無敵鋼人ダイターン3
以下はWikipediaより引用
要約
『無敵鋼人ダイターン3』(むてきこうじんダイターンスリー)は、日本サンライズ制作の日本のロボットアニメ。1978年6月から1979年3月にかけて名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で放送された。
後年、監督の富野によるスピンオフ小説『破嵐万丈シリーズ』も発表されている。
作品解説
リアル路線的な作風でシリアスな悲劇的要素が強かった前番組の『無敵超人ザンボット3』から一転し、作劇にギャグやコメディの比重が多く、コミカルかつエンターティメント性を盛り込んだ内容になっている。
当初の企画であった『ボンバーX』は、サンライズの山浦栄二の発案による三段変形のロボットが活躍するアニメだった。これはスポンサーを予定していたブルマァクが倒産したため、一旦企画が頓挫。玩具メーカーのタケミをスポンサーにする計画もあったが実現はしなかった。その後、『無敵超人ザンボット3』の後番組をクローバーから打診されたときに『ボンバーX』が再浮上し、『ダイターン3』として生まれ変わった。
「トイジャーナル」1978年2月号のクローバーによると、この段階では本作のタイトルは「未定」であるが、主人公の名前は「破嵐万丈」と決まっており、内容は「ロボットアニメに仮面ライダー的なアクション要素が加わったTVアニメーション」「女の子の二人組もビューティ・ペア的な活躍をする」としている。本作は当時、主流になりつつあった「はじめに商品が出来て、それから番組が作られた」作品であり、『無敵超人ザンボット3』に比べ関連玩具のラインナップの充実が図られた。また販促活動も強化され、各地の百貨店では「仮面ライダーショー」のような着ぐるみショーが行われ、仮面ライダーシリーズのアクション指導もしていたプロも出演した。こうしたクローバーの取り組みとスーパーカーブームから回帰した子供層のおかげで、本作は年末商戦で大活躍をし、前番組『無敵超人ザンボット3』との比較での昨年対比で150%の売上を達成した。この『ザンボット3』と本作の2連続の成功は、次回作『機動戦士ガンダム』においてクリエイター側に高い自由度をもたらした。またサンライズの飯塚正夫によるとプレハブの社屋だったクローバーの本社が、この成功によってビルになったそうである。
コミカルな作風の裏側では監督である富野は制作に苦心しており、ギャグやユーモラスの創作やトッポやビューティなどのキャラクター作りに対する悔い、また制作が追いつかない時は放送済みのフィルムを巧妙に切り貼りして、新作部分を限りなく少なく抑えた回もあった。過去の作品をほとんど評価することがない富野は本作に対しての評価を「個人的に80点近い点数は、今でも与えられると思っている」と語っている。
本作は映画『スター・ウォーズ』の影響が見られ、氷川竜介によると本作は「SW(スター・ウォーズ)影響の最先端」としている。実際に、オープニングでライトセーバーを使用し、『スター・ウォーズ』の日本公開上映を境にドン・ザウサーの指令が唸り声から、機械的な呼吸音になり、当時のアニメファンは「トミノさん、(スター・ウォーズを)見ましたね」とささやきあったという。また、第12話「遙かなる黄金の星」では、宇宙戦闘機の戦闘シーンが『スター・ウォーズ』の影響を受けた金田伊功によって鋭く描写されており、動画マンは「金田さんに悪いもの(『スター・ウォーズ』)を観せた、線がメチャクチャ増えてる」と嘆いたといわれる。ただし、富野自身は『スター・ウォーズ』について、「SFとしてしっかり作ればいいのに、ダメな所ばかり集めて作った」と批判的である。
また本作は、タツノコプロ、デザインオフィス・メカマンを退社しフリーになったメカニックデザイナー大河原邦男がサンライズで本格的に手掛け、戸田恵子が声優デビューを果たした作品でもある。
あらすじ
人類が宇宙へと進出の場を伸ばし、その拠点として火星での開拓作業のために破嵐創造博士は、宇宙進出用サイボーグを生みだしていた。しかし、その飽くなき実験と研究のために博士は自らの妻と息子をもサイボーグにしてしまい、さらに博士によってサイボーグとなった者達は次第に自分達が人類よりも優れていると思いこんで暴走し、自らを「メガノイド」と称し、全ての人類をメガノイドにしようと反乱を起こした。
破嵐博士の息子である破嵐万丈は、母と兄の計らいと犠牲によって巨大ロボット・ダイターン3と大量の金塊を奪取して地球へと脱出した。そして万丈は金塊を元手にシン・ザ・シティに居を構え、執事ギャリソン時田とパートナーのビューティフル・タチバナと共に、さらに元インターポールの三条レイカと、わんぱく少年トッポこと戸田突太も加え、メガノイドの人類支配阻止のため立ち上がる。
登場人物
主人公側
破嵐 万丈(はらん ばんじょう)
声 - 鈴置洋孝(タイトルコールおよび次回予告ナレーションも兼任)
本作の主人公。ダイターン3を駆りメガノイドと戦う。一人称は「僕」だが、ごくまれに「俺」の場合もある。メガノイドを開発した破嵐創造の次男であり、母(声 - 沢田敏子)と長男である兄はメガノイド開発の実験台となり、初期型メガノイドの致命的な欠陥のため他界したと思われる描写がある。キザで女性には優しく、全てにおいて天才的な能力を持つ伊達男。また、ひょうきんでユーモアのセンスもあるため、時折三枚目を演じることもある。その一方、心中には父・破嵐創造とメガノイドに対する憎悪が渦巻いており、時として仲間を切り捨てる冷酷な行動を取ることもある。しかし、それも仲間との固い絆があってのもので、本当は心優しく情に厚い熱血漢であり、仲間たちからの信頼も厚い。
時折見せる人間離れした怪力(第1話での、鉄格子を素手で曲げる描写など)から、彼自身メガノイドあるいはその前駆体としての被験者ではないかという疑惑も存在し、ドン・ザウサーもそれを疑ったが、そのことに対する明白な言及は行われていない。
お調子者の側面もあり、うぬぼれが強く美女に弱い。そのため女絡みでメガノイドの事件に巻き込まれてしまうことも多いが、メガノイドの罠を見抜いたり仲間のサポートによってそれを切り抜けていく。最終回でドン・ザウサーを倒した後はいずこかへと姿を消し、消息不明となる。
ラストシーンで仲間が全て去り、扉にも鍵が掛けられ無人になったはずの屋敷の万丈の部屋の窓に明かりが灯るという演出があり物語は終わる。あの明かりが万丈の帰還を意味するのか、陽光の反射光であるのかは原作者である富野がはっきりした答えを提示していないこともあり、色々な見方がされている。
名前を思いついた富野は「全面的に行ける」として周囲に名前を言いふらし回ったと述べている。
三条 レイカ(さんじょう レイカ)
声 - 井上瑤
本作のヒロイン。知的な魅力に溢れた美女。髪は茶色のロングヘア。元インターポール予備校の学生。第1話での事件をきっかけに万丈のアシスタントになった。ビューティとは万丈を巡ってのよきライバル同士である。
射撃の腕前は中々だが、しっかり者に見えて抜けているところもある。夢見がちな部分もあるが、友人がメガノイドになったことで心を痛めたこともある。
メガノイド撲滅を掲げる万丈の覚悟を受け止めており、足手まといになる事よりも万丈のために潔く死を選ぶ覚悟を持ち合わせている。
戦闘用小型VTOLミスターグリーンに乗って万丈をサポートする。
富野はレイカのキャラクター像を嫌っている。
ギャリソン時田(ギャリソンときた)
声 - 北村弘一
万丈の執事。家事全般などの万丈たちの世話からメカの整備、メガノイドとの戦闘までこなす。万丈の執事となった経緯は不明だが、万丈は全幅の信頼を置いていた。長身・白髪・口髭で常に正装。どんな時にも沈着冷静でマイペース、丁寧な言葉づかいを忘れない人物。メカの整備には『メカマル』と呼ばれる小型ロボットを使い、万丈たちのピンチにも涼しい顔で周到な対応を見せる。ハリウッド女優で歌手のマレーネ・ディートリヒのような美女が好み。映画スターが狙われた回には大勢の客からマレーネ似の女優をいつの間にかお姫様ダッコで救っていた。
戦闘にも長けており、万丈に代わってダイターン3に搭乗した際にはメガノイドに対しても「お若うございますな」とダイターンをその場から一歩も動かさずに攻撃をかわし続け、「日輪の力を拝借して」サンアタックを放ったこともある(第33話)。また、「昔取った杵柄」と称して、ライフルで狙撃の腕を披露したこともある。白兵戦ではバントラインスペシャルを思わせるロングバレルの対メガノイド用リボルバー銃を使用した。富野によるとキャラ作りに唯一成功したキャラクターで、本作は彼に集約されるそうである。
トッポ / 戸田 突太(とだ とった)
声 - 白石冬美
本名で呼ばれることはほとんど無い。万丈の一の助手を称する「熱血火の玉」な少年。レディピンキーやバッファロー・ミル、果てはダイターンといったメカの操縦もこなす行動派。一人称は「おいら」。
第2話でエリントン市がメガノイドに占拠された際両親を失い、孤児になって間もなく市に潜入した万丈とレイカと出会い、そこから仲間になる。
まだまだ子供なので悪戯好きであり、平時ダイターンを格納しているマサアロケットのマザーコンピューターが持つ母性本能をくすぐるという器用な方法で、無断でダイターンに乗り込んでピンチに陥ったこともあるが(第28話)、機転が利いて万丈たちのピンチを救うときもある。ギャリソンは万丈の後継者と見なしており、色々な教育をさせようとしている。
EDではダイターンのマリオネットを縦横無尽に操っているが、本編ではこのマリオネット並びにダイターンの操縦の技術的な巧みさはなく、むしろシミュレーションをしたとはいっても初心者のそれであった。最終決戦までにはさらなる訓練を積んだことが明かされている。
マサア
声 - 間嶋里美
マサアロケットのメインコンピューター。第33話に登場。
万丈邸地下のダイターンメカや、各メカマル達の管理を行い、万丈のことを常に気にかけ、ギャリソンを頼りにしており、トッポにはコンピューター教育を施すが、人間の女性のような性格で、トッポの口車にのせられて、ダイターンにトッポを乗せてしまう。
メガノイド
元々は火星開拓のために機械化した人間たちであり、完全なロボットではなく、厳密にはサイボーグである。ただしその思考は総じてほぼ機械的なものであり、ほとんどの場合コロスらによって思考制御されており、万丈たちの言葉を借りれば人間のエゴが増大した存在とされる。
人間を殺すことを何とも思わない反面、生殖能力が無いため改造素体確保の必要性から大規模な殺戮は控え、自分たちの種の存続を目的とした大量拉致をしばしば行う。また第9話などによると恋愛は禁じられており、それを取り締まるための風紀委員が存在している。
万丈との戦いで作戦失敗が続いたのみならず、次第に人材が枯渇し、終盤では風紀委員(35話)落ちこぼれ(36話)コマンダー候補生(38話)まで戦線に投入された。
ドン・ザウサー
声 - 山内雅人
メガノイドの首領。機械的な顔と、透明パーツから見える脳みそが特徴。劇中、メガノイドになる前の人物像や、なぜ彼がメガノイドの指導者なのか、破嵐創造とどのような関係にあったのかなどは語られない。呻き声や吐息しか発しなかったが、実は物語の当初から昏睡状態であった。最終決戦にて万丈のマシンガンで蜂の巣になったコロスの断末魔の声を受けて目覚め、万丈の前に現れ、その後マクロマシンで巨大化してダイターン3と戦う。
彼を称える言葉は「オーラ、ドン・ザウサー」で、命令の復唱の際にも使われる。
コロス
声 - 信沢三恵子、井上瑤(ソノシート) / 松井菜桜子(スーパーロボット大戦シリーズ)
謎の美女。ドン・ザウサーを「ドン」、周囲に他者が居ない時は「あなた」と呼んで愛し、その意思を実行に移す。メガノイド陣営の事実上の指揮官。昏睡状態にあるドン・ザウサーの意思を感じ取れる唯一の人物だが、それが本当なのかどうかは誰にも判らない。ただし、最終回で全てがコロスの独断であるかのようなセリフがある。
格闘では簾型の武器を使い、ビーム剣のように直立、赤熱化させて切りかかったり、南京玉簾のように伸ばして相手を絡め取ったりして自ら万丈と戦う。
各コマンダーにドン・ザウサーからの命令を伝えるが、命令代行の位置づけのためか、配下のコマンダーにはコロスへの反感を持つ者が多く、人望があるとは言い難い。
富野監督のお気に入りの女性キャラクターで、当時はコロスにメロメロ状態であった。
コマンダー
メガノイドの実行部隊戦闘指揮官。人類全てをメガノイドにするための作戦を実行しようとメガノイド兵士であるソルジャーたちを引き連れ、万丈たちと対決。
作戦の重要性や実績などで与えられるソルジャーの数が決められ、ソルジャーも成果を上げればコマンダーに昇格出来る。なお、基本的に男性コマンダーには男ソルジャー、女性コマンダーには女ソルジャーが与えられる。
最後にはマクロマシンと呼ばれる装置によって巨大化し、メガボーグとなってダイターン3と戦う。マクロマシンはデスバトルに搭載されている物と腕時計型の物がある。ただし格上のコマンダー「側近」はメガボーグにはならず、専用巨大メカを操縦する。また、当初は巨大化すると元の姿に戻れなかったが、腕時計型の開発に伴う技術で元の姿へ戻ることが可能となった。そのため物語後半ではマクロ細胞の機構を何らかの形で破壊あるいは無効化することで前の姿へ戻る者が何名か存在する。
コマンダーたちの各々の性格は野心家や忠義者まで千差万別である。特に女性コマンダーには、命令を下すコロスに不快な態度を示す描写が多く見られる。
また、コマンダーに該当しないが、メガボーグ化するメガノイドもここに記す。
コマンダー・サンドレイク
コマンダー・ネロス
コマンダー・ベンメル
コマンダー・デスサンダー
コマンダー・ブランドル
コマンダー・ダストン
コマンダー・ジーラ
フランケン
コマンダー・ウォン・ロー
コマンダー・ヘスラー
コマンダー・ウェナー
声 - 塩見竜介
第12話に登場。初期型のメガノイドで、根幹の器官に不具合がある。火星にあった資金源の金塊を万丈に奪われたことからメガノイドを追放されていた。自らの延命治療のために万丈の持ち出した火星の黄金を求める。
コマンダー・ゼノイア
ラッド
声 - 安原義人
第16話に登場。メガノイドの少年部隊ブルー・ベレーの隊長で、部下の3人(声 - 三ツ矢雄二、水島裕ほか)と一緒に合体してメガボーグ(一部書籍ではメガボーグ・ヤンガーと呼称)になったが、幼い妹ケリーの呼びかけとメガノイドに見捨てられたことがきっかけで改心する。
コマンダー・ダムデス
コマンダー・スペシャルI号
声 - 渡部猛
第18話に登場。個人名は無し。火星を脱走した自らの製作者であるミナモト博士(声 - 永井一郎)を追ってきた。メガノイドの欠点が感情や欲望をコントロールできないことにあるのに気付いたミナモト博士は、その弱点を克服させる意味でスペシャル1号を製作しているが、単にドン・ザウサーの命令に従うだけで感情や考えはほとんどロボットに近かった。一方でコロスからは理想的メガノイドと言われ、スペシャル1号と同型のメガノイドを増やすことを望んでいた。
コマンダー・バンチャー
声 - 加藤正之
第19話に登場。落ちこぼれコマンダーで、たった二人の部下・出来損ないソルジャーのデガラシー(声 - はせさん治)とドビン(声 - たてかべ和也)しか与えられておらず、超巨大鋸ブッターギルンを使って地球を切断し、その断面を家畜とした人類の牧場にしようとする。なお、名前の由来は「番茶」であり、二人の部下の名前の由来はそれぞれ「出涸らし」と「土瓶」から。メガボーグになっても弱く、サンアタックを使うまでもなかったダイターンに敗れるが、二人の部下を殺されて激昂すると言う「人の心」を残していたため、部下共々万丈に丁重に葬られる。
コマンダー・ラディック
コマンダー・ジミー
声 - 井上真樹夫
第22話に登場。ジミー・ディーンの名前で活躍した元映画スター。映画監督カルロス(声 - 大宮悌二)の招きで集まったスターをメガノイドにしようと企んだ。専属のチアリーダータイプの女性ソルジャー(声 - 高木早苗、川久保静子、山本千鶴子)部隊がいる。実は髪はカツラで、このことはダイターンとの戦闘時にバレて周囲の笑いものとなる。
コマンダー・ジェノバ
声 - 上田みゆき
第23話に登場。四機のデスバトル・ジェノンバーで火山を爆発させて地上を攻撃する。火の崇拝者で、メガボーグ形態は炎の中でも活動出来るが、水を浴びせられると熱膨張のため体表がひび割れる。
コマンダー(ドクター)・ガル
コマンダー・カトロフ
コマンダー・ミレーヌ
声 - 浅井淑子
第26話に登場。無改造で一気に人間を奴隷化する、脳波コントロールで人間を支配下に置こうとする。そのコントロール波はダイターンのコンピューターにも作用し、ダイターンは一時的に万丈の操縦を離れてしまう。
コマンダー・エドウィン
コマンダー・ベルトリー
コマンダー・アイサー
声 - 小山まみ
第29話に登場。万丈抹殺の命令を受けるが、その万丈を愛してしまう。元フィギュアスケーターで、靴の(足の?)裏からブレードが飛び出す機能があった。世の男性を恨む双子の姉、リーサに強制的にメガボーグに変身させられる。
コマンダー・リーサ
声 - 吉田理保子 / 渡辺久美子(スーパーロボット大戦シリーズ)
第29話に登場。アイサーの双子の姉だが、アイサーと違いメガノイドへの忠誠心が強い。恋愛がらみで男性に酷い目に遭わされた過去を匂わせる言葉を言い、万丈に惹かれる妹をよしとは思っておらず、双子のシンクロシステムを使用して妹と共に強制的にメガボーグとなる。メガボーグ時は色以外は妹と同型。さらに合体して巨大メガボーグになるが、合体後のシンクロシステムを逆にアイサーに利用され、自爆させられる。
コマンダー・マゾニー
声 - 此島愛子
第30話に登場。自らが無理やりメガノイドにされた腹いせに女性たちばかりを拉致してメガノイドに改造しようとする。万丈との一騎討ちを望むが、騎兵に改造された悲劇の少女ルシアンの反逆によって敗退する。
コマンダー・Z
コマンダー・トーレス
コマンダー・ドイル
声 - 戸田恵子
第33話に登場。学者メガノイドで、エンドラドの遺跡にあったオリハルコンの力に触れて操られてしまうが最後は自我を取り戻し、オリハルコンの力が自分たちの制御できない存在であることを万丈に伝え、遺跡と共に自爆する。
コマンダー・アントン
声 - 富山敬
第34話に登場。オネエ言葉でいろいろなメカや、メガボーグと同型のロボットを出して攻撃する(過去のシーンの流用である)。メカ至上主義者で、メガボーグにならなかった数少ないコマンダーの一人。
コマンダー・スミカ
コマンダー・キドガー
声 - 森功至
第37話に登場。万丈の学生時代の友人の木戸川が正体。一流好みが玉に瑕だが善人。万丈をライバル視するあまり志願してメガノイドとなり、万丈に挑む。しかし、万丈は木戸川が決して悪人でないことをわかっていたため、キドガーが左腕に装着していた携帯型マクロマシンを破壊する。その後、完全に人間の身体に戻ることはできなかったが、元の生活に戻ることは叶った。
コマンダー以外のメガノイド
ガスマン
ドクター・アニマッド
声 - 八奈見乗児
第6話に登場。メガノイドに協力する動物学者で、合成獣アンヘルムで万丈を倒そうとした。
自身はメガノイドでないらしく、戦闘時はアンヘルムで、マクロ細胞の基礎研究は彼のものだったらしく、アンヘルムにもマクロ細胞が組み込まれており、搭乗して戦った。
マリア
声 - 麻上洋子
第9話に登場。人間だった頃にウエイトレスをしており、万丈にナンパされていた。フランケンに恋して人間の生活に戻りたくなり、メガノイドを離脱。フランケンに告白し、改心させる。脱走時はコマンダー風の扮装だったが、階級は不明。
デカダン
側近ドナウン
声 - 寺島幹夫
第13話に登場。ネロス、ベンメル、ブランドルの3体のメガボーグの幻影でダイターンを罠に嵌め、ダイターンを倒すミラグロア作戦を実行したが、ダイターンに肝心の万丈ではなくレイカとビューティが乗っていたため失敗、最後は巨大ロボットに乗り勝負を挑む。虚栄心が強く、やたらと側近であることを強調しコマンダーよりも格上であると主張。なお、搭乗するロボットはコマンダー・ネロスと同型で、レイカとビューティが戦った3体の幻影を含む戦闘シーンは過去のフィルムを流用(ただし、一部新規描写もあり)している。
側近
ハットン
ルシアン
声 - 川島千代子
第30話に登場。マゾニーの無差別拉致改造によって騎兵型ソルジャーに改造された少女で、脳改造の途中で万丈の攻撃により手術が中断し、自我を取り戻す。改造された自らに絶望し、「動き回ったら壊れる」というドクタータイプのソルジャーを振り切って、木馬メカでメガボーグ・マゾニーに復讐しようと迫るが、マゾニーの槍に討たれる。
ドグマン
ゴースト
ゲストキャラクター
土田
ピノ
ラッドの両親
ケリー
アキラス
レーネード
ミナモト博士
声 - 永井一郎
第18話に登場。破嵐創造の助手であった科学者で、メガノイド達が反乱を起こした火星から万丈が脱出した際に、彼を逃がす形で火星に留まっていた。その後捕らわれた後は、メガノイド開発の第一人者として生かされており、メガノイドの弱点である感情や欲望のコントロールを克服させたスペシャル1号を製作したのだが、単にドン・ザウサーやコロスの命令に従うだけのロボットのような存在となり、それによってメガノイド開発の研究に恐怖を抱き、藁にもすがる思いで万丈に助けを求め、地球に訪れた。メガノイドの元で従わされてきたストレスから、万丈との再会時は髪が白髪化してしまっている。
しかし、助けを求めた万丈が本気でメガノイドを憎んでいるのを知り、さらには捕らわれてデスバトルへ連行されてしまった恐怖から、半ば自暴自棄になる形で銃を乱射。一人でデスバトルを占拠したミナモトは、完全に憔悴しきってしまい、最後はメガノイドの手の届かない所へ向かうと告げて万丈の元を去っていった。
マゼラン
声 - 雨森雅司
第25話に登場。元は地球軍の提督で、旧型の駆逐艦を指揮しデスバトルを13隻も沈めた。病没後、その頭脳を戦艦のメインコンピューターに据えられたが、勝手に改造されたことを恨み、また、巨大な力を手に入れたことで己を過信し、人類とメガノイド両方を支配しようと企む。マゼランの頭脳を載せた戦艦については、戦艦マゼランを参照。
ビューティの父親
タリー
カルロス
声 - 大宮悌二
第22話に登場。ハリウッドの映画監督で、やや挙動不審な行動を取るように見えたことで、レイカ、ビューティー、トッポにメガノイドではないかと疑われ、警戒されていたが、その目的は万丈達を出演させた映画を撮ることだった。
アクター蘭
声 - 江川苗子
第31話に登場。世界一の美人女優と云われるものの、性格は我が侭でボディガードの万丈達に不平不満ばかり漏らして手を焼かせるが、自分を狙ったコマンダーZが倒された後には、レイカ、ビューティーと美しさを競い合うようになる。
破嵐 創造(はらん そうぞう)
声 - 仲木隆司
最終話に登場。万丈の実の父親。サイボーグ工学の権威で、ビューティー観光等の支援を受け、宇宙開発用のサイボーグとしてメガノイドを生み出した張本人でもあり、メガノイド達が暴走し、さらにはそのメガノイドを万丈が憎み戦う構図も作った、いわば本作の物語における真の元凶。万丈からも激しい憎悪を抱かれていた。
第36話では幻影となって登場し、万丈を心理的に追い詰めているが、それがかえって万丈のメガノイドへの憎悪を再燃させる結果となっている。また、最終話となる第40話でも、幻聴として万丈に語りかけており、ドン・ザウサーが不完全な形で目覚めたことを教えているが、万丈からは完全に拒絶されている。
ナレーション
登場メカ
ダイターン3
ダイターン3 | |
---|---|
分類 | スーパーロボット |
所属 | 破嵐万丈 |
設計 | メガノイド |
開発 | メガノイド |
製造 | メガノイド |
生産形態 | ワンオフモデル |
全高 | 120m |
重量 | 800t |
装甲材質 | Dα鋼製 |
動力源 | パルスイオンエンジン |
武装 | ダイターン・ザンバー ダイターン・ジャベリン ダイターン・ファン ダイターン・ミサイル ダイターン・ハンマー ダイターン・キャノン ダイターン・ウェッブ ビッグ・ウェッブ ダイターン・スナッパー |
技 | クロス・ダード サンレーザー |
必殺技 | サンアタック |
乗員人数 | 1人(非常時は4人) |
搭乗者 | 破嵐万丈 ※以下、一時的に搭乗 ギャリソン時田 三条レイカ ビューティフル・タチバナ 戸田突太 |
ダイファイター | |
分類 | 重戦闘機 |
全高 | 100m |
武装 | ミサイル 空中爆弾 破壊光線砲 |
乗員人数 | 1人 |
搭乗者 | 破嵐万丈 |
ダイタンク | |
分類 | 重戦車 |
全高 | 80m |
武装 | ダイターン・キャノン |
乗員人数 | 1人 |
搭乗者 | 破嵐万丈 |
デザインは大河原邦男。大河原は1976年放映の『ゴワッパー5 ゴーダム』で既に主役ロボットのデザインを行っているが、主役ロボットのゴーダムはロボットに要塞基地を加味したコンセプトがあり、ヒーロー的なスタイルを敢えて外したデザインとなっていたため、大河原ヒーローロボットの原点はダイターン3のデザインにあると言える。
日本の甲冑、日本の戦国時代の鎧武者をデザインモチーフにしている。それは頭部の巨大な角(兜の鍬形)、胸板(大鎧の胴前部の最上段にある板)、大袖状に段差が連なる肩といった点からも見て取れる。ダイターン3でも採用されている鍬形をモチーフにしたデザイン意匠は、以降も大河原ヒーローロボットのデザインとして継承されていくことになる。
ダイターン3
本編では顔の表情がコロコロと変わり、コマンダーミレーヌに酒(上等のワイン)を飲まされた時には酔っ払ったかのようにしゃっくりをしたこともある。
出力は6000万馬力で、装甲材質はDα鋼製(設定画の表記は超鋼金属Dα)。
武器
ダイターン・ザンバー
通常は柄のみの状態で、「ダイターン・ザンバー」との掛け声と共に刀身が現れる。形状はグラディウスに近く、刀身の大きさはその由来(斬馬刀)のような巨大さを持たない(ロングソード程度)。格納時は柄は格納され鍔は閉じており、柄が伸長し鍔が開いた後に刀身が現れる。
ダイターン・ジャベリン
伸縮自在の柄を持つ槍。名前の通り投槍として使用する他、通常の槍のように突いたり敵の武器を柄で受け止めたりする。縮んだ状態で収納されているため、この武器を出現させる時、万丈は「ダイターン・ジャベリン伸びろ!」と叫ぶ。
ザンバーとジャベリンは膝から射出され取り出す。
ダイターン・ファン
一種の鉄扇。殴りつけたり投擲武器として使用する他、広げた状態で盾として敵の攻撃を受け止めたり、扇いで毒ガスを払ったりもできる。2つを組合せ円形の盾としても使用可能で、蝶番部分にはこのための接続部を持った鎖分銅が付いている。
ダイターン・ミサイル
下腹部から発射されるミサイル。
ダイターン・ハンマー
鎖で繋がれたトゲ付き鉄球。相手に投げつけてダメージを与える。踝部に格納されている。
ダイターン・キャノン
足の裏から発射されるキャノン砲。ダイタンク時には主砲として使用される。レッグキャノンと呼ばれる時もある。
ダイターン・ウェッブ
腕部に付いている十文字の飾り。取り外して手裏剣のように投げつけて攻撃する。また展開して盾・ガードウェッブとしても使われる。
ビッグ・ウェッブ
胸部に付いている十文字の飾り。ダイターン・ウェッブと同様に投擲武器として使用。使用時には刃となる突起部分が伸長する。
ダイターン・スナッパー
先端に分銅が付いた鞭。先端の分銅は手錠のような形状に変形させることができ、捕縄としての機能もある。腰側面のホルスターに格納されている。
クロス・ダート
手のひらから発射される投網状のビーム。なお、実際に投網としての(捕縛)機能も持つ。
サンレーザー
サンアタックの発射板(額の日輪)から照射される光線。ダイファイター時には機首からも発射可能。
サンアタック
ダイターン3の必殺技。「日輪の力を借りて、今、必殺の、サンアタック!」の台詞と共に額の日輪から光弾を発射して相手に浴びせる。なお、決め台詞は話によっては多少のアレンジあり。光弾を受けた部分は極度に劣化し、その内部構造を変化させたのち破壊する。通常はその後、「ダイターン・クラッシュ!」の掛け声と共にサンアタックを浴びせた部分にドロップキックを放ち、相手の体を円筒状に打ち貫いて爆散させる。瞬間的に放出して相手の武器を破壊したり、敏捷性の高い敵に対しては乱れ撃ちで放つことも出来る。なおメカハネアリで変型機能を破壊され、レイカが右腕、ビューティが左腕、トッポが両足(腰に操縦席あり)に同乗したベルトリー戦(28話)では、メチャクチャなポーズで発射した。
武器
ダイターン・ザンバー
ダイターン・ジャベリン
ダイファイター
マサァロケット格納時もこの姿である。
ダイタンク
なお変形玩具(全てでは無く、いくつかの種類)でも、このアームカバー付き形態にすることが可能。
マッハ・アタッカー/マッハ・パトロール
マッハ・アタッカー | |
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分類 | 小型戦闘機 |
所属 | 破嵐万丈 |
設計 | メガノイド |
開発 | メガノイド |
製造 | メガノイド |
生産形態 | ワンオフモデル |
全長 | 7.9m |
重量 | 3.0t |
動力源 | 直列6気筒ガスタービンエンジン |
最高速度 | マッハ10 |
武装 | マッハ・バルカン マッハ・ミサイル マッハ・バルーン マッハ・カッター マッハ・レーザー レスキューネット |
乗員人数 | 3人(前席1座、後席2座) |
搭乗者 | 破嵐万丈 |
マッハ・パトロール | |
分類 | パトロールカー型自動車 |
全長 | 5.8m |
動力源 | 直列6気筒ガスタービンエンジン |
武装 | マッハ・バルカン マッハ・ピック弾 マッハ・バルーン |
乗員人数 | 3人(前席1座、後席2座) |
搭乗者 | 破嵐万丈 |
破嵐万丈が搭乗する自動車形態に変形可能な小型戦闘機。全長7.9m、重量3.0t。武装はバルカン砲など。ダイターン3と同じく太陽光エネルギーで動く。自動車形態時はマッハ・パトロールという。自動車の形態時は屋根に赤青の回転警告灯(パトライト)、白と青のツートーンでドアには黄色の六芒星マークというハイウェイパトロールカーに近い外見をしている。戦闘機形態での最高飛行速度はマッハ10。ダイファイター(ダイタンク)の後方/ダイターン股間部のハッチから格納され、操縦席ブロックが分離しダイターン3のコックピットになる。
コクピット天井に変形用のレバーが存在し、前方に押し出すことで飛行形態への変形機能が作動(逆操作で復帰)する。飛行形態への変形時のコールは「チェンジ・アタッカー」、車輌形体への復帰時のコールは「チェンジ・パトロール」という。なお、ルーフ部は搭乗時にはスライドして開閉(ダイターン時にはロックされ固定)する。
万丈側メカ
マサァロケット
最終決戦で新たに4機建造され、ビューティ、レイカ、トッポ、ギャリソンが搭乗してメガノイドの戦闘機群と宇宙空間で戦った。
ミスターグリーン
ミニコプター・レディ・ピンキー
ギャリソン・スペシャル
ギャリソン・クルーザー
バッファロー・ミル
キャリーガン
キャリーケース
召喚時のコールは「キャリーケース・カムヒア!」(小声での場合あり)。
赤熱化剣(名称不明)
メカマル
マリン・アントワネット
ラビット号
ホノボノ号
トッカン号
オロチロボ
強制記憶再生機
メガノイド側メカ
デスバトル
マクロマシン
据置型は十字型で、四方からエネルギーを中央のコマンダーに照射し、体内のマクロ細胞を活性化させてメガボーグを生み出す。使用時には4箇所の照射装置を伸長してピラミッド型の力場を構成する。
腕時計大の携帯型の装置も存在するが、こちらは直接マクロ細胞に作用することが可能である。据置型と異なり、エネルギー照射は装置単体で集中可能であるためエネルギーの力場は球形となる。
当初はマクロ細胞活性化が据置型の装置でのみ行われた関係上、メガボーグとなった者は基本的に細胞活性化前の姿に戻ることが出来なかったが、携帯型の開発とマクロ細胞不活性化技術が同時期に実用化されたことで、携帯型の装置を使用したコマンダーは、メガボーグからコマンダーの姿へ戻ることも可能となった。このため万丈達はこの装置の存在こそがメガボーグひいてはメガノイドの基地の証拠としている。
リテーカー・バンク
バレルマシン
アイキャッチャー
フラッシュファイター
タートルシップ
合成獣アンヘルム(一部媒体ではアニヘルム)
メッタンガー
究極戦車ニーベルゲン
ブッターギルン
『第2次スーパーロボット大戦α』ではバンチャーが登場しない関係で基本は自動操縦だが、一部ルートにおいてコロスが搭乗する。また、オリジナル設定として本体部にビーム砲が搭載されている。
デススパイダー
偽ダイターン3
メガロボット
ゲーム『スーパーロボット大戦IMPACT』ではネロスタイプに加えベンメルタイプとダストンタイプ(3機ともソルジャーが搭乗)も登場している。なお、同作ではダストン本人は未登場。
ドアン
アイアイ
その他
戦艦マゼラン
戦闘能力は非常に高く、万丈とカトロフが共闘して戦った際も巨体と弾幕により攻撃を寄せ付けず、ダイターンはサン・アタックを重力波粒砲ではじき返され発生装置を溶かされてしまい、カトロフも母艦を破壊されてしまう。単純に外から攻撃するだけではまるで歯が立たず、途中まではマゼラン側が優勢であった。最終的にはダイターン3の攻撃、メガボークとなったカトロフの体当たり、そして船体に侵入した万丈の内部からの攻撃により破壊され、大爆発を起こした。
宇宙空母(未登場)
ダイターン3整備小型ロボット(未登場)
スタッフ
- 企画 - 日本サンライズ
- 原作 - 矢立肇、富野喜幸
- 連載 - テレビマガジン、たのしい幼稚園、冒険王
- チーフシナリオライター - 荒木芳久
- 音楽 - 渡辺岳夫、松山祐士
- キャラクターデザイン - 塩山紀生、小国一和
- メカニカルデザイン - 大河原邦男
- 総監督 - 富野喜幸
- プロデューサー - 渋江晴夫、大熊伸行
- 美術 - メカマン
- 美術監督 - 中村光毅(ノンクレジット)
- 編集 - 鶴渕友彰、小谷地文雄
- 音響監督 - 松浦典良
- 設定制作 - 鶴見和一
- アシスタントプロデーサー - 神田豊
- 制作 - 名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ
主題歌
いずれもレーベルはコロムビアレコード。
オープニングテーマ - 「カムヒア! ダイターン3」
エンディングテーマ - 「トッポでタンゴ」
各話リスト
タイトルコールは万丈役の鈴置洋孝が担当。
話数 | 放送日(※) | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 登場メガボーグ、他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 1978年 6月3日 |
出ました! 破嵐万丈 | 荒木芳久 | 斧谷稔 | 富野喜幸 | 中村一夫 | メガボーグ・サンドレイク |
第2話 | 6月10日 | コマンダー・ネロスの挑戦 | 星山博之 | 貞光紳也 | 富沢和雄 | メガボーグ・ネロス | |
第3話 | 6月17日 | 裏切りのコレクター | 荒木芳久 | 広川和之 | 加藤茂 | メガボーグ・ベンメル | |
第4話 | 6月24日 | 太陽は我にあり | 斧谷稔 | 貞光紳也 | 中村一夫 | メガボーグ・デスサンダー | |
第5話 | 7月1日 | 赤ちゃん危機一髪 | 星山博之 | 山崎和男 | メガボーグ・ブランドル | ||
第6話 | 7月8日 | アニマッドの華麗な招待 | 吉川惣司 | 貞光紳也 | 富沢和雄 | 合成獣アンヘルム メガボーグ・アンヘルム ドクター・アニマッド | |
第7話 | 7月15日 | トッポの出撃大作戦 | 荒木芳久 | 広川和之 | 林良男 | メガボーグ・ダストン | |
第8話 | 7月29日 | 炎の戦車に散るジーラ | 星山博之 | 斧谷稔 | 広川和之 | 西城明 | メガボーグ・ジーラ |
第9話 | 8月5日 | おかしな追跡者 | 吉川惣司 | 藤原良二 | 加藤茂 | メッタンガー | |
第10話 | 8月12日 | 最後のスポットライト | 星山博之 | 斧谷稔 | 貞光紳也 | 山崎和男 | メガボーグ・ウォン・ロー |
第11話 | 8月19日 | 伝説のニーベルゲン | 吉川惣司 | 藤原良二 | 富沢雄三 | 究極戦車ニーベルゲン メガボーグ・ヘスラー | |
第12話 | 8月26日 | 遙かなる黄金の星 | 星山博之 | 貞光紳也 | 富沢和雄 | メガボーグ・ウェナー | |
第13話 | 9月2日 | 前も後もメガ・ボーグ | 楯屋昇 | 斧谷稔 | 井草明夫 | メガロボット・ネロス メガロボット・ベンメル メガロボット・ブランドル 側近ドナウン | |
第14話 | 9月9日 | 万丈、オーロラへ飛べ | 星山博之 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | 加藤茂 | 原始怪鳥ジュラバード |
第15話 | 9月16日 | コロスとゼノイア | 荒木芳久 | 広川和之 | 田島実 | メガボーグ・ゼノイア | |
第16話 | 9月23日 | ブルー・ベレー哀歌 | 星山博之 | 貞光紳也 | 富沢和雄 | メガボーグ・ヤンガー | |
第17話 | 9月30日 | レイカ、その愛 | 松崎健一 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | 山崎和男 | メガボーグ・ダムデス |
第18話 | 10月14日 | 銀河に消えた男 | 星山博之 | 藤原良二 | 田島実 | メガボーグ・スペシャルI号 | |
第19話 | 10月21日 | 地球ぶった切り作戦 | 石倉山羊 | 貞光紳也 | 加藤茂 | ブッターギルン メガボーグ・バンチャー | |
第20話 | 10月28日 | コロスは殺せない | 荒木芳久 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | 重塚我子 | デススパイダー |
第21話 | 11月4日 | 音楽は万丈を征す | 星山博之 | 山崎和男 | 藤原良二 | やしろかずお | メガボーグ・ラディック |
第22話 | 11月11日 | スターの中のスター | 吉川惣司 | 貞光紳也 | 富沢和雄 | メガボーグ・ジミー | |
第23話 | 11月18日 | 熱き炎が身をこがす | 星山博之 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | 田島実 | メガボーグ・ジェノバ |
第24話 | 11月25日 | キノコは大きらい | 田口章一 | 新田義方 | 藤原良二 | 富沢雄三 | 巨大キノコ メガボーグ・ガル |
第25話 | 12月9日 | 提督の生と死と | 松崎健一 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | 加藤茂 | 戦艦マゼラン メガボーグ・カトロフ |
第26話 | 12月16日 | 僕は僕、君はミレーヌ | 星山博之 | 貞光紳也 | 富沢和雄 | メガボーグ・ミレーヌ | |
第27話 | 12月23日 | 遠き日のエース | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | やしろかずお | メガボーグ・エドウィン | |
第28話 | 12月30日 | 完成! 超変型ロボ! | 松崎健一 | 藤原良二 | 田島実 | メカハネアリ メガボーグ・ベルトリー | |
第29話 | 1979年 1月6日 |
舞えよ白鳥!わが胸に | 桜井正明 | 貞光紳也 | 砂河尚志 | メガボーグ・リサー メガボーグ・アイサー 合体巨大メガボーグ (名称不明) | |
第30話 | 1月13日 | ルシアンの木馬 | 荒木芳久 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | 高木敏夫 | メガボーグ・マゾニー |
第31話 | 1月20日 | 美しきものの伝説 | 桜井正明 | 貞光紳也 | 加藤茂 | メガボーグ・Z | |
第32話 | 1月27日 | あの旗を撃て! | 星山博之 | 山崎和男 | 小鹿英吉 | 田島実 | 偽ダイターン3 メガボーグ・トーレス |
第33話 | 2月3日 | 秘境世界の万丈 | 松崎健一 | 只野泰彦 | 藤原良二 | 只野泰彦 | メガボーグ・ドイル |
第34話 | 2月10日 | 次から次のメカ | 斧谷稔 | 井草明夫 | 江塚我子 | メガロボット・ネロス メガロボット・ウェナー メガロボット・ウォン・ロー メガロボット・バンチャー コマンダー・アントン | |
第35話 | 2月17日 | この愛の果てに | 松崎健一 | 貞光紳也 | 佐々門信芳 | メガボーグ・ジライヤ | |
第36話 | 3月3日 | 闇の中の過去の夢 | 星山博之 | 斧谷稔 | 小鹿英吉 | やしろかずお | 合体メガボーグ (名称不明) |
第37話 | 3月10日 | 華麗なるかな二流 | 荒木芳久 | 藤原良二 | 山崎和男 | メガボーグ・キドガー | |
第38話 | 3月17日 | 幸福を呼ぶ青い鳥 | 桜井正明 | 藤原良二 | 小鹿英吉 | 高木敏夫 | 松竹梅合体メガボーグ |
第39話 | 3月24日 | ビューティー 愛しの詩 | 荒木芳久 | 貞光紳也 | 田島実 | メガボーグ・ネンドル | |
第40話 | 3月31日 | 万丈、暁に消ゆ | 斧谷稔 | 藤原良二 | 塩山紀生 | コマンダー・ダルシア コロス 巨大ドン・ザウサー |
- テレビ朝日では以下の日に再放送を挟んでいる。
- 1978年7月21日(第2話)、9月29日(第4話)、12月1日(第8話)、1979年2月23日(第17話)
1978年7月21日(第2話)、9月29日(第4話)、12月1日(第8話)、1979年2月23日(第17話)
放送局
放送系列は放送当時のもの。放送時間は個別に出典が提示されているものを除き、1978年11月中旬 - 12月上旬時点のものを使用する。
放送地域 | 放送局 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|
中京広域圏 | 名古屋テレビ | 土曜 17:30 - 18:00 | テレビ朝日系列 | 制作局 |
北海道 | 北海道テレビ | |||
青森県 | 青森放送 | 木曜 17:00 - 17:30 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
山形県 | 山形テレビ | 月曜 18:00 - 18:30(1978年9月まで) 火曜 17:30 - 18:00(1978年10月から) |
フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
宮城県 | 東日本放送 | 金曜 18:00 - 18:30 | テレビ朝日系列 | 先行放送 |
福島県 | 福島中央テレビ | 木曜 17:00 - 17:30 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
関東広域圏 | テレビ朝日 | 金曜 18:00 - 18:30 | テレビ朝日系列 | 先行放送 |
静岡県 | 静岡けんみんテレビ (現:静岡朝日テレビ) |
金曜 18:00 - 18:30 | テレビ朝日系列 日本テレビ系列 |
正式開局前のサービス放送時からネット開始。 開局日である1978年7月1日に第1話を放送し、 7月8日に第6話を放送してテレビ朝日と同時ネットになった。 |
富山県 | 富山テレビ | 水曜 16:50 - 17:20 | フジテレビ系列 | |
石川県 | 北陸放送 | 水曜 17:30 - 18:00 | TBS系列 | 本放送終了後の1980年に放送 |
近畿広域圏 | 朝日放送 | 金曜 17:00 - 17:30 | テレビ朝日系列 | 先行放送 |
岡山県(当時) | 岡山放送 | 月曜 17:00 - 17:30 | フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
広島県 | 広島ホームテレビ | 土曜 18:00 - 18:30 | テレビ朝日系列 | |
山口県 | テレビ山口 | 金曜 17:00 - 17:30 | TBS系列 フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
香川県(当時) | 瀬戸内海放送 | 金曜 17:00 - 17:30 | テレビ朝日系列 | |
福岡県 | 九州朝日放送 | 金曜 17:30 - 18:00 | 先行放送 | |
熊本県 | テレビ熊本 | 金曜 16:55 - 17:25 | フジテレビ系列 テレビ朝日系列 日本テレビ系列 |
関連商品
サウンドトラック
BGM集は放送終了後、後番組『機動戦士ガンダム』の売れ行きから商機を見込んだキングレコードと、日本コロムビアから発売された。
キング版は、本編から抜粋された第1話、第20話、第22話、第40話の4本のエピソードの音源を再編集したサウンドドラマとBGM、主題歌(OP/ED)で構成。主題歌はオリジナル曲の原盤をコロムビアが所有していたため、OPテーマは堀光一路、EDテーマはザ・ブレッスン・フォーの歌唱による新録となった。サンライズ側からの提案で企画されたもので、当事コロムビアが許諾を受けていたレコードに関するキャラクターの使用権が切れるタイミングでの発売を予定していたものの、湖川友謙の描き下ろしによるジャケットが完成し、広告を打った段階になって権利が切れる年限を1年誤っていたことが判明。そのためキャラクターの使用できない1年間は白ジャケットで流通させ、権利がキングに移った時点で交換という緊急措置が取られた。これは俗に白ジャケット事件と呼ばれるが、実質的にはキングレコードの手続きミスにより起きたもので、ファンの間で言われてきたコロムビアからのクレームが原因でキャラクターの絵柄が使用できなくなったという説は誤りである。キング版は1980年のキングレコードのLPヒット賞を受賞した。このアルバムは後年、前番組『無敵超人ザンボット3』のBGM集とのカップリングでCD化され、こちらは廉価版もリリースされた。
この白ジャケットが話題になったこともあってキング版が予想外に好セールスを記録したため、コロムビアからも同作品のアルバムが企画・発売されることになったが、こちらは帯で「オリジナルBGM完全収録」「ファンが本当に待ち望んでいたのはこの1枚だ!!」「音楽も主題歌も作画も全てオリジナルの決定盤!!」と謳っており、明らかに先行キング版を意識したものになっていた。主題歌は藤原誠/こおろぎ'73歌唱によるオリジナル版を収録。ジャケットのイラストは、本編の作画監督だった中村一夫が担当した。
当時は現在のようにライバル会社との間で主題歌等の原盤の貸し借りをするといったことは行われておらず、また主題歌と違いBGMや本編音声の権利はサンライズが所持していてキングレコード、コロムビアの両社から商品化できたために、このような形で競作リリースが行われた模様である。
なお、2009年にキングレコードから発売されたコンピレーションCD「サンライズ ロボットアニメ大鑑」(KICA-3101)には、本作の分のみ日本コロムビア音源(藤原誠/こおろぎ'73歌唱版)が収録され、堀光一路/ザ・ブレッスン・フォー歌唱版は収録されなかった。
ソノシート
ソノラマエース・パピイシリーズにオリジナルドラマが収録された。
- 撃て!ホームラン 闘えダイターン3
- キャスト
- 破嵐万丈 - 鈴置洋孝
- 三条レイカ / コロス - 井上瑤
- ビューティフル橘(ビューティー) - 水野カコ
- 戸田突太(トッポ) - 白石冬美
- コマンダーザクラ / 球場ナレーター - 田中崇
- キャスト
- 破嵐万丈 - 鈴置洋孝
- 三条レイカ / コロス - 井上瑤
- ビューティフル橘(ビューティー) - 水野カコ
- 戸田突太(トッポ) - 白石冬美
- コマンダーザクラ / 球場ナレーター - 田中崇
- 破嵐万丈 - 鈴置洋孝
- 三条レイカ / コロス - 井上瑤
- ビューティフル橘(ビューティー) - 水野カコ
- 戸田突太(トッポ) - 白石冬美
- コマンダーザクラ / 球場ナレーター - 田中崇
玩具
ダイターン3は様々なメーカーからダイターン、ダイファイター、ダイタンクの3形態への変形が可能な玩具が発売され、主にパーツの差し替えと組み替えによる3形態変形を再現し、マッハアタッカー(マッハパトロール)も発売された。
クローバーからはダイターンの武器であるザンバーとジャベリンが商品化されている。チープトイとしては、ダイターンをコールするペンダントが電池内蔵型のアイテムで商品化されている。アオシマからは、3段階変形するものの他に、ミニ合体や、おやこマシンなどのアオシマ特有のアレンジが入ったものが発売された。
- クローバー
- DXダイターン3(初期名では「チェンジ ダイターン3」、組み替え完全変形)
- ダイターン3電動巨大セット(電動で組み替え完全変形)
- プッシュダイターン3(少し小さい組み替え完全変形、ただしダイファイターのみ足の向きを横に付け替えるだけなので設定通りの足の位置にはならない)
- ダイターン3(無変形)
- DXマッハアタッカー(完全変形)
- マッハアタッカー(不完全変形)
- パワーモーター付きダイファイター、ダイタンク(無変形、パワーモーターでハイダッシュするプラスチック玩具)
- ダイターン3 ダイカスト(無変形)
- DXダイターン3(初期名では「チェンジ ダイターン3」、組み替え完全変形)
- ダイターン3電動巨大セット(電動で組み替え完全変形)
- プッシュダイターン3(少し小さい組み替え完全変形、ただしダイファイターのみ足の向きを横に付け替えるだけなので設定通りの足の位置にはならない)
- ダイターン3(無変形)
- DXマッハアタッカー(完全変形)
- マッハアタッカー(不完全変形)
- パワーモーター付きダイファイター、ダイタンク(無変形、パワーモーターでハイダッシュするプラスチック玩具)
- ダイターン3 ダイカスト(無変形)
- オリオン(無変形)
- ダイターン3
- ダイファイター
- ダイタンク
- マッハアタッカー
- ダイターン3
- ダイファイター
- ダイタンク
- マッハアタッカー
- 青島文化教材社
- 合体ロボット ダイターン3(組み替え完全変形)
- 戦闘合体 ダイターン3(組み替え不完全変形)
- 重機合体 ダイターン3(組み替え不完全変形)
- ミニ合体 ダイターン3(組み替え不完全変形)『ミニ合体』No.41〜44登録。同時にこの4機をセット売りした際には『SUPER MINI GATTAI SET』として販売。
- おやこマシン (ダイターン3)、ダイファイター、ダイタンク、マッハアタッカーの4種。いずれも無変形)
- ポケットパワー ダイターン3 (組み替え完全変形)
- ポケットパワー ダイターン3 ダイファイター(組み替え不完全変形)
- ポケットパワー ダイターン3 ダイタンク (組み替え不完全変形)
- マイクロプラモデル ダイターン3(無変形 ダイターン3、ダイファイター、ダイタンク、マッハアタッカーの4種)
- 合体ロボット ダイターン3(組み替え完全変形)
- 戦闘合体 ダイターン3(組み替え不完全変形)
- 重機合体 ダイターン3(組み替え不完全変形)
- ミニ合体 ダイターン3(組み替え不完全変形)『ミニ合体』No.41〜44登録。同時にこの4機をセット売りした際には『SUPER MINI GATTAI SET』として販売。
- おやこマシン (ダイターン3)、ダイファイター、ダイタンク、マッハアタッカーの4種。いずれも無変形)
- ポケットパワー ダイターン3 (組み替え完全変形)
- ポケットパワー ダイターン3 ダイファイター(組み替え不完全変形)
- ポケットパワー ダイターン3 ダイタンク (組み替え不完全変形)
- マイクロプラモデル ダイターン3(無変形 ダイターン3、ダイファイター、ダイタンク、マッハアタッカーの4種)
- 浪漫堂
- ダイターン3(無変形)
- バンプレスト
- プライズ スーパーロボット大戦 (無変形のアクションフィギュア。通常カラーとクリアブルーの2種類が登場)
- プライズ 無敵変形 ダイターン3(組み替え完全変形。万丈かギャリソンのデフォルメフィギュアとプラ製マッハアタッカーが付属)
- プライズ ダイターン3(無変形で、電飾によって目が光る発光ギミック付き)
- バンダイ
- SRC(サンライズロボットセレクション。無変形 ザンバー、ファン付属)
- 超合金魂GXー53ダイターン3(組み替え完全変形。完全変形のマッハアタッカー〈マッハパトロール〉が付属)
- 超合金魂GXー82ダイターン3 F.A.(無変形、アクションポーズ可動特化)
- ダイターン3(無変形)
- プライズ スーパーロボット大戦 (無変形のアクションフィギュア。通常カラーとクリアブルーの2種類が登場)
- プライズ 無敵変形 ダイターン3(組み替え完全変形。万丈かギャリソンのデフォルメフィギュアとプラ製マッハアタッカーが付属)
- プライズ ダイターン3(無変形で、電飾によって目が光る発光ギミック付き)
- SRC(サンライズロボットセレクション。無変形 ザンバー、ファン付属)
- 超合金魂GXー53ダイターン3(組み替え完全変形。完全変形のマッハアタッカー〈マッハパトロール〉が付属)
- 超合金魂GXー82ダイターン3 F.A.(無変形、アクションポーズ可動特化)
- セブン
- ダイターン3 4点セット
- ダイターン3 4点セット
ゲーム
ダイターン3のコンピューターゲーム出演は主としてバンダイナムコエンターテインメント(旧・バンプレスト)が発売する『スーパーロボット大戦シリーズ』だが、他作品にも登場している。
スーパーロボット大戦では万丈が創設した「破嵐財閥」なるゲームオリジナル設定が入れられている作品もある。
関連作品
破嵐万丈シリーズ
破嵐万丈やギャリソン時田が登場しているが、アニメ版とは繋がらないパラレル的な物語である。2人の美女パートナーはアニメとは別キャラクターであり、うち1人はメガノイドを髣髴とさせるサイボーグで、万丈はサイボーグに否定的ではない。
漫画版
2011年4月23日発売(マンガショップ) ISBN 978-4-7759-1424-3
エピソード
- 物語の舞台となる「シン・ザ・シティ」の名前の由来はは富野が制作当時に住んでいた埼玉県新座市。
- 主人公・破嵐万丈のキャラクター設定や、サブキャラクターの立ち位置などがアメリカン・コミックの『バットマン』に酷似しているが、「バットマンを参考にしたのか?」と聞かれた富野は「当時バットマンは知らなかったため、全く関係が無い」と影響を否定している。
- シナリオの手法として、途中の展開で最終エピソードに対する伏線が幾度か張られている。この手法は当時のアニメとしては珍しい試みだった。
- 第22話では、前番組『ザンボット3』に登場した神江きいろが登場する。なお、その回のゲストキャラであるタリーの声はきいろや神北恵子役の松尾佳子。
- 第1話はパイロットフィルムからの流用のため、ダイターン3を呼ぶアイテムが第2話以降と異なる。
- キャラクターデザインは人間側が塩山紀生、メガノイド側が小国一和(湖川友謙)と分かれている。のちに監督の富野とコンビを組むことが多くなった小国は、「この作品でも(塩山に遠慮して)自分のカラーを抑えるべきではなかった」と本作を振り返って語っている。
- 富野は第10話「最後のスポットライト」が、自分が映画屋になれなかった悲哀がこもった話であるため涙が出る程好きである。これは「本来アニメではやっちゃいけない」としている。また、富野はコロスに「ゾッコン」で「メロメロ」だったので、「演出家にあるまじき私情」が入ってしまい、最終回は「(コロスを)もち上げて終れればいいのよ」としている。
- 『無敵ロボ トライダーG7』の本編中に、本作と『機動戦士ガンダム』とが共に映るお遊びシーンがある。
- この作品の声をあてた声優の多くが後番組の『機動戦士ガンダム』でも出演している。またハロやホワイトベースやマゼランなど本作のための設定が一部『ガンダム』に転用された。
- テレビアニメ『VIRUS』第11話には、敵本拠に乗り込もうとする主人公を制止するために上司のレイヴェン(声:鈴置洋孝)が自ら強化服に身を包み、「この私とハルシオンブラックの力を恐れぬなら、かかって来い!」と言い放つ場面がある。