タオタオ絵本館
ジャンル:Cartoon,
アニメ:Tao Tao
原作:Tao Tao,
総監督:Red Therdan ,
監督:中原収一,
シリーズディレクター:Red Therdan ,
シリーズ構成:52,
キャラクターデザイン:Red Therdan ,
メカニックデザイン:Red Therdan ,
音楽:槌田靖識,
製作:シュンマオ、テレビ大阪,
配信サイト:テレビ大阪,
配信期間:1983年,10月7日,1985年,4月9日,
話数:全52話,
以下はWikipediaより引用
要約
『タオタオ絵本館』(タオタオえほんかん)は、テレビ大阪製作・テレビ東京系列などで放送されたアニメ。正式な題名は『タオタオ絵本館 世界動物ばなし』である。放送は第1期と第2期に分けられる。
中原収一を中心とした日本のシュンマオ制作委員会、中国の中国天津市工芸美術設計院、西ドイツのアポロフィルム社の手による、日中独の三国合作のテレビアニメーションである。
元々「タオタオ」は、1981年(昭和56年)3月に封切りされた日本と中国の合作(山田洋次原案監修、島村達雄監督、高橋健脚本、シュンマオ制作委員会、中国天津市工芸美術設計院)アニメ映画『シュンマオ物語 タオタオ』に登場したパンダであった。
最初は第1期のみ製作され、西ドイツで先行放送された。第2期は西ドイツでの放送が好評なのを受けて追加製作されている。
放送
第1期
- 全26話
- 1983年10月7日 - 1984年3月30日 金曜日18:30 - 19:00 (テレビ大阪)
- テレビ東京は、第20話までは1983年10月19日 - 1984年3月28日 水曜日16:30 - 17:00 第21 - 25話が1984年4月2日 - 6日 毎日16:30 - 17:00 第26話は未放送。
- テレビ東京は、第20話までは1983年10月19日 - 1984年3月28日 水曜日16:30 - 17:00 第21 - 25話が1984年4月2日 - 6日 毎日16:30 - 17:00 第26話は未放送。
第2期
- 全26話
- 1984年10月9日 - 1985年4月9日 火曜日17:55 - 18:25 (テレビ大阪)
- テレビ東京は、1985年4月13日 - 10月12日 土曜日7:00 - 7:30
- テレビ東京は、1985年4月13日 - 10月12日 土曜日7:00 - 7:30
放送局
テレビ大阪やテレビ東京・テレビ愛知とほぼ同時期に本作を放送したのは、以下の各局である。
- 秋田テレビ:月曜 - 金曜 7:30 - 8:00
- 富山テレビ:土曜 8:00 - 8:30(1985年3月30日スタート)
- びわ湖放送:木曜 19:30 - 20:00
- 奈良テレビ
- 広島ホームテレビ ほか
内容
子パンダのタオタオにその母親が、世界各地の名作や童話を語るという内容である。冒頭で母親パンダが物語を語り始め、様々な童話のシーンが流れる。
世界中の名作や民話の中から、子供達の情感・創造力・集中力を育てる話を厳選している。人間の親子間の日常の出来事を、子供の心を捉える親しみやすいパンダ親子に置き換えてストーリーが展開される。審査の厳しいヨーロッパ各国の国営放送にも推薦された番組であり、日本の他、世界10数ヵ国で放送され人気があったという。
キャラクター
スタッフ
- 製作・プロデューサー:宮本一保(シュンマオ)、石黒武(テレビ大阪)
- 脚本監修:高橋健
- 制作主任:古谷愛子
- 制作デスク:神田修吉
- 脚本:高橋健、森田信子、八木俊亜、湯川俊、かがみおさむ、久保田圭司、入江とおる、首藤剛志、大塚汎、今井俊昭、堀本卓、渡辺麻実、三宅直子、横堀昭三、今泉俊昭、北原卓
- チーフディレクター/美術監督:中原収一
- 絵コンテ・演出:大貫信夫、湯川高光、池上和彦、高山秀樹、神無誠、井上修、秦泉寺博、中原収一、田代文夫、大関雅幸、小取喜好、勝井千賀雄、落合正宗、箕ノ口克己、菊池一仁、望月敬一郎、浜津守、鹿島典夫、鈴木幸雄、近藤英輔、中村憲由、杉山卓、増田光昭、矢沢則夫、大野久
- 作画監督:穐山昇、須藤修一、熊川正雄、田中平八郎、石井邦幸、湯川高光、白川忠志、高木敏夫、昆進之介、富沢和雄、鈴木英二、元藤郁子、酒井一美、福田皖、藤井晨一
- 美術:下川忠海、下道一範、横瀬直人、天津市工芸美術設計院、後藤範行、中原和子、河本康孝、大吉光、中原収一
- 色指定:藤田弘美、赤塚浩子、細谷ふみ子、他
- 撮影:虫プロダクション、スタジオコスモス、珊瑚礁スタジオ、ティ・ニシムラ
- 編集:井上編集室
- 音楽:槌田靖識
- 音響監督:明田川進(マジックカプセル)
- 音響効果:石田秀憲、小林真二
- 録音調整:星一郎
- 録音スタジオ:アオイスタジオ
- 現像:東洋現像所
- タイトルデザイン:後藤範行
- キャスティング協力:青二プロダクション
- 制作進行:羽賀隆、小山信吾、塙和則、小山裕之、富山正大、他
- 制作協力:土田プロダクション
- 企画・制作:シュンマオ、テレビ大阪
主題歌
第1期
オープニングテーマ - 『あつまれば、友だち』
エンディングテーマ - 『ふりむく季節』
上記2曲を収録したEPは、ビクター音楽産業から発売された。
第2期
- オープニング、エンディングは第1期と同じ(歌い手も変更なし)。ただし歌手名は、ひさのみほに改めている。
ビデオ
- オープニング・エンディングともテレビ放送とは変更され、『タオタオと仲間達』(歌・作詞・作曲 - しゅうさえこ)が起用されている。
各話リスト
第1期
話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1983年 10月7日 |
カラスの赤帽子 | ||||
2 | 10月14日 | ウサギのとんち | ||||
3 | 10月21日 | 足のないヘビ | ||||
4 | 10月28日 | いじわるガエル | ||||
5 | 11月4日 | ワニの王様 | ||||
6 | 11月11日 | 動物の議会 | ||||
7 | 11月18日 | うぬぼれ白らくだ | ||||
8 | 11月25日 | コウモリも楽じゃない | ||||
9 | 12月2日 | 着飾ったハゲタカ | ||||
10 | 12月9日 | イノシシとハリネズミ | ||||
11 | 12月16日 | ネズミの求婚 | ||||
12 | 12月23日 | いつまでも風見鶏 | ||||
13 | 12月30日 | サギとチョウの冒険 | ||||
14 | 1984年 1月6日 |
鳥たちの楽園 | ||||
15 | 1月13日 | 池の小魚 海へ行く | ||||
16 | 1月20日 | 妖精の条件 | ||||
17 | 1月27日 | がんばれ子ブタ | ||||
18 | 2月3日 | 雨になったシマウマ | ||||
19 | 2月10日 | 虹の鳥 | ||||
20 | 2月17日 | 犬の欲ばりごっこ | ||||
21 | 2月24日 | おしゃべりガメ | ||||
22 | 3月2日 | アヒルの変身 | ||||
23 | 3月9日 | 北風と白フクロウ | ||||
24 | 3月16日 | ネコの計略 | ||||
25 | 3月23日 | 魚のお礼 | ||||
26 | 3月30日 | ホタルの不思議な木 |
第2期
話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
27 | 1984年 10月9日 |
カエルのお仲人さん | ||||
28 | 10月16日 | 田舎ネズミと都会ネズミ | ||||
29 | 10月23日 | 野ネズミの友情 | ||||
30 | 10月30日 | また逢えるねツバメくん | ||||
31 | 11月8日 | 犬とネコの旅立ち | ||||
32 | 11月13日 | キツネに狙われたサギ | ||||
33 | 11月20日 | 牽牛と織姫 | ||||
34 | 11月27日 | しっぽ自慢のウサギ | ||||
35 | 12月4日 | 12か月の精と小ジカ | ||||
36 | 12月11日 | 二人をこらしめたカメ | ||||
37 | 12月18日 | 目立ちたがりやのサル | ||||
38 | 12月25日 | 黄金の鳥とウサギ | ||||
39 | 1985年 1月9日 |
リスが助けたお姫さま | ||||
40 | 1月16日 | カミキリ虫の願いごと | ||||
41 | 1月23日 | アリとバイオリン弾き | ||||
42 | 1月30日 | 太陽になりたかった犬 | ||||
43 | 2月6日 | クマさんの小鳥さがし | ||||
44 | 2月13日 | 天国から落ちたクマ | ||||
45 | 2月20日 | トックとムーの仲なおり | ||||
46 | 2月27日 | アライグマの知恵 | ||||
47 | 3月5日 | クモの不思議な糸 | ||||
48 | 3月12日 | ゆかいな動物バンド | ||||
49 | 3月19日 | ネズミの恩返し | ||||
50 | 3月26日 | 竜神とラッコ | ||||
51 | 4月2日 | コウノトリになった王様 | ||||
52 | 4月9日 | 天の国の白い象 |
その他
- ビデオは東芝EMIより1988年 - 1989年に全25巻、DVDはICFより2005年に全17巻で販売されている。作品の質、内容が優れており、文部省選定作品となっている。