マクロスF
アニメ
総監督:河森正治,
監督:菊地康仁,
シリーズ構成:吉野弘幸,
キャラクターデザイン:江端里沙,
メカニックデザイン:石垣純哉,
音楽:菅野よう子,
アニメーション制作:サテライト,
製作:ビックウエスト,毎日放送,
放送局:毎日放送他,
話数:全25話,
漫画:マクロスF
作者:青木ハヤト,
出版社:角川書店,
掲載誌:月刊少年エース,
レーベル:カドカワコミックス・エース,
巻数:全5巻,
話数:全23話,
漫画:マクロスF 超次空歌巫女ランカ
作者:黒岩よしひろ,
出版社:角川書店,
掲載誌:月刊コンプエース,
漫画:マクロスF 抱きしめて、銀河の果てまで。
作者:水島空彦,
出版社:角川書店,
掲載誌:月刊コンプエース,
レーベル:カドカワコミックス・エース,
巻数:全1巻,
漫画:マクロスF しーくれっとびじょんず
作者:okiura,
出版社:角川書店,
掲載誌:マクロスエース,
レーベル:カドカワコミックス・エース,
発表期間:2009年1月 - 2010年3月,
巻数:既刊1巻,
漫画:超生徒会長シェリル
作者:げろたん,
出版社:角川書店,
掲載誌:マクロスエース,
発表期間:2009年1月 - 2011年3月,
巻数:マクロス コミックゼントラ盛り,
漫画:マクロスF S.M.S☆物語
作者:氷堂涼二,
出版社:角川書店,
掲載誌:ニュータイプ・ロマンスマクロスエース,
レーベル:カドカワコミックス・エース,
巻数:全1巻,
話数:全4話+出張版1話,
漫画:アイドルはつらいよF
作者:高雄右京,
出版社:角川書店,
掲載誌:マクロスエース,
発表期間:2010年3月 - 2011年3月,
巻数:『マクロス コミックゼントラ盛り』に収録,
小説:マクロスフロンティア
著者:小太刀右京,
出版社:角川書店,
レーベル:角川スニーカー文庫,
巻数:全4巻,
小説:マクロスF
著者:小太刀右京,
出版社:角川書店,
レーベル:角川スニーカー文庫,
発売日:『フロンティア・メモリーズ』 - 2010年9月30日『フロンティア・ダイアリーズ』 - 2011年1月29日,
以下はWikipediaより引用
要約
『マクロスF』(マクロスフロンティア、MACROSS Frontier、マクロスFRONTIER、マクロスFrontierとも表記)は、日本のテレビアニメ作品。およびそれを原作としたメディアミックス作品。2008年4月から2008年9月までMBS・TBS系列で放送された。
概要
製作・制作
『超時空要塞マクロス』をはじめとする「マクロスシリーズ」生誕25周年記念作品であり、テレビアニメでは『マクロス7』以来13年ぶりの3作目となる。製作には「マクロスシリーズ」を伝統的に担当するビックウエストおよび毎日放送(MBS)が関わっており、劇場版も公開された(詳細は「劇場版 マクロスF」を参照)。
総監督の河森正治はこれまで同シリーズの映画、OVAには、バルキリー(可変戦闘機)のデザインのみならず監督としても名を連ねてきたが、テレビアニメにおいては本作が初となる。菊地康仁が「監督」として河森を補佐し、『舞-HiME』の経験を買われて参加した吉野弘幸が全話の脚本を担当する。『マクロスプラス』をはじめとして、『天空のエスカフローネ』や『創聖のアクエリオン』など、河森作品に縁の深い菅野よう子が本作でも音楽を担当するほか、河森に馴染み深いスタッフが多数参加している。
シリーズ25周年記念作品という位置づけで、当初は「マクロス25」という仮タイトルで発表されていた。作中でも25、クォーター(4分の1)という数字が多用されている。
コンセプト
物語の舞台は、宇宙を旅する超長距離移民船団「マクロス・フロンティア」である(『マクロスF』の「F」は「FRONTIER」の略)。 物語の年代は『超時空要塞マクロス』から50年後、『マクロス7』から14年後の西暦2059年。シリーズの伝統である主要男女キャラクターの三角関係は本作でも健在で、さらに軍人・歌手としての生活を送る一方で、日常では普通の学生として日々を過ごしている。平和な学園生活・華やかな芸能活動・異星生物との交戦というドラマの中で、誤解がひとつのテーマとなっている。
河森は過去と同じことの繰り返しをせずオリジナリティを追求することをモットーとしているが(「河森正治#人物」を参照)、今回はマクロスシリーズが四半世紀を迎えたこともあり、「全てのマクロスシリーズの集大成+α」「時代感を取り込んだ新しい形の原点回帰」に挑戦している。各種設定やエピソードには『マクロス』ファン世代のスタッフの意向で、過去のシリーズへのセルフオマージュが多数見られる。吉野は「新しいお客さんが楽しめなくては意味がない。その一方、僕らが見てきた『マクロス』っぽさも見させてあげたい」と述べている。
歌
同じくシリーズの伝統である歌姫については、制作当時における洋楽ディーヴァ風のシェリル・ノームと、1980年代の清純派アイドル風のランカ・リーがダブルヒロインとして登場する。シェリル・ノーム役は、声優とシンガーがそれぞれのパートを担当する『マクロス7』と同様の手法が採られており、「歌シェリル」を歌手のMay'nが担当している。ランカ・リー役は、約5,000通の応募からオーディションで選ばれた新人の中島愛が演じており、歌唱シーンも中島本人が担当している。放送中には物語とリンクするかたちでヒロインふたりのオフィシャルブログも掲載された(「外部リンク」参照)。
楽曲の多彩さに加え、作中の随所で歌唱シーンを演じている影響から、主題歌・挿入歌のシングルやサウンドトラックがオリコンチャート5位以内に飛び込むセールスを記録、武道館ライブの先行予約には23万件の応募が寄せられ、当選倍率は20倍を上回った。
CG映像
河森は久々のテレビ版マクロスについて「劇場作品やOVAよりも制作状況が厳しいといえども、あまり映像のグレードを落としたくなかった」という。メカ作画へのデジタル導入について「『マクロス ゼロ』の技術をテレビシリーズの枠の中で生かす方法は、『創聖のアクエリオン』でかなり方向性が見えました」といい、バルキリーと敵生物バジュラの高速戦闘シーン、巨大宇宙船を回り込むカメラワークなどを3DCGで滑らかに表現している。
映像ソフトがDVDとBlu-ray Disc(BD)で同時発売されるテレビアニメ作品は本作が史上初となるが、高画質再生のメリットからDVDより普及率の低いBDのセールスが上回る傾向を示し、BD第1巻は2008年のBD年間売上げランキング1位を記録している。
あらすじ
西暦2009年2月、地球人類と異星巨人種族「ゼントラーディ」とのファースト・コンタクトを機に第一次星間大戦が勃発した。1年あまりにわたる戦いは、地球を死の星へと変貌させ、そこに住まう生命の大半を死滅に追いやった。アイドル歌手リン・ミンメイの貢献により決戦に勝利した人類は、文化に共鳴する一部のゼントラーディ人とともに新統合政府を樹立し、荒廃した地球環境の再生を目指した。また、星間戦争の再発に備え、全宇宙への種の保存・拡散を目的とした「銀河播種計画」を立案。巨大な居住艦を中心に大規模移民船団が次々と結成され、人の住める惑星を探して銀河の方々へと旅立っていった。
西暦2059年。旗艦アイランド1を中心に大小数千隻もの宇宙船で構成された第25次新マクロス級移民船団「マクロス・フロンティア」は、1,000万人規模の居住民を乗せて銀河の中心を目指す航海のなかにあった。ある日、近隣宙域を航行中の第21次新マクロス級移民船団「マクロス・ギャラクシー」より、トップシンガー「シェリル・ノーム」がコンサートツアーのためフロンティアに来訪する。美星学園航宙科の高校生「早乙女アルト」はステージ演出のエア・アクロバットに参加し、観客の少女「ランカ・リー」と出会う。
シェリルのコンサートに人々が熱狂しているころ、謎の地球外生命体「バジュラ」がフロンティアへと迫っていた。新統合軍の迎撃が奏効せぬ事態を受けて、フロンティア行政府は民間軍事プロバイダー「S.M.S」に出動を要請。最新鋭可変戦闘機「VF-25」を擁するスカル小隊が迎撃に向かうが、バジュラはついにアイランド1居住区にまで侵入し破壊の限りを尽くす。混乱のなか、アルトは目の前でバジュラに殺されたパイロットに代わりVF-25に搭乗。逃げ遅れたランカを救ったのち、S.M.Sに入り、スカル小隊に配属される。ランカはシェリルと出会い、アルトの後押しを受けて歌手への道を歩みだし、コンサートでのアクシデントをきっかけにアルトと知り合ったシェリルは、自分を特別扱いしないアルトに興味を抱く。
バジュラと人類の戦いは熾烈を極め、平穏なフロンティア社会は戦時下の不安に覆われていく。その裏ではバジュラの持つ力や資源を利用して銀河の覇権を握ろうとする者たちによるさまざまな思惑が絡みあっていた。戦いのなか、ランカの歌がバジュラの行動に影響を与えることが判明し、彼女は希望の歌姫として祭り上げられる。ランカは母親の胎内でバジュラ由来のV型感染症に感染しており、病原菌と共生関係にあることでバジュラと断片的なコミュニケーションが行えたのだった。一方で、シェリルはランカの力を利用しようとするギャラクシー船団上層部に見捨てられ、幼少期にバジュラとの接触をもくろむギャラクシー側に人為的に感染させられたV型感染症の病状が悪化し、死の淵に瀕する。
ランカの歌の力を借りてバジュラの勢力圏から脱したフロンティア船団だったが、艦内に入り込んでいたバジュラの幼生が大量発生し、船団は航行の継続が困難になるほどの大打撃を受け、数多くの人命が失われる。記憶を取り戻しはじめ、自身がバジュラと重大な関わりがあることに気づいたランカは、正体を知らずに飼っていたバジュラの幼生を群れに返し、人類との争いを止めるため、友の命を奪ったバジュラを人類の敵と憎むアルトに別れを告げて、バジュラの本星を目指して旅立つ。残されたアルトはシェリルの病状を知り、最期の瞬間までともに生きることを誓う。混乱に乗じて権力を掌握したフロンティア新政権に疑念を抱くS.M.Sは、アルトら一部の隊員を残して船団を離脱し、独自に戦役の真相を探り始める。
バジュラ本星の位置を突き止めたフロンティア船団は、本星に侵攻し、そこを新たな居住地とすることを決定する。病状が進行しランカに近い力を得たシェリルの歌を味方につけ、新兵器でバジュラの群れを蹂躙していくが、突如戦場にランカの歌声が響き、態勢を立て直したバジュラの猛攻によりフロンティア船団は絶体絶命の危機に陥る。そこへS.M.Sが帰還し、ギャラクシー船団上層部とフロンティア新政権の陰謀を白日の下に晒す。シェリルの歌とアルトの呼びかけでギャラクシー船団に囚われ操られていたランカは自我を取り戻し、3人はこれまでの絆を確かめあう。シェリルの病状は脳を侵していた細菌がみずからランカと同じく腸に定着したことにより回復し、2人の歌によってバジュラは人類という存在を理解する。S.M.Sを中心として結束した人類と、人類への誤解を解いたバジュラは協力しあい、ギャラクシー船団上層部の野望を打ち砕く。すべてが終わったあと、バジュラたちは別の銀河へと去り、フロンティア船団はバジュラが残していった本星に降下する。
登場人物
主な登場人物は以下のとおり。
早乙女 アルト(さおとめ アルト)
ランカ・リー
ミハエル・ブラン
ルカ・アンジェローニ
松浦 ナナセ(まつうら ナナセ)
オズマ・リー
クラン・クラン
ジェフリー・ワイルダー
キャサリン・グラス
レオン・三島(レオン みしま)
グレイス・オコナー
ブレラ・スターン
アバンタイトル部分のナレーションは大川透、次回予告のナレーションは小林沙苗が担当。
登場メカ
マクロス・フロンティア船団
S.M.S所属
VF-25 メサイア
VB-6 ケーニッヒモンスター
クァドラン・レア
デストロイド・シャイアンII
マクロス・クォーター
マクロス・クォーター MACROSS QUARTER | |
---|---|
艦級 | マクロス・クォーター級 |
艦種 | 可変攻撃宇宙空母 |
所属 | S.M.S |
設計 | 八州重工、L.A.I |
建造 | マクロス・フロンティア内ドック |
全長 | 402m |
全幅 | 152m(強攻型140m) |
全高 | 82m(強攻型270m) |
全備重量 | 16.5万t |
動力系 | 反応エンジンクラスター |
武装 | ガンシップ(ガトリング式バスターキャノン) ビーム砲塔 火器多数 |
艦長 | ジェフリー・ワイルダー |
オペレーター | ボビー・マルゴ(操舵士) キャサリン・グラス(新統合軍より出向) モニカ・ラング ミーナ・ローシャン ラム・ホア |
主な搭載機 | VF-25 メサイア VB-6 ケーニッヒモンスター クァドラン・レア デストロイド・シャイアンII |
S.M.Sの旗艦を務める可変ステルス攻撃宇宙空母。「クォーター(4分の1)」の名の通り、その全長は従来のマクロス級(正確にはバトル級の中でも一回り大きい1,600m級のバトル・フロンティア)に比べ4分の1の402mとアームド級宇宙空母並のサイズしかないが、大出力の反応炉エンジンとバスターキャノンによって通常艦艇よりも高い機動力と火力を持ち、従来のマクロス級、新マクロス級よりも小柄な艦体を活かした高機動運用が特徴である。
艦体は中核となる「センター・ハル」、左舷の空母「ARMD-L」、右舷のガンシップ「ARMD-R」、後方部左右の移動砲台艦「BASTER-L」、「BASTER-R」の5隻で構成されており、分離も可能で、それぞれがフォールド航行能力をもち、大気中・水中でも運用できる。
従来のマクロス艦同様、要塞艦型から強攻型(人型)へのトランスフォーメーション機構を有しており、右舷がガトリング式バスターキャノン、左舷の飛行空母甲板はシールドとして機能する。変形開始の際は格納庫の機体がすべて床にロック、メインブリッジ内で常時起立姿勢の操舵士とメインオペレーターには立座式の対Gシートが、各シートの乗員にも対Gベルトが装着され、衝撃やGを軽減する。強攻型での運動性や格闘性能は従来型をはるかに凌ぎ、バトロイド並に人間的な動作が可能で、本格的な格闘戦のための兵器システムも備えている。トランスフォーメーション中の回避機動も行うことができ、変形中脚部のみを展開したガウォークのような中間形態も存在する。
右舷(右腕)のガトリング式バスターキャノンは重量子反応砲モード(通称「マクロス・キャノン」)で、バジュラ空母を一撃で沈めるほどの威力をもつ。ビーム弾を連射するガンポッドのような使い方も可能で、ピンポイントバリアを集中させて巨大なサーベル状の武器にもなる。左舷(左腕)飛行甲板には戦闘機やデストロイドが最大80機まで搭載可能であり、エネルギー転換装甲により強攻型(人型形態)ではシールドとして使用でき、バスターキャノン発射の際にはそれを保持する左腕の甲板は背部にマウントされる。
左腕はピンポイントバリアを先端に集中させてSDF-1マクロスのダイダロス・アタックと同様の「マクロス・アタック」と呼ばれる戦法を行うことも可能。第25話において、敵旗艦バトル・ギャラクシーに対し、まずVB-6 ケーニッヒモンスターが砲撃で頭部艦橋を、ついでマクロス・クォーターがマクロス・アタックで同艦のガンシップを破壊する。この際、「水ぶくれのように膨張後に爆発」という『超時空要塞マクロス』に近い演出がなされている。そしてバトル・フロンティアも右腕部分によるマクロスアタックを加え撃沈する。なお、この際にマクロス・クォーターが行う攻撃は飛行甲板(左腕)の舷側に設けられたいくつものハッチから各1機ずつデストロイドがせり出して攻撃を行うため、第1作での「逆襲による艦内への敵機の侵入」という欠点は解消されている。本作の監督で、『超時空要塞マクロス』を観ていた世代である菊地康仁は、本作にダイダロス・アタックを入れようと第4話ごろから再三にわたって総監督の河森正治に提案したが、過去作品の要素を繰り返したくないという思いが強い河森はこれを断りつづけ、最終話でようやく実現したと語っている。
小説版では、初代マクロスに倣って右舷は「ダイダロス」、左舷は「プロメテウス」と命名されている。また、S.M.SにVF-19A、VF-22Sといった従来の機種も配備されていると述べられている。ただし、外伝小説『マクロス・ザ・ライド』では、主人公の所属するアポロ小隊をはじめとしてVF-19AのモンキーモデルであるVF-19EF カリバーンが多数配備されていると語られている。
新統合軍所属
VF-171 ナイトメアプラス
AIF-7S ゴースト
バトル・フロンティア
グァンタナモ級宇宙空母
ウラガ級護衛宇宙空母
ノーザンプトン級ステルスフリゲート
ステルスクルーザー
居住艦
アイランド1
環境艦
マクロス・ギャラクシー船団
VF-27 ルシファー
AIF-9V ゴースト
メインランド
バトル・ギャラクシー
デネブ級巡洋艦 カイトス
ダルフィム
第117次大規模調査船団
2048年にバジュラの襲撃を受けて壊滅した調査船団。政府による公式発表では「フォールド断層に巻き込まれた遭難事故」と説明されている。ランカは本船団の数少ない生き残りのひとりであり、新統合軍時代のオズマも護衛部隊として所属していた。なお、襲撃を受けたのはガリア4宙域であったが、アルトたちが遭遇するまで調査船団の残滓は発見されていなかった。
SDFN-4 グローバル
同級は戦艦マクロス(SDF-1)をもとに簡易居住区画を設けた調査移民船で、超長距離移民船団に先行する航路調査を目的に量産された。また、艦内にはバジュラの標本など置かれており、バジュラに関する研究が行われていた。
その他のメカ
EX-ギア(エクスギア)
小説版の設定では、従来機は操縦系統と同期しない簡易型のEX-ギアシステムを装備していたが、のちにVF-171でも一部で改修が行われ、VF-25やVF-27以外においてもEX-ギアシステム搭載機が存在する。
美星学園のパイロット養成コースでは、基本的な規格が軍用のものと同じで、装甲部分などを減らした民生仕様のEX-ギアによる飛行訓練教習が行われている。同規格なのでこの簡易型でもVF-25に接続は可能だが、新統合軍の運用規定で緊急脱出モードでなければ操縦は不可能である(放棄された機体の回収などの一時的な操縦は可能)。
なおEX-ギアのデザインコンセプトはもともと、河森正治がメカニカルデザインで関わっていたサテライト制作のテレビアニメ『キスダム -ENGAGE planet-』用に提出された2種類のデザイン案のうちのひとつであり、『キスダム』にて採用されなかったためこちらに流用された。
オオサンショウウオさん
ランカ愛用の携帯端末兼ペットロボット。緑色のサンショウウオのような形状。電話機能や音楽プレイヤー機能があり、前肢はイヤホンになる。有機系素材や生体系素材が多用されており、柔軟に形状を変え生物のような挙動を見せる。ランカの子供の頃の記憶(夢)には、同じデザインのぬいぐるみが登場する。
デストロイドワーク
VF-1 バルキリー
小説版では、パイロット養成コースでは実習用にデチューンされたVF-1Cが使用されている。
VF-0 フェニックス
SDF-1 マクロス
マクロス11
リレーポッド
用語
バジュラ関連
バジュラ
V型感染症
ただし母胎内で感染した場合は例外で、細菌が胎児と共存しようとするらしく、頭部ではなく腹部へと留まる。そのため何の病状も発症することがなく、血液検査でも感染が検出されない。しかも本人すら自覚しないまま、バジュラと同等のネットワーク能力を獲得するに至る。劇中ではランカがこの例にあたり、グレイスたちにはリトルクイーンというコード名で呼称される。最終的に、ランカがネットワーク能力を応用してシェリルの脳内の細菌を腹部へと移動させ、シェリルの病状も回復しランカと同じ能力を得る。
フォールド関連
フォールドクォーツ
入手方法は2050年代においても、プロトカルチャーの遺跡内部に保管されているものを発見、発掘するか、新統合軍等が捕獲・回収したバジュラの死骸から回収するなど、非常に限定されたものとなっている。人工フォールドクォーツは現在開発中で、試作段階の人工フォールドクォーツは開発可能になったとの情報があるが詳細は不明である。
粗鉱(採掘したままの鉱石)のフォールド鉱石は「フォールドコール」と呼ばれていて、不純物が多い。純度が低いフォールドクォーツは「フォールドカーボン」と呼ばれる。フォールドカーボンについては人類の技術でも生産することが可能であり、フォールド機関や熱核反応エンジンの中枢部品または廉価版ISCの部品として用いられているとされている。
小説版では『マクロス VF-X2』に登場する「超空間共振水晶体」に「フォールドクォーツ」とルビが振られている。プロトカルチャー研究の第一人者であるマオ・ノームが、ギャラクシー社の援助を得て長年の遺跡研究の末に辿り着いたものであり、十一次元レベルで時間と空間のエネルギーが湾曲した物質で、三次元では生成することができないとされている。第117大規模調査船団が就航した背景にも、この物質の存在とそれを求める星間軍需企業クリティカルパス・コーポレーションCEO「マンフレート・ブランド」が絡んでおり、またクリティカルパス・コーポレーションはゼネラル・ギャラクシー社とも縁が深かったとされている。
フォールド爆弾
MDE(マイクロ・ディメンション・イーター)弾は、バジュラから採取したフォールド・クォーツの粉末を弾頭に封入した小型フォールド爆弾であり、可変戦闘機の兵装に使用可能である。
小説版ではゼントラーディ第33海兵部隊が、この爆弾によって宇宙空間に強制転移され、偶然通りかかったマクロス・クォーターによって救助される。
組織・団体
S.M.S
大統領や軍需企業との密接な関係を背景に試作戦闘機を含む最新鋭兵器を供与されており、隊員の士気と練度の高さでも正規軍を凌ぐ精強な軍事組織である。民間企業の保持する戦力としてはあまりにも過大であり、第117次長距離移民船団遭難事件の情報を得たフロンティア政府はいずれ同船団もバジュラと接触する事態を想定し、S.M.Sもその対抗策のひとつであったとのちに明かされる。また、S.M.Sは命令系統が新統合軍から独立した事実上の大統領直隷部隊でもある。
戦闘要員の職位には階級呼称を用いる(「アルト准尉」、「オズマ少佐」など)。これらは正規軍をまねた単なる慣例などではなく徹底されたもので、格下の者が「上官」(上司)に対して階級を省いて呼ぶと非礼であるとして注意を受けるほどである。
また、主契約者たる政府が戦争、もしくはそれに準じる状態になった場合は命令拒否権・期間終了までの脱退の自由を喪失する(入隊契約特例B項)などの制約が課せられる。しかし、民間企業S.M.Sの被雇用者は軍人ではない(軍属であるかどうかは不明)ため、戦闘行動中に殉職した場合も事故死の扱いとなり、戦没者墓地への埋葬などの栄誉は与えられず、遺族にも詳細な事実が伝えられることはない。
S.M.Sの母体は同社オーナーのリチャード・ビルラーが経営する星間運輸会社で、もともとはその護衛・警備を目的とした私兵集団であった。独立して民間軍事会社となった後も、S.M.Sの公的社会的立場は「運輸会社」である。
研究者や学生など、ほかの肩書きを持つ隊員も多いが、平時にはS.M.Sへの所属を秘密にする守秘義務が課されている。
スカル小隊
ピクシー小隊
ブルー小隊・パープル小隊・バーミリオン小隊
アポロ小隊
技術
インプラント
サイバーグラント
小説版では「機装強化兵」に「サイバーグラント」とルビが振られている。
惑星・地名
フロンティア船団内の地名・施設については新マクロス級超長距離移民船団を参照。
ガリア4
バジュラ本星
生物
カバ牛
アイランド3で家畜として飼育されている、カバとウシをあわせたような動物。乳はソフトクリームやキャラメルなど乳製品の原料になる。
ヒュドラ
スタッフ
- 原作 - 河森正治 / スタジオぬえ
- 総監督・ストーリー構成・バルキリーデザイン - 河森正治
- 監督 - 菊地康仁
- シリーズ構成・脚本 - 吉野弘幸
- キャラクターデザイン - 江端里沙、高橋裕一
- メカニックデザイン - 石垣純哉、高倉武史
- メカニカルアート - 天神英貴
- コンセプチュアルデザイン - 宮武一貴
- モーショングラフィックス - 笹倉逸郎、HIBIKI
- 美術監督 - 吉原俊一郎
- 美術設定 - 塩澤良憲、平澤晃弘
- 色彩設計 - 中山久美子
- 特殊効果 - 安部貴俊
- 撮影監督 - 高橋なおみ
- 音楽 - 菅野よう子
- 音響監督 - 三間雅文
- プロデューサー - 諸冨洋史、丸山博雄、平井伸一、長谷部大樹
- アニメーションプロデューサー - 葛西励
- アニメーション制作 - サテライト
- 製作 - ビックウエスト、バンダイビジュアル(「マクロスF製作委員会」名義)、毎日放送
使用曲
オープニングテーマ
「トライアングラー」
「星間飛行」
「ライオン」
エンディングテーマ
「愛・おぼえていますか -デカルチャーエディションsize-」
「アイモ」
「ダイアモンド クレバス」
「アイモ〜鳥のひと」
「ねこ日記」
「ダイアモンド クレバス50/50」
「ノーザンクロス」
「真空のダイアモンドクレバス」
「蒼のエーテル」
「トライアングラー (fight on stage)」
挿入歌
「射手座☆午後九時 Don't be late」
「What 'bout my star?」
「超時空飯店 娘々」
「突撃ラブハート」
「ダイアモンド クレバス〜展望公園にて」
「SMS小隊の歌〜あの娘はエイリアン」
「私の彼はパイロット - MISS MACROSS 2059」
「宇宙兄弟船」
「What 'bout my star?@Formo」
「インフィニティ」
「ニンジーン Loves you yeah!」
「母と子ランカのアイモ」
「Welcome To My FanClub's Night!」
「インフィニティ #7」
「アイモ O.C.」
「MY SOUL FOR YOU」
「TRY AGAIN」
「シェリルのアイモ」
「アナタノオト」
「ボビーのニンジン等。」
「妖精」
「ブレラと子ランカのアイモ」
「愛・おぼえていますか〜bless the little queen」
「アイモ〜こいのうた〜」
「娘々(ニャンニャン)サービスメドレー」
歌 - シェリル・ノーム starring May'n、ランカ・リー=中島愛、坂本真綾(蘭雪)
使用歌表
第1話はバージョンごとに使用曲が異なるため、「第1話 TV」(テレビ放送版)、「第1話 DE」(デカルチャーエディション)、「第1話 YD」(ヤック・デカルチャー・エディション)に分けて表記する。
基本的なエンディングテーマは「ダイアモンド クレバス」と「ノーザンクロス」の2曲。オープニングテーマ3曲に対してエンディングテーマが11曲と多くなった理由として、監督の菊地康仁らによれば、総監督の河森正治が絵コンテを切っている際、その曲のままエンディングに雪崩れ込むことが判明するたびに発注したためだという。表中では歌唱シーンから直接エンディングテーマにつながる場合、挿入歌に (ED) と付記する。
話数 | オープニング | エンディング | 挿入歌 | アイキャッチ |
---|---|---|---|---|
第1話 TV | トライアングラー | アイモ | 超時空飯店 娘々 射手座☆午後九時Don't be late What'bout my star? |
超時空飯店 娘々 |
第1話 DE | なし | 愛・おぼえていますか -デカルチャーエディションsize- |
||
第1話 YD | トライアングラー | ダイアモンド クレバス | 超時空飯店 娘々 | |
第2話 | 突撃ラブハート ダイアモンド クレバス〜展望公園にて |
オオサンショウウオさん、ランカ | ||
第3話 | アイモ | シェリルのイヤリング、シェリル | ||
第4話 | SMS小隊の歌〜あの娘はエイリアン 私の彼はパイロット - MISS MACROSS 2059 |
VF-25F、アルト | ||
第5話 | What'bout my star? 宇宙兄弟船 What'bout my star?@Formo(ランカ・リー=中島愛のみ) |
VF-25S、オズマ | ||
第6話 | ダイアモンド クレバス (ED) | 女形のアルト | ||
第7話 | アイモ | 射手座☆午後九時Don't be late インフィニティ(ランカのパートのみインフィニティ #7が混合) |
||
第8話 | ダイアモンド クレバス | ニンジーン loves you yeah! アイモ |
タイトルロゴに衝突して涙目の大型バジュラと後を追う小型バジュラ | |
第9話 | ねこ日記 | クラン、深紅のクァドラン・レア | ||
第10話 | アイモ〜鳥の人 | アイモ〜鳥の人 (ED) | ||
第11話 | ねこ日記 | 超時空飯店 娘々 | 紙飛行機、アルト | |
第12話 | 愛・おぼえていますか -デカルチャーエディションsize- |
星間飛行 アイモ ねこ日記 |
砂に描かれたシェリルとランカ アルト、シェリル、ランカ | |
第13話 | ダイアモンド クレバス | SMS小隊の歌〜あの娘はエイリアン(ランカ版) | ||
第14話 | 母と子ランカのアイモ | モニカ、ミーナ、ラム | ||
第15話 | ダイアモンド クレバス50/50 | Welcome To My Funclub's Night! What'bout my star? インフィニティ #7 超時空飯店 娘々 星間飛行 |
超時空飯店 娘々(ランカ) | |
第16話 | ノーザンクロス | アイモ O.C | SMS小隊の歌〜あの娘はエイリアン(ランカ版) | |
第17話 | 星間飛行 | MY SOUL FOR YOU TRY AGAIN 星間飛行 |
||
第18話 | ライオン | 星間飛行 愛・おぼえていますか -デカルチャーエディションsize- アイモ O.C |
シェリルのアイモ | |
第19話 | トライアングラー | What'bout my star?@Formo(ランカ・リー=中島愛のみ) 星間飛行 アナタノオト |
ボビーのニンジン等。 | |
第20話 | 真空のダイアモンドクレバス | アナタノオト アイモ O.C 真空のダイアモンドクレバス (ED) |
クラン、ミハエル 深紅のクァドラン・レア、VF-25G、クラン、ミハエル | |
第21話 | 蒼のエーテル | アイモ 蒼のエーテル (ED) |
ランカの絵、ルカ、ナナセ | |
第22話 | ノーザンクロス | 妖精 ノーザンクロス (ED) |
||
第23話 | ブレラと子ランカのアイモ | |||
第24話 | ブレラと子ランカのアイモ 射手座☆午後九時Don't be late 愛・おぼえていますか〜bless the little queen |
|||
第25話 | なし | トライアングラー (fight on stage) | 愛・おぼえていますか〜bless the little queen ノーザンクロス アナタノオト 娘々サービスメドレー |
各話リスト
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | クロース・エンカウンター | 菊地康仁 河森正治 |
田中孝行 | 高橋裕一 江端里沙 |
2008年 4月3日 |
第2話 | ハード・チェイス | 松田清 | 関口雅浩 猪狩崇 |
4月10日 | |
第3話 | オン・ユア・マークス | 阿保孝雄 | 藤川太 | 4月17日 | |
第4話 | ミス・マクロス | 赤根和樹 | 間島崇寛 | 江畑諒真 | 4月24日 |
第5話 | スター・デイト | 菊地康仁 | 福田貴之 | 丸藤広貴 | 5月1日 |
第6話 | バイバイ・シェリル | 田中孝行 | 土屋日 | 三浦珠美 | 5月8日 |
第7話 | ファースト・アタック | 河森正治 | 松田清 | 大籠之仁 | 5月15日 |
第8話 | ハイスクール・クイーン | 原博 | 金澤洪充 | 鈴木信吾 山中正博 |
5月22日 |
第9話 | フレンドリー・ファイア | 鹿島典夫 | KIM YONG-SIK | 5月29日 | |
第10話 | レジェンド・オブ・ゼロ | 阿保孝雄 | 間島崇寛 | 小倉典子 | 6月5日 |
第11話 | ミッシング・バースデー | 原博 | 政木伸一 | 和田伸一 | 6月19日 |
第12話 | ファステスト・デリバリー | 田中孝行 | 藤川太 | 6月26日 | |
第13話 | メモリー・オブ・グローバル | 松田清 | 大籠之仁 | 7月3日 | |
第14話 | マザーズ・ララバイ | 鹿島典夫 河森正治 |
鹿島典夫 | KIM YONG-SIK | 7月10日 |
第15話 | ロスト・ピース | 河森正治 | 間島崇寛 | 小倉典子 | 7月17日 |
第16話 | ランカ・アタック | 原博 | 古川政美 | 和田伸一 | 7月24日 |
第17話 | グッバイ・シスター | 阿保孝雄 | 奥野耕太 | 相坂ナオキ | 7月31日 |
第18話 | フォールド・フェーム | 福田貴之 | KIM YONG-SIK 丸藤広貴 |
8月7日 | |
第19話 | トライアングラー | 田中孝行 | 入江篤 塚原元 |
8月14日 | |
第20話 | ダイアモンド・クレバス | 殿勝秀樹 河森正治 |
松田清 | 大塚八愛 大籠之仁 |
8月21日 |
第21話 | 蒼のエーテル | 鹿島典夫 | 関口雅浩 KIM YONG-SIK |
8月28日 | |
第22話 | ノーザン・クロス | 阿保孝雄 | 小倉典子 | 9月4日 | |
第23話 | トゥルー・ビギン | 福田貴之 | 古川政美 | 和田伸一 | 9月11日 |
第24話 | ラスト・フロンティア | 菊地康仁 | 福田貴之 | 丸藤広貴 | 9月18日 |
第25話 | アナタノオト | 河森正治 | 間島崇寛 松田清 |
高橋裕一 | 9月25日 |
放送局・配信サイト
放送対象地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|---|
本放送局 | ||||
近畿広域圏 | 毎日放送(MBS) | 2008年4月3日 - 9月25日 | 木曜 25:25 - 25:55 | 製作局 |
中京広域圏 | 中部日本放送(CBC) | 木曜 26:30 - 27:00 | ||
関東広域圏 | 東京放送(TBS) | 2008年4月4日 - 9月26日 | 金曜 25:55 - 26:25 | |
宮城県 | 東北放送(TBC) | 金曜 26:15 - 26:45 | ||
静岡県 | 静岡放送(SBS) | |||
広島県 | 中国放送(RCC) | 2008年4月5日 - 9月27日 | 土曜 26:40 - 27:10 | |
熊本県 | 熊本放送(RKK) | 2008年4月6日 - 9月28日 | 日曜 25:50 - 26:20 | |
北海道 | 北海道放送(HBC) | 2008年4月7日 - 9月29日 | 月曜 26:25 - 26:55 | |
岡山県・香川県 | 山陽放送(RSK) | |||
福岡県 | RKB毎日放送(RKB) | 月曜 26:30 - 27:00 | ||
日本全域 | アニマックス | 2008年5月7日 - 10月22日 | 水曜 22:00 - 22:30 | CS放送・リピート放送あり 『LEVEL22』枠 |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2008年4月18日 - 9月30日 | 金曜 12:00 更新 | GYAO! |
追加放送局 ((実質的も含む)再放送にあたる地上波局は除外) | ||||
---|---|---|---|---|
日本全域 | BS11 | 2009年4月4日 - 9月19日 | 土曜 23:30 - 24:00 | BSデジタル放送 『ANIME+』枠。 |
山口県 | テレビ山口(tys) | 2009年10月1日 - 2010年3月25日 | 木曜 25:25 - 25:55 | |
大分県 | 大分放送(OBS) | 木曜 25:29 - 25:59 | ||
愛媛県 | あいテレビ(ITV) | 木曜 25:30 - 26:00 | ||
富山県 | チューリップテレビ(TUT) | 木曜 25:35 - 26:05 | ||
長野県 | 信越放送(SBC) | 2009年10月3日 - 2010年3月27日 | 土曜 25:45 - 26:15 | |
宮崎県 | 宮崎放送(MRT) | 土曜 26:09 - 26:37 | ||
福島県 | テレビユー福島(TUF) | 土曜 26:43 - 27:13 | ||
長崎県 | 長崎放送(NBC) | 2009年10月5日 - 2010年3月29日 | 月曜 24:55 - 25:25 | |
石川県 | 北陸放送(MRO) | 月曜 25:15 - 25:45 | ||
鳥取県・島根県 | 山陰放送(BSS) | 月曜 25:30 - 26:00 | ||
岩手県 | IBC岩手放送 | 2009年10月6日 - 2010年3月30日 | 火曜 24:59 - 25:29 | |
新潟県 | 新潟放送(BSN) | 火曜 25:24 - 25:54 | ||
青森県 | 青森テレビ(ATV) | 2009年10月11日 - 2010年4月4日 | 日曜 24:50 - 25:20 | |
山形県 | テレビユー山形(TUY) | 2009年10月13日 - 2010年4月13日 | 火曜 24:59 - 25:29 | |
高知県 | テレビ高知(KUTV) | 2009年10月14日 - 2010年4月7日 | 水曜 26:28 - 26:57 | |
山梨県 | テレビ山梨(UTY) | 2009年10月15日 - 2010年4月8日 | 木曜 26:00 - 26:30 | |
日本全域 | キッズステーション | 2011年10月21日 - 2012年4月13日 | 金曜 24:30 - 25:00 | CS放送、リピート放送あり |
本放送局は前々番組『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』のTBS系列10局と同一だが、過去に放映された「マクロスシリーズ」作品(いずれも全日枠全国ネット)と比べるとローカルセールス枠のために激減している。
2009年10月より、毎日放送を除く本放送局以外のTBS系列局でも放送。南日本放送(MBC)および琉球放送(RBC)は未放送で、合計26局ネットとなった。
2013年10月より、同年12月25日発売のBlu-ray Boxの販売促進を兼ねた(実質的な)再放送をTOKYO MX・テレビ北海道・テレビ愛知・サンテレビ・TVQ九州放送およびBS11にて実施。これを控えて特別番組『マクロスF 再放送直前特番「グレイス・リポート」』が放送開始前週に放送された。ナビゲーターは井上喜久子。ほか主要スタッフや声優陣のインタビューを交えての構成(Blu-ray Boxには未放送パートも収録)。
受賞・投票
- 第13回アニメーション神戸 - ラジオ関西賞・AM神戸賞(主題歌賞) 『トライアングラー』(坂本真綾)
- 2009 東京アニメアワード - テレビ部門優秀作品賞、音楽賞(菅野よう子)
- 第40回星雲賞 - メディア部門
- このアニメがすごい!大賞 2009年度 - 第1位
- 平成アニソン大賞 - キャラクターソング賞(2000年 - 2009年) 『星間飛行』(ランカ・リー=中島愛)
- 全マクロス大投票(日本放送協会) - 作品部門第1位
関連番組・配信
特別番組
祝25周年!あのマクロスが帰ってくるぞSP!!
後半は第1話スペシャル編集版(デカルチャーエディション)の先行放送。後の本放送版では削除されたり変更された箇所を多数含む、いわば試写バージョンで、「マクロスシリーズ」25周年の2007年内に間に合うよう、本放送より3か月以上前に公開された。本番組終了後、インターネット動画配信サービス(バンダイチャンネル、GyaO、Yahoo!動画)でも期間限定で無料配信され、DVD・Blu-ray Disc第1巻にも収録されている。
MBSでは放送終了後に続けて『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』が放送された。
放送地域
放送局
放送日
放送時間
関東広域圏
東京放送(TBS)
2007年12月23日
26時50分 - 27時50分
近畿広域圏
毎日放送(MBS)
2007年12月28日
25時15分 - 26時25分
マクロスF 超時空スーパーライブ コズミック娘(ニャーーーン)-娘(ニャン)チラ♂スペシャル-
放送地域
放送局
放送日
放送時間
東京都
東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)
2010年11月6日
20時00分 - 21時00分
京都府
KBS京都
2010年11月6日
19時00分 - 19時55分
Webアニメ
マックロッスfufonfia
『マックロッスfufonfia(フフォンフィア)』は、2008年5月27日よりマクロスF公式サイトで配信されたFlashアニメ。制作は映像会社アイウォズ・ア・バレリーナ。登場人物は3頭身キャラクターにデフォルメされ、字幕で台詞を表現。役柄はすべて変更され、「ゲームソフト制作会社S.M.S」での日常をコミカルに描写する。全20話配信後は、プロモーションムービーと最終話のみ無料視聴可能。本作のデフォルメキャラクターはNEXCO東日本のETC安全走行タイアップキャンペーンでも使用された。2012年放送の『マクロス 超時空ゼミナール!!』でもSD版シェリルが講師役として出演している。
登場キャラクター
登場メカ
スタッフ
話数 | サブタイトル | 配信日 |
---|---|---|
第1話 | ランカ、入社初日、シェリルに呼び出される | 2008年 5月27日 |
第2話 | 暴走!?……VF-25P | 6月3日 |
第3話 | 憧れのグッドテイストライン | 6月10日 |
第4話 | 新種・ハト○○茶!? | 6月17日 |
第5話 | 社内合コン DE 謝謝 | 6月24日 |
第6話 | クランにくらくら | 7月2日 |
第7話 | ランカ、路上デビュー……キラッ!? | 7月9日 |
第8話 | ムチはオフィスの必需品 | 7月16日 |
第9話 | MISSON CODE:VICTOR 3 発令!? | 7月23日 |
第10話 | おにいちゃん、さむいよ〜 | 7月30日 |
第11話 | バジュラウイルスの対処法 | 8月6日 |
第12話 | なんでそんな方法がありえるわけ?オズマ。 | 8月13日 |
第13話 | ランカ、燃ゆ。 | 8月20日 |
第14話 | なんなんだ……その修行。 | 8月27日 |
第15話 | ランカ!そんなんだったら手品だろ(T_T) | 9月3日 |
第16話 | シェリル、ランカ……、修行している場合だったのかっ! | 9月10日 |
第17話 | 先生って!? ―どこへ行くのか、バジュラ虫― | 9月17日 |
第18話 | 先生って…… ―どうしてバジュラ虫なのか― | 9月24日 |
第19話 | 先生って…… ―どんな体質なのか?―親子愛編 | 10月1日 |
第20話 | 必殺!ジェラシーのマクロス・キャノン | 10月15日 |
ラジオ
ラジオ放送
文化放送、MBSラジオにて放送。インターネットラジオ音泉や『マクロスF』公式サイトにてインターネット配信も行われていた。
- RADIO MACROSS(2008年1月4日 - 3月28日)
- マクロスF○※△(2008年4月4日 - 9月26日)
- マクロスF○×△(2008年10月3日 - 2009年3月27日)
- マクロスF○☆△(2009年4月3日 - 10月2日)
- マクロスF○♪△(2009年10月9日 - 2010年4月2日)
- マクロスF○~△(2010年4月9日 - 2011年4月1日)
携帯配信ラジオ
マクロスF〜ウラ・URAデカルチャー〜
バーチャルライブ
関連メディア
CD
JVCエンタテインメント→flying DOG(2009年1月1日より商号変更)から発売。作曲・編曲は菅野よう子、プロデューサーは佐々木史朗。佐々木は『マクロスプラス』の作曲家に菅野を推薦するなど「マクロスシリーズ」の音楽面をプロデュースしており、今回は企画時より演出プランにも関わっている。
シングル
- トライアングラー(2008年4月23日発売)
- ダイアモンド クレバス/射手座☆午後九時 Don't be late(2008年5月8日発売)
- 星間飛行(2008年6月25日発売)
- ライオン(2008年8月20日発売)
- ランカとボビーのSMS小隊の歌 など。(2008年12月24日発売)
- シェリルの宇宙兄弟船 など。(2008年12月24日発売)
- pink Monsoon(2009年10月21日発売)
- ユニバーサル・バニー(2009年11月25日発売)
- CMランカ(2009年12月16日発売)
- 放課後オーバーフロウ(2011年1月26日発売)
- Good job!(2018年9月26日発売)
サウンドトラック / ボーカルコレクション
- マクロスF(フロンティア)O.S.T.1 娘フロ。 (2008年6月4日発売)
- マクロスF(フロンティア)O.S.T.2 娘トラ☆ (2008年10月8日発売)
- マクロスF(フロンティア)VOCAL COLLECTION 娘たま♀ (2008年12月3日発売)
コンセプトアルバム
- cosmic cuune (2010年11月24日発売)
DVD・Blu-ray Disc
テレビシリーズ
型番はDVD版がBCBA-3329〜BCBA-3337、BD版がBCXA-0040〜BCXA-0048。
2008年7月25日発売
収録話 - 第1話「クロース・エンカウンター」(デカルチャー・エディション版・ヤックデカルチャー・エディション版)
オーディオコメンタリー出演者 - 中村悠一、中島愛、河森正治
2008年9月26日発売
収録話 - 第2話「ハード・チェイス」、第3話「オン・ユア・マークス」、第4話「ミス・マクロス」
オーディオコメンタリー出演者 - 小西克幸、中島愛、吉野弘幸
2008年10月24日発売
収録話 - 第5話「スター・デイト」、第6話「バイバイ・シェリル」、第7話「ファースト・アタック」
オーディオコメンタリー出演者 - 中村悠一、神谷浩史、福山潤
2008年11月21日発売
収録話 - 第8話「ハイスクール・クイーン」、第9話「フレンドリー・ファイア」、第10話「レジェンド・オブ・ゼロ」
オーディオコメンタリー出演者 - 遠藤綾、中島愛、河森正治
2008年12月19日発売
収録話 - 第11話「ミッシング・バースデー」、第12話「ファステスト・デリバリー」、第13話「メモリー・オブ・グローバル」
オーディオコメンタリー出演者 - 中島愛、河森正治、菊地康仁
2009年1月23日発売
収録話 - 第14話「マザーズ・ララバイ」、第15話「ロスト・ピース」、第16話「ランカ・アタック」
オーディオコメンタリー出演者 - 中村悠一、遠藤綾、保志総一朗、吉野弘幸
2009年2月20日発売
収録話 - 第17話「グッバイ・シスター」、第18話「フォールド・フェーム」、第19話「トライアングラー」
オーディオコメンタリー出演者 - 遠藤綾、井上喜久子、菊地康仁、吉野弘幸
2009年3月27日発売
収録話 - 第20話「ダイアモンド・クレバス」、第21話「蒼のエーテル」、第22話「ノーザン・クロス」
オーディオコメンタリー出演者 - 中村悠一、神谷浩史、豊口めぐみ
2009年4月24日発売
収録話 - 第23話「トゥルー・ビギン」、第24話「ラスト・フロンティア」、第25話「アナタノオト」(全長版)
オーディオコメンタリー出演者 - 中村悠一、遠藤綾、中島愛、河森正治
マクロスF ギャラクシーツアーFINAL in ブドーカン
2008年11月5日に日本武道館で行われた「マクロスFギャラクシーツアーFINAL こんなサービスめったにしないんだからね in ブドーカン☆」を収録したライブビデオ。出演はMay'n、中島愛、菅野よう子など。
娘クリ Nyan×2 Music Clip
シェリルとランカのミュージック・クリップ集。テレビシリーズおよび劇場版の映像を再編集し、さらに新作映像を加えた構成となっている。
マクロスF 超時空スーパーライブ cosmic nyaan コズミック娘
2010年12月22日に日本武道館、24日 神戸ポートアイランドホールにて行われた「マクロスF 超時空スーパーライブ 〜Merry Christmas without You〜」を収録したライブビデオ。
出演はMay'n、中島愛、菅野よう子、中村悠一、遠藤綾、豊口めぐみなど。
マクロスF ゼントラ盛り Blu-ray Box
テレビシリーズ全25話を収録。このBoxに収録されたアニメ映像は河森総監督の監修下で最新技術を用いたデジタルリマスター版になる。先述の2013年10月に放送された特別番組の完全版を収録のほか、約100ページのブックレット、新規録音のドラマCDが同梱される。
マクロスF Blu-ray Box 特装限定版
ムック
- マクロスF(フロンティア) OFFICIAL FILE - 学習研究社。
- 2008年9月19日発行、ISBN 978-4-05-605268-8。
- 2008年11月7日発行、ISBN 978-4-05-605269-5。
- マクロスF 2059:MEMORIES - 角川書店、2008年10月25日発行、ISBN 978-4-04-854250-0。
- マクロスF(フロンティア) PASH! ANIMATION FILE 02 - 主婦と生活社、2009年1月9日発行、ISBN 978-4-391-62781-7。
- マクロスF(フロンティア) OFFICIAL FAN BOOK - 学習研究社、2009年1月30日発行、ISBN 978-4-05-605357-9。
パチンコ・パチスロ
いずれもSANKYOからの発売。
パチンコ
パチスロ
その他
アバター
コラボレーション
関連作品
アニメ映画
劇場版 マクロスF
マクロスFB7 銀河流魂 オレノウタヲキケ!
詳細は「マクロスFB7 オレノウタヲキケ!」を参照
ドラマCD
娘ドラ◎(ニャンドラ)
詳細は「娘ドラ◎」を参照
漫画
マクロスF
マクロスF 超次空歌巫女ランカ
マクロスF 抱きしめて、銀河の果てまで。
マクロスF しーくれっとびじょんず
超生徒会長シェリル
マクロスF S.M.S☆物語
アイドルはつらいよF
その他、『マクロスエース』に青木ハヤト、ひらぶき雅浩らの読み切り作品が不定期掲載された。これらも単行本『マクロス コミックゼントラ盛り』に収録されている。
喜久屋めがね著の『娘ドラ◎』『マクロスFF』、小山鹿梨子著の『シェリル 〜キス・イン・ザ・ギャラクシー〜』についてはそれぞれ別項目を参照。
小説
いずれも小太刀右京著。本編のノベライズ作品である『マクロスフロンティア』全4巻が発売され、『マクロスエース』や『ザ・スニーカー』などにも番外編的な内容の短編が掲載されている。『電撃ホビーマガジン』連載の「マクロス・ザ・ライド」、劇場版ノベライズ『劇場版マクロスF』については別項目を参照。
マクロスフロンティア
マクロスF
『マクロスエース』掲載の短編
『ザ・スニーカー』掲載の短編
その他の短編
ゲーム
家庭用ゲームソフト
マクロスエースフロンティア
マクロスアルティメットフロンティア
マクロスアルティメットフロンティア 超時空娘々パック
マクロストライアングルフロンティア
マクロス30 銀河を繋ぐ歌声
マクロス -Shooting Insight-
携帯電話向けアプリ
Flashゲーム。いずれもバンダイネットワークスによるバンダイコレクションでの有料ダウンロード配信。現在は終了。
マクロスF ルーキーズ・レティクル
マクロスF 抱きしめて!銀河の果てまで!! ランカのお仕事がんばるよ☆
マクロスF シェリルとデート スターダスト・ランデブー
スマートフォン向けアプリ
歌マクロス スマホDeカルチャー
クロスオーバー作品
劇場版名義で出演している作品は「劇場版 マクロスF#ゲーム」を参照。
Another Century's Episode:R
スーパーロボット大戦L
Another Century's Episode Portable
第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇