アニマニアックス
アニメ
原作:スティーヴン・スピルバーグ,
総監督:トム・ルーガー,
音楽:リチャード・ストーン,
アニメーション制作:ワーナー・ブラザース・アニメーション,アンブリン・エンターテインメント,
製作:ワーナー・ブラザース・テレビジョン,
放送局:FOX,Fox Kids,Kids WB,カートゥーン ネットワーク,テレビ東京,カートゥーン ネットワーク,
話数:全99話,
以下はWikipediaより引用
要約
アニマニアックス(Animaniacs)はアメリカで1993年から1998年の間に放送されたTVアニメ。日本では1話~12話、49話の計13話分の日本語吹き替え版が製作され、1996年7月10日から12月25日までテレビ東京で「ワーナーアニメランド」の枠で水曜7時35分→7時30分に放送された後に、1999年よりカートゥーン ネットワークで再放送されるようになった。
概要
1930年代、ワーナー・ブラザースは3人のアニメーションキャラクター(ヤッコ、ワッコ、ドット)を創作した。しかし彼らはあまりにハチャメチャで、誰にも手に負えなかったため、ワーナーは彼らをスタジオの給水塔に封印してしまう。そして1990年、彼らは給水塔を脱出しあらゆる場所で騒動を繰り広げる。また、世界征服を企む2匹のネズミを描いた「ピンキー&ブレイン」や悪に憧れる3匹のハトを描いた「グッド・フェザーズ」シリーズなども同番組内で放送された。
ピンキー&ブレイン
遺伝子操作された2匹の実験用ネズミ、天才のブレインと間抜けな相棒のピンキーは毎晩アクメラボで世界征服を企むがいつも失敗に終わっている。後に「ピンキー&ブレイン(原題:Pinky and the Brain)」として独立。日本では「アニマニアックス」内で放送されたエピソードも加え、2000年7月24日から2004年7月までカートゥーン ネットワークで放送された。オープニングはアニマニアックス内の物と独立後の物で時間尺や映像が異なる。「ピンキー&ブレイン」終了後は「タイニー・トゥーンズ」のエルマイラを加えた「Pinky, Elmyra & the Brain」として新シリーズが作られた。ピンキー、ブレイン、エルマイラを除き、前シリーズと「タイニー・トゥーンズ」のキャラクターは登場しない。急激な世界観の変化は、アクメラボが爆発し居場所をなくした2匹がペットショップ経由でエルマイラに捕まったことによる。日本では3シーズンまで終了し、日本語吹き替え版も作られていない。
登場人物
ワーナー・キッズ
ヤッコ・ワーナー(Yakko Warner)
ワッコ・ワーナー(Wakko Warner)
声 - 水島裕/英 - ジェス・ハーネル(Jess Harnell)、げっぷ:モーリス・ラマーシュ(Maurice LaMarche)
3兄妹次男。食いしん坊であり、なんでも取り出せる赤い帽子と青いタートルネックシャツを身につけ、舌を出していることもある。原語版ではリンゴ・スターをモデルにした、リバプール方言のアクセントを持っている。
脇登場人物
Dr. オットー・スクラッチャンスニフ(Dr. Otto Scratchansniff)
ハロー・ナース(Hello Nurse)
ラルフ・ガード(Ralph)
サディアス・プロッツ(Thaddeus Plotz)
ピンキー&ブレイン
ブレイン(Brain)
声 - 緒方賢一/英 - モーリス・ラマーシュ(Maurice LaMarche)
遺伝子操作を受け、天才となったネズミ。世界征服を企むがわずかに詰が甘くほぼ毎回失敗し、一度だけ世界征服を諦め、スキー講師をしたことがある。生真面目で気難しい性格だがなんだかんだで相方のピンキーを大切に思っている。各話の最後に「明日の晩に備えてカゴに戻って寝るぞ」と言い、ピンキーが「明日何かあるんだっけ?」(回によっては色々な行事を言う)と聞き返した後、ほぼ必ず「夜が明ければ明日は今日だ。世界征服を目指すのだ!」と言う。タイトルは『ピンキー&ブレイン』だがリーダーであるためかキャストはいつもブレインが最初である。タイニー・トゥーンにも一度ネタでゲスト出演した(日本語版も同じ緒方が担当している)がダジャレで呼ばれた為、本人は不本意に思っている。
ピンキー(Pinky)
声 - 梅津秀行/英 - ロブ・ポールセン(Rob Paulsen)
やせ細った白いネズミ。お人よしでまぬけだが相方のブレインを大切に思い、彼の役に立とうと頑張る良き理解者。おバカではあるが時折ブレインが驚く程の閃きや才能を見せる時がある。一度だけブレインによって本当の天才になったことがあるが、その結果ブレインに嫌われたと思い、最終的に自力で元のまぬけに戻った)。口癖は「ナーフ(Narf)」、「ポイット(Poit)」。
スノーボール(Snowball)
声 - 楠見尚己/英 - ロディ・マクドウォール(Roddy McDowall)
ブレイン同様に遺伝子操作されたハムスター。彼もまた世界征服を考えており、その点においては、ブレインたちのライバルである。
他登場人物
スラッピー・スクィレル(Slappy Squirrel)
スキッピー・スクィレル(Skippy Squirrel)
キャンディー・チップマンク(Candie Chipmunk)
ボビー(Bobby)
ペスト(Pesto)
スクィート(Squit)
声 - 江原正士/英 - モーリス・ラマーシュ(Maurice LaMarche)
灰色の鳩。鳩グループ「グッドフェザーズ」の一人。グッドフェザーズはボビーとペストのコンビ通称だったが、二人に憧れ一員となった。ペストにいちゃもんをつけられ叩かれ、ボビーはそれを笑う。
ゴッドピジョン(The Godpigeon)
リタ(Rita)
ルント(Runt)
フラビオ・ヒッポ(Flavio Hippo)
ミンディ(Mindy)
クリントン(Clintion)
スタッフ
アニマニアックス
- 製作総指揮 - スティーヴン・スピルバーグ
- 総監督 - トム・ルーガー
- プロデューサー - リッチ・アロンズ、シェリー・ストナー、ピーター・ヘイスティングス、ラスティ・ミルス、リズ・ホルツマン
- スーパーバイジングストーリーエディター - トム・ルーガー、ポール・ラッグ、シェリー・ストナー
- ストーリーエディター - ピーター・ヘイスティングス、トム・ミントン
- アートディレクター・タイトルカード - ラスティ・ミルス
- モデルデザイン - ダン・マクヒュー、アーランド・バロン、ヒョンソク・チョウ、ジュリアンヌ・ジメノ、リン・ネイラー、モーリーン・トゥルーブラッド、他
- レイアウト監修 - ポール・フィッシャー、ピーター・ファーク
- シリーズ背景デザイン - ダン・マクヒュー
- インク&ペイントスーパーバイザー - バニー・マンズ
- 音声演出 - アンドレア・ロマーノ
- 音楽 - リチャード・ストーン、ジュリー・バーンスタイン、スティーヴ・バーンスタイン
- アソシエイトプロデューサー - バーバラ・J・ジェラルド
- 製作責任 - ジェーン・マッカーディ
- アニメーション制作 - ワーナー・ブラザース・アニメーション
- アニメーション制作協力 - 東京ムービー新社、AKOM、フリーランス・アニメーターズLtd、ワン・フィルム・プロダクション、スタートゥーンズ
- 製作 - アンブリン・エンターテインメント
ピンキー&ブレイン
- 製作総指揮 - スティーヴン・スピルバーグ
- ストーリーエディター - ピーター・ヘイスティングス
- 音声演出 - アンドリュー・ロマノ
- 音楽 - リチャード・ストーン
- 撮影監督 - ジョー・サンダスキー
- 編集 - アル・ブライテンバッハ、他
- アニメーション制作 - ワン・フィルム・プロダクション、AKOM、他
- 制作 - ワーナー・ブラザーズ・テレビジョン・アニメーション、アンブリン・エンターテインメント
日本語版スタッフ
- 翻訳 - 荒木小織(1話)、ジョーゲンセン由美子(2話 - 3話)、佐藤恵子(4話、7話 - 12話、49話)、野口尊子(5話 - 6話)
- 脚色 - 永井寛孝(1話 - 12話、49話)
- 構成・演出 - 稲田宰
- プロデューサー - 持丸輝次
- 演出 - 戸田清二郎(1話 - 6話)、加藤敏(7話 - 12話、49話)
- 音楽指導 - 佐々木謙(1話 - 12話、49話)、弘中くみ子(1話 - 8話)
- 日本語版制作 - 東北新社
- 配給 - ワーナー・ブラザース テレビジョン
各話リスト
日本放送順、()内はアメリカでの放送順。
日本ではシーズン1の1~12話と第49話のみが吹き替えられた。
話数 | 邦題 | 原題 | 日本放送日 (TX) |
---|---|---|---|
1 | 誕生!ワーナー・ブラザース&ワーナー・シスター ハチャメチャモンキー・ソング アニマニアックスな仲間たち |
De-Zanitized The Monkey Song Nighty-Night Toon |
1996年 7月10日 |
2 | スーパースター“ヤッコ・ワーナー”世界かぞえ歌 天才!!アインシュタイン博士おいしいクッキーい・か・が?? めざせ!!世界征服ピンキー&ブレイン |
Yakko's World Cookies for Einstein Win Big |
7月24日 |
3(4) | ミケランジェロの秘密 登場!!グッド・フェザーズ |
Hooked on a Ceiling Goodfeathers: The Beginning |
8月7日 |
4(3) | 大海賊キャプテン・メル 大女優スラッピーおばさん ヤッコ・ワーナー”宇宙の唄” |
H.M.S. Yakko Slappy Goes Walnuts Yakko's Universe |
8月21日 |
5 | ハリウッド・スターはちゃめちゃパーティー | Taming Of The Screwy | 9月4日 |
6 | ワーナー・ブラザース“秘書はゴ・キ・ゲ・ン?!” いとしのミンディ&ボタンズ What are We? |
Temporary Insanity Operation: Lollipop What are We? |
9月18日 |
7 | ワーナー・ブラザースの大ウケ音楽会 リタ&ルント“コンビ誕生ってやつは・・・” |
Piano Rag When Rita Met Runt |
10月2日 |
8 | シスターは二度ベルを鳴らす スキッピーとバンビのママ |
The Big Candy Store Bumbie's Mom |
10月16日 |
9 | ワーナー・ブラザース“賢者はだれじゃ?” ピンキー&ブレイン“サミット大作戦” |
Wally Llama Where Rodents Dare |
10月30日 |
10 | 王様ヤッコ | King Yakko | 11月13日 |
11 | ワーナーブラザース“ピカソに描かそ?” レ・ミゼラニマルズ ワーナー・ブラザースの歌 |
No Pain, No Painting Les Miseranimals |
11月27日 |
12 | ガレージ売ります!? ウェストサイド・ハトーリー |
Garage Sale of the Century West Side Pigeons |
12月11日 |
13(49) | 会長のクリスマス ワーナーズのクリスマス・ソング |
A Christmas Plotz Little Drummer Warners |
12月25日 |
国際放送
リブート
2018年1月、本アニメが定額制動画配信サービスのHuluにてリブートされることがワーナー・ブラザースとHuluから発表された。2シーズン構成でオリジナル版同様、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めるとしている。発表時点では2020年内に配信予定としていた。
なお、リブート版制作発表後にHuluはワーナーと同業会社であるウォルト・ディズニー・カンパニーの傘下となり、ワーナーグループのワーナーメディアは独自の動画配信サービスであるHBO Max (現在 Max) を立ち上げたが、本作品については当初の予定通りHuluにて、2020年11月20日に初回が配信開始になることが発表された。
ゲーム
アニマニアックス(SFC)はスーパーファミコン用のアクションゲームで、1994年にアメリカで発売された後、1997年に日本でもコナミから発売された。
94年初頭北米でジェネシス(日本名:メガドライブ)のシェアが5割を超えていたので北米版のアニマニアックスもコナミから発売された(日本未発売)。
アニマニアックスのゲームボーイ版は、1995年にアメリカで発売、日本では1995年にファクター5から発売。