ののちゃん
以下はWikipediaより引用
要約
『ののちゃん』は、いしいひさいちの4コマ漫画。サトウサンペイの『フジ三太郎』に代わる『朝日新聞』朝刊の4コマ漫画作品として、1991年10月10日から『となりのやまだ君』の題で連載が開始された。同作者の『おじゃまんが山田くん』を意識して付けた名前だったが、主人公であるのぼるくんよりも妹のののちゃんの人気が高かったため、1997年に題と主人公が変更された。
いしいの病気療養にともない、2009年11月22日から2010年2月28日まで休載していた。
2011年8月13日に連載5000回を達成した。マンガの内容にはそれに関する話題はなかったが、同日夕刊の「素粒子」欄にその旨が掲載されていた。2020年1月には連載8000回に達した。『となりのやまだ君』を通算すると30年近くに及び、朝日新聞史上で最長のマンガ連載となっている。また、基本は4コマだが、近年は縦長のコマを交えた3コマ、横長のコマや縦分割コマを使った5コマなど、融通無碍になっている。2020年4月2日に前身の『となりのやまだ君』を含めて、連載通算1万回を達成した。
概要
いしいにとって初めての(毎日掲載を前提とした)全国新聞連載作品である。しかし、それまでの雑誌などでの作風を大きく変えることなく作品を執筆しているため、全国紙の新聞連載4コママンガとしては珍しい特徴が見られる(特に『となりの山田くん』初期)。その一つとして、主要キャラクターに関西弁を話す人物を複数設定したことが挙げられる(後年は脇役に岡山弁が増えていった)。新聞連載4コママンガとしては、オチが難解なエピソードも散見されるが、それが独特の味を生んでいる。また、有名人に対するあからさまな揶揄や、隠語に近い言葉を登場人物にしゃべらせるといった点もある(例として、以下のようなものがあった)。
- 内閣総理大臣退任からまもない時期の海部俊樹を「英語をしゃべらない宮沢さん」とあからさまな形で揶揄した。
- 角川春樹が麻薬取締法違反の容疑で逮捕された時、「クスリなしでもラリっとった」というセリフを登場人物(しげ)に言わせた。
- 渡邉恒雄をモデルとするキャラクター「ワンマンマン」を登場させた。このエピソードの発表時は、読売新聞側が「特定個人(渡邉)を中傷するような漫画の掲載」を非難する事態になった。
日常漫画でありながら、SFやファンタジー的な要素も折り込まれており、山田家には何人かの妖怪が住み着いていて、ごくたまに当たり前のような顔をして出てくる。
兵庫県南部地震発生直後には、被災地の住民の安否を気遣う山田一家の様子が描かれた。その後も約5日間にわたり同地震関連の作品を立て続けに掲載している。一つの時事ネタをこれほど連続して描いたのは後にも先にもこの時のみであった。『ののちゃん』となってからは、有名人の揶揄も含め、時事ネタは減少している。東日本大震災発生時には、一転してこれに直接触れることを避け、架空の海難事故(下記)を背景設定に加えることで遺族心情などを描いている。
初期は振り仮名はついていなかったが、現在はカタカナで振り仮名がついている。
2010年の連載再開後は、のの子のクラスの学級新聞に載った4コマ漫画という体裁で別の漫画が描かれるケースが出ている。内容としては、初期のような実在人物を揶揄したものや、いしいの他の作品(「忍者無芸帖」「嗚呼!栄冠は君には輝かない」「B型平次捕物帳」「仁も義もなき戦い」「バイト君」)と同一もしくは類似したものがある。この試みは月1 - 2回ペースで約1年続き、評論家の村上知彦は「ののちゃんのドーナツブックス(双葉社のいしいひさいち個人選集)化」と指摘したが、この指摘があった時点で試みは既に半年以上の中断(中断はその後さらに3年以上)に入っていた。
2011年5月11日掲載の第4908回では、10年前に紫雲出山丸が沈没し、犠牲者が出たことを思わせる内容の作品が掲載された。全集第8巻の人物紹介では一部登場人物の家族が海難事故で死亡したことが書かれている。この設定、これに絡んだ女子野球部員島田、学級会新聞(他にのの子作の「地底人」もある)、ワンマンマン、ロカ、異次元美少女の富田月子など尖った試みはしばしば長く中断したり、また忘れたころに再登場したりしているケースが多く、3小ネタも減って徹底的に山田家ネタが続く時期もある。編集部との間での攻防については特に語られていないが、いしい自身はボツや修正の要求には応じているとしている。ロカ登場の(いったん)最終回となった5217回についてはHPで「朝日新聞のコアな読者にはたいへん評判がわるかった・・・」と終了告知がなされており、軋轢をうかがわせるものとなっている。
「となりのやまだ君」と「ののちゃん」の相違点
改題の際、設定と登場人物の大部分、世界観は同じであるが、配役が一部変更された。
- 「となりのやまだ君」では、のの子の小学校の校長先生だったキャラクター(野村克也がモデル)が、「ののちゃん」では市民病院の院長として登場した。
- 「となりのやまだ君」では、まつ子の甥っ子で売れない推理小説家だった田淵コースケが、「ののちゃん」では第三小学校の体育の先生の田淵先生として登場する。
- 「となりのやまだ君」では、小さな工場の社長だったキャラクターが、「ののちゃん」では小学校の校長先生になっている。
- たかしの兄(義男、のの子の伯父)は「となりのやまだ君」では近所でアパート経営をしていたが、「ののちゃん」では故郷で農業をしている。その後、同居していた母の死にともない、山田家の近くでパン屋を営む娘(田村ユリ子)夫婦と同居。気軽に行き来する、やまだ君時代に近い設定となった。
- のぼるの学年の生徒数が500人(となりのやまだ君)から、200人、180人(ののちゃん)と減っている。
- 「となりのやまだ君」では、キクチくんに2人の姉(後述)がいる設定だったが、「ののちゃん」では一人っ子になっている。
このほか、連載中にしばしば設定が変更されることがある。
登場人物
登場人物は年を取らない形式となっている。
山田家の人々
山田のの子
主人公。小学3年生。たまのの市立第3小学校の3年3組に在籍している。いつも多くの友人達と遊ぶ活発な一面がある一方で、母親譲りの怠け癖で、「やるべきこと」(勉強や部屋の掃除など)をやるのは大の苦手。
そのため成績はクラスでビリ争いで、テストで3回に1回は0点を取るほど。特に算数が、超の付くほど苦手。
それでいて、生来のグータラとお気楽な性格ゆえに「努力する」どころか「努力しようという意志」すら実質皆無。ただしこのような態度は周辺のクラスメイトにもそのまま当てはまることであり、作中では(悪い意味で)とりわけ劣等生として描写されているわけではない。
食い意地が張っており、その小さな身体からは信じられないほどの大食い。しかもおいしいものばかり食べたがるので、まつ子によく止められてしまう。兄のぼるの夜食などを勝手に盗み食いすることも多い。
極度の朝寝坊で、学校には遅刻しないことのほうが少ない(クラスメイトも、のの子は遅刻するのが当たり前だと思っている)。夏休みには、1日16時間眠るほど。加えてイタズラ好きな一面もある。
このように、性格や行動面は欠点ばかりで良いところが無いため、読者である現実の子供たちにとっては「こんな子供になってはいけませんよ」という反面教師そのものである。死神タイガースでショート。
キャラクター造形についていしいは、玖保キリコの『シニカル・ヒステリー・アワー』に登場する「ののちゃん」の「パクリのつもり」と述べている。
山田まつ子
母親。大阪生まれで、結婚後も関西弁が抜けない。年齢は40歳(アニメ版)。嫁には行っているが、実母と同居している。太っており、パーマがかかった髪をしている。常にご飯のおかずのネタに困っている(結論は大体カレー)グータラ&ズボラ主婦。それゆえ夏の昼食は毎日そうめん(ズボラすぎて「流しそうめん」と言って「流し台」でそうめんを食べたことがある)、冬は毎日鍋もの、のぼるの弁当は1日おきにソーセージとタマゴ焼きといった調子。
グータラ揃いの山田家でも一番の怠け者で、とにかく「何かをすること」が大嫌い。休日にレジャーに行くことすら嫌がる。「やらねばならないことがあること」そのもの、「やらねばならないことが増えること」そのものが、重度の精神的苦痛らしい。逆に「やらねばならなかったはずのことをやらずに済む」と大喜びする。
のの子同様「努力する」どころか「努力しようという意志」すら実質皆無。たまに主婦・母親らしい気遣いをすることもあるが、大抵間が悪く無意味なものになってしまう。
ただし見栄っ張りではなく、金銭に関してはだらしなくないので、家計が苦しくなることは無い。夫が風邪を引いた際には「たまには休みなはれ。会社が何してくれるわけじゃなし」と休むことに後ろめたさを感じる夫を優しく諭したり、近所の暴走族を注意しに行った夫を心配し、母親と共に鍋やおたまを持って踊って気を引くなど身を呈している。普段は怒鳴っているが子供たちが心配をかけると怒るのではなく、泣いてしまう。
専業主婦だったが、パートをはじめた。理由は単純に暇つぶし。潰れそうな工場の事務で、お菓子を食べたり、借金取り立てと長電話している。暇つぶしなため、給料の支払いが滞ってもほとんど気にかけていない。
趣味は模様替え(時には庭の模様替えまでする)と、のの子が所有するテレビゲーム。関西出身で、母・しげ同様関西弁が抜けない。名前の漢字表記は“松子”。
山田たかし
父親。年齢は40歳(アニメ版)。平凡なサラリーマン。妻や娘よりは、さすがにずっと勤勉。むしろ真面目で頑固な部分がある。ポンコツ車でのドライブとゴルフ、パチンコが趣味。日曜大工も趣味だが、何を作ってもすぐ壊れる上、修理をすればもっと壊してしまうほど腕が悪いので、家族にとっては有難迷惑(「こわし屋たかし」の異名を持っている)。やや短気な性格で家族の買い物で待たされたりパチンコに大負けすると機嫌を悪くする。自動車の運転席が書斎代わり。誕生日は10月31日。柔道3級(または初段)の腕前。口グセは「この家はオレが建てた」だが、これは予算不足で家の建設時ずいぶん手伝ったからである。土地は義母名義で家はたかし名義なためややこしい生活をしている。忘れっぽい性格で傘は毎回のように忘れ、シュウマイを頼めばカボチャを買ってくるほどである。まつ子と2人で食事に行き「早く決めろ」と急かした割に「同じのを2つ」と決めていないなど理不尽な部分もある。酔っ払って帰宅して「何か食べるものはないか?」とまつ子に尋ねると、バナナとどら焼きしかなく、抗議はしたものの、結局ふてくされながらバナナを食べていた。夏は後頭部がメッシュになった野球帽にポロシャツ、冬はコートに手袋の格好が多い。マニュアルトランスミッション車の免許を持っている。よくパソコンに挑戦しては諦めていたが現在は使いこなしている。家族を守るために近所にいた暴走族に注意をしに行った事がある。恐怖で注意するのを躊躇ったが立ち向かい、途中で身を案じたまつ子、しげが登場し、2人に助けられたことを情けなく思い(2人は情けないとは感じておらず、むしろ無事だったことに安心していた)「月光仮面になれたらな」という妄想をする。会社では雑務3課長。2017年現在では部下は嘱託含めて男女各2名の模様。『新ノンキャリウーマン』では課長としての様子が伺える。勤務先や職務については、「造船所でタンカーの調達を担当」という設定が語られている。
山田のぼる
となりのやまだ君時代の主人公で、のの子の兄。平凡な中学2年生(部活の後輩が登場するまでは1年生。『となりのやまだ君』時代は2年B組で、修学旅行にも行っている)。母親と妹のグータラと大食いのせいで、年中迷惑をこうむっている。
反抗期の年頃だが、特に反抗する様子はない。むしろ、おばあさんや両親(特に父)の言うことをきちんと聞き、妹とも仲がよい。家族の中で父と同じく常識人。一度、父と喧嘩したことがあるが、内容は「ねこまんまは味噌汁をかけるか、ご飯を入れるか」であり、怒鳴り合いではなく「お言葉ですが父上」と冷静口調だった(のぼるがねこまんまをしたため、まつ子が下品だと注意したが、父は食べ方が違うと注意したのが発端)。
人気者というわけではないが、友達は多い。女の子の友達もいる。口調は柔らかで、人の事は「お前」とは妹にですら呼んだりしない。好きな子がいるのか、自宅に電話がかかってきてデレデレしていた。キクチ食堂の娘は腐れ縁。
得意教科は社会だけで特に数学が苦手。妹と違って「努力しようという意志」はあるのだが、なかなか行動に結びつかず、当然ながら成果もあがらない。テストの成績はいつも平均点か平均以下であり(学年200人中165番、500人中250番など)、テストが終わると後悔して勉強するタイプ。また、『やまだ君』時代は概ね低成績ながらも好不調の差が激しい(成績推移が「マグニチュード7.5」と言われたり、年に一度社会科で最高点を取るなど)という設定もあった。落ちこぼれでもなく、不良でもなく、優等生でもないため、教師や親も褒めるべきか叱るべきか頭を抱えている。
中学生らしく、寝るのが好き。春は特に寝起きが悪い。部屋の模様替えをした翌日に寝ぼけてドアと間違い、窓から出ようとして落ちかけた。
ビデオカメラを撮るのが好き。あらゆるカメラマンのモノマネをしながら父のゴルフフォームを撮影していた。
友人の山下・田中と同じく野球部所属。非常に弱く、サッカー部とコート争いをし、野球で対決して負けたほど。ポジションは外野手(ライト)で三振かホームランというタイプ。家族が試合の応援に来るのを嫌がる。
将棋は相当な腕前であり、町の将棋道場の席亭にも一目置かれている。
山野しげ
祖母(まつ子の母)。70歳(アニメ版では68歳)。活動的だがひねくれもののハードボイルド婆さん。戦後の混乱期を経験しているためか、さすがに娘や孫娘ほどグータラではない。しかし陰湿な一面も。怖いもの知らずで墓石の上に腰掛けたり、金属バットとスパナを持って暴走族を注意しに行くなどの行動をとる。「この桜もあと何年見られるやろな…あと30年くらいやろか」と言っていたことから、100歳までは生きるつもりである。のぼるにテキトーな発言をしてあきれられている。相撲は貴乃花、野球は巨人ファンで、シーズンにはアンチ巨人のたかしと言い争う。FIFAワールドカップ フランス大会ではイタリア代表を応援していた。山田家の土地(埋立地)の所有者。『となりのやまだ君』初期は現在より少し意地悪に描かれている。気紛れにビーフストロガノフの調理を試みることがあるが、これまで成功したためしはない(それ以前にこの単語をろくに言えない)。関西出身で関西弁を話す。いしいによると、キャラクターのモデルは、石炭ブローカーを営んだ母方の祖父。
ポチ
山田家で飼われている犬(ポチ本人は自分を山田家の隣人と思っている)。好物ははんぺん、煮干。シッポは振らない、散歩は嫌い、呼んでも聞こえないフリをするなど非常に無愛想で飼い犬らしからぬ性格。「フン」という、人を見下した表情をするがこの性格はしげに似たといわれている。犬小屋には常に頭から入っていて、冬は勝手に家の中に入ってきてコタツの中にもぐりこむ。たかしがお手をしたら、隠していた骨を渡した。近所のノラ猫・ドスコイにエサを食われたり小屋を乗っ取られ、吠えることもない(見知らぬ人には普段どおり無愛想か挨拶をしだす)が、たまにのぼるに噛み付く。クーラーの外気孔で暑くなっても文句を言わなかったが、機嫌は悪かった。頻繁に放浪し、近所でもかわいがられているが、飼い主との散歩は嫌がる。餌は山田家より両隣の家からもらうことが多く、食事を与えているまつ子と、ほぼ同じものを食べさせられているたかしを怒らせる。『となりのやまだ君』では子犬の頃に捨てられていたのを当時小学生ののぼるに拾われたという設定だったが、後に子犬の頃に山田家にもらわれた設定に変更された(『フン!』徳間書店)。なお、となりのやまだ君時代に一時的に名前が「光秀」になったことがある。
モデルは作者自身が飼っていた「チョビ」という雑種犬および黒猫の「クロ」の合成である。チョビは19歳、クロは17歳といずれも長寿であった。
小学校の先生
藤原瞳先生
のの子の担任で27歳。授業をするのが嫌いで何かというと自習にしてしまうズボラな性格。座右の銘は「適当」。教育方針は「勉強は登山と一緒」(無理して登る必要は無い、の意味)。生徒への愛情はそこそこあるようだが、教育については真面目に考えようともしないやる気無し教師。
酒好きで二日酔いで学校へ来ることも多く、その自堕落ぶりは、生徒たちから「馬鹿にされる」のを通り越して、「逆に心配されてしまう」ほどだが、本人は気にする様子も無い。『となりのやまだ君』では久保くんに男関係の乱れを指摘されることが多かった。
推理小説の執筆や読書が趣味。山田家の近所に住む。結婚はおろか恋人もいないため、よく母からお見合いを勧められている。『女(わたし)には向かない職業』では「7年後」の小説家に転身した姿や高校時代が書かれている(ただし、この種の漫画の常として『ののちゃん』の中では毎年のの子たちは3年生になり、毎年藤原先生が担任になるのを10年以上繰り返している)。
父親が鉱山技師だったので中学3年までアルゼンチンに住んでいた。高校時代はソフトボール部に所属。下着をつけずに登校したり、部活動日誌に推理小説を書くなど突拍子もない行動が多かったが、反省文を名文にしたりするなど文才は突出しており、成績もとても優秀であった。停学を経験したことがある。
基本的に生徒には敬語で話すが、「いーじゃん別に」などタメ口の場合もある。
同級生には、学生のころから「藤原先生」というあだ名で呼ばれていた。
自宅は何度か変わっていて、今は岸壁直上にあるアパートに住んでいる。
ルックスは歴代の女性担当者数人の合成とのこと。
校長先生
ツチノコ教頭
タブチ先生
ヤスダ先生
佐藤先生
近藤ハルコ先生
のの子の同級生
みみちゃん(三宅)
キクチくん(菊池久彦)
ミヤベくん
中学校の人々
柴島(クニジマ)センパイ
のぼるの野球部の先輩。ポジションはショート。本来は2年生であるが、留年したためのぼるのクラスメートとなる(2008年の設定変更以降は、のぼる達と共に2年生として描かれる)。平気で盗みをしたり、煙草を吸うなど素行は悪いが、のぼるやのぼるの友人にはわりと慕われているようである。柴島工業社長の孫息子で跡取り。時折会社の手伝いをさせられている描写が見られる。キャラクターは元木大介を流用。野球部メンバーの多くの名前は作者が大学生活を送った阪急千里線、京都線の駅名から採られており、この特殊な読み方はそのためである。なお、後輩には西、中島、南方という名前も見られるが阪急京都線の駅名は南方のみであり、他の二人は乗換駅となる地下鉄御堂筋線の西中島南方駅から命名されている。、
島田
野球部員
全員で10人しかいない弱小野球部。上記の他に3年のセンターに中島(イチローを流用)、名称不明の2人の2年(一方は松井秀喜、もう一方は広沢克己を流用)、2年エースの淡路が所属。のぼるはライト、田中はレフトを守る。
2008年度より設定が一部変更され、崇禅寺、柴島、山下、田中、のぼるがそれぞれ一学年上がり、活動停止処分を受けた柴島の代わりに一年の島田が正選手に抜擢された。ただしオカダは依然1年生として描かれており、名実ともにのぼるの後輩となった。この他のメンバーの所在は今のところ不明(2003年頃からすでに姿は消している)。
なお、初期(1999年から2000年)は全部で6人の弱小チームで、メンバーも現在とは全く違った。
野球部マネージャー
富田月子(とだ つきこ)
のぼるのクラスに現れた転校生。手を長く伸ばして本棚の最上段の本をつかんだり、のぼるとキスをして生気を吸い取る、瞬間移動でのぼるの傘に入るなどの行動をしていた妖怪的キャラ。のぼるとは相思相愛の様子だが、出番が極端に少なく(初登場した2003年の内に姿を消し、再登場は2004年に4回、2009年に3回のみ)実情は不明。作中世界でも久々の登校という設定での再登場以降、のぼる以外のクラスメートには姿が見えなくなった。同作者により母の吉田先生との生活を描いた3ページほどの短編も発表されている。『COMICAL MYSTERY TOUR 4 長~いお別れ』に収録された『GOTH』(乙一著)のパロディ漫画に登場するキャラクターから発展した人物と言われている。名前は尼子氏の本拠だった月山富田城から。
近所の人々
キクチババ
キクチさん
中山さん
広岡先生
町内会長(ナベツネツネオ)
その他の登場人物
山田義男
吉川ロカ
ファド(ポルトガルの民俗歌謡)歌手を目指している女子高校生。キクチ食堂でアルバイトをしながら、定休日には店で友人や近所の住人を集めてライブを開いていた。高校の友達である柴島美乃とよく行動を共にしている。歌い手としての実力は高いが、シャイであるため音楽業界の人々と渡り合うのは苦手であり、美乃にいろいろと手伝ってもらっている。2012年3月24日掲載の第5217回では、デビューCDを宣伝する大きなポスターとして登場し、プロの歌手としてデビューしたことが明らかになった。ただし、いしいは公式ウェブサイト「いしい商店」の中で、朝日新聞紙上でのロカの登場はこの回が最後であると表明した(なお、5700回(2013年7月~8月)にカメオ出演している。その後、6686話で復活。母校の学園祭でライブを開催したこともある)。いしいによるとロカのキャラクターは、全体としてはポルトガルのファド歌手であるマリーザ(en)、声質などのイメージはGARNET CROWの中村由利がモデルである。いしいは2022年8月に、彼女をメインとした作品集『ROCA 吉川ロカ ストーリーライブ』を自費出版し、通信販売で頒布している。
柴島美乃
さっちゃん(さちこ)
ゴキブリ
地底人
三宅さん(三宅やす子)
となりのやまだ君時代の人々
キクチひろ子
商店街・施設・物件・地名等
たまのの市
やまだ家の家族の頭文字「た」かし、「ま」つこ、「の」ぼる、「の」のこ、「し」げ、を繋げると「たまののし」になる。
市立第3中学校
市立第3小学校
本町商店街
大森商店
小山堂
コンビニ(旧やおすず)
ミヤザワ不動産
中曽根精肉店
オカダ青果店
土井薬局
ヒロオカ医院(旧ヒロオカ醫院)
キクチ食堂
どんぐり屋(手作りパン)
行止電鉄
たまのの駅
市街地の東側にある行止電鉄の終着駅。たかしと顔馴染じみの若い駅員がいる。自動改札はまだ導入されていない。一つ手前の駅は「ののたま」駅。
まのたた駅・たのののま駅(?)・のたまた駅
山向駅・川向駅・本町駅・学園前駅
山田荘
天狗山
麦飯山
天神山
城山/ウラ山
日の出海岸/石投海岸
でたとこ岬
東平山大学
北公園
見山公園
市民病院
城山公園
喫茶ズライダー
スーパー
ストア
OKK
久保建具
柴島工業
空港
信用金庫
市営グランド
県立南高等学校
ドライブイン
ホームセンター
心臓破ガ丘霊園
八幡神社
競輪場
ほったらかしの森
こどもランド
子供パーク
握飯島
市電
フェリー
単行本
- となりのやまだ君(コミックス) - 朝日新聞社刊。全6巻「となりのやまだ君」初の単行本。途中で中断したが、下記の東京創元社版と徳間書店版はこれを吸収しての完全収録となっている。
- となりの山田くん(文庫本) - 東京創元社刊。全11巻。朝日新聞に掲載された「となりのやまだ君」全作品を半年分ごとに1冊にまとめたもの。各作品のページ下には掲載年月日を付記。巻末は4コマ漫画『ワイはアサシオや』など同作者の過去作品のトレース版を約10ページ程度収録。
- となりの山田くん全集 - 徳間書店刊。全3巻。巻末には「となりの山田くん」関連作品(『となりのキクチくん』他)を収録。映画公開に合わせて発刊された。下記の「ののちゃん全集」と併せて、朝日新聞朝刊連載は完全収録され続けている。
- ののちゃん(コミックス) - 双葉社(元はチャンネルゼロ)刊。全10巻完結。「ののちゃん」初の単行本。1997年4月から2001年3月まで朝日新聞に掲載された作品を中心に収録。一部書き下ろし作品が見られるが収録漏れになった作品も存在する。
- ののちゃん(文庫本) - 東京創元社刊。全11巻(以下続刊)。朝日新聞に掲載された「ののちゃん」全作品を半年分ごとに1冊にまとめたもの。各作品のページ下には掲載年月日を付記。巻末には4コマ漫画『シャーロック・ホームズの事件簿』を約10ページ程度収録。
- ののちゃん全集 - 徳間書店刊。既刊12巻(以下続刊)。朝日新聞に掲載された「ののちゃん」全作品を約22か月(7巻のみ休載の都合で20か月弱、8巻以降は24か月)ごとに一冊にまとめた作品集。巻末には1ページから24ページの漫画(『ののちゃん番外地』『ゲームセット』『34の瞳・女には向かない職業』他)を収録。それまでチャンネル・ゼロ、双葉社や東京創元社から刊行されていた収録分も吸収した完全収録シリーズである。8巻以降は本編収録だけで各巻700本以上におよび、朝日新聞社版や東京創元社版の5冊分相当以上、日本の4コマ漫画単行本としても類例をみないほどの大ボリューム本となっている。いしいはこの連載まで、連載を完全収録で単行本化することをほとんど行っておらず、同一キャラクターや世界観で単行本をまとめることも基本的に好んでいなかった。
- となりのののちゃん - 東京創元社刊。おがわひろし(アニメ版キャラクターデザイン担当)と共著。単行本初収録作品や映画化記者会見で配った小冊子の掲載作品などを収録。『ののちゃん』の世界観について紹介する意味合いが強い。テレビアニメ版『ののちゃん』の設定資料やフィルムコミックも掲載。
- ののちゃんのとなり - 東京創元社刊。『となりのののちゃん』を加筆・修正し文庫化したもの。テレビアニメ関連のページや『ののちゃん』と無関係の作品は割愛されている。
- フン! - 徳間書店刊。スタジオジブリ発行「熱風」に連載されたポチが主人公の短編漫画(約2ページ)『フン!』55本とイラストエッセイ『日々のポチ』(構成・文:峯正澄)4本を収録。
- ひさいち文庫 山田家の人びと - 双葉社刊。全3巻。『おじゃまんが山田くん』を中心に家庭について扱った作品を収録した文庫。2巻では『おじゃまんが山田くん』から徐々に『となりのやまだ君』に変化していく様子が伺える。3巻には他誌で発表された設定の若干異なる『となりの山田くん』を収録。
- ドーナツブックス - チャンネルゼロ刊。全39巻(以下続刊)。『ののちゃん』の新聞未掲載作品や『となりのやまだ君』連載前に書かれた作品が掲載されている。表紙に『ののちゃん』(『となりのやまだ君』)のキャラクターが描かれている物もある。
テレビアニメ「ののちゃん」
テレビ朝日で2001年7月7日から2002年9月28日まで放送された。東映アニメーション共同製作。全61回。35話までは1話につきA、Bパートで2本放送されたが、36話よりCパートが追加され3本放送となった。当番組終了後、同年11月から『釣りバカ日誌』がアニメ番組としての後番組になる(なお、『釣りバカ日誌』は全国放送である)。DVD化はされていない。またCS放送の『アニマックス』で放送されていた。
声の出演
- 山田のの子 - 大谷育江
- 山田まつ子 - 山本圭子
- 山野しげ - 鈴木れい子
- 山田のぼる - 高戸靖広
- 山田たかし、校長先生、ヒロオカ先生 - 田中秀幸
- ポチ、ヤスダ先生、クボくん - 高木渉
- 藤原ひとみ先生 - 山崎和佳奈
- タブチ先生 - 高塚正也
- キクチくん、近藤ハルコ先生 - 野田順子
- スズキくん - 鈴木琢磨
- みみちゃん - 小松由佳
- ななちゃん - 金田朋子
- 川田 - 小林通孝
- 町内会長 - 龍田直樹
スタッフ(テレビアニメ)
- 原作 - いしいひさいち(朝日新聞朝刊掲載)
- 製作担当 - 樋口宗久、野田由紀夫
- 音楽 - en avant
- シリーズ構成 - 山田隆司
- キャラクターデザイン - おがわひろし
- 美術デザイン - 飯島由樹子
- 色彩設計 - 三室貴子
- シリーズディレクター - 西沢信孝、佐々木憲世
- 動画、デジタル彩色 - TAP
- デジタル撮影 - 東映化学デジタルテック
- 編集 - 西山茂
- 録音 - 蔵本貞司
- 録音助手 - 藤村聡
- 音響効果 - 今野康之
- 選曲 - 西川耕祐
- 美術進行 - 北山礼子
- 仕上進行 - 浅間陽介
- 記録 - 梶本みのり
- 広報 - 曲尾有香(テレビ朝日)
- アシスタントプロデューサー - 西口なおみ
- 音楽協力 - テレビ朝日ミュージック、東映アニメーション音楽出版
- 録音スタジオ - タバック
- オンライン編集 - TOVIC
- 協力 - 大広(第6話 - )
- プロデューサー:太田賢司 → 岩本太郎、清水祐美(テレビ朝日)、櫻田博之(東映アニメーション)
- 制作協力 - 東映、電通
- 制作 - テレビ朝日、東映アニメーション
- (C)いしいひさいち/やまだ企画・テレビ朝日・電通・東映アニメーション
主題歌
オープニング「うるわしのうた」(Columbia Music)
エンディング「ののちゃん一家のうた」(日本コロムビア)
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | (絵コンテ) 演出 |
作画監督 | 美術 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | のの子と楽しい仲間たち | 山田隆司 | 西沢信孝 | 梨澤孝司 | 飯島由樹子 | 2001年 7月7日 |
のんきだね! 山田一家 | ||||||
第2話 | 楽しい学校、良い学校 | 岸間信明 | 山田徹 | 佐伯哲也 | 窪田忠雄 | 7月14日 |
迷犬ポチが行く | ||||||
第3話 | 夏休みがやってきた! | 山田隆司 | 佐々木憲世 | 永樹龍博 | 飯島由樹子 | 7月21日 |
とってもカンタン! 自由研究 | 志田直俊 | |||||
第4話 | プールは大さわぎだよ | 成田良美 | 芝田浩樹 | 進藤満尾 | 窪田忠雄 | 8月4日 |
実録お母さんの優雅な一日 | ||||||
第5話 | ヒミツ基地を作ろう | 影山由美 | 上田芳裕 | アベ正己 | 飯島由樹子 | 8月11日 |
お父さんの不幸な一日 | ||||||
第6話 | 恐怖のドライブ | 雪室俊一 | 入好さとる | 石川修 | 田尻健一 | 8月18日 |
第7話 | 藤原先生はミステリー | 岸間信明 | 山田徹 | 神戸環 | 飯島由樹子 | 8月25日 |
お兄ちゃんの初デート | 完甘美也子 | |||||
第8話 | パワフルおばあちゃん | 成田良美 | 佐々木憲世 | 佐伯哲也 | 三宅昌和 | 9月8日 |
夏休みが終わっちゃう~ | 飯島由樹子 | |||||
第9話 | ゆううつな新学期 | 山田隆司 | 吉沢孝男 | 梨澤孝司 | 飯島由樹子 | 9月15日 |
ポチは世わたり上手 | ||||||
第10話 | がんばってるね! 校長先生 | 影山由美 | 上田芳裕 | 志田直俊 | 三宅昌和 | 9月22日 |
お母さんのダイエット | 永樹龍博 | |||||
第11話 | 藤原先生のお見合い | 雪室俊一 | 葛西治 | 進藤満尾 | 飯島由樹子 | 9月29日 |
激走! 魔の買物ラリー | ||||||
第12話 | 草野球は楽しいよ | 岸間信明 | 山田徹 | アベ正己 | 三宅昌和 | 10月6日 |
あしたはワクワク運動会 | ||||||
第13話 | 大あばれ! 大運動会 | 成田良美 | 佐々木憲世 | 星川信芳 石川修 |
飯島由樹子 | 10月13日 |
第14話 | めざせ! デキる主婦 | 岸間信明 | 芝田浩樹 | 神戸環 | 三宅昌和 | 10月20日 |
どっきり家庭訪問 | 完甘美也子 | |||||
第15話 | 先生は未来の大作家? | 影山由美 | 上田芳裕 | 佐伯哲也 | 飯島由樹子 | 10月27日 |
ポチの子育て日記 | ||||||
第16話 | 秋がいっぱい! 山田一家 | 成田良美 | 小山賢 | 梨澤孝司 | 三宅昌和 | 11月3日 |
突撃! 3人娘 | ||||||
第17話 | らくらく? ウラ遠足 | 雪室俊一 | 吉沢孝男 | 志田直俊 永樹龍博 |
飯島由樹子 | 11月10日 |
第18話 | ドキドキ 恋の文化祭 | 岸間信明 | 佐々木憲世 | アベ正己 | 三宅昌和 | 11月17日 |
超強力! さっちゃん台風 | ||||||
第19話 | 元気いっぱいシルバー会 | 成田良美 | 山田徹 | 進藤満尾 | 飯島由樹子 | 11月24日 |
藤原先生に一目ぼれ | ||||||
第20話 | 波乱の授業参観日 | 影山由美 | 入好さとる | 星川信芳 | 三宅昌和 | 12月1日 |
デキる主婦に再挑戦 | 完甘美也子 | |||||
第21話 | スキヤキ大好き | 吉田玲子 | 上田芳裕 | 石川修 | 飯島由樹子 | 12月8日 |
名探偵ミヤベくん | 神戸環 | |||||
第22話 | 当たれ、福引き大作戦 | 成田良美 | 吉沢孝男 | 志田直俊 | 12月15日 | |
忘年会は楽しいな | ||||||
第23話 | みんな大好きクリスマス! | 影山由美 | 小山賢 | アベ正己 | 三宅昌和 | 12月22日 |
楽しい年こし おモチつき | ||||||
第24話 | 今年も元気ノリノリ!! 山田一家 | 山田隆司 | 佐々木憲世 | 梨澤孝司 | 飯島由樹子 | 2002年 1月12日 |
第25話 | 風邪のはやりで大騒ぎ | 岸間信明 | 織本まきこ | 佐伯哲也 | 三宅昌和 | 1月19日 |
第26話 | いけいけ雪ゾリ大レース | 吉田玲子 | 山田徹 | 進藤満尾 | 1月26日 | |
ポチも食わない大ゲンカ! | ||||||
第27話 | 野球の勝ち方教えます! | 岸間信明 | 入好さとる | 永樹龍博 完甘美也子 |
飯島由樹子 | 2月2日 |
第28話 | 壮絶! 豆まき合戦!! | 成田良美 | 上田芳裕 | 神戸環 | 三宅昌和 | 2月9日 |
ス~イ、ス~イ! スケート教室 | 石川修 | |||||
第29話 | やる気満々! 町内マラソン | 浦沢義雄 | 吉沢孝男 | 佐伯哲也 | 飯島由樹子 | 2月16日 |
第30話 | お芝居はやっぱり私が主役 | 佐々木憲世 | アベ正己 | 三宅昌和 | 2月23日 | |
第31話 | はじめてのおケイコ | 吉田玲子 | 小山賢 | 志田直俊 | 飯島由樹子 | 3月2日 |
あこがれの温泉旅行 | ||||||
第32話 | 恐怖の通知表 | 浦沢義雄 | 織本まきこ | 梨澤孝司 | 三宅昌和 | 3月9日 |
こりないダイエット | ||||||
第33話 | お父さんのユウウツ | 影山由美 | 山田徹 | 進藤満尾 | 飯島由樹子 | 3月16日 |
ババをたずねて三千里 | ||||||
第34話 | いじわるスタンプラリー | 成田良美 | 小山賢 | 完甘美也子 神戸環 |
三宅昌和 | 3月23日 |
第35話 | お花見大作戦! | 浦沢義雄 | 上田芳裕 | 佐伯哲也 | 飯島由樹子 | 3月30日 |
第36話 | キクチくん大ピンチ! | 佐々木憲世 | アベ正己 | 石田喬子 | 4月6日 | |
お母さんガマンの日 | ||||||
地底人の逆襲! | ||||||
第37話 | 選挙は楽しいな | 吉田玲子 | 吉沢孝男 | 梨澤孝司 | 飯島由樹子 | 4月13日 |
待ち合わせは大変だ | ||||||
がんばれ、ななちゃん! | ||||||
第38話 | 教頭先生がやってきた! | 成田良美 | 織本まきこ | 石川修 | 柴田奈美 | 4月20日 |
対決! 教頭vsフジワラ | 星川信芳 | |||||
お母さんの虫歯 | 進藤満尾 | |||||
第39話 | 久保くんのウィークポイント | 浦沢義雄 | 山田徹 | 志田直俊 神戸環 |
飯島由樹子 | 4月27日 |
教頭先生を追え! | ||||||
お兄ちゃんガンバレ! | ||||||
第40話 | 伝説のこいのぼり | 三井秀樹 | 小山賢 | 永樹龍博 | 三宅昌和 | 5月4日 |
のろわれた藤原先生 | 石川修 | |||||
楽しい家族交換 | 完甘美也子 | |||||
第41話 | お婆ちゃんしっかり! | 藤本信行 | 上田芳裕 | 佐伯哲也 | 飯島由樹子 | 5月11日 |
ハラペコ大戦争 | ||||||
続・教頭vsフジワラ | ||||||
第42話 | アルバイトに挑戦! | 吉田玲子 | (西沢信孝) 織本まきこ |
アベ正己 | 石田喬子 | 5月18日 |
ななちゃん、ついに怒る | ||||||
のの子熱愛発覚 | ||||||
第43話 | 消えたののちゃん | 中弘子 | 佐々木憲世 | 梨澤孝司 志田直俊 |
飯島由樹子 | 5月25日 |
お弁当はおあずけ | ||||||
のの子の楽しい園芸 | ||||||
第44話 | 掃除当番はコワイよ | 岸間信明 | 吉沢孝男 | 梨澤孝司 | 柴田奈美 | 6月1日 |
お兄ちゃんの試験勉強 | 星川信芳 | |||||
海岸は謎がいっぱい | 神戸環 | |||||
第45話 | のの子のリベンジ大作戦 | 浦沢義雄 | 山田徹 | 志田直俊 石川修 |
飯島由樹子 | 6月8日 |
街のいらずら書き | ||||||
全開! シルバーパワー | ||||||
第46話 | 藤原先生改造計画 | 成田良美 | 織本まきこ | 進藤満尾 | 三宅昌和 | 6月15日 |
飼育当番はつらいよ | 完甘美也子 | |||||
停電だ! | 永樹龍博 | |||||
第47話 | ヒミツ基地ウォーズ! | 三井秀樹 | 上田芳裕 | 佐伯哲也 | 飯島由樹子 | 6月22日 |
のの子、テレビ出演!? | ||||||
お片づけは面倒だ! | ||||||
第48話 | 筆箱がない! | 浦沢義雄 | 小山賢 | アベ正己 | 石田喬子 | 6月29日 |
リーダーの自覚 | ||||||
外食へ行こう! | ||||||
第49話 | 目指せ! 働く主婦 | 岸間信明 | 佐々木憲世 | 梨澤孝司 | 飯島由樹子 | 7月6日 |
お店番は楽しいな | ||||||
藤原先生のかんさつ日記 | ||||||
第50話 | 宝くじ、当たった! | 藤本信行 | (西沢信孝) 織本まきこ |
志田直俊 永樹龍博 |
柴田奈美 | 7月13日 |
スゴロク大作戦 | ||||||
留学生がやってくる! | ||||||
第51話 | 山田家にホームステイ | 吉田玲子 | 山田徹 | 石川修 | 飯島由樹子 | 7月20日 |
エイミー台風 | 星川信芳 | |||||
楽しいフリーマーケット | 神戸環 | |||||
第52話 | ぴかぴかワックス作戦! | 成田良美 | 吉沢孝男 | 完甘美也子 進藤満尾 |
三宅昌和 | 7月27日 |
保健室に潜入せよ | ||||||
お父さんの日曜大工 | ||||||
第53話 | プールは熱いぜ | 浦沢義雄 | 上田芳裕 | 佐伯哲也 | 飯島由樹子 | 8月3日 |
海とネコちゃん | ||||||
町内会長の陰謀 | ||||||
第54話 | ワクワク臨海学校 | 三井秀樹 | 織本まきこ | アベ正己 | 石田喬子 | 8月10日 |
のの子のいない山田家 | ||||||
のの子のサバイバル | ||||||
第55話 | カトリーヌちゃんをさがせ | 岸間信明 | 佐々木憲世 | 梨澤孝司 | 飯島由樹子 | 8月17日 |
ようこそ博物館へ | ||||||
お父さんの休日 | ||||||
第56話 | 灼熱の山田家 | 藤本信行 | 小山賢 | 志田直俊 永樹龍博 |
柴田奈美 | 8月24日 |
納涼キモだめし大会 | ||||||
夏休み最後の日 | ||||||
第57話 | 幸せのコスモス畑 | 浦沢義雄 | 山田徹 | 石川修 進藤満尾 |
飯島由樹子 | 8月31日 |
台風がくるぞ | ||||||
初恋はおはぎの味 | ||||||
第58話 | 赤ちゃんがデキタ!? | 藤本信行 | 小坂春女 | 完甘美也子 | 三宅昌和 | 9月7日 |
転校生 | 神戸環 志田直俊 | |||||
第59話 | 楽しいクッキング | 吉田玲子 | 吉沢孝男 | 佐伯哲也 | 飯島由樹子 | 9月14日 |
結婚式にいこう | ||||||
めざせ! アイドルデビュー | ||||||
第60話 | 幸せの揚げパン | 浦沢義雄 | 佐々木憲世 | アベ正己 | 石田喬子 | 9月21日 |
今日はお墓参り | ||||||
モテモテ!? お父さん | ||||||
第61話 | キクチくんは有名人!? | 岸間信明 | 上田芳裕 | 梨澤孝司 永樹龍博 |
飯島由樹子 | 9月28日 |
のの子流ダイエット | ||||||
素晴しき山田一家! |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2001年7月7日 - 2002年9月28日 | 土曜 9:55 - 10:25 | テレビ朝日 | 関東広域圏 | 製作局 |
不明 | 土曜 6:00 - 6:30(2002年7月時点) 水曜 16:00 - 16:30 |
青森朝日放送 | 青森県 | |
火曜 16:00 - 16:30 | 秋田朝日放送 | 秋田県 | 23話と49話から59話までは未放送 | |
2002年7月22日 - 7月26日 7月29日 - 8月2日 |
月曜 - 金曜 9:55 - 10:25 | 山形テレビ | 山形県 |
テレビ朝日 土曜9:55 - 10:25枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
単発枠
(9:55 - 11:20) |
ののちゃん
|
サタデー総合研究所
(9:55 - 10:20) |
ホーホケキョ となりの山田くん
Webアニメ「ののちゃんシアター」
原作の4コマ漫画をそのままアニメ化した形式のWeb専用アニメーション。アサヒ・コムで2001年9月から2005年2月までストリーミング有料配信された。 アニメーション制作はオペラハウス。キャスティング協力はラベリテ・プロ。
声の出演
- 山田のの子、藤原ひとみ先生 - 芳村れいな
- 山田まつ子、ミヤベくん - 鉄砲ゆりの
- 山野しげ、スズキくん - 岬摩純
- 山田のぼる、クボくん - 麻生淳
- 山田たかし、キクチくん - 森末ひろあき
玉野市マスコットキャラクター就任
いしいの出身地である岡山県玉野市では、いしいの協力を得て市制70周年の2010年より市のイメージキャラクターにののちゃんが就任。着ぐるみも制作され、ご当地キャライベント等では他の自治体のマスコットキャラクター(ゆるキャラ)と同じ扱いで出演している。さらに、「広報たまの」では特別編『たまのののののちゃん』を連載中。
2010年7月より原動機付自転車向けにののちゃんをあしらったナンバープレートの交付を開始した。
参考文献
- 『文藝別冊 いしいひさいち』河出書房新社、2012年