日 | |
86 | ダンダンダン! 岩vsモチ!! | 11月21日 | ||||
87 | ダイフクー! 地獄のモチツキ!! | 福嶋幸典 | 長尾粛 | 井上善勝 | 11月28日 | |
88 | 火の用心! シャーベットvsスムージー!! | 12月5日 | ||||
89 | 出るか!? 魂のハンバーグー!! | 齋藤徳明 | 松坂定俊 | 12月12日 | ||
90 | 悲しみと怒りの詩人! ガレット!! | 12月19日 | ||||
91 | 妖しきゴーストバンカーの歌声!! | 山口宏 | 牧野行洋 | 山南京 牛島勇二 |
12月26日 | |
92 | 濡れてドッキリ! 女どうしのケンカバトル!! | 2005年 1月9日 | ||||
93 | 冬のウスター | 中瀬理香 | 小林一三 | 佐々木皓一 | 穐本ゆかり | 1月16日 |
94 | 恐怖! 霞のポタージュ!! | |||||
95 | 男魅せます! ダイフクー!! | 植田浩二 | 田部伸一 | 布施康之 | 木下和栄 | 1月23日 |
96 | そして、最終階層へ… | 1月30日 | ||||
97 | 決戦! 第8階層!! | 福嶋幸典 | 松浦錠平 | JI DONG JAE | 2月6日 | |
98 | 激闘! コロッケvs光のパル | 2月13日 | ||||
99 | 運命の最終タッグバトル!! | 山口宏 | 長尾粛 | 本田隆 | 2月20日 | |
100 | 絶対ゼッタイ絶体絶命!! | 2月27日 | ||||
101 | 出るのか!? 起死回生のウードン!! | 冨岡淳広 | 田部伸一 | 牧野行洋 | 木下和栄 山南京 |
3月6日 |
102 | コロッケが消える!? | 3月13日 | ||||
103 | 出てこい! バンキング!! | 伊藤真朱 | 松坂定俊 | 3月20日 | ||
104 | さらばバーグ! そして… | 3月27日 |
特番放送
- もういくつ寝るとオショウが2人でオショウガツースペシャル - 38&39話放送
ゲーム
すべてコナミから発売。ジャンルはPS2&GC版以外対戦型格闘ゲームである。
コロッケ! 夢のバンカーサバイバル!
- 発売日:2002年10月17日
- ハード:ゲームボーイアドバンス
『コロッケ!』初のゲーム化作品。原作のバンカーサバイバルを再現しており、禁貨集めやカレーの食材集めなどの様々な種目に挑み、優勝を目指す。特定の条件を満たすとコロッケ以外のバンカー(ウスター、リゾット、プリンプリン、フォンドヴォー)を主人公として操作でき、ゲームオリジナルのストーリーをプレイできる。
コロッケ! 禁断の禁貨ボックス!
- 発売日:2003年3月20日
- ハード:PlayStation
初の据置き型ハードで発売された作品で、基本的なゲームシステムやストーリーは前作『コロッケ! 夢のバンカーサバイバル!』(以下GBA版)に準じているが、BGMはハードの性能に合わせてアレンジされている。
システム面でも強化されており、PS版ではバンカーサバイバルモードで新たなプレイヤーキャラとしてT-ボーンが使えるようになり、CPU専用だった全ての敵キャラがバンカーサバイバルモード以外のモードで使えるようになった。また、PS版にはバンカーサバイバルモード以外のモードで使用できる新たな追加キャラとして、タンタンメン、モッツァレラ、ピロシキ、原作者をモデルにしたカッシー、アンチョビの4つの形態(原作の黒マントの男と究極体に加え、ゲームオリジナルの2つの形態。いずれも別キャラ扱いで、通常形態は使用できない)の8人が使用できるようになった。この中でタンタンメン、モッツァレラ、ピロシキ、カッシーの4人はバンカーサバイバルモードには登場しない特殊な隠しキャラである。なお、カッシーの出現条件は隠しキャラクターの中で一番難しい。
コロッケ!2 闇のバンクとバン女王
- 発売日:2003年7月17日
- ハード:ゲームボーイアドバンス
本作品から完全新作シナリオで、原作者描き下ろしのオリジナルキャラクターも登場。今作からキャラクターボイスも追加されている。本作品独自の要素としてバンカーのステータスのカスタマイズが存在する。
コロッケ!3 グラニュー王国の謎
- 発売日:2003年12月11日
- ハード:ゲームボーイアドバンス
本作品からバトルは最大4人まで参戦でき、タッグマッチが可能となり、特定の数字を入力することで隠し要素を解放できるパスワードモードが追加された。本作品独自の要素としてフィールド上の歩行を制限するガマンメーターや、タロと戦ってバンカーを強化する修行モードが存在する。
関連イベントではコロッケの父のバーグが配信されていた。なお、下記ゲームのGC版との連動によっても使用可能となる。
コロッケ! バン王の危機を救え
- 発売日:2004年7月8日
- ハード:PlayStation 2、ゲームキューブ
PS版『禁断の禁貨ボックス!』以来の2作目の据置き型ハードで、唯一の3Dアクションゲームである。イベントシーンは全てフルボイス。コロッケを操作し、ステージ上の仕掛けを解きながら先に進み、ボスを倒すことが目的。
GC版はGBA本体と連動しており、GBA側ではアイテムの位置を探せる他、GBA版『コロッケ!3』と連動することでイベントで配信された隠しキャラのバーグが使用可能になる。
コロッケ!4 バンクの森の守護神
- 発売日:2004年7月22日
- ハード:ゲームボーイアドバンス
本作品のフィールドはマス目で区切られており、プレイヤーと同時に敵も動くターン制で、不意打ちに成功すると対戦相手一人を一撃で倒せる。また、サポートキャラを設定でき、戦闘中に呼び出し攻撃してもらうこともできる。ストーリーはゲームの進め方で分岐し、エンディングが変わるマルチエンディング方式である。
関連イベントでは『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』の主人公じーさんが配信されていた。じーさんを持っているプレイヤーと通信対戦をしても使用可能となる。
コロッケ!Great 時空の冒険者
- 発売日:2004年12月9日
- ハード:ゲームボーイアドバンス
本作品からはグラフィックが一新され、クオータービューのフィールド上でキャラクターを動かして勝負を挑むタクティクス戦法を採用。バトルは2つのラインを行き来する独自の戦い方である。キャラクター数が多く、コロッケと仲間たちだけでなく、カラスミ軍やゲーム本編には登場しないBB7も隠しキャラとして登場している。
コロッケ!DS 天空の勇者たち
- 発売日:2005年12月15日
- ハード:ニンテンドーDS
『コロッケ!』のゲーム化作品最終作であり、唯一のDS版。前作同様タクティクス戦法を採用しているが、視点変更が可能になっている。ストーリーは途中でルートが分岐しており、そこで登場する敵、仲間キャラクターが変わり、ある条件を満たすと原作のカラスミの過去のストーリー「カラスミ外伝」がプレイできる。
登場キャラクターはさらに増え、ゲーム本編には登場しないビシソワーズ兄弟、DS本体と過去のGBA版『コロッケ!』ゲーム作品とのダブルスロットでゲームオリジナルキャラクターも登場している。
関連商品
- コロッケ! いただ禁貨! バンカーバトル!!
- コロッケ! バンカーカードゲーム
- コロッケ! 禁貨シューター
- コロッケ! ミニスビー
- コロッケ! ぐらぐらゲーム
- コロッケ! バトルコードバンカー
- コロッケ! 禁貨争奪戦セット