Astral
以下はWikipediaより引用
要約
『Astral』(アストラル)は、今田隆文による日本のライトノベル。イラストはともぞが担当。電撃文庫(メディアワークス)より2003年8月から同年12月まで刊行された。2006年5月26日にはトライネットエンタテインメントより、ドラマCDが発売された。
ストーリー
少々特殊な家庭環境にありながらも平凡な日々を送っていた主人公・須玉明は、ある日交通事故にあってしまう。病院に運ばれ、目を覚ましたとき、彼の目に映る世界は一変していた。彼は他の人間には見えない死者の姿、「幽霊」が見えるようになっていたのだ。常人にはない特殊な力を持ってしまった明は、平凡な日々を望みながらも時に成り行きから、また時に積極的に、この世に留まる死者たちと触れ合い、行き場のない思いを見届けていく。
登場人物
主な登場人物
須玉明(すだま あきら)
声:石田彰
本編の主人公。高校二年生(後に進級する)で、父親と義妹の柚の三人で暮らしている。ある日自動車に轢かれてしまい、2日間眠っている間に幽霊の姿を見、その声を聞くという能力を得る。また、その身体を霊に貸してあげることができる。特殊な力を除いてこれといった取り柄もなく目立たない平凡な少年だが、情に厚く、目の前で困った人間を見捨てられない性格からこの世にさまざまな未練を残した少女たちのため奔走することになる。自分に向けられる好意には鈍感。
柚との兄妹仲は良好だが、ある事情から父親との間に確執があり、高校の卒業後は家を出て自立することを望んでいる。また、「母」というものに特殊な思い入れがある。
須玉柚(すだま ゆず)
声:稲村優奈
明の義妹。明の父親の親友の娘だったが、両親の死亡により明の家に引き取られる。物腰穏やかで成績も良く、家では家事全般を積極的に行う、明曰く「自慢の妹」。引き取られたばかりの幼い頃、押し殺していた自分の孤独に気付き、救ってくれた明に兄妹の枠を越えた恋慕を秘めており、さりげなくアプローチするものの気づいてはもらえない。ヤキモチ妬き。
オカルト好きで、明に度々その知識を頼られることがあるが、兄が得た力については知らない。明と義父の確執に心を痛めており、明が家を出ることを知って少なからぬショックを受けている。
死者
芹沢桃香(せりさわ ももか)
生者
芹沢聡美(せりさわ さとみ)
舞台背景
花冠(かかん)
いかるが学園。
下枝高校(しずえ)
上枝(ほずえ)
聖マリアンナ女子高等学校
既刊一覧
- 今田隆文(著) / ともぞ(イラスト)、メディアワークス〈電撃文庫〉、全2巻
- 『Astral』2003年8月10日発売、ISBN 4-8402-2441-2
- 『Astral II childhood's end』2003年12月10日発売、ISBN 4-8402-2550-8
- 『Astral』2003年8月10日発売、ISBN 4-8402-2441-2
- 『Astral II childhood's end』2003年12月10日発売、ISBN 4-8402-2550-8