スター・ウォーズ ドロイドの大冒険
アニメ:スター・ウォーズ ドロイドの大冒険
原作:ジョージ・ルーカス,スター・ウォーズ,ベン・バート,レイモンド・ヤフェリチェ,クライヴ・A・スミス,ケン・スティーブンソン,
製作:ネルヴァーナ,ルーカスフィルム,
放送局:ABC,
話数:全13話 + TVSP1話,
以下はWikipediaより引用
要約
『スター・ウォーズ ドロイドの大冒険』(原題:Star Wars: Droids または Star Wars: Droids – The Adventures of R2-D2 and C-3PO)は、1985年9月7日から1986年6月7日までアメリカ合衆国とカナダで放送されていたテレビアニメである。
作品概要
『スター・ウォーズ』シリーズ初期製作3部作が一段落する中、85年の夏季から米国ABCネットワークで放送されたTVアニメシリーズ。『スター・ウォーズ』サーガの顔であるドロイドコンビのC-3POとR2-D2を主役に作られた。ガラクタばかりの惑星でジャンとジェシカという男女のパイロットと出あったC-3POとR2-D2のコンビ。ジャンらを新たな主人とし、ドロイドのコンビはあちこちの惑星で意外な活躍を見せる。本作のC-3POは映画本編と同様にアンソニー・ダニエルズが声を当てている。またボバ・フェットやIG-88など映画でおなじみのキャラも顔を見せた。
登場人物
メイン
C-3PO
ドロイドに頼る仲間
ケイ・モール
ジョード・ダサット
声 - ピーター・マクニコル(1 - 3)→ダン・ヘネシー(4)(原語版)、古谷徹(VHS吹き替え版)、なし(DVD吹き替え版)
友人でありライバルでもあるソール・ジョーベンと共に、銀河帝国時代の初期に活躍したスピーダー・レーサー。彼らはレイマス・アンティリーズのもとを離れた2体のドロイド、C-3POとR2-D2の主人となった。ジョードはやや反抗的なトラブル・メーカーだったが、普段は温厚な人柄で、ジョークを好んでいた。
マンゴ・バオバブ
声 - ウィンストン・レカート(原語版)、神谷明(VHS吹き替え版)、小山力也(DVD吹き替え版)
バオバブの名は銀河系の多くのセクターで尊敬を集めていた。かつてのバオバブ商業船団は最も信頼できる輸送業者の1つとして確固たる評判を築いており、現在のバオバブ図書館も巨大かつ権威ある存在として認識されている。だが、この歴史に名高い一族の長老たちの中に、マンゴ・バオバブの向こう見ずな性格と野心が、やがて一族を破滅へと導くだろうと考える者がいたことも事実である。
ドロイドを襲う敵
テリナルド・スクリード提督
声 - グレアム・キャンベル(原語版)、千田光男(VHS吹き替え版)、有本欽隆(DVD吹き替え版)
共和国がその内側から腐敗していく様子を見続けていたテリナルド・スクリードは、自らを銀河系の救済者として現われる建築家と見なしていた。
ティグ・フロム
声 - 不明(原語版)、池田昌子(VHS吹き替え版)、なし(DVD吹き替え版)
アヌー=ダット・ブルーの若き犯罪者。犯罪王サイス・フロムの息子である彼は、銀河系で最大の力を持つ犯罪組織フロム・ギャングの後継者と目されていた。
サイス・フロム
声 - ウィンストン・レカート(原語版)、富田耕生(VHS吹き替え版)、なし(DVD吹き替え版)
銀河系で最大の力を持っていたことのある犯罪組織、フロム・ギャングの首領の座に就いていたアヌー=ダットの長老。
ヨルポ・モグ
声 - ダン・ヘネシー(原語版)、原語のみ(VHS吹き替え版)、増岡弘(DVD吹き替え版)
タインズ・ホーキーの鉱山植民地にいた茶色い肌をした猿人のようなエイリアン。彼はダーコナイトの犯罪王にして賞金稼ぎのクレブ・ゼロックに忠実な部下として仕えていた。
ジン・オバー
IG-88
ヴィンガ
声 - ダン・ヘネシー(原語版)、不明(VHS吹き替え版)、梅津秀行(DVD吹き替え版)
惑星タムズ=アンのコー・ザテック=チャに忠誠を誓っていたタムズ=アン。ヴィンガの主な役割は、ザテック=チャに対する称賛の言葉を流布し、彼をタムズ=アンの正統な王位継承者として公表することだった。
その他
ドードニック・シャーペルズ
コビー
ニルズ・ヨム
声 - 不明(原語版)、大塚周夫(VHS吹き替え版)、森功至(DVD吹き替え版)
惑星ルーン出身の医者。彼はオーレン・ヨムの父であり、ボラ・ヨムの夫だった。オーレンがルーン・コロニアル・ゲームに優勝したとき、この試合で敗北したライバルであるタウントゥーム州の知事、クーン総督は、ヨム一家が暮らすアンブー州にルーズと呼ばれる細菌を放ち、汚染させたのだった。ニルズとオーレンは難を免れることができたが、ボラが感染してしまい、さらに、クーン自身も偶発的に感染してしまったのである。ニルズはクーンに呼び出されたが、彼はボラを先に治療することを決意していた。そのため、彼はクーンの治療に間に合わず、総督は死亡したのだった。
ボラ・ヨム
オジェム・バオバブ
声 - 不明(原語版)、不明(VHS吹き替え版)、稲葉実(DVD吹き替え版)
探検家マンゴ・バオバブの大叔父で、伝説のルーンストーンを求めて冒険に出発し、失踪した。だが、彼は自分の発見したルーンストーンを甥に託し、その直後に死亡した。
リン=D
声 - ジョン・ストッカー(原語版)、不明(VHS吹き替え版)、石野竜三(DVD吹き替え版)
ジョークや皮肉を喋るようにプログラムされたエンターテイメント・ドロイド。灰色、銀色、オレンジ色のプレートを使ったヒューマノイド体型のリン=Dは、常ににやけた軽薄な表情をしていた。その頭部には光量の調整が可能な2つの白い光受像器があり、これらが彼の軽薄な態度と、あらゆる状況を軽視する傾向を強めていた。実際に、リン=Dの多弁さは相手にとって非常に不快であり、プロトコル・ドロイドのC-3POも彼をとても迷惑な存在として見ていた。
スタッフ
- 原案:ジョージ・ルーカス、ベン・バート、レイモンド・ヤフェリチェ、クライヴ・A・スミス、ケン・スティーブンソン
- 制作総指揮:ミキ・ハーマン、ジョージ・ルーカス、ピーター・ソーダー
- 製作:ネルヴァーナ、ルーカスフィルム
各話リスト
話数 | サブタイトル (VHS版) |
サブタイトル (DVD版) |
原題 | 監督 | 脚本 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 白い魔女 | (なし) | The White Witch | ケン・スティーブンソン レイモンド・ヤフェリチェ |
ピーター・ソーダー | 1985年 9月7日 |
2 | 恐怖への脱出 | (なし) | Escape Into Terror | 9月14日 | ||
3 | ザ・トリゴン | (なし) | The Trigon Unleashed | ピーター・ソーダー リチャード・ビバン |
9月21日 | |
4 | 勝利への旅立ち | (なし) | A Race to the Finish | ピーター・ソーダー スチーヴン・ライト |
9月28日 | |
5 | さらわれた王子 | さらわれた王子 | The Lost Prince | ピーター・ソーダー | 10月5日 | |
6 | 新しい主 | 新しい王様 | The New King | 10月12日 | ||
7 | 対決!!パイレーツ | ターヌンガの海賊 | The Pirates of Tarnoonga | 10月19日 | ||
8 | パイレーツの逆襲 | ジェリン救出作戦 | The Revenge of Kybo Ren | 10月26日 | ||
9 | (なし) | (なし) | Coby and the Starhunters | ジョー・ジョンストン ピーター・ソーダー |
11月2日 | |
10 | クーン長官の陰謀 | クーン総督の陰謀 | Tail of the Roon Comets | ベン・バート マイケル・リーヴズ |
11月9日 | |
11 | 激突!クーン軍団を倒せ | (なし) | The Roon Games | ベン・バート ゴードン・ケント ピーター・ソーダー |
11月16日 | |
12 | 秘宝ルーンストーン | 秘宝ルーンストーン | Across the Roon Sea | ベン・バート シャーマン・ディヴォノ |
11月23日 | |
13 | 大ピンチ!オーレン親子を救え | 大ピンチ!ヨム親子を救え | The Frozen Citadel | ベン・バート ポール・ディニ |
11月30日 | |
TVSP | ロボット大戦 | (なし) | The Great Heep | クライヴ・A・スミス | ベン・バート | 1986年 6月7日 |
ソフト化・配信
VHS
日本では1994年にVHSが発売された(発売元 - CBSFOX、販売元 - 日本エイ・ブイ・シー)。それぞれ4話ずつ収録。
- ドロイドの大冒険1 - 「白い魔女」、「恐怖への脱出」、「ザ・トリゴン」、「勝利への旅立ち」(規格品番 - CFX-5331)
- ドロイドの大冒険2 - 「さらわれた王子」、「新しい主」、「対決!!パイレーツ」、「パイレーツの逆襲」(規格品番 - CFX-5332)
- ドロイドの大冒険3 - 「クーン長官の陰謀」、「激突!クーン軍団を倒せ」、「秘宝ルーンストーン」、「大ピンチ!オーレン親子を救え」(規格品番 - CFX-5333)
- ドロイドの大冒険スペシャル - 「ロボット大戦」(規格品番 - CFX-5334)
DVD
日本では2005年5月27日にDVDが発売された(規格品番 - FXBA-29375、発売元 - 20世紀フォックス)。「王子とスペース・パイレーツ」、「戦え!マンゴ・バオバブ」という長編エピソードを収録。音声・字幕は日本語・英語を選択可能。テレビ版とは違って長編用に新規に作られたシーンがあり、サウンドトラックは変更されている。
- 「王子とスペース・パイレーツ」
「さらわれた王子」
「新しい王様」
「ターヌンガの海賊」
「ジェリン救出作戦」
- 「戦え!マンゴ・バオバブ」
「クーン総督の陰謀」
「秘宝ルーン・ストーン」
「大ピンチ!ヨム親子を救え」
配信
アメリカのDisney+では2021年6月18日から配信されているが、日本では配信されていない。