おしゃれ手帖
舞台:埼玉県,
以下はWikipediaより引用
要約
『おしゃれ手帖』(おしゃれてちょう)は、長尾謙一郎による日本の漫画。「週刊ヤングサンデー」(小学館)にて、2000年から2006年まで連載。初期は主人公である小石川セツコを中心とした狂気じみた不条理なギャグや過激な下ネタを散りばめた荒唐無稽なストーリーで、1話完結が基本だったが、中盤以降はサブキャラたちがメインとなり、サイケデリックな表現や、抽象的な心理描写などが急増。複数のサブストーリーや無関係と思われたキャラクターたちが複雑に絡み合い、最終話に向けて収斂していく。
登場人物
小石川家
小石川セツコ
小石川美知子
小石川丈一
セツコの父。41歳。パイロット。第1巻冒頭では国際線のパイロットだったが、第31話の時点で「リストラの波に巻きこまれ」、(有)埼玉おもしろ航空の軽飛行機に乗っていること及び無免許であったことが判明する。第46話ではセクハラ行為により同社からリストラされ、無職となったこと及びヅラであったことが明かされる。第54話ではコンビニ「はあとふるはぁと」でアルバイトをしている。後に(株)大日本航空社に再就職し、国際線パイロットに復帰。社内OLおっぱい番付の審議委員長を務める。学生時代、獅子舞部でインターハイに参加したらしい。何かにつけて自宅リビングで放尿したがり、第199話では「手放しでもイケる」ようになった。
小石川チャック全開
聖ヤンサン学園(生徒)
堀現子
聖ヤンサン学園(教師等)
高島六平太
セツコ達のクラスの担任。三重県鳥羽市出身。ヒョウが大好きで、ヒョウのモノマネがうまい(シャー!!)。休日は自宅で「こどもヒョウ教室」を開いている。おならが喋る。ヒゲさんと無二の親友。還暦になる母を持つ。第210話において公園で鳩を狙っているスライと遭遇し、ハンター同士意気投合する。先輩を撃退したスライらと話すうちに、四角錐の向こう側にアフリカの風景を目撃し、アフリカ移住を決断する。アフリカではしばらくスライらと行動をともにしていたが、「2008年までにヒョウを百獣の王にするためにあれこれサポートしていきたい」と語り、スライらと別れヒョウの群への同行に挑んだ。死後、ヒゲさんの枕元に立ち、仲直りできなかったことを悔やんだ。
校長先生
すずめ小学校
荒川家
その他のキャラクター
スライ・アーノルド
ヒゲさん
純平
糞春
先輩
麗香
コヨーテ
鋼鉄神スーパージャンボX
志賀みちお
糞春曰く「オバサマ族に大人気」の「イケメン俳優」で、愛称は「ミーくん」、代表曲は『ホワイトクリスマス君と…』で、「ミーくんのレディオ・ジャングル」という番組を担当しているらしい。愛車はポルシェ(ポルシェ・996と思われる)。ロンサムカウボーイ。映画『750(ナナハン)キッズ』に出演しているらしい。終盤まで糞をリアカーで運ぶ姿でたびたび登場する。
小野パセリ
PONY・YUKANEI・ MOSSAN
陽水
小野塚チップチョコ
花介
サラリーマン
バンさん
那迪多(「迪」は正確には二点しんにょう)
キッス荻寺
作中に登場する著名人
登場する店名・団体名等
大人の玩具 ほとんどビョーキ
ファッションヘルス東京おっぱい
BAR恋泥棒
山の手タイトヒップス
寿司処石松
スーパー中西
スライジャズダンス教室
埼玉スケートセンター
居酒屋らり八
荒川婦人会
ブティック峰
季節料理藤川
バカ塾
LIVE HOUSE らんまる
ものまねパブ
ブラジャーショップ ユミ
馬肉 江中
詩と文芸社
スナックニューやんちゃ姫
喫茶室マティス
スーパーとみだ
悟空
ビデオ個室咲太郎
a little shop
キャバクラOasis
民宿もん助
「STUDIO NAYU」
舞台背景
小石川家や、聖ヤンサン学園などメインとなる舞台は埼玉県である。コミックス第1巻では第1話と第2話の間に埼玉の地図が挿入されている。第7話の最終コマでは「ここは埼玉県…」というモノローグが挿入される。第63話で登場するスケートリンクの名前は「埼玉スケートセンター」。また終盤のスライと麗香のアパートは北区にあり、さいたま市北区であると考えられる。
評価
- 小説家・花村萬月による単行本第7巻帯コメントでは「変態脱皮を繰返し、可笑しの彼岸を徘徊、猶且つ漫画の輪廻を軽々超越、嗚呼一体何処に飛び去るか、長尾謙一郎ー只管、瞠目!」とある。
- アンガールズ・田中卓志による単行本第10巻帯コメントでは「最初はタイトルに惹かれて、遊びのつもりで読んでただけだったんです………それが…………!!」とある。また、浅野忠信、小田島等、佐藤征史(くるり)、花村萬月ほか多数の各界著名人らが声援・支持を集めている旨が記載されている。