タイニー・トゥーンズ
アニメ
原作:スティーヴン・スピルバーグ,
音楽:ブルース・ブロートン,
アニメーション制作:ワーナー・ブラザース・アニメーション,アンブリン・エンターテインメント,
製作:ワーナー・ブラザース・テレビジョン,
放送局:CBS,Fox Kids,Kids WB,テレビ東京,カートゥーン ネットワーク,
話数:全100話,
以下はWikipediaより引用
要約
『タイニー・トゥーンズ』(原題:Tiny Toon Adventures または Tiny Toons)は、1990年9月14日から1992年12月6日までアメリカ合衆国で放送されていたテレビアニメである。
日本では『スピルバーグのアニメ タイニー・トゥーン』と題し、1991年4月5日から1994年3月30日までテレビ東京系列他で放送。その後、カートゥーン ネットワークで2000年12月11日から2003年まで放送された。全100話。
概要
本作はワーナー・ブラザース・アニメーション初のテレビシリーズとして立ち上がり、スティーヴン・スピルバーグの協力やテリー・セメルの提案を経て子供向けのルーニー・テューンズとしての方向性を打ち出し、現在の形に制作された。
アクメ学園に通うバスター・バニー&バブス・バニーなどルーニー・テューンズのキャラクターの後輩に当たる様々な学生を中心としたギャグ・コメディ物であり、バッグス・バニーといった従来のキャラクターは学園の教員として登場する。話数は1話完結形式と複数の短編形式の2通りがランダムで放送された。
1992年にはプラッキー・ダックのエピソードを再編集した『The Plucky Duck Show』をアメリカで全13回にわたって放送。第1話は本作の第84話「The Return of Batduck」を本作より先行する形で放送が行われた。
制作体制としてワーナーが世界各国のアニメ制作会社にグロス請けする形態を採っており、その中の一社として日本の東京ムービー新社はオープニングや日本国内でのCM(日立製作所や日本生命保険など)の制作も担当した。
キャラクター
バスター・バニー(Buster Bunny)
水色のウサギの男の子。14歳。イタズラ好きで頭の回転が速い皆のリーダー的存在。たまに調子に乗って失敗することもある。赤いシャツがトレードマーク。敬愛する先生は「バッグス・バニー」。
バブス・バニー(Barbera Anne "Babs" Bunny)
プラッキー・ダック(Plucky Duck)
声 - ジョー・アラスカイ、ネイサン・ルーガー(乳幼児になったとき) / 山寺宏一
緑色のカモの男の子。14歳。目立ちたがり屋のトラブルメーカーで自他共に認めるわがままな性格なため、騒動を起こすのはほとんどモンタナか彼だったりする。ハムトンとよく一緒におり、彼の気弱さにつけ込んで子分のように扱ったり、傍若無人な振る舞いをするものの、心の底では大切な友達だと思っており、バンシーによって石にされたハムトンを見捨てず抱えて逃げ回ったり、素直に反省して謝ったりもする。
自宅を囲んでいる池で泳ぐ事を毎朝の日課にしており、水泳の成績はトップクラス。飛ぶこともできるが本人は「自分で飛ぶのは時代遅れのダサい行為」と嫌っており、作中でも滅多に飛ばない。尊敬する先生は自身と同じく自分勝手で自惚れ屋の「ダフィー・ダック」である。
ダフィーダックがバッグスに対してそうであったように、バスターを出し抜いたり、罠にはめて目立とうとするが大抵上手くいかない。只先生達程のライバル意識は持っていないようで、日常では友達として接しており、裏切る事もあるがピンチの時には協力し合う。
リブート版では、相変わらずバスターとのフレネミー(悪友)として関係。
ハムトン・ピッグ(Hamton J. Pig)
シャーリー・ザ・ルーン(Shirley "The Loon" McLoon)
ディズィー・デビル(Dizzy Devil)
声 - モーリス・ラマーシュ / 高宮俊介
紫色のモンスター。12歳。頭にプロペラのついた帽子をかぶっている。左目は緑色、右目はピンク色をしている。
食いしん坊でパーティ好きだが、彼の来るところはいつもめちゃくちゃになる(当の本人に悪意はない)。担任の先生は「タズマニアン・デビル」だが、基本的にバスターたちとは友達。
モンタナ・マックス(Montana Max)
エルマイラ・ダフ(Elmyra Duff)
ファーボール(Furrball)
声 - フランク・ウェルカー / 石野竜三
青色の子猫。片耳が欠けておりいつも尻尾に包帯を巻いている。ひもじい野良猫生活を終えてようやく飼い主を見つけたと思ったら、実はエルマイラだったという不幸な猫だが、回によっては懐いていたり、元の野良猫生活を送っていることもある。臆病だが優しい性格。
先生の「シルベスター・キャット」が不幸体質で間が抜けているため、時々不安を抱くこともある。先生程積極的にスウィーティーは狙わないが、スニーザーはボーイスカウトに潜入する程食べようとする。
ゴーゴー・ドードー(Gogo Dodo)
カラミティー・コヨーテ(Calamity Coyote)
声 - フランク・ウェルカー / 星野充昭
登場人物の中では天才だがおっちょこちょいな所がある。10歳。ワイリー・コヨーテの学生だが決して尊敬しているわけではなく、落下する時に彼の雲を奪い、自分の代わりに落ちてもらったこともある。基本的にプラカードを使って意思表示をするが、稀に喋ることがある。またワイリー・コヨーテと違い、宿敵のビーパーに勝ったことがあり、ハッピーエンドになったことがある。
リトル・ビーパー(Little Beeper)
スウィーティー(Sweetie)
スニーザー(Little Sneezer)
アーノルド・ザ・ピットブル(Arnold the Pitbull)
バイロン・バセット(Byron Basset)
メアリー・メロディー(Mary Melody)
ローデリック・ラット(Roderick Rat)
マーシャ・ザ・マーシャン(Marcia the Martian)
ほか、バッグス・バニー率いるルーニー・テューンズのキャラクターが先生として登場する。
スタッフ
- 製作総指揮 - スティーヴン・スピルバーグ
- プロデューサー - トム・ルーガー(英語版)、シェリー・ストナー(英語版)
- 脚本家 - ポール・ディニ(英語版)
- コンテ - ブルース・ティム
- 作画監督 - 大森貴弘他
- アニメーション制作 - ワーナー・ブラザース・アニメーション、アンブリン・エンターテインメント
- 製作 - ワーナー・ブラザース・テレビジョン
日本語吹き替え版スタッフ
TX放送分
- 日本語版製作 - テレビ東京、東北新社
CN放送分
出典
- 翻訳 - ?
- 演出 - ?
- プロデューサー - 伊藤文子
- 制作担当 - 小野寺徹、高橋澄
- 日本語版制作 - カートゥーン ネットワーク、東北新社
放送リスト
放送局(日本)
テレビ東京系列以外の放送時間は、カートゥーン ネットワークと個別に出典が提示されているものを除き、1991年10月時点のものとする。
放送地域 | 放送局 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京 | 金曜 18:30 - 19:00(1話-51話) 水曜 18:30 - 19:00(52話-78話) 水曜 7:35 - 8:05 |
テレビ東京系列 | 製作局 第1話から第78話のみ |
北海道 | テレビ北海道 | |||
岡山県・香川県 | テレビせとうち | |||
福岡県 | TXN九州 | 現・TVQ九州放送→テレQ | ||
愛知県 | テレビ愛知 | 火曜 19:30 - 20:00(1991年4月23日-1992年3月17日)(1話-48話) 水曜、木曜 9:10-9:40(49話、50話)(1992年3月25日、26日) 火曜 19:00-19:30(51話)(1992年3月31日) 木曜 7:35 - 8:05(1992年4月9日 - 12月3日)(52話-78話) |
||
大阪府 | テレビ大阪 | 日曜 9:00 - 9:30 | ||
青森県 | 青森テレビ | 水曜 16:00 - 16:30 | TBS系列 | |
岩手県 | テレビ岩手 | 土曜 6:15 - 6:45 | 日本テレビ系列 | |
宮城県 | ミヤギテレビ | 木曜 17:00 - 17:30 | ||
秋田県 | 秋田放送 | 日曜 6:00 - 6:30 | ||
石川県 | 石川テレビ | 土曜 6:00 - 6:30 | フジテレビ系列 | |
長野県 | テレビ信州 | 木曜 17:00 - 17:30 | 日本テレビ系列 | 1993年7月15日まで放送 |
奈良県 | 奈良テレビ | 木曜 18:30 - 19:00 | 独立局 | |
和歌山県 | テレビ和歌山 | 土曜 18:30 - 19:00 | ||
鳥取県・島根県 | 山陰放送 | 金曜 17:00 - 17:30 | TBS系列 | |
広島県 | 広島テレビ | 金曜 17:30 - 18:00 | 日本テレビ系列 | |
熊本県 | テレビ熊本 | 火曜 16:30 - 17:00 | フジテレビ系列 | |
日本全域 | カートゥーン ネットワーク | CS放送 | リピート放送あり 全96話 | |
BSジャパン | 平日 7時45分 - 8時15分(不明 - 2001年11月29日) 同上(2002年1月1日 - 不明) |
BS放送 | 現・BSテレビ東京 |
OVA
『タイニー・トゥーンズの夏休み(How I Spent My Vacation)』 1992年3月11日にアメリカでビデオとして発売。元々は劇場公開を見越して制作が進められていたが、諸事情で映像ソフトとしての披露に変更された。
アニメーションは東京ムービー新社が担当。
日本では1999年8月15日にカートゥーン ネットワークでテレビ放送が行われた。
主題歌
オープニング「Tiny Toons Around The World」
1992年度は「ぼく、ハムトン」のみ吉村から菅原に差し替えられるが、歌はそのままである。
オープニング「Tiny Toons Around The World(インストゥメンタル)」
リブート
2020年10月28日に30周年記念として『タイニー・トゥーンズ・ルーニバーシティ』(原題:Tiny Toons Looniversity)の制作が発表された。リブート版はHBO Maxとカートゥーン ネットワークにて2023年秋より放送開始予定。日本でも放送されるかは不明。
関連ゲーム
全てコナミが発売。
- アクションゲーム
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ(1991年12月20日発売 / 対応機種 - ファミリーコンピュータ)
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ(1992年2月1日発売 / 対応機種 - ゲームボーイ)
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ(1992年12月18日発売 / 対応機種 - スーパーファミコン)- 内容はファミリーコンピュータ版と異なる。
- Tiny Toon Adventures: Buster's Hidden Treasure(1993年3月 / 対応機種 - SEGA Genesis)- 日本未発売、韓国版は日本版メガドライブで再生可能。
- ミニゲーム集
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ 2 モンタナランドへようこそ(1992年11月27日発売 / 対応機種 - ファミリーコンピュータ)
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ 2 〜バスター・バニーのかっとびだいぼうけん〜(1993年12月22日発売 / 対応機種 - ゲームボーイ)
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ ドタバタ大運動会(1994年9月30日発売 / 対応機種 - スーパーファミコン)
- Tiny Toon Adventures: ACME All-Stars(1994年10月 / 対応機種 - SEGA Genesis)- 日本未発売、韓国版は日本版メガドライブで再生可能。
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ 3 〜ドキドキスポーツフェスティバル〜(1994年11月25日発売 / 対応機種 - ゲームボーイ)
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ(1991年12月20日発売 / 対応機種 - ファミリーコンピュータ)
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ(1992年2月1日発売 / 対応機種 - ゲームボーイ)
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ(1992年12月18日発売 / 対応機種 - スーパーファミコン)- 内容はファミリーコンピュータ版と異なる。
- Tiny Toon Adventures: Buster's Hidden Treasure(1993年3月 / 対応機種 - SEGA Genesis)- 日本未発売、韓国版は日本版メガドライブで再生可能。
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ 2 モンタナランドへようこそ(1992年11月27日発売 / 対応機種 - ファミリーコンピュータ)
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ 2 〜バスター・バニーのかっとびだいぼうけん〜(1993年12月22日発売 / 対応機種 - ゲームボーイ)
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ ドタバタ大運動会(1994年9月30日発売 / 対応機種 - スーパーファミコン)
- Tiny Toon Adventures: ACME All-Stars(1994年10月 / 対応機種 - SEGA Genesis)- 日本未発売、韓国版は日本版メガドライブで再生可能。
- タイニー・トゥーン アドベンチャーズ 3 〜ドキドキスポーツフェスティバル〜(1994年11月25日発売 / 対応機種 - ゲームボーイ)
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