漫画 小説

瑠璃の風に花は流れる


ジャンル:ファンタジー,



以下はWikipediaより引用

要約

『瑠璃の風に花は流れる』(るりのかぜにはなはながれる)は、槇ありさ著、由貴海里挿絵の日本のシリーズ小説。角川ビーンズ文庫から発売されている。略称は「瑠璃花」

内容

架空の国、歴史ある国、朱根(アカネ)は、新興国黒嶺(コクレイ)に武力で併合される。抵抗する朱根の王女、緋奈(ヒナ)は、朱根を併合した国、黒嶺(コクレイ)の王子、芦琉(アシル)に「誰が自分の妃になる女を殺すものか」と言われ、無理やり黒嶺に連れて行かれてしまう。実は芦琉が自分に好意をよせていて、婚姻による併合を目指していたことを知った緋奈は、芦琉の妃としての道を歩んでいく。

登場人物

※キャストはドラマCD版のもの。

緋奈(ヒナ)

声:平野綾
主人公。歴史ある国、朱根の第一王女。16歳で、金髪金眼の美少女。生まれたときに占い師によって「国を救う光の王女」と予言される。そのため、海、空、陸の全ての加護を受けると言われたが、それは偽りだった。その代わりに神宝を媒介として神獣を呼び出せる。(生まれた子を占い師に見せ、海、空、陸のうち、どの加護を受けているかを占ってもらう習慣がある。たとえば緋奈の弟、水稀(ミズキ)は、海の加護を受けたため、海に関する字を名前につけられている)。
第一王女としての誇りは高く、少々意地っぱり。併合された直後は、芦琉に憎しみを抱いていたが、次第に好意を寄せていく。宮殿で大事にされて育てられたのにもかかわらず、芦琉の妃になる事を選んだため、裏切り者と罵られた事も多い。
水稀(ミズキ)

緋奈の弟。非常に体が弱く、そのため本来は3歳で行うはずの立太子の式を、6歳の今まで延期されていた。その立太子の日に、黒嶺に攻められた。緋奈同様、神獣を呼び出せる。
芦琉(アシル)

声:保志総一朗
新興国、黒嶺の第一王子。容姿端麗にして武術の腕は抜群。15歳であるが外見年齢は18歳くらい。守護は陸。
抵抗する緋奈を、「誰が自分の妃になる女を殺すものか」と言って、黒嶺に連れて行った。実は以前から緋奈に思いを寄せていた。恋愛面ではかなり嫉妬深い。
颯琉(ソウル)という12歳の弟がいる。
深波(ミナミ)

声:置鮎龍太郎
緋奈の守り役。朱根王の命により、緋奈を幼いころから見守っていた。控え目だが、とても有能。守護は海。
光夜(コウヤ)

声:石田彰
芦琉の従兄弟。側近兼参謀。芦琉とは、兄弟のような関係。守護は空。
槐斗(カイト)

声:中村悠一
芦琉の右腕的存在。未来の大将軍といわれる。女性には非常にモテる。守護は陸。
澪良(レイラ)

芦琉の側室になるといった少女。一時は本気で芦琉を緋奈から奪おうとしていたが、緋奈の思いを知ってからは、あっさり身を引く。
現在は緋奈と良好な関係を築いている。緋奈と同い年だが、剣の腕前は彼女より高い。元紫洞王女だが、母の死により8歳で自殺を図り、海に身投げしたところを海賊に拾われた。
颯琉(ソウル)

芦琉の弟。12歳。緋奈を澪良の敵と思い冷たい態度をとっている。かなりのブラコン。
瀬里

声:升望
雷音

声:遊佐浩二
朱根王

声:平川大輔

既刊一覧
小説

ドラマCDがランティスより発売。

  • 瑠璃の風に花は流れる 〜黒の王太子〜 2009年1月21日発売
  • 瑠璃の風に花は流れる 第2巻 〜紫都の貴公子〜 2009年5月27日発売
漫画

挿絵担当の由貴海里が当初『ビーンズエース』(2007年Vol.10 - )に連載したが休刊により移籍、『月刊Asuka』( - 2010年4月号、隔月連載) で連載。全3巻。

  • 瑠璃の風に花は流れる 1 2008年9月26日 ISBN 978-4-04-854232-6
  • 瑠璃の風に花は流れる 2 2009年6月26日 ISBN 978-4-04-854332-3
  • 瑠璃の風に花は流れる 3 2010年4月21日 ISBN 978-4-04-854472-6