月光のカルネヴァーレ
以下はWikipediaより引用
要約
『月光のカルネヴァーレ』(げっこうのカルネヴァーレ)は、2007年1月26日にニトロプラスより発売された18禁PCゲーム。派生作品として漫画化作品が『チャンピオンRED いちご』で掲載後、『月刊チャンピオンRED』2007年4月号 - 2008年2月号に連載され、コミックス全2巻が発売されている。また、小学館ガガガ文庫より全3巻のノベライズ作品が刊行されている。
作品の特徴
「美女と野獣」をテーマにした群像劇が描かれた、ゴシックを基調としたゴシックノワールADVとなっている。人狼である主人公のロメオと自動機械人形のアンナを中心に話が展開し、犯罪組織オルマ・ロッサ、対魔特殊部隊・鳥兜(ルパーリア)等の争いに巻き込まれていく。
背景は、実際のイタリアの風景に修正を加えて使用しているところも多い。
ストーリー
時の流れに取り残され自動機械人形(オートマタ)が観光客を迎える世界一の人形生産地であるベルモント。1年前、過去を捨てた男、ロメオはベルモントへとやってきた。彼は偶然にもゴミ捨て場で1体の壊れた自動機械人形を見つける。記憶喪失だったその自動機械人形はアンナと名づけられ、二人はともにベルモントで暮らすようになる。しかしやがて彼の所属していた組織、「オルマ・ロッサ」の追っ手が現れる。ようやく訪れた平穏な日常を取り戻すため、ロメオは捨てた過去に再び向き合うことになる。
キャラクター紹介
声の項はゲーム版 / ドラマCD版の順。1人だけの場合はゲーム版のキャストとする。
主人公
ロメオ(Romeo)
アンナ(Anna)
ノエル(Noel)
声 - 成瀬未亜 / 同左
麻薬を密売する少年ギャング・バンビーニの一員として暮らす孤児。かなりの博識で、ロメオに助けられてからは観光ガイドとしてロメオと組んでいる。バンビーニに所属していた時は相手になめられないようにという理由で、男として振る舞っていた。性格は意地っ張りだがガイドとしては有能である。スリをしていたこともあり、手先が器用。
ジェルマーノ(Germano)
声 - 牛柳亀三
ジェルマーノ工房を営む機械工。オートマタや錬金術の知識にも詳しい。ロメオとは互いに悪態をついてはいる仲だが、ロメオの面倒を見、アンナを孫のように可愛がっている。年齢不詳で、その正体はある錬金術師であるとも言われる。
オルマ・ロッサ
イタリア北部を支配下に置く人狼によって構成されたマフィア。ただし麻薬を扱うことは禁止している。
レベッカ(Rebecca)
ヴァレンティーノ(Valentino)
グリエルモ(Guglielmo)
シルヴィオ(Silvio)
声 - 松上九郎左衛門
オルマ・ロッサの副首領。ヴァレンティーノの実子であり、かつてはロメオの親友だった。元々直情的な性格だったが、最近ではロメオ憎しのあまり軽率で危険な言動が多く、次期首領としての素質を父ヴァレンティーノやグリエルモから危ぶまれている。
カルメロ(Carmelo)
マルカントニオ(Marcantonio)
鳥兜(ルパーリヤ)
教煌庁の対魔特殊部隊。対人狼用兵器としてのオートマタを持つ。ベルモントの裏社会を仕切り、下部組織であるにもかかわらずその影響力は教煌庁にも及ぶ。
コルナリーナ(Cornalina)
ピウス(Pius)
人形曲馬団チルチェンセス
100年以上前からヨーロッパ各地で興行を行っているオートマタのサーカス団。
ルナリア(Lunaria)
ダヴィデ(Davide)
声 - 比留間京之介
チルチェンセスの団長。独特な風貌と喋り口調で見る者を圧倒する変人で、ルナリアを偏愛している。オートマタを自在に操り、ストリートオルガン(手回しオルガン)を用いて失われた錬金術の技術の片鱗を見せる。
その他
パオロ(Paolo)
ファビオ(Fabio)
ビーチェ(Bice)
設定
ベルモント
人狼
主なスタッフ
- シナリオ - 下倉バイオ
- 原画 - 大崎シンヤ
- 音楽 - ZIZZ STUDIO
主題歌
テーマソング「嘆きの人形」
反響・批評
部門名 | Getchu.com |
---|---|
総合 | 22位 |
シナリオ | 20位 |
主題歌 | 圏外 |
音楽 | 15位 |
映像 | 23位 |
システム | 圏外 |
本作のリリース後、ゲーム作品などの販売を行うGetchu.comにおいて、2007年1月のPCゲームセールスランキングで11位に、同年上半期のPCゲームセールスランキングで50位にランクインしたが、年間セールスランキングでは上位50位以内に入らなかった。2007年に実施されたGetchu.comでの美少女ゲーム人気投票における各部門の順位結果は右に示す通りとなった。同人気投票のヒロイン部門において、本作のキャラクターは圏外となっている。一方、本作はゲーム作品における重厚なストーリー・背景・音楽といった構成要素の完成度が高いことから、メディアミックス化に至っている。
洋泉社が発行した『アニソンマガジン』のゲームソングレビュー集のなかでライターの有村悠は、主題歌「嘆きの人形」のヴォーカルを務めた上野洋子に対し「作品のゴシックな雰囲気を完璧に伝えるトラッドな曲に乗せ、変わらぬクリアヴォイスを披露する職人ぶりには感涙を禁じえない」と肯定的な評価を与えた。
派生作品
漫画版
- 月光のカルネヴァーレ
- 原作:ニトロプラス
- 脚本:下倉バイオ
- 漫画:隅田かずあさ
- 秋田書店の『チャンピオンRED』2007年4月号 - 2008年2月号に連載された。コミックス全二巻が発売されている。
- 2007年8月21日、ISBN 978-4-25323-281-4
- 2008年9月19日、ISBN 978-4-25323-282-1
- 原作ゲームと同じく下倉バイオが脚本を担当し、主な登場人物も同じだが、数名の新キャラを加えたストーリーは全く別物のパラレル的な作品となっている。
- 原作:ニトロプラス
- 脚本:下倉バイオ
- 漫画:隅田かずあさ
- 秋田書店の『チャンピオンRED』2007年4月号 - 2008年2月号に連載された。コミックス全二巻が発売されている。
- 2007年8月21日、ISBN 978-4-25323-281-4
- 2008年9月19日、ISBN 978-4-25323-282-1
- 原作ゲームと同じく下倉バイオが脚本を担当し、主な登場人物も同じだが、数名の新キャラを加えたストーリーは全く別物のパラレル的な作品となっている。
漫画版のキャラクター
ジル
メテウス
小説版
- 月光のカルネヴァーレ 〜白銀のカリアティード〜
- 原作:ニトロプラス
- 著:J・さいろー
- 挿絵:大崎シンヤ
- 小学館のライトノベルレーベルガガガ文庫より刊行、全三巻。
- 第一巻:2007年5月24日発売、ISBN 978-4-09-451010-2
- 第二巻:2007年8月22日発売、ISBN 978-4-09-451022-5
- 第三巻:2008年4月23日発売、ISBN 978-4-09-451065-2
- 原作ゲームの外伝に当たる作品。時間軸は(これもパラレルでなければ)原作スタート地点より前に設定されており、自動機械人形の兄妹ノヴェラとフォーラの二人を主軸に話が展開する。ペルラ、シルヴィオ、カルメロ、ノエルといった原作のキャラクターもちらほら登場するが、基本的には脇役である。
- 原作:ニトロプラス
- 著:J・さいろー
- 挿絵:大崎シンヤ
- 小学館のライトノベルレーベルガガガ文庫より刊行、全三巻。
- 第一巻:2007年5月24日発売、ISBN 978-4-09-451010-2
- 第二巻:2007年8月22日発売、ISBN 978-4-09-451022-5
- 第三巻:2008年4月23日発売、ISBN 978-4-09-451065-2
- 原作ゲームの外伝に当たる作品。時間軸は(これもパラレルでなければ)原作スタート地点より前に設定されており、自動機械人形の兄妹ノヴェラとフォーラの二人を主軸に話が展開する。ペルラ、シルヴィオ、カルメロ、ノエルといった原作のキャラクターもちらほら登場するが、基本的には脇役である。
小説版のキャラクター
ノヴェラ
フォーラ
アレッシオ
弾丸(パロットラ)の子供たち
仮面の男(マスケリーノ)
ガエターノ
フランチェスコ
ドラマCD
狂乱のコンプレアンノ -COMPLEANNO DELLA PAZZIA-
- メーカー:ティームエンタテインメント
- 発売日:2008年5月8日
- 規格番号:KDSD-201
- ゲーム本編終了後のアンナたちの姿を描いたサイドストーリー。
- CHAPTER:01 aperitivo(アペリティーヴォ)
- CHAPTER:02 antipasto(アンティパスト)
- CHAPTER:03 contorno(コントルノ)
- CHAPTER:04 primo piatto(プリモ・ピアット )
- CHAPTER:05 secondo piatto(セコンド・ピアット)
- CHAPTER:06 caffè(カッフェ)
- CHAPTER:07 dolce(ドルチェ)
- CHAPTER:08 digestivo(ディジェスティーヴォ )
- CHAPTER EXTRA 復活のパリアッチョ
- CHAPTER:01 aperitivo(アペリティーヴォ)
- CHAPTER:02 antipasto(アンティパスト)
- CHAPTER:03 contorno(コントルノ)
- CHAPTER:04 primo piatto(プリモ・ピアット )
- CHAPTER:05 secondo piatto(セコンド・ピアット)
- CHAPTER:06 caffè(カッフェ)
- CHAPTER:07 dolce(ドルチェ)
- CHAPTER:08 digestivo(ディジェスティーヴォ )
- CHAPTER EXTRA 復活のパリアッチョ
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