おもかげ (小説)
以下はWikipediaより引用
要約
『おもかげ』は、浅田次郎による日本の小説。2016年12月13日から2017年7月31日まで毎日新聞朝刊に連載され、2017年12月5日に毎日新聞出版より単行本が刊行されたのち、2020年11月13日に講談社文庫版が刊行された。
2023年にテレビドラマ化された。
あらすじ
竹脇正一は、定年を迎えたその送別会の帰りに地下鉄の車内で倒れる。集中治療室の正一の傍に、旧友や幼馴染や家族が訪れ、瀕死の状態で意識のない正一に語りかけるが、正一は、横たわる自分の体を抜け出すという奇妙な体験をする。
死神か天使かと訝しながらも見知らぬ女性・マダム・ネージュや静や、またある時は、隣のベッドに横たわる男・榊原勝男に連れられて、正一は過去を彷徨い、これまで自分でも知りえなかった過去を知る。
登場人物
竹脇正一(たけわき まさかず)
書誌情報
- 単行本:2017年11月30日発売、毎日新聞出版、ISBN 978-4-62-010832-2
- 文庫本:2020年11月13日発売、講談社文庫、ISBN 978-4-06-520789-5
テレビドラマ
2023年3月27日にNHK BS4Kにて放送された。主演は中村雅俊。5月20日にBSプレミアムとBS4Kで放送された。
キャスト
- 竹脇正一 - 中村雅俊
- 竹脇節子 - 浅田美代子
- 榊原勝男 - 不破万作
- 永山徹 - モロ師岡
- 大野武志 - 板橋駿谷
- 大野茜 - 前田亜季(幼少期 - 英茉)
- 峰子 - さとうほなみ
- 少女 峰子 - 大月美里果
- 堀田憲雄 - 宅麻伸
- 入江静 - 余貴美子
- マダム・ネージュ - 三田佳子
- 若き日の正一 - 田島亮
- 若き日の節子 - 大後寿々花
- 若き日の堀田 - 中山義紘
- 児島 - 佐藤康恵
- 若井看護師 - 宇乃うめの
- 少年期の正一 - 井上一輝
- 新生児 正一 - 草野なぎさ
- 春哉 - 福田清太
- 新生児 春哉 - 小林陽実
- 美竹町のオバちゃん - 平栗あつみ
- 大野瑠璃 - 磯村アメリ
- 大野紫苑 - 笹島さら
- 当直医・鈴木裕也(メガネの医師) - 谷風作
- 病院の受付 - 小林麻子
- 堀田の運転手 - 池浪玄八
- 正一の部下たち - 宮川浩明、玉井らん、プリティ望
- 銀座線の老嬢 - 外海多伽子
- 銀座線の男たち - ゆかわたかし、関幸治
- 番台(過去)- 森喜行
- 番台(現代)- 古川慎
- 青年 勝男 - 熊田恵富
- 少年 勝男 - 山田海人
- 勝男の父 - 速見廣大
- 勝男の母 - 岩上円香
- 屋台の店主 - 中原和宏
- 正一の上級生 - 中西優太朗、石井舜、大熊大貴
- 峰子の手下たち - 木村新汰、柳下晃河、飯田正
- 娼婦たち
- マヤ - 蔵下穂波
- ハツエ - 中川朋香
- おスズ - 湊川えみ
- おカヨ - 九条みゆ
- 米兵たち
- ライアン - Ryan Brynelson
- アンディ - Kai Sandy
- ボブ - Kyle Card
- チャーリー - Caleb Bryant
- フレンチレストラン店員 - 杉山俊介
- ギタリスト - 山本久土
- フォーク歌手 - タテタカコ
- 板場で盗まれる客 - 松田ひろし
- 闇市でフラれる男 - 鈴木達也
- マヤ - 蔵下穂波
- ハツエ - 中川朋香
- おスズ - 湊川えみ
- おカヨ - 九条みゆ
- ライアン - Ryan Brynelson
- アンディ - Kai Sandy
- ボブ - Kyle Card
- チャーリー - Caleb Bryant
スタッフ
- 原作 - 浅田次郎『おもかげ』
- 演出 - 小林聖太郎
- 脚本 - 吉田康弘
- 音楽 - 富貴晴美
- VFX - 立石勝
- 医事指導 - 中澤暁雄
- 資料提供 - 地下鉄博物館
- プロデューサー - 遠藤日登思
- 制作統括 - 盛夏子(アミューズ)、神林伸太郎(NHKエンタープライズ)、小林大児(NHK)