リトルウィッチアカデミア
映画
監督:吉成曜,
キャラクターデザイン:吉成曜,
音楽:大島ミチル,
制作:TRIGGER,
映画:リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード
監督:吉成曜,
キャラクターデザイン:吉成曜,
音楽:大島ミチル,
制作:TRIGGER,
製作:グッドスマイルカンパニー,
アニメ
原作:TRIGGER / 吉成曜,
監督:吉成曜,
シリーズ構成:島田満,
キャラクターデザイン:吉成曜,,
音楽:大島ミチル,
アニメーション制作:TRIGGER,
製作:「リトルウィッチアカデミア」製作委員会,
放送局:TOKYO MX,
話数:全25話,
漫画
原作・原案など:TRIGGER/吉成曜,
作画:左藤圭右,
出版社:KADOKAWA,
掲載誌:月刊少年エース,
レーベル:角川コミックス・エース,
巻数:全3巻,
話数:全17話,
漫画:リトルウィッチアカデミア 月夜の王冠
原作・原案など:吉成曜,
作画:藤原ゆか,
出版社:集英社,
掲載誌:りぼん,
レーベル:りぼんマスコットコミックス,
巻数:全1巻,
話数:全5話,
ゲーム:リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議
ゲームジャンル:アクションアドベンチャー,
発売元:バンダイナムコエンターテインメント,
開発・発売元:A+ Games,
発売日:2017年,11月30日,2018年,5月16日,
以下はWikipediaより引用
要約
『リトルウィッチアカデミア』(Little Witch Academia)は、TRIGGER制作による日本のアニメ作品。2013年3月2日に『アニメミライ2013』の一作として劇場公開された。
2015年10月9日には続編として『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』(リトルウィッチアカデミア まほうじかけのパレード)が2週間限定で劇場公開された。こちらは『アニメミライ』作品ではなく、単独企画作品となる。
2017年1月から6月まではテレビシリーズ『リトルウィッチアカデミア』が放送された。こちらはこれまでの続編ではなく、改めて最初から描き下ろされた完全新作である。
概要
2013年3月2日、文化庁若手アニメーター育成プロジェクト『アニメミライ2013』の参加作品として初公開。原案・監督・キャラクターデザインは『新世紀エヴァンゲリオン』や『フリクリ』、『天元突破グレンラガン』や『キルラキル』にメカデザインや原画として参加した吉成曜が務めた。
『アニメミライ』のテーマが"新人育成"を目的としたプロジェクトであることから、物語のあらすじもそれに則ったものになっている。監督の吉成は本作の着想について、アニメミライの作品としてプロデューサーからなされた「魔女もの」という提案と、「新人アニメーターの話を別のものに置き換えできないか」というアイデアを元に、「新人アニメーターが、深夜枠の魔女っ子アニメに憧れて来ました、みたいなノリ」をテーマに書いたと述べている。公開に際して、シャイニィシャリオ役のキャストは当初発表されておらず、公式サイトでキャストを当てるキャンペーンが行われた。また、文化服装学院とのコラボレーション企画として公式コスプレ衣装も制作され、主人公を務めた潘めぐみは公開初日舞台挨拶上にて人生初となるコスプレ姿を披露している。
同年4月にはYouTube上にて英語字幕付きで期間限定全編無料公開され、海外ネットユーザーから続編を作って欲しい等の多く絶賛コメントが寄せられた。パッケージ化では日本でのBlu-ray発売のほか、北米ではacttilよりBlu-rayが海外発売された。
同年7月に開催されたアニメ・エキスポにて続編の制作が発表される。その続編の製作資金を集めるため、クラウドファンディングサイトのKickstarterで7月8日より協力者を募ったところ、開始から5時間で目標額の15万ドルを達成。8月8日までの一ヶ月で総額62万5518ドル(当時のレートで約6000万円)もの支援が集まった。
2015年6月5日より『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』の上映劇場で前売り券とムビチケが販売開始され、同年10月より期間限定で劇場公開されることが発表された。同年7月3日、アメリカ・ロサンゼルスで開催された「アニメエキスポ」にて、『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』のプレミア上映が行われた。その後、10月4日にはアニマックスで特別番組『最新映画公開記念「リトルウィッチアカデミア」のすべて!』が放送される。
2015年10月9日、映画『リトル ウィッチ アカデミア 魔法仕掛けのパレード』が劇場公開され、合わせて前作が同時上映された。2週間限定公開であったが、池袋HUMAXシネマズと札幌シネマフロンティアでは好評につき上映が10月30日まで延長された。
2016年6月23日、TRIGGERは「リトルウィッチアカデミア」のTVアニメシリーズの制作を開始したことを公表した。また翌日24日にTOKYO MXで放送された「宇宙パトロールルル子」最終話の第13話においても、ルル子とアツコ・カガリがハイタッチをした直後に「SEE YOU NEXT TRIGGER ANIMATION」と表示される演出がなされており、次回作が「リトル ウィッチ アカデミア」であることが示唆されている。
2017年1月9日より、テレビシリーズ『リトルウィッチアカデミア』の放送が開始された。
2022年、国立情報学研究所はTRIGGERの許可を得てアニメミライ版の素材データを『トリガーデータセット』として整理し、画像自動生成技術などを研究する大学や研究機関に提供すると発表した。
ストーリー
アニメミライ版『リトルウィッチアカデミア』
魔女シャイニィシャリオに憧れてルーナノヴァ魔法学校に入学したアッコはホウキに乗ることにも手こずる落ちこぼれ。おまけに憧れのシャリオを優等生のダイアナのみならず、親友のロッテやスーシィにもからかわれる始末。
アーシュラ先生指導のもと地下迷宮内探索の実習が行われる。ダイアナたちは宝物を求めて地下に降り、封印されていた「いにしえの竜」を解き放ってしまう。一方宝物を見つけようとはりきるアッコは偶然行きついたガラクタの山の中に、打ち捨てられていたシャリオの杖・シャイニィロッドを発見する。いにしえの竜は魔力を吸って巨大化し、迷宮内は大パニック。アッコのロッドを見た先生は迷宮の塔のてっぺんにある魔導石まで行くように命じる。いにしえの竜は魔導石を飲み込もうと塔に登ってくる。アッコがなんとか塔のてっぺんに辿り着くと、シャイニィロッドが魔導石に強く反応する。魔導石とシャイニィロッドを持って塔から飛び降りたアッコの頭にシャリオの「信じる心があなたの魔法」という言葉がひらめく。アッコが呪文を唱えるとシャイニィロッドは弓矢「シャイニィアルク」に変化。矢を受けたいにしえの竜は消滅、アッコは学園の危機を救う。
映画『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』
ルーナノヴァ魔法学校の生徒であるアッコ、ロッテ、スーシィは相変わらず問題ばかり起こしていた。しびれを切らしたフィネラン先生は、窃盗未遂のアマンダ、校則違反のハイテク機器いじりのコンスタンツェ、盗み食いの常習犯ヤスミンカの三人と協力して、ふもとの街で毎年行われている魔女パレードを成功させるように言う。しかし、過去に行われた魔女狩りの戒めとして生み出されたパレードは、魔女にトマトをぶつける、水責めにするなどひどい内容だった。魔女のすばらしさを知ってもらいたいアッコは「ハッピータイム計画」と称してパレードの計画を立てるが、ロッテたちはうまくいかないとあきらめ気味だった。
アッコはロッテと話し合いの最中、うっかり精霊の歌の楽譜を破いてしまい、ロッテから口をきいてもらえなくなる。市場に買い出しに出たときには、スーシィの発言に腹を立て絶交してしまう。その上、町の子供のトーマスたちからは魔女という理由で物をぶつけられる始末。しかしアッコはアマンダたちと着々と準備を進める。アッコは魔導石の魔力をシャイニィロッドに溜め、町で大きな魔法を使おうと計画。魔女パレード当日は船を空中に浮かべ、ホウキにダンスさせるなど、うまくいっていたが、トーマスたちにロッドを取られてしまう。ロッドの魔力に反応し、封印されていた「古の巨人」が復活しトーマスが捕まる。駆け付けたダイアナがトーマスを救出。アーシュラ先生はパレードの演出とごまかす。追い詰められたアッコをホウキに乗ったスーシィが助ける。ロッテは手作りの帽子を渡し、アッコと和解。3人は力をあわせ、巨人の封印に成功した。
テレビアニメ『リトルウィッチアカデミア』
16歳のアッコは幼いころ見たシャイニィシャリオの魔法ショーに憧れ、魔女になるため「ルーナノヴァ魔法学校」を目指す。ホウキに乗れないアッコは、ブライトンベリーの停留所で出会ったロッテのホウキに乗せてもらうが、スーシィと一緒にアルクトゥルスの森に落ちてしまう。そこでシャリオの杖「シャイニィロッド」を発見。アーシュラ先生の助けで森を抜け出し、なんとか入学式にたどりつく。シャリオは魔法界では評価されておらず、授業でも失敗ばかりのアッコだが、持ち前の明るさで問題を乗り越えてゆく。やがてアッコはシャイニィロッドに秘められた「アルクトゥルスの7つの言の葉」をひとつひとつ蘇らせていく。新任のクロワ先生は現代魔法でアッコを魅了するが、アーシュラ先生は警戒する。やがて二人の魔女の過去が明らかになる。
シャイニィシャリオことシャリオ・デュノールはルーナノヴァの落ちこぼれだったが、魔法で人々を笑顔にしたいと努力していた。シャリオは同級生のクロワと訪れたワガンディアの森で、7つの星を持つ杖に選ばれる。杖で魔法を使えるようになったシャリオは人前で魔法を披露し7つの言の葉のうち6つを集めることができた。やがてシャリオは世界中で魔法ショーを開催して回るがすぐに飽きられてしまう。悩むシャリオにクロワは、研究中の「ドリームフューエルスピリット」を教える。シャリオは強く華やかな魔法が使えるようになるが、観客の夢見る心を吸い取って魔法に変換する方法と知って愕然とする。ドリームフューエルスピリットを使うのをやめたシャリオは、観客を失望させることに耐えきれず、杖をシャイニィアルクに変えて月に放つ。その後アーシュラと名を変えてルーナノヴァの教師になっていた。
クロワは、街のデモやアプリで集めた人々の怒りや憎しみなど負の感情を魔力に変換する「ノワールフューエルスピリット」を完成させようとしていた。 アッコは信頼していたアーシュラ先生がシャリオとして自分の魔力を吸い取ったと知ってショックを受け行方をくらます。アッコを見つけたダイアナは、アッコが唯一手に入れられなかったシャリオカード「信じる心があなたの魔法」を託して励ます。
クロワの研究室に乗り込んだアーシュラはクロワの計画を阻止しようと戦う。しかしエネルギーを貯めこんだ巨大なノワールロッドが起動、クロワとアーシュラを乗せてアルクトゥルスの森へ飛び立つ。魔導石の魔力が失われ、レイラインも消失、中を飛んでいたアッコたちも森に落ちる。クロワはノワールロッドで封印を解き、世界改変魔法「グラントリスケル」を手に入れる。しかしそれは稚拙な魔法であり、クロワは目の前にあらわれたウッドワードに怒りをぶつける。魔力を吸い込みすぎたノワールロッドは魔獣に変わり、クロワを襲う。身を挺してクロワを守ろうとするアーシュラ。そこへアッコたちがかけつける。アッコは入学式の日にアーシュラから教わった言の葉で「シャイニィアルク」を放ち、魔獣に飲まれたアーシュラを助け、魔導石の魔力も戻る。アッコはアーシュラに駆け寄ると、「シャリオ、やっと会えた」と喜び、これからも魔法を教えてほしいと頼み、抱き合う。その時シャイニィロッドの7つ目の星が光る。アッコが言の葉を唱えると「グラントリスケル」があらわれる。ロッドと合体したグラントリスケルは不気味な森を明るく変える大きな力をみせる。
その時、耳慣れない警告音が響く。クロワの魔獣がとりついたミサイルが発射された。制御ができないとあきらめるクロワに、アッコはここにいる「ニューナインウィッチ」で力を合わせミサイルを止めようと呼びかける。ホウキをつなぎ、SSSをとりつけ、魔法をかけた長いホウキにダイアナ、アッコ、ロッテ、スーシィ、アマンダ、コンスタンツェ、ヤスミンカが乗り込み、ミサイルを追って飛び立つ。途中仲間たちを次々切り離しながら、アッコとダイアナがミサイルに追いつく動画が拡散される。アーシュラはクロワに促され、魔女を応援してほしいと呼びかける。人々の思いで切れかけたホウキの魔力が回復。ミサイルは姿を変え、アッコとダイアナを襲い、二人は落下する。それを救ったのはホウキリレー以来行方不明になっていた流星丸だった。アッコとダイアナはグラントリスケルを巨大なシャイニイアルクに変え、ミサイルに放つ。ミサイルはたくさんの流星と蝶に変わり消滅。シャイニィロッドは消え、北斗七星となった。クロワとアーシュラは人の「魔法を信じる心」こそが魔力の源であったと気づく。
ルーナノヴァに穏やかな日常が戻る。クロワはアーシュラが飛べなくなった「ワガンディアの呪い」を解くため、旅立つ。アッコはみんなに見守られながら、ホウキで飛ぶ練習を続け、ようやく少し空中に浮かんだところで物語は終わる。
登場キャラクター
以下はアニメミライ版、映画版、テレビアニメ版の設定。
主要人物
アッコ / アツコ・カガリ(篝 敦子)
声 - 潘めぐみ
生年月日:6月25日 血液型:O+ 年齢:16歳
本作の主人公。魔女育成名門校『ルーナノヴァ魔法学校』で学ぶ日本人の少女。ロングヘアでサイドの髪を頭の上でちょんまげのように結んでいる。制服のスカートは他の生徒より短め。一般家庭出身で魔女の家系ではない為、ホウキに乗ることもおぼつかない落ちこぼれ。幼いころ、シャイニィシャリオの魔法ショーを見て魔女に憧れ、ルーナノヴァに入学した。目標はシャリオのような魔女になること。
ロッテ・ヤンソン
声 - 折笠富美子
生年月日:9月6日 血液型:A- 年齢:16歳
金髪のショートヘアーにカチューシャ、メガネを掛けたソバカスの女子生徒でアッコのルームメイト。温厚な性格で、暴走気味のアッコのフォロー役だが、冷静な突っ込みを入れることも多い。歌で精霊を呼び出すことができる。テレビ版ではフィンランド出身で、実家は「L KIOSK」という魔法道具屋。
スーシィ・マンババラン
声 - 村瀬迪与
生年月日:12月31日 血液型:不明 年齢:16歳
青白い肌と左目を隠したロングヘアーの女子生徒でアッコのルームメイト。制服の上に着るローブは地面をひきずるほど長いものを着用。テンションは低いが毒舌家でアッコにもきつい突っ込みを入れる。毒キノコ・毒物マニアで、魔法薬を作ってアッコを実験台にすることもしばしば。テレビ版では東南アジア出身らしいが詳細は不明となっている。
ダイアナ・キャベンディッシュ
声 - 日笠陽子
生年月日:4月30日 血液型:B- 年齢:16歳
アッコのクラスメイトで、ウェーブのかかった薄緑色の長髪に碧眼の女子生徒。イギリスの魔法使いの名門キャベンディッシュ家の跡取りで、ルーナノヴァ始まって以来の優等生と言われる。一人称は「わたくし」。アニメミライ版・映画版では、問題児のアッコに嫌味を言うこともあったが、テレビ版では、問題を起こすアッコに厳しく忠告する、真面目で正義感の強い生徒になっている。実家はウェジンバラ(Wedinburgh)という地域にある。アンドリューとは親戚関係。
アーシュラ先生
声 - 日髙のり子
生年月日:2月20日 血液型:AB- 年齢:不詳
フルネームは「アーシュラ・カリスティス」。ルーナノヴァ魔法学校の先生。黒い長髪にメガネの目立たない風貌でおっちょこちょい。気苦労が絶えないが、いざというときは持ち前の魔力と臨機応変さを駆使し、アッコたちをサポートする。フランス出身。
ルーナノヴァ学園の生徒
アマンダ・オニール
声 - 志田有彩
生年月日:3月17日 血液型:O- 年齢:16歳
男勝りでメッシュの入った髪が特徴のアメリカ出身の女子生徒。映画版から登場。魔女パレードでアッコたちと協力することになった問題児三人組の一人で手癖が悪く、校内の倉庫に侵入して宝を盗もうとしたところを現行犯で捕らえられている。ダンスやパーティーを好み、劇中ではホウキを使った軽やかな演舞を披露した。テレビ版7話ではホウキ乗りのテストで危険飛行をしてCマイナスの点に終わっている。描写はないが実家はダーティな富豪とされる。
コンスタンツェ
声 - 村川梨衣
生年月日:10月12日 血液型:AB+ 年齢:16歳
アマンダのグループの一員である、ドイツ出身の小柄な女子生徒。映画版から登場。フルネームは、映画版では「コンスタンツェ・ブラウンシュバンク・アルブレヒツベルガー」、テレビ版では「コンスタンツェ・アマーリエ・フォン・ブラウンシュバンク=アルブレヒツベルガー」と長くなった。愛称は「コンス」。メカマニアで、校則違反のハイテク機器を改造、密売している。無口でほとんどしゃべらない。実家は貴族の末裔。
ヤスミンカ・アントネンコ
声 - 上田麗奈
生年月日:11月1日 血液型:O- 年齢:16歳
アマンダのグループの一員である、ふくよかな体形に三つ編みお下げのロシア出身の女子生徒。映画版から登場。アマンダからは「ヤースナ」の愛称で呼ばれている。 食いしん坊で、常に何かしらのお菓子を口にしており、授業中でもお菓子を盗み食いしては教師たちから叱責を受けることも多い。
ハンナ・イングランド
声 - 中尾衣里
黄色いリボンにポニーテールの女子生徒。イギリス出身の16歳。ダイアナの取り巻きでルームメイト。ダイアナを信奉しており、アッコを落ちこぼれと見なしてからかう。上映会と公式ツイッターでフルネームが公表された。
バーバラ・パーカー
声 - 赤﨑千夏
ロングヘアーに姫カットの女子生徒。イギリス出身の16歳。ハンナと同じくダイアナの取り巻きでルームメイト。ハンナと一緒にアッコをからかう。ナイトフォールの隠れファン。公式ツイッターでフルネームが明かされた。
エイブリー
声 - 朝日奈丸佳
入学式の日にハンナとバーバラと一緒にいた高飛車な雰囲気の女子生徒。ボブカットで両サイドに赤いヘアピンを付けている。アニメミライ版で登場しているが、テレビ版で初めて名前が明かされた。テレビ版1話以降ほとんど出番はなかったが、公式配信のリトルウィッチWEB放送局では本性は野心家であり、ウィッチチューバーで歌手を目指していることが明かされた。国籍はカナダだが、出身地はロシア。ルームメイトにメアリー、ブレアがいる。
ワンガリ
声 - 村川梨衣
テレビ版から登場。ルーナノヴァニュースネットワーク(LNN)のレポーターを務め、イベントの実況を務める女子生徒。跳ね上がった髪にサンバイザーを被っている褐色肌が特徴で、素足でいることが多い。イベントに限らず、ルーナノヴァで何かと事件が起こり大人数で集まった際はヨアンナやキンバリーらと共にいつも「LNN」と書かれたマイクを使って実況している。公式配信のリトルウィッチWEB放送局では、ケニア国籍であることが明かされている。
その他のルーナノヴァの生徒
公式ツイッターでは、生徒の名前として「メアリー」「ブレア」「サラ・ベルナール」「エルフリーデ」を公表。2017年8月31日には公式ガイドブック「Little Witch Academia Chronicle―リトルウィッチアカデミア クロニクル―」が発売され、生徒全員の名前が正式に発表された。テレビゲーム「リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議」では生徒たちに声優や国籍、性格が設定され、さらにオリジナル生徒として「ヴェルデ・シダリーザ」他4名のキャラクターの登場が企画されている(ここではゲーム未登場の生徒を紹介し、それ以外の生徒は「ゲームの登場人物」で後述する)。
ルーナノヴァ学園の教師
ホルブルック校長
声 - 谷育子
ルーナノヴァ学園の44代目校長。性格はおっとりとした日和見主義者でおしゃべり好き。小柄な老婆だが、年齢は200歳以上、120年間学校を守り続けている。ダイアナを高く評価している。テレビ版から登場。9話で名前がミランダ(テレビ版13話の魔法祭のネームプレートによると「Miranda」)であることが判明した。
フィネラン
声 - 山本留里佳
ルーナノヴァ一厳格な上級教師。教務・生徒指導部長で、因襲的な保守主義者。映画版で初登場し、合成魔法の授業を担当している。テレビ版では魔法語学、魔法浮遊術などを担当している。劣等生のアッコに厳しく接する。テレビ版13話の魔法祭のネームプレートで名前が「Anne」であることが確認できる。
ネルソン
声 - 高山みなみ
魔法のホウキの特技教員。アニメミライ版では「教官」とクレジットされている。テレビ版では、従軍経験があり、ほうき乗りの国代表として世界大会に出場したこともあり、常にパラシュートを常備している。
ルーキッチ
バドコック
クロワ・メリディエス
声 - 竹内順子
テレビ版14話から現代魔法を担当する新任教師として登場。若くして魔法の発展に数々の功績を収めている。魔導ユニットやタブレットなど現代的な機材を使用し、少ない魔法力を効率的に運用するためのSSS(Sorcery Solution System)という技術を開発、学校に持ち込む。当初保守的なフィネランたちに拒絶されたが、妖精たちのストライキを治めたことで導入され、政府の助成金で研究室も作っている。ルーナノヴァの卒業生で在学中のシャリオを知っている。
アニメミライ版の登場人物
『魔法仕掛けのパレード』の登場人物
テレビアニメの登場人物
魔法道具屋の店員
アナベル・クレム
声 - 諸星すみれ
120年間続く超大型歴史巨編少女小説「ナイトフォール」の作者。人前に一度も現れたことはなく120年間書き続けている魔女と言われていた。
新刊発売イベントで初めて人前に現れるも、その姿はアッコたちよりも年下の少女。実は「ナイトフォール」は、万年筆に選ばれた者に書き継がれてきた作品であり、人前に現れたアナベルも万年筆に選ばれた数えて12代目であり、元々は魔法使いではない人間である。
現在のナイトフォールでは、主人公のアーサーが宇宙に行くなどの展開からインターネット上で酷評されたことに気落ちして、書き手としての自信をなくし、新刊発売イベントでクイズ大会を開きその優勝者に作者を代わってもらおうとする。優勝者であるロッテに万年筆を手渡しその場から逃げ出すが、追いかけてきたロッテの言葉に心を動かされ、これからも書き続けることを決意する。
ファフニール
声 - 飯塚昭三
ラスタバン遺跡に住む老齢の白いドラゴン。ルーナノヴァの1000年前からの借金相手であり、解読できる人間がいないことを利用して、借用書を古代ドラゴン語で発行しては、1000年間も金を騙し取っていた。非常に冷徹かつお金への執着心が強く、入学する生徒が年々減少し1年間返済を滞ったルーナノヴァへの警告として魔法石を奪い取るなど、容赦がない。古代ドラゴン語に精通しているダイアナによって、ルーナノヴァが既に借金を返済していたことや、借用書の中に利息に関する言及がないことなどを暴露され、魔法石を返却させられた。もっとも、現代ではもう魔法が必要とされていないと考えており、ネット投資で膨大な利益を得ている。
アンドリュー・ハンブリッジ
声 - 金本涼輔
ハンブリッジ伯爵の息子。頭脳明晰で容姿端麗。イギリスきっての名門校エイプルトン校に通う高校生で「エイプルトンの貴公子」と噂されている。ダイアナと幼馴染で親戚関係だが、魔法に偏見があり仲は良くない。父親とルーナノヴァ校を訪問した際、アッコと騒動に巻き込まれたのをきっかけに、魔法への認識を改めはじめる。ミサイル騒動ではアッコたち魔女をかばい、政治家たちを説得した。
ポール・ハンブリッジ伯爵
声 - 玉野井直樹
アンドリューの父親。若くして国務大臣に就任した政治家で、強攻で優れた政策の数々を創案した。魔法に関しては否定的で、魔女を毛嫌いしているが、政治的パフォーマンスでルーナノヴァを訪問している。隣国とのサッカーの試合をきっかけに暴動が悪化し、クーデターの噂が流れると信憑性を確かめるため情報収集を行い、閣僚と会議を始める。
フランク
ホルブルック氏
声 - 多田野曜平
アッコ達の魔法で蘇ってしまったアンデッド。骸骨姿で生前の服を着ている。生前の記憶が欠けていて自分が何者か思い出せずにいたが、恨んでいた相手がいた事は覚えていて、復讐のためにブライトンベリーを走り回る。恨んでいた相手はある赤子を不幸にした男だと気付いたが、恨んでいる相手が自分自身だと思い出す。日没を前に校長先生となった娘のミランダと再会、愛妻と共に昇天する。
ブラックウェル
声 - 小村哲生
エイプルトン校の理事長で国防大臣。ルイス・ブラックウェルの父親。強い国家を形成するためには敵国を攻撃、制圧するような強い政治が必要だと考えている。かの国に敵意があり、首相の融和政策に不満を抱いている。
ハンブリッジ家の執事
マジョリン
ウラル女史
ドーリン大臣
ミノタウロス
ロッテのパパ
声 - 梅津秀行
パイプ(たばこ)を咥えている巨漢な体格の持ち主。娘を溺愛している。緑人間病に感染し動けなくなってしまう。そのままヤンネにもたれかかっていた所、緑人間になった妻に不倫と疑われ頭を殴られた。
ロッテのママ
声 - 篠原恵美
民族衣装風の服装をした黒いロングヘアーの女性。ロッテのパパとは対照的に小柄。地元では唯一の魔女。緑人間病にかかった夫とヤンネを救おうとするが感染してしまう。緑人間となった後も少しだけ動いていた。
ヤンネ
声 - 佐野恵
ロッテの実家の隣人。頭に魚の髪飾りを付けた女性。ハパンシュラッカのパイをロッテの家族に振る舞っている。ハパンシュラッカのパイをスーシィは絶賛したがアッコは吐き出した。ロッテのパパと一緒に緑人間病に感染してしまう。
イエティ
声 - 中村大樹
雪山の麓に住む雪男で、緑人間病の解毒剤の素を作る事が出来る職人。人間の言葉を読み聞きでき、スマートフォンでインターネットも使っている。インターネットでのエゴサーチの結果によりスランプ気味になってしまう。土下座をしてまで頼み込んだアッコのために薬を作るが出来が悪く何度も酷評を受けると泣き出してしまい家を飛び出すが、逆にアッコが褒め称え続けるとやる気を取り戻し、通常より巨大な薬の素を作り上げた。
ニコラス
声 - 宮澤正
ヤンソン家と知り合いである、遊牧民のミッサー人の中年男性。気前が良く、面倒見のいい好人物であり、飼っているトナカイのソリをアッコに貸し、トナカイがイエティの家から勝手に帰ってしまった際にはすぐにアッコの居所を突き止めて迎えに行った。
ルイス・ブラックウェル
声 - 宮崎遊
ブラックウェル理事長の息子。エイプルトン校の学生。父親の権威を笠に着て、周囲に高圧的な態度を取っているが、アンドリューに対しては頭が上がらず劣等感を抱いている。学校に侵入したアマンダを捕らえて仲間と共に拷問にかけようとするがアンドリューに阻止される。アッコと聖杯を引き換えにアマンダに対してフェンシングを挑むが敗北。腹いせに聖杯を壊すが、封印を解いた影響で鎧騎士に取り憑かれてしまう。アマンダに救われたことで改心し、自身の非を認めて謝罪した。
バーナデット・キャベンディッシュ
アンナ
声 - 沢田泉
ダイアナが幼い頃からキャベンディッシュ家に仕えているメイド。厳格な性格だが、ダイアナに頼まれアッコの世話をしている間は愚痴を聞こえるように言い続けていた。バーナデットとダイアナの理解者で、ダイアナに当主になってもらいたいと思っている。当主の儀式を放棄したダイアナに「失礼ながら、もうここにいる意味がない」と言いダイアナが卒業するまで自分達がキャベンディッシュ家を守ることを約束し、ルーナノヴァへ帰るダイアナを見送った。
ダリル
声 - 安達忍
ダイアナの叔母。バーナデットが亡くなってから当主代理を務めていたがバーナデットやダイアナと違い伝統や誇りには興味が無く、キャベンディッシュ家の遺産を他人に買い取らせ、財産を使い込んでいる。強い魔力の持ち主であり、使い魔の白蛇でダイアナを圧倒している。壁を透過する魔法を使う際は、目が赤くなる。ダイアナが当主になることをあらゆる手段で妨害したが「儀式を妨害する者に災いが訪れる」という言い伝えの通り、祭壇の近くでメリル、マリル共々体を木にされかけるがダイアナに救われる。頑な態度を見せるダイアナには可愛げが無いと酷評しつつも「キャベンディッシュ家を本当に立て直せるかもしれない」と考えを改め、アンナ達と共にダイアナを見送った。
カーター
マネージャー
声 - 安原義人
街頭で魔法を披露していたシャリオの魔法ショーの興行を勧めた男性。人気に陰りが出たシャリオに「ファンは新しい魔法を求めている」とプレッシャーをかけ、シャリオを悩ませた。名前は「アラン」という設定がある。
首相
ウッドワード
声 - 堀江美都子
伝説のナインウィッチ(ナインオールドウイッチ)で、ただ1人存命している伝説の魔女。存命しているとされているが、身体は大きく神々しい後光を放っていることから魂のみ現世に残っていると思われる。アーシュラが「先生」と呼ぶ。ブルームーンアビスで太古の亡霊の姿をしており、アッコがシャリオみたいな魔女になれるのかと質問したところ「下らん」と答え、「未来のために必要のない過去を捨てろ」とアッコを試した。究極魔法の封印を解く必要があるようで、アーシュラに7つの言の葉を集めるように指示している。
用語
以下は特に断り書きのないものはテレビ版の用語。
魔女
魔法の悪用は厳しく禁じられていて、違反者には残酷な制裁が行われていたらしい。
現在は科学技術の発達により、魔法は実用的な技術とはみなされず伝統芸能に近くなっている。
ルーナノヴァ魔法学校
1512年に魔女狩りで廃校に追いやられたが、1743年に大魔女ジェニファーとウッドワードが復興、1897年にミランダ・ホルブルックが校長に就任した。
現在は、魔女家系の生徒は単に魔法界のしきたりやたしなみとして魔法を習うなど、目的意識が希薄な者が多い。
制服は白いブラウスに紺色のベストと膝丈のスカート。腰に帯状の布を巻き、魔法の杖を挿す。実習授業などではつばの広い帽子に膝丈のローブ、ロングブーツを着用。外出するときは、ボタン付きの短いローブを着る。
寄宿舎は3人1部屋で、ルームメイトは同じ色の帯を巻く。
なお、学校の所在地はアニメ本編でもそれ以外の作品でも直接語られる場面はないが、漫画(ウルトラジャンプ)版ではアッコが「ここ(注:ルーナノヴァ)からそう遠くない」と言う店の住所が「004 Hyde Street, Winchester,Hampshire(ハンプシャー(州)ウィンチェスター ハイドストリート004)」となっていた。
シャイニィロッド
レイライン
シャリオカード
アルコル
アッコたちがアルクトゥルスの森に迷い込んだことを感じ取ってアーシュラに伝えた。
アルコルの人形
アルクトゥルスの森
アルクトゥルスの森には世界改変魔法と言われる「グラントリスケル」が封印されていて、その影響で森は薄暗く、地面は枯れた状態になっている。
マンドレイク
漫画(ウルトラジャンプ)版では第1話でスーシィの鉢植えとして栽培されたものが登場、煎じて飲むと一時的に魔力が上がり(小さいと栄養剤程度)大型のものほど効果があるが、抜いた時の悲鳴によるダメージも増えるので注意が必要とされていた
コカトリス
ゴブリン用務員
ルーナ文字
ジェニファー記念樹
パピリオディア
魔導石
ルーナノヴァ杯ホウキリレー
魔道具カフェ
流星丸
漫画(エース)版では先代の持ち主について語られており、魔道具カフェの主人は行方不明と思っていたが、実際は相棒の流星丸からの転落事故(これ以後再開せず)のあと奇跡的復活を遂げていた。本人の名前などは出ていないが「魔女界のスピードスター」や「流星」と呼ばれ「魔女の超特急便」で最高集配件数ギネスに乗り、その後1985年11月1日付新聞に訃報が載った
TV版の終盤で再登場し、クロワの暴走した魔獣によって発射されたミサイルを止めようとしていたアッコ達のもとへ遅れて駆けつけ、自らの意思で協力した。
水晶玉
ナイトフォール
ラスタバン遺跡
ドラゴン
古代ドラゴン語
変身魔法
授業ではラットに変身魔法をかけており、ロッテはカピパラに、スーシィはコウモリに、ダイアナは白馬に、アッコは自分の耳をロバの耳に変えた。アッコが長い練習の末、完全にマスターしている魔法。
ポラリスの泉
「大いなる星々の魔力」にまだふさわしくない未熟な者が訪れると、泉は目の前から消えてしまう。
アルカス
魔法法律学
半魚人アプカルル
魔法浮遊術
魔法言語学
白魔法学
魔道具取扱免許
魔法新聞
魔法食品学
基礎錬金術
魔法天文学
魔法哲学
アッコは排水溝に流されたパイシーズを探しに広大な湖に向かい、試験に間に合わないかもしれない状況の中で密猟者の罠にかけられた魚の家族を探し助け出した。この体験が偶然にも試験内容と合致していたため、パイシーズはアッコにA評価を与えた。
魚TOEIC(Test Of Expertise in Ideal Communication)
魔法歴史学
眠れる森の魔女の病
魔女の医学
ルーナノヴァの外出ルール
(2) 魔法を使わないこと。
フィネランは(1)を、アッコに名指しで話した。
フィネランは(1)を、アッコに名指しで話した。
アミュレット
ハカバテングダケ
魔法黄金期
恋のホレホレ蜂
シンデレラセット
売れ残りだったためか箱もボロボロで半額だった。
ブルームーン
ナインオールドウィッチ
ルーナノヴァ魔法祭
「魔法仕掛けのパレード」で行われた魔女狩りを再現したパレードとは別物。
月光の魔女
嘆きのバハロワ
魔法祭の最後に、次の魔法祭まで眠りにつかせるため、バハロワに生贄をささげる儀式が行われている。生贄とされた魔女はバハロワに食われるが命に別状はなくそのままバハロワの体から出される。
悲しみの実
Sorcery Solution System「SSS」
レイラインルーター
グラントリスケル
ハパンシラッカのパイ
緑人間病
緑人間病の解毒剤
エイプルトン校
「互いの主張がどちらも譲れない場合、騎士の像に見守られながら正々堂々と決闘し決着をつける」という創立以来の伝統がある。
聖杯伝説
アッコが見つけだした物は黄金で出来た杯だったがルイスが地面に叩きつけると割れてしまったため、本物かどうかは不明。
ワイルドハント
バロメッツの木
魔導戦士グランシャリオン
ワイルドハントのためにコンスタンツェとアッコが作った飛行船の完成後にアッコが想像で描いた設計図をコンスタンツェが実現させた。
飛行船状態では大砲、機関砲、投げ網が装備されており、彷徨うゴースト達を次々掃討していった。
魔力が無くなると動けなくなる欠点がある。ワイルドハンターの協力で再起動し、クロワが生み出したカラスの魔獣を退治した。
聖堂
エモーションリフレッシュ
ワガンディア
人と人をつなぐ橋
彼の国
影の塔
宇宙樹イグドラシル
放課後!!クロス×ワード
古代暗黒舞踊
ゴーレム制作術
ただし、ゴーレムは制作者(呪文を刻んだもの)の魔力を吸い取って成長していくので、アッコが自作ゴーレム(レムりん)を授業終了時に持ち帰り育てた結果、完全に魔法が使えない状態になってしまった。
森の魔獣
劇中では森の中で勝手に使い魔探しをやっていたガーリィとサービィがこれを捕まえ、2人で合体しケンタウロス(ただし後部にも人の上半身が付いている)や双頭のワイバーンなどになって遊んでいたが、スーシィが自分も取り込ませ、内部から毒を流す捨て身の戦術で分離に成功する。
マスタークラウン
劇中では「シャリオも持っていた」という描写が何度かあるがこれはこの漫画版のオリジナル設定で、原作アニメではこの時点で出ている映画2作品ともシャリオがこれを装備しているシーンはない。
伝心精霊
変化薬
その他
- 2015年10月9日に行われた「マチ★アソビ vol.15」のトークイベントで行われたキャラクター人気アンケートでは、アッコ35%、次いでスーシィ32%、アーシュラ先生20%、ダイアナ8%、ロッテ5%という結果だった。この反応に対し吉成は「人気があるのは意外だ」と答えており、大塚雅彦も「アッコが1位だとは思わなかった」とコメントした。新キャラクターアンケートではアマンダが50%、コンスタンツェが31%、ヤスミンカ13%だった。
- TV版ではアマンダやコンスタンツェ、ヤスミンカの出番が少ない展開となっているが、吉成は「アマンダたちに関しても本当は色々な設定や背景を考えていて、彼女たちが中心になる回も作りたかったんですけど、基本的にアッコを中心にお話が広がっていくのでなかなか盛り込めなくて。やりたいことが多すぎて尺が全然足りない」と語っている。
- ヤスミンカは公式からは主要人物の一人として扱われていたが、TV版では出番が冷遇されており、アッコの友人の中では唯一主役回が制作されなかった(アマンダは17話、コンスタンツェは18話で主役扱いとして活躍している)。アナウンサーでマンスリー上映会に参加した松澤千晶は「作り手の皆さんが作品を愛してやまず、こんな時間まで、ヤスミンカ回をなんとか作れないか、とか」とTV版のヤスミンカ回の有無について触れたtweetをしている。また、アッコを演じた藩めぐみも電撃オンラインのインタビューで「ヤスミンカの当番回がないのが残念」とコメントしている。これらの指摘に対し吉成は「ヤスミンカの回は……どうしましょうかね。エピソードの内容そのものは考えてあったんです」「全26話であれば入れたかった」と答えている。なお、TV版コミカライズになる少年エース版の漫画では第12話で完全オリジナルのメイン回がある。
- 吉成は2020年のインタビューで、テレビ版以降も続編の制作を企画していたが2018年に頓挫したことを明かしている。
- シャリオとクロワは、当初「シャリオ・フォントノーワ」「クロワ・デュ・スゥド」という名前で通販サイトのBD/DVDの予約ページに記載されていたが、放送直前、名字が変更された。
- 魔法道具屋の店員はアメリカお宝鑑定団ポーンスターズのキャスト、チャムリーことオースティン・ラッセルにそっくりで、声優もポーンスターズと同じ松島昭浩が演じている。チャムリー本人はTwitterでこの作品を教えられ「SWEET!!!!(素敵だ)」と答えている。文房具カフェの商品紹介ページでは魔法道具屋の店員は「チャムニー」と紹介している。
- アニメミライ・劇場版とテレビ版の設定上の変更点として、魔法の表現がピンクから緑色に統一され、十時傷がある月が登場するようになった。一部の生徒はテレビ版で降板した。劇場版まではアッコの部屋に、ガリーに似た中学時代の友人と、シャリオ以外の魔法ショーにも感心していたと思われるポスターが貼られていたが、テレビ版で削除された。
- これまでのTRIGGER作品は性的な表現が多く見られたが、本作品は全年齢を対象にした作品であり、ほぼセクシャルな描写が排除されている。アニメミライ版からアッコのスカートの内部が赤一色で表現され、テレビ版ではアーシュラの胸の谷間が省略されるようになった。また、ハンナとバーバラの入浴シーンはカーテン越しであり、アッコのスカートは丈が短くならないよう堤尚子が監修した。
- 2017年6月25日深夜にYouTubeで放送されたTRIGGERの生配信では、大塚雅彦をはじめスタッフたちがTV版の続編やOVA、新劇場版などの構想を意欲的に語る様子が流れた。一方吉成曜はTV版の制作が終わった心境について「無」であると答え、続編を出すなら5分アニメの形でやりたいと答えている。
- テレビ放送と同時に配信されていたネットフリックスの字幕には、当時公式から正式発表されていなかったシャリオのマネージャーの名前「アラン」、生徒「ガリー」「メアリー」の名前が表示されていたが、エンドロールでは名前が記載されていない。
- ルーナノヴァが創立された時期について公式サイトでは5世紀、6世紀と、あやふやに紹介されている。また、公式設定資料集『Little Witch Academia Chronicle ―リトルウィッチアカデミア クロニクル―』ではルーナノヴァの生徒の総数は全4学年で150人程と紹介されているが、テレビ版1話、12話の講堂の場面では150人より倍の生徒が参列している。更にアッコの入学直後に「これから3年間」と在学期間を指した台詞があり、本編と資料の内容が矛盾している。
- ルーナノヴァの生徒達は一人一人色彩設定が決められているが、髪の毛や肌の着色ミスが少なくなく、白人の生徒が黒人として描かれたり、黒人の生徒が白人になっている場面がある。着色ミスは円盤では修正されず、そのままの状態で収録されている。
- 2015年10月10日に開催された「マチアソビvol15」で、吉成曜がアッコの物語に「恋愛要素を入れてみたい」とインタビューで答えているが、現地の観客に意見を募った所「恋愛を観たい」という意見は皆無だった。テレビ版の脚本会議でアンドリューの登場が決定し、吉成はアッコとアンドリューの恋を構想していたが、堤尚子を始め周囲から「(視聴者に)誤解を招く」「関係性を決めてしまいたくない」と反対され、議論の結果恋愛要素は排除、アッコは男性に一切興味を持たない性格となった。
- TRIGGER製作のアニメ作品「宇宙パトロールルル子」では、第8話でスーシィが登場している他、最終回ラストでアッコが登場する。
- ポケットモンスター サン&ムーン第41話「ダッシュ!デンヂムシ」で観客の中にアッコに酷似した少女がいるカットがあり、ロッテとヤスミンカに酷似した人物も同一カット中に描かれている。
- SSSS.GRIDMANの第1話にアルコル人形が登場するカットがある。また、ツツジ台高校1年E組にアッコに酷似した女子生徒が在籍しており、設定では「女子A」と記載されている。第5話ではユートともアンドリューとも異なる野球少年「男子O」と水着で付き合う場面が描かれた。
- BNA ビー・エヌ・エーではアッコ、ロッテ、スーシィ、バーバラが獣人の姿で背景に登場している。
- 吉成は、特に設定面で影響を受けた作品として「ミルドレッドの魔女学校」を挙げている。
スタッフ
主題歌
映画第2作
主題歌「Magic Parade」
挿入歌「ふたつの夜」
放送局
DVD・Blu-ray
商品名 Blu-ray「アニメミライ2013」
2013年3月30日・31日の『Anime Contents Expo 2013』で1,000部販売。
商品名 Blu-ray「リトル ウィッチ アカデミア」ブルーレイ
2013年8月から「TRIGGERオンラインショップ」で数量限定販売している。
商品名 Blu-ray「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」 Blu-ray 豪華版
2016年1月20日発売、「リトルウィッチアカデミア」、「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」、メイキング映像、特製オリジナルサウンドトラックCD、キャラクター設定、ラフ集、美術、原画などが満載のアートブック(100ページ)
商品名 DVD「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」 DVD 通常版
2016年1月20日発売、「リトルウィッチアカデミア」、「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」、メイキング映像
テレビアニメ
2017年1月から6月までTOKYO MX、関西テレビ、BS11にて放送、およびオンラインストリーミングサービスNetflixで配信される。
これまでのアニメミライ版や劇場版の続編という位置付けではなく、改めて主人公たちが魔法学校に入学した最初から描かれる。
監督の吉成はテレビシリーズについて、「前作ではお話に必要な部分だけを描いて"ここがどんな世界なのか"を説明していなかったので、最初から整理したほうが入りやすいだろうと考えた。間口を広く、お客さんを選ばないようなアニメにしたいと思っています。」と述べている。
東宝プロデューサーの古澤佳寛は自身のTwitterで第2話の関西テレビでの視聴率が2.9%に達した事を報告した上で、「オリジナルアニメを朝や夕方に放送するのは更に難しくなっていると実感する」「送り出す側が視聴しやすい時間帯を提供する事を諦めてはいけない」「多くの方に見てもらえている実感があるだけに今後に課題を残している」と語っている。
スタッフ(テレビ)
- 原作 - TRIGGER / 吉成曜
- 監督・キャラクター原案 - 吉成曜
- シリーズ構成 - 島田満
- メインキャラクター - 半田修平
- メインアニメーター - 堀剛史
- デザインワークス - 芳垣祐介
- 美術監督 - 野村正信
- 美術設定 - 三宮昌太(第1 - 9、11 - 15、18話)、天田俊貴
- 色彩設計 - 垣田由紀子
- 撮影監督 - 奥村大輔(第1 - 13話)、萬直樹
- 編集 - 坪根健太郎
- 音響監督 - 渡辺淳
- 音楽 - 大島ミチル
- 音楽制作 - 東宝
- 音楽プロデューサー - 三上政高
- プロデューサー - 古澤佳寛(第1話)→武井克弘(第2話 - )、宇佐義大、鈴木公尚
- アニメーションプロデューサー - 堤尚子
- アニメーション制作 - TRIGGER
- 製作 - 「リトルウィッチアカデミア」製作委員会
主題歌(テレビ)
オープニングテーマ
「Shiny Ray」(第1話 - 第13話)
第25話では主題歌として使用された。
「MIND CONDUCTOR」(第14話 - 第24話)
エンディングテーマ
「星を辿れば」(第2話 - 第13話、第25話)
「透明な翼」(第14話 - 第24話)
各話リスト
アニメ本編内ではサブタイトルは表示されない。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 新たなるはじまり | 島田満 | 吉成曜 | 宮島善博 | 半田修平 |
第2話 | パピリオディア | 中園真登 | 金子雄人、斉藤健吾 | ||
第3話 | Don't stop me now | うえのきみこ | 摩砂雪 | 篠原啓輔 | 五十嵐海、斉藤健吾 |
第4話 | ナイトフォール | 樋口七海 | 桜井弘明 | 下平佑一 | 竹田直樹 |
第5話 | ルーナノヴァと白い龍 | 佐藤裕 大塚雅彦 |
福田道生 | 有冨興二 | 和田佳純、八木元喜、鳥山冬美 |
第6話 | ポラリスの泉 | 島田満 | 上荻雪羽 | 宮島善博 | 田村瑛美 |
第7話 | オレンジサブマリナー | うえのきみこ | 雨宮哲 | 佐竹秀幸 | 岩崎将大 |
第8話 | 眠れる夢のスーシィ | 今石洋之 | 中園真登 | 坂本勝、長谷川哲也 | |
第9話 | ブライトンベリーアンデッド紀行 | 樋口七海 | 大地丙太郎 | 関大 | 菊池政芳、藤田真弓 金璐浩、Kim Yongsik |
第10話 | 蜂騒ぎ | 島田満 | 小林寛 | 橘さおり | 花井柚都子、阪本麻衣 なつのはむと |
第11話 | ブルームーン | 大嶋博之 | 下平祐一 | 和田佳純、中村真由美、五十嵐海 | |
第12話 | What you will | 益山亮司 | 宮島善博 | 田村瑛美、杉本ミッシェル | |
第13話 | サムハインの魔法 | 佐竹秀幸 | 竹田直樹、半田修平 | ||
第14話 | ニューエイジマジック | うえのきみこ | 小倉陳利 | 中園真登 | 岩崎将大、長谷川哲也 |
第15話 | チャリオット・オブ・ファイア | 島田満 | 上荻雪羽 | 鈴木裕輔 | 辻浩樹、萩原省智、徳田拓也 高橋慶江、清水拓磨 |
第16話 | ポホヨラの試練 | うえのきみこ | 小倉陳利 | 鈴木芳成 | 菊池政芳、関真弓 金璐浩、岸寛毅 |
第17話 | アマンダ・オニール・アンド・ホーリー・グレイル | 佐藤裕 大塚雅彦 |
摩砂雪 | 金子祥之 | 石毛理恵、杉本ミッシェル 五十嵐海 |
第18話 | 空中大戦争スタンシップ | 樋口七海 | 小林寛 | 下平佑一 | 坂本勝、田村瑛美 |
第19話 | キャベンディッシュ | 島田満 樋口七海 |
益山亮司 | 藤井辰巳 | 小野田貴之、櫻井司、笹川弥幸 徳田拓也、苗木陽子 |
第20話 | 知性と感性 | 小松田大全 | 宮島善博 | 竹田直樹、中村真由美 | |
第21話 | ワガンディア | 島田満 | 小倉陳利 | 柴田匠 | 笹川弥幸、小野田貴之、張丁 徳田拓也、柴田健児、菊池正芳 関真弓、金璐浩 |
第22話 | シャリオとクロワ | うえのきみこ 島田満 |
小林寛 | 佐竹秀幸 | 石毛理恵、長谷川哲也 |
第23話 | Yesterday | 大塚雅彦 | 川畑喬 | 粟井重紀 | 菊池政芳、関真弓、金璐浩 松本和志、辻浩樹 |
第24話 | アルクトゥルスへの道 | 小倉陳利 | 中園真登 | 竹田直樹、杉本ミッシェル 田村瑛美、中村真由美 | |
第25話 | 言の葉の樹 | 吉成曜 今石洋之 |
宮島善博 | 半田修平、石毛理恵、斉藤健吾 長谷川哲也、五十嵐海、米山舞 |
放送局(テレビ)
BD / DVD
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD初回版 | DVD初回版 | |||
1 | 2017年4月19日 | 第1話 - 第3話 | TBR-27086D | TDV-27095D |
2 | 2017年5月17日 | 第4話 - 第6話 | TBR-27087D | TDV-27096D |
3 | 2017年6月21日 | 第7話 - 第9話 | TBR-27088D | TDV-27097D |
4 | 2017年7月19日 | 第10話 - 第12話 | TBR-27089D | TDV-27098D |
5 | 2017年8月9日 | 第13話 - 第15話 | TBR-27090D | TDV-27099D |
6 | 2017年9月13日 | 第16話 - 第18話 | TBR-27091D | TDV-27100D |
7 | 2017年10月18日 | 第19話 - 第21話 | TBR-27092D | TDV-27101D |
8 | 2017年11月15日 | 第22話 - 第23話 | TBR-27093D | TDV-27102D |
9 | 2017年12月13日 | 第24話 - 第25話 | TBR-27094D | TDV-27103D |
カンテレ 月曜1:55 - 2:25(日曜深夜)枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
リトルウィッチアカデミア
|
バトルガール ハイスクール
(UHFアニメ) |
関連書籍
- 監著:TRIGGER/吉成曜・「リトルウィッチアカデミア」製作委員会、編集:ニュータイプ『Little Witch Academia Chronicle ―リトルウィッチアカデミア クロニクル』、KADOKAWA、2017年8月31日発売、ISBN 978-4041059791
漫画
てりてりお『リトルウィッチアカデミア』
てりてりおによるコミカライズ、全5話(各話サブタイトルはなく「第〇話」表記)。『ウルトラジャンプ』(集英社)で、連載は第1話のみ2013年9月号掲載で、残り4話が映画公開に合わせ。2015年9月号から12月号まで連載になっている。
内容は完全オリジナルで、第1話はアニメミライ版では描かれていない入学の話から開始、以後は学園生活(第4話のみ夏季休暇中の話)を描いたものだが、劇場版2作ともに直接関係するエピソードはない1話完結のオリジナル展開。最終回も終わりらしい終わりはなく、通常の内容で終了している。
これ以外に第3話ではアニメ本編に先駆けてアーシュラが「シャリオ」とはっきり呼ばれるシーンがある。
単行本書籍情報
- TRIGGER(原作)・てりてりお(漫画)『リトルウィッチアカデミア』、集英社〈ヤングジャンプ・コミックス〉、全1巻。
- 2016年1月24日初版発行、ISBN 978-4-08-890348-4 全5話収録。
ウルトラジャンプ版の登場人物
レムりん
カイ
詐欺師の老人
スーシィの母
ガーリィ / サービィ
マリト・マンババラン
ロッテの母
名前の出てない生徒たち( エイブリー / メアリー / アリス / マリア / リタ / シャオイー / アイラ / レイチェル )
主に以下の場面でモブとして登場
第1話の冒頭、入学式の場面(P5)。 メアリー(スーシィの後)/リタ(ロッテの向かって右)/アリス(アッコの前の振り向いている子)
第1話の終盤、教室の場面(P27)。 エイブリー(ロッテの後)/アリス(スーシィの後)
第2話の前半、ゴーレム作りの場面(P35)。 シャオイー(バーバラの向かい)
第2話の前半、ゴーレム解体の場面(P37)。アイラ/マリア/ レイチェル(いずれもゴーレムを崩している子)
第3話の冒頭、図書室(P71)。アリス(本を運んでいる子)
第3話の終盤、教室(P102-103)。エイブリー(セリフあり。アッコとダイアナの言い争いを心配し、アーシュラに伝える。アニメ版とは異なりダイアナをさん付けしている。)
第1話の冒頭、入学式の場面(P5)。 メアリー(スーシィの後)/リタ(ロッテの向かって右)/アリス(アッコの前の振り向いている子)
第1話の終盤、教室の場面(P27)。 エイブリー(ロッテの後)/アリス(スーシィの後)
第2話の前半、ゴーレム作りの場面(P35)。 シャオイー(バーバラの向かい)
第2話の前半、ゴーレム解体の場面(P37)。アイラ/マリア/ レイチェル(いずれもゴーレムを崩している子)
第3話の冒頭、図書室(P71)。アリス(本を運んでいる子)
第3話の終盤、教室(P102-103)。エイブリー(セリフあり。アッコとダイアナの言い争いを心配し、アーシュラに伝える。アニメ版とは異なりダイアナをさん付けしている。)
第1話の冒頭、入学式の場面(P5)。 メアリー(スーシィの後)/リタ(ロッテの向かって右)/アリス(アッコの前の振り向いている子)
第1話の終盤、教室の場面(P27)。 エイブリー(ロッテの後)/アリス(スーシィの後)
第2話の前半、ゴーレム作りの場面(P35)。 シャオイー(バーバラの向かい)
第2話の前半、ゴーレム解体の場面(P37)。アイラ/マリア/ レイチェル(いずれもゴーレムを崩している子)
第3話の冒頭、図書室(P71)。アリス(本を運んでいる子)
第3話の終盤、教室(P102-103)。エイブリー(セリフあり。アッコとダイアナの言い争いを心配し、アーシュラに伝える。アニメ版とは異なりダイアナをさん付けしている。)
(これ以外に裏表紙にアニメミライ版に登場したドラゴンが描かれているが本編では未登場。)
藤原ゆか『リトルウィッチアカデミア 月夜の王冠』
藤原ゆかによる映画原案のコミカライズ、全5話(各話サブタイトルはなく「Magic.○」表記)。少女漫画誌の『りぼん』(集英社)で、2015年10月号(9月3日発売)から2016年2月号まで連載された。
映画が原案ということになっているがストーリーは無関係でアッコとダイアナが初対面などアニメミライ版ともつながらない独自の世界観になっている。あらすじは10年に一度隣の男子校のソルパテル魔法学院と合同で行われる「アカデミアコンテスト」に優勝賞品のマスタークラウン目当てにアッコが挑むストーリー。
単行本書籍情報
- 吉成曜(原案)・藤原ゆか(漫画)『リトルウィッチアカデミア 月夜の王冠』、集英社〈りぼんマスコットコミックス〉、全1巻。
- 2016年2月29日初版発行、ISBN 978-4-08-867407-0 全5話収録。
『月夜の王冠』の登場人物
ミナヅキユート
ソルパテル魔法学院に通う男子生徒。カラーのカバー表紙だと青髪に青眼。
アッコの幼馴染であり、小さい頃一緒にシャリオのショーを見に行った仲。当時は小柄で頼りなさそうな眼鏡の子だったが、成長して「イケメン(アッコ談)」になり、眼鏡もほとんど掛けなくなっている(p.47の勉強シーンでは眼鏡を掛けているので必要ないわけではない)。
校長
お婆さんキャラだが、テレビ版のホルブルック校長とは髪や眼鏡のデザインが異なる。アーシュラ=シャリオであることを知っている。
女神像から現れた魔女(正式名称不明)
外見は暗色モノトーンのシャリオで、初登場時はアッコが足先程度の巨人(p.138)だったが後述の粉々になって復活した際には人間大になっている。
コンテストの最終勝負の目的地にある女神像がマスタークラウン争奪戦で破壊された際に登場し、クラウンを取り込んで立ちふさがり、アッコとユート以外の参加者(ダイアナを含む)を攻撃魔法を数倍の強さで撃ち返す能力で全滅させ、ダイアナが自分をかばって倒れたことで決意を固めたアッコの光魔法で一度は粉々になるも、この状態でアッコに「どうしてクラウンが欲しいのか?」と問い、彼女も私欲目的と知るとガラスの破片のような形状になって再び襲い掛かり、今度はアッコをかばったユートに重傷を負わせる。その後、アッコから呼びかけられて再度魔女形態に戻り、破片時の攻撃は魔力を断絶させるもので、解除するにはマスタークラウンの力が必要だとアッコに最後の選択を持ちかけ、アッコの回答を聞いた後、影ではないシャリオそっくりな姿に変わって「偽りなきその言葉 しかと受け取ったわ」と告げて消滅した。
正体は最後まで不明、この時アーシュラ(=シャリオ)は別の所でロッテ達と共に決勝戦を見ている。会話能力はあるが本人は一切名乗ることなく、周囲からは「バケモノ(ソルパテル生徒)」、「女神→女神というか魔女(アッコ)」と呼ばれていた。
イレギュラーな存在ではないらしく、大会側はこの魔女の攻撃でユートが負傷しても「まだ試験は続いています(アーシュラ談)」と一切慌てる様子などはなかった。
アマンダ / コンスタンツェ / ヤスミンカ
それぞれアッコが皆にプレゼントした「『THANK YOU!!』と書かれた紙(アマンダ)」、「ロボットのおもちゃ(コンスタンツェ)」、「お菓子(ヤスミンカ)」を持っている。
左藤圭右『リトルウィッチアカデミア』
左藤圭右によるテレビアニメ版のコミカライズ、全17話で各話にサブタイトル付き。『月刊少年エース』(KADOKAWA)にて2016年12月26日発売の2017年2月号よりスタートした。
内容もオリジナル話が多いがTV版第5話と同タイトルの第6話のように同一エピソードのコミカライズや、TV版第3話のホウキリレーの話の続きとなっている第5話など、ある程度絡む話もある。
単行本書籍情報
- TRIGGER/吉成曜(原作)・左藤圭右(漫画)『リトルウィッチアカデミア』、KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、全3巻。
- 2017年5月26日初版発行、ISBN 978-4-04-105640-0 第1-5話収録
- 2018年1月26日初版発行、 ISBN 978-4-04-106311-8 第7-11話収録
- 2018年10月26日初版発行、 ISBN 978-4-04-107361-2 第12-17話収録
(第1・2話、第5・6話、第8-10話、第14-17話は連続回。)
なお、ドイツ語版にはケース入りで栞と描き下ろしポスターが付属した全3巻セットや、それと同一のケースが付属した第3巻が存在する。
少年エース版の登場人物
ロッテの祖母
ラムザ
ホウキレース対戦校の生徒たち
名前はリレーの1人目(前髪で目が隠れた子)がフォルン(第3巻P.112)、2人目(小柄な子)がアウル(同巻P.127)、アンカー(シャリオに似ている子)がミラージ(同巻P.158)と実況から名前を呼ばれている。3人目の関西弁で話すそばかすの子は名前を呼ばれず不明。また、ミラージは一人称が「ボク」で少年にも見える容姿だが、ウッドワードや実況は「彼女ら・彼女たち」と呼んでいるので全員女性。
正体は全員ドライアド達の変装で、レース後木の葉になって消えてしまった。
小説
『リトルウィッチアカデミア でたらめ魔女と妖精の国』は、橘ももによるノベライズ。イラストは上倉エク。角川つばさ文庫(KADOKAWA)で、2017年4月15日に発売された。テレビアニメ版のノベライズに位置するが、ストーリーは小説オリジナルである、アッコによる一人称形式で進められる。
小説版の登場人物
シーフラ
アラン
フォエラス
コンピュータゲーム
『リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議』は、「ドッキドキーのワックワクーなアクションアドベンチャー」とジャンルを称するゲーム作品。ストーリーはゲームオリジナルで、ルーナノヴァ魔法学校を探索し学校の七不思議を解く。ゲームオリジナルのアニメパートもTRIGGERが制作する。
ファーストプラットホームはPlayStation 4用ソフトとして、2017年11月30日発売。翌2018年5月16日にはパソコンを主体とするゲーム配信サービス・Steam用ソフトとしても全世界同時リリースされた(英題「 Little Witch Academia: Chamber of Time 」)。
※ 以下の記述はPS4版についてのもの
ドラマCD、特典映像ブルーレイディスク、特製ブックレット、ゲームオリジナルシャリオカードが付属した限定版も同時発売される。
予約特典は「魔導戦士グランシャリオン」が遊べるプロダクトコード。
ルーナノヴァの生徒たち
以下のキャラクターはアニメ本編に登場したモブキャラクターであり、ゲーム化に伴い設定が付けられた。2クールのOPでは全員ではないが多数が登場している。記載している声優は括弧のあるものを除き全てゲーム版でのもの。一部の生徒はアニメで台詞があるが、クレジットが表記されなかったため、ゲーム版の声優と共通しているかは不明となっている。
アイリーン
青いショートヘアにやや黒い肌の生徒。イギリス国籍。生贄係にされたアッコを嘲笑うが、魔法祭当日に自身が植物の怪物に捕食されてしまった。
アメリア
金髪のロングヘアーに七三分けの前髪のイギリス国籍。モリーのルームメイト。
アビゲイル
黒い真ん中分けに太い眉毛、セミロングの生徒。ドイツ国籍。
アルマ
小柄で太った生徒。長谷川町子作品を想起させる顔つきをしている。オーストリア国籍。テレビ版から登場。笑うと独特な表情を見せ、度々アッコの失態を嘲笑している。テレサ、ジュリエッタのルームメイトで、古代暗黒舞踊の愛好家。黒衣をまとい、3人で青い人魂を操りながら踊っているが、アンドリューや生徒たちからは酷評されてしまった。テレビ版2クールのOPにはテレサ、ジュリエッタと共に登場していない。
イザベル
茶髪の三つ編みの生徒。イギリス国籍。ガリー、アイラのルームメイト。ホウキリレーではスーシィの妨害に巻き込まれ一番出発に遅れてしまった。アッコがダイアナに魔法で勝負を挑み、失敗した時はガリーと一緒ににやけていた。
イレーネ
小柄な金髪の縦ロールの生徒。縦ロールは前に下げている。イタリア国籍。エース版コミックではホウキリレーの選手に選抜されるもダイアナの不参加を知り泣きながら出場を拒否した。
ヴェロチカ
屈強な表情、広い肩幅のある生徒。学年では最も身長が高く、スカートの丈が短い。テレビ版から登場しているが、登場場面が非常に少ない。アッコが生贄係に決まった時は嘲笑していたが、ゲーム版ではアッコを気にいっている設定。エース版コミックではホウキリレーの選手に選抜されるもダイアナが出場しないと知り激しく動揺する。出場を拒否する発言はしなかったが、結局参加せず場外で見学していた。
エスター
真ん中分けの前髪に青い三つ編みの生徒。スペイン国籍。
エルフリーデ
黒いおかっぱにロングヘアーの生徒。ドイツ国籍。アニメミライから登場。初期構想では教師の名前になる予定だった。テレビ版ではルームメイトのサラ・ベルナールとはいつも一緒にいる。タブレットを学内に持ち歩いていたところをフィネランに注意されるが、彼女の古臭い価値観を嘲笑いながらその場を立ち去った。ゲーム版ではテレビ版と声が異なっており、ナイトフォールのファンで空想好きな性格。エース版コミックでは学内に現れた怪物に捕食されてしまった。
エルザ
茶髪に猫目のショートヘアーの生徒。モリーのルームメイト。
カーチャ
黒いロングヘアーに黒目の生徒。ロシア国籍。アニメミライから登場しているが、テレビ版では耳が髪に隠れている。エイブリーとは仲が良い。ゲーム版ではヒルダと親しく、占星術が得意。エース版コミックではホウキリレーの選手に選ばれたがダイアナの不参加を知ると激しく動揺し出場を拒否した。
カタリーナ
黒いポニーテールの生徒。オランダ国籍。アンドリューに惚れている。
ガリー
黒くて短いおかっぱに眼鏡をかけた生徒。ドイツ国籍。アニメミライから登場。劇場版ではキノコの怪物を退治したダイアナに拍手をしている。テレビ版5話では魔法言語学に悩むアッコの質問に対し、試験内容を伝えた後、自身の成績について魚TOEIC960点と称した。真面目そうな雰囲気だが、いにしえの龍を見て驚愕したり、ワンガリの取材で得意げに語ったり、アッコの失態を見てにやけたり、生贄係に決まった時に生徒たちと大笑いするなど表情は豊か。テレビアニメ放送中にNetflixの字幕で名前が登場し、設定資料集『Little Witch Academia Chronicle ―リトルウィッチアカデミア クロニクル―』で正式に公表された。
カルメン
緑色のロングヘアーに黄色いカチューシャをした生徒。ペルー国籍。ピーマンにある感情を抱いている。
クロエ
明るめの茶髪にパンチパーマのような髪型をした生徒。フランス国籍。ダイアナをライバル視しているが、実力は及ばない模様。
ケイティ
紫色にやや肌が黒い生徒。イギリス国籍。
サラ・ベルナール
赤毛のロングヘアーに高身長の猫目の生徒。アニメミライ、テレビ版1話では金髪の姿で登場。ルームメイトのエルフリーデといつも一緒にいる。エース版コミックスでは恥ずかしそうにバレーに参加していたが、ゲーム版では口が悪いギャルに設定され、アッコに友好的で明るい生徒となった。
シャオイー
黒いおかっぱにつり目の生徒。中国国籍。アニメミライでは茶髪の姿で登場。パイシーズが好き。アニメミライ版ではメアリー、ヒルダとともにいにしえの龍に勇敢に立ち向かう。エース版コミックではホウキレースの選手に選ばれるもダイアナが参加しないことを知り泣きながら出場を拒否した。
ジュリエッタ
紫色の髪に老け顔の生徒。イギリス国籍。古代暗黒舞踊のメンバーの一人。テレビ版から登場。テレビ版では度々アッコを見下した表情を見せ、生贄係に決まった時は嘲笑している。
ソラ
栗のような頭をした赤毛の小柄な生徒。ラジャニ、ラシュミのルームメイト。国籍はアイスランド。アニメミライでは黒髪でぼろぼろの服装の姿で登場。12話でアッコが生贄係に決まった時は顔が画面から見切れており、表情は不明。テレビ版2クールのOPには登場していない。ゲーム版では、内気な性格であり、自然発火体質でラジャニとラシュミに発火しないよう制御してもらっている設定が明かされた。
デイジー
頭の左右に二つのリボンを付けた生徒。イギリス国籍。アニメミライ版から登場。テレビ版では授業中困った表情をしたり、古代暗黒舞踊の最中に居眠りをしている。ゲーム版では自分が世界一可愛いと思い込んでいる設定。
テレサ
背の高い老け顔の生徒。イギリス国籍。古代暗黒舞踊のメンバーの一人。テレビ版から登場。アッコが変身魔法に失敗したり、生贄係に決まった時は終始にやけていた。
ビアンカ
セミロングにメガネの生徒。イタリア国籍。アニメミライから登場。映画版では目が大きいが、テレビ版では黒目になっている。ゲームでは映画版に近い姿で登場。
ビーチェ
茶髪のお団子ヘアの生徒。イギリス国籍。テレビ版では魔法祭の準備をアッコに妨害され怒りの表情を見せる。ゲーム版では穏やかな性格に設定されている。
ヒルダ
赤毛でアマンダに酷似した生徒。ドイツ国籍。アニメミライからテレビ版1話までは髪が黒く設定されていた。アッコが生贄係に決まった時は笑っていたが、魔法祭当日に仲間のアイリーンが植物の怪物に捕食されてしまい、鑑賞していたマジョリンを苛立てた。ゲーム版ではアッコに友好的だが、エース版コミックスでは性格が悪く、テオドラと一緒にアッコを冷笑する描写がある。
プリシラ
茶髪のポニーテールにやや茶色い肌の生徒。スペイン国籍。アリス、イライザのルームメイト。アニメミライから登場し、授業中居眠りするアッコを背後から睨見つけている。テレビ版ではアッコが変身魔法に失敗したり生贄係に決まって笑っていたが、魔法祭の準備を彼女に妨害され呆然としていた。
ブレア
金髪に縦ロールの生徒。エイブリー、メアリーのルームメイト。イタリア国籍。アニメミライから登場し、授業中居眠りするアッコを見て不快な表情を浮かべた。テレビ版では縦ロールの絵柄が簡略化されている。アッコが生贄係に決まった時はエイブリーと一緒に彼女を嘲笑った。マリアとは仲が良く、14話では一緒に行動している描写がある。ワイルドハントでは、エイブリー、メアリーらと一緒に熱狂していた。ブレアがアンドリューに惚れているイラストがスタッフの手で描かれており、ゲーム版でもアンドリューに異常な関心を持っている設定。
ヘザー
金髪のショートヘアーの生徒。デイジー、ロージーのルームメイト。アメリカ国籍。歯を見せてにやけた表情を見せる。ゲーム版ではデイジーをおだてるのが好きな設定。エース版コミックでは学内に現れた怪物に捕食されてしまった。
ヘンリエッタ
茶髪のボブカットに赤いカチューシャの生徒。イギリス国籍。
マリア
癖っ毛にタレ目の生徒。スペイン国籍。アニメミライ版から登場。カーチャと一緒に行動していることが多い。ゲーム版では悲観的な性格で、エイブリーとは複雑な関係。
メアリー
青いポニーテールの髪に赤いリボンをした生徒。エイブリー、ブレアのルームメイト。国籍はイギリス。アニメミライ版から登場。いにしえの龍に挑んで周囲に攻撃を呼びかけたり、ホウキリレーの練習をするなど努力家で勇敢な一面がある。アッコがバハロワの生贄係に決まった時は、画面に写っておらず反応は不明。魔法祭の準備ではエイブリーと一緒に頼りになるダイアナを賞賛した。ゲーム版では映画が好きで、先生たちに内緒でDVDを大量に持ち込んでおり、コンスタンツェに頼み込んで映写機での上映を行ってもらう設定が明かされた。
モリー・マッキンタイア
緑色のロングヘアーに右目が隠れた生徒。イギリス国籍の黒人。アッコが生贄係に決まった時は笑っていたが、魔法祭でアッコの変身魔法を楽しんで鑑賞していた。アニメミライから登場しているが、デザインは全く異なり、当初は茶髪で肌がやや茶色く、両目が隠れている姿だった。テレビ版以降スーシィに酷似した姿に改変され、更にWEB放送では堤尚子に偽スーシィと呼ばれてしまった。
ラジャニ
ラシュミの双子。ツインテールが上向きに跳ねている。インド国籍。ソラを可愛がっており、ソラを巡ってちょっとした争いになる。高度な合成魔法が使える。悟りを開いているような優しい話し方をする。12話でアッコが生贄係に決まった時は画面に写っておらず表情は不明。テレビ版2クールのOPにはラシュミと共に登場しない。14話では彼女に酷似した肌の色が異なる生徒が登場しているが口調が悪く、フィネランをあざ笑う場面がある。
ラシュミ
ラジャニの双子。ツインテールが下向きに跳ねている。インド国籍。ソラを可愛がる余り、ラジャニとソラの取り合いを行うことも。高度な合成魔法が使える。仙人のような喋り方で話す。テレビ版3話のホウキリレーではアッコの奇行に動揺していたが、12話ではアッコが生贄係に決まった時は大勢の生徒とは異なり、彼女を嘲笑しなかった(他に笑っていないのが確認できる生徒はダイアナ、ロッテ、コンスタンツェ)。アニメミライから双子は登場しているが首輪を装着しており、一人がポニーテールをしている。初期デザイン案では第三の目が描かれている。
リタ
赤毛の三つ編みにそばかすのある生徒。ブラジル国籍。アニメミライでは黒い髪の姿で登場。テレビ版では花火魔法係になったアリスを見て羨ましがる。ゲーム版ではテレビ版と声が異なる。怪物退治に関心がある。
レイチェル
黒いロングヘアーに水色のカチューシャを付けた生徒。イギリス国籍。
ロージー
緑色の七三分けのロングヘアーの生徒。イギリス国籍。目玉がついたビデオカメラを愛用している。アマンダに惚れる生徒の一人。
ヨアンナ
紫の髪にカチューシャと眼鏡をかけたLNNのカメラマンの生徒。イギリス国籍。語尾に「じゃ」をつけて話す。
キンバリー
髪で両目が半分隠れたLNNの書記の生徒。イギリス国籍。一人称は我輩。中二病の傾向がある。
ゲームオリジナルの生徒
ゲームで登場するオリジナルキャラクターの生徒。『リトルウィッチWEB放送局』の出演者&視聴者が外見や性格などを協力して作り上げていく企画が実施され、ニコニコ動画や電撃オンラインで投票が行われた。当初は一人が登場する予定だったが、後日全員の案が採用されることとなり、ゲーム発売後の2018年3月20日のアップデートで登場した。
ヴェルデ・シダリーサ
ドリルのような縦ロールに緑色の髪の生徒。国籍はバチカン市国。デザイン原案は志田有彩、設定、命名は潘めぐみが提案した。アンケートで最も採用投票が多かった。
バルサ・ミ・コス(ミバーバ)
大塚雅彦が原案した生徒。スーシィやルーキッチを意識してデザインされたキャラクター。ルーキッチに似た容姿にボサボサの茶髪、猫背の体格をしている。魔法使いに憧れ、魔法でパーティグッズの鼻を付けたり背骨を折るなど人体改造をしている設定。
ジジ・デルヴィーニュ
武井克弘が原案した生徒。金髪のショートヘアーでヘザーに酷似しているが、寝癖のある頭をしている。
リンリン
堤尚子が原案した生徒。リー・ナと同じく二つのお団子ヘアーをしている。
キャサリン
紫色のお団子ヘアーの生徒で、黄色いセーターを着ている。スカートの丈は短め。
シキ
二見鷹介が原案し、左藤圭右がアレンジした生徒。真ん中分けの茶髪に糸目の容姿をしている。モデルは二見の娘とされる。
ジャンヌ
伊庭浩之が原案し、左藤圭右がアレンジした生徒。名前は即興で決められた。
マリアンヌ (マリ)
吉成曜が原案した忍者の姿をした生徒。日本かぶれのフランス人生徒。暗殺術を嗜んでいる。
敵キャラクター
コカトリス、マンドレイク、ミノタウロスを除きオリジナルキャラクターとして登場。
ケルベロス
巨大女王アリ“マザーアント”
ディバインドラゴン
グラントレント
コカトリス
マンドレイク
ミノタウロス
マタンゴ
トレント
ナチュラルスライム
トゲツキカナブン
ヒトツキカブト
シザースタッグ
WEB番組
2017年7月23日にYouTubeとニコニコ生放送で配信された「祝!アニメ放送完結&ゲーム化決定!豪華ゲストで贈る リトルウィッチWEB放送局」では本編で使用されなかったテレビ版3話の未収録映像、「リトルウィッチアカデミア 時の魔法と七不思議」のプレイ映像が放送された。2017年8月20日には電撃オンラインの公式チャンネルから2回目の配信が行われた。放送ではワンガリの仲間、ヨアンナとキンバリーの名前が公表され、二人が英国籍であることが発表された。同年9月24日には東京ゲームショウ2017会場内のゲームの電撃ブースにて3回目の配信が行われた。放送ではオリジナルキャラクターのデザイン発表、ルーナノヴァの生徒たちの音声が収録されたことが明かされた。また、生徒の情報としてアルマがオーストリア籍、ジュリエッタ、テレサが英国籍であることが発表された。同年10月22日に放送された4度目の配信では、オリジナルキャラクターの名前が「ヴェルデ・シダリーザ」に決定。ベネチア国籍の生徒に設定された。更にオリジナルキャラクター投票で提案されていた生徒4人の採用が決定した。 エイブリーがカナダ国籍、メアリーが英国籍、ラジャニとラシュミがインド国籍、ソラがアイスランド国籍であることが発表された。また、グランシャリオンがスーパーロボット大戦X-Ωに期間限定で11月に参戦することが発表された。
タイアップ・イベント
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「リトルウィッチアカデミア展」| 2017.07.20 – 08.01
『リトルウィッチアカデミア』のプリント一番くじ
コミックマーケット92
スーパーロボット大戦X-Ω
芳垣祐介原画展 〜The Art of Little Witch Academia〜
東京ゲームショウ2019