あかりとシロの心霊夜話
以下はWikipediaより引用
要約
『あかりとシロの心霊夜話シリーズ』(あかりとシロのしんれいやわシリーズ)は、西尚美による日本の漫画作品。女性編集者が主人公の短篇連作ミステリー。女性向け月刊漫画雑誌『サクラミステリー』(あおば出版)で1996年から年に6回ぐらいのペースで掲載され、2007年からは後継誌の月刊『ミステリーサラ』(青泉社)でほぼ毎月連載されている。姉妹誌『ミステリーブラン』では単行本未収録の2 - 3作が総集編として随時掲載されている。
小説雑誌の女性編集者が飼い猫とともに心霊現象の絡んだ事件に遭遇しながら恋人の小説家や周囲の友人たちとの絆を深めてゆく、短篇ミステリーの連作。主人公が事件の関係者として出会った人物は、後日に別の事件の解決に協力するケースが多い。連載初期には主人公の従姉とその家族、連載が進んでからは様々な小説家、雑誌の編集者、フリーライター、主人公と同じ町に住む主婦や自営業者などが、準レギュラーとして登場している。
あらすじ
ミステリー雑誌編集者の瀬尾あかりは、幼少期から幽霊が見える霊媒体質に悩みを抱えていた。だが、自宅アパートにやって来るようになった不思議な白猫・シロと出逢った事で自分の力と向き合い、彼女に助けられ味方となってくれた同じ部署の上司や同僚、近所に住む友人たち、後に夫となる室生司の手を借りて少しづつ成長していく。
主な登場人物
瀬尾あかり→室生あかり
シロ
室生司
草馬怜二
小説雑誌『小説奇談』で室生と人気を二分するミステリー作家。第16話「闇は囁く」(単行本3巻)より登場。あかりとシロの協力を得て亡くなった異母弟に対する負い目から解放され、以後は自身の洞察力と霊感であかりや室生の危機を救うようになる。人妻好きで人妻と遊ぶ会会長(単行本11巻第6話)。
実は知り合った当初からあかりに想いを寄せており、彼女に室生がいると知ってからは一旦身を引いているものの、未だ諦めておらず、彼絡みの痴情が原因であかりが危険な目にあったり気を揉むような事が起きると、自分が代わりに貰うぞと言った部類の脅しをかける事もある。ただし、室生一筋のあかりからすれば冗談半分だと捉えられている節がある。
クロという黒猫を飼っており、単行本10巻収録の番外編で霊感を発揮している。
編集部関係者
以下、複数回で登場している人物を記載。
赤崎さんと娘のつぐみ
ご近所の方々
本橋さん(結婚後夏川翔子)
あかりと司、草馬などの身内
智伸
佳菜と美月
あかりと司の友人
杉野明海
その他
華苗
蒼宮
原英美莉
書誌情報
- 西尚美 『あかりとシロの心霊夜話』 あおば出版→青泉社〈あおばコミックス→LGAコミックス〉、既刊35巻(2023年7月20日現在)
- 「闇の花嫁」2002年9月14日発売、ISBN 4-87317-257-8
- 新装版(LGAコミックス):2008年9月20日発売、ISBN 978-4-7663-3366-4
- 「弔いの森」2002年12月16日発売、ISBN 4-87317-267-5
- 新装版(LGAコミックス):2008年9月20日発売、ISBN 978-4-7663-3367-1
- 「憑かれた女」2003年3月15日発売、ISBN 4-87317-283-7
- 新装版(LGAコミックス):2008年10月20日発売、ISBN 978-4-7663-3374-9
- 「呪縛の視線」2003年6月16日発売、ISBN 4-87317-298-5
- 新装版(LGAコミックス):2008年10月20日発売、ISBN 978-4-7663-3375-6
- 「真夜中の巫女」2004年3月16日発売、ISBN 4-87317-354-X
- 新装版(LGAコミックス):2008年11月20日発売、ISBN 978-4-7663-3380-0
- 「春陰りの夢」2004年12月16日発売、ISBN 4-87317-415-5
- 新装版(LGAコミックス):2008年11月20日発売、ISBN 978-4-7663-3381-7
- 「遠き罪の音」2005年8月16日発売、ISBN 4-87317-491-0
- 新装版(LGAコミックス):2008年11月20日発売、ISBN 978-4-7663-3382-4
- 「疑惑の刻印」2006年8月16日発売、ISBN 4-87317-841-X
- 新装版(LGAコミックス):2008年11月20日発売、ISBN 978-4-7663-3383-1
- 「残虐への迷路」2009年8月20日発売、ISBN 978-4-7663-3357-2
- 「暗黒の警鐘」2009年6月20日発売、ISBN 978-4-7663-3449-4
- 「毒華の誘い」2009年11月20日発売、ISBN 978-4-7663-3476-0
- 「影の訪問者」2010年11月20日発売、ISBN 978-4-7663-3524-8
- 「忘却の地」2011年5月20日発売、ISBN 978-4-7663-3540-8
- 「毒夢の夜」2011年11月19日発売、ISBN 978-4-7663-3560-6
- 「悲嘆の旋律」2012年5月19日発売、ISBN 978-4-7663-3574-3
- 「病果の庭」2013年4月20日発売、ISBN 978-4-907203-01-6
- 「再びの悪夢」2013年8月20日発売、ISBN 978-4-907203-05-4
- 「断罪の刻み」2013年12月20日発売、ISBN 978-4-907203-09-2
- 「黄泉の学舎」2014年7月19日発売、ISBN 978-4-907203-15-3
- 「紛いの言霊」2015年1月20日発売、ISBN 978-4-907203-21-4
- 「小さき罪を紡いで」2015年7月21日発売、ISBN 978-4-907203-30-6
- 「幻のさえずり」2016年6月20日発売、ISBN 978-4-907203-44-3
- 「裁きの雨」2016年11月19日発売、ISBN 978-4-907203-52-8
- 「静寂を切り裂くように」2017年6月20日発売、ISBN 978-4-907203-61-0
- 「冷たいゆり籠」2017年12月20日発売、ISBN 978-4-907203-69-6
- 「呪い花」2018年6月20日発売、ISBN 978-4-907203-73-3
- 「…そういう場所」2018年12月20日発売、ISBN 978-4-907203-79-5
- 「白き祈り 昏き夢」2019年7月22日発売、ISBN 978-4-907203-83-2
- 「蛇蝎のごとく」2019年10月23日発売、ISBN 978-4-907203-86-3
- 「悪鬼の待ち人」2019年12月20日発売、ISBN 978-4-907203-88-7
- 「蛇蝎のごとく」2020年7月27日発売、ISBN 978-4-907203-90-0
- 「潜む闇の餌食に」2021年2月20日発売、ISBN 978-4-910429-05-2
- 「崩壊のファンタジー」2021年12月20日発売、ISBN 978-4-910429-43-4
- 「懺悔のとき」2022年9月20日発売、ISBN 978-4-910429-87-8
- 「懺悔のとき」2023年7月20日発売、ISBN 978-4-86778-038-1
- 新装版(LGAコミックス):2008年9月20日発売、ISBN 978-4-7663-3366-4
- 新装版(LGAコミックス):2008年9月20日発売、ISBN 978-4-7663-3367-1
- 新装版(LGAコミックス):2008年10月20日発売、ISBN 978-4-7663-3374-9
- 新装版(LGAコミックス):2008年10月20日発売、ISBN 978-4-7663-3375-6
- 新装版(LGAコミックス):2008年11月20日発売、ISBN 978-4-7663-3380-0
- 新装版(LGAコミックス):2008年11月20日発売、ISBN 978-4-7663-3381-7
- 新装版(LGAコミックス):2008年11月20日発売、ISBN 978-4-7663-3382-4
- 新装版(LGAコミックス):2008年11月20日発売、ISBN 978-4-7663-3383-1