アンゴルモア 元寇合戦記
漫画:アンゴルモア 元寇合戦記
作者:たかぎ七彦,
出版社:KADOKAWA,
掲載誌:サムライエース,ComicWalker,
レーベル:角川コミックス・エース,
発表期間:サムライエース:2013年2月26日 - 12月26日コミックウォーカー:2014年7月11日 - 2018年8月22日,
巻数:全10巻,
漫画:アンゴルモア 元寇合戦記 博多編
作者:たかぎ七彦,
出版社:KADOKAWA,
掲載誌:ComicWalker,
レーベル:角川コミックス・エース,
発表期間:2019年1月2日 -,
巻数:既刊8巻,
小説:アンゴルモア 異本元寇合戦記
著者:銅大,
出版社:KADOKAWA,
レーベル:Novel 0,
巻数:全2巻,
アニメ
原作:たかぎ七彦,
監督:栗山貴行,
シリーズ構成:ヤスカワショウゴ,
キャラクターデザイン:小峰正頼,
音楽:片山修志,
アニメーション制作:NAZ,
製作:アンゴルモア元寇合戦記製作委員会,
話数:全12話,
以下はWikipediaより引用
要約
『アンゴルモア 元寇合戦記』(アンゴルモア げんこうかっせんき)は、たかぎ七彦による日本の漫画作品。元寇(文永の役・1274年)における対馬の戦いを描く。『サムライエース』(角川書店)にてvol.5(2013年2月26日発売)よりvol.10(2013年12月26日発売)まで連載されたのち、同誌の休刊に伴い『ComicWalker』(同社)に移籍し2014年7月11日よりweb連載され、完結した。その後、続編として『アンゴルモア 元寇合戦記 博多編』が2019年1月2日より『ComicWalker』(同社)にてweb連載中。2022年5月時点でシリーズ累計発行部数は170万部を突破している。
あらすじ
アンゴルモア 元寇合戦記
1274年(文永11年)秋。元御家人・朽井迅三郎らは鎌倉幕府によって対馬に流刑される。嵐の海を渡り対馬に着いた流人たちは、島の主である宗氏の娘・輝日姫から恐るべき事情を知らされる。高麗を発した蒙古・高麗軍の大軍団が今まさに日本に向かっており、迅三郎たちは、最前線となる対馬で戦うために送られたというのだ。そして輝日姫から「対馬のために死んでくれ」と告げられ、圧倒的に不利な状況のなか蒙古・高麗軍を宗氏勢とともに迎え撃つ。
アンゴルモア 元寇合戦記 博多編
どうにか全滅を免れた輝日姫や対馬の民達だが、島は略奪の限りを尽くされこのままでは大半が餓死しかねない状況であった。迅三郎は修理のため立ち往生していた蒙古の軍船を見つけると、状況打開のために軍船に密航し、博多へと向かう。
元を迎え撃つ博多では、少弐家の元に参集した御家人達が防戦の準備を進めるものの、敵を侮り自己の武功ばかりを考える御家人達は足の引っ張り合いに終始し、総大将の少弐家も絶対的な指揮権を持っていないため、ただ無為に在陣を続けるだけであった。
防戦の足並みが揃わぬ中、ついに先手の高麗軍が上陸を始める。 要衝赤坂山を占領されても、足場の良い息浜での迎撃に拘る諸将だったが、竹崎勢の先駆けに触発されて出陣、鳥飼潟での決戦に臨む。しかし、満潮により一旦戦闘が終息するまでの間に幕府軍も多くの損害を受け、見知らぬ戦法や武器(てっぽう)、想像以上の大軍だった蒙古軍を目にした御家人達の間に厭戦気分が広がっていた。そんな意気消沈する諸将の目の前の浜に、朽井迅三郎が一人上陸を果たす。
登場人物
流人
                                朽井迅三郎()
 
                                                     
                     
                    
                    
                    
                                
                                声 - 小野友樹
本作の主人公。二月騒動で幕府に捕えられ、対馬に流刑された若き鎌倉武士。義経流()の武芸者。
フィクションの人物であるが、八幡愚童訓に、対馬での戦いに参加した流人として「口井藤三」という名が載っており、名前はここから取られた。
諱は光影()。
                                鬼剛丸()
 
                                                     
                     
                    
                    
                    
                                
                                声 - 小山力也
巨漢の海賊。迅三郎に捕縛され対馬へ共に流される。敵将の劉復亨との一騎打ちで死亡したかと思われたが、片腕を失いながらも生存しており、博多編では隠岐に寄った天草太夫、迅三郎とともに行動するようになる。
                                白石和久()
 
                                                     
                     
                    
                    
                    
                                
                                声 - 乃村健次
元御家人(地頭)。自ら「馬上打物で白石和久の右に出る者無し」というほど、馬上打物を得意とする。蒙古軍に内通していた男衾を斬り、代わりに自分が内通者となる。内通がばれた際は朽井と一騎打ちをし、首を落とされる。首は輝日姫に渡され裏切者であるが手厚く葬られた。
                                男衾三郎()
 
                                                     
                     
                    
                    
                    
                                
                                声 - 浜田賢二
元御家人。「武蔵国の大将軍」と呼ばれたと自称する。兄を討ち家督を奪ったが、幕府に露見し、対馬に送られた。宗氏勢の金田城への入城後、蒙古軍に内通する。白石を内通に誘い、断られて斬ろうとするが逆に斬られる。
                                阿無志()
 
                                
                                導円()
 
                                
                                火垂()
 
                                
                                張明福()
 
                                
                                
宗氏一族
対馬国を支配する地頭家であり、元寇に際し侵攻から日本の国境を防衛する任に当たる。
                                輝日姫()
 
                                                     
                     
                    
                    
                    
                                
                                声 - Lynn
宗助国の娘。母は壇ノ浦の戦いから落ち延びた安徳天皇の孫。弓が得意。対馬の戦いの終盤で蒙古軍に追い詰められるが、衛士の鹿乃に気絶させられて落ち葉で身を隠されたため、見つからずに生き残った。
                                宗助国()
 
                                                     
                     
                    
                    
                    
                                
                                声 - 柴田秀勝
老齢の対馬地頭代で実質的な支配者。若かりしころの自分の武功を絵巻にしており、家中の者がうんざりするまで自慢するのが趣味。朽井迅三郎に触発され、一千人を超す蒙古の上陸軍に立ち向かうが、奮戦虚しく討死。
                                宗右馬次郎()
 
                                
                                阿比留弥次郎()
 
                                
                                貝谷権太郎()
 
                                
                                鹿乃()
 
                                
                                源八()
 
                                
                                刑部丞()
 
                                
                                左近ノ右馬允()
 
                                
                                越前五郎治忠()
 
                                
                                船越重貞()
 
                                
                                
刀伊祓
幕府軍
                                少弐景資()
 
                                
                                少弐資能()
 
                                
                                竹崎季長()
 
                                
                                大蔵太子()
 
                                
                                
高麗軍
                                金方慶()
 
                                
                                
蒙古(大元大蒙古国)軍
書誌情報
- たかぎ七彦 『アンゴルモア 元寇合戦記』 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、全10巻
 - 2015年2月10日発売、ISBN 978-4-04-102783-7
 - 2015年3月10日発売、ISBN 978-4-04-102784-4
 - 2015年6月26日発売、ISBN 978-4-04-103398-2
 - 2015年10月26日発売、ISBN 978-4-04-103399-9
 - 2016年2月26日発売、ISBN 978-4-04-103936-6
 - 2016年8月26日発売、ISBN 978-4-04-104407-0
 - 2017年3月10日発売、ISBN 978-4-04-104409-4
 - 2017年8月26日発売、ISBN 978-4-04-104410-0
 - 2018年3月26日発売、ISBN 978-4-04-106558-7
 - 2018年8月25日発売、ISBN 978-4-04-106559-4
 - たかぎ七彦 『アンゴルモア 元寇合戦記 博多編』 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、既刊8巻(2023年8月25日現在)
 - 2019年7月26日発売、ISBN 978-4-04-108489-2
 - 2020年3月23日発売、ISBN 978-4-04-109229-3
 - 2020年9月24日発売、ISBN 978-4-04-109918-6
 - 2020年3月25日発売、ISBN 978-4-04-109920-9
 - 2021年10月26日発売、ISBN 978-4-04-109920-9
 - 2022年5月26日発売、ISBN 978-4-04-111924-2
 - 2022年12月26日発売、ISBN 978-4-04-113052-0
 - 2023年8月25日発売、ISBN 978-4-04-113905-9
 
初版発行時は、単行本第1巻に幸村誠、第2巻に安彦良和がそれぞれコメントを寄せた。
ノベライズ
- 銅大 『アンゴルモア 異本元寇合戦記』 KADOKAWA〈Novel 0〉、全2巻
 - 2018年6月15日発売、ISBN 978-4-04-256082-1
 - 2018年10月15日発売、ISBN 978-4-04-256086-9
 
テレビアニメ
2018年7月から9月までサンテレビ、TOKYO MXほかにて放送された。
スタッフ
- 原作 - たかぎ七彦
 - 監督 - 栗山貴行
 - 助監督 - 羽原久美子
 - シリーズ構成・脚本 - ヤスカワショウゴ
 - キャラクターデザイン・総作画監督 - 小峰正頼
 - プロップデザイン - 神戸洋行、滝川和男
 - 色彩設計 - 岡田絵美子
 - 撮影監督 - 久野利和
 - 3D監督 - 武田雅由
 - 美術デザイン協力 - 倉橋隆、伊井蔵、青柳ゆづか
 - 美術ボード協力 - 倉本章、斎藤陽子
 - 編集 - 右山章太
 - 音楽 - 片山修志
 - 音響監督 - 小泉紀介
 - 音響効果 - 今野康之
 - 音楽制作 - KADOKAWA
 - 音響制作 - ビットプロモーション
 - 音楽プロデューサー - 若林豪
 - アニメーション制作 - NAZ
 - プロデューサー - 田村淳一郎
 - アニメーションプロデューサー - 渡辺洋一
 - 製作 - アンゴルモア元寇合戦記製作委員会
 
主題歌
                                オープニングテーマ「Braver」
                                
                                エンディングテーマ「Upside Down」
                                
                                
各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 
|---|---|---|---|---|
| 第壱話 | 率土の最果て | 
  | 
  | 小峰正頼 | 
| 第弐話 | 佐須の戦神 | 
  | 関大 | 
  | 
| 第参話 | 攻め時 | 西森章 | 早乙女有作 | 津幡佳明 | 
| 第肆話 | 国府へ | 滝川和男 | 鈴木芳成 | 
  | 
| 第伍話 | 覚悟 | RoydenB | 岡村正弘 | 
  | 
| 第陸話 | この死の行く末 | 西森章 | 白石道太 | 
  | 
| 第漆話 | 金田城 | 中山正恵 | 佐々木純人 | 
  | 
| 第捌話 | 背信の一太刀 | 西森章 | 花上将吾 | 
  | 
| 第玖話 | 山城の攻防 | RoydenB | 森田侑希 | 
  | 
| 第拾話 | 凶兆 | 西森章 | 山口頼房 | 
  | 
| 第拾壱話 | 対馬の天道 | Royden B | 渡辺純央 | 
  | 
| 第拾弐話 | 一所懸命 | 滝川和男 | 
  | 
  | 
放送局
| 放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 | 
|---|---|---|---|---|
| 2018年7月11日 - 9月26日 | 水曜 0:30 - 1:00(火曜深夜) | サンテレビ | 兵庫県 |  製作参加 リピート放送あり  | 
| 2018年7月12日 - 9月27日 | 木曜 1:05 - 1:35 (水曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
| KBS京都 | 京都府 | |||
| 2018年7月13日 - 9月28日 | 金曜 2:05 - 2:35(木曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | |
| 金曜 3:00 - 3:30(木曜深夜) | TVQ九州放送 | 福岡県 | ||
| 2018年7月14日 - 9月29日 | 土曜 1:00 - 1:30(金曜深夜) | BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 | 
| 2018年7月16日 - 10月1日 | 月曜 1:20 - 1:50(日曜深夜) | 長崎放送 | 長崎県 | 作品の舞台地 | 
| 2018年7月19日 - 10月4日 | 木曜 1:25 - 1:55(水曜深夜) | 中国放送 | 広島県 | 
インターネットでは、2018年7月11日よりAmazonプライム・ビデオにて毎週水曜0時30分(火曜深夜)に配信中。
BD / DVD
Web番組
朽井迅三郎役の小野友樹がパーソナリティを務める『アンゴルモア元寇合戦記〜一所懸命TV〜』が、YouTube、音泉にて、2018年7月10日から9月24日まで毎月第2・第4月曜日に配信された。 ロケは東京港区にある対馬居酒屋KONNEにて行われた。
                                コーナー
                                
                                一所懸命を貫け!対馬クイズ合戦器!
                                
                                ゲスト
                                
                                
