ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜
題材:異世界への転生・転移,
小説
著者:餅月望,
出版社:TOブックス,
掲載サイト:小説家になろう,
連載期間:2018年8月13日 -,
巻数:既刊15巻,
漫画
作画:杜乃ミズ,
出版社:TOブックス,
掲載サイト:COMICコロナ→コロナEX,
レーベル:コロナ・コミックス,
発表期間:COMICコロナ:2019年8月12日 - 2022年3月17日コロナEX:2022年5月19日 -,
巻数:既刊7巻,
漫画:ティアムーン帝国物語〜従者たちのお茶会〜
作画:直晴,
出版社:TOブックス,
掲載サイト:コロナEX,
レーベル:コロナ・コミックス,
発表期間:2023年1月30日 -,
巻数:既刊1巻,
アニメ
原作:餅月望,
監督:伊部勇志,
シリーズ構成:赤尾でこ,
キャラクターデザイン:大塚舞,
音楽:藤本コウジ,
アニメーション制作:SILVER LINK.,
製作:ティアムーン帝国物語製作委員会2023,
放送局:TOKYO MX,
話数:全12話,
以下はWikipediaより引用
要約
『ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜』(ティアムーンていこくものがたり〜だんとうだいからはじまる、ひめのてんせいぎゃくてんストーリー〜)は、餅月望による日本のライトノベル。小説投稿サイト「小説家になろう」にて2018年8月から連載開始。TOブックスより2019年6月から刊行されている。
コミカライズ版が「COMICコロナ」で2019年8月12日から連載開始。2020年1月20日に第1巻が刊行された。「コロナEX」のオープンにより移籍となり最新話はそちらで掲載。本作を原作とした「従者たちの物語」を描いたスピンオフ『ティアムーン帝国物語〜従者たちのお茶会〜』が同サイトにて、2023年1月30日より連載開始。
2023年12月時点でシリーズ累計部数は200万部を記録している。『このライトノベルがすごい!』単行本・ノベルズ部門では2021年版で6位を獲得。
あらすじ
崩壊したティアムーン帝国で、わがまま姫と蔑まれた皇女ミーアは処刑されたが、再び目覚めると自身が12歳の頃に逆戻りしていた。処刑までの出来事をミーアが書き記した血染めの日記と処刑までの記憶を頼りに、ギロチン処刑を回避しようと、失敗した人生をやり直す日々が始まった。
ミーアの本音は「我が身の安全第一」。仇敵を遠ざけ、人脈作りに励むうちに、身勝手なはずの行動とは裏腹になぜか周囲の忖度で大陸全土の未来を大きく変えていく。
一連の行動の結果、ギロチン処刑を回避する未来が確定したと思われる出来事があり、その後起きたレムノ王国の革命騒動も解決して、一旦は穏やかな未来が約束されたように見えた。
そのような春のある日、ミーアの前に孫娘のミーアベルが未来より転移してきて悲惨な未来を告げる。それはミーアが帝位を放棄し、その後の紛争の結果、ミーアが毒殺され帝国も滅びたというものであった。今度はミーアベルが持ってきた未来の伝記『聖女ミーア皇女伝』を頼りにして、未来改変の物語が再開する。
登場人物
声優はドラマCDおよびテレビアニメでの配役。ドラマCD第2弾・第3弾、テレビアニメでのナレーションは成田剣が担当。出演者は舞台での配役。
主要人物
ミーア・ルーナ・ティアムーン
声 - 上坂すみれ
演 - 平松可奈子(第1弾・第2弾)、宮崎あみさ(第3弾)
本作の主人公。見た目は可憐だが中味はポンコツ。黄月トマトが嫌い。ティアムーン帝国の第一皇女。最初の時間軸では帝国で革命が勃発、逃亡していたが結局17歳の時に捕らえられて3年間幽閉され、20歳の時にギロチンで処刑された。しかし、革命勃発から処刑までの記憶とそれを綴った日記を持ったまま8年前の過去(12歳の誕生日の前)に意識が逆行し、ギロチン処刑を回避しようと東奔西走することになる。
逆行した後もポンコツなところは変わっていないのだが、奇跡的に相手が勘違いや勝手な推論で物事を進めていくことで、まるでミーアが有能な人物かの様に扱われていく。
ミーアベル・ルーナ・ティアムーン
声 - 内田真礼
本作のもう1人の主人公。帝国で革命が起きなかった時間軸の未来から本編の時代へとやってきた少女。最初に現れた時は帝国が荒廃した未来から、一度消えた後に再来した時はミーアが治める未来の帝国からやってきた。未来におけるミーアの孫娘で、作中では主に「ベル」という愛称で呼ばれる。一人称は「ボク」。なお、彼女のファーストネームは未来のミーアが自分とアベルの名前を合わせて名付けたものである。
アンヌ・リトシュタイン
声 - 楠木ともり
演 - 田畑寧々(第1弾)、藤崎朱香(第2弾)、湯本亜美(第3弾)
ミーアの専属メイド。平民出身で、リトシュタイン家の長女。誕生日は年末でミーアの誕生日の7日後。年齢はミーアの5歳上。
最初の時間軸では革命が起きた後、収監されたミーアを世話していた(元々からミーア担当のメイドだったが、平民ということもあり、帝政が盤石だった時代では大勢のうちの1人に過ぎなかったようである)。ミーアに最期まで付き添ったのはアンヌだけであり、巻き戻った後のミーアはその優しさと恩義に報いるべく、アンヌを専属メイドに任命した。
思い込みが激しいことがあり、例えばミーアがルードヴィッヒを仲間に加える為接触した際、勝手に恋愛がらみと思い込んだ。
ルードヴィッヒ・ヒューイット
声 - 梅原裕一郎
演 - 佑太(第1弾・第2弾)、株元英彰(第3弾)
ティアムーン帝国の文官。ミーア四天王の一人。優秀だが辛辣な毒舌家。最初の時間軸ではその毒舌が災いして上司に嫌われ、地方へ左遷されていた。その後の帝国の状況が悪化した段階で、帝都に戻りミーアと一緒に状況の改善に尽力していた。ミーアは彼にしごかれていたために、日記には名ではなく「陰険メガネ」などと書き記し、ルードヴィッヒ本人に対してもその類の呼称で呼ぶことがあった。
ミーアの事は毒舌で文句を言いつつも悪く思ってはおらず、処刑直前までルードヴィッヒがミーアの助命活動を続けていたことは、アンヌ経由でミーアに伝わっていた。
巻き戻った後のミーアは、ルードヴィッヒの左遷を未然に阻止し、自分の片腕として重用する。また日記にルードヴィッヒの発言を一語一句書き留めていたミーアが発言を模倣することで、ルードヴィッヒはミーアが聡明な人物と勘違いを始めた。
アベル・レムノ
声 - 松岡禎丞
演 - 笠原織人(第1弾)、福山聖二(第2弾)、吉田知央(第3弾)
レムノ王国の第二王子。最初の時間軸では兄ゲインや同い年のシオンとの器量の差を感じた結果、努力することを放棄してプレイボーイとして浮名を流した挙句、モニカに暗殺されてその生涯を閉じた。
本編時間軸では、革命が起きた時に援軍を送ってくれる相手として期待したミーアによって、シオンに劣らない可能性を持つと持ち上げられた結果、努力してシオンの好敵手としてふさわしい考え方や能力を身に着けることになった。ミーアベルが育った未来では、祖母ミーアの伴侶であり、ミーアベルの祖父である。
シオン・ソール・サンクランド
声 - 堀江瞬
演 - 横田陽介(第1弾)、堀田怜央(第2弾)、熊澤歩哉(円神)(第3弾)
大国であるサンクランド王国の第一王子。白銀の髪をした容姿端麗で頭脳明晰、また武勇やダンスにも優れており、多くの賞賛や憧憬を受けている。セントノエル学園ではミーアと同級生。正義感が強い。
ミーアが処刑された最初の時間軸では、ティオーナ達の革命勢力を援助し、ルードヴィッヒによるミーア助命の願いも一蹴している。その未来では弟エシャール、兄弟同然のキースウッドをも処刑して断罪王と呼ばれた。
本編時間軸では、ミーアは最初はシオンと距離を取ろうとしてシオンからのダンスパートナーの誘いを断った。しかし、前の時間軸と違う様々な変化があった結果、ミーアと友人関係になる。ミーアベルが育った未来では天秤王と呼ばれている。
キースウッド
ティオーナ・ルドルフォン
声 - 高尾奏音
演 - 草場愛(第1弾・第2弾)、鵜川もえか(第3弾)
ティアムーン帝国の辺境域に領地を持つ辺土伯の長女。苦しむ民のために動く聖女と呼ばれる人物だが最初の時間軸では革命の旗印となった人物であるため、本編時間軸のミーアは自分を陥れた存在として最初は恐怖と若干の恨みがましさを抱いていた。
本編時間軸ではセントノエル学園で他の貴族の虐めに遭っていたところをミーアに助けられ(ミーアは本来助けるつもりは無かったのだが、アンヌの「必ず助けるはず」という期待を裏切れず、やむを得ず助けることになってしまった)、ミーアに好感を持つようになった。弟であるセロの教育の機会についてミーアに相談を持ち掛ける。
リオラ・ルールー
ラフィーナ・オルカ・ヴェールガ
声 - 東山奈央
演 - 歌倉千登星(第2弾)
ヴェールガ公国の公爵令嬢。ミーアが入学した時の生徒会長で実質的な学園の支配者。
最初の時間軸では好き勝手に振る舞うミーアとの接触を避けており、帝国に革命が起きるとティオーナとシオンを支援した。
本編時間軸では、ティオーナを助けたミーアの振る舞いや、平民のアンヌと近しく接するミーアの様子を見て、ミーアと積極的に友好関係を持とうとしている。ミーアはラフィーナの態度が柔らかくなったと感じながらも、脅威に変わる可能性があると恐れ続けている。
ミーアベルが最初に転移してきた時間軸では、友人のミーアが毒殺されたことがきっかけで、司教帝と称して混沌の蛇に対する武力制圧を目指す。それにより各国で彼女の支持派と反対派による騒乱が起きる。
クロエ・フォークロード
ディオン・アライア
声 - 古川慎
演 - 森下竣平(第1弾・第2弾)、樫澤優太(IVVY)(第3弾)
ティアムーン帝国軍の百人隊の隊長。最初の時間軸でミーアの死刑執行人を務めた人物であり、本編の時間軸で再会した後もミーアからは恐怖の対象として見られている。
本編の時間軸では「静海(セイレント)の森」のルールー族との戦闘を回避したミーアに興味を持つ。その後、ルードヴィッヒのスカウトに応じて、軍籍はそのままでミーアの護衛などサポートするようになる。後世ではミーア四天王の一人とされている。
ティアムーン帝国の関係者
帝室の関係者
マティアス・ルーナ・ティアムーン
宮廷関係者
ムスタ・ワッグマン(料理長)
ズッカ
月省の関係者
軍事関係者
四大公爵家の関係者
エメラルダ・エトワ・グリーンムーン
声 - Lynn
演 - 上枝恵美加(第2弾)
グリーンムーン公爵家の長女。「ミーアの一番の親友」を自称しているが、以前の時間軸ではグリーンムーン公爵家が革命の際に真っ先に国外逃亡したことから、本編時間軸の最初はミーアに信用されていなかった。ガレリア海でのサバイバル体験の途中からミーアから親友として扱われている。
ニーナ
ルヴィ・エトワ・レッドムーン
シュトリナ・エトワ・イエロームーン
新月地区の関係者
ルドルフォン辺土伯領
ルールー族
ルドルフォン辺土伯領とベルマン子爵領の境界に広がる森林地帯「静海(セイレント)の森」に暮らす少数民族。多くの者は作品世界における公用語に不慣れであるため、同族以外との会話では片言で話す。
族長(エグル)
声 - 中博史
演 - 咲田雄作(第1弾)、大成翔輝(第3弾)
ルールー族の族長。原作では「族長」とのみ呼ばれ本名不明だったが、舞台版ではエグルという名になっている。
実はワグルの母方の祖父。族長としての意地と誇りに縛られて娘と対立したことを悔やんでいたが、ミーアを介して孫との対面を果たすことができた。
ワグル
声 - 小若和郁那
演 - 大野愛(第1弾)、神木祐希(第3弾)
ティアムーン帝国の貧民街「新月地区」に住んでいる孤児の少年。母を亡くし、飢えのため死にかけていたところ、新月地区へ視察に訪れていたミーアに助けられ、孤児院に保護されて一命を取り留めた。
実はルールー族の族長の孫。ワグルの母(族長の娘)は他の部族の男性と関係を持ったことで族長との関係が悪化。赤子(ワグル)を連れて帝都に出てきた後、病で亡くなった。ワグルがミーアに渡した「一角馬(ユニコーン)のかんざし」は彼の母の形見であり、元々は族長が妻に送り、彼女の死後に娘(ワグルの母)に受け継がれていたものであった。
ラエロ・ルールー
貴族
ベルマン
声 - 佐藤せつじ
演 - 中山佳大(第1弾)、久野木貴士(第3弾)
ルドルフォン辺土伯領の隣に領地を持つ子爵。自分より格下のルドルフォン辺土伯の領地が自分の領地より広いことを好ましく思っていない。境界となっているルールー族が暮らす「静海(セイレント)の森」を開墾して自分の領地を広げようと考える。ミーアが処刑された最初の時間軸では、このことが革命の進行とギロチン処刑の遠因となっていた。
その他
エリス・リトシュタイン
声 - 羊宮妃那
アンヌの妹で、リトシュタイン家の次女。年齢はミーアと同じ。病気がちでベッドに臥せていることが多い。小説を執筆するのが趣味。
最初の時間軸では、飢饉が原因で満足な食事が取れず、ミーアが処刑されるよりも前に亡くなった。エリスが執筆した小説『貧しい王子と黄金の竜』をアンヌが獄中のミーアに読み聞かせていたが、エリスの死によって未完に終わり結末を見届けることができず、ミーアにとって心残りの一つになっていた。
本編の時間軸では、アンヌがミーア付きのメイドになり実家に入れる給料が上がって栄養のある食事が摂れるようになり、体調も良くなった。また、ミーアがアンヌの実家を訪問した際にエリスが前述の小説の著者であったことを知り、エリスを自分のお抱え芸術家とした。ミーアベルが初めて転移してきた時間軸の未来ではベストセラー『聖女ミーア皇女伝』を著わすことになる。
ガルヴァヌス・アルミノス
サンクランド王国の関係者
王族
風鴉(かざがらす)
レムノ王国の関係者
王族
政治・軍事関係者
革命軍の関係者
その他
ムジク
神聖ヴェールガ公国の関係者
マルコ・フォークロード
声 - 上田燿司
演 - 山田貴之(第1弾)、遠藤佑哉(第3弾)
クロエの父親。ティアムーン帝国の南東にある独立港湾都市「セントバレーヌ」(ヴェールガ公国の飛び地領)を拠点とするフォークロード商会の長で、爵位を賜る程の大商人。
マルティン・ボーカウ・ルシーナ
リオネル・ボーカウ・ルシーナ
ペルージャン農業国の関係者
ミラナダ王国の関係者
騎馬王国の関係者
林 馬龍(リン・マーロン)
声 - 間島淳司
ミーアより5歳年上の先輩。騎馬王国の出身者で、セントノエル学園では馬術部の部長を務める。web版第一部第四十六話で初登場した際に付記された設定資料(書籍版ではカット)では「十二部族の一つ、龍族の族長の係累」とあり、コミカライズ版でも同様に龍族と説明があるが、第四部で騎馬王国が舞台となった際には「林の一族」となっている。
ガヌドス港湾国の関係者
オウラニア・ペルラ・ガヌドス
その他
ギロちん
声 - 長谷川玲奈
手足が生えたギロチンをデフォルメした姿のキャラクター。ミーアに迫りくる処刑に対する恐怖を視覚化した存在。
元々はコミカライズ版においてミーアの想像内にのみ登場しており、名前も無かった。本作が舞台化した際の原作書籍版第4巻までに登場する全33名が対象の人気キャラクター投票で4位となる。コミカライズ版第4巻発売時に公式グッズとして「ギロちんマスコットキーホルダー」が商品化されている。
既刊一覧
小説
- 餅月望(著) / Gilse(イラスト) 『ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜』 TOブックス、既刊15巻(2023年12月20日現在)
- 2019年7月1日第1刷発行(6月10日発売)、ISBN 978-4-86472-815-7
- 2019年12月1日第1刷発行(11月9日発売)、ISBN 978-4-86472-872-0
- 2020年3月1日第1刷発行(2月10日発売)、ISBN 978-4-86472-914-7
- 2020年7月1日第1刷発行(6月10日発売)、ISBN 978-4-86699-005-7
- 2020年11月1日第1刷発行(10月10日発売)、ISBN 978-4-86699-065-1
- 2021年2月1日第1刷発行(1月9日発売)、ISBN 978-4-86699-096-5
- 2021年6月1日第1刷発行(5月10日発売)、ISBN 978-4-86699-180-1
- 2021年10月1日第1刷発行(9月10日発売)、ISBN 978-4-86699-180-1
- 2022年2月1日第1刷発行(1月8日発売)、ISBN 978-4-86699-376-8 / ISBN 978-4-86699-377-5(ドラマCD&書き下ろし短編付き)
- 2022年6月1日第1刷発行(5月10日発売)、ISBN 978-4-86699-487-1
- 2022年10月1日第1刷発行(9月10日発売)、ISBN 978-4-86699-572-4
- 2023年2月1日第1刷発行(1月10日発売)、ISBN 978-4-86699-704-9
- 2023年4月10日発売、ISBN 978-4-86699-804-6
- 2023年9月9日発売、ISBN 978-4-86699-938-8
- 2023年12月20日発売、ISBN 978-4-86794-002-0
TOジュニア文庫版
原作小説を小学生も読みやすい総ルビ仕様と多数の挿絵で再編集したジュニア文庫本。原作の第一部(2巻まで)がジュニア文庫版の4巻までに相当する。
- 餅月望(著) / U35(イラスト) /Gilse(キャラクター原案) 『【TOジュニア文庫】ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜』 TOブックス、既刊4巻(2023年10月2日現在)
- 2022年12月1日発売、ISBN 9784866997056
- 2023年2月1日発売、ISBN 9784866997575
- 2023年5月1日発売、ISBN 9784866998374
- 2023年10月2日発売、ISBN 9784866999531
漫画
原作に無かった要素として、本来は可憐な美少女キャラであるミーアが、感情の揺れ動きに応じて変顔になる顔芸が多用されている。単行本は、描き下ろし漫画、原作者書き下ろしの番外編小説が収録されている他、4巻までは「原作小説試し読み」としてその巻のラストから繋がる原作小説のエピソードが予告編代わりに収録されている。
- 餅月望(原作) / Gilse(キャラクター原案) / 杜乃ミズ(作画) 『ティアムーン帝国物語〜断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー〜@COMIC』 TOブックス〈コロナ・コミックス〉、既刊7巻(2023年10月14日現在)
- 2020年2月1日第1刷発行(1月20日発売)、ISBN 978-4-86472-902-4
- 2020年9月1日第1刷発行(8月15日発売)、ISBN 978-4-86699-026-2
- 2021年6月1日第1刷発行(5月15日発売)、ISBN 978-4-86699-181-8
- 2022年3月1日第1刷発行(2月15日発売)、ISBN 978-4-86699-449-9
- 2022年10月1日第1刷発行(9月15日発売)、ISBN 978-4-86699-573-1
- 2023年4月15日発売、ISBN 978-4-86699-807-7
- 2023年10月14日発売、ISBN 978-4-86699-976-0
- 餅月望(原作) / Gilse(キャラクター原案) / 直晴(作画) 『ティアムーン帝国物語〜従者たちのお茶会〜』 TOブックス〈コロナ・コミックス〉、既刊1巻(2023年10月14日現在)
- 2023年10月14日発売、ISBN 978-4-86699-977-7
オーディオブック
2020年8月15日からオーディオブックサービスのAudibleで、斎藤楓子の朗読が配信されている。
メディア展開
舞台
ティアムーン帝国物語 THE STAGE
ティアムーン帝国物語 THE STAGE II
ティアムーン帝国物語〜断頭台()姫on the stage〜
- オリジナルキャラクター
- クロノ - 霜月紫(第1弾)、鳥居みゆき(第2弾)、田上真里奈(第3弾)
- ルージュ - 竹鼻優太(第1弾)
- ブラン - 山口翼(第1弾・第2弾)
- スザンナ - 谷平沙友理(第1弾)、栗林かすみ(第3弾)
- トルテ - 芦澤梨沙(第1弾)、唐沢朱音(第3弾)
- ズッカ - 浅見萌子(第1弾)
- サバラン - SOH(第1弾)
- サンド - 犬塚達都(第1弾)、永易大空(第3弾)
- マルス - 渡辺誠也(第1弾)
- ダイヤ - 美尾優気(第1弾)
- バッカス - 九十九康貴(第1弾)
- ミーアべルージュ - 竹鼻優太(第2弾)
- アンギウス - 東達也(第2弾)
- ミルフィ - 芦澤梨沙(第2弾)
- バウム - 武田あいか(第2弾)
- サルパ - 山岡亜珠紗(第2弾)
- マルム - 山田陽大(第2弾)
- クレス - 亀井陵市(第2弾)
- ウラル - 飛鳥(第2弾)
- オリオン - 伊東桃矢(第2弾)
- クロノ - 霜月紫(第1弾)、鳥居みゆき(第2弾)、田上真里奈(第3弾)
- ルージュ - 竹鼻優太(第1弾)
- ブラン - 山口翼(第1弾・第2弾)
- スザンナ - 谷平沙友理(第1弾)、栗林かすみ(第3弾)
- トルテ - 芦澤梨沙(第1弾)、唐沢朱音(第3弾)
- ズッカ - 浅見萌子(第1弾)
- サバラン - SOH(第1弾)
- サンド - 犬塚達都(第1弾)、永易大空(第3弾)
- マルス - 渡辺誠也(第1弾)
- ダイヤ - 美尾優気(第1弾)
- バッカス - 九十九康貴(第1弾)
- ミーアべルージュ - 竹鼻優太(第2弾)
- アンギウス - 東達也(第2弾)
- ミルフィ - 芦澤梨沙(第2弾)
- バウム - 武田あいか(第2弾)
- サルパ - 山岡亜珠紗(第2弾)
- マルム - 山田陽大(第2弾)
- クレス - 亀井陵市(第2弾)
- ウラル - 飛鳥(第2弾)
- オリオン - 伊東桃矢(第2弾)
テレビアニメ
2023年10月から12月までTOKYO MXほかにて放送された。
スタッフ
- 原作 - 餅月望
- 原作イラスト - Gilse
- 監督 - 伊部勇志
- シリーズ構成 - 赤尾でこ
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 大塚舞
- サブキャラクターデザイン - 藤井ありさ
- プロップデザイン - 直木祥子
- 色彩設計 - 山口真奈美
- 美術監督 - 中原英統
- 美術設定 - 藤瀬智康
- 撮影監督 - 新谷優子
- 3D監督 - 江田恵一
- 2Dワークス - チップチューン
- 編集 - 近藤勇二
- 音響監督 - 亀山俊樹
- 音響効果 - 和田俊也
- 音響制作 - ビットグルーヴプロモーション
- 音楽 - 藤本コウジ
- 音楽制作 - キングレコード
- 音楽プロデューサー - 諏訪豊
- プロデューサー - 青井宏之、諏訪豊、外川明宏、峯岸凱、大和田智之
- アニメーションプロデューサー - 金子逸人、清水優人
- アニメーション制作 - SILVER LINK.
- 製作 - ティアムーン帝国物語製作委員会2023(MBS、キングレコード、ムービック、TOブックス、BS11)
主題歌
「ハッピーエンドプリンセス」
「Queen of the Night」
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 断頭台から始まるお姫様 | 赤尾でこ | 伊部勇志 |
| 大塚舞 | 2023年 10月8日 |
|
第2話 | ミーア姫、ドヤ顔を披露する |
| 塩川貴史 | 10月15日 | |||
第3話 | ミーア姫、種をまく | 澤井幸次 | 廣田陽香 |
| 大塚舞 | 10月22日 | |
第4話 | シャルウィーダンス? | 伊部勇志 |
| 10月29日 | |||
第5話 | ミーア姫、キュンとする | 若松遼 | 毛利和昭 | 薮内悠 |
|
| 11月5日 |
第6話 | 剣術大会 アベルの戦い | ワタナベシンイチ | 加藤段像 |
| 11月12日 | ||
第7話 | ミーア姫、冴え渡る | 入江信吾 | 毛利和昭 | 菱川直樹 |
|
| 11月19日 |
第8話 | ミーア姫、あざとい笑みを浮かべる | 澤井幸次 | 小野田雄亮 | 吴晓菜 |
| 11月26日 | |
第9話 | ミーア姫(恋愛脳)の選択 | 若松遼 | 岩畑剛一 | 廣田陽香 |
| 大塚舞 | 12月3日 |
第10話 | ミーア姫、誘拐事件! | 入江信吾 | 毛利和昭 | 菱川直樹 |
|
| 12月10日 |
第11話 | 再会と決闘と…… | 赤尾でこ | 細田雅弘 |
| 塩川貴史 | 12月17日 | |
第12話 | 大事に育ててきたものを枯らさないために | 澤井幸次 | 伊部勇志 |
| 大塚舞 | 12月24日 |