おらが村
漫画
作者:矢口高雄,
出版社:双葉社,
掲載誌:漫画アクション,
レーベル:アクションコミックス,
発表期間:1973年 - 1975年,
巻数:全3巻全1巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『おらが村』(おらがむら)は、矢口高雄による日本の漫画作品。『週刊漫画アクション』(双葉社)において1973年から1975年まで連載された。コミックスは全3巻が刊行されている。2019年にヤマケイ文庫(山と溪谷社)から完全収録版が出ている。
秋田県横手市増田町を舞台としている。矢口自身の体験をもとに、冬は大雪に埋もれる出稼ぎの村で生きる農民の喜びや悲しみを描いた作品である。
あらすじ
おらが村
元旦
こぶしの花の咲く頃
つばくろさん
カタツムリ
カッコウの鳴き声
栗山集落の律子
別れ
イタチビラ
両角ゆかりの訪問
ゆかりは信江には反物を、政太郎にはパイプをお土産に差し出す。信江がお茶を入れようとすると、ゆかりはおかあさん、あたしが入れますと言う。信江は化粧も控えめであり、しゃべり方もはきはきして気さくな感じだと評価するが、農作業ができなければ村の笑いものになると心配は尽きない。翌朝、信江が起きると、ゆかりはもう拭き掃除をしており、今日からはお掃除もお食事の支度もみんなオレがやるだと方言を交えて言う。この事態は村中に知れ渡り、婦人会でも羨ましがられ、世間体の問題は信江の中では氷解する。家に帰ってゆかりが帰ったと聞き、信江にしかられた政信はあわててゆかりを呼び戻す。
登場人物
登場人物は多岐にわたるが、本作品のあらすじを理解するのに必要な高山家の人たちだけを取り上げる。
書誌情報
- 矢口高雄『おらが村』双葉社〈アクションコミックス〉、全3巻 - ISBNはない。
- 1975年8月10日初版発行
- 1976年1月25日初版発行
- 1976年3月15日初版発行
- 矢口高雄『おらが村』翔泳社、全2巻
- 1995年4月初版発行、ISBN 4881351826
- 1995年4月初版発行、ISBN 4881351834
- 矢口高雄『おらが村』山と渓谷社〈ヤマケイ文庫〉、全1巻、2019年出版、ISBN 9784635048644