Magnolia (漫画)
以下はWikipediaより引用
要約
『Magnolia』(マグノリア)は、naked apeによる日本の漫画。『ARIA』(講談社)にて2010年7月から2013年11月まで連載された。男でも女でもない体を持つ主人公が恋をする相手によって性別が変わることを知り、多数の男女の間で揺れ動くラブファンタジー。単行本は全7巻。ドラマCDも出ている。2012年8月18日にBS-TBSサマーパーティー次元夏祭にて新ボイスライブ劇が行われた。
あらすじ
アネスタチア王国第一王子であるアヤト・ゴドウィンは、男でも女でもない体を持っていた。ある日アヤトは、父親のアルベルト13世から、未分化の体は男に恋をすると女になり、女に恋をすると男になるということを告げられる。アヤトは男になることを望み、女に恋をしようと考えるが、そんななか、学園で出会った美青年のユーゴ・ヴォルフに無理やりキスされてしまう。
ユーゴとのことが忘れらないアヤトに、アルベルト13世は、1か月以内に結婚したいと思える相手を連れて来なければ、無理矢理にでも婚約者の選定をすることを告げる。政略結婚に反発するアヤトは、結婚したいと思える相手を探すが、同時期にアヤトの体に変化が訪れ、男女を惹きつけるマグノリアの香りを放つようになる。
ユーゴだけでなく、弟であるスイ・ゴドウィン、護衛のナギ・オリヴィエなど、身近な男女を無差別に魅了していくアヤトは、マグノリアを巡る恋の争いに巻き込まれていく。
登場人物
声はドラマCD / 朗読劇の声優。
主人公
アヤト・ゴドウィン
声 - 沢城みゆき / 高坂篤志
本作の主人公。アネスタチア王国第一皇太子で、アネスタチア学園高等部に通っている。男でも女でもない体を持つという特殊な体質(本人曰く「チ★コがついていない」)がコンプレックスであり、伊達メガネとゆるい制服で美しい素顔と体格を隠している。そのせいか当初は「アネスタチアの野獣」と呼ばれ陰口を言われていた。16歳になると体が徐々に変化し、恋をした相手の性別に応じて自分の性別が変わる。その上より良い個体を多くの男女の中から選ぶためにマグノリアの甘い香りを放ち、男女を問わず見るものに美しいと感じさせてしまう無差別な誘引力を持つ。当初はリリに想いを寄せており男になりたいと思っていたが、次第にユーゴに惹かれていく。
アヤトを巡る男女達
ユーゴ・ヴォルフ
スイ・ゴドウィン
ナギ・オリヴィエ
リリ・エイミー
声 - 佐藤聡美
ゴドウィン兄弟の従姉妹(アンジェラの姪)で幼なじみ。2人と同じアネスタチア学園高等部に通っている。彼女の母は体が弱く床に伏せっているため、アルベルト13世の計らいで幼い頃からアネスタチア王国の王宮で暮らしている。類稀なる美少女だが、学生の本分は勉強であるとして恋をしたことがない。アヤトの初恋の相手だがのちにサイガに想いを寄せるようになり、アヤトの婚約者となる話を断る。
アレクサンドラ・ブラック
声 - 代永翼
ブラック姉弟の双子の姉。アネスタチア王国の隣国にあたるイデオストリア王国の外交官一族の1人。気が強く堂々とした性格。アネスタチア学園高等部に通っている。外交のために女として育てられたが、実は男。隙のない完璧な美女を演じているが、アヤトに惹かれたことをきっかけに男に戻りたいと思うようになる。
ロベール・ブラック
声 - 入野自由
ブラック姉弟の双子の弟。アネスタチア王国の隣国にあたるイデオストリア王国の外交官一族の1人。アネスタチア学園高等部に通っている。アレクサンドラと違い、気弱な性格。 スイに惚れてしまったために、ブラック家の力を使ってスイの役に立とうとする。
オリエ・クライヴ
声 - 釘宮理恵
アネスタチア学園に通うメガネをかけた女の子。アヤトがユーゴに襲われそうになった際に救い出すなど、陰ながらアヤトを護衛している。アヤトを助けて以来、友人のような関係になる。妄想癖があり、アヤトと他人との恋を妄想しては、よく鼻血を吹き出す(俗に言うオタクである)。アレクサンドラとは犬猿の仲。
アメスタチア王家
ヴィンセント・ゴドウィン
アルベルト13世
声 - 大川透
アネスタチア王国現国王。マイペースな性格。アヤトとスイの父親。男として生きると決めたアヤトには厳しくあたるが、アヤトが女の格好をすると態度が豹変し娘として溺愛する。アヤトに1か月以内に結婚相手を決めることを言い渡し、心の中ではアヤトが男として生きることを望んでいる。アンジェラを今でも想っている。弟との仲は良くない。
アンジェラ
声 - 井上喜久子
アネスタチア王国の王妃。アヤトの実母でスイの義母。物語開始時点で既に故人。かつてはアヤトと同じマグノリアを持っており、男でも女でもない体だったが、アルベルト13世に恋をしたことで女の体となった。体が弱く、アヤトにマグノリアの体質のことを教える前にこの世を去った。マグノリアのことに関する、アヤトに宛てた手紙を遺している。
その他
サイガ・オルウェイ
用語
アネスタチア学園
マグノリア
ブラック家のお茶会
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