かいじゅう色の島
漫画
作者:はっとりみつる,
出版社:KADOKAWA,
掲載誌:ヤングドラゴンエイジ,
レーベル:ドラゴンコミックスエイジ,
発表期間:2018年9月25日 -,
巻数:既刊1巻,
アニメ:かいじゅう色の島 - PV
原作:はっとりみつる,
監督:友岡新平,
キャラクターデザイン:木曽勇太,
アニメーション制作:Seven Arcs,
配信サイト:YouTube,
配信期間:2021年3月5日 -,
以下はWikipediaより引用
要約
『かいじゅう色の島』(かいじゅういろのしま)は、はっとりみつるによる日本の漫画作品。『ヤングドラゴンエイジ』(KADOKAWA)にて、5号から連載中。島を舞台として、伝奇と百合を絡めた作品である。
『さんかれあ』のはっとりみつるが描く、伝奇×青春ストーリー。『さんかれあ』はゾンビとラブコメをかけ合わせた作品であったが、『かいじゅう色の島』は伝奇と百合をかけ合わせている。作中では鼓動を「こきゅん」と表現するなど独特の擬音語が使われる。
作者のはっとりが三重県出身であり、離島が身近にあったことから企画が始まった。季刊誌に掲載する漫画であるため、各話の発表間隔が長くなってしまうことから、2人の物語を深く掘り下げていくという方向性が定まり、百合を描くことが決まったのはその後である。連載が始まった2018年は『やがて君になる』がヒットした年であり、これ以降、百合漫画の多様化が進行した。
あらすじ
舞台は2018年の夏、「かいじゅうさん」の言い伝えがある離島。島の中学生・千川棔(ちがわ こん)は、都会からやって来た一門歩流夏(ひとと ふるか)が海に転落するのを目撃し、彼女を助ける。2人が目を覚ますと、「かいじゅうさんの穴」と呼ばれる洞窟の前で倒れていた。ひとりぼっちだった2人は次第にひかれ合うが、島では不思議なことが起こり始める。
登場人物
声はPVの声優。
千川 棔(ちがわ こん)
声 - 東山奈央
島に住む中学生。島から出たことがない。方言で話す。同世代がみんな恋をしている中、自分だけ恋愛感情が分からないことをコンプレックスとしている。同級生から無視されており、1人で「かいじゅうさんの穴」へ向かう途中で歩流夏と出会う。
スク水に短パン、裸足という格好で、髪は三つ編みにしている。
一門 歩流夏(ひとと ふるか)
声 - 上坂すみれ
都会からやって来た少女(家出中)。性格はツンデレ。島へ来てスマートフォンの電波が圏外になり、電波の届くところを探し求めていたところ、海に転落し、棔に助けられる。
顔にそばかすがある。外見はギャル風で、真っ赤なネイルをしている。3年前とは風貌が大きく変わっている。
書誌情報
- はっとりみつる『かいじゅう色の島』 KADOKAWA〈ドラゴンコミックスエイジ〉、既刊1巻(2021年3月9日現在)
- 2021年03月09日発売 ISBN 978-4-04-074015-7
PV
単行本1巻発売を前にして、2021年3月5日にアニメPVが公開された。アニメーション制作は『トリニティセブン』のSeven Arcs。声優を務めた東山奈央と上坂すみれが、演じた感想などを語った対談が3月9日発売の『月刊ドラゴンエイジ』に掲載された。
参考文献
- はっとりみつる『かいじゅう色の島 1』KADOKAWA〈ドラゴンコミックスエイジ〉、2021年3月9日、164頁。ISBN 978-4-04-074015-7。