きかんしゃトーマス (2021年のアニメ)
ジャンル:子供向け,
以下はWikipediaより引用
要約
本項「きかんしゃトーマス(2021年のアニメ)」では、『きかんしゃトーマス』のテレビアニメシリーズのうち、欧米圏では2021年、日本では2022年に放送が開始された大幅リニューアル以降の展開分について述べる。
原語版での正式タイトルは「Thomas & Friends: All Engines Go」。日本では、これまでのシリーズから継承する形が取られ、「All Engines Go」という副題は通常用いられることがない ため、このページもそれに従うものとする。
概要
「きかんしゃトーマス」の権利所有者であるマテルは、2020年までにテレビシリーズの3DCGアニメーションを製作したジャム・フィルド・エンターテインメントとの契約更新を行わず、現代の視聴者感性に合わせた新シリーズの展開を決めた。それにあたり、カナダのアニメーション製作会社であるネルバナと提携し、これまでとは大きく異なる体制でのシリーズ制作が行われることとなった。シリーズの立ち上げや構成はアメリカの脚本家リック・サバルに大きく委ねられ、その様子は放送開始直後にファンによるインタビュー等で明らかとなった。
マテルのプレスリリースなどではこれまでのシリーズナンバリングから継続して紹介されているが、物語において過去24シリーズ分との繋がりは意識されていない。
本シリーズの特徴
- 「汽車のえほん」や「きかんしゃトーマス」等、これまでのシリーズにおける、鉄道社会のリアリティを重視したビジュアルとは異なり、キャラクターのデザインから動作までしなやかなカートゥーンチックの2DCGアニメーションとなり、車輪を手として利用したり、線路上でジャンプしたりするなど、制限が緩和されている。
- 時代設定は、原作絵本や過去シリーズが意識した20世紀から大きく進んだ現代となっており、作中にホログラムやタブレット端末が登場することもある。
- 登場する乗り物や機械は子どもと大人で区別されており、レギュラーメンバーである大大大冒険クラブのトーマスやパーシー等は子どもとしてより小柄な車体で、対照的にゴードンやウィフ等は大人としてより大柄の車体で描かれている。
- 先述の通り全体のビジュアルは簡略化されたものの、瞳の色や赤毛の特徴の表現など、乗り物キャラクターのフェイスデザインがより多様化した。
- 番組構成も大幅に変更され、各回11分という番組の尺数は変わらないが、教養コーナーが廃止されたほか、テーマソングに割かれる時間も削減され、本編の尺数は各話10分30秒と歴代最長となっている。
- 1回につき2話という放送における契約に合わせ、2話に1曲脚本家が作詞したミュージカル調の歌が挿入されている。
- アラビア数字を除く文字が本編内で一切使用されなくなった。
- 煙を利用したコミュニケーションが頻繁にみられる(トーマスとパーシーのハイタッチなど)。
日本での展開
「きかんしゃトーマス」の「フルリニューアル」として2022年6月16日開催の東京おもちゃショー2022にて企業向けに同年内の日本での展開が発表されたのち、同月20日に国内でのマスターライセンスを保有するソニー・クリエイティブプロダクツより、一般に向けたアナウンスが行われた。その後9月23日に、冬からのテレビ放送開始、翌年春の劇場作品の公開と、新キャストのアナウンスが正式になされ、12月24日からNHK Eテレでの放送が開始された。
以降2クール分が放送されたのち、2023年7月8日より3DCGアニメーションシリーズの再放送を行っている。この再放送は制作ペースに合わせるための措置であり、カナダや英国をはじめ各国でも同様に旧シリーズと混合した放送が為されている。
メインキャラクターには、原語版で大半を子役が演じていることや、自ら歌うことを考慮し、平均年齢をこれまでより大幅に下げた新キャスト陣が起用された。同時にサブキャラクターのキャスティングも一新されているが、中には過去に本編に出演していた声優も役柄を変え、出演している。
前述の通り、国内ライセンスは従来と変わらずソニー・クリエイティブプロダクツが保有しており、制作体制やグッズ展開にも大きな変更はない。
番組構成
従来と変わらない放送枠に合わせるため、1回につき2話という構成を保ちながら各話約1分の本編の削除が為されているが、それでもオープニングとエンディング、幕間はNHK版放送分において歴代最短となっている。
本編内での日本語テロップ表示は原語版に準拠したものとなり、脚本家の名前が歴代シリーズの通常放送内では初めてクレジットされるようになった。また、これまでのシリーズを通して使用されてきたサブタイトルでの「~というお話」との文言の読み上げは為されなくなった。
幕間では、アイキャッチとして劇中の静止画が映し出されるとともに、これまでオープニングで行われていた番組タイトルの読み上げが為されている。
配信
公式YouTubeチャンネルでは、ショートアニメが本編の放送に先駆け2022年11月より公開。また、英語版のミュージックビデオも放送翌週の水曜日に投稿されている。2023年8月には第1シリーズから3話分、第2シリーズから1話分、本編の無料配信が為された。
NHKでは従来同様本編の見逃し配信に加え、ショートアニメの一部も配信された。
映像ソフト
本編を収録したDVD2枚が、ソニー・ミュージックソリューションズよりシリーズ25名義で2024年1月24日に発売。テレビシリーズ本編の円盤化は旧体制第18シリーズ以来であり、初回放送から1年前後での発売は第14シリーズ以来となる。
あらすじ
ソドー島のノース・ウェスタン鉄道で働く機関車のトーマスとパーシー、ディーゼル、そして保線車両のカーリーとサンディーは、クリスタルの洞窟での冒険を機に5台で"大大大冒険クラブ(The Biggest Adventure Club)"を組んだ。クラブはその後アフリカ・ケニアから来たニアと高速で走る電車カナ、自閉症のブレーキ車ブルーノを迎え、必要な時には協力しながら、日々楽しく仕事や冒険を成し遂げるのであった。
キャラクター
※声はオリジナル(北米)版/日本語吹替版。初登場・初台詞の話数はカナダ放送順に基づく。
メインキャラクター(大大大冒険クラブ)
トーマス(Thomas/Thomas the Tank Engine)
パーシー(Percy)
カナ(Kana)
ニア(Nia)
ディーゼル(Diesel)
カーリー(Carly/Carly the Crane)
サンディー(Sandy/Sandy the Rail Speeder)
サブキャラクター
ゴードン(Gordon)
エミリー(Emily)
クランキー(Cranky)
アニーとクララベル(Annie and Clarabel)
いたずら貨車・緑(Troublesome Truck #1)
トビー(Toby/Toby the Tram Engine)
テレンス(Terence/Terence the Tractor)
ケンジ(Kenji)
バルストロード(Bulstrode/Bulstrode the Barge)
スキフ(Skiff/Skiff the Sailboat)
ハロルド(Harold/Harold the Hericopter)
ソルティー(Salty)
ウィフ(Whiff)
ヒロ(Hiro)
ヨンバオ(勇宝/Yong Bao)
テス(Tess/Tess the Troublesome Crane)
ベレスフォード(Beresford)
人々(Human Characters)
トップハム・ハット卿(Sir Topham Hatt)
長編ゲストキャラクター
ソドー島で開催されるレース「ソドーカップ」の為に海を越えてやってきた、蓄電池式の高速列車たち。
ファローナとフレデリコ(Ferona and Frederico)
登場スポット
特に記載のない限り、ノース・ウェスタン鉄道と関わるソドー島内の場所を挙げている。
ティドマス機関庫(Tidmouth Sheds)
整備場(The Maintenance Yard)
ブレンダムの港(Brendam Docks)
ウィフのリサイクル工場(Whiff's Recycling Plant)
ナップフォード(Knapford)
マッコールさんの農場(MacColl's Farm)
ヴィカーズタウン(Vicarstown)
クイックドロー橋(Quickdraw Bridge)
ハーウィック(Herwick)
カーク・ローナン(Kirk Ronan)
ピール・ゴッドレッド(Peel Godred)
ケルスソープ(Kellsthorpe Road)
ノランビー・ビーチ(Norramby Beach)
キャノンボール・カーブ(Canonball Curve)
クランブルの谷(Crumble Canyon)
ブルーマウンテンの丘(Blue Mountain Hills)
ダークウッドの森(The Dark Woods)
クリスタルの洞窟(The Crystal Cave)
ルックアウトマウンテン(Lookout Mauntain)
しばらく経って、大・大・大冒険クラブがその存在を発見。内部が鉄骨で補強され、トップハム・ハット卿は観光地としてプラークを設置し、旅客列車の運用を開始した。
ウェイランド(Wayland)
リック・サヴァルの故郷の地名と「遠く離れた場所」という言葉の響きから考案されたが、偶然にもイギリスのノーフォークに同名の地名が実在している。
楽曲
オープニングテーマ
「きかんしゃトーマス みんなでゴー!」 | ||
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Thomas & Friendsの楽曲 | ||
英語名 | All Engines Go (Theme Song) | |
リリース | 2021年8月23日(15秒版、放映) 2021年9月8日(ロングバージョン、ミュージックビデオ) 2021年9月10日(ロングバージョン、デジタル配信) 2021年9月18日(30秒版、放映) | |
時間 | 15秒 30秒(カナダ放映版) 1分26秒(ロングバージョン) | |
作詞者 | ジョー・シフタ リック・サバル | |
作曲者 | ジュリー・フェーダー グラハム・ウォルシュ | |
その他収録アルバム | ||
All Engines Go Welcome to Sodor (Songs From Season 26) |
カナダ放映版では、トーマスが大・大・大冒険クラブのメンバーを順に紹介していく30秒間となっているが、他の国ではその紹介パートを差し替えた、歴代最短である15秒版が使用されている。エンディングではオフボーカル版が流れる。
日本語版は、2022年12月19日放送のグレーテルのかまど第153回『きかんしゃトーマスのクリスマスプディング』内にて本編の放送に先駆け15秒版が公開。2023年2月23日には、Lucky²の披露する振り付けとともに30秒版がYoutubeに投稿された。
ジョナサン・エヴァンスとデイブ・メリットが作曲した30秒版のデモバージョンが、メリット率いるバンド”The Golden Seals”のSoundCloudアカウントに投稿されている。なお、エヴァンスとバンドメンバーのマット・ウィメットは後に本編の挿入歌をいくつか担当している。
ロングバージョン
全ての楽曲においてそうだが、フレーズを繰り返したロングバージョンも存在し、韓国ではこちらがオープニングとして使用されている。また、英語版のみ本編とは別の声優によって歌われており、公式YouTubeチャンネルにて聴くことができる。
日本では、ミュージックビデオの公開に先駆け、小学館のカラーワイド『きかんしゃトーマス なかよしいっぱいブック』に歌詞と楽譜が掲載。その後、長編第一作の主題歌という扱いのもと、2023年2月1日にYoutubeにて公開された。JASRAC出2209986-201。
挿入歌
2話に1曲(主に奇数話)、長編では1本につき3曲、脚本家が作詞したミュージカル調の歌が挿入されている。シリーズ構成がクレイグ・カーライルに引き継がれて以降、彼やプロデューサーのジョー・シフタが作詞に加わることが多くなった。
ミュージックビデオ
オープニングテーマ同様、本編とは異なる声優によるロングバージョンとそのミュージックビデオがYouTubeに投稿されており、第1シリーズ第27話から37話までのものは本編の放送に先駆けて公開された。
ミュージックビデオの映像は基本そのエピソードのものしか使用されないが、第1シリーズ第39話や52話などおもにシリーズの節目では例外が見られる。どの国でも翻訳版は製作されておらず、各国の公式YouTubeチャンネルに投稿されていたとしても、本編の切り抜きか英語版そのままで留められている。ただし例外として日本では、長編第1作挿入歌の翻訳版がDVDの発売に併せて制作・公開された。
制作史・エピソードリスト
前史( –2021)
2019年、ネルバナは現在とは異なるキャラクターデザインでのパイロットムービーを製作した。マテルはこのテストアニメに興味を示し、本作での制作提携が決定された。全編の一般公開はされなかったものの、カートゥニートのプロモーションにてトーマスがわらを運ぶシーンや、ゴードンの登場シーンが使用された。また、ストーリーボードの一部が第1シリーズ第11話、第30話のものとともにスタッフの公式サイトに投稿された(その後削除)。
第1シリーズ(2021–2022)
全52話各11分。メキシコでは2021年8月23日から9月4日の間に第13話まで先行放送されたのち、9月中旬に北米圏での放送が開始。
製作はカナダ主幹で行われ、第22シリーズより参加しているマイケル・ホワイトを除き脚本陣も一新された。
キャスティングもカナダの声優を中心にまとめられており、ニール・クローンが『魔法の線路』以来にゴードン役に復帰している。また、子役のオーディションの際、企画を明かさないようにするため、台本上でトーマスを「ライリー」、パーシーを「トムトム」というようにメインキャラクターの改名が為された。
米国のNetflixでは英語版、メキシコ吹替版、ブラジル吹替版を同時に、第1〜26話、第27〜39話、第40〜52話と分割して配信。うち第19〜26話は放送に先駆けての公開となった。
なお、リック・サバルはドリームワークス配給のアニメーション作品「デュードロップ・ダイアリーズ(Dew Drop Diaries)」の制作に取り組むこととなった為、第20話で構成をクレイグ・カーライルに引き継ぎ、当企画から退いた。
話数 | 日本放送順 | サブタイトル | 監督 | 脚本・作詞 | 挿入歌作曲 | 初回放送日(加) | 初回放送日(日) |
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1 | トーマスのやくそく A Thomas Promise |
ジェイソン・グロー | リック・サバル | ネイト・クレイスワース | 2021年9月18日 | 2022年12月24日 | |
2 | トーマスロケット Thomas Blasts Off |
キャンベル・ブライヤー | クリストファー・J・ジェンタイル | ||||
3 | ひみつのスパイ ナンバー・ワン License to Deliver |
ピーター・ガフニー | ジョナサン・エヴァンス | 2021年9月19日 | 2023年1月7日 | ||
4 | たのしいコースであそぼう Rules of the Game |
ジェイソン・グロー | エイドレア・ウォルデン | ||||
5 | しずかにはしろう A Quiet Delivery |
デイヴィッド・シェイン | ジュリー・フェーダー | 2021年9月25日 | 2023年1月14日 | ||
6 | Kana Goes Slow | キャンベル・ブライヤー | クレイグ・カーライル | ||||
7 | ドラゴンときしだん Dragon Run |
クリストファー・ジェンタイル | チアラ・ヤング ライアン・マーシャル |
2021年9月26日 | 2023年1月21日 | ||
8 | だいぼうけんクラブ The Biggest Adventure Club |
ジェイソン・グロー | ピーター・ガフニー | ||||
9 | パーシーのラッキーベル Precy's Lucky Bell |
エイドレア・ウォルデン | ジュリー・フェーダー | 2021年10月2日 | 2023年1月28日 | ||
10 | サンディーは すながすき Sandy's Sandy Shipment |
キャンベル・ブライヤー | カリッサ・バレンシア | ||||
11 | いえをはこぶほうほう A Wide Delivery |
ニキ・リットン | ヒル・クルクティス ダムネイト・ドイル |
2021年10月3日 | 2023年2月4日 | ||
12 | かぞえて モーモー Counting Cows |
ジェイソン・グロー | リズ・ハラ | ||||
13 | おんがくはあちこちに Music is Everywhere |
アダム・ビーチェン | マット・ウィメット | 2021年10月9日 | 2023年2月11日 | ||
14 | ぎゃくにするひ Backwards Day |
キャンベル・ブライヤー | クレイグ・カーライル | ||||
長編 | めざせ!夢のチャンピオンカップ Race for the Sodor Cup |
ジェイソン・グロー キャンベル・ブライヤー |
ピーター・ガフニー | ジュリー・フェーダー(1曲目) アンヌリーズ・ノローニャ(2曲目) ヒル・クルクティス(3曲目) ダムネイト・ドイル(3曲目) |
2021年10月10日 | ||
15 | にじをおいかけて Chasing Rainbows |
キャンベル・ブライヤー | ブランドン・ビオレット | ジョナサン・エヴァンス | 2021年10月16日 | 2023年2月18日 | |
16 | ニアのおおきなふうせん Nia's Balloon Blunder |
ジェイソン・グロー | パトリック・リーガー | ||||
17 | はたをおいかけろ Capture the Flag |
デニース・ダウナー | ネイト・クレイスワース | 2021年10月23日 | 2023年2月25日 | ||
18 | ミステリー プレゼント Mystery Boxcars |
キャンベル・ブライヤー | フィル・モリー | ||||
19 | トーマスはスーパートレイン? Super Screen Cleaners |
ブレント・ピアスコスキー | マット・ウィメット | 2021年10月30日 | 2023年3月4日 | ||
20 | パーシー はじめてのキャンプ Overnight Stop |
ジェイソン・グロー | ニキ・リットン | ||||
21 | じょうだんで わらおう The Joke is on Thomas |
ブライアン・スウェンリン | アシャー・レンツ スティーブン・スクラット |
2021年11月6日 | 2023年3月11日 | ||
22 | ビーチはどっち? Lost and Found |
キャンベル・ブライヤー | サラ・アイゼンバーグ ベッキー・ウォンバーグ |
||||
23 | ぼくだけの ぼうけん Thomas' Day Off |
クレイグ・カーライル | ジュリー・フェーダー | 2021年11月13日 | 2023年3月25日 | ||
24 | ほんとうのいちばん The Real Number One |
ジェイソン・グロー | ジャヤ・ラムダス | ||||
25 | ジェットコースターってさいこう Roller Coasting! |
ジェイソン・グロー ショーン・ジェフリー |
ジェフ・グッド クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
マット・ウィメット | 2021年11月20日 | 2023年4月1日 | |
26 | ていでんなんてもんだいない No Power, No Problem! |
キャンベル・ブライヤー | ダン・サルガロロ | ||||
27 | ゆうかんなトラのきかんしゃ The Tiger Train |
ブランドン・ビオレット クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ネイト・クレイスワース | 2022年4月9日 | 2023年4月15日 | ||
28 | 6 | せんすいかん だいさくせん The Can-Do Submarine Crew! |
ジェイソン・グロー ショーン・ジェフリー |
アダム・ビーチェン | 2023年1月14日 | ||
29 | Thomas and Percy's Eggsellent Adventure | ブレント・ピアスコスキー クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ヒル・クルクティス ダムネイト・ドイル |
2022年4月10日 | |||
30 | Callilope Crack-Up | キャンベル・ブライヤー | サラ・アイゼンバーグ ベッキー・ウォンバーグ |
||||
31 | 29 | きょうりゅうのほね Tyrannosaurus Wrecks |
クリストファー・ジェンタイル | マット・ウィメット | 2022年4月16日 | 2023年4月22日 | |
32 | 30 | スーパールートでいこう The Super-Long Shortcut |
ジェイソン・グロー ショーン・ジェフリー |
ピーター・ガフニー | |||
33 | A Light Delivery | ニキ・リットン | ヒル・クルクティス ダムネイト・ドイル |
2022年4月17日 | |||
34 | 28 | かわくまでまてない The Paint Problem |
キャンベル・ブライヤー | アンディ・ヤーキス | 2023年4月15日 | ||
35 | 31 | ステキなものがいっぱい A Wonderful World |
レキシー・カハノビッツ | ネイト・クレイスワース | 2022年4月23日 | 2023年4月29日 | |
36 | 32 | きてきのこわれたトーマス Whistle Woes |
ショーン・ジェフリー | サラ・アイゼンバーグ ベッキー・ウォンバーグ |
|||
37 | 33 | じょうきでスッキリ Letting Off Steam |
サラ・アイゼンバーグ ベッキー・ウォンバーグ クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ジュリー・フェーダー | 2022年4月24日 | 2023年5月6日 | |
38 | Nia's Perfect Plan | キャンベル・ブライヤー | ピーター・ガフニー | ||||
39 | 35 | おもいでをおくろう Something to Remember |
パトリック・リーガー | ジョナサン・エヴァンス | 2022年4月30日 | 2023年5月13日 | |
40 | 36 | あらしのなかのサンディー Sandy Versus the Storm |
ショーン・ジェフリー | ジョーダン・ガーショウィッツ | |||
41 | 37 | たのしいあき みつけた An UnbeLEAFable Day |
ギア・ゴッドフリー クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
マット・ウィメット | 2022年5月1日 | 2023年5月20日 | |
42 | 38 | ゆうれいれっしゃ Ghost Train |
キャンベル・ブライヤー | エバ・コンスタントプーロス | |||
43 | A Rusty Rescue | ニキ・リットン | アンヌリーズ・ノローニャ | 2022年5月7日 | |||
44 | 34 | かくれんぼ びっくり! Hide and Surprise! |
ショーン・ジェフリー | レキシー・カハノビッツ | 2023年5月6日 | ||
45 | 39 | ディーゼルとしゃりん Pop a Wheelie |
スーザン・キム クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ジョナサン・エヴァンス | 2022年5月8日 | 2023年5月27日 | |
46 | 40 | さよなら おばけたいじマシーン Goodbye, Ghost-Scaring Machine |
キャンベル・ブライヤー | アンディ・ヤーキス | |||
47 | 41 | カウベルをかえして More Cowbell |
サラ・アイゼンバーグ ベッキー・ウォンバーグ クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
アンヌリーズ・ノローニャ | 2022年5月15日 | 2023年6月3日 | |
48 | 42 | トップハム・ハットきょうのぼうし Sir Topham Hatt's Hat |
ショーン・ジェフリー | デニース・ダウナー | |||
49 | 43 | ニアのかんぺきなパーティー Nia's Surprising Surprise |
マイケル・ホワイト クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ネイト・クレイスワース | 2022年5月22日 | 2023年6月10日 | |
50 | 44 | トーマスのあたらしいけしき A New View for Thomas |
キャンベル・ブライヤー | ジャヤ・ラムダス | |||
51 | 45 | せんろをはしるスキフ Skiff Sails Sodor |
ダニエル・シェアストロム | 2022年5月29日 | 2023年6月17日 | ||
52 | 46 | ソドーとうのうた Song of Sodor |
ショーン・ジェフリー | クレイグ・カーライル | マット・ウィメット |
第2シリーズ(2022–)
このシリーズより、自閉症スペクトラム障害を抱えるキャラクター、ブレーキ車ブルーノが登場する。ブルーノのキャラクター開発にあたり、自身も自閉症であるライターのダニエル・シェアストロムおよび自閉症啓発ネットワークASANが監修として携わっているほか、北米・英国吹替ともに自閉症の少年が起用されている。
加えて第1シリーズでは予算の都合により姿を現さなかったウィフや、ヨンバオに続くゲストキャラクター・アシマ等過去シリーズのキャラクターやスポットも続々登場する。トビー役には『魔法の線路』でトーマスを演じたエドワード・グレンが起用された。
また、ディーゼルの声優が声変わりにより変更された。トーマスの声優に関しても、ピッチ加工によってシリーズ中盤まで対応していたが、こちらも変更となった。
ブルーノの初主役回である第3話『Shake, Rattle and Bruno』が2022年9月7日にYouTubeで公開されたのち、同月12日より米国にて放送開始。第4話以降はカナダやメキシコにて先行放送されている。日本では2023年4月8日にブルーノ登場回が先行して放送されたのち、6月24日より再開。
話数 | カナダ放送順 | 日本放送順 | サブタイトル | 監督 | 脚本・作詞 | 挿入歌作曲 | 初回放送日(加) | 初回放送日(日) |
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1 | 3 | とてもはやいふたり Fast Friends |
キャンベル・ブライヤー | サラ・アイゼンバーグ ベッキー・ウォンバーグ クレイグ・カーライル(作詞のみ) ジョー・シフタ(作詞のみ) |
ジュリー・フェーダー | 2022年9月17日 | 2023年6月24日 | |
2 | パーシーがきえた! Percy Dissapears |
ショーン・ジェフリー | ピーター・ガフニー | 2023年4月8日 | ||||
9 | 3 | 1 | ブレーキしゃのブルーノ Shake, Rattle, and Bruno |
キャンベル・ブライヤー | ダニエル・シェアストロム クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
マット・ウィメット | 2022年9月18日 | |
10 | 4 | Blackout! | ブレント・ピアスコスキー | |||||
3 | 5 | アシマがソドーとうにやってきた Ashima's Amazing Arrival |
ショーン・ジェフリー | ニキ・リットン クレイグ・カーライル(作詞のみ) ジョー・シフタ(作詞のみ) |
アンヌリーズ・ノローニャ | 2022年9月25日 | 2023年7月1日 | |
4 | 6 | トライハーフロン Try-and-a-Half-a lon |
キャンベル・ブライヤー | デニース・ダウナー | ||||
5 | 7 | Carly's Magnificent Magnet | ジョーダン・ガーショウィッツ クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ジョナサン・エヴァンス | 2022年10月2日 | |||
6 | 8 | 4 | パーシー つぎのしごとをさがす New Mail Engine in Town |
レキシー・カハノビッツ | 2023年6月24日 | |||
長編 | 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル The Mystery of Lookout Mountain |
クレイグ・カーライル ダニエル・シェアストロム(脚本のみ) ジョー・シフタ(3曲目作詞のみ) |
ヒル・クルクティス(1曲目) ダムネイト・ドイル(1曲目) ジュリー・フェーダー(2曲目) アンヌリーズ・ノローニャ(3曲目) |
2022年10月8日 | ||||
7 | 9 | Hot Air Percy | エイドレア・ウォルデン | ヒル・クルクティス ダムネイト・ドイル |
2022年10月9日 | |||
8 | 10 | Carly's Screechy Squeak | ジョン・ロイ | |||||
11 | Brand New Track | ピーター・ガフニー クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ティカ・シモン ラナイ・ガブリエル |
2022年10月16日 | ||||
12 | Stink Monster | ベッキー・ウォンバーグ サラ・アイゼンバーグ |
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21 | 13 | Off the Rails | ピーター・ガフニー クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
エイヴァ・ケイ | 2022年10月23日 | |||
22 | 14 | Diesel's Dilemma | レキシー・カハノビッツ | |||||
15 | Good as New | スーザン・キム クレイグ・カーライル(作詞のみ) ジョー・シフタ(作詞のみ) |
ジョナサン・エヴァンス | 2022年10月30日 | ||||
16 | More Than a Pretty Engine | ジャヤ・ラムダス | ||||||
17 | Snowplow Struttin' | ニキ・リットン | ジャレル・ヤング | 2022年11月6日 | ||||
18 | Thomas in Charge | アンディ・ヤーキス | ||||||
19 | Kana Recharges | エイドレア・ウォルデン | ジュリー・フェーダー | 2022年11月13日 | ||||
20 | The Big Skunk Funk | トレイシー・ニコレッティ | ||||||
13 | 21 | Christmas Mountain | レキシー・カハノビッツ モニーク・モロウ クレイグ・カーライル(作詞のみ) ジョー・シフタ(作詞のみ) |
ネイト・クレイスワース | 2022年11月20日 | |||
14 | 22 | Whiteout! | ニキ・リットン | |||||
23 | Bring it On Beresford | デニース・ダウナー クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ヒル・クルクティス ダムネイト・ドイル |
2022年11月27日 | ||||
24 | What's in a Name? | ジョン・ロイ | ||||||
25 | Sheep Shenanigans | トレイシー・ニコレッティ クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
マット・ウィメット | 2022年12月4日 | ||||
26 | Tunnel Troubles | ピーター・ハーシュ | ||||||
27 | The Case of the Missing Crane | ショウン・アヴネット クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ネイト・クレイスワース | 2023年6月3日 | ||||
28 | Not-So-Secret Mission | ピーター・ガフニー | ||||||
29 | A Very Percy Valentines’s Day | アラン・ニューワース | アンヌリーズ・ノローニャ | 2023年6月4日 | ||||
30 | Valentines’s Heart | スーザン・キム | ||||||
31 | Speedster Sandy | ジョーダン・ガーショウィッツ クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ジュリー・フェーダー | 2023年6月10日 | ||||
32 | For All the Marble | ジョナサン・エルナンデス | ||||||
33 | Salty's Sea Shanty | ニキ・リットン クレイグ・カーライル(作詞のみ) ジョー・シフタ(作詞のみ) |
ジョナサン・エヴァンス | 2023年6月17日 | ||||
34 | Retrieve the Kraken | エイドレア・ウォルデン | ||||||
35 | Rocket's Fall | ピーター・ガフニー クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ジョナサン・エヴァンス | 2023年6月24日 | ||||
36 | Details? What Details? | ブレント・ピアスコスキー | ||||||
37 | Blue Engine Blues | トレイシー・ニコレッティ クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ジャレル・ヤング | 2023年7月1日 | ||||
38 | Hay Fort Frenzy | スーザン・キム | ||||||
39 | Percy in the Middle | ジョーダン・ガーショウィッツ クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
チアラ・ヤング | 2023年7月8日 | ||||
40 | Bad Luck Boxcar | エバ・コンスタントプーロス | ||||||
41 | Not So Easy-Greasy | ジョン・ロイ クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
マット・ウィメット | 2023年7月15日 | ||||
42 | It All Adds Up | アダム・ビーチェン | ||||||
43 | Bruno's Map Mishap | レキシー・カハノビッツ モニーク・モロウ クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ジュリー・フェーダー | 2023年7月22日 | ||||
44 | Seeking a Safer Sodor | ピーター・ガフニー | ||||||
45 | A Cranky Goodbye | ベッキー・ウォンバーグ サラ・アイゼンバーグ クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ネイト・クレイスワース | 2023年7月29日 | ||||
46 | Sameroo | アダム・ロレンツォ | ||||||
47 | Thomas for a Day | トレイシー・ニコレッティ クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ジョナサン・エヴァンス | 2023年8月5日 | ||||
48 | Super Axle | ピーター・ハーシュ | ||||||
49 | The Waiting Game | ダニエル・シェアストロム クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ジュリー・フェーダー | 2023年8月12日 | ||||
50 | All Wheels on Track | ダイアナ・ライト | ||||||
51 | Something Broken, Someone Blue | クレイグ・カーライル | 2023年8月19日 | |||||
52 | The Sights of Sodor | マット・ウィメット |
The Great Bubbly Build (2023)
2023年10月にツリーハウスでの放送が予定されている、30分間のスペシャルエピソード。新たな試みとして、放送に先駆けた全編のYoutubeでの公開が欧米各国のチャンネルにて為された。加えて配信と同時に挿入歌のアルバムもリリースされた。
芸術の方向性で衝突したカーリーとサンディーが、お互いのアイデアを組み合わせていく様子を描く。
第3シリーズ(2024 -)
当初は2シリーズ分全104話と長編2作分の契約が交わされていたが、2022年10月にはそれに加えて各26話からなる2シリーズ、長編2作が制作されることが発表され、同月よりダニエル・シェアストロムは第3シリーズに向けた執筆を開始した。またリック・サバルも長編の執筆のため製作に復帰している。
このシリーズでは、泥掃除やベーカリーカフェの開店がストーリーのテーマに含まれている。
話数 | 日本放送順 | サブタイトル | 監督 | 脚本・作詞 | 挿入歌作曲 | 初回放送日(加) | 初回放送日(日) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | What's the Buzz? | キャンベル・ブライヤー | ジョン・ロイ | ヒル・クルクティス ダムネイト・ドイル |
2024年2月3日 | ||
2 | Bells Are Ringing | トレイシー・ニコレッティ | |||||
3 | Abraca-Diesel | ピーター・ガフニー クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
ジュリー・フェーダー グラハム・ウォルシュ |
2024年2月10日 | |||
4 | Overcommitted | ベッキー・ウォンバーグ サラ・アイゼンバーグ |
|||||
5 | Sandy's Fine Mess | アダム・ビーチェン クレイグ・カーライル(作詞のみ) |
マット・ウィメット | 2024年2月17日 | |||
6 | Nia's Green Surprise | ジャヤ・ラムダス | |||||
7 | Duck Duck Whoosh! | 2024年2月24日 | |||||
8 | Choo-Choo Check In | ||||||
9 | Percy's Little Problem | 2024年2月17日 | |||||
10 | Fill-In Friend | ||||||
11 | Cake it Easy | 2024年3月2日 | |||||
12 | The Can-Do Crew | ||||||
13 | Pizza Picnic Problem | 2024年3月9日 | |||||
14 | Travels with Terence |
ジョーダン・ガーショウィッツがシリーズ構成の新たな担当となることを明かした。
ショートムービー
ショートアニメ― きかんしゃトーマスとなかまたち ―(All Engines Go Shorts/Short Story Adventures)
各エピソード2分全20話。第1シリーズ前半期の公開に合わせ、それを踏まえたエピソードや、第27話以降の前日譚となるものが、2021年9月よりYoutubeにて配信されている。また、一部はカナダにて配信に先駆けテレビ放映された。
日本では、本編のテレビ放送に先駆け、2022年11月4日より順次公開されている。
米国話数 | 日本話数 | 英語サブタイトル | 日本語サブタイトル | 公開日(米) | 公開日(日本) |
---|---|---|---|---|---|
#1 | 第2話 | Diesel's Rules | ディーゼルのルール | 2021年9月15日 | 2022年11月11日 |
#2 | 第3話 | Nia and the Ducks | ニアとカモさん | 2021年9月16日 | 2022年11月18日 |
#3 | 第4話 | Muddy Thomas | どろんこトーマス | 2021年9月23日 | 2022年11月25日 |
#4 | 第5話 | Kana and the Butterflies | カナとニアとチョウ | 2021年9月30日 | 2022年12月2日 |
#5 | 第6話 | Percy's Perfect Place | おひるねパーシー | 2021年10月7日 | 2022年12月9日 |
#6 | 第8話 | Crystal Cavern | クリスタルのどうくつ | 2021年10月14日 | 2022年12月23日 |
#7 | 第13話 | James and the Dragon | ジェームスとドラゴン | 2021年10月21日 | 2023年1月27日 |
#8 | 第7話 | Diesel's Seagull | ディーゼルとカモメのこ | 2021年10月28日 | 2022年12月16日 |
#9 | 第1話 | Thomas and the Troublesome Trucks | トーマスといたずら貨車 | 2021年11月4日 | 2022年11月4日 |
#10 | 第9話 | Surprise! | おどろきいっぱいのディーゼル | 2021年11月11日 | 2022年12月30日 |
#11 | 第10話 | Too Loud Nia | デカいおとのニア | 2021年11月18日 | 2023年1月6日 |
#12 | 第12話 | Lighthouse Disco | とうだいでダンス | 2021年11月25日 | 2023年1月20日 |
#13 | 第11話 | Horrible Hiccups | しゃっくりきかんしゃ | 2021年12月2日 | 2023年1月13日 |
#14 | 第15話 | The Big Balloon Breakout | ふうせんをつかまえろ | 2021年12月9日 | 2023年3月17日 |
#15 | 第14話 | Sandy Tidies Up | かたづけサンディー | 2021年12月16日 | 2023年2月3日 |
#16 | 第16話 | Carly and Cranky's Big Lift Off | カーリーたいクランキー | 2021年12月23日 | 2023年3月24日 |
#17 | 第17話 | Hay, Now! | ビリビリバラバラ | 2021年12月30日 | 2023年3月31日 |
#18 | 第18話 | Red Light, Green Light | あかしんごう あおしんごう | 2022年1月6日 | 2023年4月7日 |
#19 | 第19話 | Confetti Car Kerfuffle | ドタバタかみふぶき | 2022年1月13日 | 2023年4月14日 |
#20 | 第20話 | Skiff Upon the Sea | スキフのしんきろく | 2022年1月20日 | 2023年4月21日 |
ソドーカップへの道(Let's Race)
ショートムービーはこのシリーズ以降、フレーム数と声優陣、劇伴が本編とは異なったものとなる。また、一話における尺も約4分に統一された。
全4話。長編第1作のNetflix配信に併せ、2022年3月よりYoutubeにて公開されている。メインキャラクターと長編のゲストキャラクターが二人一組になり、様々な競技を勝ち進みで行うといったストーリーであり、明確な時系列が設けられている。
日本では、3月10日に劇場公開される吹替版の前日譚として、2023年2月18日より順次公開。原語版と異なり、声優陣に変更はなく、ゲスト声優もそのまま出演している。
話数 | 英語サブタイトル | 日本語サブタイトル | 公開日(米) | 公開日(日本) |
---|---|---|---|---|
#1 | The Egg Race | たまごレース | 2022年3月17日 | 2023年2月18日 |
#2 | The Bell Race | リンリンレース | 2022年3月26日 | 2023年2月24日 |
#3 | The Flag Race | はたさがしレース | 2022年4月2日 | 2023年3月3日 |
#4 | The obstacle Race | ドッジボールレース | 2022年4月9日 | 2023年3月10日 |
きかんしゃがっこう(Train School)
全6話。2022年6月より配信。ゴードンが先生となり、機関車たちに様々なことを教えたり、考えさせたりしていくストーリーとなっている。また、ショートムービーシリーズでは唯一オープニングテーマを持つものとなる。
日本語吹き替え版は2023年5月12日より配信開始。
話数 | 英語サブタイトル | 日本語サブタイトル | 公開日(米) | 公開日(日本) |
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#1 | Under the Meadow | おもいやりでまもろう | 2022年6月21日 | 2023年5月12日 |
#2 | The Magic of Patience | がまんしてまとう | 2022年6月28日 | 2023年5月19日 |
#3 | The Height of Courage | ゆうかんな きかんしゃ | 2022年7月2日 | 2023年5月26日 |
#4 | The Run Down | ペースをたもとう | 2022年7月11日 | 2023年6月2日 |
#5 | The Team-up Cleanup | チームワークのちから | 2022年7月18日 | 2023年6月9日 |
#6 | The Art of Sharing | リサイクルでアート | 2022年7月25日 | 2023年6月16日 |
All Aboard!
全5話。第2シリーズの放送に合わせ、2022年9月より配信。自閉症のブレーキ車ブルーノと各機関車とのかかわりを描く。
ストーリー原案はダニエル・シェアストロムが担当し、モニーク・モロウが脚本を執筆した。
Sodor Mystery
全3話。米国での長編第2作の展開に合わせ、2023年3月より配信。機関車たちが、それぞれの仕事で生じた謎を解き明かしていく様子を描く。終盤ではゲームコーナーが挿入されており、その影響で各話の尺は6分と長くなっている。
「ソドーカップへの道」以降のショートムービーシリーズよりもフレームレートが高くなっており、劇伴も本編に基づいたものとなっている。
日本語版スタッフ
- 翻訳:渡辺愛香
- 録音:新井保雄(-第24話、第28話)、重光秀樹(第25話以降)、江﨑貴生
- 演出:飯塚康一、島津綾乃
- 日本語版製作:ソニー・クリエイティブプロダクツ、NHKエンタープライズ、HALF H・P STUDIO
反響
日本国内においては、デザインや内容の刷新に驚きの声が挙がった。
2023年1月17日に「毎日新聞」に掲載された記事では、前シーズンまでとの違いとして、「以前は写実性やリアリティーがありましたが、新シリーズは私たちがテレビで見るアニメとよく似た印象を受けます。子どもに親しみやすく、ファンタジーあふれる作品になりました。」と説明しており、「根強いファンもいるでしょうが、主な視聴者はやはり今の子どもたちです。時代は、よりカラフルでスピーディー、元気いっぱいのトーマスを求めているのでしょうね。」と締めくくっている。
また、朝日新聞の黒田健朗は2023年1月18日のコラム「記者レビュー」の中で、番組を見た際に思わず「これ、トーマスか?」と口に出してしまったと語り、番組内で繰り広げられるドタバタ劇は『スポンジ・ボブ』のようであるともしている。
黒田はトーマスとパーシーの顔が似てしまったなど様々な不満点があるとしつつも、2歳の我が子は気にすることなく気に入っていたので、それでいいかとも述べている。
賞歴
受賞/ノミネート作品・者 | 受賞/ノミネート年 | 結果 | 賞名 | 部門 |
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めざせ!夢のチャンピオンカップ (第1シリーズ長編) |
2023年 | ノミネート | キッズスクリーン・アワード Kidscreen Awards |
プレスクール番組部門 最優秀テレビ長編賞 |
カナダ・スクリーン・アワード Canadian Screen Awards |
アニメーション部門 最優秀音響賞 | |||
おんがくはあちこちに ぎゃくにするひ (第1シリーズ 放送第7回) |
アニメーション部門 最優秀音響賞 | |||
グリー・ダンゴ (サンディー役) |
アニメーション部門 最優秀演技賞 |