おもひでぽろぽろ
題材:家族,
舞台:高度経済成長期の日本,令和時代,小学校,安定成長期の昭和時代,山形県,東京,
以下はWikipediaより引用
要約
『おもひでぽろぽろ』(英題: Only Yesterday)は、岡本螢原作、刀根夕子作画の漫画。『週刊明星』に1987年3月19日号から同年9月10日号にかけて連載。単行本は青林堂から全2巻にまとめられ、1988年2月に刊行された。昭和40年代を舞台に、小学5年生の少女・タエ子の日常を描く(アニメ作品では原作にはない27歳のタエ子の描写が加えられている)。
本項では、漫画作品を原作としたスタジオジブリ制作の劇場アニメ作品とそれを基とする舞台、およびNHK BSプレミアムとNHK BS4Kで放送されたテレビドラマについても記述する。
登場人物
岡島タエ子(小学5年生時代)
タエ子の父
岡島タエ子(27)
トシオ(25)
あべくん
書誌情報
- 『おもひでぽろぽろ 1』(1988年2月) 青林堂 ISBN 4-7926-0175-4
- 『おもひでぽろぽろ 2』(1988年2月) 青林堂 ISBN 4-7926-0176-2
- 『おもひでぽろぽろ 1』(1996年10月) 集英社文庫 ISBN 4-0861-7179-1
- 『おもひでぽろぽろ 2』(1996年10月) 集英社文庫 ISBN 4-0861-7180-5
- 『おもひでぽろぽろ 上』(2005年1月) 青林堂 ISBN 4-7926-0374-9
- 『おもひでぽろぽろ 下』(2005年2月) 青林堂 ISBN 4-7926-0376-5
- 『おもひでぽろぽろ 愛蔵版』(2011年5月10日) 青林堂 ISBN 978-4-7926-0432-5
アニメ映画
『おもひでぽろぽろ』(英題:Only Yesterday)は岡本螢、刀根夕子作の同漫画を原作に1991年7月20日に公開されたスタジオジブリ制作の日本のアニメーション映画でスタジオジブリがスタッフを社員化にして作った最初の作品。高畑勲監督長編アニメーション映画化第7作。キャッチコピーは「私はワタシと旅に出る」。
概要
企画立案者はオムニバスプロモーションの斯波重治で、宮崎駿曰く「アニメ化するには難解な原作で、高畑勲しか監督できない」と企画を持ち込んだ。一方、鈴木敏夫は2018年のインタビューにおいて、『火垂るの墓』を未完成なまま公開した高畑に再度監督できる機会を与えるとしたら「ジブリとしてこの作品を高畑さんでやると発表することだ」と宮崎が言ったと述べている。
全編に徹底したリアリズムが貫かれ、舞台となった1982年の山形県山形市高瀬地区の様子や仙山線高瀬駅などが緻密に描かれている。また、1966年の描写においてもその当時の様子を徹底的なリサーチを元に描いている。特にブラウン管の中に登場する『ひょっこりひょうたん島』については、当時ほとんど現存しなかった関係資料を捜し求め、苦労の末に偶然、録音していたカセットの持ち主を探し出し、当時の内容を再現したほどである。また1966年当時、高視聴率だったドラマ『おはなはん』の曲を挿入するなど、当時の様子の再現には細かい配慮がみられる。
監督には『火垂るの墓』以来3年ぶりに高畑勲を起用。本作も『火垂るの墓』と同じく現在進行形のストーリーではなく、主人公による過去の回想を軸としたストーリー展開である。企画当初高畑は本作を手がけることに消極的だったが、鈴木敏夫が説得するなかで「思い出を思い出すということは、思い出す人がいるんでしょう」と発言、「高校生の主人公による回想」を「27歳のキャリアウーマン」に変えたという。ただしテレビアニメ絵本では大人のシーンは省略され、物語のラストも視点が異なる都合上本編とは異なる。
鈴木敏夫によれば、本作は主役のタエ子役=今井美樹ありきの企画であり、高畑は「今井さん以外、考えられない」「彼女(今井)がやってくれないんだったら、この企画はボツです」と語ったと言う。
1982年のパートははっきりとした色調で描かれており、現実にありそうな風景になっている。主人公であるタエコとトシオのキャラクターイメージも、演じた今井と柳葉敏郎を意図したデザインになっている。対して、1966年のパートは淡い色調で描かれており、「思い出の中の風景」という雰囲気をかもし出している。
また1982年を描いたパートは、演者の音声を事前にレコーディングしてからアニメを制作するというプレスコ手法を採用した。映画『じゃりン子チエ』で、声優に起用された芸能人の話芸をアフレコでは十分生かせなかったと感じていた高畑は、本作で初めてプレスコを導入し、続く『平成狸合戦ぽんぽこ』以降はすべての劇場作品でプレスコを採用するようになった。
また主題歌はアマンダ・マクブルーム作詞・曲(ベット・ミドラー歌)の「The Rose」を高畑勲が日本語に訳し、都はるみが歌った「愛は花、君はその種子」。
日本で「ジブリがいっぱいCOLLECTION」シリーズとして発売されたセルビデオは、20万本を出荷した。
2016年2月に北米で劇場公開された。英語吹き替え版が北米で劇場公開されるのはこれが初になる。配給はGKIDS。
劇団わらび座の企画制作、スタジオジブリの協力により、2011年にスタジオ・ジブリ作品として初めて舞台化された。
あらすじ
1982年の夏。27歳になるOL岡島タエ子は、勤務先で休暇を取得。姉・ナナ子の夫の親類宅に2度目の滞在をさせてもらうことになった。
タエ子は、山形へ向かう寝台特急あけぼの3号の車中で、田舎がないことで寂しい思いをした小学5年生の自分を思い出す。その後、電車から降りたタエ子はトシオと出会ってしばらくの間車に乗って家に移動する。滞在先の家の息子・トシオや農家の人々と交流するうちに、さらに当時の思い出がよみがえっていき、次第にタエ子は農家の人々の暮らしに強い魅力を感じるようになる。
そんなタエ子の心境を見抜いたトシオの祖母は、トシオと結婚してこちらへの永住を思わせる発言をする。しかし、タエ子の気持ちは所詮「都会育ちの人が田舎暮らしに憧れている」だけに過ぎず、時として重労働にもなる農家の仕事を、結婚しつつ生涯ずっと続ける運命だと思っていなかったため、思わず家を飛び出してしまった。そこへ畑から帰る途中、雨の中泣いているタエ子と偶然居合わせたトシオは、自分が農業を始めた経緯を話し、「祖母の言ったことなど気にする必要はないし、万が一そうなってもタエ子はタエ子のペースとやり方でやって行けばいいし、無理ならば素直に辞めたっていいんだ」と優しく励ましてくれた。トシオの言葉に勇気をもらったタエ子は、彼の明るくまっすぐなところに少しずつ惹かれ始めていた。
結局、タエ子は自分の本当の気持ちを言うことができないまま、冬に再び帰郷する前提で東京に帰ってしまおうと列車に乗り込む。車中で今までの人生の記憶があふれる中でトシオともっと話がしたいと思ったタエ子は、(演出で)タエ子の前に集まってきたかつての小学生たちを見たことで、途中で列車を降りて永住の話に同意するためと思われる連絡を公衆電話で行い、迎えに来た彼の車で元来た道を戻っていく。そして、精神的に自立し始めたタエ子の姿を、小学5年生のタエ子とその同級生たちの面影が静かに見守るのであった。
なお、「思い出」の描写は以下の順番である。序盤は4つが一気に描写されるが、その後は間をあけて登場する。
タエ子が小学時代に旅行で風呂に入ってそのままのぼせる話、パイナップルの味を家族で確かめる話、淡い初恋の記憶、タエ子が初めて生理を経験する話、たった一度だけお父さんに殴られた話、分数の割り算が解けないタエ子、親がタエ子を芸の事務所に入れるのを拒否するが、家では「ひょっこりひょうたん島」が放送されていた話、少しの間だけ同級生だった「あべくん」との苦い記憶の話。
声の出演
キャラクター | 日本語版 | 英語版 |
---|---|---|
岡島タエ子 | 今井美樹 | デイジー・リドリー |
本名陽子 | アリソン・フェルナンデス | |
トシオ | 柳葉敏郎 | デーヴ・パテール |
岡島ナナ子 | 山下容莉枝 | ローラ・ベイリー |
岡島ヤエ子 | 三野輪有紀 | アシュリー・エクスタイン |
タエ子の母 | 寺田路恵 | グレイ・グリフィン |
タエ子の父 | 伊藤正博 | マシュー・ヤン・キング |
タエ子の祖母 | 北川智絵 | モナ・マーシャル |
谷ツネ子 | 飯塚雅弓 | ホープ・レビー |
アイ子 | 押谷芽衣 | ステファニー・シェー |
近所の6年生 | 岩崎ひろみ | |
トシオの母 | 仙道孝子 | |
トコ | 小峰めぐみ | エイヴァ・エイカーズ |
リエ | 滝沢幸代 | マデリン・イェン |
スー | 石川匡 | ジェイデン・ビーツ |
広田秀二 | 増田裕生 | ジアネラ・ティールマン |
あべくん | 佐藤広純 | |
カズオ | 後藤弘司 | マシュー・ヤン・キング |
キヨ子 | 石川幸子 | スマリー・モンタノ |
ナオ子 | 渡辺昌子 | タラ・ストロング |
ばっちゃ | 伊藤シン | ニカ・ファターマン |
担任の先生 | 近藤芳正 | |
駅員 | 古林嘉弘 | |
おさげ | タラ・サンズ | |
ドン・ガバチョ | 永井一郎 (カメオ出演) |
ギア・コロンティールマン |
同級生 | 高橋一生 | |
役不明 | 小島幸子 市川浩 川端大輔 武藤真弓 大成誠晃 脇田麻衣子 宝田絢子 飯尾麻耶 三島知子 林亜紀 南一恵 井上大輔 大友大輔 山本剛 大豆生田信彰 鈴木えり子 松本修 |
カイル・アーム アレク・カサレス ジェイコブ・ギュンター シェーラミ・ライ ユリ・ローウェンタール ジェネシス・オチョア カーク・ソーントン |
スタッフ
映像制作
製作 | 徳間康快 | |
企画 | 斯波重治 | |
原作 | 岡本螢、刀根夕子 徳間書店・青林堂刊 | |
絵コンテ | 高畑勲、百瀬義行、森友典子 | |
音楽監督 | 星勝 | |
場面設計 | 百瀬義行 | |
キャラクターデザイン | 近藤喜文 | |
作画監督 | 近藤喜文、近藤勝也、佐藤好春 | |
原画 | 大塚伸治、篠原征子、石井邦幸、森友典子、賀川愛、遠藤正明、二木真希子、大谷敦子、清水洋、杉野左秩子、羽根章悦、山川浩臣、保田夏代、磯光雄、練木正宏、諸橋伸司 池田淳子、大平晋也、田辺修、前田真宏、井上俊之、近藤勝也、佐藤好春 | |
動画チェック | 立木康子、舘野仁美、中込利恵 | |
動画 | 手島晶子、岡部和美、西戸スミエ、牧孝雄、柴田和子、波岡浩美、手塚寛子、藤村理枝、木田葉子、佐藤伸子、大村まゆみ、北島由美子、東誠子、槇田喜代子、山浦由加里、篠崎光司 伊藤秀樹、小西賢一、吉田健一、中村勝利、斉藤昌哉、岡田妙智子、柴田絵理子、浅野宏一、山田憲一、安藤雅司、野田武広 、井上博之、笹木信作、前村貞美、岩柳恵美子、椎名律子 新留理恵、長嶋陽子、松下敦子、末田久子、太田久美子、粉川剛、氷詠美、柳川花子、真野鈴子、安達昌彦、堀井久美、石割悦子、渋谷正行、小松政徳、尾崎和孝、六車謙一 平田英一郎 | |
作画協力 | OH!プロダクション、動画工房、グループどんぐり、アニメトロトロ、スタジオコクピット | |
美術監督 | 男鹿和雄 | |
美術助手 | 久村佳津 | |
背景 | 山川晃、太田清美、田中直哉、長縄恭子、武重洋二、崎元直美 山本二三 スタジオ風雅 黒田聡、針生勝文、永井一男 | |
ハーモニー処理 | 高屋法子 | |
特殊効果 | 谷藤薫児 | |
色彩設計 | 保田道世 | |
仕上検査 | 片山由里子、立山照代、木村郁代、久田由紀、小川典子 | |
仕上 | 大城美奈子、吉川潤子、小野暁子 IMスタジオ 伊勢田美千代、田島ゆかり、福島栄子、小沼真理子、柴田美知子、谷田陽子、池ケ谷直美、末永康子、藤原久代、根岸克男 スタジオキリー 高橋直美、渡辺信子、森沢千代美、渡部真由美、太田美智子、水野順子、後藤恵子 トレーススタジオM 谷藤美加、伊藤二三子、酒井貴子、伊藤由紀子、前野泉、後醍玲子、渡辺芙美子 京都アニメーション 江田美穂子、高谷公美 童夢舎 古橋泰子、鈴木恵子 | |
撮影監督 | 白井久男 | |
撮影 | スタジオコスモス 池上元秋、伊藤寛、黒田洋一、鈴木典子、大藤哲生、池谷和美、池上伸治、前原勝則、鈴木克次、野口博志、安生哲也、難波充子 | |
技術協力 | ムラオ、太陽色彩 スタック、デュプロシステム | |
音響制作 | オムニバスプロモーション 真山恵衣 | |
音響監督 | 浅梨なおこ | |
方言指導 | 芝田陽子 | |
整音 | 井上秀司、住谷真 | |
音響効果制作 | E&Mプランニングセンター | |
音響効果 | 伊藤道廣 | |
音響効果助手 | 石野貴久、石上明宏 | |
音響効果協力 | 猪飼和彦、石田勝美、渡辺基、阿部敏昭 | |
音楽制作 CD制作 |
徳間ジャパンコミュニケーションズ | |
音楽制作協力 | KATZ SONGS | |
音楽ディレクター | 及川善博 | |
音楽アシスタントディレクター | 松本健太郎 | |
録音スタジオ | 東京テレビセンター | |
アフレコ協力 | 山形放送 | |
タイトル | 真野薫、道川昭 | |
編集 | 瀬山武司 | |
編集助手 | 金子尚樹、木田伴子、毛利安孝 | |
編集所 | フィルムマジック | |
監督助手 | 須藤典彦 | |
演出助手 | 村田和也、山本正仁 | |
制作担当 | 高橋望 | |
制作デスク | 川端俊之 | |
制作進行 | 西桐共昭、有富興二、洞口朋紀、河西宏 | |
経理事務 | 新井田雄一 | |
制作事務 | 山本珠実 | |
協力 | 富樫とみよ、海谷幸三郎、奥山一男、鈴木敏幸、高橋卓也、早坂義真 大賀藕絲館 | |
取材監督 | 荒井幸博 | |
農業取材 | 星寿男 | |
紅花取材 | 井上市郎、鈴木孝男、村田民雄 | |
キャラクター造形取材 | 佐藤忠良 | |
モデル取材 | 菊池良一 | |
トシオモデル | 二宮隆一、遠藤五一 | |
学校取材 | 東京都渋谷区立広尾小学校、東京都武蔵野市立第一小学校 | |
ひょっこりひょうたん島資料提供 | 井上ひさし、久里洋二 日本放送協会、ひとみ座、テアトルエコー、サニム | |
マーガレット資料提供 | 集英社 | |
エンディング構成 | 板垣恵一 | |
現像 | 東京現像所 | |
DOLBY STEREO技術協力 | 極東コンチネンタル株式会社 森幹生 | |
制作 | スタジオジブリ | |
プロデューサー | 鈴木敏夫 | |
エグゼクティブプロデューサー | 原徹 | |
製作プロデューサー | 宮崎駿 | |
脚本 監督 |
高畑勲 |
製作委員会
吹き替え版
翻訳 | デイヴィッド・フリードマン |
キャスティング | ドーン・ハーシー |
スーパーパイザー | ジェームス・ラファティ |
プロデューサー | ジェフリー・ウェクスラー |
主題歌
1979年の映画・「ローズ」の主題歌でベット・ミドラーが歌う「The Rose」を高畑勲が訳詞し、演歌歌手の都はるみが歌った。
エンディングテーマ
「愛は花、君はその種子」
挿入曲
「ライディーン」
「東京ブルース」
「想い出の渚」
「だまって俺について来い」
「さよならはダンスの後に」
「コケコッコのうた」
「プア・ボーイ」
「ひょっこりひょうたん島」
「好きになった人」
「ハンガリア舞曲」 第五番 ピアノ五重奏曲“ます”
「MALKA MOMA DVORI METE DILIMANO,DILBERO」
楽曲
「ハンガリー舞曲集」
「ピアノ五重奏曲」
受賞歴
- 第9回ゴールデングロス賞マネーメイキング監督賞
- 第15回 日本アカデミー賞(1992) 話題賞 作品部門
興行・売上記録
(日本)
内容 | 記録 | 補足 |
---|---|---|
興行収入 | 31億8000万円 | |
配給収入 | 18億7000万円 | |
全国動員 | 216万9435人(91日間) | |
『イメージアルバム』 | ||
『サウンドトラック』 | ||
VHS・ベータ(徳間版) | ||
VHS(ブエナビスタ版) | ||
DVD(ブエナビスタ、2枚組・特典付) |
テレビ放送の視聴率
回数 | 放送日 | 視聴率 |
---|---|---|
1 | 1992年10月 | 9日(金)16.0% |
2 | 1994年 | 8月 5日(金)16.2% |
3 | 1999年 | 7月 2日(金)15.4% |
4 | 2001年 | 6月29日(金)13.3% |
5 | 2004年 | 7月 2日(金)14.2% |
6 | 2007年10月19日(金) | 8.5% |
7 | 2013年11月29日(金) | 9.3% |
8 | 2015年 | 8月21日(金)9.3% |
- いずれも日本テレビ「金曜ロードショー」→「金曜ロードSHOW!」での放送。なお、当作品の舞台となった山形県では1回目の放送のみ、編成上の都合から本来の日本テレビ系列である山形放送(当時はテレビ朝日系列とのクロスネット)ではなく、当時はフジテレビ系列だった山形テレビにて「火曜ロードショー」として4日遅れの時差ネットで放送した。1993年4月に山形テレビがテレビ朝日系列にネットチェンジし、山形放送は日本テレビ系列に一本化したため、2回目以降は山形放送にて同時ネットで放送している。
- 本作は放送間隔が他のジブリ作品と比べて粗く、2~3年後に再放送される時もあれば、5年後、6年後に再放送されることもある。その関係上、公開から30年以上経過している作品でありながら放送回数が10回に満たない。8回目の放送となった2015年8月21日の放送を最後に現在まで8年近く再放送されていない。
関連商品(アニメ映画)
作品本編に関するもの
映像ソフト
出版
音楽
アニメ |
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ゲーム | |||||
実写 |
長編 | |
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短編 |
責任者 | |
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監督経験者 | |
在籍経験者 |
テレビアニメーション | |
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長編アニメーション映画 | |
実写映画 |
プロデューサー | |
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翻訳 | |
その他 |
舞台
ミュージカル おもひでぽろぽろ | |
---|---|
作曲 | 甲斐正人 |
作詞 | 齋藤雅文 |
脚本 | 齋藤雅文 |
原作 |
アニメーション映画『おもひでぽろぽろ』 (脚本・監督:高畑勲、原作:岡本螢・刀根夕子) |
初演 | 2011年4月16日 – 天王洲 銀河劇場 |
上演 | 2011年 - 2014年 劇団わらび座 |
ウェブサイト | ミュージカル おもひでぽろぽろ |
アニメーション映画を原作として劇団わらび座の企画制作、スタジオジブリの協力により齋藤雅文台本・作詞、栗山民也演出、甲斐正人作曲でミュージカル化され、2011年4月に天王洲 銀河劇場にて初演。同年5月から2012年1月までわらび座キャストにより「東日本大震災復興支援公演〜ふるさと東北の復興を共に〜」として秋田県のたざわこ芸術村わらび劇場でロングラン上演され、2012年4月から2014年2月まで全国ツアーが行われた。
2010年8月にミュージカル化が決定。スタジオ・ジブリ作品の舞台化は、本作が初めてとなった。
上演日程
天王洲 銀河劇場公演
わらび劇場公演
全国公演
全国公演ファイナル
キャスト(舞台)
銀河劇場での主なキャスト
キャスト一覧
役名
天王洲銀河劇場
わらび劇場
全国公演(2012年度)
全国公演(2013年度)
全国公演ファイナル
タエ子
朝海ひかる
碓井涼子
宮菜穂子
朝海ひかる
タエ子の母山形のばっちゃ
杜けあき
丸山有子
飯野裕子
杜けあき
トシオ
三重野葵
鈴木裕樹
タエ子の父
渡辺哲
尾樽部和大
渡辺哲
ナナ子
高橋磨美
熊坂理恵子
高橋磨美
ヤエ子
碓井涼子
小林すず
寺本かのこ
小林すず
カズオ
平野進一
近藤真行
平野進一
キヨ子
丸山有子
神谷あすみ
金城翔子
ナオ
鈴木潤子
伊藤幸世
木原梨里子
トノムラ
椿康寛
-
シロー
北村嘉基
柴田ゆう
千葉真琴
あべ君
森下彰夫
伊藤明大
森下彰夫
小タエ(小5のタエ子)
石丸椎菜
鈴木潤子
窪寺杏伊藤幸世
伊藤幸世
アイコ
中里裕美
トコ
志賀ひかる
-
伊藤幸世窪寺杏
箕輪菜穂江
リエ
奥泉まきは
-
奥泉まきは
スタッフ(舞台)
- 原作 - アニメーション映画『おもひでぽろぽろ』(脚本・監督:高畑勲、原作:岡本螢、刀根夕子)
- 台本・作詞 - 齋藤雅文
- 演出 - 栗山民也
- 作曲 - 甲斐正人
- 振付 - 田井中智子
- 美術 - 松井るみ
- 照明 - 勝柴次朗、八木優和(全国公演)
- 音響 - 小寺仁
- 衣裳 - 樋口藍
- ヘアメイク - 鎌田直樹
- 小道具 - 平野忍
- 歌唱指導 - 山口正義
- 舞台監督 - 佐久間勝徳
- 企画制作 - わらび座
- 協力 - スタジオジブリ
関連商品(舞台)
サウンドトラック
テレビドラマ
「スペシャルドラマ」として実写ドラマ化され、NHK BSプレミアムおよびNHK BS4Kで2021年1月9日の21:00-22:29に放送された。1966年(昭和41年)と2020年(令和2年)の東京を舞台に、2人のタエ子とそれぞれの家族が織りなす物語を描いたホームドラマ。舞台を2020年に変更した上で、主演の松坂慶子と杏の共演により、64歳となったタエ子を松坂が、その30代の娘・夏希を杏が演じている。
撮影は首都圏近郊にて2020年9月初旬から下旬に行われた。
あらすじ(テレビドラマ)
キャスト(テレビドラマ)
令和2年
昭和41年
スタッフ(テレビドラマ)
- 原作 - 岡本螢、刀根夕子 『おもひでぽろぽろ』
- 脚本 - 矢島弘一
- 演出 - 渡辺一貴(NHKエンタープライズ)
- 撮影協力 - 青梅ロケーションサービス
- プロデューサー - 緒方慶子
- 制作統括 - 柴田直之(NHK)、西村崇(NHKエンタープライズ)、大谷直哉(ザロック)
- 制作著作 - NHK、ザロック
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