お前たちの中に鬼がいる
以下はWikipediaより引用
要約
『お前たちの中に鬼がいる』(おまえたちのなかにおにがいる)は、梅原涼が個人出版で販売した電子書籍小説および、主婦の友社から書籍と電子書籍が刊行された同名の増補改訂版。
概要
作者の梅原涼は高校生のころから作家志望で、本作は作者が書いた6つ目の作品であり、大学生だった2005年から1年半かけて執筆された。日本ホラー小説大賞に応募したものの落選する。2012年12月にAmazonの電子書籍個人出版プラットフォームであるKDP日本版において発売した。翌2013年の3月から7月にかけ、一般書籍の電子版に交じりコンスタントにKindle売上ランキング上位100位以内を維持。KDP発の個人出版作としては2013年上期の最多販売部数電子書籍となり、2013年11月に主婦の友社からの書籍化された。ペンネームの梅原は、プロゲーマーの梅原大吾に由来している。
あらすじ
登場人物
小坂彩(こさか あや)
仲原瑠夏(なかはら るか)
浅倉加奈子(あさくら かなこ)
桜庭マリ(さくらば まり)
個人出版バージョンと商業出版バージョンの差異
個人出版バージョン
Amazon.co.jpの個人出版プラットフォーム、KDP(Kindleダイレクト・パブリッシング)で著者本人が個人出版として刊行した。刊行年月日は2012年12月15日。表紙は著者自身が19世紀の画家アドルフ・モンティセリの風景画を加工して使用。舞台となる「現代」は原著執筆当時の2005年となっていた。 キャラクターのファッションも一部商業版とは異なる。浅倉加奈子は「襟足の一箇所が金色で肩まで伸びたショートカット」「藍色のニットパーカー、ダメージの入ったジーンズ」となっており、仲原瑠夏はチューリップハットを被り、ベルクロのスニーカーを履いていた。 増補改訂版となる商業出版バージョンの刊行に伴い、販売終了済み。
商業出版バージョン
ストーリー上の矛盾や描写に関する不整合が修正されたほか、「現代」が商業出版時の2013年になるなど時代設定があらためられるなど、時間軸も一部変更されている。また、本編より前の時代を描いた前日譚「1993年(平成5年)」が収録された。
スタッフ(商業出版バージョン)
- 装幀:鈴木久美
- 装画:下田ひかり