鬼神童子ZENKI
以下はWikipediaより引用
要約
『鬼神童子ZENKI』(きしんどうじゼンキ)は谷菊秀原作、黒岩よしひろ作画の漫画作品。1992年12月号から1996年9月増刊号まで『月刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載された。また連載に先駆けて同誌1992年8月号に発表された、設定が異なるパイロット版の読切作品(後述)が存在する。1995年にはテレビアニメ化された。
ストーリー
最強の呪術者「役小角」(えんのおづぬ)の血を引く祓い師「役小明」(えんのちあき)は、いつか小角が使役した最強の鬼神「前鬼」を呼び覚ますことを夢見ながら引退した祖母「役小鬼」(えんのさき)に代わって神社「役呪法堂」(えんのじゅほうどう)を切り盛りしていた。そんなある日、「小角の秘宝」の存在を信じた「猫丸」と「犬丸」という二人組が役呪法堂に侵入。本堂に封印されていた「憑依の実」(ひょういのみ)に取り憑かれてしまう。小明は必死に立ち向かうが、憑依の実は2人の欲望を吸いきり孵化、「憑依獣」(ひょういじゅう)となってしまう。小明は絶望しかけるが、その時代々伝わる法具「護法輪具」(ごほうりんぐ)が光り始める。「輪具が輝くとき前鬼甦らん…」。小明は幼い頃から聞かされ続けた伝承に最後の望みをかけ「前鬼覚醒」の呪文を唱える。すると本堂に安置されていた「前鬼石」が砕け、前鬼が復活した。前鬼は圧倒的な力で憑依獣を撃破、そして「この女を殺してしまえばオレ様は再び封印されることは無い」と言い、今度は小明に襲い掛かる。しかし護法輪具の力で前鬼は弾き飛ばされ小明は難を逃れ、前鬼は小角のかけた術によって弱い童子姿に変わってしまう。唖然とする前鬼と小明。すると空に小角の姿が浮かび上がり「世に災厄の種は尽きぬ、我が式神、前鬼を使役し、邪悪と戦い滅せ」と言い残す。このときから前鬼と小明の長い戦いが始まった。
登場人物
主要人物
前鬼(ぜんき)
本作の主人公。千数百年前、役小角によって使役された最強の紅い鬼神。鬼でありながら「角」を持たず、小角から与えられた破邪の力「金剛角」(こんごうかく)と生まれ持った雷の力を使って戦う。身体能力は人間の力をはるかに凌駕し、憑依獣を素手で引き裂くことも可能。さらに小明や後鬼ら仲間の力を得ることで幾度もパワーアップし、核兵器レベルの攻撃に耐え、大気圏突破も行った。胸や腹を貫かれても死なない不死身とも言える体を持つが、弱点は首で切り落とされると完全に死亡するといわれる。鎧のようなものを着ているがこれは身体と同化しており外れない。性格の粗暴さ故に小角に封印をかけられ、普段はチビ前鬼と呼ばれる形態になっている。自分の意を通すことが第一で他者に対しては「自業自得」が信条。復活後は小明を殺そうとする場面も見られたが、少しずつ信頼関係が築かれていく。その後の戦いでも我儘で傲慢な性格は変わらないが、仲間を守る姿も見られるようになる。鬼神としては甘いところがあり、弱い者が理不尽に傷つくのを良しとしない一面がある。千数百年前にヴァサラと対立した際に「本来の角」を折られたのも人間の娘を庇ったためだが「瘴気を食らい、戦って勝つこと」が行動理念の主軸であり、借りは必ず返す律義さこそあるものの、基本的に彼自身が「人間のために」戦ったことは一度もない。
封印解放のためには小明の呪力であるヴァジュラの光が必要。その他にも前鬼の怒りで封印が解かれるが、その際はヴァジュラの力は使えず身体能力のみでの戦いを強いられる。
元々絶大な潜在能力を持つが、その力を開放するには小明のヴァジュラに乗せた呪力や後鬼の鬼神力を纏めて受けるなど、起爆剤となる「莫大な量の力」を必要とする。
チビ前鬼(童子前鬼)
声 - 山口勝平
小角のかけた封呪が効いているときの姿。体重が非常に軽いため動きはすばやいが、戦闘力は一般人よりも弱く、小明に力負けする。普段の前鬼の姿。体は(本来)非常に柔らかく脆かったが、肉体が新しくなってからは瞬時に金剛と同じ硬さにできるようになった。なお、小明に封呪をかけられたときの他、鬼神力(きしんりき)が尽きて封印に抗することができなくなったときもこの姿に変わる。力を封じられている分「無駄に力を使わない」とのことで、ヴァサラとの戦いで傷ついた際には鬼神力の全てを治癒・回復に回すため自分からこの姿になった。
鬼神前鬼(アニメ版ではZENKI)
声 - 小杉十郎太
前鬼石から目覚めてしばらくの間の戦闘形体。小角から与えられた「金剛角」の力を使って強力な術をいくつも使用できるが、「鬼神解縛秘呪」(きしんげばくひじゅ)が不完全なため、全ての能力を使用することができなかった。
前鬼 完全鬼神
「鬼神解縛秘呪」が完全に唱えられた前鬼の完全体。原作では最初の封印解放形態である。見た目はほぼ同じだが、身体能力が向上し、生まれ持った「雷の力」を使用できるようになった。多少の傷なら秘呪を唱えることで回復させられる。
金剛角は火呪羅との戦闘で折られ、失ってしまったが小明の「ヴァジュラ」(金剛角)の力を取り込むことで同じ力を持つ「金剛光角」(こんごうこうかく)を生み出し、同様に小明の五行術を増幅させる。また、最後の切り札ともいえる術「極覇光」(ルドラ)を使えるようになった。
超鬼神前鬼
ルドラによって以前の肉体が砕け散った後に小明の「生命の光」と後鬼の「転生の陣」の力を借りて生まれ変わった前鬼の新しい姿。これまでの前鬼は「光の魂」が「闇の肉体」に宿るという相性の悪いものだったが、超鬼神は「光の魂」にふさわしい「光の肉体」であるため「完全鬼神」の時ですら比較にならないほどの戦闘力を獲得した。ヴァジュラと雷の力を合わせた新武装・金剛雷靭斧から放つ「闘魔鳳吼(とまほうく)」を必殺技としている。さらに、小明の全力の超ヴァジュラと後鬼の鬼神力を受けることで「金剛輪・極覇光(ルドラ)」や、怒りの鬼神力とヴァジュラの合わせ技「金剛角・紅蓮怒(ぐれんど)」を使う。ただし、この紅蓮怒は全身をエネルギー状に変化して発動する超鬼神となった前鬼であってもギリギリの制御で成り立っており、肉体が損傷するなどで少しでもバランスが狂えば自滅する諸刃の剣である。
アニメ版では、前鬼が小明と後鬼の力で変身した姿となっている。また、金剛雷靭斧は、金剛龍が変身した「金剛斧」となっており、超鬼神になる前に入手した。
闘鬼神前鬼
最終決戦を目前にして紅蓮怒の力を肉体の再構成に使い、「超鬼神」からさらに進化した形態。超鬼神の時には苦戦した敵・凶を一瞬で葬り、「隕怒羅(いんどら)」という技を撃つことができる。大まかな外見は完全鬼神に近い。
アニメ版でも最終決戦において変身し、魔神獣を倒した。原作とは外見が異なり、超鬼神がベースで頭に3本の角が生えている。
読みきり版の前鬼
護法輪具および憑依の実とともに土御門高校の裏山に埋められて封印されていた。欲ボケの千明が輪具の封印を解き放ったことで、最初の封を解かれて現臨するが、この時点では童子姿である。輪具をはめた腕で宙に五芒星を描いて名を呼べば誰でも召喚可能で、瘴気を特定量以上吸収すると鬼神姿へと戻ることができる。ただし瘴気を術に変えて消費して、使い果たしてしまうと再び童子姿へと封印されてしまう。物語の最後で千明から輪具を取り上げ、自由となるために、いずこかへと去っていった。
チビ前鬼(童子前鬼)
声 - 山口勝平
小角のかけた封呪が効いているときの姿。体重が非常に軽いため動きはすばやいが、戦闘力は一般人よりも弱く、小明に力負けする。普段の前鬼の姿。体は(本来)非常に柔らかく脆かったが、肉体が新しくなってからは瞬時に金剛と同じ硬さにできるようになった。なお、小明に封呪をかけられたときの他、鬼神力(きしんりき)が尽きて封印に抗することができなくなったときもこの姿に変わる。力を封じられている分「無駄に力を使わない」とのことで、ヴァサラとの戦いで傷ついた際には鬼神力の全てを治癒・回復に回すため自分からこの姿になった。
鬼神前鬼(アニメ版ではZENKI)
声 - 小杉十郎太
前鬼石から目覚めてしばらくの間の戦闘形体。小角から与えられた「金剛角」の力を使って強力な術をいくつも使用できるが、「鬼神解縛秘呪」(きしんげばくひじゅ)が不完全なため、全ての能力を使用することができなかった。
前鬼 完全鬼神
超鬼神前鬼
ルドラによって以前の肉体が砕け散った後に小明の「生命の光」と後鬼の「転生の陣」の力を借りて生まれ変わった前鬼の新しい姿。これまでの前鬼は「光の魂」が「闇の肉体」に宿るという相性の悪いものだったが、超鬼神は「光の魂」にふさわしい「光の肉体」であるため「完全鬼神」の時ですら比較にならないほどの戦闘力を獲得した。ヴァジュラと雷の力を合わせた新武装・金剛雷靭斧から放つ「闘魔鳳吼(とまほうく)」を必殺技としている。さらに、小明の全力の超ヴァジュラと後鬼の鬼神力を受けることで「金剛輪・極覇光(ルドラ)」や、怒りの鬼神力とヴァジュラの合わせ技「金剛角・紅蓮怒(ぐれんど)」を使う。ただし、この紅蓮怒は全身をエネルギー状に変化して発動する超鬼神となった前鬼であってもギリギリの制御で成り立っており、肉体が損傷するなどで少しでもバランスが狂えば自滅する諸刃の剣である。
アニメ版では、前鬼が小明と後鬼の力で変身した姿となっている。また、金剛雷靭斧は、金剛龍が変身した「金剛斧」となっており、超鬼神になる前に入手した。
闘鬼神前鬼
役小明(えんの ちあき)
声 - 横山智佐
役小角の後継者。長い髪をツインテールにした髪型の女子高校生で、未熟だが何事にも負けない芯の強い性格。身長158cm、体重46kg、B83、W54、H82(原作4巻より)、血液型0型。当初は現代っ子らしい一面が強く、前鬼のことも「式神という道具」と認識していた。スタイルが良く原作ではよく脱がされるシーンもあった。またパンチラシーンが非常に多い。アニメ版では下着の色が変わることもあった。
符術を用いて風や炎といった現象を起こし攻撃ができるが、千明自身の戦闘能力は低い。四呪士との戦いで金剛角を取り込み、自身の「小角の力」を覚醒させてから徐々に強くなっていった。護法輪具を使用し前鬼の封印解放を行う他、憑依獣を祓うことも可能。しかしこれは護法輪具によって彼女の力を増幅させているためであり、輪具が無いと封印解放もできない。祖母・小鬼の未来予知によると、将来は小角を超える術師になるという。それは見事に的中し、最終決戦では小角の力を継承し大幅なパワーアップを遂げた。その際に衣装も変化した。
役小鬼(えんの さき)
声 - 斉藤昌
小明の祖母。小明の代に前鬼が甦ることを予知し、役家の名代を小明に譲り、来るべき危機に備えるために各地を奔走していた。「現代の小角」とまで呼ばれる術者。
アニメ版では各地を旅しておらず、序盤から一員として登場している。
役寿海(えんの じゅかい)
声 - 丸山詠二
小鬼の弟で式神町にある寺・麒麟寺の住職。若い頃は「邪術師バスター」だったらしく「役流寿拳」を使う。今でも実力は衰えておらず、犬神の術者数人を徒手空拳で倒している。
容姿は祖先である小角に似ているが、スケベな性格で軍事マニア。小明にセクハラ発言もしていた。自動車免許を所有しており、愛車はジープ。前鬼に対して敬意を払う態度で接しているが、アニメ版ではチビ前鬼をからかうような態度を取ったので小鬼に怒られている。
役小角(えんの おづぬ)
後鬼(ごき)
役小角の使役したもう一人の鬼神。人間を愛したため人と契を結び、子孫を残した。千数百年の間、子孫の中を転生し続け、膨大な知識を得ている。もともとは「空」「風」「火」「水」「地」の五つの力を持っていたのだが、子孫たちには一つずつ分割して受け継がせたために覚醒したばかりの頃は本家に伝わる守護と回復の「空」の力しか使えなかった(後に神仙坊の「地」の力と母親の「水」の力を取り戻した)。力を取り戻すたびに、鬼神時の姿も変わった。単純な力は前鬼に及ばないものの、身体能力はほぼ互角。温厚な性格で、小明のことを「マスター」と呼び、サポートする。ボディカラーも蒼。封印解放時の前鬼をたしなめることができる数少ない人物の一人。
後鬼丸(ごきまる)
声 - 緒方恵美
鬼神後鬼の血を引く一族の若。12歳くらいの中性的な外見を持つ少年で、とても臆病な性格だったが、後鬼として覚醒した後、心が後鬼と融合したため大人っぽくなった。人間形態でも一般人以上の身体能力を見せ、腹部を貫かれても即死しない。当初は自分の力で鬼神に変身できなかったが、水の力を得てからは「鬼神変現アカーシャ・オン」という呪文で変身できるようになった。
アニメ版では人間時の名前は後藤晶(ごとう あきら)で最初から自分で変身できる。最終決戦後、小明に鬼神の力を封印してもらったが、エピローグで封印が解かれる。
「空」の力
「地」の力
神酒壮真(みき そうま)
声 - 梁田清之
影高野の僧侶で退魔師。サングラスをかけており酒飲みという不良坊主だが実力は確か。自らの呪力を剣に変えて戦う他、持ち歩いている酒も剣に吹きかけ炎を生み出し、炎の剣として攻撃するなど、ただの呑んだくれではない。当初は一匹狼なところがあり、小明たちを邪魔者扱いしている節があったが、影高野を滅ぼされた後は未熟さを悔い、過酷な修行の末に大幅なパワーアップを遂げた再登場した。以降は小明たちの仲間として加わる。
南雲さやか(なぐも さやか)
亜子(あこ)
憑依の実(ひょういのみ)
一見すると手の平に乗る程度の大きさの果実であるが、活性化すると眼球と触手を展開して人間に憑依し、憑依した人間を憑依獣という怪物に変異させる魔物。同じ憑依の実から生まれる憑依獣は同一形態であるものの、憑依した人間の持つ欲望の種類や強さによって能力が変化する。欲望が憑依の実が満たされるほど高まると憑依獣に変身し、原作では憑依された人間は憑依獣誕生時に肉体が粉々になり死亡するか、肉体が破壊されなくとも暴力的な欲望であった場合は重傷を負ったり、廃人になったりする例もある。普通の恋愛感情や向上心、食欲のように平常生活や生存に必要な欲望で憑依獣になった場合は失神する程度で済む。アニメ版では無傷で生還できるものも多く、前鬼は「憑依の実に完全に支配されなければ死なない(第2話)」、「助かるかどうかは憑かれた人間の心次第(第35話)」と解説している。また、強力な邪術師はこの実を自ら体に取り込むことで、身体能力を飛躍的に強化する者もいる。
ヴァジュラや祓い師の力を受けることで不活性状態になる性質を有し、前鬼にとっては体力を回復させる効果を持つ大好物。前鬼曰く憑依獣を封じるのは「人間がいなくなると実を食えなくなるから」。読切版の物は不味かった。
四呪士編
邪術士(呪術の力を己の欲望のために使う人間)。冒頭のエピソードから現れる敵だが、彼らは少数派であり、大半の邪術師は一般人相手の呪殺などを商売にしている。
鴉紋(あもん)
闇呪羅(あんじゅら)
魔呪羅(まじゅら)
犬神編
犬神狼(いぬがみ ろう)
黒帝(こくてい)
血丸(ちまる)
犬神四天王の一人。世界を支配したら「昼は犬神が、夜は自分が統括する」という理由で犬神の下で働いている。そのため犬神に忠誠を誓っていない。内心では犬神の排除を目論んでおり、前鬼たちに協力したこともある。しかし犬神に見抜かれて逆襲され、以後は姿をくらました。妖怪たちを束ねており吸血鬼のような風貌をしている。身体に血液がある限り不死身とも言える再生能力を持っているが、仮に全身の血を抜き取られたとしても再生能力が失われるだけで倒すことはできない。それは武器として使用する日本刀が本体だからである。ドクロ僧が破れた後、憑依の実を奪おうと深仙坊に重傷を負わせたため、後鬼の怒りを買ってしまい一騎討ちとなる。前回の戦いで本体を見破られていたため刀を破壊され消滅した。四天王の中では最後に倒された。
鬼門(きもん)
ヴァサラ編
ヴァサラ
かつて小角に仕えていた鬼神軍団のリーダー。「憑依獣を生み出す人間自体が邪悪だから」という理由で人類を滅ぼそうとしたため、小角によって封じられ「呪殺道士が使った悪の式神」という「嘘」の伝承を立てて鬼道家によって守られていた。だが、役家に敵意を持つ秀一の手によって復活する。超鬼神前鬼以上の実力者で「ヴァジュラ」を撃つほか、半径500メートル四方を消滅させる「餓髏凰吼(がるほうく)」という斧や「爆雷・陰弩邏(インドラ)」という黒い雷を纏った光術を使う。
弱者に甘いところのある前鬼や、人間に価値を見出して同化した後鬼と比べて「人間もそれ以外も等価値で扱い、その上で人間が世界にとって害悪」と判断した。そういう意味では誰よりも鬼神らしい鬼神だが、前述の主張も含めて少々「潔癖すぎる」と思われる面がある。過去に前鬼の持っていた「本来の角」を折った張本人。
死闘の末に前鬼によって月まで飛ばされそのまま封印され石となっていたが、最終話にて虚空によって封印を解かれ、利害が一致したことで前鬼たちに加勢した。その後の動向については不明だが、世界を救った一員として描かれている。
英有紀(はなぶさ ゆき)
鬼道秀一(きどう しゅういち)
剛次(ごうじ)
憑依神編
憑依神は欲望の塊に憑依の実が取りついて生まれた存在。憑依獣の数百倍の力と人間の数倍の知性を持つ。取りついた憑依の実は心臓と化し、様々な能力を司る。肉体はダイヤモンド以上の硬度を有し、前鬼の金剛雷陣斧も通用しない。小明たちの見立てではヴァサラ並の強さとされている。
鏡乱の雲骸(きょうらんのうんがい)
龍魔大帝編
原作における最後の敵対勢力。
毒士・阿主虎(どくし・あすとら)
虚空(こくう)
異形衆を従える青年。正体は、異形衆の王である5つの首を持つ巨大な龍。小角と出会う直前の前鬼を破るが小角、前鬼、後鬼、そしてヴァサラを含めた鬼神軍団の総攻撃を受けて頭脳部分と肉体を分離させられた状態で封印されていた。頭脳部分は虚空という人間の青年男性に似た姿で部下たちを統率していた。「虚空眼」という遠隔視と空間を歪めて道を作る能力で地球上なら見えない物はなく、0タイムでの移動が可能。
作品終盤で終に肉体の封印を破ることに成功するが、長年の封印と肉体に残されていた強烈な憎悪の悪影響で自らの肉体に拒絶された挙句、暴走を起こした肉体に部下をほぼ皆殺しにされてしまう。暴走した自らの肉体に地球自体が滅ぼされかねないと判断し、最後の力を振り絞って月に飛ぶ。そしてヴァサラの封印を解き、前鬼たちへ加勢に向かわせた。
アニメオリジナルキャラクター
カルマ編
カルマ
声 - 天野由梨
序盤における黒幕。物静かな声音に敬語と女神のような雰囲気を見せるが、地上に落ちた108つの憑依の実の封印を解き、この世を邪悪な力で支配しようと企む邪神。
その正体は憑依の実を生み出す憑依の樹である。倒された後も怨念を残し、憑依の実を「カルマの実」に、憑依獣を「羯磨獣(かるまじゅう)」に強化させた。
三邪導師(さんじゃどうし)
カルマの使徒たち。
グレン
声 - 難波圭一
赤いマントに身を包む逆立った髪の青年。余裕のある態度でゴウラを年寄りとバカにするも、逆に青二才呼ばわりされてムキになるなど短気なところがある。三邪導師で最強は自分であるとこだわり、手柄を得るべく第一の刺客として前鬼の前に立ちはだかる。
ゴウラ
栗林(くりばやし)
声 - 上田祐司
寿海和尚のお寺の僧侶。小明とは幼馴染み。もともとは原作のモブキャラクターだった。小明に好意を持っている様子。
憑依の実にとりつかれた際はクモの糸を操り、多数の女性を拘束して拉致し、小明まで捕らえたが前鬼に倒された。元に戻った後、欲望につけ込まれたことで寿海和尚に怒られていた。
モデル&名前の由来はクリリン。
犬神編(アニメ版)
犬神蓮月(いぬがみ はづき)
桑折(こおり)
速水一恵(はやみ かずえ)
声 - 高山みなみ
聖ニールスク大学の桑折教授の助手。桑折教授が開発したディスペルガンを扱い、教授とともに超常現象関連のトラブルを解決していた。カルマの実に取り付かれて、晶に羯磨獣になる前にディスペルガンでカルマの実ごと自分を撃ってくれと頼むが、晶にはできなかったため、羯磨獣となった。反能力によって前鬼の攻撃が効かないため、小明たちは倒せず、教授が作ったカルマの実の除去装置により、元へと戻った。
ゲームオリジナルキャラクター
FX 金剛炎闘
宝沢望美(たからざわ のぞみ)
魔屡蓮(マルバス)
怨毒(エンドク)
翔絞牙(ショウコウガ)
羅頭狼(ラズロー)
声 - 小野健一
魔屡蓮の右腕を自称するカエル型の憑依獣。前鬼には恨みはないが魔屡蓮に認められたい一心で復讐に加担する。
現れては翔絞牙や輟変礫に吹き飛ばされるが、終盤に俘醜蝕と合体されて巨大な姿となる。
鎧鱗斬(ガイリンザン)
輟変礫(テツヘンレキ)
俘醜蝕(フシュウショク)
書誌情報
集英社から1993年から1996年にかけてジャンプコミックスとして全12巻発売された。その後、竹書房から2005年に全7巻発売されている。
- ジャンプコミックス(集英社刊)
- 第1巻 ISBN 978-4088716381
- 第2巻 ISBN 978-4088716398
- 第3巻 ISBN 978-4088716404
- 第4巻 ISBN 978-4088716565
- 第5巻 ISBN 978-4088716572 (読切版「鬼神童子ZENKI」収録)
- 第6巻 ISBN 978-4088716589
- 第7巻 ISBN 978-4088716596
- 第8巻 ISBN 978-4088718989
- 第9巻 ISBN 978-4088718996
- 第10巻 ISBN 978-4088720654
- 第11巻 ISBN 978-4088720661
- 第12巻 ISBN 978-4088720678
- バンブーコミックス(竹書房刊)
- 第1巻 ISBN 978-4812462225
- 第2巻 ISBN 978-4812462232
- 第3巻 ISBN 978-4812462348
- 第4巻 ISBN 978-4812462355
- 第5巻 ISBN 978-4812462454
- 第6巻 ISBN 978-4812462461
- 第7巻 ISBN 978-4812462805 (読切版「鬼神童子ZENKI」収録)
- 第1巻 ISBN 978-4088716381
- 第2巻 ISBN 978-4088716398
- 第3巻 ISBN 978-4088716404
- 第4巻 ISBN 978-4088716565
- 第5巻 ISBN 978-4088716572 (読切版「鬼神童子ZENKI」収録)
- 第6巻 ISBN 978-4088716589
- 第7巻 ISBN 978-4088716596
- 第8巻 ISBN 978-4088718989
- 第9巻 ISBN 978-4088718996
- 第10巻 ISBN 978-4088720654
- 第11巻 ISBN 978-4088720661
- 第12巻 ISBN 978-4088720678
- 第1巻 ISBN 978-4812462225
- 第2巻 ISBN 978-4812462232
- 第3巻 ISBN 978-4812462348
- 第4巻 ISBN 978-4812462355
- 第5巻 ISBN 978-4812462454
- 第6巻 ISBN 978-4812462461
- 第7巻 ISBN 978-4812462805 (読切版「鬼神童子ZENKI」収録)
テレビアニメ
テレビ東京系で1995年1月9日から同年12月25日まで、毎週月曜日18:00 - 18:30(JST)に放映された。全51話。それまでテレビせとうち制作アニメ枠だったこの時間帯は、本番組からテレビ東京制作枠に戻り、2020年3月までアニメの放送が継続することになる(テレビせとうち制作枠の『しましまとらのしまじろう』は月曜朝7:35 - 8:05枠に移動した)。
基本設定は原作と同じだが、ストーリーや登場キャラクター、憑依獣はオリジナルが多い。特に後鬼の設定は原作と大きく異なる。
また、作品の特徴の一つであったパンチラや乳首の露出描写や人体切断などの残虐描写は極力控えられている(ただし露出描写の自粛は1クール目終盤以降で、それ以前の初期の頃は小明を中心に描写が多く見られた)。なお、第3話・第31話の内容はそれぞれ読切版と原作の外伝をベースにしている。
2007年4月17日から1年にわたってキッズステーションにて再放送された。
映像ソフト化については、VHS版・LD版がリリースされたが、現在は全巻廃盤となっている。また、ティー・ピー・オーからDVD-BOX全2巻が通信販売限定で発売され、セット購入特典として数量限定として小明のフィギュアが付属する。
スタッフ
- 原作 - 谷菊秀、黒岩よしひろ
- 監督 - 西村純二
- シリーズ構成 - 山口亮太
- キャラクターデザイン - 本橋秀之
- ビジュアルワークエンハンサー - 中嶋敦子
- メカニックデザイン - 寺岡賢司
- アイテムデザイン - 山形厚史
- プロダクションデザイン - 宮崎真一
- 色彩設計 - 飯塚晶子
- 美術監督 - 小山俊久
- 撮影監督 - 藤倉直人
- 編集 - 森田清次
- 音楽 - つのごうじ
- 録音演出 - 若林和弘
- プロデューサー - 小林教子、位下博一、今井修二、朝倉千代子
- アニメーション制作 - スタジオディーン
- 製作 - テレビ東京、読売広告社、キティ・フィルム(後にケイファクトリー)
主題歌
オープニングテーマ
「鬼神童子ZENKI」(第1話 - 第28話)
最終話ではエンディングテーマとして使用。
「超鬼神ZENKI、来迎聖臨!」(第29話 - 第49話)
エンディングテーマ
「笑顔をあげる」(第1話 - 第21話)
「Sleepless Angels 〜眠れぬ夜の天使たち〜」(第22話 - 第38話)
「奇跡の超鬼神」(第39話 - 第49話)
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 登場する敵 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 鬼神現臨! オレが噂のZENKIさま!! | 山口亮太 | 西村純二 | 横山広行 | 本橋秀之 | 憑依獣・豺狼豺虎(さいろうさいこ) | 1995年 1月9日 |
2 | 邪神カルマ 三邪導師見参! | 松本佳久 | 憑依獣・錻韋獰(ブイドウ) | 1月16日 | |||
3 | 小明危うし シャッターチャンスに御用心! | 時村尚 | 小川浩司 | 亀垣一 | 憑依獣・蛇爬(ダキ) | 1月23日 | |
4 | 欲望の壺 式神町黄金計画 | 十川誠志 | 松本佳久 | 青木哲朗 | 憑依獣・邪光猿(ジャコウエン) | 1月30日 | |
5 | 食欲魔神 ZENKIのお味は星いくつ? | 植田浩二 | 鈴木行 | 守岡博 | 山本泰一郎 | 憑依獣・威嚇(イカク) | 2月6日 |
6 | 電送の誘惑 少年はまたベルを鳴らす | 時村尚 | 山口美浩 | 笠原彰 | 憑依獣・照虚霧(テレコム) | 2月13日 | |
7 | 煩悩の | 植田浩二 | 松本佳久 | 金剛寺昭 | 憑依獣・伽藍陀(ガラニ) | 2月20日 | |
8 | ミイラ旅館 若い女性大歓迎!! | 山口亮太 | 亀垣一 | 本橋秀之 | 血粧乾のヒル | 2月27日 | |
9 | 地下室の鬼 炸烈! 火炎咒・カーン | 鈴木行 | 神原敏昭 | 笠原彰 | 憑依獣・血粧乾(ケッショウカツ) | 3月6日 | |
10 | 魔犬大行進! 怒れフー太! | 十川誠志 | 鈴木敏明 | 小林利充 | 憑依獣・血流鞭露死(ケルベロス) | 3月13日 | |
11 | 地底からの声 侍たちの挽歌 | 神原敏昭 | 守岡博 | 木崎文智 | 憑依獣・砕動風士(サイドウフウシ) | 3月20日 | |
12 | 丘の上の魔女 雪に消えた思い出 | 時村尚 | 横山広行 | 小船井充 | 憑依獣・婆婁羅(バルラ) | 3月27日 | |
13 | 寿・絵馬合戦 激突! 大空中戦だ〜っ | 植田浩二 | 松本佳久 | 津田義三 | 小林利充 | 憑依獣・瘋髏(フウガイ) | 4月3日 |
14 | 伝説の鬼神ZENKIの秘密をあばけ! | 鈴木行 | なかじまちゅうじ | (総集編) | 4月10日 | ||
15 | 鬼神封印計画 | 山口亮太 | 牧野行洋 | 山口美浩 | 笠原彰 | 憑依獣・囮屍魔紫(カシマシ) | 4月17日 |
16 | 闇の呪縛 壮真VSアンジュ | 鈴木行 | 牛草健 | 七海修 | 4月24日 | ||
17 | 女邪導師散る アンジュの一番長い日 | 十川誠志 | 亀垣一 | 本橋秀之 | 憑依獣・呪羅(ジュラ) | 5月1日 | |
18 | 黄金龍覚醒 幻の不老不死の山へ | 時村尚 | 横山広行 | 木崎文智 | - | 5月8日 | |
19 | 二人の小明 800年の誓い | 植田浩二 | 松本佳久 西村純二 | 守岡博 | 笠原彰 | 物の怪 憑依獣・錻練擰(ブレンドウ) | 5月15日 |
20 | 平安京炎上 金剛斧よ来たれ! | 十川誠志 | 神原敏昭 | 清水明 | 小林利充 | 憑依獣・火堕裸(カダラ) | 5月22日 |
21 | 急げ未来へ! 古都に輝く五茫星 | 山口亮太 | 鈴木行 | 鈴木吉男 | 滝川和男 | - | 5月29日 |
22 | 式神町壊滅?「水の陣」 | 時村尚 | 渡邊哲哉 | 牛草健 | 柳沢哲也 | 巨大サンショウウオ | 6月5日 |
23 | 裏切り者ゴウラ「金の陣」「土の陣」 | 植田浩二 | 横山広行 | 新井豊 | 骸骨 巨大ミミズ | 6月12日 | |
24 | 甦れ! ZENKI「火の陣」 | 十川誠志 | 鈴木行 | 岡崎幸男 | 小林利充 | 炎の獅子 | 6月19日 |
25 | 最終決戦! カルマの最期 | 山口亮太 | 織田宏 | 服部憲知 | 憑依の樹 | 6月26日 | |
26 | 鬼神祭の夜 式神るるぱぱ登場 | 植田浩二 | 鈴木行 | 守岡博 | 小林一三 | (総集編) | 7月3日 |
27 | 新たな敵 我こそは黄泉の王子 | 山口亮太 | 西村純二 | 織田宏 | 本橋秀之 | 怨念カルマ | 7月10日 |
28 | 覚醒の鼓動! 晶の秘密 | 時村尚 | 川瀬敏文 | 岡尾貴洋 | 滝川和男 | 羯磨獣・蜈蠕蟲(こぜんちゅう) | 7月17日 |
29 | 咆哮! 超鬼神 ヴァジュラ・マハル・サムスカーラ | 十川誠志 | 横山広行 | 新井豊 | 羯磨獣・伽藍堕(がらんだ) | 7月24日 | |
30 | 奪われた顔 ナンパ男に御用心! | 時村尚 | 岡崎幸男 | 清水明 | 小林利充 | 羯磨獣・断螯殻(だんこうかく) | 7月31日 |
31 | 魂を創る指先 人形たちの夜 | 植田浩二 | 織田宏 | 笠原彰 | 羯磨獣・擰流(どうる) | 8月7日 | |
32 | 湖の恐怖 聞け! 精霊の歌声 | 山口亮太 | 佐藤育郎 | 中村あきら (中村プロ) | 羯磨獣・蛟(みづち) | 8月14日 | |
33 | 欲望のかけら 小明・絶体絶命! | 十川誠志 | 篁蒼氓 | 織田宏 | 奥野浩行 (中村プロ) | 羯磨獣・蘶鵺蹣(ギヤマン) | 8月21日 |
34 | 寿海出陣! だるまに清き一票を! | 植田浩二 | 川瀬敏文 | 守岡博 | 新井豊 | 羯磨獣・腑瞳憑(フドウヒョウ) | 8月28日 |
35 | 満月を射る弓 一子先輩の秘密 | 山口亮太 | 横山広行 | 羯磨獣・矢錻釵女(やぶさめ) | 9月4日 | ||
36 | 禁断の花園 頭に花を咲かせましょう | 十川誠志 | 織田宏 | 笠原彰 | 羯磨獣・梅雷羅(バララ) | 9月11日 | |
37 | スタア誕生 つかみはOK!? | 時村尚 | 篁蒼氓 | 清水明 | 小林利充 | 羯磨獣・死罵咥(シバキ) | 9月18日 |
38 | 迷ヶ淵の悪夢 帰ってきた壮真 | 十川誠志 | 池端たかし | 菱川直樹 | 井上栄作 | 羯磨獣・佗鬼牙魅(タキガミ) | 9月25日 |
39 | 蛭蟇蟲の謀略 忍び寄る黄泉の影 | 植田浩二 | 西村純二 | 守岡博 | 中村あきら (中村プロ) | (総集編) | 10月2日 |
40 | 危険な出逢い さやかの揺れる想い | 時村尚 | 渡邊哲哉 | 牛草健 | 新井豊 | 羯磨獣・隷羅(レイラ) | 10月9日 |
41 | 奪われた黒帝 犬神抹殺指令! | 山口亮太 | 白旗伸朗 | 中村あきら (中村プロ) | 羯磨獣・出塵蟶髏(デステール) | 10月16日 | |
42 | 狙われた晶 黄泉からの襲撃者 | 十川誠志 | 横山広行 | - | 10月23日 | ||
43 | 迫り来る闇 小明さらなる試練の時 | 時村尚 | 須永司 | 織田宏 | 笠原彰 | 羯磨獣・狗影沙(クエイサ) | 10月30日 |
44 | 植田浩二 | 清水明 | 小林利充 | 羯磨獣・戯茘鐚(キリア) | 11月6日 | ||
45 | 一恵暁に死す! 幻の羯磨獣を討て! | 山口亮太 | 菱川直樹 | 井上栄作 | 羯磨獣・豫孥傴(シャドウ) | 11月13日 | |
46 | 美しき野獣 悪夢の反能力 | 十川誠志 | 牛草健 | 中村あきら (中村プロ) | 羯磨獣・豫孥傴 羯磨獣・白孥猗(シラヌイ) | 11月20日 | |
47 | 役咒法堂急襲 出でよ不動龍棍! | 白旗伸朗 | 新井豊 | 羯磨獣・白孥猗 | 11月27日 | ||
48 | 月と狼の | 時村尚 | むとうゆーじ | 横山広行 | 中村あきら (中村プロ) | 12月4日 | |
49 | 鬼神VS犬神 運命のラストバトル | 植田浩二 | 江上潔 | 村中博美 | 羯磨獣・白孥猗 犬神狼最終形態 | 12月11日 | |
50 | 破壊神降臨 戦え! 勇気ある者達よ | 時村尚 | 西村純二 | 清水明 | 小林利充 | 魔神獣 | 12月18日 |
51 | 朱き鬼神 放て! 金剛輪 | 山口亮太 | 守岡博 | 中村あきら (中村プロ) | 12月25日 |
ネット局
放送日時は1995年8月時点のものとする。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送時間 | ネット形態 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京 | テレビ東京系列 | 月曜 18:00 - 18:30 | 制作局 | |
北海道 | テレビ北海道 | 同時ネット | |||
愛知県 | テレビ愛知 | ||||
大阪府 | テレビ大阪 | ||||
岡山県 香川県 |
テレビせとうち | ||||
福岡県 | TXN九州 | 現:TVQ九州放送 | |||
青森県 | 青森テレビ | TBS系列 | 金曜 16:00 - 16:30 | 遅れネット | |
宮城県 | 東日本放送 | テレビ朝日系列 | 火曜 17:00 - 17:30 | ||
山形県 | テレビユー山形 | TBS系列 | 金曜 16:55 - 17:25 | ||
福島県 | 福島テレビ | フジテレビ系列 | 月曜 16:30 - 17:00 | ||
富山県 | 富山テレビ | 火曜 16:30 - 17:00 | |||
石川県 | テレビ金沢 | 日本テレビ系列 | 火曜 17:00 - 17:30 | ||
福井県 | 福井テレビ | フジテレビ系列 | 火曜 16:30 - 17:00 | ||
山梨県 | テレビ山梨 | TBS系列 | 水曜 15:55 - 16:25 | ||
長野県 | 長野放送 | フジテレビ系列 | 木曜 16:30 - 17:00 | ||
鳥取県 島根県 |
山陰放送 | TBS系列 | 月曜 17:30 - 18:00 | ||
広島県 | テレビ新広島 | フジテレビ系列 | 金曜 17:25 - 17:55 | ||
愛媛県 | あいテレビ | TBS系列 | 日曜 6:00 - 6:30 | ||
高知県 | テレビ高知 | 火曜 16:30 - 17:00 | |||
佐賀県 | サガテレビ | フジテレビ系列 | 土曜 6:45 - 7:15 | ||
長崎県 | 長崎放送 | TBS系列 | 日曜 17:00 - 17:30 | ||
熊本県 | テレビ熊本 | フジテレビ系列 | 土曜 6:45 - 7:15 | 放送期間:1995年4月1日 - 1996年3月16日 | |
宮崎県 | テレビ宮崎 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
月曜 16:00 - 16:30 | ||
鹿児島県 | 南日本放送 | TBS系列 | 水曜 16:24 - 16:54 | ||
沖縄県 | 琉球放送 | 木曜 16:30 - 17:00 |
OVA
鬼神童子ZENKI外伝〜黯鬼奇譚〜
あらすじ
登場人物
役小明
除霊のために伊吹家に呼ばれた咒師。鬼への生贄とされる庚申(1980年)生まれのため、双子に命を狙われる。
童子前鬼 / 鬼神前鬼
小明と共に村を訪れ、村に蓄積してきた怨念の気配に気づく。最終局面では蘇った鬼と闘う。
伊吹ひかる / 伊吹みちる
庚申生まれの双子の姉妹。姉のみちるが温和な一方で妹のひかるは人当たりが少し悪く、小明が村に来ることにも反対していた。
小明は彼女たちの母親(声 - 一城みゆ希)の依頼によって除霊に向かうが、実は伊吹家は60年に一度の「鬼神楽」の年(丁丑の年)に代々「庚申生まれの七人の乙女」を鬼に捧げるために鬼の仮面を被って乙女を殺害する役目を負っており、祖母(声 - 沼波輝枝)も60年前の鬼神楽の年(1937年)に庚申(1920年)生まれの乙女を鬼に捧げていた。
双子も5人までは殺害したが、村に庚申生まれの乙女は自分たちしか残っておらず、2人とも死ぬと伊吹家の家系が絶えてしまうため「七人の生贄を捧げないと村が滅びる」との一念で小明を生贄に捧げようとしていた。しかし結局は果たせず、ササキの桜から谷間に飛び込んで自害。祖母以外の伊吹家の人間は全滅してしまう。
鬼は既に千年前に役小角によって封じられていたものの、生贄にされた乙女たちの怨念によって蘇ることになってしまい、その罪悪を悟った祖母は伊吹家の罪を償うため、独り村に残った。
スタッフ
- 監督・絵コンテ - 西村純二
- 脚本 - 山口亮太
- キャラクターデザイン・作画監督 - 木崎文智
- 演出 - 白旗伸朗
- 美術監督 - 小山俊久
- 撮影監督 - 藤倉直人
- 編集 - 森田清次
- 音楽 - つのごうじ
- 録音演出 - 若林和弘
- プロデューサー - 小暮一雄、稲垣高広
- アニメーション制作 - スタジオディーン
- 製作 - 日本コロムビア、ケイファクトリー
主題歌
エンディングテーマ「超鬼神ZENKI、来迎聖臨!」
挿入歌「鬼神童子ZENKI」
ゲーム
評価 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
|
レビュー結果 | |
---|---|
媒体 | 結果 |
ファミ通 | (SFC1)21/40 (GG)20/40 |
- 鬼神童子ZENKI 烈闘雷伝:1995年8月4日、ハドソンより発売。スーパーファミコン用ソフト。アクションゲーム。
- ファミコン通信クロスレビューでは5、5、5、6の21点。レビュアーは操作がシンプルで必殺技も簡単に繰り出せる、たびたび出る台詞はファンには喜べるのではないか、難易度についてそれほど高くなく下手でも楽しめるとした者とトリッキーな敵や罠が多く序盤から耐性のある敵も登場するため昔よくあったような高め難易度とする者で分かれ、移動速度が遅い、ジャンプ力があまりなく2段でも変わらない、足場や敵の当たり判定が雑だとした。
- 鬼神童子ZENKI:1995年9月1日、セガより発売。ゲームギア用ソフト。アクションゲーム。
- 鬼神童子ZENKI 電影雷舞:1995年11月24日、ハドソンより発売。スーパーファミコン用ソフト。アクションゲーム。
- 鬼神童子ZENKI FX 金剛焱闘:1995年12月22日、ハドソンより発売。PC-FX用ソフト。アクションゲーム。
- 鬼神童子ZENKI 天地鳴動:1996年2月23日、ハドソンより発売。スーパーファミコン用ソフト。ボードゲーム。
- ファミコン通信クロスレビューでは5、5、5、6の21点。レビュアーは操作がシンプルで必殺技も簡単に繰り出せる、たびたび出る台詞はファンには喜べるのではないか、難易度についてそれほど高くなく下手でも楽しめるとした者とトリッキーな敵や罠が多く序盤から耐性のある敵も登場するため昔よくあったような高め難易度とする者で分かれ、移動速度が遅い、ジャンプ力があまりなく2段でも変わらない、足場や敵の当たり判定が雑だとした。
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- 1995年のテレビアニメ
- テレビ東京系アニメ
- スタジオディーン
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- 鬼を題材にした作品
- エクソシスム・悪霊ばらいを題材としたアニメ作品
- 二人組を主人公としたアニメ作品
- アクションアニメ
- 変身ヒーローを題材としたアニメ
- 1997年のOVA
- スーパーファミコン用ソフト
- ゲームギア用ソフト
- PC-FX用ソフト
- 1995年のコンピュータゲーム