そのケータイはXXで
題材:携帯電話,
以下はWikipediaより引用
要約
『そのケータイはXXで』(そのケータイはエクスクロスで)は、上甲宣之の小説。しより&愛子シリーズの第1作。
これを原作とした日本映画が2007年に公開されている。
概要
第1回『このミステリーがすごい!』大賞で、最終選考に残る。受賞には至らなかったものの、インターネット読者投票2位を獲得した事や内容が評価され、隠し玉(編集部推薦)として宝島社から2003年に刊行された。発行部数は約10万部。2007年には全国東映系で劇場映画化もされている。また、本作を原作とした漫画版が出版され、ケータイコミックサイト「ワンダーコミック」から配信されている。
第二章「赤いケータイは、トイレの個室で」の、火請愛子と西園寺レイカが公衆便所で格闘する場面は、『ジョジョの奇妙な冒険』の第四部「ダイヤモンドは砕けない」を意識して執筆された。阿鹿里村のモデルは、播磨新宮である。
ストーリー
女子大生の水野しよりは、友人の火請愛子とともに山奥の阿鹿里村を訪れる。だが、そこは、昔の風習が残る怪しげな村であった。しよりは押入れの中から見つけたケータイにかかってきた電話から、村の秘密を知る。だが、愛子との連絡が取れない。しよりは、ケータイの声に導かれ、脱出を試みる。
登場人物
水野しより(みずの しより)
火請愛子(ひうけ あいこ)
西園寺レイカ(さいおんじ れいか)
書籍情報
映画
『エクスクロス 魔境伝説』(エクスクロス まきょうでんせつ)のタイトルで、2007年12月1日に公開された。
キャスト
- 水野しより:松下奈緒
- 火請愛子:鈴木亜美
- 橘弥生:中川翔子
- 西園寺レイカ:小沢真珠
- 朝宮圭一:池内博之
- 物部静:岩根あゆこ
- 物部昭:岩尾望(フットボールアワー)
- 物部昭(声):小山力也
- 八重:森下能幸
- 神威杏次
- 仁科貴
スタッフ
- 原作:上甲宣之
- 監督:深作健太
- 脚本:大石哲也
- 音楽:池頼広
- 着信音協力:ドワンゴ
- VFX:オムニバス・ジャパン、IMAGICA
- アクション監督:横山誠
- アクション監督助手:大橋明
- 特殊メイク・造型:原口智生
- カースタント:アクティブ21(海藤幸広、大谷奈津江)
- 現像:東映ラボ・テック
- プロデューサー:小池賢太郎、松橋真三、近藤正岳
- 製作プロダクション:STUDIO SWAN
- 製作:エイベックス・エンタテインメント、STUDIO SWAN、東映、東映ビデオ、メモリーテック、アース・スター エンターテイメント、クオラス、東映衛星放送、宝島ワンダーネット、NECビッグローブ
- 上映時間:90分
主題歌
- Aly & AJ「こわれそうな愛の歌」(Potential Breakup Song)
- ちなみに主役の鈴木亜美が「鈴木亜美 joins Aly & AJ」名義で日本語カバーしている。(アルバム「DOLCE」収録)
- ちなみに主役の鈴木亜美が「鈴木亜美 joins Aly & AJ」名義で日本語カバーしている。(アルバム「DOLCE」収録)
関連商品
※ DVD発売記念試写会(2008年5月14日)として、ニコニコ動画サイト内の生ライブで先着1000人限定で上映された。その際、出演者の鈴木亜美をゲストにトークショーも行われ、直筆サイン入りDVDが抽選で3人にプレゼントされるクイズ・キャンペーンも行われた。
漫画版
『XX(エクスクロス)』のタイトルで、映画化記念に2007年11月発売。キャラクター原案:田島昭宇、作画・製作協力:Production I.G。設定などが異なるアナザーストーリーとして描かれている。