GOGO!ぷりん帝国
以下はWikipediaより引用
要約
『GOGO!ぷりん帝国』(ゴーゴー!ぷりんていこく)は、くぼたまことによる日本の漫画作品。
概要
エニックス(現スクウェア・エニックス)の漫画雑誌『月刊少年ガンガン』1996年2月号から2000年4月号まで連載されていた。全6巻。後に、ヤングガンガンコミックスから全4巻として復刻された。
本作品では特撮作品のパロディ形式を用いながら「あるあるネタ」や「生活臭あふれる怪人」を登場させており、後のくぼた作品に通じる要素がある。しかし、最終回はそれまでのギャグとは違いシリアスな内容となっている。
同作者の「天体戦士サンレッド」とは世界観を共有しており、本作品のキャラクターがゲスト出演している。
また、2009年に上記のアニメ版サンレッド28話の終盤にて、本編とリンクする形でぷりん帝国が出演し、29話ではショートコーナー「GOGO!ぷりん帝国」として放送され、間接的ではあるが約10年越しのテレビアニメ化を果たした。これにより、ジャバやベルムスに声がつくことになったが、担当声優は39話まで意図的に伏せられていた。
あらすじ
地球より3億光年離れた場所にある惑星ババロア。この星には、地球侵略を企む悪の帝国「ぷりん帝国」が存在する。惑星ババロアの寿命があと1年という短さに迫ったため、帝国は新たなる惑星入手を目的として地球侵略をもくろみ、怪人を地球へ送り込むことに。彼らの馬鹿馬鹿しくも生活臭漂う侵略物語の始まりである。
登場人物
帝王(ていおう)
ぷりん帝国の帝王。本名は不明。物凄く重量のある鎧を常に着込んでいる。背中のマントには「P」の文字が描かれており、鎧の胸には「ていおう」と書かれている。基本的に無口な性格で、初期は喋っている描写があるが、後半になるにつれて殆ど喋らなくなり、その代わりに胸の文字がセリフ代わりになる、「と帝王は思った」とモノローグがあるなど、帝王の考えが読者に伝わるようになっている。先代帝王の死により急に王位を受け継いだ。いかつい見た目に反して非常に子供っぽい性格であり、何かとうるさいジャバを面倒に思ったり、勝手にあちこちに行ったり、部下の怪人たちと遊んでいたりする。その子供っぷりにはジャバも頭を痛めてはいるが、根は優しい人物であり、時折ジャバを気遣う場面も見られる。そのためか国民には好かれており、最終話でアルデン帝国が攻め込んできたときには国民総出で帝王を守るために戦っていた。甘いものとジャージが好き。
アニメ版『天体戦士サンレッド』においての出演では当然ながら声がつかなかったが、帝王のモノローグとなる「お散歩ナレーション」を川村万梨阿が担当した。
ジャバ
声 - 髙木俊
ぷりん帝国の長老的存在。常に杖を持っており、服の胸には「P」のマークが描かれている。帝王に代わり、帝国を取りまとめている。帝王のお目付け役でもあり、子供っぽい帝王の行動には頭を痛めているが、帝王の優しさも理解しており、帝王と帝国に尽くすことを使命と考えている。思い込みの強い一面もあり、地球の事柄について度々誤解し、その誤解を部下たちに広めてしまう。また、妻に先立たれている。
ベルムス
声 - 村瀬克輝
ぷりん帝国軍団長。戦闘においては強く、頼りになる男だが、私生活においてはホステスのたえ子に貢いでいるために、貧乏生活を送っている。スーパーマーケットなどの家庭的な事に関する知識が豊富。貧乏な料理が得意で、野草を食べる事もある。代表的な料理はマヨネーズの海苔巻である「ベルムス巻き」。貧乏生活については、作者のくぼたまこと自身の生活がヒントになっている。
バルゲン
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単行本
ガンガンコミックススペシャル
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