ある男
主人公の属性:弁護士,
以下はWikipediaより引用
要約
『ある男』は、平野啓一郎による日本の長編小説。『文學界』2018年6月号に掲載されたのち、2018年9月30日に刊行された。第70回読売文学賞受賞。2022年に石川慶が監督を務め、妻夫木聡主演で実写映画化された。第46回日本アカデミー賞で最優秀作品賞に選出された。
あらすじ
里枝は離婚後、子供を連れて故郷に帰り、そこで出会った谷口大祐と再婚、新たに生まれた子供と4人で暮らしていたが、大祐は事故で他界してしまう。ところが、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が、遺影に写っているのは大祐ではないと告げたことから、夫が全くの別人だったことが判明する。かつて里枝を担当した弁護士・城戸章良は大祐(=ある男・X)の正体を追う中で、驚くべき真実に近づいていく。
登場人物
書誌情報
- 平野啓一郎『ある男』
- 文藝春秋、2018年9月30日発売、ISBN 978-4-16-390902-8
- 文春文庫、2021年9月1日発売、ISBN 978-4-16-791747-0
- 文藝春秋、2018年9月30日発売、ISBN 978-4-16-390902-8
- 文春文庫、2021年9月1日発売、ISBN 978-4-16-791747-0
映画
2022年11月18日に公開された。監督は石川慶、主演は妻夫木聡。第79回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門正式出品作品。第47回報知映画賞作品賞受賞。第44回ヨコハマ映画祭 脚本賞・撮影賞受賞。第46回日本アカデミー賞 最優秀作品賞を含む8つの最優秀賞を受賞。
キャスト
- 城戸章良:妻夫木聡
- 谷口里枝:安藤サクラ
- 谷口大祐(ある男X):窪田正孝(幼少期:伊藤駿太)
- 後藤美涼:清野菜名
- 谷口恭一:眞島秀和
- 中北:小籔千豊
- 谷口悠人:坂元愛登 (幼少期:森優理斗)
- 武本初江:山口美也子
- 伊東:きたろう
- 柳沢:カトウシンスケ
- 茜:河合優実
- 小菅:でんでん
- 谷口大祐(本物):仲野太賀
- 城戸香織:真木よう子
- 小見浦憲男:柄本明
- 谷口花:小野井奈々
- 城戸颯太:岩川晴
- 高木:芹澤興人
- 鈴木:矢柴俊博
- 田島:水間ロン
- 奥村:山野海
- 城戸の義父:モロ師岡
- 城戸の義母:池上季実子
- 黒木:松浦慎一郎
- 坂崎の父:中村シユン
- 坂崎の母:眞田惠津子
- 小野信博:小笠原覚
- 小林謙吉:窪田正孝
スタッフ
- 原作:平野啓一郎『ある男』
- 監督・編集:石川慶
- 脚本:向井康介
- 音楽:Cicada
- 製作:髙橋敏弘、木下直哉、田中祐介、中部嘉人、浅田靖浩、佐渡島庸平、井田寛
- エグゼクティブプロデューサー:吉田繁暁
- プロデューサー:田渕みのり、秋田周平
- 撮影:近藤龍人(J.S.C.)
- 照明:宗賢次郎(J.S.L.)
- 美術:我妻弘之
- 録音:小川武
- 装飾:森公美
- スタイリスト:高橋さやか
- ヘアメイク:酒井夢月
- VFXスーパーバイザー:赤羽智史
- 特殊メイク:中田彰輝
- 音響効果:中村佳央
- 助監督:中里洋一
- スクリプター:藤島理恵
- 製作担当:前場恭平
- プロダクションマネージャー:山田彰久
- ラインプロデューサー:高根澤淳
- プロデューサー補:鴨井雄一
- 音楽プロデューサー:高石真美
- 宣伝プロデューサー:湯浅正美
- 制作プロダクション:松竹撮影所
- 企画・配給:松竹
- 製作:「ある男」製作委員会(松竹、木下グループ、GYAO、文藝春秋、イオンエンターテイメント、コルク、松竹ブロードキャスティング)
受賞
賞 | セレモニー開催日 または発表日 |
カテゴリー | 対象 | 結果 | 出典 |
---|---|---|---|---|---|
第47回報知映画賞 | 2022年11月30日 | 作品賞 | ある男 | 受賞 | |
第44回ヨコハマ映画祭 | 日本映画ベストテン | ある男 | 2位 | ||
脚本賞 | 向井康介 | 受賞 | |||
撮影賞 | 近藤龍人 | 受賞 | |||
助演女優賞 | 河合優実 | 受賞 | |||
第46回日本アカデミー賞 | 2023年3月10日 | 最優秀作品賞 | ある男 | 受賞 | |
最優秀監督賞 | 石川慶 | 受賞 | |||
最優秀脚本賞 | 向井康介 | 受賞 | |||
最優秀主演男優賞 | 妻夫木聡 | 受賞 | |||
最優秀助演男優賞 | 窪田正孝 | 受賞 | |||
最優秀助演女優賞 | 安藤サクラ | 受賞 | |||
最優秀録音賞 | 小川武 | 受賞 | |||
最優秀編集賞 | 石川慶 | 受賞 |